JP2021000254A - 靴用又は靴下用の粉末消臭剤組成物、容器入り粉末消臭剤組成物、靴用又は靴下の消臭方法 - Google Patents

靴用又は靴下用の粉末消臭剤組成物、容器入り粉末消臭剤組成物、靴用又は靴下の消臭方法 Download PDF

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Abstract

【課題】靴用又は靴下用の粉末消臭剤組成物の流動性及び消臭効果の向上を図る。【解決手段】ハイドロタルサイト様化合物及びその焼成物からなる群から選ばれる1種以上の化合物(A)を含み、体積平均粒子径が10〜500μmであることよりなる。[積算体積90%時の粒子径D90]/[積算体積10%時の粒子径D10]で表される比は1.5〜35であることが好ましく、前記(A)成分を含む造粒物を含むことが好ましく、前記(A)成分の含有量が1質量%以上であることが好ましく、前記(A)成分以外の無機粉末及び粉末デキストリンからなる群から選ばれる少なくとも1種(B)をさらに含んでもよい。【選択図】図1

Description

本発明は、靴用又は靴下用の粉末消臭剤組成物、容器入り粉末消臭剤組成物、靴用又は靴下の消臭方法に関する。
臭気に対する意識の高まりから、消臭を目的としたケア用品が使用されている。ケア用品としては、例えば、液体の消臭剤組成物をトリガースプレー容器又はエアゾール容器に封入した製品が汎用されている。
しかし、液体の消臭剤組成物は、靴や靴下の臭気に対する消臭効果が低かった。
こうした問題に対して、靴等の消臭を目的とした粉末消臭剤組成物が提案されている(特許文献1〜4)。
特開昭61−276560号公報 特開昭62−101201号公報 特開平3−57455号公報 特開平6−218031号公報
粉末消臭剤組成物は、粒子径が小さいほど比表面積が大きくなり、消臭効果の向上を図れる。
しかしながら、粒子径を小さくすると、粉末消臭剤組成物の流動性が低下してしまう。また、粉末消臭剤組成物が分級して、消臭に有効な成分に偏りが生じると、消臭効果を充分に得られる時と得られない時とが生じる。
そこで、本発明は、流動性に優れ、かつ消臭効果をより高められる靴用又は靴下用の粉末消臭剤組成物を目的とする。
本発明は以下の態様を有する。
<1>ハイドロタルサイト様化合物及びその焼成物からなる群から選ばれる1種以上の化合物(A)を含み、体積平均粒子径が10〜500μmである、靴用又は靴下用の粉末消臭剤組成物。
<2>[積算体積90%時の粒子径D90]/[積算体積10%時の粒子径D10]で表される比が1.5〜35である、<1>に記載の靴用又は靴下用の粉末消臭剤組成物。
<3>前記(A)成分を含む造粒物を含む、<1>又は<2>に記載の靴用又は靴下用の粉末消臭剤組成物。
<4>前記(A)成分の含有量が1質量%以上である、<1>〜<3>のいずれかに記載の靴用又は靴下用の粉末消臭剤組成物。
<5>前記(A)成分以外の無機粉末及び粉末デキストリン(但し、シクロデキストリンを除く)からなる群から選ばれる少なくとも1種(B)をさらに含む、<1>〜<4>のいずれかに記載の靴用又は靴下用の粉末消臭剤組成物。
<6><1>〜<5>のいずれかに記載の靴用又は靴下用の粉末消臭剤組成物と、前記靴用又は靴下用の消臭剤組成物を収容した容器とを有する、容器入り粉末消臭剤組成物。
<7>前記容器は、上端に開口部を有する容器本体と、前記開口部を塞ぐ中栓とを有し、
前記中栓は、前記容器本体の内外を連通する1つ以上の貫通孔を有し、
前記容器を倒立し、前記容器本体内の前記靴用又は靴下用の粉末消臭剤組成物を前記貫通孔から前記容器本体外へ排出する、<6>に記載の容器入り粉末消臭剤組成物。
<8><1>〜<5>のいずれか一項に記載の靴用又は靴下用の粉末消臭剤組成物を、靴又は靴下に散布する、靴又は靴下の消臭方法。
本発明の靴用又は靴下用の粉末消臭剤組成物によれば、流動性に優れ、かつ消臭効果をより高められる。
本発明の一実施形態に係る容器の部分断面図である。
(靴用又は靴下用の粉末消臭剤組成物)
