JP2021015193A - ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 深度を考慮したフォーカシング制御を行うことで、画角変化の抑制や制御負荷低減することが可能なズームレンズを得ること。【解決手段】 物体側から順にズーミングのためには不動の正の屈折力の第1レンズ群、ズーミングのために移動する負の屈折力の第2レンズ群、ズーミングのために移動する少なくとも1つのレンズ群を有し、前記第1レンズ群はフォーカシング時に一部または全体が移動するフォーカス移動群を有し、焦点距離、Fナンバー、前記フォーカス移動群の位置を各々取得する取得装置、演算装置を有し、前記演算装置により前記フォーカス移動群の移動範囲を制限することを特徴とする。【選択図】 図1
Description
本発明は、ズームレンズ及びそれを有する撮像装置に関し、例えば放送用テレビカメラ、映画用カメラ、ビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、監視用カメラ、銀塩写真用カメラ等に好適なものである。
従来、放送用テレビカメラ、映画用カメラ、ビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、監視用カメラ、銀塩写真用カメラ等では、最も物体側にズーミングのためには不動でレンズ群の一部または全体でフォーカシングを行うズームレンズが知られている。
また、ピント調整するためのフォーカシングにより画角も変化することを抑制するための種々の技術が知られている(特許文献1、2)。
特許文献1では、フォーカシングに基づく画角変化をズーミングにより補正している。特許文献2では、ピントを探るウォブリング動作の像倍率変化量が所定値以上の場合にはウォブリング駆動を停止している。
前述した最も物体側のレンズ群の一部または全体でフォーカシングを行うズームレンズは、ズーミングで移動するレンズ群よりも物体側にあるため、物体までの距離とフォーカス移動群の位置が一対一で決まり制御が容易である。
しかしながら、最も物体側のレンズ群がフォーカシングで移動するため、光線の通り方の変化が大きく、フォーカシングに伴う画角変化量が大きくなり易い。
上記の特許文献1に開示されているズームレンズは、フォーカシングによる画角変化をズーミングにより補正を行っている。これにより殆どの焦点レンジにおいて画角変化は起こらないが、広角端や望遠端のような端近傍において、補正するためのズーミングの移動量がズーミング端を超える場合、補正することができない。
上記の特許文献2に開示されているズームレンズは、像倍率の変化量を目安にウォブリング駆動の動作判定を行っている。これにより画角変化は起こらないが、深度を判定基準に用いていないため、深度内であっても常に動き続け、制御の負荷が大きい。
本発明は、深度を考慮したフォーカシング制御を行うことで、画角変化の抑制や制御負荷低減することが可能なズームレンズの提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係るズームレンズは、
物体側から順にズーミングのためには不動の正の屈折力の第1レンズ群、ズーミングのために移動する負の屈折力の第2レンズ群、ズーミングのために移動する少なくとも1つのレンズ群を有し、前記第1レンズ群はフォーカシング時に一部または全体が移動するフォーカス移動群を有し、焦点距離、Fナンバー、前記フォーカス移動群の位置を各々取得する取得装置、演算装置を有し、前記演算装置により前記フォーカス移動群の移動範囲を制限することを特徴とする。
物体側から順にズーミングのためには不動の正の屈折力の第1レンズ群、ズーミングのために移動する負の屈折力の第2レンズ群、ズーミングのために移動する少なくとも1つのレンズ群を有し、前記第1レンズ群はフォーカシング時に一部または全体が移動するフォーカス移動群を有し、焦点距離、Fナンバー、前記フォーカス移動群の位置を各々取得する取得装置、演算装置を有し、前記演算装置により前記フォーカス移動群の移動範囲を制限することを特徴とする。
本発明によれば、深度を考慮したフォーカシング制御を行うことで、画角変化の抑制や制御負荷低減することが可能なズームレンズおよびそれを有する撮像装置の提供を実現できる。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明のズームレンズは、物体側から順にズーミングのためには不動の正の屈折力の第1レンズ群を有する。更にズーミングのために移動する負の屈折力の第2レンズ群、ズーミングのために移動する少なくとも1つのレンズ群を有する。そして、第1レンズ群はフォーカシング時に一部または全体が移動するフォーカス移動群を有する。
