JP2021006860A - 螺旋翼及び突起部を有する現像剤搬送部 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像形成システムは、現像剤を現像剤担持体に供給する現像剤搬送部を備える。【解決手段】現像剤搬送部は、シャフト121から立ち上がると共に、シャフトの軸線方向に現像剤を搬送する搬送面122aを有する螺旋翼122と、搬送面に対面する螺旋翼の背面に当接すると共に、シャフトの回転方向を向く案内面125bを有する突起部125と、を含む。案内面は、背面との当接端から背面と搬送面との間に位置する突起端K2まで延在する。軸線方向における搬送面から突起部の当接端までの長さは、軸線方向における搬送面から突起端までの長さよりも長い。【選択図】図8
Description
画像形成システムにおける現像装置は、現像剤を担持する現像剤担持体と、現像剤を現像剤担持体に供給する現像剤搬送部とを備えている。
以下、図面を参照して、例示的な画像形成システムについて説明する。画像形成システムは、例えば、プリンタ等の画像形成装置であってもよく、画像形成装置の一部(例えば、現像システム等)であってもよい。なお、各図において同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は図示の比率に限られない。
(例示的な画像形成装置の全体構成)
図1に示されるように、例示的な画像形成装置1は、例えば、記録媒体搬送ユニット10、転写ユニット20、感光体ドラム30、4つの現像装置100、及び、定着ユニット40を含んで構成される。
図1に示されるように、例示的な画像形成装置1は、例えば、記録媒体搬送ユニット10、転写ユニット20、感光体ドラム30、4つの現像装置100、及び、定着ユニット40を含んで構成される。
記録媒体搬送ユニット10は、最終的に画像が形成される記録媒体としての用紙Pを収容する。また、記録媒体搬送ユニット10は、用紙Pを記録媒体搬送路上に搬送する。用紙Pは、カセット内に積層されている。記録媒体搬送ユニット10は、転写ユニット20によって搬送されるトナー像が二次転写領域Rに到達するタイミングで、用紙Pを二次転写領域Rに到達させる。
転写ユニット20は、感光体ドラム30により形成されたトナー像を、二次転写領域Rに搬送する。転写ユニット20は、例えば、転写ベルト21と、転写ベルト21を懸架する懸架ローラ21a、21b、21c及び21dと、感光体ドラム30とともに転写ベルト21を挟持する一次転写ローラ22と、懸架ローラ21dとともに転写ベルト21を挟持する二次転写ローラ24とを含んで構成される。
転写ベルト21は、懸架ローラ21a、21b、21c及び21dにより循環移動させられる無端状のベルトである。一次転写ローラ22は、転写ベルト21の内周側から感光体ドラム30を押圧するように設けられている。二次転写ローラ24は、転写ベルト21の外周側から懸架ローラ21dを押圧するように設けられている。また、転写ユニット20は、転写ベルト21に付着したトナーを除去するベルトクリーニング装置等を備えていてもよい。
感光体ドラム30は、周面に画像が形成される静電潜像担持体である。感光体ドラム30は、例えばOPC(Organic PhotoConductor)であってもよい。本例示の画像形成装置1は、カラー画像を形成可能な装置である。本例示の画像形成装置1は、例えばイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色に対応して、色ごとに4つの感光体ドラム30が転写ベルト21の移動方向に沿って設けられている。各感光体ドラム30の周上には、図1に示されるように、例えば、帯電ローラ32、露光ユニット34、現像装置100、及び、クリーニングユニット38がそれぞれ設けられていてもよい。
帯電ローラ32は、感光体ドラム30の表面を所定の電位に均一に帯電させる。露光ユニット34は、帯電ローラ32によって帯電させられた感光体ドラム30の表面を、用紙Pに形成する画像に応じて露光する。これにより、感光体ドラム30の表面のうち露光ユニット34により露光された部分の電位が変化し、静電潜像が形成される。4つの現像装置100には、各現像装置100に対応して設けられたトナータンク36からトナーが供給される。現像装置100は、トナーによって感光体ドラム30に形成された静電潜像を現像し、トナー像を生成する。4つのトナータンク36内には、それぞれ、例えば、イエローのトナーとキャリアとが混合された補給用現像剤、マゼンタのトナーとキャリアとが混合された補給用現像剤、シアンのトナーとキャリアとが混合された補給用現像剤、及び、ブラックのトナーとキャリアとが混合された補給用現像剤が充填されている。
