JP2021014362A - 固定部材及び固定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロープの始端部側がばらけるのを防ぐため、ロープの始端部を容易かつ適切に固定することができる固定部材を提供する。【解決手段】固定部材1は、ドラムに巻き取られたロープの始端部をこの始端部と並列に配置されている1又は複数の並置部と一体的に固定可能である。固定部材1は、始端部及び1又は複数の並置部を支持可能な第1支持片2を有するとよい。第1支持片2が、始端部及び1又は複数の並置部の少なくとも1つと当接する弾性部材を有するとよい。【選択図】図1

Description

本発明は、固定部材及び固定方法に関する。
クレーン等の建設機械では、荷の巻き上げ及び巻き下げ用のロープを巻き取るウインチドラムが装備されている。このウインチドラムでは、荷の巻き上げ及び巻き下げ時にロープに大きな張力が加えられる。そのため、このウインチドラムでは、ロープのウインチドラムに巻き付けられる側の端部(終端部)を固定可能な構成が採用されている。
また、このウインチドラムには、ロープの終端部と反対側の端部(始端部)を固定するための固定部材が設けられることがある。この固定部材としては、ウインチドラムの胴部の軸方向の中心部の径方向外側でこの胴部と離間して対向配置されるものが公知である(特開2016−210542号公報参照)。
特開2016−210542号公報
しかしながら、上記公報に記載されている固定部材によると、胴部に完全に巻き取られた状態でロープの始端部が胴部の軸方向の中心部から軸方向に離れている場合、ロープの始端部を固定部材側に無理に曲げなければならなくなる。その結果、この固定部材によると、ロープの始端部側がばらけるおそれがある。なお、ロープの始端部をフランジ部側で固定することも考えられるが、この構成によっても、上記公報に記載の固定部材と同様に、胴部に完全に巻き取られた状態でロープの始端部の位置がフランジ部から離れている場合にはロープの始端部側がばらけるおそれがある。
さらに、ドラムの一対のフランジ部間にカバーを架け渡すことで始端部の移動を制御することも考えられる。しかしながら、このような方法によっては、始端部を十分に固定できず、ドラムの回転時等に、ロープの始端側が意図せずばらけたりほどけたりするおそれがある。
上記不都合に鑑みて、本発明は、ロープの始端部を容易かつ適切に固定することができる固定部材及び固定方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた本発明の一態様に係る固定部材は、ドラムに巻き取られたロープの始端部をこの始端部と並列に配置されている1又は複数の並置部と一体的に固定可能である。
上記課題を解決するためになされた本発明の他の一態様に係る固定方法は、ドラムに巻き取られたロープの始端部をこの始端部と並列に配置される1又は複数の並置部と一体的に固定する工程を備える。
本発明の一態様に係る固定部材及び本発明の他の一態様に係る固定方法は、ロープの始端部を容易かつ適切に固定することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る固定部材を示す模式的斜視図である。 図2は、図1の固定部材でウインチドラムに巻き取られたロープの始端部を固定した状態を示す模式図である。 図3は、図1の固定部材によるロープの始端部の固定状態を示す図2におけるA−A線断面図である。 図4は、図1の固定部材とは異なる形態に係る固定部材によるロープの始端部の固定状態を示す図3に対応する模式的断面図である。 図5は、図1及び図4の固定部材とは異なる形態に係る固定部材によるロープの始端部の固定状態を示す図3に対応する模式的断面図である。 図6は、図1、図4及び図5の固定部材とは異なる形態に係る固定部材によるロープの始端部の固定状態を示す図3に対応する模式的断面図である。 図7は、図1、図4〜図6の固定部材とは異なる形態に係る固定部材によるロープの始端部の固定状態を示す図3に対応する模式的断面図である。 図8は、図1、図4〜図7の固定部材とは異なる形態に係る固定部材によるロープの始端部の固定状態を示す図3に対応する模式的断面図である。 図9は、図1、図4〜図8の固定部材とは異なる形態に係る固定部材によるロープの始端部の固定状態を示す図3に対応する模式的断面図である。
[本発明の実施形態の説明]
