JP2021005804A - 信号処理装置および信号処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】エコーキャンセルにおいて、システム音声を容易に除去すること。【解決手段】実施形態に係る信号処理装置は、生成部と、出力制御部と、エコーキャンセル部とを備える。生成部は、通話音声信号と、通話音声信号とは異なるシステム音声信号とを混合した出力音声信号を生成する。出力制御部は、生成部によって生成された出力音声信号をスピーカへ出力する。エコーキャンセル部は、マイクロホンで集音した入力音声信号から出力音声信号を除去する。また、出力制御部は、通話音声信号の音量設定値の設定可能な範囲内において、スピーカから出力されるシステム音声信号のレベルが所定値を超えないように制限する。【選択図】図2

Description

本発明は、信号処理装置および信号処理方法に関する。
従来、スピーカから出力された通話相手の音声がマイクで集音され、通話相手側へ帰還してしまう、いわゆるエコーを抑制する、エコーキャンセル制御装置がある。かかる制御装置では、例えば、予め学習したフィルタ係数に基づいて、エコーキャンセル回路へ入力するキャンセル信号を調節する(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−217547号公報
しかしながら、従来技術では、スピーカから出力される呼び出し音などのシステム音の音量が大きい場合などにおいて、かかるシステム音を除去しきれないおそれがあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、エコーキャンセルにおいて、システム音声を容易に除去することができる信号処理装置および信号処理方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、実施形態に係る信号処理装置は、生成部と、出力制御部と、エコーキャンセル部とを備える。前記生成部は、通話音声信号と、前記通話音声信号とは異なるシステム音声信号とを混合した出力音声信号を生成する。前記出力制御部は、前記生成部によって生成された前記出力音声信号をスピーカへ出力する。前記エコーキャンセル部は、マイクロホンにより集音した入力音声信号から前記出力音声信号を除去する。また、前記出力制御部は、前記通話音声信号に対する音量設定値の設定可能な範囲内において、スピーカから出力される前記システム音声信号のレベルが所定値を超えないように制限する。
本発明によれば、エコーキャンセルにおいて、システム音声を容易に除去することができる。
図1Aは、信号処理方法の概要を示す図(その1)である。 図1Bは、信号処理方法の概要を示す図(その2)である。 図2は、信号処理装置のブロック図である。 図3Aは、システム音声信号の信号経路を示す図(その1)である。 図3Bは、システム音声信号の信号経路を示す図(その2)である。 図4は、音響音声信号の比較結果を示す図である。 図5は、信号処理装置が実行する処理手順を示すフローチャートである。 図6は、変形例に係る信号処理装置のブロック図である。
以下、添付図面を参照して、実施形態に係る信号処理装置および信号処理方法について説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
まず、図1Aを用いて、実施形態に係る信号処理装置および信号処理方法の概要について説明する。図1Aおよび図1Bは、信号処理方法の概要を示す図である。なお、かかる信号処理方法は、図1Aに示す信号処理装置1によって実行される。なお、図1Aおよび図1Bでは、システム音声信号がダイヤルトーン信号Sdである場合を例に挙げて説明する。
図1Aに示す信号処理装置1は、例えば、図示しない車両に搭載され、ユーザのスマートフォンなどといった端末装置50と有線又は無線によって接続される。そして、信号処理装置1は、端末装置50との協調動作によって、端末装置50で再生された音楽をスピーカSから出力するオーディオ再生機能や、ハンズフリー通話機能などの各種アプリケーションを実行する。