クリーニングユニット38は、感光体ドラム30上のトナー像が転写ベルト21に一次転写された後、感光体ドラム30上に残存するトナーを回収する。クリーニングユニット38は、例えば、感光体ドラム30の周面にクリーニングブレードを当接させることにより感光体ドラム30上の残トナーを除去する構成であってもよい。なお、感光体ドラム30の周上には、感光体ドラム30の回転方向においてクリーニングユニット38と帯電ローラ32との間に、感光体ドラム30の電位をリセットする除電ランプが配置されていてもよい。
定着ユニット40は、転写ベルト21から用紙Pへ二次転写されたトナー像を用紙Pに定着させる。定着ユニット40は、例えば、加熱ローラ42と、加圧ローラ44とを含んでいる。加熱ローラ42は、例えば、回転軸周りに回転可能な円筒状の部材である。加熱ローラ42の内部には、例えばハロゲンランプ等の熱源が設けられている。加圧ローラ44は、例えば、回転軸周りに回転可能な円筒状の部材である。加圧ローラ44は、加熱ローラ42を押圧するように設けられている。加熱ローラ42及び加圧ローラ44の外周面には、例えばシリコンゴム等の耐熱弾性層が設けられている。加熱ローラ42と加圧ローラ44との接触領域である定着ニップ部に用紙Pを通過させることにより、トナー像を用紙Pに溶融定着させる。
また、画像形成装置1には、定着ユニット40によりトナー像が定着された用紙Pを装置外部へ排出するための排出ローラ52及び54が設けられていてもよい。
(画像形成装置の動作の一例)
次に、例示的な画像形成装置1の動作の一例について説明する。画像形成装置1に被記録画像の画像信号が入力されると、画像形成装置1の制御部は、帯電ローラ32によって感光体ドラム30の表面を所定の電位に均一に帯電させる。そして、画像形成装置1の制御部は、受信した画像信号に基づいて、露光ユニット34によって感光体ドラム30の表面にレーザ光を照射させ、静電潜像を形成する。
次に、例示的な画像形成装置1の動作の一例について説明する。画像形成装置1に被記録画像の画像信号が入力されると、画像形成装置1の制御部は、帯電ローラ32によって感光体ドラム30の表面を所定の電位に均一に帯電させる。そして、画像形成装置1の制御部は、受信した画像信号に基づいて、露光ユニット34によって感光体ドラム30の表面にレーザ光を照射させ、静電潜像を形成する。
現像装置100は、トナーとキャリアとが所望の混合比になるように調整し、トナーとキャリアとを混合攪拌する。現像装置100は、トナーを均一に分散させ、最適な帯電量が付与されるように現像剤を調整する。調整された現像剤は、現像ローラ110に担持(保持)される。そして、現像ローラ110の回転により現像剤が感光体ドラム30と対向する領域(供給位置)まで搬送されると、現像ローラ110に担持された現像剤のうちのトナーが感光体ドラム30の周面上に形成された静電潜像に移動し、静電潜像が現像される。このようにして形成されたトナー像は、感光体ドラム30と転写ベルト21とが対向する領域において、感光体ドラム30から転写ベルト21へ一次転写される。転写ベルト21には、4つの感光体ドラム30上に形成されたトナー像が順次積層されて、1つの積層トナー像が形成される。そして、積層トナー像は、懸架ローラ21dと二次転写ローラ24とが対向する二次転写領域Rにおいて、記録媒体搬送ユニット10から搬送された用紙Pに二次転写される。
積層トナー像が二次転写された用紙Pは、定着ユニット40へ搬送される。用紙Pを加熱ローラ42と加圧ローラ44との間で熱及び圧力を加えながら通過させることにより、積層トナー像を用紙Pに溶融定着させる。その後、用紙Pは、排出ローラ52及び54により画像形成装置1の外部へ排出される。ベルトクリーニング装置を備える場合、積層トナー像が用紙Pへ二次転写された後、転写ベルト21に残存するトナーは、ベルトクリーニング装置によって除去される。
(例示的な現像装置の構成)
次に、例示的な現像装置100の概略構成について説明する。現像装置100は、例えば、現像剤として、トナーとキャリアとを含む2成分現像剤を用いている。また、現像装置100は、現像剤の長寿命化のため、古くなった現像剤を現像剤排出口から排出し、新しい現像剤(補給用現像剤)を現像剤収容室内に補給している。
次に、例示的な現像装置100の概略構成について説明する。現像装置100は、例えば、現像剤として、トナーとキャリアとを含む2成分現像剤を用いている。また、現像装置100は、現像剤の長寿命化のため、古くなった現像剤を現像剤排出口から排出し、新しい現像剤(補給用現像剤)を現像剤収容室内に補給している。
