JP2021012269A - 光ファイバテープ心線 - Google Patents

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Abstract

【課題】 伝送特性が良好で、接着剤の使用量も削減することが可能な光ファイバテープ心線を提供する。【解決手段】 光ファイバテープ心線1は、光ファイバ3の長手方向に所定の間隔をあけて間欠的に接着された接着部5により接着される。すなわち、隣り合う光ファイバ3同士の接着部5は、光ファイバ3の長手方向に対して間欠的に配置される。それぞれの接着部5の範囲において、基準接着剤部5aと、基準接着剤部5aよりも相対的に接着剤の量が少ない少接着剤部5bとが形成される。すなわち、接着部5において、基準接着剤部5aと少接着剤部5bが、光ファイバ3の長手方向に対して並んで配置される。【選択図】図2

Description

本発明は、複数の光ファイバが間欠的に接着された光ファイバテープ心線に関するものである。
多量のデータを高速で伝送するための光ファイバとして、ケーブルへの収納や作業の簡易化のため、複数本の光ファイバが並列に配置されて接着された光ファイバテープ心線が用いられている。光ファイバテープ心線は、並列した光ファイバを全長にわたって樹脂で固着されたものが用いられている他、光ファイバ同士が長手方向に間欠的に接着されたものがある(例えば特許文献1)。
特開2010−8923号公報
このような間欠接着された光ファイバテープ心線を用いれば、光ファイバが高密度に実装された光ファイバケーブルにおいても、光ファイバケーブルを曲げた際に、光ファイバ心線に大きなひずみが加わりにくい。これは、光ファイバケーブルに実装された間欠接着型光ファイバテープの非接着部において、光ファイバ心線が単心の状態で自由に動くことができるため、光ファイバケーブルの変形(例えば、俵状にロールアップした際)の柔軟さを高め、ねじれやすさを高めることができるためである。
このような間欠接着型の光ファイバテープ心線においては、接着されている部位の長さと、非接着部の長さを適切に設定する必要がある。光ファイバテープ心線の長手方向において、接着部が占める割合が大きくなると、前述したような光ファイバの単心での移動の妨げとなり、伝送損失が増加する恐れがあるとともに、接着剤を過剰に使用することによりコスト増ともなる。
一方、光ファイバテープ心線の長手方向において、接着部が占める割合が小さくなると、単心の光ファイバ同士のずれ止め力が小さくなり、例えば光ファイバテープ心線同士の接続部における伝送損失が大きくなる恐れがある。
また、光ファイバテープ心線同士を接続する際には、光ファイバテープ心線を一括で保持するホルダが用いられ、ホルダを融着機にセットして、光ファイバテープ心線同士が融着される。この際、光ファイバテープ心線の各光ファイバは、温度変化や曲げ等によって、それぞれ長手方向に対してずれようとする力が働いている。このような光ファイバのずれようとする力が生じても、接着部において各光ファイバ同士が十分に接着されていれば、このずれが抑制される。このため、光ファイバテープ心線の融着時に、各光ファイバの先端のずれが生じにくく、適切な条件で光ファイバ同士が融着接続することができる。
しかし、発明者らは、光ファイバ同士の接着部の接着力が弱くなると、光ファイバ同士のずれが生じやすくなるため、先端位置がばらつきやすくなり、この結果、融着機における融着条件のばらつきが生じやすくなることを見出した。このように、光ファイバごとの融着条件のばらつきは、伝送損失の増大の要因となる。このため、接着部の長さを単純に短くするのには限界がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、伝送特性が良好で、接着剤の使用量も削減することが可能な光ファイバテープ心線を提供することを目的とする。
前述した目的を達するために本発明は、複数の光ファイバが並列されて、隣り合う前記光ファイバ同士が、接着剤によって接着された光ファイバテープ心線であって、隣り合う前記光ファイバ同士の接着部が、前記光ファイバの長手方向に対して間欠的に配置され、前記接着部の範囲において、基準接着剤部と、前記基準接着剤部よりも相対的に接着剤の量が少ない少接着剤部が形成され、前記少接着剤部が、前記光ファイバの長手方向に対して周期的に形成されていることを特徴とする光ファイバテープ心線である。
