JP2002230235A - 災害対策支援システム - Google Patents

災害対策支援システム

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JP2002230235A
JP2002230235A JP2001025963A JP2001025963A JP2002230235A JP 2002230235 A JP2002230235 A JP 2002230235A JP 2001025963 A JP2001025963 A JP 2001025963A JP 2001025963 A JP2001025963 A JP 2001025963A JP 2002230235 A JP2002230235 A JP 2002230235A
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Japan
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countermeasure
time
disaster
support system
item
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Application number
JP2001025963A
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English (en)
Inventor
Shigehisa Sakimura
茂寿 崎村
Hisanori Nonaka
久典 野中
Hiroyuki Satake
弘之 佐竹
Hiroshi Shojima
正嶋  博
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 災害発生時に実行すべき災害対策を自動的に
選択して表示し、その進捗状況を併せて示す手段を備え
た災害対策支援システムを提供する。 【解決手段】 読込んだ対策リストから対策項目を選択
する対策項目自動選択処理200と、対策項目表示処理
300と、開始時刻を記録する対策開始処理400と、
対策終了情報を受け付ける対策終了情報入力処理500
と、終了時刻を記録する対策終了処理600と、対策時
間を計算する実働時間計算処理700と、進捗状況を評
価する対策評価処理800と、対策遅延発生時900に
対策項目を選別する対策選別処理1000と、評価結果
を表示する対策評価結果表示処理1100と、対策リス
トデータを編集する対策リストデータ編集処理1200
とからなる。実施すべき対策項目を進捗状況に応じて選
択,選別し、対策進捗状況および対策終了目標時間を把
握できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自治体や企業の防
災センタまたはその関連部署などで利用される災害対策
支援システムに係り、特に、システムを使用するユーザ
に対して複数の災害対策を適切かつ適時に選択,選別し
て提示する手段に関する。
【0002】
【従来の技術】災害発生時に災害対策を実行する場合、
災害対策担当者は、災害対策関連の法律や災害対策マニ
ュアルなどに基づいて、必要な災害対策を人手で選択
し、実施していた。
【0003】災害対策を効率化するために、現在では、
日本電気株式会社が販売しているINFOTABSや特
開平10−334078号公報などに示されているよう
な災害対策支援システムが、導入されている。
【0004】これらの災害対策支援システムにより、被
災状況の一元管理や、関係機関連絡先など災害対策に関
する情報の参照は、容易になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の災害対策支援シ
ステムにおいては、被災情報や災害対策情報は、集約で
きる。
【0006】しかし、集約した情報に基づき具体的に実
行すべき対策は、ユーザが適宜選択しなければならない
災害対策支援システムが多い。
【0007】災害対策状況に応じて災害対策内容を具体
的に選択し提示するような災害対策支援システムであっ
ても、同時に複数の災害対策を実行しなければならない
場合の対策項目は、ユーザが適宜選択しなければならな
い。
【0008】したがって、次の段階で実行すべき重要な
災害対策項目が、必ず最初に示されるという保証はな
い。
【0009】また、従来の災害対策支援システムは、災
害発生時にどのような内容の災害対策を実行すべきかを
支援するのが、主な機能であり、個々の災害対策の進捗
状況に関する判断の支援は、できない。
【0010】さらに、災害対策においては、すべての対
策を終了する十分な時間がない場合、時間内に終了すべ
き重要度の高い対策と、時間を超えても支障がない重要
度の低い対策を分け、重要度の高い対策を優先して実行
するという選別(triage)の概念が、一般業務に対して非
常に重要であるとされている。しかし、従来の災害対策
支援システムでは、災害対策の選別は、人間の判断に委
ねられていた。
【0011】災害対策の現場では、混乱が予想されるた
めに、次に実行すべき災害対策項目をユーザの判断で選
択する方式では、ユーザの負担が大きく、また、判断の
遅れによる災害対策の遅れが、深刻な被害を引き起こす
おそれがあり、大震災などでは、実例もある。したがっ
て、次に実行すべき災害対策項目は、自動的に選別,選
択される方が望ましい。
【0012】また、過去に実行した災害対策がどれだけ
の対策時間を要し、今後の災害対策にどれだけの時間を
使えるかが明示的に分かる方が、望ましい。
【0013】本発明の目的は、災害発生時や災害対策訓
練時に実行すべき災害対策を自動的に選択して表示する
とともに、その進捗状況を併せて示す手段を備えた災害
対策支援システムを提供することである。
【0014】本発明の他の目的は、対策遅延発生時に災
害対策を選別し、重要度の高い対策と低い対策のそれぞ
れに対する対策目標時間を示す手段を備えた災害対策支
援システムを提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、少なくとも災害対策項目情報と対策重要
度と対策標準作業時間とを有する対策リストから対策項
目を選択する対策項目自動選択処理手段と、選択された
対策項目の実行に要した実働時間を計算する実働時間計
算処理手段と、対策標準作業時間および実働時間から対
策の進捗状況を評価する対策評価処理手段と、対策遅延
判断処理手段と、対策遅延発生時に対策項目自動選択処
理手段における対策選択方式を変更し対策を選別する対
策選別処理手段と、対策評価処理手段による評価結果を
表示する対策評価結果表示処理手段とからなる災害対策
支援システムを提案する。
【0016】前記対策項目自動選択処理手段は、対策遅
延情報と対策重要度と対策標準作業時間とに基づいて実
施すべき対策項目を自動選択する機能を有する。
【0017】前記対策評価処理手段は、実働時間と対策
