JP2021009496A - 防災情報管理システム、防災情報管理サーバ及び防災情報管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】タイムラインに記録された防災行動時間を基に、各項目の対応リードタイムを予測することができ、さらに、この予測結果を基に、タイムライン表の並び替え(見直し)を提案する防災情報管理システムを提供する。【解決手段】実施形態によれば、防災情報管理システムは、異常発生情報を想定したタイムライン表に部署毎の防災行動を示す行動項目を設定し、前記行動項目の防災行動時間を記録するタイムライン支援部と、前記タイムライン表に記録された防災行動時間を基に、行動項目に対応するリードタイムを予測し、この予測結果を基に前記タイムライン表の項目並べ替えを提案する防災行動予測/計画支援部とを備える。【選択図】図1

Description

この発明の実施形態は、防災情報管理システム、防災情報管理サーバ及び防災情報管理方法に関する。
従来、自治体等に導入された、総合的に防災情報を提供するシステムには、災害発生後の自治体職員の対応に注目したものが多い。しかしながら、災害発生後の対応は、情報が錯綜して十分な情報が得られない中での対応や判断を求められることが多くなり、想定外の災害に対して脆弱であると言われている。
災害対応行動は、大きく定型業務と非定型業務に分けられ、その割合は8:2と言われている。ところが、実際の災害対応現場では、突発的に発生する非定型業務(住民からの問合せ電話の対応や、被災者救援等)に自治体職員が忙殺されているとの指摘もある。
この様な中、国土交通省では、自治体に対して、事前にある程度の被害が予測可能な台風等の風水害を対象にしたタイムライン(事前防災行動計画)の整備を勧めている。このタイムラインでは、自治体の災害発生前における防災行動に着目して、定型業務(イベント等の中止判断、避難所の開設や設備の点検)に余裕をもって対応できるように防災行動の実施主体や判断基準を共有しておく。これにより、防災行動の抜け・漏れを防止することができ、さらに、タイムラインの考え方が浸透すれば地域住民の避難行動を促進する効果が期待されている。
特開2010−271857号公報 特開2017−138916号公報 特開2017−162388号公報
総合防災情報システム(富士通)URL:http://www.fujitsu.com/jp/products/network/managed-services-network/command/disasterprevention/ 危機管理情報マネジメント支援システム(NTTラーニングシステムズ)URL:http://www.ntt.co.jp/journal/1503/files/jn201503055.pdf 総合防災情報システム(富士通)URL:http://www.fujitsu.com/jp/products/network/managed-services-network/command/disasterprevention/ AAR(After Action Review)http://www.tokiorisk.co.jp/publication/report/trc-eye/pdf/pdf-trc-eye-060.pdf
ところで、タイムラインでは、防災行動項目とその分担範囲を事前に関係者間で共有することが重要とされている。また、その分担範囲や項目については、個別の災害対応等を通じて逐次改善・アップデートされていくことが望ましい。したがって、災害対応結果を整理し振り返る作業が重要である。ただし、この作業の追加は現場職員への負担が大きくなることが課題である。また、振り返りのための基礎的なデータを客観的指標で示す機能が求められている。
具体的には、米国の事後検討会(AAR:After Action Review)に見られるような、災害時/訓練時の防災行動を第三者的視点に基づいて、評価を行う必要がある。
現在のタイムライン表は、事前の組織内ワークショップ等の活動や机上検討により項目が列挙されているので、各項目間あるいは組織間の連携に伴うリードタイム等が正確には反映されていない。そのため、必ずしも現場対応の効率化に繋がっていないという課題がある。
この発明の実施形態の課題は、タイムラインに記録された防災行動時間を基に、各項目の対応リードタイムを予測することができ、さらに、この予測結果を基に、タイムライン表の並び替え(見直し)を提案することのできる防災情報管理システム、防災情報管理サーバ及び防災情報管理方法を提供することにある。