それぞれの隣り合う前記光ファイバ同士の間において、前記光ファイバの長手方向に対する前記接着部の長さとピッチは、略同一であり、幅方向に隣り合う前記接着部同士が、前記光ファイバの長手方向に対してずれていることが望ましい。
幅方向に隣り合う前記接着部同士が、前記光ファイバの長手方向に対して半ピッチずれた千鳥状に配置され、光ファイバテープ心線の長手方向の略同一の位置において、光ファイバテープ心線の幅方向に複数の前記接着部が整列した接着部群が形成されることが望ましい。
少なくとも一部の前記接着部群において、光ファイバテープ心線の幅方向に、前記接着部の少なくとも一方の端部に形成された前記基準接着剤部の端部の位置が略揃うことが望ましい。
前記少接着剤部は、前記接着部の端部には位置せず、前記接着部の端部は、前記基準接着剤部で形成されてもよい。
前記接着部群において、少なくとも1つの前記接着部における前記少接着剤部の位置が、他のいずれかの前記接着部における前記少接着剤部の位置に対して前記光ファイバの長手方向にずれていることが望ましい。
前記接着部群において、複数の前記接着部における前記少接着剤部の位置が、他の前記接着部における前記少接着剤部の位置に対して前記光ファイバの長手方向にずれていてもよい。
前記基準接着剤部と前記少接着剤部の境界部において、接着剤の量がなだらかに変化することが望ましい。
前記少接着剤部の断面積は、前記基準接着剤部の断面積の20%以上75%以下であることが望ましい。
本発明によれば、光ファイバテープ心線の接着部が、間欠的に接着されて形成されるため、光ファイバ同士の接着部が容易に屈曲する。この際、接着部の範囲において、基準接着剤部と、基準接着剤部よりも相対的に接着剤の量が少ない少接着剤部が形成されるため、接着の全範囲を一定の接着剤量で接着する場合と比較して、接着剤の使用量を削減することができる。
また、接着部の範囲内で少接着剤部を形成することで、単純に接着部の長さを短くする場合と比較して、光ファイバ同士のずれを抑制することができる。また、少接着剤部が、光ファイバの長手方向に対して周期的に形成されているため、光ファイバをバランスよく連結できるとともに、簡単な制御(例えば、塗布装置の往復移動制御)で少接着剤部を形成することができるため、製造が容易である。
また、幅方向に隣り合う接着部同士を、光ファイバの長手方向に対してずらして配置することで、全ての接着部が、幅方向に揃うことがなく、光ファイバテープ心線を畳んで撚り合わせる際などに、厚み変化に伴うマイクロベンディングの発生を抑制し、伝送損失の増大を抑制することができる。
特に、幅方向に隣り合う接着部同士を、光ファイバの長手方向に対して半ピッチずらした千鳥状に配置することで、接着部群においては、略すべての光ファイバが、幅方向において、いずれかの方向に隣り合う光ファイバと接着される。このため、十分な接着強度を得ることができる。また、幅方向に接着部の位置が揃っていることで、ホルダによって保持した際に、各光ファイバの長手方向に対するずれを効率よく抑制することができる。
特に、少なくとも一部の接着部群において、光ファイバテープ心線の幅方向に、基準接着剤部の端部の位置が略揃うようにすることで、ホルダで保持した際に、各光ファイバを幅方向で略同一の位置で保持することができるため、光ファイバの長手方向に対するずれをより効率よく抑制することができる。
また、いずれの接着部においても、少接着剤部が接着部の端部に位置しないようにすることで、接着部の全ての端部に、基準接着剤部を配置することができる。このため、全ての接着部において、光ファイバテープ心線の幅方向に、基準接着剤部の端部の位置を揃えることができ、光ファイバの長手方向に対するずれをより効率よく抑制することができる。
また、接着部群における少なくとも1つの接着部において、少接着剤部の位置を、他の接着部における少接着剤部の位置に対して光ファイバの長手方向にずらして配置することで、全ての少接着剤部が、幅方向に揃わないようにすることができる。このように、接着部の長手方向に対して、少接着剤部を分散して配置することで、接着部の長手方向に対する厚みの急激な変化を抑制することができる。このため、光ファイバテープ心線を畳んで撚り合わせる際などに、厚み変化に伴うマイクロベンディングの発生を抑制し、伝送損失の増大を抑制することができる。