本発明の靴用又は靴下用の粉末消臭剤組成物(以下、単に粉末消臭剤組成物ということがある)は、ハイドロタルサイト様化合物及びその焼成物からなる群から選ばれる1種以上の化合物(A)((A)成分)を含有する。
粉末消臭剤組成物の含水量は、粉末消臭剤組成物の総量に対して、8質量%以下が好ましく、5質量%以下がより好ましい。なお、含水量の下限値は、通常、0質量%である。
粉末消臭剤組成物の体積平均粒子径は、10〜500μmであり、10〜250μmが好ましく、30〜100μmがより好ましい。平均粒子径が上記下限値以上であれば、粉体消臭剤組成物の流動性を高め、粉末消臭剤組成物が舞い上がるのを抑制できる。平均粒子径が上記上限値以下であれば、分級をより防止できる。さらに、靴を履いた時に、ざらざらとした不快感を抑制できる(即ち、使用感を良好にできる)。
体積平均粒子径は、レーザ回折式粒度分布測定装置(BECKMAN COULTER社製 LS 13 320)により測定される体積平均粒子径(D50)である。
粉末消臭剤組成物の積算体積10%時の粒子径D10は、1〜200μmが好ましく、10〜150μmがより好ましく、50〜100μmがさらに好ましい。D10が上記下限値以上であれば、発塵をより抑制できる。D10が上記上限値以下であれば、靴の中での粉末消臭剤組成物の広がりやすさをより高められる。
D10は、レーザ回折式粒度分布測定装置(BECKMAN COULTER社製 LS 13 320)を用い、乾式条件、体積濃度6%、サンプル量20mLで測定した際の10%到達時の粒子径である。
粉末消臭剤組成物の積算体積90%時の粒子径D90は、10〜500μmが好ましく、30〜250μmがより好ましく、50〜100μmがさらに好ましい。D90が上記下限値以上であれば、流動性をより高められる。D90が上記上限値以下であれば、使用感を良好にできる。
D90は、レーザ回折式粒度分布測定装置(BECKMAN COULTER社製 LS 13 320)を用い、乾式条件、体積濃度6%、サンプル量20mLで測定した際の90%到達時の粒子径である。
D90/D10で表される比(D90/D10比)は、1.5〜35が好ましく、3〜30が好ましく、5〜15がより好ましい。D90/D10比が小さい程、粒度分布がシャープであることを示す。D90/D10比が上記下限値以上であれば、流動性をより高められる。D90/D10比が上記上限値以下であれば、分級をより抑制できる。
粉末消臭剤組成物の嵩密度は、0.3〜1.0g/cmが好ましく、0.4〜0.8g/cmがより好ましい。嵩密度が上記下限値以上であれば、粉末消臭剤組成物の舞い上がりを抑制できる。嵩密度が上記上限値以下であれば、使用時の体積が大きくなり、消臭対象物の全体に粉が行きわたるため、消臭効果がさらに高まる。
嵩密度は、JIS K3362:1998に準拠して測定される。
<(A)成分>
(A)成分は、ハイドロタルサイト様化合物及びその焼成物からなる群から選ばれる1種以上の化合物である。(A)成分を含有することで、粉末消臭剤組成物は消臭効果を発揮する。
ハイドロタルサイト様化合物とは、例えば下記式(1)で表される層状複水酸化物である。
[M2+ 1−x3+ (OH)x+[(An− x/n)・mHO]x− ・・・(1)
式(1)中、M2+はMg2+、Ca2+、Zn2+、Co2+、Ni2+、Cu2+、Fe2+、Cr2+、Cd2+、Mn2+等の2価金属イオンであり、M3+はAl3+、Fe3+、Ni3+、Co3+、Mn3+、Cr3+等の3価金属イオンであり、An−はOH、Cl、CO 2−、SO 2−等のn価のアニオンである。xは、0より大きい数であり、0.10〜0.50が好ましく、0.20〜0.33がより好ましい。mは、0又は0より大きい数であり、0〜10が好ましく、0〜4がより好ましい。
ハイドロタルサイト様化合物の焼成物は、例えば下記一般式(2)で表すことができる複酸化物である。
2+ 1−x3+xO1+x/2 ・・・(2)
式(2)中、M2+、xは上記式(1)と同じである。
また、(A)成分としては、MgZnAl(OH)12CO・wHO、MgZnAl(OH)12CO等の亜鉛変性ハイドロタルサイト系化合物をもちいることもできる(wは実数である)。