実施形態によれば、防災情報管理システムは、タイムライン支援部と、防災行動予測/計画支援部とを備える。タイムライン支援部は、想定される発生事象(イベント情報)等に基づく部署毎の防災行動項目を設定したタイムライン表に、前記行動項目の防災行動時間/結果を記録する。防災行動予測/計画支援部は、前記タイムライン表に記録された防災行動時間を基に、行動項目の対応に要する所要時間を予測することができる。この予測結果を基に前記タイムライン表の項目並べ替え(計画の見直し)を提案したり、タイムライン支援部運用中の表示切り替え機能を提供したりする。
図1は、本実施形態に係る防災情報管理システムの概略構成を示すブロック図である。 図2は、図1に示すシステムのタイムライン支援部及び防災行動予測/計画支援部それぞれの具体的な構成を示すブロック図である。 図3は、図1に示すシステムの防災行動予測/計画支援部における分析部の具体的な構成を示すブロック図である。 図4は、図3に示すタイムライン計画DB(データベース)の例を示す図である。 図5は、図3に示すタイムライン記録DB(データベース)の例を示す図である。 図6は、図3に示す分析部の行動時間予測処理を示すフローチャートである。 図7は、図3に示す分析部の行動項目表示手順を説明するための図である。 図8は、図3に示す分析部のタイムライン編集における防災行動編集の選択画面を示す図である。 図9は、図3に示す分析部のタイムライン編集における対応部門編集の選択画面を示す図である。 図10は、図8に示す防災行動編集の選択画面において推奨並び替え(対応時間の短い順)を手動で編集する様子を示す図である。 図11は、図1に示すタイムライン支援部での、運用中閲覧画面における表示順序の切り替え(重要度による昇順)を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る防災情報管理システムの概略構成を示すブロック図である。このシステムは、タイムライン支援部11と、防災行動予測/計画支援部12とを備える。
上記タイムライン支援部11は、気象警報の発令状況や水位超過等のセンサー情報等の発生事象(イベント情報)を想定して、予めタイムライン表に登録された部署毎の防災行動項目に対し、行動項目それぞれの防災行動時間を記録する。
防災行動予測/計画支援部12は、タイムライン表に記録された過去の防災行動時間を基に、行動項目の対応に要する所要時間を予測し、この予測結果を基にタイムライン表の項目並べ替え(見直し)を提案する機能を備える。具体的には、以下の処理を行う。
(1)タイムライン表への行動結果登録
タイムライン表に行動結果を登録した後、その結果を振り返り、気象警報等の発生事象とタイムライン履歴を比較してタイムライン表を改訂する。このとき、タイムライン表の行動項目毎の想定所要時間の更新を行って、行動項目の順番の変更、あるいは項目の分割を提案する。これにより、変更されたタイムライン表は災害対策本部の管理画面や、避難所タブレットなどの閲覧画面に反映されるようになる。
(2)実施完了時刻表出力
タイムラインの各レベルにおける行動項目の実施完了時刻を集計し、その集計結果をバーチャート等で表(クロノロジー)にして出力する。
(3)課題抽出と比較による改善
対応に時間の掛かった項目やタイムラインのレベル変更時の未完了項目を抽出し、警報発令/警戒基準値の超過タイミングとの比較を1画面に表示する。
以上の処理により、防災行動予測/計画支援部12で(2)(3)の表示を基に、タイムライン表の計画見直しを実施することができ、修正された計画はタイムライン支援部11で表示されるタイムライン表にフィードバックされ、これによってタイムラインの運用(PDCAサイクル)において、現場対応の改善・効率化に寄与することができる。
図2(a)は図1に示すシステムのタイムライン支援部11、図2(b)は同システムの防災行動予測/計画支援部12の具体的な構成を示すブロック図である。
図2(a)に示すタイムライン支援部11は、NW(ネットワーク)部111を備える。このNW部111には、行動項目毎のタイムライン計画案を蓄積するタイムライン計画DB(データベース)112、タイムラインの対応時間及びイベント発生状況を蓄積するタイムライン記録DB113の他、制御部114、表示部115及び通信部116が接続される。
上記制御部114は、情報入力端末からセンサ等の情報を入力し、タイムライン表の作成、登録等の制御を行う。上記表示部115は、災害対策本部から要求される情報を供給し、モニタに表示させる。上記通信部116は。テレメータ、現場情報入力部と接続してそれぞれの入力情報を取り込み、要求された情報を発信出力する。なお、上記NW部111には、外部の他機関等と直接接続され、適宜情報の共有が行われる。
