JP2021013129A - アクセスポイント、アクセスポイントの制御方法、及びプログラム - Google Patents

アクセスポイント、アクセスポイントの制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の無線通信部で通信を運用する場合に何れかの無線通信部でレーダー電波を検知しても、端末における通信の中断を抑制することが可能なアクセスポイントを提供する。【解決手段】アクセスポイントは、第1周波数帯域を使用する第1無線通信部と、第2周波数帯域を使用する第2無線通信部と、第1無線通信部に、第1のESSIDを使用した通信を運用させ、第2無線通信部に、第2のESSIDを使用した通信を運用させ、第1無線通信部が使用するチャンネルでレーダー電波が検知された場合に、第1無線通信部に通信を停止させ、第2無線通信部に、第1のESSIDと第2のESSIDとを使用した通信を運用させる、制御部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、アクセスポイント、アクセスポイントの制御方法、及びプログラムに関する。
特許文献1には、DFS(Dynamic Frequency Selection)が義務付けられているW53及びW56の帯域を使用する第2無線部について、使用するチャンネルでレーダー電波が検出された場合に、同帯域でレーダー電波が検出されないチャンネルを検出し、検出されたチャンネルに切り替えることが開示されている。
特許文献2には、W53及びW56の帯域でレーダー電波が検出されないチャンネルを第1受信部で探査し、見つかったチャンネルを第2受信部で監視し、通信部が使用するチャンネルでレーダー電波が検出された場合に、監視しているチャンネルに切り替えることで、通信中断期間を抑制することが開示されている。
特開2016−19192号公報 特許第6170031号公報
ところで、2つの無線通信部を備えるアクセスポイントにおいて、2つの無線通信部の両方で通信を運用する場合に、一方の無線通信部でレーダー電波が検出され、CAC(Channel Availability Check)が開始されると、当該無線通信部を利用する端末はCACが終了するまで通信の中断を余儀なくされる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その主な目的は、複数の無線通信部で通信を運用する場合に何れかの無線通信部でレーダー電波を検知しても、端末における通信の中断を抑制することが可能なアクセスポイント、アクセスポイントの制御方法、及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の一の態様のアクセスポイントは、第1周波数帯域を使用する第1無線通信部と、第2周波数帯域を使用する第2無線通信部と、前記第1無線通信部に、第1のESSIDを使用した通信を運用させ、前記第2無線通信部に、第2のESSIDを使用した通信を運用させ、前記第1無線通信部が使用するチャンネルでレーダー電波が検知された場合に、前記第1無線通信部に通信を停止させ、前記第2無線通信部に、前記第1のESSIDと前記第2のESSIDとを使用した通信を運用させる、制御部と、を備える。
また、本発明の他の態様のアクセスポイントの制御方法は、第1周波数帯域を使用する第1無線通信部と、第2周波数帯域を使用する第2無線通信部と、を備えるアクセスポイントに、前記第1無線通信部に、第1のESSIDを使用した通信を運用させ、前記第2無線通信部に、第2のESSIDを使用した通信を運用させ、前記第1無線通信部が使用するチャンネルでレーダー電波が検知された場合に、前記第1無線通信部に通信を停止させ、前記第2無線通信部に、前記第1のESSIDと前記第2のESSIDとを使用した通信を運用させる。
また、本発明の他の態様のプログラムは、第1周波数帯域を使用する第1無線通信部と、第2周波数帯域を使用する第2無線通信部と、を備えるアクセスポイントのコンピュータを、前記第1無線通信部に、第1のESSIDを使用した通信を運用させ、前記第2無線通信部に、第2のESSIDを使用した通信を運用させ、前記第1無線通信部が使用するチャンネルでレーダー電波が検知された場合に、前記第1無線通信部に通信を停止させ、前記第2無線通信部に、前記第1のESSIDと前記第2のESSIDとを使用した通信を運用させる、制御部、として機能させる。