また、信号処理装置1は、ハンズフリー通話時において、マイクMで集音した音声から、スピーカSから再生した音声を除去するエコーキャンセル機能を備える。具体的には、信号処理装置1は、通話音声信号Scに基づく出力音声信号Soを生成し、スピーカSから出力音声信号Soを出力させる。そして、信号処理装置1は、出力音声信号Soをキャンセル信号としてエコーキャンセル回路に入力することで、マイクMから入力される入力音声信号Siから出力音声信号Soを除去する。
これにより、信号処理装置1は、入力音声信号Siから車内のユーザの発話音声を音響音声信号Srとして取り出し、音響音声信号Srを端末装置50へ出力することができる。
ところで、例えば、ハンズフリー通話時において、信号処理装置1には、ハンズフリー通話の通話音声信号Scとともに、ダイヤル入力に伴うダイヤルトーン信号Sd(DTMF(Dual-Tone Multi-Frequency)信号)などといったシステム音声信号が入力される場合がある。
ここで、図1Bに示すように、ハンズフリー通話を用いて、コールセンタ1000へ通話する場合を想定する。かかる場合に、ユーザが、コールセンタ1000からの音声ガイダンスに沿って、ダイヤル入力を行った場合、ダイヤル入力に応じたダイヤルトーン信号Sdが端末装置50からコールセンタ1000へ送信されるとともに、信号処理装置1へ出力される。
信号処理装置1は、ダイヤルトーン信号SdをスピーカSから出力させることで、ユーザに対してダイヤル入力を受け付けたことを通知することができる。また、信号処理装置1は、マイクMから入力されるダイヤル音に基づく音声信号をエコーキャンセル機能によって除去した音響音声信号Srを生成し、端末装置50へ通知する。
ところで、ユーザは通話相手(この例ではコールセンタ1000のガイダンス音声)が小さくて聞きづらいとき、スピーカから出力される通話音声信号Scの音量を大きくするべく、通話音声信号Scの音量設定値を上げることがある。
音量設定値を上げると、スピーカから出力されるダイヤルトーン信号Sdの音量も一緒に大きくなるが、ダイヤルトーン信号Sdは回線の近端側である端末装置50から出力されているために、もともと音量が大きく、通話相手の音声が十分に聞き取れる音量設定値に設定すると、ダイヤルトーン信号Sdの音量が必要以上に大きくなってしまう場合がある。
スピーカから出力されるダイヤルトーン信号Sdの音量が大きくなると、エコーキャンセル機能によって、マイクMから入力された音声信号からダイヤルトーン信号Sdを十分にキャンセルしきれない場合がある。
そして、例えば、図1Bに示すように、エコーキャンセルが十分でない場合、エコーキャンセルされなかった分のダイヤルトーン信号Sd2が音響音声信号Srとして再度、端末装置50へ入力される場合がある。この場合、ダイヤルトーン信号Sd2は、端末装置50からコールセンタ1000へ通知される。
つまり、ダイヤルトーン信号Sdに対するエコーキャンセルが不十分であった場合、コールセンタ1000には、2回分のダイヤルトーン信号Sdが通知されることになり、コールセンタ1000において、ダイヤル誤検知が発生する。
そこで、実施形態に係る信号処理装置1は、出力音声信号Soに含まれるダイヤルトーン信号Sdのレベルを制限し、入力音声信号Siに含まれるダイヤルトーン信号Sdのレベルを抑えることとした。
つまり、実施形態に係る信号処理装置1では、入力音声信号Siに含まれるダイヤルトーン信号Sdのレベルがエコーキャンセル回路において十分に除去可能なレベル以下となるように、スピーカSから出力するダイヤルトーン信号Sdのレベルを制限する。
具体的には、図1Aに示すように、実施形態に係る信号処理装置1は、例えば、ハンズフリー通話時において、ダイヤルトーン信号Sdを取得すると、ダイヤルトーン信号Sdのレベルを制限する(ステップS1)。
続いて、信号処理装置1は、ダイヤルトーン信号Sdと、通話音声信号Scとを混合することにより出力音声信号Soを生成する(ステップS2)。かかる出力音声信号Soは、通話音声信号Scに対して設定された音量設定値に基づいて、増幅された後にスピーカSへ出力される。したがって、上記の音量設定値が大きいほど、出力音声信号Soに含まれるダイヤルトーン信号Sdが大きく増幅されることになる。
