JP2021003924A - ダストカバー - Google Patents

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Abstract

【課題】ベローズの第1可撓部及び第2可撓部が取付部材に嵌合された状態が維持可能なダストカバーを提供すること。【解決手段】ダストカバーは、ブッシュと、ベローズと、取付部材と、を備える。取付部材は、本体部とフランジ部とを有する。ベローズは、ブッシュ嵌合部と、本体部の外周面に接する第1外縁部と、ブッシュ嵌合部及び第1外縁部を連結する第1可撓部と、第1外縁部の外周側に配置された第2外縁部と、第1外縁部又は第2外縁部をフランジ部に固定する固定部材と、ブッシュ嵌合部及び第2外縁部を連結する第2可撓部と、第1外縁部の外周面と第2外縁部の内周面との一方に設けられ当該一方から他方に向かって径方向に突出する第1凸部と、他方に設けられ第1凸部を嵌合する第1凹部と、を有する。第1外縁部又は第2外縁部が固定部材を介してフランジ部に固定された状態において、第1凸部が第1凹部によって中心軸の軸方向に固定される。【選択図】図6

Description

本開示は、ステアリングシャフトとダッシュパネルとの間の隙間に配置されるダストカバーに関する。
車両のステアリング装置は、ステアリングシャフトを備える。ステアリングシャフトは、車室とエンジンルームとを隔てるダッシュパネルの貫通部を貫通している。ステアリングホイールの位置の調整又は走行中の振動等に伴ってステアリングシャフトが移動するため、ステアリングシャフトとダッシュパネルの貫通部との間には所定の隙間が設けられる。その一方、粉塵等の異物を含む外気及びエンジンルームで生じる音等の車室内への侵入は防がれる必要がある。このため、ステアリングシャフトとダッシュパネルの貫通部との間の隙間にダストカバーが設けられる(例えば特許文献1参照)。
特開2019−6268号公報
ところで、ベローズの第1可撓部及び第2可撓部が取付部材に固定された状態で、ダストカバーをダッシュパネルへ装着する作業エリアに搬送することが求められることがある。
本開示は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、ベローズの第1可撓部及び第2可撓部が取付部材に嵌合された状態が維持可能なダストカバーを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本開示の一態様のダストカバーは、ダッシュパネルの筒状部材を貫通するステアリングシャフトの外周面に取り付けられるブッシュと、前記筒状部材と前記ブッシュとの間の隙間を塞ぐ環状のベローズと、前記ベローズを前記筒状部材に押し付ける筒状の取付部材と、を備え、前記取付部材は、前記ステアリングシャフトの中心軸の軸回りの周方向に沿って延びる本体部と、前記ステアリングシャフトの径方向の外側に向かって突出するフランジ部と、を有し、前記ベローズは、前記ブッシュの外周面に接するブッシュ嵌合部と、前記本体部の外周面に接する第1外縁部と、前記ブッシュ嵌合部及び前記第1外縁部を連結する第1可撓部と、前記第1外縁部の外周側に配置された第2外縁部と、前記第1外縁部又は前記第2外縁部を前記フランジ部に固定する固定部材と、前記ブッシュ嵌合部及び前記第2外縁部を連結する第2可撓部と、前記第1外縁部の外周面と前記第2外縁部の内周面との一方に設けられ当該一方から他方に向かって径方向に突出する第1凸部と、前記他方に設けられ前記第1凸部を嵌合する第1凹部と、を有し、前記第1外縁部又は前記第2外縁部が前記固定部材を介して前記フランジ部に固定された状態において、前記第1凸部が前記第1凹部によって前記中心軸の軸方向に固定される。
固定部材がフランジ部に固定された状態では、第1凹部が第1凸部を軸方向に固定するため、ベローズの第1可撓部及び第2可撓部が取付部材に嵌合された状態が維持可能となる。また、第1凸部が、第1凹部とフランジ部との間に挟持されることにより、第1外縁部と第2外縁部の軸方向の位置決めを、より確実且つ容易に行うことができる。さらに、第1外縁部と第2外縁部と取付部材とが一体化されるため、第1外縁部、第2外縁部及び取付部材について、それぞれの間に水が浸入することが抑制されるため、防水性も向上する。
ダストカバーの望ましい態様として、前記固定部材は、弾性部材であり、前記固定部材によって、前記第1外縁部又は前記第2外縁部が前記フランジ部に弾性的に保持される。これによれば、ダストカバーをダッシュパネルへ装着する作業エリアに搬送する途中で、ベローズが取付部材から外れる方向の外力が印加された場合でも、ベローズが取付部材に固定された状態が維持される。
ダストカバーの望ましい態様として、前記フランジ部には、貫通孔が設けられ、前記固定部材は、前記貫通孔を貫通して前記フランジ部に固定される抜止め部材である。これによれば、先端部を作業者が把持し、貫通孔を貫通させることにより、抜止め部材をフランジ部に固定することができる。このように、簡単な作業によって抜止め部材をフランジ部に取り付けることができる。
ダストカバーの望ましい態様として、前記抜止め部材及び前記第1外縁部は、前記フランジ部と一体成形されたインサート成形品である。これによれば、抜止め部材の先端部を引き伸ばして貫通孔を貫通させる方法と比較して、より太い抜止め部材をフランジ部に固定することができる。また、インサート成形では、抜止め部材に過大な負荷がかからないため、抜止め部材に損傷が生じにくい。
ダストカバーの望ましい態様として、前記抜止め部材は、前記周方向に沿って等間隔に複数設けられる。これによれば、第2外縁部がフランジ部に保持される際の保持力が、周方向に沿って均等になる。
ダストカバーの望ましい態様として、前記固定部材は、前記中心軸を含む断面においてU字状の形状を有し、前記フランジ部を外周側から把持する把持部材である。これによれば、把持部材がフランジ部を把持する把持力が大きくなり、ベローズが取付部材に嵌合された状態がより確実に維持可能となる。
ダストカバーの望ましい態様として、前記把持部材は、前記周方向に沿って環状に延びる。これによれば、把持部材を取付部材に取り付ける作業をより簡単に行うことができる。また、把持部材がフランジ部を把持する把持力が更に大きくなる。