このような効果は、複数の接着部における少接着剤部の位置を、他の接着部における少接着剤部の位置に対して光ファイバの長手方向にずらすことで、より効率的に得ることができる。
また、基準接着剤部と少接着剤部の境界部において、接着剤の量をなだらかに変化させることで、前述したマイクロベンディングをより確実に抑制することができる。
また、基準接着剤部における接着剤の断面積に対して、少接着剤部における接着剤の断面積を適切な範囲とすることで、効率よく、接着剤の削減効果と、融着作業等における伝送ロスの抑制効果とを得ることができる。
本発明によれば、伝送特性が良好で、接着剤の使用量も削減することが可能な光ファイバテープ心線を提供することができる。
光ファイバテープ心線1を示す斜視図。 (a)は、光ファイバテープ心線1を示す平面図、(b)は、接着部群7aの拡大図、(c)は、接着部群7bの拡大図。 (a)は、他の接着部群7aの拡大図、(b)は、他の接着部群7bの拡大図。 光ファイバテープ心線1aを示す平面図。 接続部における伝送損失の評価結果を示す図。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。図1は、光ファイバテープ心線1を示す斜視図であり、図2(a)は平面図である。
光ファイバテープ心線1は、複数の光ファイバ3a〜3l(以下、総称して、光ファイバ3とする場合がある)が一方向に並列されて、隣り合う光ファイバ3同士が、接着剤によって接着されて一体化されたものである。なお、以下の説明において、12本の光ファイバ3a〜3lにより構成される例を示すが、本発明はこれに限られず、複数の光ファイバからなる光ファイバテープ心線であれば適用可能である。
光ファイバテープ心線1は、光ファイバ3の長手方向に所定の間隔をあけて間欠的に接着された接着部5により接着される。すなわち、隣り合う光ファイバ3同士の接着部5は、光ファイバ3の長手方向に対して間欠的に配置される。接着部5は、例えば、紫外線硬化樹脂や熱可塑性樹脂等を適用することができる。
図示した例では、それぞれの隣り合う光ファイバ3同士の間において、光ファイバ3の長手方向に対する接着部5の長さとピッチは略同一である。また、幅方向に隣り合う接着部5同士が、光ファイバ3の長手方向に対して半ピッチずれた千鳥状に配置される。
すなわち、光ファイバ3a、3b間の接着部5と、光ファイバ3c、3d間の接着部5と、光ファイバ3e、3f間の接着部5と、光ファイバ3g、3h間の接着部5と、光ファイバ3i、3j間の接着部5と、光ファイバ3k、3l間の接着部5とが、長手方向の略同一の位置に配置され、幅方向に併設される。また、光ファイバ3b、3c間の接着部5と、光ファイバ3d、3e間の接着部5と、光ファイバ3f、3g間の接着部5と、光ファイバ3h、3i間の接着部5と、光ファイバ3j、3k間の接着部5とが、長手方向の略同一の位置に配置され、幅方向に併設される。
ここで、幅方向に併設される前者の接着部5を総称して接着部群7aとし、後者の接着部5を総称して接着部群7bとする。
すなわち、光ファイバテープ心線1の幅方向に対して、接着部5が整列した接着部群7a、7bが、光ファイバテープ心線1の長手方向に対して交互に形成され、接着部群7aと、接着部群7bとは、半ピッチ互いにずれて形成される。したがって、接着部群7a、7bのそれぞれにおいて、幅方向に整列する接着部5は、光ファイバ3同士の間を一つ飛ばしで配置される。
なお、接着部5の長さは、10mm以上であることが望ましい。接着部5の長さが短くなると、十分な接着強度を得ることができず、例えば融着作業時等に、光ファイバ同士の軸方向のずれが生じやすくなる。このため、接続部の伝送損失の増大の要因となる。なお、接着部5の長さは例えば50mm以下であることが望ましい。接着部5の長さが長くなると、光ファイバが自由に移動できずに、間欠とした効果が小さくなる。