ここで、ステップS1における「ダイヤルトーン信号Sdのレベルを制限する」とは、出力音声信号Soに含まれるダイヤルトーン信号Sdのレベル(ゲイン)が所定値を超える場合に、所定値以下となるように、ダイヤルトーン信号Sdを減衰させることを示す。
また、ここでの所定値とは、通話音声信号Scに対する音量設定値の設定可能な範囲において、入力音声信号Siに含まれるダイヤルトーン信号Sdをエコーキャンセル回路で十分に除去可能な値の上限値となる。
すなわち、ダイヤルトーン信号Sdのレベルを所定値以下に制限することで、入力音声信号Siに含まれるダイヤルトーン信号Sdをエコーキャンセル回路で十分に除去可能になる。
そして、信号処理装置1は、出力音声信号Soをキャンセル信号としてエコーキャンセル回路へ入力し、マイクMから入力された入力音声信号Siから出力音声信号Soを除去するエコーキャンセル処理を行う(ステップS3)。
これにより、信号処理装置1は、入力音声信号Siに含まれるダイヤルトーン信号Sdのレベルをエコーキャンセル回路で除去可能なレベルに抑えることができるので、入力音声信号Siからダイヤルトーン信号Sdを十分に除去することが可能となる。
したがって、信号処理装置1は、ダイヤルトーン信号Sdが十分に除去された音響音声信号Srを生成することが可能となる。これにより、かかる音響音声信号Srを端末装置50へ通知することが可能となり、図1Bに示したダイヤルトーン信号Sd2がコールセンタ1000へ通知されるのを抑制することができる。
このように、信号処理装置1は、システム音声信号のレベルを予め制限しておくことで、エコーキャンセルにおいて、システム音声信号を容易に除去することが可能となる。
また、実施形態に係る信号処理装置1は、ダイヤルトーン信号Sdのレベルを制限することで、通話音声信号Scに対して設定された音量設定値が比較的大きな場合であっても、ダイヤルトーン信号Sdの音量を適切な範囲へ調節することが可能となる。言い換えれば、スピーカSからダイヤルトーン信号Sdが大音量で出力されるのを抑制することができる。
次に、図2を用いて、実施形態に係る信号処理装置1の構成例について説明する。図2は、信号処理装置1のブロック図である。図2に示すように、実施形態に係る信号処理装置1は、CPU(Central Processing Unit)や記憶部(図示せず)などを備えたマイクロコンピュータであり、SoC(System On Chip)10と、オーディオDSP(Digital Signal Processor)20と、エコーキャンセルDSP30とを備える。
SoC10は、端末装置50からオーディオ信号を取り出したり、上述の音響音声信号Srを端末装置50へ出力するなどの一連の機能を備えるICである。図2に示す例では、SoC10は、オーディオDSP20と、第1信号線L1、第2信号線L2によって接続されており、エコーキャンセルDSP30と第3信号線L3によって接続される。
図2に示す例において、第1信号線L1は、音楽などの基本音声信号、第2信号線L2は、ダイヤルトーン信号や、割込み音声などといったシステム音声信号をオーディオDSP20へ入力するための信号線であり、第3信号線L3は、通話音声信号ScをエコーキャンセルDSP30へ入力するための信号線である。
SoC10は、端末装置50から入力される音声信号の種別に応じて、音声信号の出力先を振り分けることになる。また、SoC10は、ハンズフリー通話時において、エコーキャンセルDSP30から入力される音響音声信号Srを端末装置50へ通知する機能を備える。
オーディオDSP20は、出力制御部21と、切替部22と、スイッチング素子23と、DAC(Digital Analog Converter)24とを備える。出力制御部21は、オーディオDSP20全体を制御するCPUである。
出力制御部21は、SoC10やエコーキャンセルDSP30から入力される音声信号に対する音量の設定や、音声信号を出力先となるスピーカSを決定する処理などを行う。例えば、出力制御部21は、各音声信号に含まれるコマンドに基づき、音声信号の種別を識別し、音声信号の種別に基づき、かかる音声信号の出力先となるスピーカSを決定することができる。
また、図2に示す例では、出力制御部21は、アンプ21a〜21cを有し、各音声信号を増幅させるアンプ装置としての機能を担う場合を示す。