ダストカバーの望ましい態様として、前記第1外縁部の外周面と、前記第2外縁部の内周面と、の一方には第2凸部が設けられ、他方には前記第2凸部に嵌合する第2凹部が設けられる。これによれば、第2凸部は、第2凹部に嵌合しているため、第2凸部の径方向面が第2凹部の径方向面を押圧する。その結果、第1可撓部及び第2可撓部の取付部材への保持力が大きくなる。
本開示によれば、ベローズの第1可撓部及び第2可撓部が取付部材に嵌合された状態が維持可能なダストカバーを提供することができる。
図1は、第1実施形態のステアリング装置の模式図である。 図2は、第1実施形態のステアリング装置の斜視図である。 図3は、車両に取り付けられたダストカバーの断面図である。 図4は、第1実施形態のバンドの斜視図である。 図5は、第1実施形態のダストカバーの正面図である。 図6は、図5におけるA−A断面図である。 図7は、図6における取付部材の周辺の拡大図である。 図8は、抜止め部材の長さを示す模式図である。 図9は、ブッシュに取り付けられる前のベローズの断面図である。 図10は、金型から取り出された直後のベローズの断面図である。 図11は、図9におけるB−B断面図である。 図12は、第1実施形態のブッシュの断面図である 図13は、図12におけるC−C断面図である。 図14は、第1変形例における取付部材の周辺の断面図である。 図15は、第2変形例における取付部材の周辺の断面図である。 図16は、第3変形例における取付部材の周辺の断面図である。 図17は、第4変形例における取付部材の周辺の断面図である。 図18は、第5変形例における取付部材の周辺の断面図である。 図19は、第6変形例における取付部材の周辺の断面図である。 図20は、第2実施形態のダストカバーの断面図である。 図21は、図20における取付部材の周辺の拡大図である。 図22は、把持部材の長さを示す模式図である。 図23は、抜止め部材の変形例の断面図である。 図24は、図23の抜止め部材を引っ張った状態を示す断面図である。 図25は、図23の抜止め部材を取付部材に取り付けた状態を示す断面図である。
以下、本発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記の発明を実施するための形態(以下、実施形態という)により本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、下記実施形態で開示した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態のステアリング装置の模式図である。図2は、第1実施形態のステアリング装置の斜視図である。図1に示すように、ステアリング装置80は、ステアリングホイール81と、第1ステアリングシャフト82と、操舵力アシスト機構83と、第1ユニバーサルジョイント84と、第2ステアリングシャフト85と、第2ユニバーサルジョイント86と、を備え、第3ステアリングシャフト87に接合されている。以下の説明においては、ステアリング装置80が搭載された車両における前方は単に前方と記載され、車両における後方は単に後方と記載される。
図1に示すように、第1ステアリングシャフト82は、入力軸82aと、出力軸82bとを備える。入力軸82aの一方の端部がステアリングホイール81に連結され、入力軸82aの他方の端部が出力軸82bに連結される。また、出力軸82bの一方の端部が入力軸82aに連結され、出力軸82bの他方の端部が第1ユニバーサルジョイント84に連結される。
図1に示すように、第2ステアリングシャフト85は、第1ユニバーサルジョイント84と第2ユニバーサルジョイント86とを連結している。第2ステアリングシャフト85の一方の端部が第1ユニバーサルジョイント84に連結され、他方の端部が第2ユニバーサルジョイント86に連結される。第3ステアリングシャフト87の一方の端部が第2ユニバーサルジョイント86に連結され、第3ステアリングシャフト87の他方の端部がステアリングギヤ88に連結される。図2に示すように、第2ステアリングシャフト85は、ダッシュパネル10を貫通している。ダッシュパネル10は、車室とエンジンルームとを隔てる仕切り板である。
図1に示すように、ステアリングギヤ88は、ピニオン88aと、ラック88bとを備える。ピニオン88aは、第3ステアリングシャフト87に連結される。ラック88bは、ピニオン88aに噛み合う。ステアリングギヤ88は、ピニオン88aに伝達された回転運動をラック88bで直進運動に変換する。ラック88bは、タイロッド89に連結される。ラック88bが移動することで車輪の角度が変化する。
図1に示すように、操舵力アシスト機構83は、減速装置92と、電動モータ93とを備える。減速装置92は、例えばウォーム減速装置である。電動モータ93で生じたトルクは、減速装置92の内部のウォームを介してウォームホイールに伝達され、ウォームホイールを回転させる。減速装置92は、ウォーム及びウォームホイールによって、電動モータ93で生じたトルクを増加させる。そして、減速装置92は、出力軸82bに補助操舵トルクを与える。すなわち、ステアリング装置80はコラムアシスト方式である。
図1に示すように、ステアリング装置80は、ECU(Electronic Control Unit)90と、トルクセンサ94と、車速センサ95と、を備える。電動モータ93、トルクセンサ94及び車速センサ95は、ECU90と電気的に接続される。トルクセンサ94は、入力軸82aに伝達された操舵トルクをCAN(Controller Area Network)通信によりECU90に出力する。車速センサ95は、ステアリング装置80が搭載される車体の走行速度(車速)を検出する。車速センサ95は、車体に備えられ、車速をCAN通信によりECU90に出力する。