上記課題を解決するためになされた本発明の一態様に係る固定部材は、ドラムに巻き取られたロープの始端部をこの始端部と並列に配置されている1又は複数の並置部と一体的に固定可能である。
当該固定部材は、ロープの始端部をこの始端部と並列に配置されている1又は複数の並置部と一体的に固定することで、ドラムに巻き取られた状態での始端部の位置にかかわらず、この始端部を容易かつ適切に固定することができる。
当該固定部材は、上記始端部及び1又は複数の並置部を支持可能な第1支持片を有するとよい。このように、上記始端部及び1又は複数の並置部を支持可能な第1支持片を有することによって、上記始端部を上記1又は複数の並置部と並列に配置された状態で容易に固定することができる。
上記第1支持片が、上記始端部及び1又は複数の並置部の少なくとも1つと当接する弾性部材を有するとよい。このように、上記第1支持片が、上記始端部及び1又は複数の並置部の少なくとも1つと当接する弾性部材を有することで、上記始端部及び1又は複数の並置部と上記第1支持片とを確実に当接させ、上記始端部を容易かつ確実に固定することができる。
当該固定部材は、上記第1支持片に装着され、上記始端部及び1又は複数の並置部の少なくとも1つを押圧可能な1又は複数の押圧ボルトを有するとよい。このように、上記第1支持片に装着され、上記始端部及び1又は複数の並置部の少なくとも1つを押圧可能な1又は複数の押圧ボルトを有することで、上記始端部及び1又は複数の並置部と上記第1支持片との間に隙間がある場合でも、上記押圧ボルトをこの隙間に突出させることで、上記始端部及び1又は複数の並置部を上記押圧ボルトで押圧し、上記始端部を容易かつ確実に固定することができる。
上記第1支持片が、上記始端部及び1又は複数の並置部と対向するマグネット部を有するとよい。このように、上記第1支持片が、上記始端部及び1又は複数の並置部と対向するマグネット部を有することによって、上記始端部を上記1又は複数の並置部と並列に配置された状態でより容易に固定することができる。
当該固定部材は、上記第1支持片との間に上記始端部及び1又は複数の並置部を挟持可能な第2支持片をさらに有するとよい。このように、上記第1支持片との間に上記始端部及び1又は複数の並置部を挟持可能な第2支持片をさらに有することによって、上記始端部を上記1又は複数の並置部と並列に配置された状態で容易かつ確実に固定することができる。
上記課題を解決するためになされた本発明の他の一態様に係る固定方法は、ドラムに巻き取られたロープの始端部をこの始端部と並列に配置される1又は複数の並置部と一体的に固定する工程を備える。
当該固定方法は、ドラムに巻き取られた状態での始端部の位置にかかわらず、この始端部を容易かつ適切に固定することができる。
[本発明の実施形態の詳細]
以下、適宜図面を参照しつつ、本発明の実施の形態を詳説する。
[第一実施形態]
<固定部材>
図1の固定部材1は、図2に示すように、ドラムDに巻き取られたロープXの始端部(ドラムDに巻き付けられる側と反対側の端部)X1をこの始端部X1と並列に配置されている1又は複数の並置部(図2では2つの並置部Y1,Y2を例示)と一体的に固定可能である。
ドラムDとしては、典型的には建設機械に備えられるウインチドラムが挙げられる。このウインチドラムは、例えばクレーンに装備され、荷の巻き上げ及び巻き下げ用のロープXの巻き取り及び繰り出しに用いられる。ドラムDは、外周面にロープXが巻回される筒状の胴部(不図示)を有している。この胴部の外周面は、平滑であってもよく、ロープXを並列に整列した状態で巻き付けるための溝を有していてもよい。ロープXは、この溝に嵌まり込むように巻き取られることで、上記胴部の外周面側に多層に、かつ各層において並列に整列した状態で巻き取られる。建設機械の作業時等において、ロープXの始端部X1は例えばフック(不図示)に接続されている。当該固定部材1は、例えばこのフックを始端部X1から取り外したうえでロープXをドラムDに巻き取る際に使用される。ロープXとしては、建設機械で使用される種々のロープが挙げられ、例えば複数の金属線を撚り合わせたワイヤロープ、複数の繊維を撚り合わせた繊維ロープ等が挙げられる。
