JP2021003464A - 保持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被保持対象を安定的に保持し得る保持装置を提供する。【解決手段】保持装置1は、前方側に向けて開口し配設された状態で水平方向に延びる保持溝13が設けられた支持部材10と、被保持対象に取り付けられ、前記支持部材の保持溝に差し込まれて保持される被保持部30と、を備えており、前記被保持部は、前記保持溝の溝底側部位に溝幅方向一方側に向けて突出し、かつ前記保持溝の溝幅方向一方側に設けられた係止段部16に引っ掛けられる引掛突起36が設けられ、溝長手方向に沿う軸34回りに回転自在とされた引掛部材33と、該引掛部材の引掛突起側を溝幅方向一方側に向けて付勢する付勢部材32と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、保持装置に関する。
従来より、建物の壁面に沿わせるようにしてカウンター状(飾り棚状)に固定される棚板等の被保持対象を保持する保持装置が知られている。
例えば、下記特許文献1には、長手方向を水平に向けて配置される取り付けレールに、背面に装着された固定具を介して棚板を取り付けた棚板の取り付け構造が開示されている。この取り付け構造は、固定具の上部及び下部に、取り付けレールの上横片の引っ掛け突部及び下横片の引っ掛け溝にそれぞれ引っ掛け係止される被引っ掛け部を設けた構成とされている。また、この取り付け構造は、棚板を斜めにした状態で、固定具の上部の被引っ掛け部を上横片の引っ掛け突部に引っ掛けた後に棚板を水平状に回転させて固定具の下部の被引っ掛け部を下横片の引っ掛け溝に引っ掛ける構成とされている。
特開2004−81521号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された取り付け構造では、棚板の先端側に下方側から外力が負荷されたり、振動が生じたりすれば、棚板の固定具が取り付けレールから外れ易くなることも考えられ、更なる改善が望まれる。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、被保持対象を安定的に保持し得る保持装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る保持装置は、前方側に向けて開口し配設された状態で水平方向に延びる保持溝が設けられた支持部材と、被保持対象に取り付けられ、前記支持部材の保持溝に差し込まれて保持される被保持部と、を備えており、前記被保持部は、前記保持溝の溝底側部位に溝幅方向一方側に向けて突出し、かつ前記保持溝の溝幅方向一方側に設けられた係止段部に引っ掛けられる引掛突起が設けられ、溝長手方向に沿う軸回りに回転自在とされた引掛部材と、該引掛部材の引掛突起側を前記溝幅方向一方側に向けて付勢する付勢部材と、を備えていることを特徴とする。
本発明に係る保持装置は、上述のような構成としたことで、被保持対象を安定的に保持することができる。
本発明の一実施形態に係る保持装置の一例を模式的に示す概略斜視図である。 (a)は、同保持装置に保持される棚板の一例を模式的に示す概略斜視図、(b)は、図1におけるX1−X1線矢視に対応させた一部破断概略縦断面図である。 (a)、(b)は、図1におけるX1−X1線矢視に対応させた一部破断概略縦断面図である。 (a)、(c)は、同棚板の一部破断概略斜視図、(b)、(d)は、図1におけるX2−X2線矢視に対応させた一部を省略した一部破断概略縦断面図である。
以下に本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
なお、一部の図では、他図に付している詳細な符号の一部を省略している。
また、以下の実施形態では、本実施形態に係る保持装置が設置された状態を基準として上下方向等を説明する。
本実施形態に係る保持装置1は、図1及び図2(b)に示すように、前方側に向けて開口し配設された状態で水平方向に延びる保持溝13が設けられた支持部材10を備えている。また、保持装置1は、被保持対象としての棚板20に取り付けられ、支持部材10の保持溝13に差し込まれて保持される被保持部30を備えている。このような構成とすれば、被保持部30を保持溝13に差し込むことで棚板20を保持させることができ、L字ブラケット状の棚板金具等によって保持されるものと比べて、見栄えを向上させることができる。また、支持部材10の棚幅方向(保持溝13の溝長手方向)の任意の位置に棚板20を保持させることも容易に可能となる。なお、保持装置1と棚板20とを備えた棚板装置として把握するようにしてもよい。