また、図2に示すように、第2信号線L2は、スイッチング素子23で2つの信号経路へ分岐する。すなわち、SoC10から入力されたシステム音声信号は、スイッチング素子23で分岐した2つの経路のうち、いずれかを経由して、切替部22へ入力されることになる。
図3Aおよび図3Bは、システム音声信号の信号経路を示す模式図である。まず、図3Aを用いて、システム音声信号のうち、ダイヤルトーン信号Sdの信号経路について説明する。図3Aに示すように、オーディオDSP20へ入力されたダイヤルトーン信号Sdは、切替部22へ入力される。続いて、切替部22内に設けられたアンプ22aを経由し、出力端子Tを介してエコーキャンセルDSP30へ入力される。
ここで、アンプ22aは、ダイヤルトーン信号Sdのレベルを制限する回路である。出力制御部21は、通話音声信号Scに対して設定された現在の音量設定値に基づき、アンプ22aの増幅率を決定する。具体的には、出力制御部21は、まず、現在の音量設定値と音量閾値とを比較する。
ここでの音量閾値とは、入力音声信号Siに含まれるダイヤルトーン信号Sdがエコーキャンセル回路34で十分除去(抑制)可能なレベルとなるように、出力音声信号Soの音量設定値に対して設けられた閾値である。
つまり、出力制御部21は、ダイヤルトーン信号Sdを通話音声信号Scと混合する前に、通話音声信号Scの音量設定値に基づいて、ダイヤルトーン信号Sdを制限するか否かの判定を行う。なお、音量設定値は、例えば、図示しない操作部(例えば、ダイヤル)に対するユーザ操作に基づいて決定される値である。
出力制御部21は、現在の音量設定値が音量閾値未満である場合、アンプ22aの増幅率をかかる音量設定値に応じた値に決定する。一方、出力制御部21は、現在の音量設定値が音量閾値を超える場合に、アンプ22aの増幅率を制限し、増幅率を上限値で頭打ちさせる。これにより、出力音声信号Soに含まれるダイヤルトーン信号Sdのレベルが制限されることになる。
このように、出力制御部21は、出力音声信号Soの音量設定値が十分に大きい場合、ダイヤルトーン信号Sdのレベルを頭打ちさせることで、入力音声信号Siに含まれるダイヤルトーン信号Sdをエコーキャンセル回路34で十分に除去可能なレベルに収めることができる。
また、出力制御部21は、現在の音量設定値が音量閾値未満である場合には、アンプ22aの増幅率を現在の音量設定値に応じた値に設定する。この場合、出力制御部21は、例えば、音量設定値に比例した値へアンプ22aの増幅率を設定する。すなわち、この場合においては、通話音声信号Scの音量に応じて、ダイヤルトーン信号Sdがアンプ22aによって増幅される。これにより、ユーザに対して、ダイヤルトーン信号Sdを適切に通知することが可能となる。
また、図3Aに示すように、ダイヤルトーン信号Sdは、オーディオDSP20を2回通過する。すなわち、オーディオDSP20は、ダイヤルトーン信号Sdのレベルを制限する処理と、ダイヤルトーン信号Sdが含まれる出力音声信号Soの音量設定する処理との双方を行うことになる。
仮に、オーディオDSP20で、後段の処理のみを実施する場合、ダイヤルトーン信号Sdのレベルを制限する処理を行うために、他のDSPが必要となる。これに対して、信号処理装置1では、上記した双方の処理をオーディオDSP20が行うので、他のDSPを必要としない。これにより、他のDSPの分だけ、安価な構成でダイヤルトーン信号Sdを除去することが可能となる。
次に、図3Bを用いて、ダイヤルトーン信号Sd以外のシステム音声信号の信号経路について説明する。なお、以下では、ダイヤルトーン信号Sd以外のシステム音声信号について、割込み音声信号Swと記載する。なお、割込み音声信号Swには、例えば、ナビゲーション装置からのルート案内の音声信号などが含まれる。
図3Bに示すように、オーディオDSP20へ入力された割込み音声信号Swは、スイッチング素子23以降で、ダイヤルトーン信号Sdと異なる信号経路を通過する。具体的には、図3Bに示すように、割込み音声信号Swは、出力制御部21に設けられたアンプ21bにて、所定レベルまで増幅されたのちに、切替部22へ入力される。その後、割込み音声信号Swは、切替部22を経由し、スピーカSへ出力される。