ECU90は、電動モータ93の動作を制御する。ECU90は、トルクセンサ94及び車速センサ95のそれぞれから信号を取得する。ECU90には、イグニッションスイッチ98がオンの状態で、電源装置99(例えば車載のバッテリ)から電力が供給される。ECU90は、操舵トルク及び車速に基づいて補助操舵指令値を算出する。ECU90は、補助操舵指令値に基づいて電動モータ93へ供給する電力値を調節する。ECU90は、電動モータ93から誘起電圧の情報又は電動モータ93に設けられたレゾルバ等から出力される情報を取得する。ECU90が電動モータ93を制御することで、ステアリングホイール81の操作に要する力が小さくなる。
図3は、車両に取り付けられたダストカバーの断面図である。図4は、第1実施形態のバンドの斜視図である。図5は、第1実施形態のダストカバーの正面図である。図6は、図5におけるA−A断面図である。図7は、図6における取付部材の周辺の拡大図である。図8は、抜止め部材の長さを示す模式図である。図9は、ブッシュに取り付けられる前のベローズの断面図である。図10は、金型から取り出された直後のベローズの断面図である。図11は、図9におけるB−B断面図である。図12は、第1実施形態のブッシュの断面図である。図13は、図12におけるC−C断面図である。
以下の説明において、第2ステアリングシャフト85の中心軸Zに沿う方向は軸方向と記載され、軸方向に対する直交方向は径方向と記載され、中心軸Zを中心とした円に沿う方向は周方向と記載される。また、図3において右側が車室側であり、左側がエンジンルーム側である。
図3に示すように、ダッシュパネル10は、筒状部材101を備える。筒状部材101の内周面は、第2ステアリングシャフト85の外周面と対向する。第2ステアリングシャフト85は、ステアリングホイール81の位置の調整又は走行中の振動等に伴って移動することがある。このため、筒状部材101の内周面と第2ステアリングシャフト85の外周面との間には環状の隙間が設けられている。この隙間を塞ぐために、ステアリング装置80は、ダストカバー1を備える。
ダストカバー1は、筒状部材101の内周面に嵌められている。筒状部材101の外周面に取り付けられたバンド7によって、ダストカバー1が筒状部材101に固定されている。筒状部材101は、バンド7で締め付けられることで変形する。例えば、筒状部材101は金属で形成されている。筒状部材101が金属である場合、筒状部材101は図3に示すように軸方向に沿ったスリット102を有することが好ましい。筒状部材101がスリット102を有することで、筒状部材101がバンド7で締め付けられた時に容易に変形する。
図4に示すように、バンド7は、内側部材71と、外側部材72と、を備える。内側部材71及び外側部材72は、例えば金属で形成されている。外側部材72が内側部材71の外周面に重なっている。内側部材71は、外周面から突出する爪715と、把持部711と、を備える。外側部材72は、長穴720と、把持部721と、を備える。爪715は、長穴720の内側に位置する。把持部711及び把持部721に互いに近付く方向の力が加えられると、内側部材71の内径が小さくなっていく。内側部材71の内径が所定の大きさになると、爪715が長穴720の端部に接する。これにより、内側部材71の内径が所定の大きさ以下にならない。内側部材71の内径が所定の大きさになると、例えば長穴720の内壁からストッパーが突出することで爪715が位置決めされる。これにより、内側部材71及び外側部材72が相対的に移動しなくなるので、バンド7が筒状部材101を締め付けた状態が保たれる。
図6に示すように、ダストカバー1は、取付部材6と、ベローズ2と、ブッシュ5と、シールリップ11と、シールリップ12と、を備える。取付部材6、ベローズ2、ブッシュ5、シールリップ11及びシールリップ12は、それぞれ環状に形成されている。
取付部材6は、ベローズ2を図3に示す筒状部材101に押し付ける部材である。取付部材6は、例えばアルミニウム合金で形成される。取付部材6は、合成樹脂で形成されていてもよい。図7に示すように、取付部材6は、本体部61と、フランジ部62と、を備える。本体部61は、第2ステアリングシャフト85の中心軸Zの周方向に沿って延びる円筒状である。本体部61は、外周面61aを有する。外周面61aは、中心軸Zを中心とする円筒面である。フランジ部62は、本体部61から径方向外側に向かって突出する。フランジ部62は、図7の右側(車室側)に縦壁面62aを有し、図7の左側(エンジンルーム側)に縦壁面62bを有する。中心軸Zを含む断面において、縦壁面62aと縦壁面62bとは平行に延びる。また、縦壁面62aと縦壁面62bとは、外周面61aに直交する。フランジ部62には、軸方向に貫通する貫通孔62cが設けられる。
ベローズ2は、例えばゴムで形成されている。ベローズ2は、筒状部材101とブッシュ5との間の隙間を塞ぐ環状の部材である。図6に示すように、ベローズ2は、ブッシュ嵌合部20と、第1外縁部22と、第1可撓部21と、第2外縁部26と、第2可撓部25と、を備える。
ブッシュ嵌合部20は、ベローズ2のうちの径方向内側の端部に位置している。ブッシュ嵌合部20は、ブッシュ5に嵌まる。即ち、ブッシュ嵌合部20は、ブッシュ5の外周面に接する。図10に示すように、ブッシュ嵌合部20は、第3突起28と、第3突起29と、凸部201と、を備える。第3突起28は、ブッシュ嵌合部20からエンジンルーム側に突出している。第3突起29は、ブッシュ嵌合部20から車室側に突出している。ブッシュ嵌合部20がブッシュ5に嵌まっている状態では、第3突起28及び第3突起29は、ブッシュ5に押されて変形している。凸部201は、ブッシュ嵌合部20の内周面に設けられている。例えば、4つの凸部201が周方向に等間隔で並んでいる。
図7に示すように、取付部材6の本体部61の外周面61aには、ベローズ2の第1外縁部22の内周面22aが接している。第1可撓部21は、ブッシュ嵌合部20と第1外縁部22とを連結している。中心軸Zを含む断面において、第1可撓部21は略U字状である。第1外縁部22は、第1可撓部21の端部に配置される。第1外縁部22の先端面22bは、フランジ部62の縦壁面62bに接する。第1外縁部22から径方向の外側に向かって第1凸部221が突出する。第1凸部221は、径方向面221aと、外周面221bと、径方向面221cと、を有する。