当該固定部材1は、始端部X1及び並置部Y1,Y2を支持可能な第1支持片2を有する。また、当該固定部材1は、第1支持片2との間に始端部X1及び並置部Y1,Y2を挟持可能な第2支持片3を有する。第1支持片2及び第2支持片3は、始端部X1及び並置部Y1,Y2を並列に配置された状態を保持しつつ両側から挟み込み可能に構成される。より詳しくは、第1支持片2及び第2支持片3は、始端部X1、及びこの始端部X1と同じ階層で横並びに配置される並置部Y1,Y2を並列に整列した状態で内外方向(ドラムDの胴部の径方向の両側)から挟み込み可能に構成される。第1支持片2及び第2支持片3は、始端部X1及び並置部Y1,Y2と平行に延びる支持軸4によって、始端部X1及び並置部Y1,Y2の並列方向の一方で回転可能に接続されている。また、第1支持片2及び第2支持片3は、支持軸4と反対側の端部に互いに重なり合う鍔部2b,3bを有する。図3に示すように、これらの鍔部2b,3bは互いに重なり合った状態で同軸に配置される孔2c,3cを有する。第1支持片2及び第2支持片3は、孔2c,3cを貫通したボルト5の締め付けによって始端部X1及び並置部Y1,Y2を挟みこんだ状態で互いに固定される。ボルト5は、孔3cに締結されてもよく、孔2c,3cを貫通した状態でナットと締結されてもよい。ボルト5と孔3cとが締結される場合、孔3cの内周面にはねじ溝が形成される。一方、ボルト5とナットとが締結される場合、孔2c,3cにはねじ溝は形成されていなくてもよい。
(第1支持片)
第1支持片2は板状である。第1支持片2は剛性を有する(つまり、第1支持片2は可撓性を有しない)。第1支持片2は、始端部X1及び並置部Y1,Y2をドラムDの胴部の径方向外側から支持する。第1支持片2は、板状であることで、始端部X1及び並置部Y1,Y2をその軸方向の広い範囲で支持できる。なお、「板状」とは、厚さが、この厚さに垂直な寸法に比して小さいことをいい、湾曲した形状を含む。
第1支持片2は、始端部X1及び並置部Y1,Y2を支持する支持部2aと、この支持部2aに連続して設けられる上述の鍔部2bとを有する。
支持部2aは、平面視略矩形状である。より詳しくは、支持部2aは、平面視で、始端部X1及び並置部Y1,Y2の軸方向と平行な2辺、並びにこの2辺と直交する他の2辺を有する略長方形状である。
支持部2aは、始端部X1及び並置部Y1,Y2と対向する内面2dを有する。内面2dは、始端部X1及び並置部Y1,Y2が並列に配置された状態で嵌まり込むよう、1方向に延在する始端部X1及び並置部Y1,Y2と同数の溝2eを有する。支持部2aは、始端部X1及び並置部Y1,Y2をドラムDの胴部に沿う湾曲状態で維持できるよう、溝2eの延在方向に沿ってアーチ状に湾曲していてもよい。
支持部2aの平均長さ(溝2eが延在する方向の平均長さ)Lは、始端部X1及び並置部Y1,Y2を固定できる限り特に限定されるものではない。支持部2aの平均長さLの下限としては、例えば3cmが好ましく、5cmがより好ましい。一方、上記平均長さLの上限としては、例えば15cmが好ましく、10cmがより好ましい。上記平均長さLが上記下限以上である場合、始端部X1及び並置部Y1,Y2をその軸方向に広い領域で支持しやすく、固定状態における始端部X1の緩みを抑制しやすい。一方、上記平均長さLが上記上限を超えると、支持部2aの長さ方向の曲率等の調節が容易でなくなるおそれがある。なお、「支持部の平均長さL」とは、平面視で始端部及び並置部の中心軸と重なり合う部分の長さの平均値をいう。
(第2支持片)
第2支持片3は、始端部X1及び並置部Y1,Y2を支持する支持部3aと、この支持部3aに連続して設けられる上述の鍔部3bとを有する。
支持部3aは、平面視略矩形状である。より詳しくは、支持部3aは、平面視で、始端部X1及び並置部Y1,Y2の軸方向と平行な2辺、並びにこの2辺と直交する他の2辺を有する略長方形状である。
支持部3aは、始端部X1及び並置部Y1,Y2と対向する内面3dを有する。内面3dは、始端部X1及び並置部Y1,Y2を挟んで第1支持片2の内面2dと対向する。内面3dは、始端部X1及び並置部Y1,Y2が並列に配置された状態で嵌まり込むよう、長さ方向に延在する始端部X1及び並置部Y1,Y2と同数の溝3eを有する。支持部3aは、始端部X1及び並置部Y1,Y2をドラムDの胴部に沿う湾曲状態で維持できるよう、溝3eの延在方向に沿ってアーチ状に湾曲していてもよい。
支持部3aの平均長さとしては、第1支持片2の支持部2aの平均長さLと同様とすることができる。
<利点>
当該固定部材1は、ロープXの始端部X1をこの始端部X1と並列に配置されている並置部Y1,Y2と一体的に固定することができるので、ドラムDに巻き取られた状態での始端部X1の位置にかかわらず、この始端部X1を容易かつ適切に固定することができる。当該固定部材1は、例えば2つのロープを別々に巻き取り可能なダブルドラムにおいて、一方のロープの始端部を容易に固定することができる。
