JP2021005813A - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 過去に登録した設定に対して、実行や編集、削除の操作を行う場合、多くのユーザーは時と場合に応じて、設定の内容を確認する。そのためには、柔軟性高く、効率よく設定内容を確認できる機能が必要である。【解決手段】 複数のアプリケーションを持つ画像処理装置であって、前記画像処理装置の操作画面を表示する表示手段と、前記複数のアプリケーションの1つを識別するための識別情報と、前記複数のアプリケーションの1つに関する設定情報を確認するための手段と、設定の確認ができる設定確認画面を持ち、さらに設定確認画面には、設定値の実行ボタンと呼び出しボタンも表示可能であることを特徴とする。【選択図】 図4
Description
本発明は、画像形成装置の設定確認および呼出しの操作性に関する。
従来の画像形成装置には、複数アプリケーションに対して、過去に登録した設定を一覧できる画面を有したものがある(特許文献1参照。)。登録した設定を呼び出す機能や、設定を編集する機能、削除する機能を一覧画面に表示させる画像処理装置が一般的に提供されている。過去に登録した設定に対して、実行や編集、削除の操作を行う場合、多くのユーザーは時と場合に応じて、設定の内容を確認する。そのためには、柔軟性高く、効率よく設定内容を確認できる機能が必要である。特許文献2のように、設定内容を確認するかどうかをユーザーが事前に設定できる提案がされているが、時と場合に応じて設定内容を確認したいというユーザーの目的を満たしてはいない。過去に登録した設定の一覧画面で、設定確認画面の表示/非表示の機能を提供することで、この課題を解決可能にみえる。
しかし、確認した設定を実行する場合、設定確認画面を表示させ、一旦非表示にしてから実行させるという操作性では、操作の手順の数が増えるだけでなく、実行時に誤った設定を選択してしまうという、操作のミスを誘発してしまう可能性をはらんでいる。
上記の課題を解決するために、本発明に係る画像処理装置は、
複数のアプリケーションを持つ画像処理装置であって、
前記画像処理装置の操作画面を表示する表示手段と、
前記複数のアプリケーションの1つを識別するための識別情報と、
前記複数のアプリケーションの1つに関する設定情報を確認するための手段と、
設定の確認ができる設定確認画面を持ち、さらに設定確認画面には、設定値の実行ボタンと呼び出しボタンも表示可能であることを特徴とする。
複数のアプリケーションを持つ画像処理装置であって、
前記画像処理装置の操作画面を表示する表示手段と、
前記複数のアプリケーションの1つを識別するための識別情報と、
前記複数のアプリケーションの1つに関する設定情報を確認するための手段と、
設定の確認ができる設定確認画面を持ち、さらに設定確認画面には、設定値の実行ボタンと呼び出しボタンも表示可能であることを特徴とする。
本発明に係る画像処理装置によれば、過去に登録した設定に対して、実行や編集、削除の操作を行う多くのユーザーが、確実な操作を行うことが可能になり、操作の手順の数が減る。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。
尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。本発明の実施形態では、複合機(MFP)を例にして、本発明に係る画像処理装置の実施形態について説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の実施形態1に係るMFP100の構成を説明するブロック図である。
図1は、本発明の実施形態1に係るMFP100の構成を説明するブロック図である。
制御部1は、MFP100の各ユニットの動作制御を行う。制御部1は、CPU10と、LAN11と、通信ユニット12と、RAM13と、HDD14と、ROM15を備えている。CPU10は、制御部1全体を制御している。LAN11は、外部装置との間でデータのやり取りを行うためのネットワークを示し、このLAN11を介してインターネットに接続されている。通信ユニット12は、LAN11を通してデータの送受信を行う。RAM13は、CPU10が動作するためのシステムワークメモリを提供している。
HDD14はハードディスクドライブで、例えば磁気ディスクや光学メディアやフラッシュメモリ等の記憶媒体であってもよい。HDD14は、文書データや設定データ等を格納することができる。またHDD14は、MFP100内に存在してなくてもよい。通信ユニット12を介して、外部のサーバやPC等を保存装置として利用しても良い。ROM15はブートROMであり、システムのブートプログラムを格納している。CPU10は、ROM15のブートROMにより、HDD14にインストールされているプログラムをRAM13に展開し、そのプログラムに基づいて各種制御を行う。タイマ16は、CPU10の指示に従って時間の経時を行い、指示された時間が経過すると割り込みなどによりCPU10に通知する。
操作部20は、制御部1によって制御され、表示部21と入力部22を備えている。表示部21は、ユーザに対して複写機の情報を表示するためのディスプレイである。入力部22は、例えばタッチパネル、マウス、カメラ、音声入力、キーボード等のインターフェースを通してユーザからの入力を受け付ける。
画像処理部30は、制御部1によって制御され、画像解析部31と、画像生成部32と、画像出力部を具備している。画像解析部31は、原稿画像の構造を解析し、解析結果から必要な情報を抽出する。画像生成部32は、原稿を読み取ることで(例えば、スキャン)、その原稿の画像をデジタル化して画像データを生成してHDD14に格納する。また画像生成部32は、画像解析部31が解析した情報を用いて、別のフォーマットの原稿画像データを生成することもできる。画像出力部33は、HDD14等に格納されている画像データを出力する。この出力方法としては、例えば原稿の画像データを用紙に印刷したり、通信ユニット12を介して、ネットワーク接続されている外部デバイス、サーバ、ファクシミリ装置などに送信したり、MFP100に接続されている記憶媒体に保存することが挙げられる。