図2(b)に示す防災行動予測/計画支援部12は、NW(ネットワーク)部121を備える。このNW部121には、タイムライン支援部11と同様のタイムライン計画DB(データベース)122、タイムライン記録DB123を備え、さらに分析部124、制御部125及び表示部126が接続される。
上記分析部124は、タイムライン計画DB121及びタイムライン記録DB122の蓄積データを分析し、各行動項目の行動時間の予測、各行動項目の表示順序の入れ替え等の処理を行う。上記制御部125は、情報入力端末からセンサ等の情報を入力し、タイムライン表の作成、登録等の制御を行う。上記表示部126は、災害対策本部から要求される情報を供給し、モニタに表示させる。
図3は、上記防災行動予測/計画支援部12における分析部124の具体的な構成を示すブロック図である。この分析部124は、データ入出力部124a、データ分析部124b、見直し計画立案部124c、機械学習テンプレート124d、推定情報保存部124e、見直し計画案格納部124fを備える。上記データ入出力部124aは、NW部121を通じてタイムライン計画DB122及びタイムライン記録DB123に蓄積されたデータを選択的に入力し、分析処理されたデータを送り返す。上記データ分析部124bは、機械学習テンプレート124dを参照して入力データを分析し、各防災行動の所要時間を推定し、推定情報保存部124eに保存する。上記見直し計画立案部124cは、推定情報保存部124eに保存された推定情報とデータ入出力部124aからの入力データに基づいて見直し計画を立案し、見直し計画案格納部124fに格納する。
図4は、図3に示すタイムライン計画DBの例を示す図である。この例では、行動項目毎に、タイムラインのレベル(Lv)、同一レベル内の表示順、対応部署、重要度(対応の優先度)、想定対応時間(分)が設定されている。
図5は、図3に示すタイムライン記録DBの例を示す図であり、図5(a)は対応時間DB、図5(b)は、イベント発生DBを示している。図5(a)の例では、想定対応時間、行動開始時刻、行動完了時刻、所要時間(平均)が記録されている。図5(b)の例では、装置の稼働履歴、センサ情報等に基づくイベント項目、発生時刻、発生事象(イベント)に相関の高い防災行動IDとその発生確率が記録されている。
図6は、図3に示す分析部124の行動時間予測処理を示すフローチャートである。ここでは、各項目の完了時刻、各種警報の発令時刻との相関を基に、各防災行動の所要時間を推定する予測手法について説明する。
上記分析部124は、タイムライン計画の振り返り/見直し計画策定のための、客観的データ(クロノロジー)策定を支援するため、図6に示すように、まず、タイムライン計画DBから、1つの計画IDを選択する(ステップS1)。このとき、該当する計画IDの防災行動記録(発生時刻/完了時刻)を抽出する(ステップS2)。また、抽出した防災行動記録の所要時間の平均/分散を算出し、想定対応時間を更新する(ステップS3)。ただし、実施記録のない防災行動の想定対応時間は、当該計画IDが属するタイムラインのレベル(同じレベルが設定された行動項目のまとまり)内の防災行動記録のうち、最大所要時間+1hと設定する。
このとき、全てのタイムライン計画IDに対応する行動項目の想定対応時間を更新したかを判断し(ステップS4)、更新できていない場合(NO)には、ステップS1に戻って、タイムライン計画DBから次の計画IDを1つ選択し、上記ステップS2〜S4の処理を繰り返す。ステップS4で更新が完了した場合(YES)には、イベント発生DBから1つのイベントIDを選択する(ステップS5)。このとき、該当するイベントIDの発生時刻を抽出する(ステップS6)。また、抽出したイベント発生時刻後(数時間内)に実施完了となっている計画IDを防災行動記録結果から抽出し、重み付け(発生確率≒(発生回数/イベント回数)×T経過時間)の算出を行う(ステップS7)。
ここで、全てのイベントIDに対してイベントの重み付けを行ったか判断し(ステップS6)、全イベントの重み付けが完了していない場合(NO)には、ステップS5に戻って、イベント発生DBから次のイベントIDを1つ選択し、上記ステップS6〜S8の処理を繰り返す。ステップS8で全イベントの重み付けが完了した場合(YES)には、一連の処理を終了する。
すなわち、防災行動項目には、それぞれ対応に要する所要時間が設定されている。これらの所要時間は、一般に防災訓練の経験や過去の災害対応記録等を基に設定されている。ここでは、実際の防災行動記録を基に、その所要時間を平均時間(未実施の場合は同一レベル内の最大所要時間+1h)により更新する。
また、防災行動項目によっては、警報発令等の具体的なイベント発生に相関の強い項目も存在する。その場合は、想定所要時間の分散が大きくなる傾向が考えられる。そのような項目は、特定のイベントとの相関をベースに、他の防災行動項目とのグループ化が考えられる。