このように、図3Bに示すように、割込み音声信号Swは、スイッチング素子23までダイヤルトーン信号Sdと同一チャンネルの信号経路を通過する。そして、割込み音声信号Swは、スイッチング素子23以降においてエコーキャンセルDSP30を経由しない信号経路を通過する。
また、アンプ21cの増幅率は、割込み音声信号Sw用にユーザ操作によって設定された値である。例えば、ユーザは、割込み音声信号Swの音量設定値を7段階の中から選択することができ、出力制御部21は、ユーザによって選択された音量設定値に基づいて、アンプ21cの増幅率を設定する。
このように、割込み音声信号Swに対して、エコーキャンセルDSP30を経由しない信号経路を通過させることで、通話音声信号Scの音量設定値によらず、割込み音声信号Swの音量設定値を一定の値とすることが可能となる。
つまり、出力制御部21は、第2信号線L2から入力されるシステム音声信号の信号経路をシステム音声信号の種別に応じて切り替えることで、各システム音声信号に対して適切に処理することが可能となる。
図2の説明に戻り、切替部22について説明する。切替部22は、アンプ22aの他、図示しない複数のスイッチング回路を有する。そして、切替部22は、出力制御部21の指示に基づいてスイッチング回路を切り替えることで、各音声信号を混合したり、DAC24へ至る出力経路を切り替えることができる。そして、切替部22からDAC24へ出力された各音声信号は、DAC24において、デジタルの音声信号をアナログの音声信号へ変換された後に、各スピーカSへ出力されることとなる。
続いて、エコーキャンセルDSP30について説明する。エコーキャンセルDSP30は、エコーキャンセル機能を担うDSPである。図2に示すように、エコーキャンセルDSP30は、ミキサー31と、アンプ32、33と、エコーキャンセル回路34と、ADC35とを備える。
ミキサー31は、SoC10から入力された通話音声信号Scと、オーディオDSP20から入力されたダイヤルトーン信号Sdとを混合した出力音声信号Soを生成する生成部として機能する。
ミキサー31によって生成された出力音声信号Soは、アンプ32によって増幅される。その後、出力音声信号Soは、アンプ33を介して出力制御部21へ入力される。また、出力音声信号Soは、図示しない遅延回路や反転回路などを介して、キャンセル信号として、エコーキャンセル回路34へ入力される。
図2に示すように、エコーキャンセル回路34は、加算器であり、エコーキャンセル部の一例に対応する。エコーキャンセル回路34は、マイクMからADC35を介して入力される入力音声信号Siと、出力音声信号Soに基づくキャンセル信号とを加算することで、入力音声信号Siから出力音声信号Soを除去した音響音声信号Srを生成する。
ここで、スピーカSから出力されるダイヤルトーン信号Sdのレベルは、入力音声信号Siに含まれるダイヤルトーン信号Sdのレベルがエコーキャンセル回路34で除去可能なレベル内に収まるように制限される。
そのため、エコーキャンセル回路34は、入力音声信号Siからダイヤルトーン信号Sdを十分に除去した音響音声信号Srを生成することが可能となる。そして、音響音声信号Srは、SoC10を介して端末装置50へ通知される。
次に、図4を用いて、音響音声信号Srの比較結果について説明する。図4は、音響音声信号Srの比較結果を示す図である。なお、図4のA,図4のBは、音響音声信号Srの比較結果として、エコーキャンセルをしなかった場合、ダイヤルトーン信号Sdのレベルを制限せずに、エコーキャンセル処理を行った場合をそれぞれ比較結果として示す。
図4のAに示すように、エコーキャンセルを行わなかった場合、入力音声信号Si≒音響音声信号Srとなるので、入力音声信号Siに含まれるダイヤルトーン信号Sdが端末装置50へ通知される。
また、図4のBに示すように、ダイヤルトーン信号Sdのレベルを制限しなかった場合、入力音声信号Siに含まれるダイヤルトーン信号Sdを完全に除去しきれず、ダイヤルトーン信号Sdが端末装置50へ通知される。
これに対して、図4のCに示すように、ダイヤルトーン信号Sdのレベルを制限した場合には、入力音声信号Siに含まれるダイヤルトーン信号Sdのレベルが小さくなり、入力音声信号Siからダイヤルトーン信号Sdを完全に除去することが可能となる。