本発明によれば、複数の無線通信部で通信を運用する場合に何れかの無線通信部でレーダー電波を検知しても、端末における通信の中断を抑制することが可能となる。
実施形態に係るアクセスポイントの構成例を示すブロック図である。 設定ファイルの例を示す図である。 MACアドレスリストの例を示す図である。 両通信モードを説明するための図である。 片検査モードを説明するための図である。 設定表示画像を説明するための図である。 モード切り替えの手順例を示すフロー図である。 アクセスポイントの制御方法の手順例を説明するための図である。 アクセスポイントの制御方法の手順例を示すフロー図である。 設定ファイルの例を示す図である。 MACアドレスリストの例を示す図である。 アクセスポイントの制御方法の他の手順例を説明するための図である。 アクセスポイントの制御方法の他の手順例を説明するための図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
[システム構成]
図1は、実施形態に係るアクセスポイント1の構成例を示すブロック図である。アクセスポイント1は、無線LANアクセスポイントであり、不図示の無線LANクライアントを有線LAN等の通信ネットワークに接続する。アクセスポイント1は、制御部10、無線通信部11,12、有線通信部13、及びメモリ20を備えている。
制御部10は、CPU、RAM、ROM、不揮発性メモリ及び入出力インターフェース等を含むコンピュータである。CPUは、ROM又は不揮発性メモリからRAMにロードされたプログラムに従って情報処理を実行する。
プログラムは、光ディスク又はメモリカード等の情報記憶媒体を介して供給されてもよいし、インターネット等の通信ネットワークを介して供給されてもよい。
メモリ20は、無線通信部11,12及び有線通信部13のそれぞれに係る設定ファイル201及びMACアドレスリスト202を格納している。メモリ20は、制御部10に含まれてもよい。
制御部10は、メモリ20に格納されたMACアドレスリスト202を参照し、無線通信部11,12及び有線通信部13から選択される2つをブリッジする。
無線通信部11,12は、使用周波数帯域が互いに異なっている。本実施形態においては、第1無線通信部11の使用周波数帯域はW52(5.2GHz帯)及びW53(5.3GHz帯)であり、第2無線通信部12の使用周波数帯域はW56(5.6GHz帯)である。
W52及びW53では、例えばチャンネル幅を40MHzとすると、36ch、44ch、52ch、60chの4つのチャンネルを使用可能である。W56では、100ch、108ch、116ch、124ch、132ch、140chの6つのチャンネルを使用可能である。
なお、W53及びW56については、気象レーダー等のレーダーシステムに影響を与えないように、レーダー電波を検知した場合に電波干渉のない他チャンネルに遷移する、いわゆるDFS(Dynamic Frequency Selection)が義務付けられている。
第1無線通信部11には、通過帯域にW52及びW53を含み、W56を含まないBPF(バンドパスフィルタ)113が設けられている。BPF113は、第1無線通信部11とアンテナ114との間に介在している。W52及びW53は第1周波数帯域の例であり、BPF113は第1フィルタの例である。
第2無線通信部12には、通過帯域にW56を含み、W52及びW53を含まないBPF123が設けられている。BPF123は、第2無線通信部12とアンテナ124との間に介在している。W56は第2周波数帯域の例であり、BPF123は第2フィルタの例である。
このように無線通信部11,12にBPF113,123が設けられることで、2つの無線通信部11,12の両方で通信を運用することが可能となる。
図2に示すように、設定ファイル201は、無線通信部11,12のそれぞれについて、ESSID(サービスセット識別子)、MACアドレス、チャンネル、暗号化モード、及び暗号化キー等の項目を含んでいる。
ESSIDの項目には、ESSIDとして使用される文字列が含まれている。MACアドレスは、無線通信部11,12自身のMACアドレス(APMACアドレス)である。チャンネルの項目には、チャンネルの選択に係る値が含まれている。図示の例では、チャンネルが自動で選択されることを表す「自動」の値が含まれている。
設定ファイル201は、その他にも、DHCPサーバ設定、IEEE802.11ac/nのモード設定、HT20/40(High Throughput 20/40)やVHT20/40/80(Very High Throughput 20/40/80)等のチャネル幅設定、ビーコン間隔設定、ガードインターバル設定などの種々の設定を含んでもよい。