防災行動項目間のグループ化については、発生イベントごとに発生確率を計算する。この計算は、あるイベント発生時刻から数時間の間に完了した防災行動IDを抽出し、発生頻度(生起回数/イベント回数)×重み付け(最大時間−経過時間)で発生確率を定義する。一定のしきい値以上の発生確率を持つ防災行動項目をグループ化して並び替えを行う。
また、一定期間以上の防災行動記録が蓄積された場合は、全てのイベント発生時刻に対して、ロジスティック回帰等の機械学習的な相関分析を行うことで、発生確率を再定義することが考えられる。以上により、タイムライン計画の見直し案の立案機能を提供することができる。
タイムライン運用中(防災行動実施中)のタイムライン表の並び替え機能について、図4のタイムライン計画表を参考に説明する。
タイムライン計画表は、各行動項目に、それを実施する時期を示すタイムラインのレベル(ステージとも言う)とそのレベル内の表示順、対応部署(複数設定されることがある)および重要度、想定対応時間の情報がある。
タイムライン運用中には、タスク管理画面上に各行動項目の完了/未完了を示すインジケータが表示される。災害対策室では、全ての部署の対応項目が表示され、全体のタスク進捗状況を把握することができる。一方、各対応部署の職員は、自部門の対応項目のみがフィルタリングされて表示される。
各表示画面では、通常は予め定められた表示順に従って行動項目が示されている。この状態から、例えば現場対応中の職員が、次に実施する防災行動項目を選択する場合を考える。表示順にタスクを実施するよりも、現場の近い行動項目を選択した方が効率的であるため、「表示順」→「重要度順」→「想定対応時間順」→「表示順」→…の様に、サイクリックに表示順を入れ替える機能を提供する。他に、前回の防災対応時(訓練時)のタスク完了時間(別DBを参照)に基づいて並び替える機能等も考えられる。
図7は、図3に示す分析部124の行動項目表示手順を説明するための図である。
分析部124は、実運用中のタイムライン表の並び替え表示機能として、防災行動推定時間や項目の重要度を基に、タイムライン表の表示順序を入れ替える機能と、所要時間が長い項目や、近い項目をグループ化し、項目の分割/再構成を提案する機能を提供する。
上記機能を実現する手順として、タイムライン計画表の並び替え手順と、タイムライン運用中にダイナミックにタスク表示を入れ替える手順を採用する。
上記タイムライン計画表の並び替えは、想定所要時間の短い順とする。ただし、実績の無い項目は後回しになる。さらに、想定所要時間を、重要度に応じた重み付けで割った順とする。イベント発生DBのうち、高い発生確率が算出された複数の防災行動IDを、相関の高い防災行動としてグループ化し、グループ毎の重要度を算出し提示する。
また、上記ダイナミックにタスク表示を入れ替える手順としては、タイムライン表の表示画面で、重要度順、タスク完了順に並び替える機能と、イベント発生情報を基に、相関の高い行動項目を抽出して表示する機能と、想定所要時間を超えて、未完了の行動項目を抽出して表示する機能を提供する。
図8は、図3に示す分析部のタイムライン編集における防災行動編集の選択画面を示す図である。ここでは、タイムラインのレベル1において、行動詳細を選択した様子を示している。
図9は、図3に示す分析部のタイムライン編集における対応部門編集の選択画面を示す図である。ここでは、タイムラインのレベル2において、行動内容が要支援者の避難準備について防災課を選択した様子を示している。
図10は、図8に示す防災行動編集の選択画面において推奨並び替え(対応時間の短い順)を手動で編集する様子を示す図である。ここでは、タイムラインのレベル1において、システムが推奨する並び替えに対して任意の行を選択した状態(行毎に行動項目を追加・削除したり、順番を一行上や一行下に並び替えたりする編集作業が実行できる)を示している。
図11は、図1に示すタイムライン支援部での、運用中閲覧画面における表示順序の切り替え(重要度による昇順)を示す図である。ここでは、防災課及び市民課の行動項目について、完了タスクが色変更して表示された状態を示している。
以上の表示例から明らかなように、本実施形態に係る防災情報管理システムによれば、タイムライン支援部で記録された防災行動時間を基に、各項目の対応に要する所要時間を予測することができ、さらに、この予測結果を基に、タイムライン表の並び替え(見直し)を提案することができる。
なお、上記実施形態では、タイムライン支援部及び防災行動予測/計画支援部がスタンドアローンで構築されている場合について説明したが、ネットワーク上に配置して防災情報管理サーバとして実現するようにしてもよい。