各実施例において、本発明のズームレンズは、焦点距離、Fナンバー、フォーカス移動群の位置を各々取得する取得装置、演算装置を有する。そして、演算装置の演算結果よりフォーカス移動群の移動範囲を制限することを特徴としている。
これにより、深度を考慮し必要最低限のフォーカス駆動に留めることが可能となり、画角変化の抑制や、制御負荷低減が可能となる。
以上のように各要素を設定することにより、各実施例によれば深度を考慮したフォーカシング制御を行い、画角変化の抑制や制御負荷低減されたズームレンズを得ている。
各実施例において、更に好ましくは、フォーカス移動群の位置を指示する操作装置により、制限された移動範囲外を操作装置が指示したとき、操作装置による操作を受け付けないことが良い。
これにより、図5のように点Aから制限されたフォーカス範囲外(点B)へフォーカス位置を動かすよう指示を受けたとき、点Bでフォーカスを停止する。
各実施例において、更に好ましくは、焦点距離、Fナンバーの何れかが変化し、フォーカス移動群の位置が制限された移動範囲外となるとき、制限された移動範囲内にフォーカス移動群を移動させるのが良い。
これにより、図6のようにフォーカス移動群が点Dにおり、ズーミングにより点Eのように制限された範囲外になるとき、制限された範囲に沿って点Fへフォーカス駆動する。点Fは全ての被写体距離に対しフォーカスが合っているので、フォーカス駆動指示が来てもフォーカスは停止する。また、図7のようにフォーカス移動群がフォーカス移動範囲内である点Hにおり、操作装置も点Hを示したとき、Fナンバーの変化により、フォーカスの制限範囲外となった場合には、点Gへフォーカス駆動する。
各実施例において、更に好ましくは、焦点距離、Fナンバーの何れかが変化し、フォーカス移動群の位置が制限された移動範囲内になるとき、操作装置に指示された位置へフォーカス移動群を移動させるのが良い。
これにより、図6のように、先ず、フォーカス移動群が点Dにおり、ズーミングにより点Fへフォーカス駆動する。そして、フォーカス操作装置が維持された状態で、元の位置までズーミングされたときには、点Dから点Fの制御と同様に制限された範囲に沿って点Dへフォーカス駆動する。また、図7のように、先ず、フォーカス移動群が点Hにおり、Fナンバーの変化によりフォーカス移動範囲外点なため点Gへフォーカス駆動する。そして、Fナンバーの変化により再びフォーカス移動範囲内になったとき、点Hへフォーカス駆動する。
こうして、制限範囲内でのスムーズなフォーカス操作に繋げることが可能となる。
各実施例において、更に好ましくは、焦点距離をf、FナンバーをFno、許容錯乱円をδ、フォーカス移動群の最至近の被写体距離をMOD、フォーカス移動群の移動範囲の至近側の物体距離をL1、無限側の物体距離をL2とする。
このとき、
0.5<(MOD×(f2+δ×Fno×L1))/(δ×Fno×L12)<2.0
・・・(1)
0.5<(L2×δ×Fno)/f2<2.0 ・・・(2)
なる条件式を満足するのが良い。
このとき、
0.5<(MOD×(f2+δ×Fno×L1))/(δ×Fno×L12)<2.0
・・・(1)
0.5<(L2×δ×Fno)/f2<2.0 ・・・(2)
なる条件式を満足するのが良い。
条件式(1)と(2)は、フォーカス移動群の移動範囲を規定している。条件式(1)は前方被写界深度と被写体距離の関係式である。
前方被写界深度は、被写体距離Lに対し、
(δ×Fno×L2)/(f2+δ×Fno×L) ・・・(3)
で求められることが知られており、式(3)と最至近の被写体距離から、至近側の移動範囲を適切に規定している。
前方被写界深度は、被写体距離Lに対し、
(δ×Fno×L2)/(f2+δ×Fno×L) ・・・(3)
で求められることが知られており、式(3)と最至近の被写体距離から、至近側の移動範囲を適切に規定している。
条件式(2)は過焦点距離と被写体距離の関係式である。
過焦点距離は、被写体距離Lに対し、
f2/(L×δ×Fno) ・・・(4)
で求められることが知られており、被写体距離Lにフォーカスを合わせると、後方被写界深度が無限遠と等しくなる。式(4)を用いて、無限側の移動範囲を適切に規定している。