標準作業時間とを比較し対策進捗状況を評価する機能を
有する。
【0018】前記対策選別処理手段は、対策重要度と重
要度閾値とを比較して重要対策を選別し、選別した重要
対策が通常対策に優先して選択されるように対策リスト
を並べ替える機能を有する。
【0019】前記対策評価結果表示処理手段は、少なく
とも1つの対策項目について対策標準作業時間の合計時
間と実働時間と標準時間合計および実働時間から算出さ
れる対策可能残時間とを表示する機能を有することがで
きる。
【0020】前記対策評価結果表示処理手段は、また、
対策遅延発生時に重要対策の対策目標時間および通常対
策の対策目標時間を動的に設定し表示する機能を備える
ことが望ましい。
【0021】いずれの災害対策支援システムにおいて
も、対策リストのデータを編集する対策リストデータ編
集処理手段を備え、対策リストデータ編集処理手段が、
対策項目毎の対策標準作業時間および対策重要度を変更
する機能を有するようにしてもよい。
【0022】前記災害対策支援システムをハードウエア
として構成する場合は、対策リストを保持する対策情報
記憶部と、選択された対策項目と対策評価結果とを表示
する対策情報表示部と、対策リストの情報入力処理手段
および対策リストデータの編集処理手段を実行する対策
情報入力部と、対策リストの読込処理手段,対策項目自
動選択処理手段,対策処理手段,実働時間計算処理手
段,対策評価処理手段,対策遅延判断処理手段,対策選
別処理手段を実行する対策情報処理部とにより構成す
る。
【0023】本発明は、また、上記目的を達成するため
に、少なくとも災害対策項目情報と対策重要度と対策締
切時刻を有する対策リストから対策項目を抽出する対策
項目抽出処理手段と、抽出された対策項目の対策終了時
に終了時刻を記録する対策終了処理手段と、締切遅延判
断処理手段と、対策遅延発生時に対策項目抽出処理手段
における対策抽出方式を変更し対策を選別する対策選別
処理手段と、対策進捗状況を表示する対策進捗表示処理
手段とからなる災害対策支援システムを提案する。
【0024】前記対策項目抽出処理手段は、対策遅延情
報と対策締切時刻とに基づいて実施すべき対策項目を抽
出する機能を有する。
【0025】前記対策進捗表示処理手段は、少なくとも
1つの対策項目について対策締切時刻と実働時間と対策
締切時刻および実働時間から算出される対策可能残時間
とを表示する機能を有する前記災害対策支援システムを
ハードウエアとして構成する場合は、対策リストを保持
する対策情報記憶部と、抽出された対策項目と対策進捗
とを表示する対策情報表示部と、対策リストの情報入力
処理手段を実行する対策情報入力部と、対策リストの読
込処理手段,対策項目抽出処理手段,対策処理手段,対
策終了処理手段,締切遅延判断処理手段,対策選別処理
手段を実行する対策情報処理部とにより構成する。
【0026】本発明は、さらに、上記いずれかの災害対
策支援システムと当該災害対策支援システムに通信回線
で接続された対策進捗評価支援システムとからなる災害
対策進捗通知サービスシステムであって、災害対策支援
システムが、災害対策時間管理装置であり、対策進捗評
価支援システムが、災害対策時間管理装置で生成されて
いく対策情報データを蓄積する対策情報データベース
と、災害状況データを蓄積する災害状況データベース
と、対策情報データおよび災害状況データを解析し予め
設定された解析方法で対策項目を抽出する対策情報デー
タ解析部とを備え、抽出した対策項目を対策管理者に提
供する災害対策進捗通知サービスシステムを提案する。
【0027】本発明は、災害現場に近いコンピュータな
どに読込んで災害対策支援システムを実現するために、
上記災害対策支援システムにおける各処理の手順を記録
したコンピュータ読込み可能な記録媒体を提案する。
【0028】本発明においては、複数の災害対策を実行
する場合でも次に実行すべき対策が自動的に選択して提
示され、それぞれの対策の進捗状況を表示できる。
【0029】また、対策遅延発生時に対策を選別し、重
要度の高い対策と低い対策のそれぞれに対する対策目標
時間を表示できる。
【0030】
【発明の実施の形態】次に、図1ないし図16を参照し
て、本発明による災害対策支援システムの実施形態を説
明する。
【0031】
【実施形態1】図1は、本発明による災害対策支援シス
テムの実施形態1の処理手順を示すフローチャートであ
る。本実施形態1の災害対策支援システムは、対策リス
ト読込処理100と、る対策項目自動選択処理200
と、対策項目表示処理300と、対策開始処理400
と、対策終了情報入力処理500と、る対策終了処理6
00と、実働時間計算処理700と、対策評価処理80
0と、対策遅延判断処理900と、対策選別処理100
0と、対策評価結果表示処理1100と、対策リストデ
ータ編集処理1200と、全対策終了判断処理1300
とから構成される。
【0032】対策リスト読込処理100は、ある時点で
実施すべき災害対策項目の重要度(重要度),対策に要す
る標準的な作業時間(標準時間)などを記述してある対策
リストを読込む。対策項目自動選択処理200は、対策
リストから次に実施すべき対策項目を自動選択する。対
策項目表示処理300は、対策項目自動選択処理200
が選択した対策項目を表示する。
【0033】対策開始処理400は、対策開始時刻を取
得する。対策終了情報入力処理500は、対策終了など
の対策情報を入力する。対策終了処理600は、対策終
了時刻を取得し対策リストから終了した対策項目を削除
するとともに対策リストへの新規対策項目再読込を実行
する。実働時間計算処理700は、対策開始時刻と対策
終了時刻とから対策に要した実働作業時間(実働時間)を
算出する。対策評価処理800は、標準時間と実働時間
とを比較した結果を含む対策情報データを生成し、対策
進捗状況を評価する。
【0034】対策遅延判断処理900は、対策が遅延し
ているかどうかを判断する。対策選別処理1000は、
対策が遅延している場合に対策選択方式を変更し重要度
に応じて対策を選別する。対策評価結果表示処理110
0は、対策評価処理800の評価結果に基づいて標準時
間合計や実働時間合計などを表示する。対策リストデー
タ編集処理1200は、対策リストデータを編集する。
全対策終了判断処理1300は、すべての対策が終了し
ているかどうかを判断する。
【0035】図2は、対策リストデータの構成の一例を
示す図である。対策リストデータには、ある時点で実施
すべき災害対策項目A1〜An(対策項目)と、それぞれ
の対策項目に対応する作業重要度I1〜In(重要度)
と、標準作業時間T1〜Tn(標準時間)と、対策締切時
刻Td1〜Tdn(締切時刻)と、詳細ガイダンスG1〜
Gn(ガイダンス)と、ここでは図示していない備考R1
〜Rnとが、保持されている。
【0036】対策項目には対策項目固有のIDが保持さ
れ、重要度には予め定めるm段階の作業優先順位が保持
され、標準時間にはその対策を実施するのに必要な標準
的な作業時間が保持され、締切時刻には対策を終了すべ
