JP2021005950A - トランジスタ駆動回路及びトランジスタのゲート電圧制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】電圧駆動型のトランジスタが破壊されることを確実に防止できるトランジスタ駆動回路を提供する。【解決手段】過電流検出回路7は、IGBT2に過電流が流れたことを異常として検出すると異常検出信号を出力する。ゲートクランプ回路6は異常検出信号が入力されると、IGBT2のターンオフ時にゲートの電圧を一定時間だけ、オン電圧VGATEONよりも低く且つオフ電圧VGATEOFFよりも高いクランプ電圧VCLPに維持する。【選択図】図1

Description

本発明は、電圧駆動型のトランジスタのゲートに駆動電圧を出力するトランジスタ駆動回路,及び前記ゲートに付与する電圧の制御方法に関する。
特許文献1には、IGBTのターンオフ時におけるスパイク電圧の低減や、オンオフ信号が入力されてからIGBTが動作するまでの時間短縮を図り誤動作を防止する目的で、ターンオフ時にゲート電圧を一定時間クランプする構成が開示されている。
特許第3568024号公報
しかしながら、特許文献1の構成では、IGBTのターンオフ時にゲート電圧を毎回クランプさせることになる。特に、スパイク電圧を低減させることのメリットに着目すると、スパイク電圧によってIGBTが破壊されることを確実に防止すれば良い。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、電圧駆動型のトランジスタが破壊されることを確実に防止できるトランジスタ駆動回路及びトランジスタのゲート電圧制御方法を提供することにある。
請求項1記載のトランジスタ駆動回路によれば、異常検出回路は、トランジスタの駆動状態について異常を検出すると異常検出信号を出力する。そして、ゲートクランプ回路は、異常検出信号が入力されると、トランジスタのターンオフ時にゲートの電圧を一定時間だけ、オン電圧よりも低く且つオフ電圧よりも高いクランプ電圧に維持する。このように構成すれば、トランジスタの駆動状態に異常が発生した場合にだけ、ターンオフ時のゲート電圧がクランプされる。したがって、ターンオフ時に発生するスパイク電圧によってトランジスタが破壊されることを確実に防止できる。
請求項2記載のトランジスタ駆動回路によれば、異常検出回路は、トランジスタを介して流れる過電流を異常として検出する。すなわち、トランジスタに過大な電流が流れている状態でターンオフ時の電圧が大きく変化すると、極めて大きなスパイク電圧が発生する。そこで、異常検出回路が過電流を検出した際にターンオフ時のゲート電圧をクランプすることで、ゲート電圧の急激な変化を緩和してスパイク電圧を抑制し、トランジスタが破壊されることを防止する。
請求項3記載のトランジスタ駆動回路によれば、ゲートクランプ回路としてゲートオンクランプ回路を備え、トランジスタのターンオン時にゲートの電圧を一定時間だけ、オン電圧よりも低く且つオフ電圧よりも高いクランプ電圧に維持する。トランジスタのターンオン時に異常が検出された場合、ゲート電圧がオン電圧まで上昇すると、トランジスタの飽和電流が大きくなってトランジスタが破壊される可能性がある。したがって、ゲートオンクランプ回路によりターンオン時にはゲートの電圧を毎回クランプすることで、トランジスタが破壊されることをより確実に防止できる。
請求項4記載のトランジスタ駆動回路によれば、トランジスタのターンオン時とターンオフ時とで、クランプ電圧が異なるように設定する。これによりクランプ電圧を、双方のケースにおいてそれぞれ最適なレベルに設定できる。