図2は、実施形態1に係る操作部20の概観図である。
表示部21は、ここでは液晶表示部で、液晶上にタッチパネルシートが貼られており、操作画面およびソフトキーを表示するとともに、表示してあるキーが押されるとその位置情報をCPU10に伝える。従って、この場合の表示部21は、入力部22としても機能していることになる。
次にユーザにより操作される各種キーやボタンについて説明する。スタートキー201は原稿の読み取り動作の開始を指示する時などに用いられる。スタートキー201の中央部には、緑と赤の2色のLED202があり、その色によってスタートキー201が使える状態にあるかどうかを示す。ストップキー203は、稼働中の動作を止める働きをする。テンキー204は、数字と文字のボタンで構成されており、コピー部数の設定や、表示部21の画面切り替えなどを指示する。ユーザモードキー205は、機器の設定を行う場合に押下される。
次に、本実施形態1に係るポータル画面について説明する。
図3は、本実施形態1に係るMFPの表示部に表示されたポータル画面の一例を示す図である。
本実施形態1においては、ポータル画面(300)は、ユーザーの指示により登録された固定設定データ領域(301)と、固定設定データ(303,304,305,306,307)の実行時に選択するアクション属性領域(302)からなる。
本実施形態1では、固定設定は固定設定データ領域(301)に表示し、選択アクションはアクション属性領域(302)に表示することにより、それぞれを領域で識別可能にしている。
ポータル画面(300)は、起動すると、まず固定設定データ領域(301)の表示のために、後述する固定登録データ管理テーブル(1001)を読み込む。続いてポータル画面(300)は、エントリ(1002)から順番にエントリ(1010)まで呼び出す。呼び出すたびに、アプリケーションIDを参照し、0ならば対応するボタンを表示しない。0以外なら、表示TXTを対応するボタンに表示する。次にアプリケーションアイコンテーブル(1011)から格納されている同じアプリケーションIDをもつエントリを探し、アイコンの所定の位置に表示する。ポータル画面(300)は、固定登録データ管理テーブル(1001)を全て処理すると、次にアクション属性領域(302)に、設定確認ボタン(308)、設定呼び出しボタン(309)、削除ボタン(310)を表示させる。
上記のフローで、図10の固定登録データ管理テーブルを用いると、図3の表示を得る。
図4は、本実施形態1に係る設定確認画面の一例を示す図である。
設定確認画面(400)は、ポータル画面(300)と同様にアクション属性領域(402)を持つ。ポータル画面(300)違う点は、設定確認ボタン(308)が表示されない点である。Closeボタン(403)で設定確認画面(400)を閉じてポータル画面(300)に戻る。
以下で、図3の状態から固定設定データ(306)に対して、アクション属性領域(302)内の各アクションが選択された場合を詳細に説明する。
図5は、本実施形態1に係るポータル画面(300)の固定設定データ(303,304,305,306,307)に対する実行処理の一例を示すフロー図である。図6は、本実施形態1に係る設定呼び出し機能(309)の固定設定情報取得処理の一例を示すフロー図である。図7は、本実施形態1に係る削除機能(310)の固定設定情報取得処理の一例を示すフロー図である。図8は、本実施形態1に係る設定確認機能(308)の固定設定情報取得処理の一例を示すフロー図である。図9は、本実施形態1に係るアプリケーションの固定設定情報処理の一例を示すフロー図である。図10は、本実施形態1に係るアプリケーションの設定データ管理テーブルである。
まず、ポータル機能は、ポータル画面(300)表示指示があった時点でポータル画面表示処理(501)を起動する。ポータル画面表示処理(501)は、固定登録データ管理テーブル(1001)を読み込み、固定設定データ領域(301)を表示し、アクション属性領域(302)に、設定確認ボタン(308)、設定呼び出しボタン(309)、削除ボタン(312)を表示する(502)。
そして、固定設定データとアクション属性の入力があるまで、入力待ち状態となる(503、504)。固定設定データとアクション属性の入力がされたら、アクション属性に固定設定データのボタンIDを渡す(505)。
アクション属性が設定呼び出し(309)であった場合は、呼び出しアクション処理が起動する(601)。呼び出しアクション処理は固定設定データ(306)の情報を読み込む(602)。このときに読み込む情報は、固定登録データ管理テーブル(1001)に存在するアプリケーションIDとアクションIDである。呼び出しアクションは、読み込んだアプリケーションIDからアプリケーションを識別し、該当するアプリケーションにアクションIDとアクション属性を渡して、アクションIDを呼び出す指示を行う(603)。
アクション属性が削除(310)であった場合は、削除アクション処理が起動する(701)。削除アクション処理は固定設定データ(306)の情報を読み込む(702)。読み込む情報は固定登録データ管理テーブル(1001)に存在するボタンIDとアプリケーションIDとアクションIDである。削除アクションは、固定登録データ管理テーブル(1001)を参照し、読み込んだボタンIDと合致する項目を削除する(703)。次に、読み込んだアプリケーションIDからアプリケーションを識別し、アクションIDとアクション属性を渡して、アクションIDの削除を指示する(704)。
アクション属性が設定確認ボタン(308)であった場合は、設定確認アクション処理が起動する(801)。設定確認アクション処理は固定設定データ(306)の情報を読み込む(802)。このときに読み込まれる情報は、固定登録データ管理テーブル(1001)に存在するアプリケーションIDとアクションID、設定データテキストである。設定確認アクション処理は、設定確認画面(400)を表示し、固定設定データ内容領域(401)に設定データテキストを反映する(803)。