(A)成分におけるMgO/Alで表されるモル比は、2.5〜6が好ましく、4〜6がより好ましい。
ハイドロタルサイト化合物としては、例えば、Mg4.5Al(OH)13CO・3.5HO、Mg4.5Al(OH)13CO、MgAl(OH)12CO・3.5HO、MgAl(OH)16CO・4HO、MgAl(OH)14CO・4HO、MgAl(OH)10CO・1.7HO等が挙げられる。市販品としては、商品名「DHT−4A」、「DHT−4A−2」、「DHT−4C」、「DHT−6」、「アルカマック<L>」、「アルカマック<B>」、「アルカマック<SH>」、「アルカマック<SN>」、「アルカマック<VF>」、「キョーワード500」、「キョーワード1000」、「キョーワード2000」、「キョーワード2100」、「キョーワード2200」、(いずれも協和化学工業社製)「STABIACE HT−1」、「STABIACE HT−7」、「STABIACE HT−P」(堺化学工業製)等が挙げられる。
(A)成分は、天然ハイドロタルサイトでもよいし、合成ハイドロタルサイトでもよい。また、(A)成分の素材は、ハイドロタルサイトのみならず、ハイドロタルサイトの焼成物からなる無機化合物、この無機化合物が酸性基及び塩基性基を有する金属塩に担持した金属複合体を含む。
消臭効果をより高める観点から、(A)成分は焼成物又は焼成物からなる化合物が好ましい。
これらの(A)成分は、1種単独でもよいし、2種以上の組み合わせでもよい。
(A)成分は、粉末消臭剤組成物中で、独立した粒子として存在してもよいし、単独又は他の成分との造粒物の粒子として存在してもよい。
(A)成分の粒子の群又は(A)成分を含む造粒物の粒子の群(以下、「(A)成分含有粒子群)ということがある)の体積平均粒子径は、300μm未満が好ましく、200μm未満がより好ましく、100μm未満がさらに好ましい。(A)成分含有粒子群の体積平均粒子径が上記上限値未満であれば、粉末消臭剤組成物の消臭効果をさらに高められる。
(A)成分含有粒子群の体積平均粒子径は、1μm超が好ましく、10μm超がより好ましく、30μm超がさらに好ましい。(A)成分含有粒子群の体積平均粒子径が上記下限値超であれば、発塵をより良好に抑制できる。さらに、(A)成分含有粒子群の体積平均粒子径が上記下限値超であれば、粉末消臭剤組成物の流動性をさらに高められる。
(A)成分含有粒子群の体積平均粒子径の範囲は、1μm超300μm未満が好ましく、10μm超200μm未満がより好ましく、30μm超100μm未満がさらに好ましい。
また、(A)成分含有粒子の嵩密度は、0.1〜0.7g/cmが好ましい。
粉末消臭剤組成物中の(A)成分の含有量は、粉末消臭剤組成物の総質量に対して、1質量%以上が好ましく、3〜50質量%がより好ましく、5〜30質量%がさらに好ましい。(A)成分の含有量が上記下限値以上であれば、粉末消臭剤組成物の消臭効果をさらに高められる。(A)成分の含有量が上記上限値以下であれば、粉末消臭剤組成物の流動性をさらに高められる。
粉末消臭剤組成物中の(A)成分含有粒子群の含有量は、粉末消臭剤組成物の総質量に対して、1〜50質量%がより好ましく、3〜30質量%がさらに好ましい。(A)成分含有粒子群の含有量が上記下限値以上であれば、粉末消臭剤組成物の消臭効果をさらに高められる。(A)成分含有粒子群の含有量が上記上限値以下であれば、粉末消臭剤組成物の流動性をさらに高められる。
<(B)成分>
(B)成分は、(A)成分以外の無機粉末((b1)成分)及び粉末デキストリン(但し、シクロデキストリンを除く)((b2)成分)からなる群から選ばれる1種以上の粉末である。(B)成分を含有することで、粉末消臭剤組成物が固化するのをより良好に抑制できる。
(b1)成分としては、例えば、粉末鉱物((b1−1)成分)、無機顔料((b1−2)成分)、機能性無機粉末及びその他無機粉末((b1−3)成分)が挙げられる。