第1実施形態であり、IGBT駆動回路の概略構成を示す機能ブロック図 オフ側のゲートクランプ回路を含む図1の詳細構成を示す回路図 オン側のゲートクランプ回路を含む図1の詳細構成を示す回路図 IGBT駆動回路の動作タイミングチャート 第2実施形態であり、オフ側のゲートクランプ回路を含む回路図 IGBT駆動回路の動作タイミングチャート 第3実施形態であり、オン駆動回路の構成例を示す図 第4実施形態であり、オン駆動回路の構成例を示す図 第5実施形態であり、オン駆動回路の構成例を示す図 第6実施形態であり、オン駆動回路の構成例を示す図 第7実施形態であり、オフ駆動回路の構成例を示す図 第8実施形態であり、オフ駆動回路の構成例を示す図 第9実施形態であり、オフ駆動回路の構成例を示す図 第10実施形態であり、オフ駆動回路の構成例を示す図 第11実施形態であり、オフ側ゲートクランプ回路の構成例を示す図 第12実施形態であり、オフ側ゲートクランプ回路の構成例を示す図
(第1実施形態)
図1に示すように、本実施形態のIGBT駆動回路1は、電圧駆動型のトランジスタであるIGBT2を駆動するもので、オン駆動回路3,オン時のゲートクランプ回路4,オフ駆動回路5及びオフ時のゲートクランプ回路6を備えている。オン駆動回路3及びゲートクランプ回路4にはオン駆動信号が入力され、オフ駆動回路5及びゲートクランプ回路6にはオフ駆動信号が入力されている。また、ゲートクランプ回路6には、図2に示す過電流検出回路7より出力される異常検出信号が入力されている。
IGBT2のエミッタに流れる電流を小さい電流比で流すセンスエミッタとグランドとの間には抵抗素子8が接続されており、前記センスエミッタはコンパレータ9の非反転入力端子に接続されている。コンパレータ9の反転入力端子には、基準電源10より基準電圧が与えられている。これにより、コンパレータ9は、IGBT2を介して流れる過電流を検出すると異常検出信号を出力する。過電流検出回路7は、異常検出回路の一例である。尚、IGBT2のセンスエミッタについては、図2,図3及び図5を除いて図示を省略している。
図2に示すように、オン駆動回路3は、PチャネルMOSFET11,抵抗素子12〜14,増幅器15並びに基準電源16を備えている。抵抗素子12〜14の直列回路は、IGBT2のゲートとグランドとの間に接続されている。FET11のソースは電源Vccに接続され、ドレインは抵抗素子12及び13の共通接続点に接続されている。増幅器15の非反転入力端子は基準電源16に接続され、反転入力端子は抵抗素子13及び14の共通接続点に接続されている。増幅器15の出力端子は、FET11のゲートに接続されている。
オン駆動信号は、増幅器15の動作用電源として与えられる。すなわち、オン駆動信号がローレベルであれば増幅器15は動作せず、オン駆動信号がハイレベルであれば増幅器15は動作する。増幅器15が動作すると、抵抗素子12及び13の共通接続点の電位は、基準電源16の電圧に等しくなるようにFET11のゲート電圧が制御される。つまりオン駆動回路3は定電圧回路として動作する。
オフ駆動回路5は、抵抗素子17,NチャネルMOSFET18及びドライバ19を備えている。抵抗素子17及びFET18の直列回路は、IGBT2のゲートとグランドとの間に接続されている。オフ駆動信号は、ドライバ19を介してFET18のゲートに与えられている。
ゲートクランプ回路6は、電源回路20及びスイッチ制御回路21で構成されている。電源回路20は、PチャネルMOSFET22,抵抗素子23及び24,増幅器25,基準電源26がオン駆動回路3と同様に接続されている。但し、FET22のドレインは、コンデンサ27を介してグランドに接続されている。電源回路20は、コンデンサ27の端子電圧を基準電源26の電圧であるクランプ電圧VCLPに維持する。