このように、第1凸部221は、中心軸Zを含む断面において矩形状の形状を有する。また、第1凸部221及び第1外縁部22は、中心軸Zを含む断面においてL字状の形状を有する。径方向面221cは、フランジ部62の縦壁面62bに接する。径方向面221cと先端面22bとは面一である。これによって、第1外縁部22の中心軸Zに沿う軸方向の位置決めがされる。
また、第2外縁部26は、第1外縁部22の外周側に設けられる。第2可撓部25は、ブッシュ嵌合部20と第2外縁部26とを連結している。中心軸Zを含む断面において、第2可撓部25は略U字状である。第2外縁部26は、第2可撓部25の端部に配置される。第2外縁部26は、径方向の外側に向かって突出する縦壁部261を有する。縦壁部261は、図7での右側(車室側)に縦壁面261aを有する。
縦壁部261の径方向の内側には、第1凹部262が設けられる。第1凹部262は、中心軸Zを含む断面において、中心軸Zの軸方向に沿って延びる内周面262aと、径方向に沿って延びる径方向面262bと、を有する。内周面262aは、第1凸部221の外周面221bに接する。径方向面262bは、第1凸部221の径方向面221aに接する。第1凹部262は、第1凸部221を嵌合する。
縦壁部261には、抜止め部材266が一体に設けられる。抜止め部材266は、第2外縁部26をフランジ部62に固定する固定部材である。抜止め部材266は、ゴム(弾性部材)である。抜止め部材266は、小径部266aと、大径部266bと、テーパ部266cと、先端部266dと、を有する。
小径部266aは、フランジ部62の貫通孔62cに挿入されている。小径部266aの外周面は、貫通孔62cの内周面に接している。大径部266b及び先端部266dは、円柱状の形状を有する。大径部266bは、先端部266dよりも径が大きい。従って、テーパ部266cの外周面は、図7での右側(車室側)に行くにつれて径が徐々に先細りする円錐台の形状を有する。また、大径部266bは、小径部266aよりも径が大きい。従って、大径部266bの縦壁面266eがフランジ部62の縦壁面62aに接する。
図8を用いて、抜止め部材266における小径部266aの軸方向(図8での左右方向)の長さについて説明する。抜止め部材266がフランジ部62に取り付けられる前の状態では、図8の二点鎖線で示すように、小径部266aの軸方向(図8の左右方向)の長さは、L11である。
抜止め部材266がフランジ部62に取り付けられた後の状態では、図8の実線で示すように、小径部266aの軸方向(図8の左右方向)の長さは、L10である。長さL10は、フランジ部62の厚さTと同一である。このように、抜止め部材266がフランジ部62に取り付けられた後の状態では、抜止め部材266は弾性変形によって軸方向に引き伸ばされている。抜止め部材266は、弾性力によって、フランジ部62を縦壁部261に押しつける。従って、抜止め部材266によって、第2外縁部26がフランジ部62に弾性的に保持される。また、図7に示すように、第1凹部262とフランジ部62との間に第1凸部221が軸方向に挟持される。換言すると、第1凹部262によって第1凸部221が軸方向に固定される。なお、図5に示すように、抜止め部材266は、取付部材6の周方向に沿って等間隔に3つ設けられる。
ゴムであるベローズ2は、例えば金型を用いて成形される。図9に示すように、金型から取り出されたベローズ2における第1可撓部21の形状は、ブッシュ5に取り付けられた後のベローズ2における第1可撓部21の形状とは異なる。ベローズ2を金型から抜きやすくするため、図10に示すように第1可撓部21が屈曲部211を有している。屈曲部211は、第2可撓部25とは反対側に向かって凸である。
このため、中心軸Zを含む断面において第1可撓部21が略S字状である。屈曲部211は、ベローズ2がブッシュ5に取り付けられるまでに裏返される。すなわち、屈曲部211が第2可撓部25に向かって押し込まれる。
ブッシュ5は、第2ステアリングシャフト85を回転可能に支持する軸受である。ブッシュ5は、例えばナイロンで形成されている。図12に示すようにブッシュ5は、基部50と、外側フランジ51と、内側フランジ52と、複数の潤滑剤溝59とを備える。
基部50は、第2ステアリングシャフト85に接している。基部50は、外周面に凹部501を備える。例えば、凹部501の数は4つである。4つの凹部501が周方向に等間隔に配置されている。図11に示す凸部201が、凹部501に嵌まる。これにより、ブッシュ嵌合部20が基部50に対して回転しなくなる。これにより、ベローズ2及びブッシュ5の相対的な回転が規制される。
外側フランジ51は、基部50のエンジンルーム側の端部から径方向外側に突出している。内側フランジ52は、基部50の車室側の端部から径方向外側に突出している。基部50、外側フランジ51及び内側フランジ52で形成される空間に、ベローズ2のブッシュ嵌合部20が嵌まる。潤滑剤溝59は、基部50の内周面に設けられた溝であって、例えば軸方向に沿っている。潤滑剤溝59は、ブッシュ5の軸方向の全長に亘っている。例えば複数の潤滑剤溝59が周方向で等間隔に配置されている。潤滑剤溝59には、潤滑剤としてのグリースが充填されている。これにより、ブッシュ5と第2ステアリングシャフト85との間の摩擦が低減される。
図12に示すように、外側フランジ51から内側フランジ52までの軸方向の距離W50は、図9に示す幅W20よりも小さい。幅W20は、第3突起28及び第3突起29を含めたブッシュ嵌合部20の軸方向の全長である。ブッシュ嵌合部20が外側フランジ51と内側フランジ52との間に配置されると、第3突起28及び第3突起29が外側フランジ51及び内側フランジ52によって圧縮される。すなわち、第3突起28及び第3突起29が軸方向に変形する。
第3突起28及び第3突起29がブッシュ5に密着するので、ブッシュ嵌合部20とブッシュ5との間の隙間が密封される。さらに、振動等によりブッシュ嵌合部20に軸方向の荷重が加わった場合、変形していた第3突起28又は第3突起29が復元する。このため、第3突起28又は第3突起29がブッシュ5に接する状態が維持される。ブッシュ嵌合部20に荷重が加わった場合でも、ブッシュ嵌合部20とブッシュ5との間の隙間の密封性が保たれる。