当該固定部材1は、第1支持片2及び第2支持片3を有するので、始端部X1を並置部Y1,Y2と並列に配置された状態で容易かつ確実に固定することができる。
<固定方法>
次に、図2及び図3を参照して、本発明の一態様に係る固定方法について説明する。当該固定方法は、ドラムDに巻き取られたロープXの始端部X1をこの始端部X1と並列に配置される1又は複数の並置部(図2及び図3では2つの並置部Y1,Y2を例示)と一体的に固定する工程(固定工程)を備える。
(固定工程)
上記固定工程では、まず始端部X1及び並置部Y1,Y2が巻き取られる前に、始端部X1及び並置部Y1,Y2の巻き取り予定位置に第2支持片3を設置する。換言すると、上記固定工程では、始端部X1及び並置部Y1,Y2がドラムDの胴部側から数えてn層目に巻き取られる場合、n−1層目のロープX上における始端部X1及び並置部Y1,Y2が巻き取られる予定位置に第2支持片3を設置する。
次に、上記固定工程では、ドラムDを回転させ、設置した第2支持片3の内面3dの溝3eに嵌まり込むように並置部Y2、並置部Y1及び始端部X1をこの順で巻き取る。
続いて、上記固定工程では、始端部X1までの巻き取りが終わった後、始端部X1及び並置部Y1,Y2に第1支持片2を被せ、第1支持片2及び第2支持片3の鍔部2b,3b同士をボルト5で固定する。これにより、ロープXの始端部X1を並置部Y1,Y2を並列に配置された状態で固定できる。
<利点>
当該固定方法は、ドラムDに巻き取られた状態での始端部X1の位置にかかわらず、この始端部X1を容易かつ適切に固定することができる。
[第二実施形態]
<固定部材>
図4の固定部材11は、ドラムに巻き取られたロープの始端部X1をこの始端部X1と並列に配置されている1又は複数の並置部(図4では2つの並置部Y1,Y2を例示)と一体的に固定可能である。図4の固定部材11は、図1の固定部材1に代えて用いられる。
当該固定部材11は、始端部X1及び並置部Y1,Y2を支持可能な第1支持片12を有する。また、当該固定部材11は、第1支持片12との間に始端部X1及び並置部Y1,Y2を挟持可能な第2支持片13を有する。第1支持片12及び第2支持片13は、始端部X1及び並置部Y1,Y2を並列に配置された状態を保持しつつ両側から挟み込み可能に構成される。より詳しくは、第1支持片12及び第2支持片13は、始端部X1、及びこの始端部X1と同じ階層で横並びに配置される並置部Y1,Y2を並列に整列した状態で内外方向(ドラムの胴部の径方向の両側)から挟み込み可能に構成される。
(第1支持片)
第1支持片12は、始端部X1及び並置部Y1,Y2の少なくとも1つと当接する弾性部材15を有する。より詳しくは、第1支持片12は、本体14と、この本体14に積層される弾性部材15とを有する。
本体14は板状である。本体14は剛性を有する(つまり、本体14は可撓性を有しない)。本体14は、始端部X1及び並置部Y1,Y2を支持する支持部14aと、この支持部14aの両側(始端部X1及び並置部Y1,Y2の並列方向における両側)に設けられる一対の鍔部14bとを有する。支持部14aは、始端部X1及び並置部Y1,Y2をドラムの胴部の径方向外側から支持する。一対の鍔部14bは、厚さ方向に貫通する孔14cを有する。
本体14は、平面視略矩形状である。より詳しくは、本体14は、平面視で、始端部X1及び並置部Y1,Y2の軸方向と平行な2辺、並びにこの2辺と直交する他の2辺を有する略長方形状である。
本体14は、始端部X1及び並置部Y1,Y2と対向する内面14dを有する。本体14は、始端部X1及び並置部Y1,Y2をドラムの胴部に沿う湾曲状態で維持できるよう、アーチ状に湾曲していてもよい。
本体14の平均長さとしては、図1の第1支持片2の支持部2aの平均長さLと同様とすることができる。
弾性部材15は、本体14の内面14dに取り付けられている。弾性部材15は、接着等によって本体14の内面14dに全面的又は部分的に固定されていてもよく、本体14の内面14dに固定されていなくてもよい。弾性部材15は、始端部X1及び並置部Y1,Y2と本体14との間に介在して、その反発力によって始端部X1及び並置部Y1,Y2を本体14の反対側(第2支持片13側)に押圧する。弾性部材15は、少なくとも始端部X1及び並置部Y1,Y2のそれぞれと対向する領域に配置されていることが好ましく、本体の内面14dの幅方向(始端部X1及び並置部Y1,Y2の並列方向)の全域に亘って積層されていることがより好ましい。また、弾性部材15は、本体14の長さ方向の両端部に亘って積層されていることが好ましい。これにより、第1支持片12は、弾性部材15を介して始端部X1及び並置部Y1,Y2を広範囲で押圧しやすい。