クランプ電圧VCLPは、スイッチ制御回路21を介してIGBT2のゲートに印加される。スイッチ制御回路21は、スイッチ28,抵抗素子29,ドライバ30,パルス生成回路31及びANDゲート32を備えている。パルス生成回路31は、オフ駆動信号がローレベルの期間に異常検出信号がハイレベルになるとANDゲート32によりトリガされ、ハイレベルパルスを一定時間だけドライバ30を介してスイッチ28に出力する。スイッチ28は、前記ハイレベルパルスが出力されている期間だけオンになり、クランプ電圧VCLPを抵抗素子29を介してIGBT2のゲートに印加する。また、パルス生成回路31は、ハイレベルパルスの出力中でも、オフ駆動信号がハイレベルになるとリセットされる。
図3は、ゲートクランプ回路6に替えてゲートクランプ回路4を示している。ゲートクランプ回路4は、電源回路33及びスイッチ制御回路34で構成されている。電源回路33は、PチャネルMOSFET35,抵抗素子36及び37,増幅器38,基準電源39並びにコンデンサ40が電源回路20と同様に接続されている。
スイッチ制御回路34は、スイッチ41,抵抗素子42,ドライバ43及びパルス生成回路44を備えている。パルス生成回路44は、パルス生成回路31と同様に、オン駆動信号がハイレベルになると、一定時間のハイレベルパルスをドライバ43を介してスイッチ41に出力する。スイッチ41は、前記ハイレベルパルスが出力されている期間だけオンになり、クランプ電圧VCLPを抵抗素子42を介してIGBT2のゲートに印加する。
次に、本実施形態の作用について説明する。図4に示すように、オン駆動信号がハイレベルになると、IGBT2のゲートに、オン駆動回路3によりオン駆動電圧VGATEONの印加が開始される。ゲート電圧が上昇する期間の途中でゲートクランプ回路4によりクランプ電圧VCLPが一定時間印加され、その後、ゲート電圧はオン駆動電圧VGATEONに達する。
オフ駆動信号がローレベルの期間に異常検出信号がハイレベルになると、上述したようにゲートクランプ回路6によりクランプ電圧VCLPが一定時間印加される。そして、オフ駆動信号がハイレベルになるとクランプ電圧VCLPの印加は停止され、ゲート電圧はオフ駆動回路5によりオフ駆動電圧VGATEOFFに向かって低下する。
尚、図4に示す動作タイミングは、以下のようなロジックで実現しても良い。オフ駆動信号がローレベルの期間に異常検出信号がハイレベルになると、ゲートクランプ回路6のパルス生成回路31は同様に一定期間のハイレベルパルスを出力するが、当該パルスがローレベルに変化したタイミングで、オン駆動信号をローレベルに変化させると共にオフ駆動信号をハイレベルに変化させる。
以上のように本実施形態によれば、過電流検出回路7は、IGBT2に過電流が流れたことを異常として検出すると異常検出信号を出力する。ゲートクランプ回路6は異常検出信号が入力されると、IGBT2のターンオフ時にゲートの電圧を一定時間だけ、オン電圧VGATEONよりも低く且つオフ電圧VGATEOFFよりも高いクランプ電圧VCLPに維持する。
このように構成すれば、IGBT2の駆動状態に異常が発生した場合にだけ、ターンオフ時のゲート電圧がクランプされる。特に、IGBT2に過大な電流が流れている状態でターンオフ時の電圧が大きく変化すると、極めて大きなスパイク電圧が発生する。したがって、スパイク電圧によってIGBT2が破壊されることを確実に防止できる。
また、ゲートクランプ回路4により、IGBT2のターンオン時にゲート電圧を一定時間だけクランプ電圧VCLPに維持する。IGBT2のターンオン時に過電流が流れた場合にゲート電圧がオン電圧VGATEONまで上昇すると、IGBT2の飽和電流が大きくなって破壊される可能性がある。したがって、ターンオン時にはゲート電圧を毎回クランプすることで、IGBT2が破壊されることをより確実に防止できる。
(第2実施形態)