図例では、棚板20を壁面に沿わせるように設置した例を示している。なお、以下では、この棚板20が沿わせられる壁面に対面した状態を基準として、手前側を前方、その逆側を後方(奥方)として説明する。また、この前後方向及び上下方向に直交する左右方向が棚幅方向となり、図例では、壁幅方向となる。
また、本実施形態では、支持部材10は、一方向に長尺状とされ、長手方向を水平方向(壁幅方向)に沿わせて設置される構成とされている。図例では、上下方向に延びるように設けられた取付下地2に支持部材10を固定した例を示している。この取付下地2は、壁幅方向に間隔を空けて設置される間柱やスタッド等の壁下地であってもよい。図例では、取付下地2を、略四角筒形状とされたものとしている。また、図例では、複数本の支持部材10を、上下方向に間隔を空けて設置し、これらの間に壁面を構成する壁パネル3を設置した例を示している。また、支持部材10の保持溝13の開口を露出させるように壁パネル3を設置した例を示している。なお、図例では、複数本の支持部材10のうちの一つに棚板20を保持させた例を示しているが、複数本の支持部材10のうちの複数または全てに棚板20を保持させた態様等としてもよい。
支持部材10には、取付下地2に固定される固定部11が設けられている。本実施形態では、図2(b)に示すように、支持部材10の保持溝13を区画する部位の取付下地2側(後方側)端部の上下両側に、上下方向に延出させるように固定部11,11を設けた構成としている。これら固定部11,11は、支持部材10の全長に亘って設けられている。また、これら上下の固定部11,11を、保持溝13の溝深さ方向となる前後方向に厚さ方向を沿わせて配される略板状とした例を示している。これら固定部11,11は、ねじ等の固着具によって取付下地2に固定されるものでもよい。また、これら固定部11,11の反取付下地側に向く面としての前面に、固着具の止着箇所の目安となる目印溝を設けた例を示している。なお、このような目印溝に代えて、または加えて、固着具の軸部が挿通される挿通孔や下穴を固定部11,11に設けた態様等としてもよい。また、固定部11,11を上下両側に設けた態様に代えて、上下のうちのいずれか一方のみに設けた態様としてもよく、また、固定部11,11としては、その他、種々の変形が可能である。例えば、保持溝13の溝底側部位を固定部としたような態様等としてもよい。
また、支持部材10の反取付下地側(前方側)部位の上下両側には、上下に配される壁パネル3が係合する係合部が設けられている。図例では、支持部材10の反取付下地側部位の上下両側のそれぞれに、保持溝13の開口側に向かうに従い段下り状となる複数段状の係合段部を設けた例を示している。これら係合段部によって保持溝13の溝幅方向両側の開口縁部を区画する支持部材10の反取付下地側の端部には、保持溝13の溝幅方向(上下方向)に沿う寸法が小とされた突片部12,12が設けられている。また、図例では、これら突片部12,12を、壁面を構成する壁パネル3の表面側において露出させるように設けた例を示している。また、これら突片部12,12を、壁パネル3の表面よりも前方側に向けて僅かに突出させた例を示しているが、このような態様に限られない。
支持部材10の上下両側の壁パネル3,3の下端部5及び上端部4には、支持部材10の上下両側の係合段部にそれぞれ係合する被係合段部が設けられている。これら壁パネル3,3の下端部5及び上端部4の被係合段部が支持部材10の上下両側の係合段部のそれぞれに係合されて壁パネル3,3の下端部5及び上端部4の取付下地2側への移動が抑制される。なお、支持部材10の上下両側と壁パネル3,3の下端部5及び上端部4との係合態様としては、このような態様に代えて、上下方向に沿う凹凸嵌合やいわゆるけんどん状に係合する態様等であってもよく、その他、種々の変形が可能である。
また、これら壁パネル3,3は、取付下地2との間に空間を隔てて配される構成とされている。これら壁パネル3,3は、支持部材10との係合態様にもよるが、ねじ等の固着具や適宜の固定部材、接着剤等によって支持部材10に固定されるものでもよく、または、取付下地2に固定されるものでもよい。なお、図例では、これら上下の壁パネル3,3間において支持部材10の突片部12,12が露出されるものとした例を示しているが、壁パネル3,3の下端部5及び上端部4のそれぞれに突片部12,12を覆う部位を設けた態様等としてもよい。
支持部材10の保持溝13は、当該支持部材10の全長に亘って延びるように設けられている。
保持溝13は、溝幅方向両側の溝側壁14,14と溝底とによって区画されている。補助溝13の溝底は、前方に向くように設けられている。両溝側壁14,14は、上下方向に向き、互いに略平行状に設けられている。これら両溝側壁14,14と溝底とは、略直交状に設けられている。