図3に示すように、MACアドレスリスト202(CLMACアドレス/クライアントMACアドレスリスト)には、無線通信部11,12のそれぞれについて、接続されているクライアントのMACアドレス(CLMACアドレス)が含まれている。
設定ファイル201又はMACアドレスリスト202は、無線通信部11,12ごとのファイルであってもよいし、1つのまとまったファイルであってもよい。
[モード切り替え]
図4及び図5に示すように、制御部10は、両通信モードと片検査モードとを択一的に適用する。
両通信モードにおいて、制御部10は、第1無線通信部11にW52及びW53に属するチャンネルを使用した通信を運用させ、第2無線通信部12にもW56に属するチャンネルを使用した通信を運用させる。
片検査モードにおいて、制御部10は、第1無線通信部11にW52及びW53に属するチャンネルを使用した通信を運用させ、第2無線通信部12にW56に属するチャンネルについてレーダー電波の有無を検査させる。
又は、片検査モードにおいて、制御部10は、第2無線通信部12にW56に属するチャンネルを使用した通信を運用させ、第1無線通信部11にW52及びW53に属するチャンネルについてレーダー電波の有無を検査させてもよい。
制御部10は、ユーザの操作入力に応じて、両通信モードと片検査モードとを切り替える。具体的には、制御部10は、図6に示すような設定表示画像3を表示するためのページデータを不図示の外部の表示装置に出力し、操作入力を受け付ける。
図6に示すように、設定表示画像3は、第1機器表記31、第2機器表記32、第1設定表記33、第2設定表記34、及びポインタ35を含んでいる。第1機器表記31は第1無線通信部11に対応し、第2機器表記32は第2無線通信部12に対応している。
第1設定表記33は、第1無線通信部11の設定を、通信を運用することを表す「通信用」と、レーダー電波の有無を検査することを表す「検査用」とで切り替え可能に構成されている。
同様に、第2設定表記34も、第2無線通信部12の設定を「通信用」と「検査用」とで切り替え可能に構成されている。第1及び第2設定表記33,34は、例えばプルダウンリスト形式で表示される。
ポインタ35は、ユーザの操作入力に応じて設定表示画像3上を移動し、第1及び第2設定表記33,34における設定の切り替えを実現する。
さらに、設定表示画像3は、DFS時片寄せを行うか否かを選択するための片寄せ選択項目36を含んでいる。片寄せ選択項目36は、例えばチェックボックス形式で表示される。DFS時片寄せの詳細については後述する。
図7は、制御部10が実行するモード切り替えの手順例を示すフロー図である。制御部10は、上記図6に示した設定表示画像3を出力し(S11)、ユーザの操作入力を受け付ける(S12)。
設定表示画像3において第1及び第2設定表記33,34の一方が「検査用」に設定された場合(S13:YES)、制御部10は、無線通信部11,12の一方が通信を運用し、他方がレーダー電波の有無を検査する「片検査モード」に遷移する(S14)。
これに対し、設定表示画像3において第1及び第2設定表記33,34の両方が「通信用」に設定された場合(S13:NO)、制御部10は、無線通信部11,12の両方が通信を運用する「両通信モード」に遷移する(S15)。
さらに、設定表示画像3において片寄せ選択項目36が選択された場合(S16:YES)、制御部10は、DFS時片寄せを設定する(S17)。DFS時片寄せの詳細については後述する。
[DFS動作]
図8は、「両通信モード」実現時かつ「DFS時片寄せ」設定時において第1無線通信部11がレーダー電波を検知した場合のDFS動作について説明するための図である。図9は、当該DFS動作を実現するために制御部10により実行される、実施形態に係るアクセスポイントの制御方法の手順例を示すフロー図である。
まず、制御部10は、無線通信部11,12の両方に通信を運用させる(S21)。
具体的には、制御部10は、第1無線通信部11に、W52及びW53に属する複数のチャンネルから選択される1のチャンネル(例えば、56ch)を使用した通信を運用させる。また、制御部10は、第1のESSID(例えば、xxxx-1)及び第1のMACアドレス(例えば、XX-XX-XX-A1)を使用した通信を運用させる。