弾性部材15の材質としては、適度な反発力を有するものであれば特に限定されるものではなく、例えば合成樹脂、エラストマー等が挙げられる。また、弾性部材15の材質としては、銅等の比較的弾性の大きい金属を用いることも可能である。
(第2支持片)
第2支持片13は板状である。第2支持片13は剛性を有する。第2支持片13は、始端部X1及び並置部Y1,Y2を支持する支持部13aと、この支持部13aの両側(始端部X1及び並置部Y1,Y2の並列方向における両側)に設けられる一対の鍔部13bとを有する。第2支持片13は、始端部X1及び並置部Y1,Y2をドラムの胴部の径方向内側から支持する。一対の鍔部13bは、第1支持片12と第2支持片13とで始端部X1及び並置部Y1,Y2を挟みこんだ状態で第1支持片12の一対の鍔部14bと重なり合う。一対の鍔部13bは、厚さ方向に貫通し、第1支持片12の孔14cと同軸に配置される孔13cを有する。第1支持片12及び第2支持片13は、孔13c,14cを貫通したボルト16によって互いに固定される。ボルト16は、孔13cに締結されてもよく、孔13c,14cを貫通した状態でナットと締結されてもよい。
支持部13aは、平面視略矩形状である。より詳しくは、支持部13aは、平面視で、始端部X1及び並置部Y1,Y2の軸方向と平行な2辺、並びにこの2辺と直交する他の2辺を有する略長方形状である。
支持部13aは、始端部X1及び並置部Y1,Y2と対向する内面13dを有する。内面3dは、始端部X1及び並置部Y1,Y2を挟んで第1支持片12の弾性部材15と対向する。内面13dは、始端部X1及び並置部Y1,Y2が並列に配置された状態で嵌まり込むよう、長さ方向に延在する始端部X1及び並置部Y1,Y2と同数の溝13eを有する。支持部13aは、始端部X1及び並置部Y1,Y2をドラムの胴部に沿う湾曲状態で維持できるよう、溝13eの延在方向に沿ってアーチ状に湾曲していてもよい。
支持部13aの平均長さとしては、図1の第1支持片2の支持部2aの平均長さLと同様とすることができる。
<利点>
当該固定部材11は、第1支持片12が弾性部材15を有するので、本体14と始端部X1及び並置部Y1,Y2との隙間を弾性部材15によって埋め、始端部X1及び並置部Y1,Y2と第1支持片12とを確実に当接させることができる。その結果、当該固定部材11は、始端部X1を容易かつ確実に固定することができる。また、当該固定部材11は、弾性部材15の反発力を利用して始端部X1及び並置部Y1,Y2を第1支持片12と第2支持片13との間に固定できるので、第1支持片12と第2支持片13との間の間隔を始端部X1及び並置部Y1,Y2の径に合わせて設計することを要しない。そのため、当該固定部材11は、使用や設計誤差に起因してロープの径が所望の値と相違した場合でも始端部X1を適切に固定することができる。
<固定方法>
当該固定部材11は、図1の固定部材1と同様に、ドラムに巻き付けられたロープの始端部をこの始端部と並列に配置される1又は複数の並置部と一体的に固定する工程を備える固定方法に用いることができる。
[第三実施形態]
<固定部材>
図5の固定部材21は、ドラムに巻き取られたロープの始端部X1をこの始端部X1と並列に配置されている1又は複数の並置部(図5では2つの並置部Y1,Y2を例示)と一体的に固定可能である。図5の固定部材21は、図1の固定部材1に代えて用いられる。
当該固定部材21は、始端部X1及び並置部Y1,Y2を支持可能な第1支持片22を有する。また、当該固定部材21は、第1支持片22との間に始端部X1及び並置部Y1,Y2を挟持可能な第2支持片13を有する。第1支持片22及び第2支持片13は、始端部X1及び並置部Y1,Y2を並列に配置された状態を保持しつつ両側から挟み込み可能に構成される。より詳しくは、第1支持片22及び第2支持片13は、始端部X1、及びこの始端部X1と同じ階層で横並びに配置される並置部Y1,Y2を並列に整列した状態で内外方向(ドラムの胴部の径方向の両側)から挟み込み可能に構成される。第2支持片13としては、図4の固定部材11の第2支持片13と同様のため、同一符号を付して説明を省略する。また、第1支持片22は、厚さ方向を貫通する1又は複数のねじ穴(図5では3つのねじ穴22a)を有する以外、図4の第1支持片12の本体14と同様の構成とすることができる。