具体的には、現像装置100は、図2及び図3に示されるように、例えば、現像ローラ110、第1搬送部材(現像剤搬送部)120、第2搬送部材130、及び層規制部材140を備えていてもよい。現像ローラ110、第1搬送部材120、及び第2搬送部材130は、現像装置100の筐体150によって形成される現像剤収容室150a内に設けられている。
現像ローラ110は、感光体ドラム30の周面上に形成された静電潜像に対してトナーを供給する現像剤担持体である。現像ローラ110は、例えば、現像スリーブ114、及び、現像スリーブ114の内部に配置されたマグネット112を含んでいる。現像スリーブ114は、例えば、非磁性の金属からなる筒状部材である。現像ローラ110では、現像スリーブ114のみが図3において矢印Aで示される方向に回転する。現像スリーブ114内に配置されたマグネット112は、筐体150に固定されている。現像ローラ110は、マグネット112の磁力によって第1搬送部材120から現像剤を受け取り、現像スリーブ114を回転させることによって現像剤を感光体ドラム30へ搬送する。
層規制部材140は、現像ローラ110の現像スリーブ114と感光体ドラム30(図4参照)とが対向する位置を基準として現像スリーブ114の回転方向上流側の位置に設けられている。層規制部材140は、現像ローラ110上の現像剤の層の厚さを制御する。具体的には、例えば、層規制部材140は、現像スリーブ114の周面上に付着した現像剤を均一な厚さの層に均す。層規制部材140は、例えば金属製のブレードであってもよい。
第1搬送部材120及び第2搬送部材130は、現像剤収容室150a内において、現像剤を構成する磁性体のキャリアと非磁性体のトナーとを攪拌して、キャリアとトナーとを摩擦帯電させる。
筐体150は、例えば、第1筐体部151、及び第2筐体部152を含んでいる。第1筐体部151は、現像ローラ110、及び第1搬送部材120を収容する。第2筐体部152は、第2搬送部材130を収容する。
第1搬送部材120は、混合攪拌された現像剤を現像ローラ110へ供給する。本実施形態において、第1搬送部材120は、例えば、重力方向において現像ローラ110の下方に配置されていてもよい。第1搬送部材120は、例えば、第1支持軸(シャフト)121と、第1螺旋翼(螺旋翼)122とを含んでいる。第1支持軸121は、第1筐体部151に回転可能に支持されている。第1螺旋翼122は、第1支持軸121の外周面に設けられている。第1螺旋翼122は、第1支持軸121の長手方向に沿って配置された螺旋状の搬送面を有している。
例えば、第1搬送部材120が現像剤を供給する現像スリーブ114の直径(外径)は、16mm以上25mm以下であってもよい。この場合、現像スリーブ114の外周面と、第1搬送部材120の第1螺旋翼122の外縁との最接近距離fは、3.5mm以上であってもよい。すなわち、最接近距離fは、f≧3.5mmを満たしていていもよい。
第2搬送部材130は、例えば、現像剤を混合攪拌して現像剤を帯電させる。第2搬送部材130は、帯電した現像剤を第1搬送部材120へ搬送する。本実施形態において、第2搬送部材130は、例えば、重力方向において第1搬送部材120の下方に配置されていてもよい。第2搬送部材130は、第1搬送部材120と同様に、例えば、第2支持軸131と、第2螺旋翼132とを含んで構成されている。第2支持軸131は、第2筐体部152に回転可能に支持されている。第2螺旋翼132は、第2支持軸131の外周面に設けられている。第2螺旋翼132は、第2支持軸131の長手方向に沿って配置された螺旋状の搬送面を有している。
第1搬送部材120と第2搬送部材130とは、第1支持軸121と第2支持軸131とが略平行となるように、並べて配置されている。第1筐体部151と第2筐体部152とは、略鉛直方向において隣接して設けられている。本実施形態では、第1筐体部151の下側部分と、第2筐体部152の上側部分とが一つの部材(以下「仕切り板155」という)によって構成されている。すなわち、仕切り板155は、第1筐体部151の一部、及び第2筐体部152の一部としても機能する。仕切り板155は、第1搬送部材120と、第2搬送部材130とを仕切っている。仕切り板155には、第1開口部H1、及び第2開口部H2が設けられている。
第1開口部H1は、第1筐体部151内から第2筐体部152内へ現像剤を受け渡す。第2開口部H2は、第2筐体部152から第1筐体部151へ現像剤を受け渡す。
第2筐体部152内において第2搬送部材130によって攪拌されながら搬送された現像剤は、第2開口部H2を介して第1筐体部151内に送られる。第1搬送部材120の第1螺旋翼122は、第2開口部H2側から第1開口部H1側へ向けて、現像剤を攪拌しながら搬送する。第1搬送部材120によって現像剤が搬送されている途中で、一部の現像剤が現像ローラ110の周面に移動する。現像ローラ110の周面に移動しなかった残りの現像剤は、第1開口部H1を介して第2筐体部152内へ送られる。