また、接着部5同士の長手方向の間隔(非接着部)の長さは、10mm〜500mmであることが好ましい。これは、非接着部の長さが短すぎると、光ファイバ3の自由な移動が妨げられるとともに、接着部5同士の接着剤を塗布しない部位の長さが短くなるため塗布制御性が悪くなる。一方、非接着部の長さが長すぎると、光ファイバ3が単心である部分が多くなり、取り扱い性(後述する一括融着接続性など)が悪くなる。
図2(b)は、接着部群7aの拡大図であり、図2(c)は、接着部群7bの拡大図である。それぞれの接着部5の範囲において、基準接着剤部5aと、基準接着剤部5aよりも相対的に接着剤の量が少ない少接着剤部5bとが形成される。すなわち、接着部5において、基準接着剤部5aと少接着剤部5bが、光ファイバ3の長手方向に対して並んで配置される。
ここで、各接着部5において、接着部5の長手方向の長さに対して、少接着剤部5bの占める長さは、接着部5の長さの1/3以下であることが望ましく、さらに望ましくは1/4以下である。少接着剤部5bの長さが長くなりすぎると、接着部5の全体としての接着強度が低下する恐れがある。なお、接着部5の長手方向の長さに対する少接着剤部5bの占める長さは、1/10以上であることが望ましい。1/10未満では、接着剤の削減効果が小さくなる。
ここで、光ファイバテープ心線1の長手方向に垂直な断面において、少接着剤部5bの断面積は、基準接着剤部5aの断面積の20%以上75%以下とする。少接着剤部5bの断面積が大きすぎると、接着剤の削減効果が小さくなる。一方、少接着剤部5bの断面積が小さくなりすぎると、接着強度が低下するとともに、断面積の差が大きくなりすぎるため、マイクロベンディングによる伝送損失の増大の恐れがある。
なお、基準接着剤部5aと少接着剤部5bの境界部においては、接着剤の量がなだらかに変化する。すなわち、光ファイバテープ心線1の長手方向に垂直な断面において、それぞれの接着部5において、基準接着剤部5aと少接着剤部5bの間の接着剤の断面積は、長手方向においてなだらかに変化する。
前述したように、各接着部5は、光ファイバ3の長手方向に対して一定のピッチで形成される。また、長手方向に周期的に配置されるそれぞれの接着部5において、少接着剤部5bは略同一の所定の配置で配置される。すなわち、幅方向のそれぞれの位置の接着部5における少接着剤部5bは、光ファイバ3の長手方向に対して周期的に(一定のピッチで)形成されている。
例えば、接着部群7aにおいて、光ファイバ3b、3c間の接着部5においては、少接着剤部5bは、一方の(図2(b)の右側の)端部に形成され、光ファイバ3d、3e間の接着部5においては、少接着剤部5bは、他方の(図2(b)の左側の)端部から所定の位置に形成される。
また、接着部群7aにおいては、少接着剤部5bの配置は、中央の接着部5(光ファイバ3f、3g間の接着部5)を中心として、幅方向に線対称に配置される。すなわち、少接着剤部5bは、接着部群7aにおいて、幅方向に同一の位置に配置されず、光ファイバ3の長手方向に対してずれて分散して配置される。ここで、接着部群7aにおいて、少接着剤部5bが、光ファイバ3の長手方向に対してずれて分散して配置されるとは、互いの少接着剤部5bの位置がずれていれば、一部が重なり合っていてもよいが、完全に重ならない位置にずらした方が望ましい。
また、接着部群7bにおいて、光ファイバ3a、3b間の接着部5においては、少接着剤部5bは、一方の(図2(c)の右側の)端部に形成され、光ファイバ3c、3d間の接着部5においては、少接着剤部5bは、他方の(図2(c)の左側の)端部から所定の位置に形成される。ここで、接着部群7bにおいては、幅方向の中央(光ファイバ3f、3g間)を中心点として、幅方向に点対称に少接着剤部5bが配置されるが、少接着剤部5bは、接着部群7bにおいても、幅方向に同一の位置に配置されず、光ファイバ3の長手方向に対してずれて分散して配置されることが望ましい。
以上のように、各接着部群7a、7bにおいて、少なくとも1つの接着部5における少接着剤部5bの位置が、他のいずれかの接着部5における少接着剤部5bの位置に対して光ファイバ3の長手方向にずれている。なお、少接着剤部5bを光ファイバ3の長手方向に分散させるためには、各接着部群7a、7bにおいて、複数の接着部5における少接着剤部5bの位置が、他の接着部5における少接着剤部5bの位置に対して光ファイバ3の長手方向にずれていることが望ましい。