当該固定部材21は、第1支持片22に装着され、始端部X1及び並置部Y1,Y2の少なくとも1つを押圧可能な1又は複数の押圧ボルト(図5では3つの押圧ボルト27)を有する。
各押圧ボルト27は、第1支持片22のねじ穴22aにねじ込まれている。押圧ボルト27は、その軸部の先端が第1支持片22の内面22d側に突出している。3つの押圧ボルト27は、始端部X1を押圧できる位置に配置されることが好ましく、始端部X1及び並置部Y1,Y2をいずれも押圧できる位置に配置されることがより好ましい。
3つの押圧ボルト27は、軸部の先端で始端部X1及び並置部Y1,Y2を第2支持片13側に押圧可能に構成される。当該固定部材21は、押圧ボルト27と第2支持片13の溝13eとの間に始端部X1及び並置部Y1,Y2を挟みこむことで始端部X1及び並置部Y1,Y2を第1支持片22と第2支持片13との間に固定可能である。
<利点>
当該固定部材21は、第1支持片22と始端部X1及び並置部Y1,Y2との間に隙間を有する場合でも、押圧ボルト27をこの隙間に突出させることで、始端部X1及び並置部Y1,Y2と押圧ボルト27とを当接させ、始端部X1を容易かつ確実に固定することができる。また、当該固定部材21は、押圧ボルト27の突出長さを調節することで始端部X1及び並置部Y1,Y2を第1支持片22と第2支持片13との間に固定できるので、第1支持片22と第2支持片13との間の間隔を始端部X1及び並置部Y1,Y2の径に合わせて設計することを要しない。そのため、当該固定部材21は、使用や設計誤差に起因してロープの径が所望の値と相違した場合でも始端部X1を適切に固定することができる。
<固定方法>
当該固定部材21は、図1の固定部材1と同様に、ドラムに巻き付けられたロープの始端部をこの始端部と並列に配置される1又は複数の並置部と一体的に固定する工程を備える固定方法に用いることができる。
[第四実施形態]
<固定部材>
図6の固定部材31は、ドラムに巻き取られたロープの始端部X1をこの始端部X1と並列に配置されている1又は複数の並置部(図6では2つの並置部Y1,Y2を例示)と一体的に固定可能である。図6の固定部材31は、図1の固定部材1に代えて用いられる。
当該固定部材31は、始端部X1及び並置部Y1,Y2を支持可能な第1支持片32を有する。また、当該固定部材31は、第1支持片32との間に始端部X1及び並置部Y1,Y2を挟持可能な第2支持片13を有する。第1支持片32及び第2支持片13は、始端部X1及び並置部Y1,Y2を並列に配置された状態を保持しつつ両側から挟み込み可能に構成される。より詳しくは、第1支持片32及び第2支持片13は、始端部X1、及びこの始端部X1と同じ階層で横並びに配置される並置部Y1,Y2を並列に整列した状態で内外方向(ドラムの胴部の径方向の両側)から挟み込み可能に構成される。第2支持片13としては、図4の固定部材11の第2支持片13と同様のため、同一符号を付して説明を省略する。また、第1支持片32は、図5の第1支持片22を本体とし、この本体の内面に図4の弾性部材15が積層された構成を有する。
当該固定部材31は、第1支持片32に装着され、始端部X1及び並置部Y1,Y2の少なくとも1つを押圧可能な押圧ボルト(図6では3つの押圧ボルト27)を有する。押圧ボルト27としては、図5の固定部材21の押圧ボルト27と同様の構成とすることができる。
<利点>
当該固定部材31は、押圧ボルト27の第1支持片32の内面側への突出長さを調節することで、この突出長さに応じて弾性部材15を始端部X1及び並置部Y1,Y2側に押し込むことができる。そのため、当該固定部材31は、始端部X1をより確実に固定することができる。
<固定方法>
当該固定部材31は、図1の固定部材1と同様に、ドラムに巻き付けられたロープの始端部をこの始端部と並列に配置される1又は複数の並置部と一体的に固定する工程を備える固定方法に用いることができる。
[第五実施形態]
<固定部材>
図7の固定部材41は、ドラムに巻き取られたロープの始端部X1をこの始端部X1と並列に配置されている1又は複数の並置部(図7では2つの並置部Y1,Y2を例示)と一体的に固定可能である。図7の固定部材41は、図1の固定部材1に代えて用いられる。当該固定部材41で固定されるロープとしては、複数の磁性体を撚り合わせたワイヤロープが好ましい。