フォーカス移動群を被写体距離L1からL2に相当する範囲で移動させることで、必要最低限のフォーカス駆動に留めることが可能となる。
過焦点距離は、被写体距離Lに対し、
f2/(L×δ×Fno) ・・・(4)
で求められることが知られており、被写体距離Lにフォーカスを合わせると、後方被写界深度が無限遠と等しくなる。式(4)を用いて、無限側の移動範囲を適切に規定している。
フォーカス移動群を被写体距離L1からL2に相当する範囲で移動させることで、必要最低限のフォーカス駆動に留めることが可能となる。
条件式(1)の上限および、条件式(2)の下限を超えると、深度から外れてしまい映像が暈けてしまう。条件式(1)の下限および、条件式(2)の上限を超えると、深度に対し必要以上にフォーカスを駆動させるため、画角変化の増大や、制御負荷の増大に繋がる。
各実施例において、更に好ましくは、演算結果よりフォーカス移動群の移動量は、深度を考慮し、深度から外れない最少の移動量を取るのが良い。
これにより、図8のようにフォーカス移動群が点Iにおり、フォーカス操作装置が点Jを示したとき、点Jが後方被写界深度に含まれる点Kまでしかフォーカス駆動しない。そのため、微小なフォーカス変化等ではフォーカス駆動をさせないため、更なるフォーカス駆動量の低減が可能である。
各実施例において、更に好ましくは、フォーカス移動群の位置に相当する被写体距離をobj、操作装置により指示された被写体距離をsとする。
このとき、
|s|>|obj|のとき
0.5<(obj×(f2+δ×Fno×s))/(δ×Fno×s2)≦1.0
・・・(5)
|s|<|obj|のとき
1.0≦(obj×(f2−δ×Fno×s))/(δ×Fno×s2)<2.0
・・・(6)
なる条件式を満足するとき、フォーカスを停止するのが良い。
このとき、
|s|>|obj|のとき
0.5<(obj×(f2+δ×Fno×s))/(δ×Fno×s2)≦1.0
・・・(5)
|s|<|obj|のとき
1.0≦(obj×(f2−δ×Fno×s))/(δ×Fno×s2)<2.0
・・・(6)
なる条件式を満足するとき、フォーカスを停止するのが良い。
条件式(5)と(6)は、フォーカス移動群の駆動の有無を規定している。条件式(5)は前方被写界深度と被写体距離の関係式である。条件式(6)は後方被写界深度と被写体距離の関係式である。
後方被写界深度は、被写体距離Lに対し、
(δ×Fno×L2)/(f2−δ×Fno×L) ・・・(7)
で求められることが知られており、式(3)と式(7)を用いて、至近側と無限側の駆動有無を適切に規定している。これにより必要最低限のフォーカス駆動に留めることが可能となる。
(δ×Fno×L2)/(f2−δ×Fno×L) ・・・(7)
で求められることが知られており、式(3)と式(7)を用いて、至近側と無限側の駆動有無を適切に規定している。これにより必要最低限のフォーカス駆動に留めることが可能となる。
条件式(5)の上限および、条件式(6)の下限を超えると、深度から外れてしまい映像が暈けてしまう。条件式(5)の下限および、条件式(6)の上限を超えると、深度に対し必要以上にフォーカスを駆動させるため、画角変化の増大や、制御負荷の増大に繋がる。
更に好ましくは条件式(1)(2)および(5)(6)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
0.9<(MOD×(f2+δ×Fno×L1))/(δ×Fno×L12)<1.1
・・・(1a)
0.9<(L2×δ×Fno)/f2<1.1 ・・・(2a)
|s|>|obj|のとき
0.9<(obj×(f2+δ×Fno×s))/(δ×Fno×s2)≦1.0
・・・(5a)
|s|<|obj|のとき
1.0≦(obj×(f2−δ×Fno×s))/(δ×Fno×s2)<1.1
・・・(6a)
次に各実施例の構成と制御フローについて説明する。
0.9<(MOD×(f2+δ×Fno×L1))/(δ×Fno×L12)<1.1
・・・(1a)
0.9<(L2×δ×Fno)/f2<1.1 ・・・(2a)
|s|>|obj|のとき
0.9<(obj×(f2+δ×Fno×s))/(δ×Fno×s2)≦1.0
・・・(5a)
|s|<|obj|のとき
1.0≦(obj×(f2−δ×Fno×s))/(δ×Fno×s2)<1.1
・・・(6a)
次に各実施例の構成と制御フローについて説明する。