さらに、設定確認画面(400)に存在するアクション属性(402)のうち、設定呼び出し(309)が選択された場合は、ポータル画面(300)のアクション属性(302)である設定呼び出し(309)が選択された場合と同じ呼び出しアクション処理が起動する(601)。また、設定確認画面(400)に存在するアクション属性(402)のうち、削除(310)が選択された場合は、ポータル画面(300)のアクション属性である削除(301)が選択された場合と同じ削除アクション処理が起動(701)される。
一方、各アプリケーションは、呼び出しアクション処理(601)または削除アクション処理(701)からアクションIDとアクション属性を受け付けた時点で、アプリケーション受付処理を起動する(901)。アプリケーション受付処理は、アクションIDとアクション属性を読み込む(902)。受け付けたアクション属性が設定呼び出しである場合、設定データ管理テーブル(1008)を読み込み、受信したアクションIDに応じた設定データを読み出し、これを設定する(905)。受け取ったアクション属性が削除である場合、設定データ管理テーブル(1008)を読み込み、受信したアクションIDに応じた設定データを削除する(906)。
1 制御部、10 CPU、11 LAN、12 通信ユニット、
13 RAM、14 HDD、15 ROM
13 RAM、14 HDD、15 ROM
Claims (13)
- 操作手段と表示手段とを有し、
前記操作手段から設定された設定情報をユーザーが選択可能な形式で表示する前記表示手段としてポータル画面(300)を有し、
前記ポータル画面には、ユーザーが手動で保存した固定設定データ(303,304,305,306,307)を表示する固定設定データ領域(301)と手動で保存した固定設定データ(303,304,305,306,307)の実行方法であるアクション属性領域(302)を有し、
前記アクション属性エリア(302)には、固定設定データ(303,304,305,306,307)の設定を確認するための設定確認機能(308)の他に、一つ以上固定設定データ(303,304,305,306,307)に対する実行機能を有する画像処理装置であって、
前記設定確認機能からも、前記アクション属性エリア(302)に存在する設定確認機能以外の実行機能を選択する手段を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1のポータル画面(300)であって、固定設定データ領域(301)とアクション属性領域(302)を識別可能であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 請求項2のポータル画面(300)であって、識別は、手動で保存した固定設定データ領域(301)とアクション属性領域(302)表示領域を分けることで行うことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
- 請求項2のポータル画面(300)であって、アクション属性領域(302)は、固定設定データ(303,304,305,306,307)の設定内容を呼び出すための設定呼び出し機能を含むことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
- 請求項2のポータル画面(300)であって、アクション属性(302)は、固定設定データ(303,304,305,306,307)を削除するための削除機能を含むことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
- 請求項1の設定確認機能であって、機能の起動後に表示される設定確認画面(400)は、固定設定データ(303,304,305,306,307)の内容を表示する固定設定内容表示領域(401)と、機能を終了するための閉じるボタン(403)を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 請求項1の設定確認機能であって、機能の起動後に表示される設定確認画面(400)は、固定設定データ(303,304,305,306,307)の内容を表示する固定設定内容表示領域(401)と、機能を終了するための閉じるボタン(403)と固定設定データ内容の実行方法であるアクション属性領域(402)を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 請求項7の設定確認画面(400)であって、固定設定内容表示領域(401)と、閉じるボタン(403)は識別可能であることを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
- 請求項8の設定確認機能であって、固定設定内容表示領域(401)と、アクション属性(402)と閉じるボタン(403)は識別可能であることを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
- 請求項9の設定確認画面であって、識別は、固定設定内容表示領域(401)と閉じるボタン(403)の表示領域を分けることで行うことを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
- 請求項10の設定確認機能であって、識別は、固定設定内容表示領域(401)とアクション属性領域(402)と閉じるボタン(403)の表示領域を分けることで行うことを特徴とする請求項10に記載の画像処理装置。
- 請求項10のアクション属性領域(402)であって、固定設定内容を呼び出すための設定呼び出し機能を含むことを特徴とする請求項10に記載の画像処理装置。
- 請求項10のアクション属性領域(402)であって、固定設定内容表示領域(401)に表示されている固定設定データを削除するための削除機能を含むことを特徴とする請求項10に記載の画像処理装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019119197A JP2021005813A (ja) | 2019-06-27 | 2019-06-27 | 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム |
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