また、図11に示すブッシュ嵌合部20の内径D20は、図13に示す基部50の外径D50よりも小さい。ブッシュ嵌合部20が基部50に取り付けられると、ブッシュ嵌合部20が径方向に変形する。このため、ブッシュ嵌合部20がブッシュ5に密着する。このため、ブッシュ嵌合部20とブッシュ5との間の隙間が密封される。
シールリップ11は、第2ステアリングシャフト85及びブッシュ5の間の隙間とエンジンルームとを隔てる密封部材である。シールリップ11は、例えばニトリルゴム(NBR)であり、加硫接着によりブッシュ5と一体となっている。図12に示すように、シールリップ11は、ブッシュ5の端面からエンジンルーム側に突出している。第2ステアリングシャフト85に接する前におけるシールリップ11の最小内径は、第2ステアリングシャフト85の外径より小さい。
このため、シールリップ11が第2ステアリングシャフト85に接すると、シールリップ11が変形する。シールリップ11の弾性により、シールリップ11と第2ステアリングシャフト85との間の隙間が生じにくくなっている。このため、シールリップ11は、エンジンルームからブッシュ5の内側への異物の侵入を防ぐことができると共に、ブッシュ5の内側からエンジンルームへのグリースの漏洩を防ぐことができる。また、シールリップ11は、エンジンルームで生じる音の車室への漏洩を抑制することができる。
シールリップ12は、第2ステアリングシャフト85及びブッシュ5の間の隙間と車室とを隔てる密封部材である。シールリップ12は、例えばニトリルゴム(NBR)であり、加硫接着によりブッシュ5と一体となっている。図12に示すように、シールリップ12は、ブッシュ5の端面から車室側に突出している。第2ステアリングシャフト85に接する前におけるシールリップ12の最小内径は、第2ステアリングシャフト85の外径より小さい。このため、シールリップ12が第2ステアリングシャフト85に接すると、シールリップ12が変形する。シールリップ12の弾性により、シールリップ12と第2ステアリングシャフト85との間の隙間が生じにくくなっている。このため、シールリップ12は、ブッシュ5の内側から車室へのグリースの漏洩を防ぐことができる。また、シールリップ12は、エンジンルームで生じる音の車室への漏洩を抑制することができる。
図3に示すように、バンド7により筒状部材101が締め付けられるので、ベローズ2のうち筒状部材101と取付部材6との間にある部分が圧縮される。すなわち、第1外縁部22及び第2外縁部26が圧縮される。これにより、筒状部材101と取付部材6との間の隙間が密封される。また、第1凸部221が第1凹部262に嵌合される。このため、ベローズ2が取付部材6から離脱しなくなる。
なお、バンド7は、必ずしも上述した構造を有していなくてもよい。バンド7は、筒状部材101を締め付けることができればよく、特に限定されない。バンド7は、結束バンド又はホースバンドと呼ばれることもある。
なお、筒状部材101は、必ずしも金属でなくてもよい。例えば、筒状部材101は、合成樹脂又はゴムで形成されていてもよい。筒状部材101が合成樹脂又はゴムである場合、筒状部材101は図3に示すスリット102を有していなくてもよい。
なお、ベローズ2の製造工程において、必ずしも図10に示す屈曲部211が裏返されなくてもよい。すなわち、ベローズ2が、金型から取り出された時点で図9に示す形状を有していてもよい。また、ベローズ2は、必ずしもゴムでなくてもよく、例えばエラストマー等であってもよい。
以上で説明したように、ダストカバー1は、ブッシュ5と、ベローズ2と、取付部材6と、を備える。取付部材6は、第2ステアリングシャフト85(ステアリングシャフト)の中心軸Zの軸回りの周方向に沿って延びる本体部61と、フランジ部62と、を有する。ベローズ2は、本体部61の外周面61aに接する第1外縁部22と、第1外縁部22から径方向の外側に向かって突出する第1凸部221と、内周側に第1凸部221を嵌合する第1凹部262が設けられた第2外縁部26と、第2外縁部26をフランジ部62に固定する抜止め部材266(固定部材)と、を有する。
図7に示すように、抜止め部材266(固定部材)がフランジ部62に固定された状態では、縦壁部261が抜止め部材266によって車室側(図7での右側)に引っ張られる。よって、第1凹部262の径方向面262bが第1凸部221の径方向面221aを車室側に押圧する。第1凸部221の径方向面221cは、フランジ部62によってエンジンルーム側(図7での左側)に押圧される。このように、第1凹部262の径方向面262bとフランジ部62との間に第1凸部221が第2ステアリングシャフト85の中心軸Zの軸方向に挟持されるため、ベローズ2の第1可撓部21及び第2可撓部25が取付部材6に嵌合された状態が維持可能となる。また、第1凸部221が、第1凹部262の径方向面262bとフランジ部62との間に挟持されることにより、第1外縁部22と第2外縁部26の軸方向の位置決めを、より確実且つ容易に行うことができる。さらに、第1外縁部22と第2外縁部26と取付部材6とが一体化されるため、第1外縁部22、第2外縁部26及び取付部材6について、それぞれの間に水が浸入することが抑制されるため、防水性も向上する。
抜止め部材266(固定部材)は、弾性部材である。抜止め部材266によって、第2外縁部26がフランジ部62に弾性的に保持される。図8で説明したように、抜止め部材266がフランジ部62に取り付けられた後の状態では、抜止め部材266は弾性変形によって軸方向に引き伸ばされる。従って、抜止め部材266によって、第2外縁部26がフランジ部62に弾性的に保持される。これによって、ダストカバー1をダッシュパネル10へ装着する作業エリアに搬送する途中で、ベローズ2が取付部材6から外れる方向の外力が印加された場合でも、ベローズ2が取付部材6に固定された状態が維持される。
フランジ部62には、貫通孔62cが設けられ、抜止め部材266(固定部材)は、軸方向に延び貫通孔62cを貫通してフランジ部62に固定される。図7に示すように、先端部266dを作業者が把持し、貫通孔62cを貫通させることにより、抜止め部材266をフランジ部62に固定することができる。このように、簡単な作業によって抜止め部材266をフランジ部62に取り付けることができる。