(b1−1)成分としては、タルク、ボーキサイト、ケロライト、パイロフィライト、ウィレムサイト、ピメライト、パイメロフィライト、サポナイト、ヘクトライト、ソーコナイト、モンモリロナイト、バイデライト、ノントロナイト、カオリナイト、ディカイト、リザーダイト、カオリン、セリサイト、銀担持ゼオライト、白雲母、金雲母、紅雲母、黒雲母、リチア雲母、脆雲母、バーミキュライト、シリカ、多孔質シリカ、ゼオライト、焼セッコウ、フッ素アパタイト、ヒドロキシアパタイト、鉛白、リトポン、二酸化チタン、酸化亜鉛、酸化銀、酸化チタン、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化鉄、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、水酸化クロム、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸カリウム、炭酸カルシウム、セスキ炭酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、硫酸ナトリウム、硫酸カリウム、塩化ナトリウム、塩化カルシウム、水酸化カルシウム、珪酸ナトリウム、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、トリポリリン酸ナトリウム、ピロリン酸ナトリウム、リン酸2水素ナトリウム、硫酸バリウム等が挙げられる。
(b1−2)成分としては、セラミックパウダー、カーボン等が挙げられる。
等が挙げられる。
(b2)成分としては、でんぷん、マルトデキストリン、粉飴等が挙げられる。
(B)成分としては、pH6〜12を示す成分が好ましく、pH8〜11の成分がより好ましい。(B)成分のpHが上記下限値以上であれば、粉末消臭剤組成物の消臭効果をさらに高められる。(B)成分のpHが上記上限値以下であれば、皮膚への刺激をより低減できる。
(B)成分のpHは、1質量%濃度の水溶液又は水分散液を25℃とし、pHメーター(製品名:HM−25R、東亜ディーケーケー株式会社製)により測定される値である。
(B)成分は、(b1)成分を含むことが好ましく、(b1−1)成分を含むことがより好ましく、タルク、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、セスキ炭酸ナトリウム、炭酸カルシウム、炭酸ナトリウムを含むことがさらに好ましい。
これらの(B)成分は、1種単独でもよいし、2種以上の組み合わせでもよい。
(B)成分は、粉末消臭剤組成物中で、独立した粒子として存在していてもよいし、(B)成分と他の成分との造粒物として存在してもよい。(B)成分が造粒物として存在する場合、(B)成分は(A)成分と共に造粒されていてもよい。
(B)成分の粒子の群又は(B)成分を含む粒子の群(但し、(A)成分含有粒子群を除く)(以下、総じて「(B)成分含有粒子群」ということがある)の体積平均粒子径は、例えば、10〜500μmが好ましく、25〜300μmがより好ましく、50〜100μmがさらに好ましい。体積平均粒子径が上記下限値以上であれば、粉末消臭剤組成物が舞い上がるのを抑制できる。体積平均粒子径が上記上限値以下であれば、比表面積が大きくなるため、粉末消臭剤組成物の消臭効果をさらに高められ、使用感を良好にできる。
また、(B)成分含有粒子群の嵩密度は、0.3〜1.0g/cmが好ましい。
粉末消臭剤組成物中の(B)成分の含有量は、粉末消臭剤組成物の総質量に対して、20〜96質量%が好ましく、50〜90質量%がより好ましい。(B)成分の含有量が上記下限値以上であれば、粉体消臭剤組成物の流動性をさらに高められる。(B)成分の含有量が上記上限値以下であれば、消臭効果をさらに高められる。
(A)成分/(B)成分で表される質量比(A/B比)は、0.01〜4が好ましく、0.03〜1がより好ましく、0.05〜0.5がさらに好ましい。A/B比が上記範囲内であれば、消臭効果をさらに高め、流動性をさらに高められる。