き締切時刻(時刻計測開始時点からの相対時刻とする)が
保持され、ガイダンスには対策の具体的な実施手順が保
持され、備考には対策リストデータ編集処理1200を
用いて重要度や標準時間を修正した際の修正理由などが
保持される。
【0037】なお、対策リストに対する対策項目の追加
は、リストデータ書式に従えば、どのような手段を用い
てもよい。例えば、本発明による災害対策支援システム
以外の装置が、対策リストに対して対策項目を追加して
もよい。また、ユーザが、手入力で対策リストに対して
対策項目を追加してもよい。
【0038】図3は、対策評価処理800が生成する対
策情報データの構成の一例を示す図である。対策情報デ
ータには、対策項目A1〜Anと、終了フラグfE1〜
fEnと、実施中フラグfC1〜fCnと、対策開始時
刻ts1〜tsn(開始時刻)と、対策終了時刻te1〜
ten(終了時刻)と、実働作業時間t1〜tn(実働時
間)と、実働/標準作業時間比p1〜pn(時間比)と、
実働−標準時間差分dT1〜dTn(時間差分)と、時間
差分/標準時間比dTp1〜dTpn(時間差分比)と、
時間差発生要因f1〜fnとが、保持されている。
【0039】対策項目には対策リストデータと同一の対
策項目IDが保持され、終了フラグには対策を終了した
かどうかを示すフラグが保持され、実施中フラグには対
策が実施中であるかどうかを示すフラグが保持され、開
始時刻には対策を開始した時刻が保持され、終了時刻に
は対策を終了した時刻が保持され、実働時間には実際の
対策に要した時間が保持され、時間比には実働時間と標
準時間の比率(tx/Tx)が保持され、時間差分には実働
時間と標準時間の差分(tx−Tx)が保持され、時間差分
比には時間差分と標準時間の比率(dTx/Tx)が保持さ
れ、時間差発生要因には標準時間に対して実働時間がず
れた場合などの要因が保持される。
【0040】なお、時間差発生要因は、図1に示した処
理手順の構成から明らかなように、対策リストデータ編
集処理1200により入力される。
【0041】次に、図1を用いて、本実施形態1の詳細
な処理手順を説明する。
【0042】まず、対策リスト読込処理100は、読込
処理の時点で少なくとも1つの対策項目が記録されてい
る対策リストをすべて読込む。対策リストが空の場合
は、対策リストに実施すべき対策が追加されるまで待ち
状態に入る。
【0043】対策項目自動選択処理200は、対策リス
ト読込処理100によって読込まれた対策項目から、予
め設定された選択方式に基づき災害対策項目を1つ選択
する。この際、予め設定された方式とは、標準時間の昇
順および降順、重要度の昇順および降順、または、それ
らの組み合わせなどである。対策項目自動選択処理20
0の内部処理の詳細は、後述する。ここでは、仮に選択
された対策項目をA1とする。
【0044】対策項目表示処理300は、対策項目自動
選択処理200で選択された対策項目(A1)を表示す
る。
【0045】対策開始処理400は、表示時点を災害対
策開始時点として、対策開始時刻を取得すると同時に、
対策情報データ内の実施中フラグをONにする。
【0046】ここまでの手順で、ユーザに対して実施す
べき対策項目(A1)が提示され、ユーザは、対策A1を
実施する。
【0047】対策終了情報入力処理500は、ユーザが
対策A1を終了するまでの間、待ち状態に入る。
【0048】ユーザが対策終了情報入力処理500に対
して対策A1終了を入力すると、対策終了処理600
は、対策終了時刻を取得し、対策リストから終了した対
策項目を削除するとともに、対策情報データ内の実施中
フラグをOFFにする。また、新たな対策項目の追加が
ある場合は、追加された対策項目を対策リストに読込
む。
【0049】実働時間計算処理700は、対策開始時刻
と対策終了時刻から実働時間を計測し、対策情報データ
内の実働時間に記録する。
【0050】対策評価処理800は、対策情報データ内
の実働時間と対策リストデータ内の標準時間を元にし
て、時間比や時間差分,時間差分比などを計算し、対策
情報データ内に記録する。
【0051】ここで計算された時間比や時間差分,時間
差分比などの対策情報データは、必要に応じて、表形式
やグラフ形式などで表示してもよい。また、対策情報デ
ータをファイルなどに出力して災害対策効率の評価など
に用いてもよい。
【0052】対策遅延判断処理900は、対策情報デー
タから対策が遅延しているかどうかを判断する。具体的
には、終了済み対策の時間差分(tx−Tx)合計が、0を
超えるかどうかで判断する。
【0053】対策が遅延していた場合、対策選別処理1
000は、予め対策項目自動選択処理200に対して設
定されている選択方式を変更し、予め設定される重要度
閾値を用いて対策を選別する。対策選別処理1000の
内部処理の詳細は、後述する。
【0054】次に、評価結果表示処理1100は、標準
時間グラフ,実働時間グラフ,対策可能残時間グラフ,
対策目標時間グラフからなる対策進捗情報を表示する。
対策結果表示処理1100の内部処理の詳細は、後述す
る。
【0055】対策進捗情報が表示されると、ユーザは、
複数の災害対策項目を実施する際に、標準的な対策時間
に対する実際の対策時間および残りの対策可能時間を参
照できる。
【0056】しかし、実働時間と標準時間とが異なる場
合の例としては、何らかの原因で実働時間の方が標準時
間に対してずれている場合(対策が遅れた、対策できな
かったなど)と、実働時間は正しい(対策は正常に実行さ
れた)ものの、予め設定されていた標準時間が適切でな
い場合とが、考えられる。
【0057】したがって、ユーザは、必要に応じて、対
策リストデータ編集処理1200により、対策リストデ
ータや対策情報データを修正できる。
【0058】対策A1に関する以上の手順が終了する
と、全対策終了判断処理1300は、対策リスト内に未
実施の対策が残っていないかどうかを確認し、まだ未実
施の対策がある場合は、対策項目自動選択処理200に
戻る。
【0059】ここまでの手順を対策リスト内に保持され
ている全対策に対して適用し、すべての対策を終了す
る。
【0060】図4は、対策項目自動選択処理200の内
部処理の手順を示すフローチャートである。対策項目自
動選択処理200では、まず、前回までに実行した対策
が遅延しているかどうかを判断する(ステップ201)。
なお、前回に実行した対策がない(一番最初の対策項目
処理時)場合は、遅延していないと判断する。
【0061】ステップ201による判断の結果、対策が
遅延していない場合は、予め設定された選択基準を判断
し(ステップ202)、次に選択順を判断する(ステップ
203,206)。
【0062】ステップ202,203,206による判
断の結果、決定された選択方式に合った方法で対策リス
トの並べ替えを実行する(ステップ204,205,2
07,208)。
【0063】並べ替え終了後、対策リストの先頭にある
対策項目を選択する(ステップ209)と、設定された選
択方式に従って、対策が1つ選択される。例えば、選択