以下、第1実施形態と異なる部分について説明する。図5に示すように、第2実施形態のIGBT駆動回路45は、ゲートクランプ回路6に替わるゲートクランプ回路46を備えている。ゲートクランプ回路46は、スイッチ制御回路21に替わるスイッチ制御回路47を備えている。スイッチ制御回路47はパルス生成回路48を備え、パルス生成回路48のリセット端子は負論理であり、そのリセット端子には異常検出信号が与えられている。
また、第2実施形態におけるターンオフ時のクランプ電圧VCLPOFFは、第1実施形態のクランプ電圧VCLPに等しくされている。そして、ターンオン時のクランプ電圧VCLPONは、クランプ電圧VCLPよりも低い電圧に設定されている。
次に、第2実施形態の作用について説明する。図6に示すように、オン駆動信号がハイレベルの期間に異常検出信号がハイレベルになり、その後、過電流状態が解消されたことにより異常検出信号がローレベルに変化すると、パルス生成回路48はリセットされる。これにより、IGBT2のゲート電圧は、クランプ電圧VCLPOFFからオン電圧VGATEONに復帰する。
以上のように第2実施形態によれば、IGBT駆動回路41は、IGBT2のターンオン時とターンオフ時とで、印加するクランプ電圧VCLPON,VCLPOFFが異なるように設定する。これによりクランプ電圧を、双方のケースにおいてそれぞれ最適なレベルに設定できる。また、ゲートクランプ回路42は、IGBT2のオン時においてゲートにクランプ電圧VCLPOFFを印加している状態で異常検出信号が入力されなくなると、ゲート電圧をオン電圧VGATEONに復帰させる。これにより、駆動状態が正常化した時点でIGBT2をオンし続けることができる。
(第3〜第6実施形態)
第3〜第6実施形態は、オン駆動回路の構成のバリエーションを示す。尚、以降の実施形態においてオン駆動信号,オフ駆動信号及び異常検出信号の図示は省略している。図7に示す第3実施形態のオン駆動回路51は定電流制御回路であり、電源VCCとFET11のソースとの間に抵抗素子52が接続されている。基準電源16の負側端子は電源VCCに接続されており、正側端子は増幅器15の反転入力端子に接続されている。増幅器15の非反転入力端子はFET11のソースに接続されている。FET11のドレインはIGBT2のゲートに接続されている。
図8に示す第4実施形態のオン駆動回路53はスイッチ制御回路であり、FET11のゲートにはドライバ54を介してオン駆動信号が与えられる。
図9に示す第5実施形態のオン駆動回路55は、電源回路56とオン駆動回路51である定電流制御回路との組み合わせで構成される。電源回路56は、オン駆動回路3におけるFET11(A)のドレインとグランドとの間にコンデンサ57を追加したものであり、定電流制御回路51の抵抗素子52の上端は、電源VCCに替えてFET11Aのドレインに接続されている。
図10に示す第6実施形態のオン駆動回路58は、電源回路56とオン駆動回路53であるスイッチ制御回路との組み合わせで構成される。スイッチ制御回路53のFET11(B)のソースは、電源VCCに替えてFET11Aのドレインに接続されている。
(第7〜第10実施形態)
第7〜第10実施形態は、オフ駆動回路の構成のバリエーションを示す。図11に示すオフ駆動回路61は、オン駆動回路3と同様の定電圧制御回路である。
図12に示すオフ駆動回路62は定電流制御回路であり、NチャネルMOSFET63のドレインはIGBT2のゲートに接続され、ドレインは抵抗素子64を介してグランドに接続されている。基準電源65の負側端子はグランドに接続され、正側端子は増幅器66の非反転入力端子に接続されている。増幅器66の反転入力端子は、FET63のドレインに接続されている。
図13に示すオフ駆動回路67は、オフ駆動回路62の定電流制御回路と、電源回路68との組み合わせで構成される。電源回路68は、ゲートクランプ回路6と同様の構成であり、FET11Aのドレインは、電源VCCに替えて抵抗素子64の下端に接続されている。
図14に示すオフ駆動回路69は、オフ駆動回路5のスイッチ制御回路と、電源回路68との組み合わせで構成される。