図1は実施例1に関わるズームレンズの要部構成図である。
100はズームレンズである。200はカメラである。ズームレンズ100はカメラ200に対して着脱可能となっている。ズームレンズ100は第1レンズ群UF、変倍部UZ、開口絞りUIを有している。第1レンズ群UFは合焦用レンズ群が含まれている。
102〜104はフォーカス、ズーム、開口絞りの各種取得装置であり、エンコーダやポテンショメータ、あるいはフォトセンサ等の検出器である。カメラ200において、Sはズームレンズ100によって形成された被写体像を受光するCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)である。
また、105はフォーカス駆動装置であり、106はフォーカスの位置を操作するための操作装置である。そして、110はズームレンズ100の各種の駆動を制御するCPUである。
図2は実施例1に関わるフローチャートである。
ステップ10からスタートする。先ず、フォーカス、ズーム、開口絞りの各種パラメータを102〜104の各種取得装置が読み込み、CPU110へ送信する(ステップ11)。次にCPU110にて深度を考慮し、フォーカスの駆動範囲を算出する(ステップ12)。次にフォーカス駆動範囲と現在のフォーカス位置の比較を行う(ステップ13)。深度外の場合、ステップ14〜16へ進む(ステップ14〜16)。フォーカス操作により駆動範囲外となるときは図5のようにフォーカス範囲内で駆動を停止する(ステップ18)。ズーミングにより駆動範囲外となるときは図6のようにフォーカス駆動する(ステップ19)。絞り制御により駆動範囲外となるときは図7のようにフォーカス駆動する(ステップ20)。そして、ステップ11へ戻る。
一方、駆動範囲内のときはフォーカス操作装置に従いフォーカス駆動する(ステップ17)。そして、同様にステップ11へ戻る。
図3は実施例2に関わるズームレンズの要部構成図である。
実施例1と異なるのは、テーブル記憶部107を有することと、フォーカス操作装置をレンズが有することである。表1はメモリテーブルの一例であり、一つのFナンバーに対し、各焦点距離(1行目)に相当する過焦点距離(2行目)と、最至近が前方被写界深度に含まれる最も遠い距離(3行目)を示している。よって、異なるFナンバーについても同様のテーブルを持っている。
図4は実施例3に関わるフローチャートである。
ステップ30からスタートする。先ず、フォーカス、ズーム、開口絞りの各種パラメータを102〜104の各種取得装置が読み込み、CPU110へ送信する。そして、テーブル記憶部107から焦点距離、Fナンバーに対するフォーカス駆動範囲のテーブルデータを読み込み、CPU110へ送信する(ステップ31)。次にCPU110にて深度を考慮し、フォーカスの駆動範囲を算出する(ステップ32)。次にフォーカス駆動範囲と現在のフォーカス位置の比較を行う(ステップ33)。深度外の場合、ステップ34〜36へ進む(ステップ14〜16)。フォーカス操作により駆動範囲外となるときは図5のようにフォーカス範囲内で駆動を停止する(ステップ38)。ズーミングにより駆動範囲外となるときは図6のようにフォーカス駆動する(ステップ39)。絞り制御により駆動範囲外となるときは図7のようにフォーカス駆動する(ステップ40)。そして、ステップ31へ戻る。
一方、駆動範囲内のときはCPU110にて、現在のフォーカス位置における前方、後方被写界深度を算出する(ステップ37)。次に現在のフォーカス位置とフォーカス操作装置の示す位置の比較を行う(ステップ41)。深度内の場合、フォーカス駆動を停止する(ステップ42)。そして、ステップ31へ戻る。
一方、深度外の場合、深度内に入るまで、フォーカス操作装置の指示に従い、フォーカス駆動を行う(ステップ43)。そして、ステップ31へ戻る。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
100 ズームレンズ、UF 第1レンズ群、UZ 変倍部、UI 開口絞り
Claims (8)
- 物体側から順にズーミングのためには不動の正の屈折力の第1レンズ群、ズーミングのために移動する負の屈折力の第2レンズ群、ズーミングのために移動する少なくとも1つのレンズ群を有し、前記第1レンズ群はフォーカシング時に一部または全体が移動するフォーカス移動群を有し、焦点距離、Fナンバー、前記フォーカス移動群の位置を各々取得する取得装置、演算装置を有し、前記演算装置により前記フォーカス移動群の移動範囲を制限することを特徴とするズームレンズ。