方式として標準時間の降順が設定されている場合には、
対策リスト内を標準時間の降順に並べ替え、対策リスト
先頭の標準時間がもっとも長い対策項目が選択される。
【0064】ステップ201による判断の結果、対策が
遅延している場合は、並べ替えず、対策リストの先頭に
ある対策項目を選択する(ステップ209)。この手順
は、後述する対策選別処理1000の内部処理によって
決定される対策選別結果を採用するためである。
【0065】図4では、選択方式として重要度の昇順,
重要度の降順,標準時間の昇順,標準時間の降順の計4
方式のみを例としてあげたが、他の選択方式を用いても
よい。例えば、重要度降順で並べ替えたリストをさらに
標準時間昇順で並べ替えてもよいし、対策項目IDで並
べ替えてもよい。
【0066】図5は、対策選別処理1000の内部処理
の手順を示すフローチャートである。対策選別処理10
00では、まず、対策リスト内の全対策を予め決められ
た重要度閾値によって選別する。具体的には、対策リス
ト内のそれぞれの対策項目に対して、重要度が閾値未満
かどうか判断する(ステップ1002)。
【0067】判断の結果、重要度が閾値未満であれば、
緊急性の低い通常の対策として通常リストに追加し(ス
テップ1003)、重要度が閾値以上であれば、緊急性
の高い重要対策として重要リストに追加する(ステップ
1004)。
【0068】この選別処理を対策リストの先頭から終端
まで繰り返し実行する(ステップ1001〜ステップ1
005)。
【0069】次に、対策項目自動選択処理200で用い
られる選択方式に従って、重要リストと通常リストとを
それぞれ個別に並べ替える(ステップ1006,100
7)。例えば、対策項目自動選択処理で標準時間降順ソ
ートが用いられる場合には、重要リスト内を標準時間の
降順に並べ替え、次に標準リスト内を標準時間の降順に
並べ替える。
【0070】ステップ1007終了後、一旦対策リスト
を初期化し、初期化後の対策リストに重要リストを代入
する(ステップ1008)。
【0071】その後、対策リストの終端に通常リストを
追加する(ステップ1009)。
【0072】以上の処理で、対策遅延発生時には、重要
な対策が対策リストの前方に、通常の対策が対策リスト
の後方に、それぞれ選別し、しかも、重要対策同士およ
び通常対策同士を予め決められた自動選択方式に基づい
て並べ替えた重要度選別済み対策リストが得られる。
【0073】図6は、対策評価結果表示処理1100の
内部処理の手順を示すフローチャートである。対策評価
結果表示処理1100では、まず、対策リスト内対策項
目の標準時間を合計したグラフ(標準時間グラフ)を表示
し(ステップ1101)、終了済み対策の実働時間を合計
したグラフ(実働時間グラフ)を表示し(ステップ110
2)、標準時間合計から実働時間合計を引いて求められ
る対策可能な残り時間グラフ(対策可能残時間グラフ)を
表示する(ステップ1103)。
【0074】次に、対策遅延を判断し(ステップ110
4)、遅延していなければ、そのまま対策評価結果表示
処理1100を終了する。
【0075】遅延している場合は、終了済み対策による
遅れを取り戻すための未終了対策目標時間グラフ(目標
時間グラフ)表示処理1105を実行する。目標時間グ
ラフ表示処理1105では、まず対策リスト内で未終了
重要対策の標準時間合計(重要対策標準時間和)と対策可
能残時間とを比較し(ステップ1106)、重要対策標準
時間和が対策可能残時間を超える場合は、重要対策を終
了すべき目標時間として、重要対策標準時間和から遅れ
時間(=時間差分dTx)を引いた時間を設定する(ステッ
プ1107)。
【0076】重要対策標準時間和が対策可能残時間未満
である場合は、通常対策を終了すべき目標時間として、
通常対策標準時間和から遅れ時間dTxを引いた時間を
設定する(ステップ1108)。
【0077】標準時間から遅れ時間を引く際に、遅れ時
間を重要対策リストまたは通常対策リスト内の各対策項
目に割り振る方法は、どのような方法でもよい。例え
ば、リスト内の各対策項目に対して均等に割り振って標
準時間から引いてもよいし、各対策項目標準時間の時間
比率で割り振って引いてもよい。
【0078】最後に、設定された重要対策目標時間また
は通常対策目標時間に基づき、重要対策目標時間グラフ
(重要対策時間グラフ)および通常対策目標時間グラフ
(通常対策時間グラフ)を表示する(ステップ1109,
1110)。
【0079】この際、ステップ1106で、重要対策標
準時間和が対策可能残時間を超えるか等しいと判断され
た場合は、通常対策時間グラフは、標準時間グラフ終端
のさらに外側に表示される(詳細は、図9説明を参照)。
【0080】すなわち、目標時間グラフ表示処理110
5では、対策遅れ量に応じてどの対策の目標時間を短縮
するかが決定される。通常対策目標時間を短縮するだけ
で遅れが取り戻せる場合(=重要対策標準時間和が対策
可能残時間未満である場合)は、通常対策の目標時間を
短縮して表示し、通常対策目標時間の短縮では遅れを取
り戻せない(=重要対策標準時間和が対策可能残時間を
超えるか等しい)場合は、通常対策を目標時間内に終了
することを断念し、重要対策の目標を短縮して表示す
る。すなわち、対策選別結果を考慮して処理している。
【0081】図7は、対策項目表示処理300の表示画
面の一例を示す図である。対策項目は、災害対策項目ウ
ィンドウ2000に表示される。災害対策項目ウィンド
ウ2000は、対策リスト領域2001および詳細ガイ
ダンス領域2002を含んでいる。
【0082】対策リスト領域2001内には、ある時点
で実施すべき少なくとも1つの対策項目コード,対策項
目に対応する対策内容要約,重要度,標準時間,備考が
表示され、対策項目自動選択処理200が選択した対策
項目が反転表示される。また、詳細ガイダンス領域20
02には、対策リスト領域2001内で反転表示されて
いる対策項目の詳細ガイダンスが表示される。
【0083】以上の情報で、ユーザは、現在どの災害対
策項目をどのように実行しなければならないかを認識で
きる。
【0084】図8は、対策終了情報入力処理500の表
示画面の一例を示す図である。対策終了情報は、対策情
報入力ウィンドウ2100により入力される。対策情報
入力ウィンドウ2100には、ある時点で実施すべき少
なくとも1つの対策項目コード,対策項目に対応する対
策内容要約,終了チェックボックス,実施中チェックボ
ックス,メモ記入欄が表示され、対策項目自動選択処理
200が選択した対策項目が反転表示される。
【0085】実施中チェックボックスには、チェックボ
ックスに対応する対策が実施中であり、実働時間計測中
であることが示される。
【0086】メモ欄には、対策に関係する付加情報を入
力できる。
【0087】ユーザは、終了チェックボックスをチェッ
ク状態にし、対策終了を対策終了情報入力処理500に
通知する。
【0088】以上の情報および入力機能で、ユーザは、
現在実行している災害対策が終了したことをシステムに