また、制御部10は、第2無線通信部12に、W56に属する複数のチャンネルから選択される1のチャンネル(例えば、104ch)を使用した通信を運用させる。また、制御部10は、第2無線通信部12に、第2のESSID(例えば、xxxx-2)及び第2のMACアドレス(例えば、XX-XX-XX-A2)を使用した通信を運用させる。
無線通信部11,12は、通信を運用しながら、使用するチャンネルについてレーダー電波の有無を監視するISM(In-Service Monitoring)を実行する。
第1無線通信部11が使用するチャンネルでレーダー電波が検知された場合(S22:YES)、制御部10は、第1無線通信部11に通信を停止させるとともに、W52及びW53に属するチャンネルについてレーダー電波の有無を検査するCAC(Channel Availability Check)を実行させる(S23)。
次に、制御部10は、第2無線通信部12に、第2のESSID等の設定に加えて、第1無線通信部11がレーダー電波を検知するまで使用していた第1のESSID等の設定を使用させる(S24)。この動作を「DFS時片寄せ」という。なお、S23とS24の実行順序は逆であってもよい。
具体的には、制御部10は、第2無線通信部12に、第1のESSID(xxxx-1)と第2のESSID(xxxx-2)とを使用し、かつ第1のMACアドレス(XX-XX-XX-A1)と第2のMACアドレス(XX-XX-XX-A2)とを使用した通信を運用させる。
図10に示すように、「DFS時片寄せ」実行時の第2無線通信部12の設定ファイル201には、第2無線通信部12がそれまで使用していた第2のESSID(xxxx-2)及び第2のMACアドレス(XX-XX-XX-A2)に加えて、第1無線通信部11が使用していた第1のESSID(xxxx-1)及び第1のMACアドレス(XX-XX-XX-A1)がさらに含まれる。
また、制御部10は、第2無線通信部12に、第1無線通信部11がレーダー電波を検知するまで使用していた暗号化キー等のセキュリティ設定を使用させる。図10に示すように、「DFS時片寄せ」実行時の第2無線通信部12の設定ファイル201には、第2無線通信部12がそれまで使用していたセキュリティ設定に加えて、第1無線通信部11が使用していた暗号化キーがさらに含まれる。
また、制御部10は、第2無線通信部12に、第1無線通信部11がレーダー電波を検知するまで使用していたMACアドレスリスト(CLMACアドレスリスト)を使用させる。具体的には、図11に示すように、「DFS時片寄せ」実行時の第2無線通信部12のMACアドレスリスト202に、第1無線通信部11のMACアドレスリスト(図3参照)に含まれていたクライアントのMACアドレスが複製される。
このように、第1無線通信部11が使用するチャンネルでレーダー電波が検知された場合に、第1無線通信部11が使用していた第1のESSID等の設定を第2無線通信部12に使用させることで(すなわち、「DFS時片寄せ」を行うことで)、第1無線通信部11を利用していたクライアントは、第1無線通信部11がCACに移行しても、第2無線通信部12を利用して通信を続行することが可能である。このため、第1無線通信部11を利用していたクライアントにおける通信の中断を抑制することが可能となる。
なお、本例では、ESSID、MACアドレス(APMACアドレス)、セキュリティ設定、及びMACアドレスリスト(CLMACアドレスリスト)を「DFS時片寄せ」の対象としているが、これに限らず、少なくともESSIDを「DFS時片寄せ」の対象とすれば、上記の目的を達成することが可能である。さらに、その他の項目の1又は2以上を組み合わせることによって、クライアントが第1無線通信部11から第2無線通信部12へハンドオーバーする期間を短縮することが可能である。
図9の説明に戻り、CACが完了した場合、すなわちCACによりレーダー電波が無いチャンネルが発見かつ確保された場合(S25:YES)、制御部10は、第1無線通信部11に、CACによりレーダー電波無しと確認された新たなチャンネル(例えば、64ch)及び第1のESSID等の設定を使用した通信を運用させるとともに(S26)、第2無線通信部12に、第1のESSID等の設定の使用を停止させる(S27)。なお、S26とS27の実行順序が逆であってもよい。
具体的には、制御部10は、第1無線通信部11に、第1無線通信部11がレーダー電波を検知するまで使用していた第1のESSID(xxxx-1)、第1のMACアドレス(XX-XX-XX-A1)、セキュリティ設定、及びMACアドレスリストを使用させる。