当該固定部材41は、始端部X1及び並置部Y1,Y2を支持可能な第1支持片42を有する。また、当該固定部材41は、第1支持片42との間に始端部X1及び並置部Y1,Y2を挟持可能な第2支持片43を有する。第1支持片42及び第2支持片43は、始端部X1及び並置部Y1,Y2を並列に配置された状態を保持しつつ両側から挟み込み可能に構成される。より詳しくは、第1支持片42及び第2支持片43は、始端部X1、及びこの始端部X1と同じ階層で横並びに配置される並置部Y1,Y2を並列に整列した状態で内外方向(ドラムの胴部の径方向の両側)から挟み込み可能に構成される。
(第1支持片)
第1支持片42は板状である。第1支持片42は剛性を有する。第1支持片42は、始端部X1及び並置部Y1,Y2を支持する支持部42aを有する。第1支持片42は、始端部X1及び並置部Y1,Y2をドラムの胴部の径方向内側から支持する。
第1支持片42は、始端部X1及び並置部Y1,Y2と対向するマグネット部を有する。当該固定部材41では、支持部42aがマグネット部として構成されている。すなわち、当該固定部材41は、支持部42aが磁石から形成される。
支持部42aの具体的形状としては、図1の固定部材1の第2支持片3の支持部3aと同様とすることができる。
(第2支持部材)
第2支持片43は板状である。第2支持片43は剛性を有する。第2支持片43は、始端部X1及び並置部Y1,Y2を支持する支持部43aを有する。第2支持片43は、始端部X1及び並置部Y1,Y2をドラムの胴部の径方向外側から支持する。
第2支持片43は、始端部X1及び並置部Y1,Y2と対向するマグネット部を有する。第2支持片43は、支持部43aがマグネット部として構成されている。すなわち、支持部43aは磁石から形成されている。
支持部43aの具体的形状としては、図1の固定部材1の第1支持片2の支持部2aと同様とすることができる。
<利点>
当該固定部材41は、第1支持片42がマグネット部を有することで、第1支持片42を始端部X1及び並置部Y1,Y2の巻き付け予定位置に磁力によって固定することができる。また、当該固定部材41は、第1支持片42が固定された状態でドラムを回転させることで、この第1支持片42の内面側に始端部X1及び並置部Y1,Y2を容易かつ確実に巻き取ることができる。その結果、当該固定部材41は、始端部X1を並置部Y1,Y2と並列に配置された状態で容易かつ確実に固定することができる。
当該固定部材41は、第1支持片42に加え、第2支持片43がマグネット部を有するので、第1支持片42と第2支持片43とを互いに磁力で容易に固定することができる。
<固定方法>
当該固定部材41は、図1の固定部材1と同様に、ドラムに巻き付けられたロープの始端部をこの始端部と並列に配置される1又は複数の並置部と一体的に固定する工程を備える固定方法に用いることができる。
[その他の実施形態]
上記実施形態は、本発明の構成を限定するものではない。従って、上記実施形態は、本明細書の記載及び技術常識に基づいて上記実施形態各部の構成要素の省略、置換又は追加が可能であり、それらは全て本発明の範囲に属するものと解釈されるべきである。
例えば、ロープの始端部及び並置部を固定した状態での上記第1支持片及び第2支持片の配置関係は特に限定されるものではなく、ドラムの胴部の径方向において第1支持片及び第2支持片のいずれが内側に配置されてもよい。また、上記第1支持片及び第2支持片は、必ずしもドラムの胴部の径方向の両側から始端部及び並置部を挟み込む必要はなく、例えば上記始端部と、この始端部に対してドラムの胴部の径方向内側に配置される1又は複数の並置部とをドラムの胴部の軸方向の両側から挟み込んでもよい。
上記第1支持片と第2支持片とを互いに固定する手段は特に限定されるものではない。例えば上記第1支持片と第2支持片とは、ボルトやマグネット等による固定の他、ピンやクリップで固定されてもよい。また、上記第1支持片と第2支持片とをマグネットで固定する場合、上記第1支持片及び第2支持片は、互いに重なり合う部分にのみマグネット部を有していてもよい。