- 前記フォーカス移動群の位置を指示する操作装置により、前記制限された移動範囲外を前記操作装置が指示したとき、前記操作装置による操作を受け付けないことを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
- 前記焦点距離、前記Fナンバーの何れかが変化し、前記フォーカス移動群の位置が前記制限された移動範囲外となるとき、前記制限された移動範囲内にフォーカス移動群を移動させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のズームレンズ。
- 前記焦点距離、前記Fナンバー、前記フォーカス移動群の位置の何れかが変化し、前記フォーカス移動群の位置が前記制限された移動範囲内となるとき、前記操作装置に指示された位置へ前記フォーカス移動群を移動させることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載のズームレンズ。
- 前記焦点距離をf、前記FナンバーをFno、許容錯乱円をδ、前記フォーカス移動群の最至近の被写体距離をMOD、前記フォーカス移動群の移動範囲の至近側の物体距離をL1、無限側の物体距離をL2としたとき、
0.5<(MOD×(f2+δ×Fno×L1))/(δ×Fno×L12)<1.5
0.5<(L2×δ×Fno)/f2<1.5
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載のズームレンズ。 - 前記演算結果より前記フォーカス移動群の移動量は、深度を考慮し、深度から外れない最少の移動量を取ることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか一項に記載のズームレンズ。
- 前記フォーカス移動群の位置に相当する被写体距離をobj、前記操作装置により指示された被写体距離をsとし、
|s|>|obj|のとき
0.5<(obj×(f2+δ×Fno×s))/(δ×Fno×s2)≦1.0
|s|<|obj|のとき
1.0≦(obj×(f2−δ×Fno×s))/(δ×Fno×s2)<2.0
なる条件式を満足するとき、フォーカスを停止することを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載のズームレンズ。 - 請求項1乃至請求項7の何れか一項に記載のズームレンズと固体撮像素子を有することを特徴とする撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019129692A JP2021015193A (ja) | 2019-07-12 | 2019-07-12 | ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019129692A JP2021015193A (ja) | 2019-07-12 | 2019-07-12 | ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 |
Publications (1)
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---|---|
JP2021015193A true JP2021015193A (ja) | 2021-02-12 |
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ID=74530542
Family Applications (1)
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JP2019129692A Pending JP2021015193A (ja) | 2019-07-12 | 2019-07-12 | ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 |
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RD01 | Notification of change of attorney |
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