第2筐体部152には、現像剤補給口H3が設けられている。第2筐体部152内には、現像剤補給口H3を介して補給用現像剤(トナー及びキャリア)が供給される。
第1筐体部151には、現像剤排出口H4が設けられている。現像剤排出口H4は、印刷動作によって劣化した現像剤を、現像剤収容室150a内における現像剤の容積の変動を利用して現像装置100外へ排出する。具体的には、第1搬送部材120における現像剤排出口H4側の端部には、例えば、カウンター翼123、及び排出翼124が設けられている。カウンター翼123は、第1開口部H1と現像剤排出口H4との間の位置に設けられている。カウンター翼123は、第1支持軸121の外周面に設けられている。カウンター翼123は、第1支持軸121の長手方向に沿って配置された螺旋状の搬送面を有している。
カウンター翼123は、第1螺旋翼122とは逆方向に現像剤を搬送する。すなわち、カウンター翼123は、第1開口部H1から現像剤排出口H4へ向かう現像剤を押し戻す。
排出翼124は、カウンター翼123よりも現像剤排出口H4側に設けられている。排出翼124は、第1支持軸121の外周面に設けられている。排出翼124は、第1支持軸121の長手方向に沿って配置された螺旋状の搬送面を有している。排出翼124は、第1螺旋翼122と同じ向きに現像剤を搬送する。すなわち、排出翼124は、第1開口部H1から現像剤排出口H4へ向けて現像剤を搬送する。
上述したように、カウンター翼123は、現像剤収容室150a内の現像剤が現像剤排出口H4側へ移動しないように、現像剤を第1螺旋翼122側へ押し戻す。現像剤収容室150a内の現像剤の量が増加すると、現像剤がカウンター翼123を乗り越える。カウンター翼123を乗り越えた現像剤は、排出翼124によって現像剤排出口H4へ向けて搬送される。
(例示的な現像ローラの磁力の詳細)
次に、例示的な現像ローラ110の構成の詳細について説明する。図4に示されるように、現像ローラ110のマグネット112は、少なくとも、引上げ極(第1磁極)S3、及び層規制極(第2磁極)N2を有している。引上げ極S3は、第1搬送部材120から現像ローラ110に現像剤を移動させる磁場(第1磁場)を形成する。層規制極N2は、層規制部材140と対向する位置に設けられている。マグネット112は、現像ローラ110の軸体との一体成型であってもよく、また、軸体との別体成型であってもよい。
次に、例示的な現像ローラ110の構成の詳細について説明する。図4に示されるように、現像ローラ110のマグネット112は、少なくとも、引上げ極(第1磁極)S3、及び層規制極(第2磁極)N2を有している。引上げ極S3は、第1搬送部材120から現像ローラ110に現像剤を移動させる磁場(第1磁場)を形成する。層規制極N2は、層規制部材140と対向する位置に設けられている。マグネット112は、現像ローラ110の軸体との一体成型であってもよく、また、軸体との別体成型であってもよい。
ここで、例えば、引上げ極S3が形成する磁場における法線方向の引上げピーク磁力(第1ピーク磁力)bは、層規制極N2が形成する磁場(第2磁場)における法線方向の層規制ピーク磁力(第2ピーク磁力)aよりも小さくてもよい。すなわち、層規制ピーク磁力a及び引上げピーク磁力bは、a>bを満たしていていもよい。また、例えば、層規制極N2が形成する磁場における法線方向の層規制ピーク磁力aと、引上げ極S3が形成する磁場における法線方向の引上げピーク磁力bとの合計の磁力は、85mT以下であってもよい。すなわち、層規制ピーク磁力a及び引上げピーク磁力bは、a+b≦85mTを満たしていてもよい。
一例として、引上げ極S3が形成する磁場における法線方向の引上げピーク磁力bは、35mT以下であってもよい。一例として、層規制極N2が形成する磁場における法線方向の層規制ピーク磁力aは、50mT以下であってもよい。一例として、層規制極N2(層規制ピーク磁力a)と、引上げ極S3(引上げピーク磁力b)との間に形成される接線方向のピーク磁力(第3ピーク磁力)cは、40mT以下であってもよい。
(例示的な第1搬送部材の構成の詳細)