対して通知できる。
【0089】図9は、対策評価結果表示処理1100の
表示画面の一例を示す図である。対策結果は、動的に更
新される進捗状況ウィンドウ2210,2220,22
30,2240に表示される。進捗状況ウィンドウに
は、ある時点で実施すべき少なくとも1つの対策の標準
時間合計がグラフで表示され(2211)、それぞれの対
策に対する実働時間が標準時間と比較可能な形で表示さ
れる(2212,2213)。
【0090】実働時間グラフは、時間の経過に伴って動
的に更新される。また、標準時間合計と実働時間の差分
を対策可能残時間として表示する(2214)。
【0091】したがって、対策を1つずつ終了していく
に伴い、実働時間グラフ領域が伸びるとともに、対策可
能残時間グラフ領域が縮む。
【0092】仮に、対策遅延などで実働時間が標準時間
を上回ってしまった場合、標準時間グラフと実働時間グ
ラフとの間に、目標時間グラフ(2221)が追加され
る。この目標時間グラフでは、標準時間の合計時間内に
すべての対策を終了するためには、未終了対策をそれぞ
れどれだけの時間で終了させるべきかが示される。
【0093】ここで、仮にA1,A2を通常対策、A
3,A4を重要対策とし、対策A1が遅延した場合を例
にとって各グラフの変化を説明する。まず、対策A1が
遅延した場合は、遅延時間の長さにかかわらず、対策選
別処理1000により重要対策A3,A4と通常対策A
1,A2とが選別され、重要対策であるA3,A4が優
先的に処理されるよう対策リストが並べ替えられる。
【0094】対策A1が遅延したものの、遅延時間は通
常対策であるA2の時間短縮のみでカバーできる場合
(重要対策標準時間和<対策可能残時間の場合、ケース
2220)、通常対策である対策A2の目標時間が短縮
して表示される(2221)。
【0095】対策A1が遅延し、A2の時間短縮のみで
は遅れ分の時間をカバーできない場合(重要対策標準時
間和=対策可能残時間の場合、ケース2230)、A2
を標準時間グラフの範囲内で実施することを断念し、通
常対策時間グラフを標準時間グラフの終端より外側に表
示する(2231)。
【0096】対策A1が遅延し、A2のみならず重要対
策であるA3,A4の時間短縮も必要な場合(重要対策
標準時間和>対策可能残時間、ケース2240)、通常
対策時間グラフに関しては、ケース2230と同様の表
示を実行すると同時に、重要対策時間グラフは、それぞ
れ遅延時間を割り振った分だけ短縮して表示される(2
241,2242)。
【0097】なお、この例では、A3,A4の時間短縮
量割り振りは、A3,A4の標準時間比率で決定してい
る。また、この例では、対策可能残時間を合計時間とし
て表しているが、対策項目別に比例配分するなどして対
策項目別区切り線を入れてもよい。さらに、この例では
積み上げ形の棒グラフを用いたが、円グラフなど他の形
式のグラフでもよいし、数表で表してもよい。
【0098】図10は、対策リストデータ編集処理12
00の表示画面の一例を示す図である。対策リストデー
タは、対策見直しウィンドウ2300により編集され
る。対策見直しウィンドウ2300は、編集したいデー
タを選択するラジオボタン2301,2303と、それ
ぞれのボタンに対応するデータを表示し編集する対策情
報データ編集領域2302と、対策リストデータ編集領
域2304とからなる。
【0099】対策を実行した結果、実働時間と標準時間
とが異なる場合の例としては、何らかの原因で実働時間
の方が標準時間に対してずれている場合(対策が遅れ
た、対策できなかったなど)と、実働時間は正しい(対策
は正常に実行された)ものの予め設定されていた標準時
間が適切でない場合とが考えられる。
【0100】実働時間と標準時間とがずれている場合、
ユーザは、ボタン2301を選択した上で、該当する対
策の時間差発生要因欄に実働時間と標準時間とがずれた
原因などとを記録できるために、対策後の対策内容評価
などを実行できる。
【0101】設定されていた標準時間が適切でない場
合、ユーザは、ボタン2303を選択した上で、該当す
る対策の重要度や標準時間を修正できる。この際、重要
度や標準時間を修正した理由などを備考欄に記入するこ
ともできるため、同じ対策項目を再度実行する場合、災
害対策自動選択処理200の選択精度を向上させること
ができる。
【0102】なお、対策リストデータ編集処理1200
は、対策毎に実行されるが、編集作業そのものは、必ず
実施するものではなく、必要に応じて実施すればよい。
【0103】
【実施形態2】図11は、本発明による災害対策支援シ
ステムの実施形態2の処理手順を示すフローチャートで
ある。
【0104】本実施形態2の災害対策支援システムは、
読込む対策リスト読込処理100と、時刻計測開始処理
150と、対策項目抽出処理250と、対策項目表示処
理300と、対策終了情報入力処理500と、対策終了
処理600と、締切遅延判断処理950と、対策選別処
理1000と、対策進捗表示処理1150と、全対策終
了判断処理1300とから構成される。
【0105】対策リスト読込処理100は、ある時点で
実施すべき対策項目と重要度、対策を終了すべき締切時
刻(締切時刻)などを記述してある対策リストを読込む。
時刻計測開始処理150は、時刻計測の基準時刻を決定
する。
【0106】対策項目抽出処理250は、対策リストか
ら次に実施すべき対策項目を抽出する。対策項目表示処
理300は、対策項目抽出処理250が選択した対策項
目を表示する。対策終了情報入力処理500は、対策終
了などの対策情報を入力する。対策終了処理600は、
対策終了時刻を取得し、対策リストから終了した対策項
目を削除するとともに、対策リストへの新規対策項目再
読込を実行する。
【0107】締切遅延判断処理950は、対策が遅延し
ているかどうかを判断する。対策選別処理1000は、
対策が遅延している場合に対策抽出方式を変更し、重要
度に応じて対策を選別する。対策進捗表示処理1150
は、対策締切時刻や実働時間合計などを表示する。全対
策終了判断処理1300は、すべての対策が終了してい
るかどうかを判断する。
【0108】これらの処理のうち、対策リスト読込処理
100,対策項目表示処理300,対策終了情報入力処
理500,対策終了処理600,対策選別処理100
0,全対策終了判断処理1300は、基本的に、実施形
態1と同じ処理を実行する。
【0109】次に、図11を用いて、本実施形態2の詳
細な処理手順を説明する。
【0110】まず、対策リスト読込処理100が、実施
形態1と同様に、対策リストを読込む。
【0111】時刻計測開始処理150が、タイマを初期
化して時刻計測を開始する。時刻計測開始処理は、対策
リスト内に記録されている締切時刻が時刻計測開始点か
らの相対時刻で表される場合に必要な処理であり、締切
時刻が絶対的な時刻で表されている場合は、初期化の必
要はない。
【0112】時刻計測開始後、対策項目抽出処理150
により実施すべき対策項目が1つ選択される。対策項目