本実施形態では、この保持溝13の溝底側に、溝長手方向に沿って延びるように導電部材7を設けた構成としている。また、保持溝13の溝幅方向両側に、導電部材7,7を設けた構成としている。
また、本実施形態では、保持溝13の両溝側壁14,14において開口するように、導電部材7,7をそれぞれに保持する保持部材6,6を受け入れる受入凹所17,17を設けた構成としている。これら受入凹所17,17は、当該支持部材10の全長に亘って延びるように設けられている。また、これら受入凹所17,17は、保持溝13の各溝側壁14,14の溝深さ方向途中部位において開口するように設けられている。また、これら受入凹所17,17は、互いに対向状に設けられている。また、これら受入凹所17,17は、溝長手方向に見て、略方形溝状とされている。
保持部材6,6は、受入凹所17,17に嵌め込まれるように設けられている。これら保持部材6,6は、これらに設けられた導電部材7,7を含み、支持部材10の全長に亘って延びるように設けられている。
また、これら保持部材6,6は、これらのそれぞれが嵌め込まれる受入凹所17,17が設けられた各溝側壁14,14から保持溝13の溝幅方向(上下方向)中心側に突出しないように設けられている。
また、これら保持部材6,6のそれぞれに、保持溝13の溝深さ方向(前後方向)に間隔を空けて複数(図例では、2つ)の導電部材7,7,7,7を設けた構成としている。図例では、これら保持部材6,6のそれぞれに、保持溝13の溝幅方向中心側に向けて開口し、保持溝13の溝長手方向の全長に亘って延びるように受入溝を設け、これら受入溝の溝底に導電部材7,7,7,7を設けた例を示している。また、これら保持部材6,6の受入溝の溝幅方向両側の開口縁部に傾斜面状の面取部を設けた例を示している。
各導電部材7は、各保持部材6の受入溝の溝深さ方向(上下方向)に厚さ方向を沿わせて配されるバー状とされている。各導電部材7は、それぞれの幅方向両端が各保持部材6の受入溝の溝底の溝幅方向両側に設けられた係止凹所に嵌め入れられて保持されるものでもよい。また、これら4つの導電部材7,7,7,7のうちの例えば、保持溝13の溝深さ方向一方側の2つの導電部材7,7が強電用(給電用)とされ、保持溝13の溝深さ方向他方側の2つの導電部材7,7が弱電用(通信用)とされていてもよい。なお、これら導電部材7の長手方向の端部には、用途に応じて交流電源や直流電源からの給電用のケーブルや信号伝送用の各種通信線等の適宜のケーブルが電気的に接続される。また、複数の支持部材10が長手方向に隣接して設けられる場合には、各支持部材10に設けられた導電部材7同士を電気的に接続する適宜の接続部材を設けた構成としてもよい。また、保持溝13の溝幅方向両側に導電部材7を設けた態様に代えてまたは加えて溝底に設けた構成としてもよく、また、保持溝13の溝底または溝幅方向一方側のみに導電部材7を設けた構成等としてもよい。
また、保持溝13の溝幅方向一方側には、係止段部16が設けられている。本実施形態では、溝幅方向一方側としての上方側の溝側壁14に係止段部16を設けた構成としている。この係止段部16は、保持溝13の溝長手方向の全長に亘って延びるように設けられている。
また、この係止段部16を、受入凹所17の溝幅方向一方側となる保持溝13の開口側に連なるように設けた構成としている。この係止段部16は、保持溝13の溝幅方向中心側及び溝底側に向けて開口するように凹段部状とされ、保持溝13の溝幅方向中心側に向く段底面と保持溝13の溝底側に向く段壁面とによって区画されている。図例では、係止段部16の段壁面を、溝側壁14(係止段部16の保持溝13開口側に連なる溝側壁14)とのなす角が鋭角となるように斜め上方側に向く傾斜面とした例を示している。この係止段部16の段差寸法(溝側壁14から段底面までの保持溝13の溝幅方向に沿う寸法)は、後記する引掛突起36の引掛係止が可能なように適宜の寸法としてもよい。図例では、係止段部16の段差寸法を、保持溝13の両溝側壁14,14間の溝幅寸法の概ね1/2程度の寸法とした例を示している。なお、係止段部16を、保持溝13の開口側に設けた態様に代えて、受入凹所17よりも保持溝13の溝底側に設けた態様等としてもよい。
上記した保持部材6,6のうち上方側の保持部材6には、係止段部16の一部に受け入れられる突部が設けられている。この上方側の保持部材6の突部は、係止段部16に引掛係止される引掛突起36に干渉しないように設けられている。