次に、例示的な第1搬送部材120の構成の詳細について説明する。図5及び図6に示されるように、第1搬送部材120は、例えば、第1支持軸121の外周面に設けられた突起部125を有している。ここで、第1支持軸121は、例えば、軸線T方向に延在し、軸線Tを中心として図5において矢印Nで示される回転方向に回転する。第1螺旋翼122は、第1支持軸121の外周面から立ち上がると共に、軸線T方向に沿って第1支持軸121の周りで螺旋状に延在している。第1支持軸121の外周面には、1条又は複数条の第1螺旋翼122が設けられている。本実施形態において、第1搬送部材120は、一例として、2条の第1螺旋翼122を有している。例えば、第1螺旋翼122が複数条設けられている場合、複数の第1螺旋翼122は、第1支持軸121の外周面において軸線T方向に沿って交互に繰り返し並んでいる。
次に、例示的な第1搬送部材120の構成の詳細について説明する。図5及び図6に示されるように、第1搬送部材120は、例えば、第1支持軸121の外周面に設けられた突起部125を有している。ここで、第1支持軸121は、例えば、軸線T方向に延在し、軸線Tを中心として図5において矢印Nで示される回転方向に回転する。第1螺旋翼122は、第1支持軸121の外周面から立ち上がると共に、軸線T方向に沿って第1支持軸121の周りで螺旋状に延在している。第1支持軸121の外周面には、1条又は複数条の第1螺旋翼122が設けられている。本実施形態において、第1搬送部材120は、一例として、2条の第1螺旋翼122を有している。例えば、第1螺旋翼122が複数条設けられている場合、複数の第1螺旋翼122は、第1支持軸121の外周面において軸線T方向に沿って交互に繰り返し並んでいる。
第1螺旋翼122は、現像剤の搬送方向Mの下流側を向く搬送面122aと、現像剤の搬送方向Mの上流側を向く背面122bとを有している。第1搬送部材120が矢印Nで示される回転方向に回転することにより、搬送面122aは、第1支持軸121の周りにおいて、搬送方向Mの下流側へ向けて軸線T方向に現像剤G(図5参照)を搬送する。また、搬送面122aによって現像剤Gが搬送されている途中で、一部の現像剤が現像ローラ110の外周面に移動する。なお、図5では、第1螺旋翼122の搬送面122aによって搬送される現像剤の一部のみが、現像剤Gとして示されている。背面122bは、軸線T方向において、搬送面122aと対面している。背面122bは、現像剤Gを搬送しない非搬送面となっていてもよい。
第1搬送部材120は、複数の螺旋翼ポーションを有してる。螺旋翼ポーションとは、第1螺旋翼122の一部分である。具体的には、一例として、図5に示されるように、第1螺旋翼122の一部分を第1螺旋翼ポーションP1とする。軸線T方向において第1螺旋翼ポーションP1に隣接する第1螺旋翼122の一部分を螺旋翼ポーションP2とする。すなわち、第1螺旋翼ポーションP1と螺旋翼ポーションP2とは軸線T方向に沿って互いに離間している。軸線T方向において隣接する第1螺旋翼ポーションP1及び螺旋翼ポーションP2間のピッチwは、一例として、7mm以上10mm以下であってもよい。すなわち、ピッチwは、7mm≦w≦10mmを満たしていてもよい。換言すると、軸線T方向において互いに隣接する第1螺旋翼122間のピッチwは、一例として、7mm以上10mm以下であってもよい。
なお、ここでのピッチwとは、例えば、第1螺旋翼ポーションP1の軸線T方向における厚さの中心位置から、螺旋翼ポーションP2の軸線T方向における厚さの中心位置までの長さであってもよい。
ここで、第1搬送部材120が第1螺旋翼122を1条のみ有している場合、第1螺旋翼ポーションP1を一部分に有する第1螺旋翼122と、螺旋翼ポーションP2を一部分に有する第1螺旋翼122とは、互いに同じ第1螺旋翼122である。すなわち、第1螺旋翼ポーションP1及び螺旋翼ポーションP2は同じ第1螺旋翼122に設けられている。また、第1搬送部材120が複数条の第1螺旋翼122を有している場合、第1螺旋翼ポーションP1を一部分に有する第1螺旋翼122と、螺旋翼ポーションP2を一部分に有する第1螺旋翼122とは、互いに異なる。
第1螺旋翼122における軸線T方向の厚さtは、一例として、2mm以下であってもよい。すなわち、一例として、第1螺旋翼122の一部分である螺旋翼ポーションにおける軸線T方向の厚さtは、2mm以下であってもよい。一例として、第1螺旋翼122の立ち上がり方向の先端部の厚さは、第1螺旋翼122の立ち上がり方向の基端部の厚さよりも薄くてもよい。この場合、第1螺旋翼122における軸線T方向の厚さtとは、例えば、第1螺旋翼122の最も厚さが厚い部分の長さであってもよい。
突起部125は、例えば、第1支持軸121の外周面において、軸線T方向において互いに隣接する第1螺旋翼122間に設けられている。換言すると、突起部125は、軸線T方向において互いに隣接する螺旋翼ポーション間に位置していてもよい。