抽出処理150の内部処理の詳細は、後述する。
【0113】対策項目表示処理300,対策終了情報入
力処理500,対策終了処理600は、それぞれ実施形
態1と同様に、抽出された対策項目を表示し、対策終了
情報入力を受け付け、対策終了時に対策終了時刻を取得
するとともに、終了した対策項目を削除し、新規対策項
目を追加する。
【0114】締切遅延判断処理950は、対策遅延を判
定するために、対策リスト内全対策の締切時刻と現在時
刻をそれぞれ比較し、対策が遅延していないか(=締切
を過ぎていないか)を判断する。具体的には、終了済み
対策の締切超過時間総和が0を超えるかどうかで判断す
る。なお、対策毎の締切超過時間は、対策終了時刻から
締切時刻を引いて求められる。
【0115】判断の結果、対策が遅延している場合に
は、実施形態1と同様に、対策選別処理1000を実行
する。
【0116】対策進捗表示処理1150は、対策毎締切
時刻情報,実働時間グラフ,対策可能残時間グラフから
なる対策進捗情報を表示する。対策進捗表示処理115
0の内部処理の詳細は、後述する。
【0117】対策項目抽出処理150によって選択され
た1つの対策に関する以上の手順が終了すると、全対策
終了判断処理1300は、実施形態1と同様に、対策リ
スト内に未実施の対策が残っていないかどうかを確認
し、未実施の対策がある場合は、対策項目抽出処理25
0に戻る。
【0118】ここまでの手順を対策リスト内に保持され
ている全対策に対して適用し、すべての対策を終了す
る。
【0119】図12は、対策項目抽出処理250の内部
処理の手順を示すフローチャートである。
【0120】対策項目抽出処理250では、まず前回ま
でに実行した対策が遅延しているかどうかを判断する
(ステップ251)。
【0121】なお、前回実行した対策がない(一番最初
の対策項目処理時)場合は、遅延していないと判断す
る。
【0122】ステップ251による判断の結果、対策が
遅延していない場合は、締切時刻の降順(早い順)に対策
リストの並べ替えを実行する。並べ替え終了後、対策リ
ストの先頭にある対策項目を選択する(ステップ253)
と、もっとも早く実施すべき対策が1つ選択される。
【0123】ステップ251による判断の結果、対策が
遅延している場合は、並べ替えず、対策リストの先頭に
ある対策項目を選択する(ステップ253)。これは、対
策選別処理1000の内部処理によって決定される対策
選別結果を採用するためである。
【0124】図13は、対策進捗表示処理1150の内
部処理の手順を示すフローチャートである。対策進捗表
示処理1150は、まず実働時間グラフ表示(ステップ
1151)、対策可能残時間グラフを(ステップ115
2)表示し、次に締切時刻ポイントグラフ表示処理11
53を実行する。
【0125】締切時刻ポイントグラフ表示処理1153
は、締切遅延判断処理950と同様の対策遅延判断を実
行する(ステップ1154)。
【0126】ステップ1154による判断の結果、遅延
していない場合は、締切時刻データに従って、すべての
対策について締切時刻ポイントの表示を実行する(ステ
ップ1155)。
【0127】遅延している場合は、まず、締切時刻デー
タに従って、重要対策リスト内の対策項目のみ締切時刻
ポイントの表示を実行する(ステップ1156)。次に、
通常対策リスト内の対策項目に関しては、ステップ11
57で締切時刻ポイントグラフ終端のさらに外側に、締
切を遅らせる形で表示される(詳細は、図14参照)。
【0128】この際、通常対策の締切時刻を遅らせる量
については、締切時刻グラフ終端を基準時刻とした対策
毎締切時刻でもよいし、対策毎標準時間を用いてもよ
い。
【0129】すなわち、締切時刻ポイントグラフ表示処
理1153では、対策が遅延しているかどうかによって
締切時刻ポイントが決定される。
【0130】対策が遅延していない場合は、予め予定さ
れた締切を守るように締切時刻ポイントが表示され、対
策が遅延している場合は、通常対策の締切を守ることは
断念し、重要対策の締切を優先して守るように締切時刻
ポイントが表示されるという対策選別結果を考慮して処
理している。
【0131】図14は、対策進捗表示処理1150の表
示画面の一例を示す図である。進捗は、動的に更新され
る進捗状況ウィンドウ2410,2420に表示され
る。進捗状況ウィンドウ2410,2420には、ある
時点で実施すべき少なくとも1つの対策の締切時刻ポイ
ントからなる締切時刻ポイントグラフが表示され(24
11)、それぞれの対策に対する実働時間が締め切り時
刻と比較可能な形で表示される(2412,2413)。
【0132】実働時間グラフは、時間の経過に伴って動
的に更新される。
【0133】また、一番最後に実施する対策の締切時刻
ポイントと実働時間の差分を対策可能残時間として表示
する(2414)。
【0134】したがって、対策を1つずつ終了していく
に伴い、実働時間グラフ領域が伸びるとともに、対策可
能残時間グラフ領域が縮む。
【0135】ここで、A1,A2を通常対策、A3,A
4を重要対策とし、対策A1が遅延した場合を例にとっ
て各グラフの変化を説明する。
【0136】まず、対策A1が遅延したことにより、対
策選別処理1000により重要対策A3,A4と通常対
策A1,A2が選別され、重要対策であるA3,A4が
優先的に処理されるよう対策リストが、並べ替えられ
る。
【0137】これに伴い、締切時刻ポイントグラフ上で
は、通常対策であるA2の締切時刻ポイントが、一旦消
去される。
【0138】次に、通常対策A2の締切時刻ポイント
が、締切時刻ポイントグラフの終端(=最後に実施され
る重要対策A4の締切時刻ポイント)からさらに遅れる
形で表示される。
【0139】なお、この例では、通常対策A2の締切を
遅らせる量として、A4の締切時刻ポイントを基準時刻
にしたA2の締切時刻を用いている。
【0140】なお、この例では、締切時刻ポイントグラ
フとして線グラフを用い、実働時間グラフとして積み上
げ方の棒グラフを用いたが、他の形式のグラフでもよい
し、数表で表してもよい。
【0141】
【実施形態3】図15は、本発明による災害対策支援を
実行する災害対策支援システム3000の装置構成の一
例を示すブロック図である。本発明による災害対策支援
システム3000は、対策情報処理3010と、対策情
報表示処理3020と、対策情報入力部3030と、対
策情報記憶部3040とからなる。
【0142】対策情報表示処理3020は、災害対策項
目ウィンドウ2000、対策情報入力ウィンドウ210
0、進捗状況ウィンドウ2210,2220,223
0,2240,2410,2420、対策見直しウィン
ドウ2300の表示に関する処理を実行する対策情報入
力部3030は、災害対策項目ウィンドウ2000、対
策情報入力ウィンドウ2100、進捗状況ウィンドウ2
210,2220,2230,2240,2410,2
420、対策見直しウィンドウ2300の入力に関する
処理を実行する対策情報記憶部3040は、図2の対策