また、図例では、係止段部16が対向する側となる下方側の溝側壁14にも凹段部を設けた例を示している。この凹段部は、上記と概ね同様、保持溝13の溝幅方向中心側に向く段底面と保持溝13の溝底側に向く段壁面とによって区画されている。上記した保持部材6,6のうち下方側の保持部材6には、この下方側の凹段部に受け入れられる突片部が設けられている。
また、保持溝13の開口縁部には、傾斜ガイド面15が設けられている。本実施形態では、保持溝13の溝幅方向一方側となる上方側の開口縁部に、開口側に向かうに従い保持溝13の溝幅を広げる方向に傾斜する傾斜ガイド面15を設けた構成としている。また、図例では、保持溝13の溝幅方向他方側となる下方側の開口縁部にも開口側に向かうに従い保持溝13の溝幅を広げる方向に傾斜する傾斜面を設けた例を示している。
なお、この支持部材10は、長手方向に見た断面形状が全長に亘って略一様とされたものでもよい。また、この支持部材10は、金属系材料から形成されたものでもよい。
また、支持部材10としては、壁幅方向に長尺状とされ、上下両側に配された壁パネル3,3間において保持溝13を露出させるように設置されるものに限られない。例えば、複数本の縦フレームと横フレームとを組み合わせて構成されたフレームユニットの横フレームを支持部材10としたり、支持部材10をパネル状としたりしてもよい。
被保持部30は、本実施形態では、図2(a)、(b)に示すように、棚板20を構成する略方形平板状の棚板本体21の後端部に取り付けられている。なお、図例では、棚板本体21を、棚板奥行方向となる前後方向に沿う寸法よりも壁幅方向に沿う棚幅寸法が大とされたものとした例を示しているが、このような態様に限られない。また、上面が平坦面状とされた棚板本体21を例示しているが、棚幅方向(保持溝13の溝長手方向)両側端部や前端部に、適宜の落下防止壁等が設けられたものでもよく、種々の形状とされた棚板本体21であってもよい。また、棚板本体21は、前方に向けて開口する収納空間を区画する箱状収納部の天板や底板を構成するものであってもよい。
また、被保持部30は、保持溝13の溝底側部位に溝幅(棚板厚さ)方向一方側に向けて突出し、かつ保持溝13の係止段部16に引っ掛けられる引掛突起36が設けられ、棚幅方向に沿う軸(引掛軸)34回りに回転自在とされた引掛部材33を備えている。また、被保持部30は、引掛部材33の引掛突起36側を棚板厚さ方向一方側に向けて付勢する付勢部材32を備えている。このような構成とすれば、引掛部材33の引掛突起36が係止段部16に引っ掛けられて係止される側に引掛部材33が付勢されているので、被保持対象としての棚板20に振動等が付与された場合にも脱落し難くなり、棚板20を安定的に保持することができる。
本実施形態では、引掛突起36は、棚板厚さ方向一方側としての上方側に向けて突出するように設けられている。
また、本実施形態では、引掛部材33を棚幅方向に間隔を空けて複数箇所(図例では、2箇所)に設けた構成としている。このような構成とすれば、棚板20をより安定的に保持することができる。
また、本実施形態では、被保持部30に、保持溝13の溝幅方向両溝側壁14,14に挟持されるように保持される被挟持片部38を設けた構成としている。このような構成とすれば、棚板20や棚板20に載置される物品の荷重によって被保持部30に作用する荷重を被挟持片部38によって効果的に受けることができ、棚板20をより安定的に保持することができる。
本実施形態では、被挟持片部38,38及び引掛部材33,33をそれぞれに有した2つの被保持部30,30を棚幅方向に間隔を空けて設けた構成としている。また、各被保持部30,30の棚幅方向中心側に被挟持片部38,38を設け、棚幅方向外側に引掛部材33,33を設けた構成としている。なお、このような態様に代えて、各被保持部30,30の棚幅方向中心側に引掛部材33,33を設け、棚幅方向外側に被挟持片部38,38を設けた構成としてもよい。また、被挟持片部38の棚幅方向両側のそれぞれに引掛部材33(後記する引掛保持部31)を設けたような構成としてもよく、または、引掛部材33(後記する引掛保持部31)の棚幅方向両側のそれぞれに被挟持片部38を設けたような等としてもよい。
これら棚幅方向両側の被保持部30,30は、互いに概ね同様の構成であるので、以下では、一方を例にとって説明する。
被挟持片部38は、本実施形態では、引掛部材33よりも保持溝13の溝底側に向けて突出するように設けられている。このような構成とすれば、被挟持片部38の先端部側から保持溝13に差し込んで被保持部30を保持溝13に差し込むことができる。