また、制御部10は、第2無線通信部12に、第1無線通信部11がレーダー電波を検知するまで使用していた第1のESSID(xxxx-1)、第1のMACアドレス(XX-XX-XX-A1)、セキュリティ設定、及びMACアドレスリストの使用を停止させる。
すなわち、制御部10は、CACが完了した場合に、第1無線通信部11がレーダー電波を検知するまで使用していた第1のESSID等の設定を、第2無線通信部12から第1無線通信部11に戻す。
これに限らず、図12に示すように、第1のESSID等の設定を第2無線通信部12に残し、第2のESSID等の設定を第1無線通信部11に移してもよい。具体的には、制御部10は、CACが完了した場合に、第1無線通信部11に、CACによりレーダー電波無しと確認された新たなチャンネル(例えば、64ch)、第2のESSID(xxxx-2)、及び第2のMACアドレス(XX-XX-XX-A2)等の設定を使用した通信を運用させるとともに、第2無線通信部12に、第2のESSID(xxxx-2)及び第2のMACアドレス(XX-XX-XX-A2)等の設定の使用を停止させてもよい。
なお、第1無線通信部11が使用するチャンネルでレーダー電波が検知された場合に(S22:YES)、制御部10は、第1無線通信部11を利用しているクライアントに、移行先となる第2無線通信部12のバンド情報を通知してもよい。また、CACが完了した場合に(S25:YES)、制御部10は、第2無線通信部12を利用しているクライアントに、移行先となる第1無線通信部11のバンド情報を通知してもよい。これによると、ハンドオーバーの期間のさらなる短縮を図ることが可能となる。
[他の手順例]
図13は、アクセスポイントの制御方法の他の手順例を説明するための図である。本例において、無線通信部11,12は、第1のESSID(例えば、xxxx-1)について使用の有効と無効を切り替え可能に構成されており、また、第2のESSID(例えば、xxxx-2)についても使用の有効と無効を切り替え可能に構成されている。
まず、制御部10は、第1無線通信部11で第1のESSID(xxxx-1)の使用を有効とし、第2のESSID(xxxx-2)の使用を無効とするとともに、第2無線通信部12で第1のESSID(xxxx-1)の使用を無効とし、第2のESSID(xxxx-2)の使用を有効とすることで、無線通信部11,12の両方に通信を運用させる。
この状態において、第1無線通信部11が使用するチャンネルでレーダー電波が検知された場合、制御部10は、第1無線通信部11にCACを実行させるとともに、第2無線通信部12で第1のESSID(xxxx-1)及び第2のESSID(xxxx-2)の両方を有効とする。
その後、CACが完了した場合、制御部10は、第1無線通信部11で第1のESSID(xxxx-1)の使用を有効とし、第2のESSID(xxxx-2)の使用を無効とするとともに、第2無線通信部12で第1のESSID(xxxx-1)の使用を無効とし、第2のESSID(xxxx-2)の使用を有効とすることで、元の状態に戻す。
このようにしても、上記実施形態と同様の効果が得られる。なお、ここではESSIDについてのみ言及したが、MACアドレス等の他の設定についても同様に切り替え可能に構成することが可能である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は以上に説明した実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が当業者にとって可能であることはもちろんである。
1 アクセスポイント、10 制御部、11 第1無線通信部、113 BPF、114 アンテナ、12 第2無線通信部、123 BPF、124 アンテナ、13 有線通信部、20 メモリ、201 設定ファイル、202 MACアドレスリスト、3 設定表示画像、31,32 機器表記、33,34 設定表記、35 ポインタ、36 片寄せ選択項目

Claims (13)

  1. 第1周波数帯域を使用する第1無線通信部と、
    第2周波数帯域を使用する第2無線通信部と、
    前記第1無線通信部に、第1のESSIDを使用した通信を運用させ、
    前記第2無線通信部に、第2のESSIDを使用した通信を運用させ、
    前記第1無線通信部が使用するチャンネルでレーダー電波が検知された場合に、前記第1無線通信部に通信を停止させ、前記第2無線通信部に、前記第1のESSIDと前記第2のESSIDとを使用した通信を運用させる、制御部と、