リストデータおよび図3の対策情報データを記憶する。
【0143】対策情報処理3010は、本発明に係る処
理のうち、対策情報表示処理3020,対策情報入力部
3030,対策情報記憶部3040が実行する処理以外
のすべての処理を実行する。
【0144】
【実施形態4】図16は、本発明による災害対策支援シ
ステム3000を災害対策時間管理装置として用いた災
害対策進捗通知サービスシステムの構成の一例を示すブ
ロック図である。
【0145】まず、災害対策支援システム3000が示
す対策項目をユーザ4000が実施していくに従って、
生成されていく対策情報データが、通信回線5000経
由で対策進捗評価支援システム6000内の対策情報デ
ータベース6020に取り込まれる。
【0146】また、対策評価者7000によって、災害
状況(例えば、死傷者数や被災地の状況など)が災害状況
データベース6030に入力される。
【0147】対策情報データベース6020および災害
状況データベース6030は、対策情報データ解析部6
010により解析され、予め設定された解析方法で対策
項目が抽出される。
【0148】解析方法は、対策評価者7000が設定す
る。例えば、死傷者数が所定数以上の時に時間比pxが
200%を超えている対策を抽出するなどである。
【0149】解析の結果、抽出された対策項目を通信回
線5000経由で対策管理者8000に通知する。
【0150】以上の手順により、対策管理者は、予め設
定された解析方法に基づく対策の進捗状況を知ることが
できる。
【0151】なお、対策進捗評価支援システム6000
から対策管理者8000への通知方法は、どのような方
法を用いてもよい。例えば、電話回線を用いた音声通知
システムでもよいし、携帯電話などによるデータ通信シ
ステムを用いてもよい。
【0152】また、対策評価者7000は、対策管理者
8000に対して、通知した情報量に応じて課金しても
よい。
【0153】
【実施形態5】本発明は、ハードウエア構成には依存し
ない。すなわち、実施形態3および実施形態4のハード
ウエア構成は単なる例示であって、実施形態1または実
施形態2の処理手順を格納したCD−ROMなどの記録
媒体を持参し、災害現場近くのコンピュータに読込んで
インストールすれば、図15に示した実施形態3の災害
対策支援システム3000または図16に示した実施形
態4の災害対策支援システム3000を災害対策時間管
理装置として用いた災害対策進捗通知サービスシステム
をその場所で実現できる。
【0154】さらに、本発明においては、上記各実施形
態における任意の1つの処理ステップを2つ以上の処理
ステップに細分して実現しても、2つ以上の任意の処理
ステップを統合して1つの処理ステップによって実現し
てもよく、本発明の提供する機能を損なわない限り、種
々の実施形態を実現できる。
【0155】
【発明の効果】本発明の災害対策支援システムによれ
ば、少なくとも1つの災害対策を実行する場合に、次に
実行すべき対策項目を自動選択し、かつ標準的な作業時
間と実働時に要した作業時間と対策可能な残り時間とか
らなる対策進捗状況をリアルタイムに見ることができ
る。
【0156】また、対策遅延発生時には、重要な対策が
選別されて優先的に選択するとともに、遅延時間を無く
すためにどの対策をどれだけ短縮すべきかを目標時間と
して示すことができる。すなわち、対策遅延発生時に対
策を選別し、重要度の高い対策と低い対策のそれぞれに
対する対策目標時間を表示できる。
【0157】さらに、対策リストデータ内重要度および
標準時間を修正すると、対策自動選択精度を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による災害対策支援システムの実施形態
1の処理手順を示すフローチャートである。
【図2】対策リストデータの構成の一例を示す図であ
る。
【図3】対策評価処理800が生成する対策情報データ
の構成の一例を示す図である。
【図4】対策項目自動選択処理200の内部処理の手順
を示すフローチャートである。
【図5】対策選別処理1000の内部処理の手順を示す
フローチャートである。
【図6】対策評価結果表示処理1100の内部処理の手
順を示すフローチャートである。
【図7】対策項目表示処理300の表示画面の一例を示
す図である。
【図8】対策終了情報入力処理500の表示画面の一例
を示す図である。
【図9】対策評価結果表示処理1100の表示画面の一
例を示す図である。
【図10】対策リストデータ編集処理1200の表示画
面の一例を示す図である。
【図11】本発明による災害対策支援システムの実施形
態2の処理手順を示すフローチャートである。
【図12】対策項目抽出処理250の内部処理の手順を
示すフローチャートである。
【図13】対策進捗表示処理1150の内部処理の手順
を示すフローチャートである。
【図14】対策進捗表示処理1150の表示画面の一例
を示す図である。
【図15】本発明による災害対策支援を実行する災害対
策支援システム3000の装置構成の一例を示すブロッ
ク図である。
【図16】本発明による災害対策支援システム3000
を災害対策時間管理装置として用いた災害対策進捗通知
サービスシステムの構成の一例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
100 対策リスト読込処理 150 時刻計測開始処理 200 対策項目自動選択処理 250 対策項目抽出処理 300 対策項目表示処理 400 対策開始処理 500 対策終了情報入力処理 600 対策終了処理 700 実働時間計算処理 800 対策評価処理 900 対策遅延判断処理 950 締切遅延判断処理 1000 対策選別処理 1100 対策評価結果表示処理 1150 対策進捗表示処理 1200 対策リストデータ編集処理 1300 全対策終了判断処理 3000 災害対策支援システム (災害対策時間管理装置) 3010 対策情報処理部 3020 対策情報表示部 3030 対策情報入力部 3040 対策情報記憶部 4000 ユーザ(システム使用者) 5000 通信回線 6000 対策進捗評価支援システム 6010 対策情報データ解析部 6020 対策情報データベース 6030 災害状況データベース 7000 対策評価者 8000 対策管理者
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐竹 弘之 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 正嶋 博 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも災害対策項目情報と対策重要
    度と対策標準作業時間とを有する対策リストから対策項
    目を選択する対策項目自動選択処理手段と、 選択された対策項目の実行に要した実働時間を計算する
    実働時間計算処理手段と、 前記対策標準作業時間および前記実働時間から対策の進