この被挟持片部38は、棚板本体21の支持部材10側に向く後端面から棚板奥行方向外側となる後方側に向けて突出するように設けられている。この被挟持片部38は、棚板本体21の厚さ方向となる上下方向に厚さ方向を沿わせて配される略平板状とされている。また、この被挟持片部38の厚さ寸法は、棚板本体21の厚さ寸法よりも小とされている。図例では、棚板本体21の厚さ方向略中心部に位置するように被挟持片部38を設けた例を示している。
また、本実施形態では、図2(b)に示すように、上記した支持部材10の保持溝13の溝底に、被挟持片部38の先端部が嵌め込まれる嵌合溝18を設けた構成としている。このような構成とすれば、被挟持片部38をより安定的に保持することができ、棚板20をより安定的に保持することができる。支持部材10の嵌合溝18は、保持溝13の溝底を構成するように設けられ、上記した受入凹所17,17よりも保持溝13の溝底側に設けられている。この嵌合溝18の棚板厚さ方向に沿う溝幅寸法は、被挟持片部38の先端部の棚板厚さ方向に沿う寸法に応じた寸法とされている。被挟持片部38は、保持溝13に差し込まれ、棚板本体21の後端面が支持部材10の突片部12,12の先端面に当接または近接対面した状態で、その先端面が嵌合溝18の溝底に当接または近接対面される構成とされている。
また、この被挟持片部38は、棚板本体21の後端面において開口するように設けられた差込凹所22に、被挟持片部38の前端側に連なるように設けられた差込部39を差し込んで棚板本体21に対して取り付けられている。この差込部39は、棚板本体21の奥行方向(前後方向)に長尺棒状とされたものでもよい。この差込部39の長さ寸法は、棚板本体21の奥行寸法の1/2以上とされたものでもよい。この差込部39を含む被挟持片部38は、金属系材料から形成されたものでもよい。
また、棚板本体21の差込凹所22は、棚板本体21を構成する板部材に堀込状に設けられたものでもよいが、棚板本体21を構成する棚板厚さ方向や棚幅方向に複数に分割された部材によって区画されたものでもよい。
引掛部材33は、被挟持片部38の棚幅方向外側に隣接して設けられている。本実施形態では、引掛部材33は、棚板本体21の後端面から後方側に向けて突出するように設けられた引掛保持部31に対して引掛軸34回りに回転自在に保持されている。
引掛保持部31は、外郭形状が上下方向に厚さ方向を沿わせて配される略平板状とされている。この引掛保持部31は、棚板厚さ方向の各面(上面及び下面)が被挟持片部38の棚板厚さ方向の各面(上面及び下面)のそれぞれに略同一平面状となるように設けられている。また、この引掛保持部31は、被挟持片部38にねじ等の固着具によって接合される構成とされている。なお、このような態様に代えて、引掛保持部31と被挟持片部38とが一体的に設けられたものでもよい。換言すれば、引掛保持部31が被挟持片部38として機能するものでもよい。
また、引掛保持部31には、引掛部材33の回転支点となる引掛軸34及び引掛軸34を回転自在に支持する軸受部のうちの一方が設けられている。本実施形態では、引掛部材33に引掛軸34を設け、引掛保持部31に軸受部を設けた構成としている。引掛保持部31の軸受部は、引掛部材33の棚幅方向両側から棚幅方向に沿って突出するように設けられた引掛軸34が差し込まれる軸受穴であってもよい。この軸受部は、引掛軸34が棚板奥行方向で棚板本体21の後端面に概ね一致する位置となるように設けられている。
また、引掛保持部31には、図2(a)及び図3(b)に示すように、引掛部材33の引掛突起36を棚板厚さ方向に概ね沿わせて出没させる突起開口31aが棚板厚さ方向に貫通して設けられている。この突起開口31aは、軸受部よりも棚板奥行方向外側となる後方側に位置するように設けられている。
付勢部材32は、引掛突起36を上方側に向けて突出させる方向に引掛部材33を引掛軸34回りに回転させるように付勢する構成とされている。図例では、付勢部材32を、コイル部に引掛軸34が挿通されたねじりコイルばね(トーションばね)とした例を示している。引掛保持部31には、この付勢部材32の一方のアーム端の引掛軸34回りの移動を抑止する受部31bが設けられている。図例では、引掛保持部31を棚板厚さ方向に貫通して設けられた開口の前方側に向く内側面を受部31bとした例を示しているが、このような態様に限られない。また、引掛部材33には、付勢部材32の他方のアーム端を受ける受部33aが設けられている。図例では、受部33aを、引掛軸34の前方側において上方側を向くように設け、付勢部材32によって下方側に変位する方向に付勢される構成とした例を示している。