当該固定部材は、上述の第2支持片を有していなくてもよい。また、当該固定部材は、上述の押圧ボルトを有する場合でも、この押圧ボルトの突出方向は上記始端部及び並置部を押圧できる限り、特に限定されるものではない。図8の固定部材51は、第1支持片52を有する一方、第2支持片を有していない。当該固定部材51は、第1支持片52が、始端部X1及び並置部Y1,Y2を並列方向と直交する方向から支持する第1支持部52aと、始端部X1及び並置部Y1,Y2を並列方向の両側から支持する一対の第2支持部52bとを有している。また、当該固定部材51は、一方の第2支持部52bを厚さ方向に貫通する押圧ボルト57を有する。当該固定部材51は、一対の第2支持部52b同士の間に始端部X1及び並置部Y1,Y2を挟みこみ、押圧ボルト57の軸部の先端で始端部X1及び並置部Y1,Y2を並列方向に押圧することで、始端部X1を容易に固定することができる。
当該固定部材は、上述の弾性部材を有する場合でも、この弾性部材の配置は上記始端部及び並置部の少なくとも1つを押圧できる限り特に限定されるものではない。図9の固定部材61は、第1支持片62が、始端部X1及び並置部Y1,Y2を並列方向と直交する方向から支持する第1支持部62aと、始端部X1及び並置部Y1,Y2を並列方向の両側から支持する一対の第2支持部62bとを有している。また、当該固定部材61は、一方の第2支持部62bを厚さ方向に貫通する押圧ボルト67と、他方の第2支持部52bの内面に積層される弾性部材65とを有する。当該固定部材61は、一方の第2支持部62bと弾性部材65との間に始端部X1及び並置部Y1,Y2を挟みこみ、押圧ボルト67の軸部の先端で始端部X1及び並置部Y1,Y2を並列方向に押圧することで、始端部X1を容易に固定することができる。
当該固定部材は、第1支持片がマグネット部を有する場合であっても、第2支持片は必ずしもマグネット部を有していなくてもよい。また、当該固定部材は、図1、図4〜図6、図8、図9の第1支持片2,12,22,32,52,62や、図1、図4〜図6の第2支持片3,13がマグネット部を有する構成とすることも可能である。
当該固定部材で固定する並置部の個数は特に限定されるものではない。上記並置部の個数としては、上記始端部の固定作業を容易に行うことができる観点から、例えば2以上5以下とすることができる。
当該固定部材は、上記始端部及び並置部を軸方向の広い範囲で固定する観点から板状の支持片を有することが好ましい。但し、当該固定部材としては、上記始端部を適切に固定できる場合であれば、紐状部材を用いることも可能である。
本発明の一態様に係る固定部材は、ウインチドラムに巻き取られるロープの始端部を固定するのに適している。
1,11,21,31,41,51,61 固定部材
2,12,22,32,42,52,62 第1支持片
2a,3a,13a,14a,42a,43a 支持部
2b,3b,13b,14b 鍔部
2c,3c,13c,14c 孔
22a ねじ穴
2d,3d,13d,14d,22d 内面
2e,3e,13e 溝
3,13,43 第2支持片
4 支持軸
5,16 ボルト
14 本体
15,65 弾性部材
27,57,67 押圧ボルト
52a,62a 第1支持部
52b,62b 第2支持部
D ドラム
X ロープ
X1 始端部
Y1,Y2 並置部

Claims (7)

  1. ドラムに巻き取られたロープの始端部をこの始端部と並列に配置されている1又は複数の並置部と一体的に固定可能な固定部材。
  2. 上記始端部及び1又は複数の並置部を支持可能な第1支持片を有する請求項1に記載の固定部材。
  3. 上記第1支持片が、上記始端部及び1又は複数の並置部の少なくとも1つと当接する弾性部材を有する請求項2に記載の固定部材。
  4. 上記第1支持片に装着され、上記始端部及び1又は複数の並置部の少なくとも1つを押圧可能な1又は複数の押圧ボルトを有する請求項2又は請求項3に記載の固定部材。
  5. 上記第1支持片が、上記始端部及び1又は複数の並置部と対向するマグネット部を有する請求項2、請求項3又は請求項4に記載の固定部材。
  6. 上記第1支持片との間に上記始端部及び1又は複数の並置部を挟持可能な第2支持片をさらに有する請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の固定部材。
  7. ドラムに巻き取られたロープの始端部をこの始端部と並列に配置される1又は複数の並置部と一体的に固定する工程を備える固定方法。
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CN113401823A (zh) * 2021-08-18 2021-09-17 徐州天太机械制造有限公司 一种球墨铸铁卷筒

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