(A)成分のハイドロタルサイトは、粒子径が小さいほど、重量あたりの消臭性能が高くなり、少量で消臭効果を得ることができる。(A)成分の粒子径が小さいと、舞い上がりやすく、靴の側面や上面に付着するために、ハイドロタルサイトを靴底全体に広げるのは困難になる。そこで、粒子径の小さい(A)成分含有粒子群と(A)成分含有粒子群よりも粒子径の大きい(B)成分含有粒子群を混合して、体積平均粒子径を10〜500μmにすることで、粉末消臭剤組成物は、靴底全体に広がりやすく、消臭効果をより高められる。
[(A)成分の体積平均粒子径]/[(B)成分の体積平均粒子径]で表される粒子径比(A粒子径/B粒子径比)は、0.01〜10が好ましく、0.05〜1がより好ましい。A粒子径/B粒子径比が上記範囲内であれば、消臭効果をさらに高め、分級をより良好に抑制できる。
また、[(A)成分含有粒子群の嵩密度]/[(B)成分含有粒子群の嵩密度]で表される嵩密度比は、0.2〜5が好ましい。
粉末消臭剤組成物中の(A)成分と(B)成分との合計量は、粉末消臭剤組成物の総量に対して、50〜100質量%が好ましく、70〜100質量%がより好ましい。
<任意成分>
粉末消臭剤組成物は、(A)〜(B)成分以外の任意成分を含有できる。
任意成分としては、香料((C)成分)、消臭剤、除菌剤及び抗菌剤から選ばれる少なくとも1種の有機化合物((D)成分)、高分子ポリマー、染料、顔料等が挙げられる。
≪(C)成分≫
(C)成分としては、粉末香料又は液体香料のいずれでもよい。(C)成分の成分は、所望する香気を勘案して適宜決定される。
粉末香料としては、賦形剤を含む水分散液に香料成分を混合し、これを乳化した後、噴霧乾燥によって粉末化した粉末香料が挙げられる。賦形剤としては、デキストリン、トレハロース、シクロデキストリン、オクテニルコハク酸でんぷんナトリウム、でんぷん、でんぷん誘導体、硫酸ナトリウム等が挙げられる。
粉末香料中の香料成分の含有量は、粉末香料の総質量に対して、10質量%以上が好ましく、15質量%以上がより好ましい。粉末香料中の香料成分の含有量が上記下限値以上であれば、より良好に香気を発する。粉末香料中の香料成分の含有量の上限値は、粉末香料の総質量に対して、実質的に60質量%以下である。
粉末香料の体積平均粒子径は、10〜300μmが好ましく、20〜100μmがより好ましい。体積平均粒子径が上記範囲であれば、分級をより良好に防止できる。加えて、体積平均粒子径が上記範囲内であれば、粉末消臭剤組成物を散布した靴を履いている間に粉末香料の粒子が壊れて、より良好に香気を発する。
粉末消臭剤組成物中の(C)成分の含有量は、(C)成分の種類や所望する香りの強さ等を勘案して適宜決定される。例えば、粉末香料であれば、粉末消臭剤組成物の総質量に対する粉末香料の含有量は、1〜20質量%が好ましく、3〜10質量%がより好ましい。
≪(D)成分≫
(D)成分としては、消臭効果、除菌効果又は抗菌効果を発揮する有機化合物であればよい。
消臭剤、除菌剤又は抗菌剤としては、ミョウバン、過炭酸ナトリウム、過ホウ酸ナトリウム、銀含有ゼオライト、酸化チタン、リン酸ジルコニウム、ジアミン誘導体、イミダゾール誘導体、ニトリル誘導体、イソチアゾール誘導体、高度分岐環状デキストリン、シクロデキストリン、四級アンモニウム塩(塩化ベンザルコニウム、ジデシルジメチルアンモニウムクロライド)、ダイクロサン、トリクロサン、ビス−(2−ピリジルチオ−1−オキシド)亜鉛、ポリヘキサメチレンビグアニジン塩酸塩、8−オキシキノリン、ポリリジン、塩酸クロロヘキシジン、1,3,5−トリアジン−1,3,5−トリエタノール、1,3,5−トリメチルヘキサヒドロ−1,3,5−トリアジン、イソプロピルメチルフェノール等が挙げられる。
高度分岐環状デキストリンとしては、内分岐環状構造部分と外分岐構造部分とを有する重合度が50〜10000の範囲にあるグルカンであって、内分岐環状構造部分はα−1,4−グルコシド結合とα−1,6−グルコシド結合とで形成される環状のグルカン鎖であり、外分岐構造部分は内分岐環状構造部分に結合した非環状のグルカン鎖であるデキストリンが挙げられる。高度分岐環状デキストリンとしては、クラスターデキストリン(グリコ栄養食品株式会社製)等が挙げられる。