(第11,第12実施形態)
第11,第12実施形態は、オフ側ゲートクランプ回路の構成のバリエーションを示す。図15に示す第11実施形態のゲートクランプ回路71は、オフ駆動回路61と同様の定電圧制御回路である。
図16に示す第12実施形態のゲートクランプ回路71は、スイッチ制御回路73と電源回路74との組み合わせである。スイッチ制御回路73は、スイッチ制御回路21の抵抗素子29を削除したもので、電源回路74は電源回路56と同様の構成である。スイッチ28は、IGBT2のゲートとFET11Aのドレインとの間に接続されている。
(その他の実施形態)
異常検出回路は、過電流検出回路7に限ることなく、電圧駆動型トランジスタの駆動状態に関する異常を検出するものであれば良い。
電圧駆動型のトランジスタは、IGBT2に限らない。
本開示は、実施例に準拠して記述されたが、本開示は当該実施例や構造に限定されるものではないと理解される。本開示は、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。加えて、様々な組み合わせや形態、さらには、それらに一要素のみ、それ以上、あるいはそれ以下、を含む他の組み合わせや形態をも、本開示の範疇や思想範囲に入るものである。
図面中、1はIGBR駆動回路、2はIGBT、3はオン駆動回路、4はゲートクランプ回路、5はオフ駆動回路、6はゲートクランプ回路、7は過電流検出回路を示す。

Claims (22)

  1. 電圧駆動型のトランジスタ(2)のゲートに駆動電圧を出力するトランジスタ駆動回路であって、
    オン指令が入力されると前記ゲートにオン電圧を出力するオン駆動回路(3,51,53,56,58)と、
    オフ指令が入力されると前記ゲートにオフ電圧を出力するオフ駆動回路(5,61,62,67,69)と、
    前記トランジスタの駆動状態について異常を検出すると、異常検出信号を出力する異常検出回路(7)と、
    前記異常検出信号が入力されると、前記トランジスタのターンオフ時に前記ゲートの電圧を一定時間だけ、前記オン電圧よりも低く且つ前記オフ電圧よりも高いクランプ電圧に維持するゲートクランプ回路(6,46,71,72)とを備えるトランジスタ駆動回路。
  2. 前記異常検出回路は、前記トランジスタを介して流れる過電流を異常として検出する請求項1記載のトランジスタ駆動回路。
  3. 前記ゲートクランプ回路は、前記トランジスタのターンオン時に前記ゲートの電圧を一定時間だけ、前記オン電圧よりも低く且つ前記オフ電圧よりも高いクランプ電圧に維持するゲートオンクランプ回路(4)を備える請求項1又は2記載のトランジスタ駆動回路。
  4. 前記ゲートクランプ回路によるクランプ電圧は、前記トランジスタのターンオン時とターンオフ時とで異なるように設定される請求項3記載のトランジスタ駆動回路。
  5. 前記ゲートクランプ回路(46)は、前記トランジスタのオン時において前記ゲートに前記クランプ電圧を印加している状態で前記異常検出信号が入力されなくなると、前記ゲートの電圧を前記オン電圧に復帰させる請求項1から4の何れか一項に記載のトランジスタ駆動回路。
  6. 前記ゲートクランプ回路(71)は、電源電圧と異なるクランプ電圧を生成する定電圧制御回路である請求項1から5の何れか一項に記載のトランジスタ駆動回路。
  7. 前記ゲートクランプ回路(72)は、電源電圧と異なるクランプ電圧を生成する電源回路(74)と、
    この電源回路の出力端子と前記ゲートとの間に接続されるスイッチ(28)と、
    このスイッチのオンオフを制御するオンオフ制御回路(30,31)とを備える請求項1から5の何れか一項に記載のトランジスタ駆動回路。