    捗状況を評価する対策評価処理手段と、 対策遅延判断処理手段と、 対策遅延発生時に前記対策項目自動選択処理手段におけ
    る対策選択方式を変更し対策を選別する対策選別処理手
    段と、 前記対策評価処理手段による評価結果を表示する対策評
    価結果表示処理手段とからなる災害対策支援システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の災害対策支援システム
    において、 前記対策項目自動選択処理手段が、対策遅延情報と前記
    対策重要度と前記対策標準作業時間とに基づいて実施す
    べき対策項目を自動選択する機能を有することを特徴と
    する災害対策支援システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の災害対策支援
    システムにおいて、 前記対策評価処理手段が、前記実働時間と前記対策標準
    作業時間とを比較し対策進捗状況を評価する機能を有す
    ることを特徴とする災害対策支援システム。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか一項に記載
    の災害対策支援システムにおいて、 前記対策選別処理手段が、前記対策重要度と重要度閾値
    とを比較して重要対策を選別し、選別した重要対策が通
    常対策に優先して選択されるように対策リストを並べ替
    える機能を有することを特徴とする災害対策支援システ
    ム。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか一項に記載
    の災害対策支援システムにおいて、 前記対策評価結果表示処理手段が、少なくとも1つの対
    策項目について前記対策標準作業時間の合計時間と前記
    実働時間と前記標準時間合計および前記実働時間から算
    出される対策可能残時間とを表示する機能を有すること
    を特徴とする災害対策支援システム。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の災害対策支援システム
    において、 前記対策評価結果表示処理手段が、対策遅延発生時に前
    記重要対策の対策目標時間および前記通常対策の対策目
    標時間を動的に設定し表示する機能を有することを特徴
    とする災害対策支援システム。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれか一項に記載
    の災害対策支援システムにおいて、 前記対策リストのデータを編集する対策リストデータ編
    集処理手段を備え、 前記対策リストデータ編集処理手段が、対策項目毎の前
    記対策標準作業時間および前記対策重要度を変更する機
    能を有することを特徴とする災害対策支援システム。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれか一項に記載
    の災害対策支援システムにおいて、 前記対策リストを保持する対策情報記憶部と、選択され
    た対策項目と前記対策評価結果とを表示する対策情報表
    示部と、前記対策リストの情報入力処理手段および前記
    対策リストデータの編集処理手段を実行する対策情報入
    力部と、前記対策リストの読込処理手段,前記対策項目
    自動選択処理手段,前記対策処理手段,前記実働時間計
    算処理手段,前記対策評価処理手段,前記対策遅延判断
    処理手段,前記対策選別処理手段を実行する対策情報処
    理部とを含むことを特徴とする災害対策支援システム。
  9. 【請求項9】 少なくとも災害対策項目情報と対策重要
    度と対策締切時刻を有する対策リストから対策項目を抽
    出する対策項目抽出処理手段と、 抽出された対策項目の対策終了時に終了時刻を記録する
    対策終了処理手段と、 締切遅延判断処理手段と、 対策遅延発生時に前記対策項目抽出処理手段における対
    策抽出方式を変更し対策を選別する対策選別処理手段
    と、 対策進捗状況を表示する対策進捗表示処理手段とからな
    る災害対策支援システム。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の災害対策支援システ
    ムにおいて、 前記対策項目抽出処理手段が、対策遅延情報と前記対策
    締切時刻とに基づいて実施すべき対策項目を抽出する機
    能を有することを特徴とする災害対策支援システム。
  11. 【請求項11】 請求項9または10に記載の災害対策
    支援システムにおいて、 前記対策進捗表示処理手段が、少なくとも1つの対策項
    目について前記対策締切時刻と前記実働時間と前記対策
    締切時刻および前記実働時間から算出される対策可能残
    時間とを表示する機能を有することを特徴とする災害対
    策支援システム。
  12. 【請求項12】 請求項9ないし11のいずれか一項に
    記載の災害対策支援システムにおいて、 前記対策リストを保持する対策情報記憶部と、抽出され
    た対策項目と前記対策進捗とを表示する対策情報表示部
    と、前記対策リストの情報入力処理手段を実行する対策
    情報入力部と、前記対策リストの読込処理手段,前記対
    策項目抽出処理手段,前記対策処理手段,前記対策終了
    処理手段,前記締切遅延判断処理手段,前記対策選別処
    理手段を実行する対策情報処理部とを含むことを特徴と
    する災害対策支援システム。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし請求項12のいずれか
    一項に記載の災害対策支援システムと当該災害対策支援
    システムに通信回線で接続された対策進捗評価支援シス
    テムとからなる災害対策進捗通知サービスシステムであ
    って、 前記災害対策支援システムが、災害対策時間管理装置で
    あり、 前記対策進捗評価支援システムが、前記災害対策時間管
    理装置で生成されていく対策情報データを蓄積する対策
    情報データベースと、災害状況データを蓄積する災害状
    況データベースと、対策情報データおよび災害状況デー
    タを解析し予め設定された解析方法で対策項目を抽出す
    る対策情報データ解析部とを備え、抽出した対策項目を
    対策管理者に提供することを特徴とする災害対策進捗通
    知サービスシステム。
  14. 【請求項14】 請求項1ないし請求項13のいずれか
    一項に記載の災害対策支援システムにおける各処理の手
    順を記録したコンピュータ読込み可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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