このように、本実施形態では、ダイヤルトーン信号Sdのレベルを制限することで、入力音声信号Siからダイヤルトーン信号Sdを完全に除去することが可能となる。
次に、図5を用いて、実施形態に係る信号処理装置1が実行する処理手順について説明する。図5は、信号処理装置1が実行する処理手順を示すフローチャートである。なお、以下に示す処理は、信号処理装置1によって繰り返し実行される。
図5に示すように、信号処理装置1は、通常制御を行う(ステップS101)。ここでの通常制御とは、システム音声信号以外の音声信号(オーディオ音声信号や通話音声信号Sc)に対する音声信号処理を示す。
続いて、信号処理装置1は、システム音声信号が入力されたか否かを判定し(ステップS102)、システム音声信号が入力されていない場合(ステップS102,No)、ステップS101の処理へ移行する。
また、信号処理装置1は、システム音声信号が入力された場合(ステップS102,Yes)、システム音声信号がダイヤルトーン信号Sdであるか否かを判定する(ステップS103)。
信号処理装置1は、システム音声信号がダイヤルトーン信号Sdであった場合(ステップS103,Yes)、通話音声信号Scに対して設定された音量設定値に基づき、アンプ22aの増幅率を決定する(ステップS104)。
信号処理装置1は、ステップS104の処理において、上記の音量設定値が音量閾値を超える場合、増幅率を頭打ちさせることになる。その後、信号処理装置1は、アンプ22aによって増幅されたダイヤルトーン信号Sdと通話音声信号Scとを混合した出力音声信号Soを生成する(ステップS105)。
続いて、信号処理装置1は、通話音声信号Scに対して設定された音量設定値に基づき、出力音声信号Soを増幅し、出力する(ステップS106)。その後、信号処理装置1は、ステップS106において出力した出力音声信号Soに基づく入力音声信号Siを取得する(ステップS107)。
そして、信号処理装置1は、入力音声信号Siと出力音声信号Soに基づくキャンセル信号とに基づいて、エコーキャンセル処理を行い(ステップS108)、処理を終了する。
また、信号処理装置1は、ステップS103の判定処理において、システム音声信号がダイヤルトーン信号Sdでなかった場合(ステップS103,No)、システム音声信号は割込み音声信号Swであるので、割込み音声信号Swに対する割込み音声処理を行い(ステップS109)、処理を終了する。
上述したように、実施形態に係る信号処理装置1は、ミキサー31(生成部の一例)と、出力制御部21と、エコーキャンセル回路34(エコーキャンセル部の一例)とを備える。生成部は、通話音声信号Scと、通話音声信号Scとは異なるシステム音声信号とを混合した出力音声信号Soを生成する。出力制御部21は、生成部によって生成された出力音声信号SoをスピーカSへ出力する。エコーキャンセル部は、マイクM(マイクロホンの一例)により集音した集音した入力音声信号Siから出力音声信号Soを除去する。
また、出力制御部21は、通話音声信号Scに対する音量設定値の設定可能な範囲内において、スピーカから出力されるシステム音声信号のレベルが所定値を超えないように制限する。したがって、実施形態に係る信号処理装置1によれば、エコーキャンセルにおいて、システム音を容易に除去することができる。
ところで、上述の実施形態では、アンプ装置がオーディオDSP20に内蔵されたアンプ内蔵型の信号処理装置1である場合について説明したが、アンプ装置を信号処理装置1に外付けすることにしてもよい。
図6は、変形例に係る信号処理装置1−1のブロック図である。なお、図6に示す信号処理装置1−1は、図2に示した信号処理装置1と、出力制御部21のアンプ21a〜21cおよび、アンプ装置40の有無が異なる。
図6に示すように、信号処理装置1−1は、アンプ装置40に接続される。アンプ装置40は、信号処理装置1−1から入力される音声信号を増幅し、スピーカSへ出力する。このため、出力制御部21−1は、アンプ装置40で通話音声信号Scに対して設定された音量設定値を取得し、かかる音量設定値に基づいてダイヤルトーン信号Sdのレベルを制限する。
ここで、アンプ装置40は、信号処理装置1におけるアンプ機能よりも、音域のダイナミックレンジが広いものとする。この場合、信号処理装置1と、アンプ装置40とからそれぞれ同一の音量設定値で音声信号を出力すると、アンプ装置40から出力される音声の方が小さく聞こえることが一般的に知られている。