突起部125は、第1支持軸121の外周面において、軸線T方向に沿って複数設けられていてもよい。突起部125は、第1支持軸121の外周面において、第1支持軸121の回転方向に沿って複数設けられていてもよい。
突起部125は、第1支持軸121の外周面に当接する側の面に対して反対側に上面125aを有している。突起部125は、第1支持軸121の外周面に設けられた例えばブロック体であってもよい。突起部125は、一例として、軸線Tに直交する方向に沿って見たときに三角形のブロック体であってもよい。すなわち、この場合、上面125aの形状は、三角形であってもよい。但し、突起部125の形状及び上面125aの形状は、図5等で示される形状に限定されず、種々の形状が採用され得る。
突起部125は、一例として、第1螺旋翼122に当接していてもよい。突起部125は、一例として、第1螺旋翼122の背面122bに当接していてもよい。
図6に示されるように、第1支持軸121の外周面からの突起部125の立ち上がりの高さxhは、一例として、第1支持軸121の外周面からの第1螺旋翼122の立ち上がりの高さdの半分以下であってもよい。すなわち、高さxhは、xh≦d/2を満たしていてもよい。
図5及び図7に示されるように、軸線T方向における突起部125の幅xaは、一例として、螺旋翼ポーション間のピッチwの半分以下であってもよい。すなわち、突起部125の幅xaは、xa≦w/2を満たしていてもよい。なお、突起部125の幅xaは、突起部125のうち軸線T方向において最も長さが長い部分の幅であってもよい。本実施形態において、一例として、突起部125の上流側面125cの幅であってもよい。
図5に示されるように、突起部125は、一例として、第1支持軸121の回転方向を向く案内面125bを有していてもよい。案内面125bは、一例として、第1支持軸121の回転方向の下流側を向いている。
より詳細には、図8及び図9に示されるように、案内面125bは、例えば、第1螺旋翼122の背面122bと当接する当接端K1から、背面122bと搬送面122aとの間に位置する突起端K2まで延在していてもよい。本実施形態において、当接端K1は、一例として、突起端K2よりも第1支持軸121の回転方向の下流側に位置していてもよい。突起端K2は、突起部125における最も搬送面122a側の端部でなくてもよい。突起部125は、突起端K2よりも搬送面122a側の部分を有していてもよい。
また、軸線T方向における第1螺旋翼122の搬送面122aから当接端K1までの長さL1は、軸線T方向における搬送面122aから突起端K2までの長さL2よりも長くてもよい。
換言すると、例えば、案内面125bは、第1支持軸121の回転方向において上流側に位置する突起端(上流端)K2から、第1支持軸121の回転方向において下流側に位置する当接端(下流端)K1まで延在していてもよい。この場合、第1螺旋翼122の搬送面122aと突起部125の案内面125bとの間における軸線T方向の長さは、案内面125bの当接端(下流端)K1での長さL1よりも、案内面125bの突起端(上流端)K2での長さL2の方が長くてもよい。
このように、当接端K1は、例えば、第1螺旋翼122の背面122bに当接する案内面125bの辺である。また、突起端K2は、例えば、突起部125における搬送面122a側の辺である。
突起部125は、例えば、第1支持軸121の回転方向の上流側を向く上流側面125cを有していてもよい。上流側面125cは、例えば、軸線Tに直交する方向に沿って見たときに(図8に示される状態)、上流側面125cの垂線が第1支持軸121の回転方向と平行となるように設けられていてもよい。上流側面125cは、第1支持軸121の外周面から、第1支持軸121の外周面の法線方向に沿って立ち上がっていてもよい。上流側面125cが設けられている場合、突起部125は、軸線Tに直交する方向に沿って見たときに、案内面125bと、上流側面125cと、突起部125が背面122bに当接する面とによって囲まれた形状であってもよい。
ここで、現像装置100において、図4に示されるように、現像ローラ110の引上げ極S3の法線方向の引上げピーク磁力bを小さくすることにより、現像剤と現像スリーブ114との摩擦が軽減される。また、層規制部材140によって規制される現像剤量が減少することにより、現像剤と層規制部材140との摩擦が軽減される。これらの摩擦軽減により、現像装置100では、発熱を抑制し得る。
なお、例えば、現像装置100では、層規制極N2の法線方向の層規制ピーク磁力aが小さくなると、用紙Pに形成された画像の濃度むらが大きくなる傾向がある。また、例えば、現像装置100では、引上げ極S3の法線方向の引上げピーク磁力bが大きくなると、現像剤の摩擦によって発熱量が多くなる。このため、例えば、温度上昇の抑制と濃度むらの抑制とを両立させるため、層規制極N2が形成する磁場における法線方向の層規制ピーク磁力aは、引上げ極S3が形成する磁場における法線方向の引上げピーク磁力bよりも大きくてもよい。