その他、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
11…タイムライン支援部、111…NW部、112…タイムライン計画DB、113…タイムライン記録DB、114…制御部、115…表示部、116…通信部、12…防災行動予測/計画支援部、121…NW部、122…タイムライン計画DB、123…タイムライン記録DB、124…分析部、124a…データ入出力部、124b…データ分析部、124c…見直し計画立案部、124d…機械学習テンプレート、124e…推定情報保存部、124f…見直し計画案格納部、125…制御部、126…表示部。

Claims (13)

  1. 異常発生情報を想定したタイムライン表に部署毎の防災行動を示す行動項目を設定し、前記行動項目の防災行動時間を記録するタイムライン支援部と、
    前記タイムライン表に記録された防災行動時間を基に、行動項目に対応するリードタイムを予測し、この予測結果を基に前記タイムライン表の項目並べ替えを提案する防災行動予測/計画支援部と
    を具備する防災情報管理システム。
  2. 前記防災行動予測/計画支援部は、前記タイムライン表に行動結果を登録した後、その結果を振り返り、気象警報とタイムライン履歴を比較して前記タイムライン表を改訂し、前記タイムライン表の行動項目と必要時間の追加・削除を行って、前記行動項目の追加・順番の変更に対応する請求項1記載の防災情報管理システム。
  3. 前記防災行動予測/計画支援部は、前記タイムライン表に設定するレベルにおける行動項目の実施完了時刻を集計出力する請求項1記載の防災情報管理システム。
  4. 前記防災行動予測/計画支援部は、前記行動項目のうちの時間の掛かった項目または前記タイムライン表に設定するレベルの変更時の未完了項目を抽出し、警報発令/警戒基準値の超過タイミングと比較して比較結果を表示する請求項1記載の防災情報管理システム。
  5. 前記防災行動予測/計画支援部は、前記タイムライン表の行動項目の推定時間あるいは重要度を基に、前記タイムライン表の表示順序を入れ替える機能を備える請求項1記載の防災情報管理システム。
  6. 前記防災行動予測/計画支援部は、前記行動項目のうち所要時間が長い項目または近い項目をグループ化して前記行動項目の分割または再構成を提案する機能を備える請求項1記載の防災情報管理システム。
  7. 異常発生情報を想定したタイムライン表に部署毎の防災行動を示す行動項目を設定し、前記行動項目の防災行動時間を記録するタイムライン支援部と、
    前記タイムライン表に記録された防災行動時間を基に、行動項目に対応するリードタイムを予測し、この予測結果を基に前記タイムライン表の項目並べ替えを提案する防災行動予測/計画支援部と
    を具備し、
    ネットワークを通じて前記タイムライン表の処理を実行する防災情報管理サーバ。
  8. 前記防災行動予測/計画支援部は、前記タイムライン表に行動結果を登録した後、その結果を振り返り、気象警報とタイムライン履歴を比較して前記タイムライン表を改訂し、前記タイムライン表の行動項目と必要時間の追加・削除を行って、前記行動項目の追加・順番の変更に対応する請求項7記載の防災情報管理サーバ。
  9. 前記防災行動予測/計画支援部は、前記タイムライン表に設定するレベルにおける行動項目の実施完了時刻を集計出力する請求項7記載の防災情報管理サーバ。
  10. 前記防災行動予測/計画支援部は、前記行動項目のうちの時間の掛かった項目または前記タイムライン表に設定するレベルの変更時の未完了項目を抽出し、警報発令/警戒基準値の超過タイミングと比較して比較結果を表示する請求項7記載の防災情報管理サーバ。
  11. 前記防災行動予測/計画支援部は、前記タイムライン表の行動項目の推定時間あるいは重要度を基に、前記タイムライン表の表示順序を入れ替える機能を備える請求項7記載の防災情報管理サーバ。
  12. 前記防災行動予測/計画支援部は、前記行動項目のうち所要時間が長い項目または近い項目をグループ化して前記行動項目の分割または再構成を提案する機能を備える請求項7記載の防災情報管理サーバ。
  13. 異常発生情報を想定したタイムライン表に部署毎の防災行動を示す行動項目を設定し、前記行動項目の防災行動時間を記録し、前記タイムライン表に記録された防災行動時間を基に、行動項目に対応するリードタイムを予測し、この予測結果を基に前記タイムライン表の項目並べ替えを提案する防災情報管理方法。
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