抜止め部材266は、周方向に沿って等間隔に3つ(複数)設けられる。これによれば、周方向に沿って均等に、第2外縁部26がフランジ部62に保持される。
(第1変形例)
次いで、第1実施形態の第1変形例について説明する。図14は、第1変形例における取付部材の周辺の断面図である。
ダストカバー1Aにおいて、第2外縁部26の内周面に第2凸部263が設けられ、第1外縁部22の外周面に第2凹部222が設けられる。第2凸部263及び第2凹部222は、中心軸Zの周方向に沿って環状に設けられる。第2凸部263は、第2外縁部26の内周面から径方向の内側に向けて突出している。第2凹部222は、第1外縁部22の外周面に設けられ、径方向内側に凹んでいる。第2凸部263及び第2凹部222は、中心軸Zを含む断面において矩形状の形状を有する。第2凸部263は、第2凹部222に嵌合している。また、第2凸部263及び第2凹部222は、図3に示したバンド7と径方向において重なっている。これにより、抜止め部材266(固定部材)がフランジ部62に固定された状態では、第2凸部263の径方向面が第2凹部222の径方向面を図14での右側(車室側)に押圧する。換言すると、第1凹部262によって第1凸部221が軸方向に固定されると共に、第2凹部222によって第2凸部263が軸方向に固定される。その結果、第1可撓部21及び第2可撓部25の取付部材6への保持力が大きくなる。
(第2変形例)
次いで、第1実施形態の第2変形例について説明する。図15は、第2変形例における取付部材の周辺の断面図である。
ダストカバー1Bにおいて、第2外縁部26の内周面に第2凹部264が設けられ、第1外縁部22の外周面に第2凸部223が設けられる。第2凸部223及び第2凹部264は、中心軸Zの周方向に沿って環状に設けられる。第2凸部223は、第1外縁部22の外周面から径方向の外側に向けて突出している。第2凹部264は、第2外縁部26の内周面に設けられ、径方向外側に凹んでいる。第2凸部223及び第2凹部264は、中心軸Zを含む断面において矩形状の形状を有する。第2凸部223は、第2凹部264に嵌合している。また、第2凸部223及び第2凹部264は、図3に示したバンド7と径方向において重なっている。これにより、抜止め部材266(固定部材)がフランジ部62に固定された状態では、第2凸部223の径方向面が第2凹部264の径方向面を図15での右側(車室側)に押圧する。換言すると、第1凹部262によって第1凸部221が軸方向に固定されると共に、第2凹部264によって第2凸部223が軸方向に固定される。その結果、第1可撓部21及び第2可撓部25の取付部材6への保持力が大きくなる。
(第3変形例)
次いで、第1実施形態の第3変形例について説明する。図16は、第3変形例における取付部材の周辺の断面図である。
ダストカバー1Cにおいて、第2外縁部26の内周面に第1凸部267が設けられ、第1外縁部22の外周面に第1凹部224が設けられる。第1凸部267及び第1凹部224は、中心軸Zの周方向に沿って環状に設けられる。第1凸部267は、第2外縁部26の内周面から径方向の内側に向けて突出している。第1凹部224は、第1外縁部22の外周面に設けられ、径方向内側に凹んでいる。第1凸部267及び第1凹部224は、中心軸Zを含む断面において矩形状の形状を有する。第1凸部267は、第1凹部224に嵌合している。また、第1凸部267及び第1凹部224は、図3に示したバンド7と径方向において重なっている。これにより、抜止め部材266(固定部材)がフランジ部62に固定された状態では、第1凸部267の径方向面が第1凹部224の径方向面を図16での右側(車室側)に押圧する。換言すると、第1凹部224によって第1凸部267が軸方向に固定される。その結果、第1可撓部21及び第2可撓部25の取付部材6への保持力が大きくなる。
(第4変形例)
次いで、第1実施形態の第4変形例について説明する。図17は、第4変形例における取付部材の周辺の断面図である。
ダストカバー1Dにおいて、第2外縁部26の内周面に第1凹部268が設けられ、第1外縁部22の外周面に第1凸部225が設けられる。第1凸部225及び第1凹部268は、中心軸Zの周方向に沿って環状に設けられる。第1凸部225は、第1外縁部22の外周面から径方向の外側に向けて突出している。第1凹部268は、第2外縁部26の内周面に設けられ、径方向外側に凹んでいる。第1凸部225及び第1凹部268は、中心軸Zを含む断面において矩形状の形状を有する。第1凸部225は、第1凹部268に嵌合している。また、第1凸部225及び第1凹部268は、図3に示したバンド7と径方向において重なっている。これにより、抜止め部材266(固定部材)がフランジ部62に固定された状態では、第1凸部225の径方向面が第1凹部268の径方向面を図17での右側(車室側)に押圧する。換言すると、第1凹部268によって第1凸部225が軸方向に固定される。その結果、第1可撓部21及び第2可撓部25の取付部材6への保持力が大きくなる。
(第5変形例)
次いで、第1実施形態の第5変形例について説明する。図18は、第5変形例における取付部材の周辺の断面図である。
ダストカバー1Eにおいては、後述するインサート成形によって、抜止め部材266が第1外縁部22と一体に設けられる。抜止め部材266は、第1外縁部22をフランジ部62に固定する固定部材である。第2外縁部26は、第1外縁部22の外周に張られた状態で、第1外縁部22及びフランジ部62に取り付けられる。抜止め部材266は、ゴム(弾性部材)である。抜止め部材266は、小径部266aと、大径部266bと、テーパ部266cと、先端部266dと、を有する。
小径部266aは、フランジ部62の貫通孔62cに挿入されている。小径部266aの外周面は、貫通孔62cの内周面に接している。大径部266b及び先端部266dは、円柱状の形状を有する。大径部266bは、先端部266dよりも径が大きい。従って、テーパ部266cの外周面は、図18での右側(車室側)に行くにつれて径が徐々に先細りする円錐台の形状を有する。また、大径部266bは、小径部266aよりも径が大きい。従って、大径部266bの縦壁面266eがフランジ部62の縦壁面62aに接する。