ここで、接着部群7aにおいては、いずれの接着部5も、一方の端部(図2(b)の左側)には、少接着剤部5bが形成されず、基準接着剤部5aが揃う(図2(b)のA部)。すなわち、少なくとも一部の接着部群7aにおいて、光ファイバテープ心線1の幅方向に、接着部5の少なくとも一方の端部に形成された基準接着剤部5aの端部の位置が略揃う。
このように、接着部群7aの少なくとも一方の端部側において、いずれの接着部5にも少接着剤部5bが形成されずに、基準接着剤部5aを配置することで、当該接着部群7aをホルダで保持した際に、各光ファイバ3を、光ファイバテープ心線1の長手方向に対して揃った位置で確実に保持することができる。このため、それぞれの光ファイバ3の長手方向に対する位置ずれが生じにくく、接続部の伝送損失の増大を抑制することができる。
なお、図2に示す例では、接着部群7aの一方の端部側でのみ、基準接着剤部5aを配置して揃えたが、両側において基準接着剤部5aを配置して揃えてもよい。また、図2に示す例では、接着部群7aのみにおいて、端部側に基準接着剤部5aの配置を揃えたが、接着部群7bも同様の配置としてもよい。
図3(a)は、他の接着部群7aの拡大図であり、図3(b)は、他の接着部群7bの拡大図である。図3(a)に示すように、本実施形態では、接着部群7aの両側の端部(図中B、C)において、少接着剤部5bが形成されずに、いずれの接着部5においても、接着部5の端部には、基準接着剤部5aが形成される。同様に、図3(b)に示すように、本実施形態では、接着部群7bの両側の端部(図中D、E)において、少接着剤部5bが形成されずに、いずれの接着部5においても、接着部5の端部には、基準接着剤部5aが形成される。
このように、接着部群7a、7bの両方の端部側において、いずれの接着部5にも少接着剤部5bが形成されずに、基準接着剤部5aを配置することで、接着部群7a又は接着部群7bをホルダで保持した際に、各光ファイバ3を、光ファイバテープ心線1の長手方向に対して揃った位置でより確実に保持することができるため、光ファイバの長手方向に対する位置ずれが生じにくく、より効率的に接続部の伝送損失の増大を抑制することができる。また、端部側に基準接着剤部5aを配置することで、光ファイバ3同士を幅方向に開いた際に、接着部5が意図せず破断することを抑制することができる。
次に、光ファイバテープ心線1の製造方法について説明する。まず、供給ドラムから所定の本数の光ファイバを個別に繰り出し、集線装置によって並列に集線する。並列された光ファイバ3には、塗布装置により樹脂が塗布される。この際、少接着剤部5bに対応する部位では、樹脂の塗布量が削減される。なお、長手方向に間欠的に接着部5を形成する手法としては、塗布装置による断続的な樹脂の吐出によって行うことができる。塗布された連結樹脂は硬化装置により硬化される。
ここで、塗布装置により塗布する連結樹脂には紫外線硬化樹脂や熱可塑性樹脂が用いられる。連結樹脂が紫外線硬化樹脂の場合には硬化装置は紫外線ランプで構成され、熱可塑性樹脂の場合には硬化装置は水槽等の冷却装置で構成される。
なお、接着部5を間欠的に配置する方法は特に限定されず、全長にわたって樹脂を塗布した後、機械的に刃物での切断を加える手法や、化学的に溶液で接着剤を任意に除去する手法もあり得る。以上により、光ファイバテープ心線1が製造される。その後、光ファイバテープ心線1は、引取装置により所定の線速で引き取られ、アキューム装置で一定の張力が付加されるように貯線された後、巻取ドラムに巻き取られる。
以上、本発明によれば、接着部5の長さを短くするのではなく、また、接着部5の全体の接着剤量を減らすのではなく、その一部に少接着剤部5bを設けることで、十分な接着強度を確保しつつ、接着剤の使用量を削減することができる。このため、融着時における伝送損失の増加を抑制するとともに、製造コストを削減することができる。