なお、付勢部材32は、引掛部材33の棚幅方向両側の引掛軸34の両方または一方に設けられたものでもよい。さらには、付勢部材32は、本実施形態のように複数の引掛部材33,33を設けた場合には、これら複数の引掛部材33,33を付勢する共通のものであってもよい。また、付勢部材32としては、上記のようなねじりコイルばねに限られず、板ばねや、圧縮コイルばね、引張コイルばね等の他のばね部材であってもよく、また、ばね部材に限られず、ゴム材等であってもよい。また、引掛保持部31側の受部31bや引掛部材33側の受部33aとしては、上記したような態様に限られず、その他、種々の変形が可能である。
引掛部材33は、引掛軸34から後方側に向けて延出するように設けられた引掛本体部35を備えている。この引掛本体部35は、棚板厚さ方向に沿う寸法よりも棚幅方向に沿う寸法が大とされ、棚板厚さ方向に厚さ方向を概ね沿わせて配される略平板状とされている。引掛突起36は、この引掛本体部35の延出方向先端部から上方側に向けて突出するように設けられている。この引掛突起36は、引掛本体部35の棚幅方向の全体に亘って棚幅方向に延びるように設けられている。また、この引掛突起36は、引掛突起36を没入させる方向に外力が負荷されていない状態では、付勢部材32による付勢によって引掛保持部31の上面から上方側に向けて突出した状態とされる。引掛保持部31には、引掛突起36が係止段部16に係止される突出状態で、更なる突出側への引掛部材33の引掛軸34回りの回転を抑止する適宜の当接部が設けられている。
また、この引掛突起36は、図2(b)に示すように、引掛保持部31が保持溝13に差し込まれ、棚板本体21の後端面が支持部材10の突片部12,12の先端面に当接または近接対面した状態で、係止段部16に係止される。また、引掛突起36は、係止段部16に係止された状態で、その前方側に向く被係止面が係止段部16の係止面となる段壁面に当接または近接対面される構成とされている。図例では、引掛突起36の被係止面を、引掛突起36が係止段部16に係止された状態で、係止段部16の段壁面と略平行状となる構成とした例を示している。つまり、引掛突起36の被係止面は、引掛突起36が係止段部16に係止された状態で、斜め下方側に向く傾斜面とされている。このような構成とすれば、引掛突起36の被係止面及び係止段部16の段壁面を棚板奥行方向に向く垂直面としたものと比べて、互いの係止強度を向上させることができる。
また、引掛突起36には、保持溝13の開口縁部への当接を伴い当該引掛部材33の引掛突起36側を棚板厚さ方向他方側となる下方側に向けて変位させる傾斜ガイド面36aが設けられている。このような構成とすれば、上記した被挟持片部38の先端部側から保持溝13に差し込む際に、傾斜ガイド面36aのガイド作用によって引掛部材33を付勢部材32の付勢に抗して回転させることができ、棚板20の取付性を向上させることができる。また、上記した保持溝13の開口縁部側に設けられた傾斜ガイド面15は、引掛突起36の当接を伴い引掛部材33の引掛突起36側を下方側に向けて変位させる傾斜ガイド面を構成する。このような構成とすれば、互いに設けられた傾斜ガイド面15,36aのガイド作用によって引掛部材33をより円滑に変位させることができる。なお、このように保持溝13の開口縁部及び引掛突起36の両方に傾斜ガイド面15,36aを設けた態様に代えて、いずれか一方に設けた態様としてもよく、更にはこのような傾斜ガイド面を両方に設けていない構成としてもよい。
また、引掛突起36及び引掛本体部35は、図3(a)に示すように、引掛突起36が没入した状態で、これら引掛突起36及び引掛本体部35が引掛保持部31の棚板厚さ方向両面から棚板厚さ方向に突出しないように設けられている。
また、本実施形態では、引掛部材33に、当該引掛部材33の引掛突起36側を下方側に向けて変位させるように当該引掛部材33を引掛軸34回りに回転させる操作部37を棚板20の裏面(下面)側において露出させるように設けた構成としている。このような構成とすれば、操作部37を操作すれば、引掛部材33を付勢部材32の付勢に抗して回転させることができ、係止段部16に対する引掛突起36の係止を解除させることができる。これにより、棚板20を支持部材10に対して容易に脱離させることができる。
操作部37は、引掛部材33における引掛軸34の前方側部位から下方側に向けて延出するように設けられた延出部と、この延出部の下端部から前方に向けて突出する操作片部と、を備えている。棚板本体21の後端部には、この操作部37を受け入れる切欠状の凹所23が設けられている。このような構成とすれば、操作部37を目立ち難くすることができる。本実施形態では、操作部37を、棚板本体21の下面から突出しないように凹所23内において操作される構成としている。