また、第2外縁部26の内周面に第1凸部267が設けられ、第1外縁部22の外周面に第1凹部224が設けられる。第1凹部224によって第1凸部267が軸方向に固定される。その結果、第1可撓部21及び第2可撓部25の取付部材6への保持力が大きくなる。
次いで、抜止め部材266のインサート成形方法を簡単に説明する。まず、金型の内部に取付部材6を配置する。その後、液体状になったゴム材料を金型内に流し込む。これにより、小径部266aがフランジ部62の貫通孔62cに挿入され状態となる。そして、適切な架橋(加硫)時間保持したのち、成形品を取り出す。これにより、図18に示すように、第1外縁部22に抜止め部材266が一体にインサート成形され、且つ、抜止め部材266の小径部266aがフランジ部62の貫通孔62cに挿入された状態となる。このように、第5変形例において、抜止め部材266及び第1外縁部22は、フランジ部62と一体成形されたインサート成形品である。
従って、抜止め部材266の先端部266dを引き伸ばして貫通孔62cを貫通させることにより抜止め部材266をフランジ部62に固定する方法と比較して、インサート成形によれば、大きい外径の大径部266bを有する抜止め部材266を形成することができる。また、抜止め部材266の先端部266dを引き伸ばし、抜止め部材266に過大な負荷がかかった場合には、抜止め部材266に損傷が生じる可能性がある。しかし、インサート成形によれば、抜止め部材266に過大な負荷がかからないため、抜止め部材266に損傷が生じにくい。
(第6変形例)
次いで、第1実施形態の第6変形例について説明する。図19は、第6変形例における取付部材の周辺の断面図である。第6変形例は、第5変形例と比較して第1凸部及び第1凹部のみが異なる。
ダストカバー1Fにおいて、第1外縁部22には、インサート成形によって抜止め部材266が一体に設けられる。抜止め部材266は、第1外縁部22をフランジ部62に固定する固定部材である。第2外縁部26は、第1外縁部22の外周に張られた状態で、第1外縁部22及びフランジ部62に取り付けられる。抜止め部材266は、ゴム(弾性部材)である。抜止め部材266の構成及び成形方法は、第5変形例と同じである。第6変形例では、第2外縁部26の内周面に第1凹部268が設けられ、第1外縁部22の外周面に第1凸部225が設けられる。抜止め部材266(固定部材)がフランジ部62に固定された状態では、第1凸部225の径方向面が第1凹部268の径方向面を図19での右側(車室側)に押圧する。換言すると、第1凹部268によって第1凸部225が軸方向に固定される。その結果、第1可撓部21及び第2可撓部25の取付部材6への保持力が大きくなる。
第6変形例によれば、第5変形例と同様に、インサート成形によって、より大きい外径の大径部266bを有する抜止め部材266を形成することができる。また、インサート成形によれば、抜止め部材266に過大な負荷がかからないため、抜止め部材266に損傷が生じにくい。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。図20は、第2実施形態のダストカバーの断面図である。図21は、図20における取付部材の周辺の拡大図である。図22は、把持部材の長さを示す模式図である。
ダストカバー1Gにおいて、第2外縁部26には、把持部材265が一体に設けられる。把持部材265は、第2外縁部26をフランジ部62に固定する固定部材である。把持部材265は、ゴム(弾性部材)であり、フランジ部62を外周側から弾性的に把持する。把持部材265は、縦壁部261と、外周部265aと、縦壁部265bと、を有する。把持部材265は、中心軸Zを含む断面においてU字状の形状を有する。外周部265aは、フランジ部62の外周面に接し、且つ当該外周面を覆う。外周部265aは、中心軸Zを含む断面において、縦壁部261の径方向外側端から軸方向に沿って車室側(図21での右側)に向けて延びる。縦壁部265bは、外周部265aの軸方向の端部から径方向の内側(図21での下側)に向けて延びる。把持部材265は、中心軸Zの周方向に沿って環状に延びる。
図22を用いて、把持部材265の弾性変形の態様について説明する。把持部材265がフランジ部62に取り付けられる前の状態では、図22の二点鎖線で示すように、縦壁部265bにおけるエンジンルーム側(図22での左側)の側面265cは、径方向の内側(図22での下側)に向かうに従ってエンジンルーム側(図22での左側)に傾斜する。把持部材265がフランジ部62に取り付けられた後の状態では、図22の実線で示すように、側面265cは、フランジ部62の縦壁面62aに接している。従って、把持部材265によって、第2外縁部26がフランジ部62に弾性的に保持される。また、図21に示すように、第1凹部262とフランジ部62との間に第1凸部221が軸方向に挟持される。
以上で説明したように、把持部材265(固定部材)は、中心軸Zを含む断面においてU字状の形状を有し、フランジ部62を外周側から把持する。これによれば、把持部材265がフランジ部62を把持する把持力が大きくなり、ベローズ2が取付部材6に嵌合された状態がより確実に維持可能となる。
(第1変形例)
次いで、第2実施形態の第1変形例(図示は省略する)について説明する。第1変形例では、第1外縁部22に把持部材265が一体に設けられる。把持部材265は、第1外縁部22をフランジ部62に固定する固定部材である。把持部材265は、ゴム(弾性部材)であり、フランジ部62を外周側から弾性的に把持する。把持部材265は、図21と同様に、縦壁部261と、外周部265aと、縦壁部265bと、を有する。把持部材265は、中心軸Zを含む断面においてU字状の形状を有する。外周部265aは、フランジ部62の外周面に接し、且つ当該外周面を覆う。外周部265aは、中心軸Zを含む断面において、縦壁部261の径方向外側端から軸方向に沿って車室側に向けて延びる。縦壁部265bは、外周部265aの軸方向の端部から径方向の内側に向けて延びる。把持部材265は、中心軸Zの周方向に沿って環状に延びる。また、第2外縁部26の車室側端部には、径方向内側に向けて第1凸部が突出する。第1外縁部22の外周面には、第1凹部が設けられる。第1凸部は、第1凹部に嵌合している。第1変形例によっても、把持部材265がフランジ部62を把持する把持力が大きくなり、ベローズ2が取付部材6に嵌合された状態がより確実に維持可能となる。