  8. 前記オン駆動回路(3)は、電源電圧と異なるオン電圧を生成する定電圧制御回路である請求項1から7の何れか一項に記載のトランジスタ駆動回路。
  9. 前記オン駆動回路(62)は、前記ゲートを定電流で充電する定電流制御回路である請求項1から7の何れか一項に記載のトランジスタ駆動回路。
  10. 前記オン駆動回路(53)は、電源と前記ゲートとの間に接続されるトランジスタ(11)のオンオフを、前記オン駆動信号により制御するスイッチ制御回路である請求項1から7の何れか一項に記載のトランジスタ駆動回路。
  11. 前記オン駆動回路(55)は、電源電圧と異なる電圧を生成する電源回路(56)と、
    この電源回路の出力端子と前記ゲートとの間に接続され、前記ゲートを定電流で充電する定電流制御回路(51)とを備える請求項1から7の何れか一項に記載のトランジスタ駆動回路。
  12. 前記オン駆動回路(58)は、電源電圧と異なる電圧を生成する電源回路(56)と、
    電源と前記ゲートとの間に接続されるトランジスタ(11A)のオンオフを、前記オン駆動信号により制御するスイッチ制御回路とを備える請求項1から7の何れか一項に記載のトランジスタ駆動回路。
  13. 前記オフ駆動回路(61)は、電源電圧と異なるオフ電圧を生成する定電圧制御回路である請求項1から12の何れか一項に記載のトランジスタ駆動回路。
  14. 前記オフ駆動回路(62)は、前記ゲートを定電流で放電する定電流制御回路である請求項1から12の何れか一項に記載のトランジスタ駆動回路。
  15. 前記オフ駆動回路(5)は、前記ゲートとグランドとの間に接続されるトランジスタ(18)のオンオフを制御するスイッチ制御回路である請求項1から12の何れか一項に記載のトランジスタ駆動回路。
  16. 前記オフ駆動回路(67)は、電源電圧と異なる電圧を生成する電源回路(62)と、
    この電源回路の出力端子と前記ゲートとの間に接続され、前記ゲートを定電流で放電する定電流制御回路(68)とを備える請求項1から12の何れか一項に記載のトランジスタ駆動回路。
  17. 前記オフ駆動回路(69)は、電源電圧と異なる電圧を生成する電源回路(68)と、
    この電源回路の出力端子と前記ゲートとの間に接続されトランジスタ(18)のオンオフを制御するスイッチ制御回路(5)とを備える請求項1から12の何れか一項に記載のトランジスタ駆動回路。
  18. 電圧駆動型のトランジスタのゲートに出力する駆動電圧を制御する方法であって、
    オン指令が入力されると前記ゲートにオン電圧を出力し、
    オフ指令が入力されると前記ゲートにオフ電圧を出力し、
    前記トランジスタのターンオフ時に当該トランジスタの駆動状態について異常を検出すると、前記ゲートの電圧を一定時間だけ、前記オン電圧よりも低く且つ前記オフ電圧よりも高いクランプ電圧に維持するように制御するトランジスタのゲート電圧制御方法。
  19. 前記トランジスタを介して流れる過電流を異常として検出する請求項18記載のトランジスタのゲート電圧制御方法。
  20. 前記トランジスタのターンオン時にも前記異常を検出すると、前記ゲートの電圧を一定時間だけ、前記オン電圧よりも低く且つ前記オフ電圧よりも高いクランプ電圧に維持するように制御する請求項18又は19記載のトランジスタのゲート電圧制御方法。
  21. 前記クランプ電圧を、前記トランジスタのターンオン時とターンオフ時とで異なるように制御する請求項20記載のトランジスタのゲート電圧制御方法。
  22. 前記トランジスタのオン時において前記ゲートに前記クランプ電圧を印加している状態で前記異常検出信号が入力されなくなると、前記ゲートの電圧を前記オン電圧に復帰させる請求項18から21の何れか一項に記載のトランジスタのゲート電圧制御方法。
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