この操作部37の操作片部が上方側に向けて押し上げられるように付勢部材32の付勢に抗して操作されれば、図3(a)に示すように、引掛突起36が没入する側に引掛部材33が引掛軸34回りに回転する。これにより、係止段部16に対する引掛突起36の係止が解除され、支持部材10からの棚板20の脱離が可能となる。また、操作部37を上方側に向けて押し上げる外力を除荷すれば、付勢部材32による付勢によって引掛突起36が突出する側に引掛部材33が引掛軸34回りに回転する。なお、操作部37としては、上記したような構成とされたものに限られず、その他、種々の変形が可能である。
また、本実施形態では、保持装置1は、図4(b)に示すように、棚板20の後端部に取り付けられ、保持溝13に差し込まれ、上記した導電部材7に電気的に接続される電極29を有したアダプター部25を備えている。このような構成とすれば、棚板20に設けられた照明等の電気機器や、電子機器、差込接続器等への給電や信号伝送等を支持部材10の導電部材7を介して行うことができる。棚板20に設けられる電気機器としては、照明に限られず、スピーカやアロマディフューザーなど種々のものでもよい。
また、本実施形態では、図2(a)に示すように、このアダプター部25は、棚幅方向に間隔を空けて設けられた被保持部30,30の間に設けられている。このような構成とすれば、アダプター部25の棚幅方向両側に設けられた被保持部30,30が支持部材10の保持溝13に差し込まれて保持されるので、アダプター部25の変形や損傷等を抑制することができる。
また、本実施形態では、アダプター部25は、図4に示すように、棚板奥行方向に沿う軸回りに回転されて導電部材7に対する電極29の電気的な接続及び接続解除(遮断)が可能な構成とされている。
このアダプター部25は、棚板本体21の後端面において開口するように設けられた収容凹所22Aに収容される棚板側接続部26を備えている。棚板本体21の収容凹所22Aには、この棚板側接続部26を棚板奥行方向に沿う軸回りに回転自在に保持する保持部が設けられている。
また、アダプター部25は、当該アダプター部25を棚板奥行方向に沿う軸回りに回転させる操作部27を棚板20の裏面(下面)側において露出させるように設けた構成とされている。この操作部27は、図4(b)に示すように、収容凹所22Aに連なるように棚板本体21の後端部に設けられた切欠状の凹所24に受け入れられる構成とされている。また、この操作部27は、図4(b)に示すように、凹所24内に受け入れられた状態と、図4(d)に示すように、凹所24外に突出された状態と、の間を変位可能なように棚板奥行方向に沿う軸回りに回転操作される構成とされている。
また、アダプター部25は、棚板側接続部26の後方側に連なるように、かつ棚板本体21の後端面から後方側に向けて延出するように設けられ、保持溝13に差し込まれる差込部28を備えている。この差込部28は、中空筒状とされている。
電極29は、この差込部28の延出方向先端部から径方向外側に向けて突出するように設けられている。本実施形態では、差込部28の延出方向先端部から互いに径方向逆側に突出するように2つの電極29,29を設けた構成としている。
これら電極29,29は、差込部28及び棚板側接続部26を貫通し、棚板側接続部26において露出するように設けられたバー状の導電体に一体的に設けられたものでもよい。
また、これら電極29,29は、図4(a)、(b)に示すように、突出方向を棚板厚さ方向に沿わせた状態で、保持溝13内に設けられた導電部材7,7に電気的に接続される。上記した操作部27は、このように電極29,29が導電部材7,7に接続された状態では、凹所24内に位置する構成とされている。なお、これら電極29,29は、導電部材7,7への接続が確実となるように、自然状態で、互いの先端同士の突出方向に沿う寸法が保持溝13の溝幅方向両側の導電部材7,7間の寸法よりも大とされ、かつ互いに近接する側に変位可能に差込部28に設けられたものでもよい。また、図例では、保持溝13の溝深さ方向に間隔を空けて設けられた2対の導電部材7,7,7,7のうちの開口側(前方側)の導電部材27,27に接続されるように電極29,29を設けた例を示しているが、このような態様に限られない。
また、これら電極29,29は、図4(c)、(d)に示すように、突出方向を棚幅方向に沿わせた状態で、保持溝13内に設けられた導電部材7,7に対する接続が解除される構成とされている。上記した操作部27は、このように電極29,29と導電部材7,7との接続が解除された状態では、凹所24外に突出するように設けられる構成とされている。アダプター部25は、このように電極29,29を接続解除状態とすれば、保持溝13に対する抜き差しが可能な構成とされている。なお、このアダプター部25の操作部27や電極29,29の配置態様等は、上記のような構成に限られず、その他、種々の変形が可能である。また、本実施形態では、アダプター部25を、棚幅方向に間隔を空けて設けられた被保持部30,30間に位置するように設けた例を示しているが、このような態様に限られない。さらには、このようなアダプター部25を保持装置1に設けていない構成としてもよい。この場合は、支持部材10の保持溝13に導電部材7を設けていない構成等としてもよい。