以上、実施形態を説明したが、前述した内容により実施形態が限定されるものではない。例えば、第1実施形態では、抜止め部材266を説明したが、図23から図25に示す抜止め部材366を適用してもよい。図23は、抜止め部材の変形例の断面図である。図24は、図23の抜止め部材を引っ張った状態を示す断面図である。図25は、図23の抜止め部材を取付部材に取り付けた状態を示す断面図である。
図23に示すように、縦壁部261には、抜止め部材366が一体に設けられる。抜止め部材366は、ゴム(弾性部材)である。抜止め部材366は、大径部366aと、テーパ部366bと、先端部366cと、を有する。大径部366aは、円柱状であり、軸心に沿った外径が同一である。先端部366cも円柱状であり、軸心に沿った外径が同一である。大径部366aは、先端部366cよりも径が大きい。従って、テーパ部366bの外周面は、図23での右側(車室側)に行くにつれて径が徐々に先細りする円錐台の形状を有する。大径部366aの径は、フランジ部62の貫通孔62cの径よりも大きい。
図24に示すように、先端部366cを把持して矢印に示す右側(軸心方向、車室側)に引っ張ると、大径部366aは、弾性変形をして外径が小さくなる。なお、二点鎖線は、変形前の状態を示し、実線は変形後の状態を示す。大径部366aの径は、フランジ部62の貫通孔62cの径よりも小さくなる。そして、この変形後の状態で、先端部366cをフランジ部62の貫通孔62cに挿入し、縦壁部261がフランジ部62の縦壁面62bに接するまで先端部366cを矢印に示す右側に引く。すると、外径が小さく変形した大径部366aがフランジ部62の貫通孔62cに挿入され、大径部366aの外周面は、貫通孔62cの内周面に接する。その後、先端部366cを離すと、図25に示すように、大径部366aの一部が径方向外側に膨張して膨張部366dとなり、膨張部366dがフランジ部62の縦壁面62aに接する。膨張部366dと縦壁部261とでフランジ部62を挟み込むことにより、抜止め部材366がフランジ部62に弾性的に固定される。
1,1A,1B,1C,1D,1E、1F,1G ダストカバー
2 ベローズ
5 ブッシュ
6 取付部材
10 ダッシュパネル
20 ブッシュ嵌合部
21 第1可撓部
22 第1外縁部
25 第2可撓部
26 第2外縁部
61 本体部
61a 外周面
62 フランジ部
62c 貫通孔
85 第2ステアリングシャフト(ステアリングシャフト)
101 筒状部材
221 第1凸部
222 第2凹部
223 第2凸部
224 第1凹部
225 第1凸部
262 第1凹部
263 第2凸部
264 第2凹部
265 把持部材(固定部材)
266 抜止め部材(固定部材)
267 第1凸部
268 第1凹部
366 抜止め部材(固定部材)
Z 中心軸

Claims (8)

  1. ダッシュパネルの筒状部材を貫通するステアリングシャフトの外周面に取り付けられるブッシュと、
    前記筒状部材と前記ブッシュとの間の隙間を塞ぐ環状のベローズと、
    前記ベローズを前記筒状部材に押し付ける筒状の取付部材と、
    を備え、
    前記取付部材は、前記ステアリングシャフトの中心軸の軸回りの周方向に沿って延びる本体部と、前記ステアリングシャフトの径方向の外側に向かって突出するフランジ部と、を有し、
    前記ベローズは、
    前記ブッシュの外周面に接するブッシュ嵌合部と、
    前記本体部の外周面に接する第1外縁部と、
    前記ブッシュ嵌合部及び前記第1外縁部を連結する第1可撓部と、
    前記第1外縁部の外周側に配置された第2外縁部と、
    前記第1外縁部又は前記第2外縁部を前記フランジ部に固定する固定部材と、
    前記ブッシュ嵌合部及び前記第2外縁部を連結する第2可撓部と、
    前記第1外縁部の外周面と前記第2外縁部の内周面との一方に設けられ当該一方から他方に向かって径方向に突出する第1凸部と、
    前記他方に設けられ前記第1凸部を嵌合する第1凹部と、
    を有し、
    前記第1外縁部又は前記第2外縁部が前記固定部材を介して前記フランジ部に固定された状態において、前記第1凸部が前記第1凹部によって前記中心軸の軸方向に固定される、
    ダストカバー。
  2. 前記固定部材は、弾性部材であり、
    前記固定部材によって、前記第1外縁部又は前記第2外縁部が前記フランジ部に弾性的に保持される、
    請求項1に記載のダストカバー。
  3. 前記フランジ部には、貫通孔が設けられ、
    前記固定部材は、前記貫通孔を貫通して前記フランジ部に固定される抜止め部材である、
    請求項1又は2に記載のダストカバー。
  4. 前記抜止め部材及び前記第1外縁部は、前記フランジ部と一体成形されたインサート成形品である、
    請求項3に記載のダストカバー。
  5. 前記抜止め部材は、前記周方向に沿って等間隔に複数設けられる、
    請求項3又は4に記載のダストカバー。
  6. 前記固定部材は、前記中心軸を含む断面においてU字状の形状を有し、前記フランジ部を外周側から把持する把持部材である、
    請求項1又は2に記載のダストカバー。
  7. 前記把持部材は、前記周方向に沿って環状に延びる、
    請求項6に記載のダストカバー。
  8. 前記第1外縁部の前記外周面と、前記第2外縁部の前記内周面と、の一方には第2凸部が設けられ、他方には前記第2凸部に嵌合する第2凹部が設けられる、
    請求項1から7のいずれか1項に記載のダストカバー。
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