    を備えるアクセスポイント。
  2. 前記制御部は、前記第1無線通信部が使用するチャンネルでレーダー電波が検知された場合に、前記第1無線通信部に、前記第1周波数帯域に属するチャンネルについてレーダー電波の有無の検査を実行させる、
    請求項1に記載のアクセスポイント。
  3. 前記制御部は、前記検査が終了した場合に、前記第1無線通信部に、前記検査によりレーダー電波無しと確認されたチャンネルと前記第1のESSIDとを使用した通信を運用させる、
    請求項2に記載のアクセスポイント。
  4. 前記制御部は、前記検査が終了した場合に、前記第2無線通信部に、前記第1のESSIDの使用を停止させる、
    請求項3に記載のアクセスポイント。
  5. 前記制御部は、前記検査が終了した場合に、前記第1無線通信部に、前記検査によりレーダー電波無しと確認されたチャンネルと前記第2のESSIDとを使用した通信を運用させる、
    請求項2に記載のアクセスポイント。
  6. 前記制御部は、前記検査が終了した場合に、前記第2無線通信部に、前記第2のESSIDの使用を停止させる、
    請求項5に記載のアクセスポイント。
  7. 前記制御部は、
    前記第1無線通信部に、第1のMACアドレスを使用した通信を運用させ、
    前記第2無線通信部に、第2のMACアドレスを使用した通信を運用させ、
    前記第1無線通信部が使用するチャンネルでレーダー電波が検知された場合に、前記第1無線通信部に通信を停止させ、前記第2無線通信部に、前記第1のMACアドレスと前記第2のMACアドレスとを使用した通信を運用させる、
    請求項1ないし6の何れかに記載のアクセスポイント。
  8. 前記制御部は、前記第1無線通信部が使用するチャンネルでレーダー電波が検知された場合に、前記第1無線通信部がレーダー電波を検知するまで使用していたクライアントMACアドレスリストを前記第2無線通信部に使用させる、
    請求項1ないし7の何れかに記載のアクセスポイント。
  9. 前記制御部は、前記第1無線通信部が使用するチャンネルでレーダー電波が検知された場合に、前記第1無線通信部がレーダー電波を検知するまで使用していたセキュリティ設定を前記第2無線通信部に使用させる、
    請求項1ないし8の何れかに記載のアクセスポイント。
  10. 前記第2無線通信部は、前記第1のESSIDの使用の有効と無効とを切り替え可能に構成され、
    前記制御部は、前記第1無線通信部が使用するチャンネルでレーダー電波が検知された場合に、前記第2無線通信部による前記第1のESSIDの使用を無効から有効に切り替える、
    請求項1ないし9の何れかに記載のアクセスポイント。
  11. 前記第1無線通信部に設けられ、通過帯域に前記第1周波数帯域を含み、前記第2周波数帯域を含まない第1フィルタと、
    前記第2無線通信部に設けられ、通過帯域に前記第2周波数帯域を含み、前記第1周波数帯域を含まない第2フィルタと、
    をさらに備える、
    請求項1ないし10の何れかに記載のアクセスポイント。
  12. 第1周波数帯域を使用する第1無線通信部と、
    第2周波数帯域を使用する第2無線通信部と、
    を備えるアクセスポイントに、
    前記第1無線通信部に、第1のESSIDを使用した通信を運用させ、
    前記第2無線通信部に、第2のESSIDを使用した通信を運用させ、
    前記第1無線通信部が使用するチャンネルでレーダー電波が検知された場合に、前記第1無線通信部に通信を停止させ、前記第2無線通信部に、前記第1のESSIDと前記第2のESSIDとを使用した通信を運用させる、
    アクセスポイントの制御方法。
  13. 第1周波数帯域を使用する第1無線通信部と、
    第2周波数帯域を使用する第2無線通信部と、
    を備えるアクセスポイントのコンピュータを、
    前記第1無線通信部に、第1のESSIDを使用した通信を運用させ、
    前記第2無線通信部に、第2のESSIDを使用した通信を運用させ、
    前記第1無線通信部が使用するチャンネルでレーダー電波が検知された場合に、前記第1無線通信部に通信を停止させ、前記第2無線通信部に、前記第1のESSIDと前記第2のESSIDとを使用した通信を運用させる、制御部、
    として機能させるためのプログラム。

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