また、本実施形態では、引掛保持部31及び被挟持片部38を含む被保持部30を棚幅方向に間隔を空けて2箇所に設けた例を示しているが、3箇所以上に設けた構成としてもよく、さらには、1箇所のみに設けた構成としてもよい。また、引掛突起36や被挟持片部38の棚幅方向に沿う寸法を図例よりも大としてもよく、例えば、棚幅方向に沿う寸法が大とされた一つの引掛突起36や被挟持片部38を設けたような構成等としてもよい。この場合は、被挟持片部38の前端側に、棚幅方向に間隔を空けて複数の差込部39を設けたような構成等としてもよい。
また、本実施形態では、引掛部材33の引掛突起36を、上方側に向けて突出するように設けた例を示しているが、下方側に向けて突出するように設けた構成等としてもよい。この場合は、支持部材10の係止段部16を保持溝13の下方側の溝側壁14に設けた構成とすればよい。
また、本実施形態では、被保持対象を棚板20とした例を示しているが、このような態様に限られない。当該保持装置1に保持される被保持対象としては、薄型表示装置や、収納体、送風機、収納ラック等、種々のものでもよい。この場合は、被保持対象側に取り付けられる被保持部30やアダプター部25の取付部等を適宜、変形するようにしてもよい。本実施形態に係る保持装置1の上記した各部材及び各部の構成は、一例に過ぎず、その他、種々の変形が可能である。
1 保持装置
7 導電部材
10 支持部材
13 保持溝
14 溝側壁
15 傾斜ガイド面
16 係止段部
20 棚板(被保持対象)
25 アダプター部
29 電極
30 被保持部
32 付勢部材
33 引掛部材
34 引掛軸(溝長手方向に沿う軸)
36 引掛突起
36a 傾斜ガイド面
37 操作部
38 被挟持片部

Claims (6)

  1. 前方側に向けて開口し配設された状態で水平方向に延びる保持溝が設けられた支持部材と、被保持対象に取り付けられ、前記支持部材の保持溝に差し込まれて保持される被保持部と、を備えており、
    前記被保持部は、前記保持溝の溝底側部位に溝幅方向一方側に向けて突出し、かつ前記保持溝の溝幅方向一方側に設けられた係止段部に引っ掛けられる引掛突起が設けられ、溝長手方向に沿う軸回りに回転自在とされた引掛部材と、該引掛部材の引掛突起側を前記溝幅方向一方側に向けて付勢する付勢部材と、を備えていることを特徴とする保持装置。
  2. 請求項1において、
    前記引掛突起は、前記溝幅方向一方側としての上方側に向けて突出するように設けられており、
    前記引掛部材には、当該引掛部材の引掛突起側を下方側に向けて変位させるように当該引掛部材を前記軸回りに回転させる操作部が前記被保持対象の裏面側において露出するように設けられていることを特徴とする保持装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記引掛部材は、前記溝長手方向に間隔を空けて複数箇所に設けられていることを特徴とする保持装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項において、
    前記被保持部には、前記保持溝の溝幅方向両溝側壁に挟持されるように保持される被挟持片部が設けられていることを特徴とする保持装置。
  5. 請求項4において、
    前記被挟持片部は、前記引掛部材よりも前記保持溝の溝底側に向けて突出するように設けられており、
    前記保持溝の開口縁部及び前記引掛突起の少なくとも一方には、互いの当接を伴い前記引掛部材の引掛突起側を前記溝幅方向他方側に向けて変位させる傾斜ガイド面が設けられていることを特徴とする保持装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項において、
    前記保持溝の溝底側には、溝長手方向に沿って延びるように導電部材が設けられており、
    前記被保持対象の後端部に取り付けられ、前記保持溝に差し込まれ、前記導電部材に電気的に接続される電極を有したアダプター部を備えていることを特徴とする保持装置。
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