例えば、本実施形態のように、接着部5において、少接着剤部5bを形成することによる接着剤の使用量削減効果と同様の効果となるように、単純に接着部5の長さを短くして、非接着部長さを長くすると、融着ホルダのゴムで、被覆が除去された間欠型光ファイバテープを把持した際に、各光ファイバ同士がばらけやすく、光ファイバ間の広がりが発生して、光ファイバの端面の光軸がずれ、融着ロスが悪化する要因となる。一方、接着部5の長さはそのままで、接着部5における接着剤量を全体的に削減して、少接着剤部5bを形成せずに全体として一定の接着剤量とした場合には、光ファイバ間の接着力が低下する。そのため、ポリエチレンなどの樹脂で外被シースを形成する際に、接着力が保てずに、テープ同士が離れるテープ割れが起こる。テープ割れ部では、接着剤の残渣(カス)により心線を圧迫してロス増などの悪影響をもたらすことになる。これに対し、本発明のように、接着部5の範囲内の一部のみの接着剤量を減らすことで、接着剤量の削減効果と、融着時における伝送損失の増加の抑制効果を、効率よく両立することができる。
また、幅方向に隣り合う接着部5同士が、互いに半ピッチずれた千鳥状に配置されることで、幅方向に接着部5同士が整列する接着部群7a、7bを構成することができる。この際、接着部群7a、7bの少なくとも一方の端部において、全ての接着部5の端部に少接着剤部5bを配置せずに、接着部5の端部を基準接着剤部5aで揃えることで、ホルダにセットした際に、全ての接着部5の端部位置において、略同一の接着力を得ることができる。このため、それぞれの単心の光ファイバ3を確実に保持して、長手方向へのずれを抑制することができる。
例えば、ある接着部5の端部にのみ少接着剤部5bが存在すると、接着力が相対的に弱いため、端部が基準接着剤部5aである他の接着部5と比較して、当該部位の光ファイバ3が長手方向へずれやすい。特に、端部に少接着剤部5bが存在すると、接着部5の端部が破断しやすく、この状態でホルダへセットすると、接着力が相対的に弱い光ファイバは、温度変化による伸縮や製造時に生じたひずみによって、他の光ファイバと比較して、軸方向へのずれが生じやすくなる。このようなわずかなずれが生じやすくなると、融着時において、伝送損失の増大の要因となる。このため、ホルダによって保持される部位において、接着部5の端部を基準接着剤部5aで揃えることで、ホルダにセットした際に、全ての光ファイバ3を略均一な保持力で保持し、光ファイバ3のずれを抑制することができる。
なお、このような効果は、接着部群の両端において、基準接着剤部5aを揃えることでより確実にあることができる。また、全ての接着部群において、このような構成とすることで、確実に効果を得ることができる。
また、接着部5の位置が揃う接着部群7a、7bにおいて、少接着剤部5bの長手方向の位置が、全ての接着部5において一致しないように、一部の少接着剤部5bの位置をずらすことで、光ファイバテープ心線1を曲げたり撚ったりした際に、マイクロベンディングが生じにくく、伝送損失の増大を抑制することができる。
同様に、基準接着剤部5aと少接着剤部5bの境界部の接着剤の量をなだらかに変化させることで、光ファイバテープ心線1を曲げたり撚ったりした際に、マイクロベンディングが生じにくく、伝送損失の増大を抑制することができる。
なお、上述した実施形態では、接着部5が千鳥状に配置され、接着部群7a、7bが形成される例を説明したが、本発明はこれには限られない。例えば、図4に示す光ファイバテープ心線1aのように、明確な接着部群が形成されなくてもよい。光ファイバテープ心線1aは、幅方向に隣り合う接着部5が、所定のピッチだけ順次ずれて配置される。すなわち、光ファイバテープ心線1aの長手方向に対して、接着部5が斜め方向に並ぶように配列される。この場合でも、幅方向のそれぞれの接着部5は、長手方向に対して、同一のピッチ及び長さで形成され、それぞれの接着部5において、小接着剤部5bが、長手方向に所定のピッチで形成される。
次に、実際に光ファイバテープ心線を複数種類作成し、融着後の伝送損失を評価した。光ファイバテープ心線は12心の光ファイバが平行に配列され、隣接する2心の光ファイバの組がそれぞれ長手方向に間欠的に連結されて構成されている。接着パターンは接着部10mm、非接着部10mmとしたものを基準の光ファイバテープ心線とした。これに対して、10mmの接着部の範囲内に2.5mmの少接着剤部を形成したもの(おおよそ図2(a)の態様)の光ファイバテープ心線と、接着部を5mm減らして、非接着部を15mmとした光ファイバテープ心線を作成した。