この場合、層規制極N2が形成する磁場における法線方向の層規制ピーク磁力aと、引上げ極S3が形成する磁場における法線方向の引上げピーク磁力bとの合計の磁力は、85mT以下であってもよい。これにより、現像装置100は、温度上昇をより適切に抑制できる。
例えば、層規制極N2の法線方向の層規制ピーク磁力aは、50mT以下であってもよい。この場合、現像装置100は、層規制部材140と現像剤との摩擦による発熱を効果的に抑制できる。例えば、引上げ極S3の法線方向の引上げピーク磁力bは、35mT以下であってもよい。この場合、現像装置100は、引上げ極S3の磁力によって現像ローラ110で保持する現像剤量を抑制でき、現像剤と現像スリーブ114との摩擦を軽減することによって発熱を抑制できる。例えば、層規制極N2(層規制ピーク磁力a)と引上げ極S3(引上げピーク磁力b)との間に形成される接線方向のピーク磁力cは、40mT以下であってもよい。この場合、現像装置100は、現像ローラ110で保持する現像剤量を抑制でき、現像剤と現像スリーブ114との摩擦を軽減することによって発熱を抑制できる。
また、例えば、現像装置100の第1搬送部材120は、第1螺旋翼122を複数条有していてもよい。この場合、第1搬送部材120は、複数条の第1螺旋翼122によって少量の現像剤を細かい頻度で現像ローラ110に供給できる。これにより、現像ローラ110の外周面における現像剤の粗密の発生を抑制できる。
例えば、第1螺旋翼122の厚さtは、2mm以下であってもよい。この場合、第1搬送部材120は、第1螺旋翼122によって搬送可能な現像剤の容積を増加させることができ、第1螺旋翼122によって搬送可能な現像剤の絶対量を増加させることができる。また、例えば、軸線T方向において互いに隣接する螺旋翼ポーション間のピッチwは7mm以上10mm以下であってもよい。この場合、第1搬送部材120から現像ローラ110へ細かい周期で粗密の少ない状態で現像剤が供給されるため、現像ローラ110上における現像剤の層の形成不良が抑制され、画像の濃度むらが大きく改善さえれ得る。また、第1螺旋翼122の厚さtを2mm以下とし、且つ螺旋翼ポーション間のピッチwを7mm以上10mm以下としてもよい。この場合、第1螺旋翼122の厚さと螺旋翼ポーション間のピッチとの相乗効果により、現像装置100は、現像装置100内の現像剤量が大きく変動したり、環境又は経時劣化によって現像剤の状態が変化したときにも、安定して画像を形成できる。
例えば、第1搬送部材120は、突起部125を備えていてもよい。この場合、第1搬送部材120は、第1支持軸121が回転させられたときに、突起部125が設けられていることによって現像ローラ110側に現像剤を押し出しやすくなる。これにより、第1搬送部材120は、現像ローラ110へ現像剤を適切に供給できる。従って、現像装置100は、例えば、現像装置100内の現像剤量が変動した場合であっても、形成される画像の濃度むらを抑制できる。
また、例えば、突起部125は、上述した案内面125bを有していてもよい。この場合、例えば、第1搬送部材120は、第1支持軸121が回転させられたときに、案内面125bの前で現像剤が過剰に滞留することを抑制しつつ、案内面125bと第1螺旋翼122の背面122bとの間を現像剤を適切にすり抜けさせることができる。
例えば、突起部125は、第1螺旋翼122の背面122bに当接していてもよい。ここで、第1螺旋翼122によって現像剤を搬送しつつ現像ローラ110に供給する場合、搬送面122aと搬送面122aに対面する搬送面122aとの間の領域において、搬送面122aの目の前の部分における現像剤の密度が高くなり、背面122bの目の前の部分における現像剤の密度が低くなる。すなわち、突起部125が背面122bに当接することにより、突起部125は、現像剤の密度が低くなる部分に位置することとなる。これにより、現像装置100は、現像剤の密度が低くなる部分においても、突起部125によって、現像ローラ110へ現像剤を適切に供給できる。
また、突起部125の大きさが大きくなると、形成される画像の濃度むらの改善効果が高くなると共に、現像剤の搬送性能が低下する傾向がある。このため、例えば、軸線T方向における突起部125の幅xaは、螺旋翼ポーション間のピッチwの半分以下であってもよい。また、例えば、突起部125の立ち上がりの高さxhは、第1螺旋翼122の立ち上がりの高さdの半分以下であってもよい。これらの場合、現像装置100は、現像剤の搬送性能の低下を抑制しつつ、形成される画像の濃度むらを改善できる。