このため、信号処理装置1−1では、信号処理装置1で設定される上記の音量閾値よりも大きい値の音量閾値を設定することになる。なお、この場合における音量閾値は、アンプ装置40の性能や、音響空間、すなわち、音響システムに応じて、予め実験等によって導出された値を用いることとすればよい。
このように、音響システムに基づいて、音量閾値を設定することで、それぞれの音響システムに適用した場合であっても、システム音声信号を適切に除去することが可能となる。
なお、信号処理装置1は、例えば、ユーザが設定画面から選択したシステムに基づいて、音量閾値を設定することにしてもよいし、あるいは、接続された機器などに応じて自動で音量閾値を設定することにしてもよい。
ところで、上述の実施形態では、システム音声信号が、ダイヤルトーン信号Sdおよび割込み音声信号Swである場合について説明したが、これに限定されるものではない。すなわち、例えば、オーディオの音声信号をシステム音声信号と見做すことにしてもよい。
また、上述した実施形態では、システム音声信号のうち、ダイヤルトーン信号Sdのみをエコーキャンセル回路34で除去することとしたが、これに限定されるものではなく、割込み音声信号Swをエコーキャンセル回路34で除去することにしてもよい。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1、1−1 信号処理装置
10 SoC
20 オーディオDSP
21 出力制御部
22 切替部
23 スイッチング素子
30 エコーキャンセルDSP
31 ミキサー(生成部の一例)
34 エコーキャンセル回路(エコーキャンセル部の一例)

Claims (5)

  1. 通話音声信号と、前記通話音声信号とは異なるシステム音声信号とを混合した出力音声信号を生成する生成部と、
    前記生成部によって生成された前記出力音声信号をスピーカへ出力する出力制御部と、
    マイクロホンにより集音した入力音声信号から前記出力音声信号を除去するエコーキャンセル部と
    を備え、
    前記出力制御部は、
    前記通話音声信号に対する音量設定値の設定可能な範囲内において、スピーカから出力される前記システム音声信号のレベルが所定値を超えないように制限すること
    を特徴とする信号処理装置。
  2. 前記システム音声信号は、
    ダイヤルトーン信号を含み、
    前記エコーキャンセル部は、
    少なくとも通話中に、前記ダイヤルトーン信号が前記スピーカから出力される場合に、前記ダイヤルトーン信号のレベルが所定値を超えないように制御すること
    を特徴とする請求項1に記載の信号処理装置。
  3. 前記システム音声信号は、
    割込み音声信号を含み、
    前記出力制御部は、
    前記割込み音声信号が前記エコーキャンセル部を通過しないように信号経路を切り替えること
    を特徴とする請求項1または2に記載の信号処理装置。
  4. 前記出力制御部は、
    前記通話音声信号に対する前記音量設定値に基づいて、前記システム音声信号のレベルを制御し、当該音量設定値が所定の閾値を超える場合に、前記システム音声信号のレベルが前記所定値を超えないように制限すること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の信号処理装置。
  5. 通話音声信号と、前記通話音声信号とは異なるシステム音声信号とを混合した出力音声信号を生成する生成工程と、
    前記生成工程によって生成された前記出力音声信号をスピーカへ出力する出力制御工程と、
    マイクロホンにより集音した入力音声信号から前記出力音声信号を除去するエコーキャンセル工程と
    を含み、
    前記出力制御工程は、
    前記通話音声信号に対する音量設定値の設定可能な範囲内において、スピーカから出力される前記システム音声信号のレベルが所定値を超えないように制限すること
    を特徴とする信号処理方法。
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