作成された一対の光ファイバテープ心線をそれぞれホルダにセットし、各光ファイバの被覆を除去し、ファイバカッターにより光ファイバを切断した後、融着機にセットし、融着を行った。融着後の光ファイバについて、接続部の伝送損失を測定した。以上の測定を繰り返し、伝送損失の大きさごとの頻度を評価した。結果を図5に示す。
基準とした接着部10mm/非接着部10mmの光ファイバテープ心線(図中F)の結果に対し、接着部の範囲内に2.5mmの少接着剤部を設けた光ファイバテープ心線(図中I)は、ほぼ同等の結果が得られており、実用上、差支えない水準である。一方、接着部7.5mm/非接着部12.5mmと、接着部長を短くした光ファイバテープ心線(図中H)の場合は、融着部における伝送損失がやや増加傾向となり、さらに、接着部5mm/非接着部15mmと、接着部長を短くした光ファイバテープ心線(図中G)の場合は、融着部における伝送損失がさらに増加傾向となり、特に、0.20dB以上の頻度が増大しており、接着部長を10mm未満とすることは好ましくない結果となった。
以上、添付図を参照しながら、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、前述した実施の形態に左右されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1、1a………光ファイバテープ心線
3a〜3l………光ファイバ
5………接着部
7a、7b………接着部群

Claims (9)

  1. 複数の光ファイバが並列されて、隣り合う前記光ファイバ同士が、接着剤によって接着された光ファイバテープ心線であって、
    隣り合う前記光ファイバ同士の接着部が、前記光ファイバの長手方向に対して間欠的に配置され、
    前記接着部の範囲において、基準接着剤部と、前記基準接着剤部よりも相対的に接着剤の量が少ない少接着剤部が形成され、前記少接着剤部が、前記光ファイバの長手方向に対して周期的に形成されていることを特徴とする光ファイバテープ心線。
  2. それぞれの隣り合う前記光ファイバ同士の間において、前記光ファイバの長手方向に対する前記接着部の長さとピッチは、略同一であり、
    幅方向に隣り合う前記接着部同士が、前記光ファイバの長手方向に対してずれていることを特徴とする請求項1記載の光ファイバテープ心線。
  3. 幅方向に隣り合う前記接着部同士が、前記光ファイバの長手方向に対して半ピッチずれた千鳥状に配置され、
    光ファイバテープ心線の長手方向の略同一の位置において、光ファイバテープ心線の幅方向に複数の前記接着部が整列した接着部群が形成されることを特徴とする請求項2記載の光ファイバテープ心線。
  4. 少なくとも一部の前記接着部群において、光ファイバテープ心線の幅方向に、前記接着部の少なくとも一方の端部に形成された前記基準接着剤部の端部の位置が略揃うことを特徴とする請求項3記載の光ファイバテープ心線。
  5. 前記少接着剤部は、前記接着部の端部には位置せず、前記接着部の端部は、前記基準接着剤部で形成されることを特徴とする請求項3または請求項4記載の光ファイバテープ心線。
  6. 前記接着部群において、少なくとも1つの前記接着部における前記少接着剤部の位置が、他のいずれかの前記接着部における前記少接着剤部の位置に対して前記光ファイバの長手方向にずれていることを特徴とする請求項3から請求項5のいずれかに記載の光ファイバテープ心線。
  7. 前記接着部群において、複数の前記接着部における前記少接着剤部の位置が、他の前記接着部における前記少接着剤部の位置に対して前記光ファイバの長手方向にずれていることを特徴とする請求項3から請求項5のいずれかに記載の光ファイバテープ心線。
  8. 前記基準接着剤部と前記少接着剤部の境界部において、接着剤の量がなだらかに変化することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の光ファイバテープ心線。
  9. 前記少接着剤部の断面積は、前記基準接着剤部の断面積の20%以上75%以下であることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載の光ファイバテープ心線。
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