また、突起部125は、例えば、第1支持軸121の回転方向の上流側を向く上流側面125cを有していてもよい。上流側面125cは、例えば、軸線Tに直交する方向に沿って見たときに(図8に示される状態)、上流側面125cの垂線が第1支持軸121の回転方向と平行となるように設けられていてもよい。この場合、突起部125は、第1支持軸121が回転させられたときに、突起部125の移動方向の後ろ側(第1支持軸121の回転方向の上流側)の領域に現像剤を素早く移動させることができる。これにより、第1搬送部材120は、突起部125の移動方向の後ろ側の領域における現像剤の密度の低下を抑制できる。
以上、本明細書に記載の全ての側面、利点及び特徴が、必ずしも、いずれか一つの特定の例及び実施形態によって達成される又は含まれるわけではないことは理解されたい。実際、本明細書において様々な例を示したが、これらの例の配置及び詳細を修正することができることは明らかである。以上のように、ここに請求される保護主題の精神及び範囲に包含される全ての修正及び変形を請求する。
Claims (15)
- 現像剤を担持する現像剤担持体と、
前記現像剤を前記現像剤担持体に供給する現像剤搬送部と、
を備え、
前記現像剤搬送部は、
軸線方向に延在し、回転方向に回転するシャフトと、
前記シャフトの周りにおいて前記軸線方向に沿って前記現像剤を搬送する搬送面を有する螺旋翼と、
前記搬送面に対面する前記螺旋翼の背面に当接すると共に、前記シャフトの前記回転方向において上流端から下流端まで延在する案内面を有する突起部と、
を含む、現像装置。 - 前記螺旋翼の前記搬送面と前記突起部の前記案内面との間における前記軸線方向の長さは、前記案内面の前記下流端での長さよりも前記案内面の前記上流端での長さの方が短い、請求項1に記載の現像装置。
- 前記螺旋翼は、前記軸線方向に沿って互いに離間する複数の螺旋翼ポーションを有し、
前記軸線方向における前記突起部の幅は、前記軸線方向において互いに隣接する前記螺旋翼ポーション間のピッチの半分以下である、請求項1に記載の現像装置。 - 前記突起部における前記シャフトからの立ち上がり高さは、前記螺旋翼における前記シャフトからの立ち上がり高さの半分以下である、請求項1に記載の現像装置。
- 前記螺旋翼は、前記シャフトに対して複数条設けられている、請求項1に記載の現像装置。
- 現像剤を供給する現像剤搬送部と、
現像剤担持体と、
層規制部材と、
を備え、
前記現像剤搬送部は、
軸線方向に延在するシャフトと、
前記シャフトの前記軸線方向に沿って互いに離間する複数の螺旋翼ポーションと、
隣接する前記螺旋翼ポーション間に位置する突起部と、
を含み、
前記軸線方向において互いに隣接する前記螺旋翼ポーション間のピッチは7mm以上10mm以下であり、
前記現像剤担持体は、
前記現像剤搬送部から前記現像剤担持体に前記現像剤を移動させる第1磁場を形成する第1磁極と、
第2磁場を形成する第2磁極と、
を有し、
前記第1磁場における法線方向の第1ピーク磁力は、前記第2磁場における法線方向の第2ピーク磁力よりも小さく、
前記層規制部材は、前記現像剤担持体の前記第2磁極に対向するように配置され、前記現像剤担持体上の前記現像剤の層の厚さを制御する、画像形成システム。 - 前記突起部は、前記螺旋翼ポーションに当接している、請求項6に記載の画像形成システム。
- 前記螺旋翼ポーションは、前記軸線方向に前記現像剤を搬送する搬送面と、前記搬送面に対面する背面とを有し、
前記突起部は、前記背面に当接している、請求項6に記載の画像形成システム。 - 前記軸線方向における前記突起部の幅は、前記軸線方向において互いに隣接する前記螺旋翼ポーション間の前記ピッチの半分以下である、請求項6に記載の画像形成システム。
- 前記突起部における前記シャフトからの立ち上がり高さは、前記螺旋翼における前記シャフトからの立ち上がり高さの半分以下である、請求項6に記載の画像形成システム。
- 前記第1ピーク磁力と前記第2ピーク磁力との合計の磁力は、85mT以下である、請求項6に記載の画像形成システム。
- 前記第2ピーク磁力は、50mT以下である、請求項11に記載の画像形成システム。
- 前記第1ピーク磁力は、35mT以下である、請求項11に記載の画像形成システム。
- 前記螺旋翼ポーションの厚さは2mm以下である、請求項6に記載の画像形成システム。
- 前記第1磁極と前記第2磁極との間に形成される接線方向の第3ピーク磁力は、40mT以下である、請求項6に記載の画像形成システム。
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