これらの(D)成分は、1種単独でもよいし、2種以上の組み合わせでもよい。
粉末消臭剤組成物中の(D)成分の含有量は、粉末消臭剤組成物の総量に対して、0.001〜20質量%が好ましく、0.001〜10質量%がより好ましく、0.01〜10質量%がさらに好ましい。(D)成分の含有量が上記下限値以上であれば、粉末消臭剤組成物の消臭効果をさらに高められる。(D)成分の含有量が上記上限値以下であれば、吸湿を抑え、固化をより良好に抑制できる。
なお、(A)成分、(B)成分及び任意成分の合計量は、100質量%を超えない。
(製造方法)
粉末消臭剤組成物は、例えば、以下の製造方法により得られる。
例えば、(A)成分、(B)成分及び必要に応じて任意成分を粉体混合により混合する方法が挙げられる。この製造方法によれば、(A)成分、(B)成分等の各成分が独立した粒子で混在する。
また、例えば、(A)成分、(B)成分及び必要に応じて任意成分の一部又は全部を造粒する方法が挙げられる。造粒方法としては、特に限定されず、従来公知の流動層造粒、乾式造粒、湿式造粒等が挙げられる。この製造方法によれば、各成分の一部又は全部が混在した粒子を有する。
なお、(C)〜(D)成分が液体である場合、(C)〜(D)成分を噴霧することで、(C)〜(D)成分を粉末消臭剤組成物に配合できる。
(容器入り製品)
粉末消臭剤組成物は、容器に収容されて、容器入り粉末消臭剤組成物(容器入り製品)となる。
容器としては、例えば、スタンディングパウチ、注出孔を有するボトル、広口瓶、缶等、粉体を収容する公知の容器が挙げられる。中でも、注出孔を有するボトルが好ましい。
容器の一例について、図面を参照して説明する。
図1の容器1は、容器本体10と、蓋体20とを有する。
容器本体10は、有底円筒状の胴部12と、胴部12の上端から上方に向かい窄まる肩部14と、肩部14の上端から上方に延びる円筒状の口部16とを有する。口部16の上端には開口部11が形成されている。口部16の外周面には、ねじ山19が形成されている。
蓋体20は、中栓22と、上蓋24とを有する。中栓22と上蓋24とは、ヒンジ部23で接続されている。上蓋24は、ヒンジ部23を軸にして、F方向に回動できる。
中栓22は、円形の天壁部21aと、天壁部21aの周縁から下方に延びる円筒状の側壁部21bとを有する。側壁部21bの内面には、ねじ溝29が形成されている。ねじ溝29と、ねじ山19とが螺合して、中栓22が口部16に装着されている。即ち、中栓22は、開口部11を塞いでいる。
天壁部21aの下面(即ち、容器本体10の内部に向く面)には、円筒状の整流部28が設けられている。
天壁部21aの上面には、円筒状の注出部26が突き出している。注出部26は、整流部28の内方に位置している。注出部26の内部は、注出孔(貫通孔)27となっている。注出孔27は、容器本体10の内外を連通している。
上蓋24の内面には、円柱状の突起部25が設けられている。上蓋24と中栓22とを嵌め合わせた時に、突起部25は注出孔27に嵌め合わされる。
容器1の大きさは、特に限定されないが、内容量50〜200mLが好ましく、60〜100mLがより好ましい。また、胴部12の外径Rは、25〜50mmが好ましく、30〜40mmがより好ましい。このような大きさであれば、取り扱いが容易である。
注出孔27の内径rは、1〜10mmが好ましく、2〜8mmがより好ましく、3〜7mmがさらに好ましい。内径rが上記範囲内であれば、適量の粉末消臭剤組成物を振り出しやすい。
容器本体10の材料は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等の樹脂、ガラス、金属等が挙げられ、中でも、樹脂が好ましい。
蓋体20の材質は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等の樹脂が挙げられる。
(使用方法)
粉体消臭剤組成物の使用方法(即ち、靴又は靴下の消臭方法)は、靴又は靴下に粉体消臭剤組成物を散布する方法である。
粉体消臭剤組成物の使用方法の一例について、上述の容器入り粉体消臭剤組成物を例にして説明する。
まず、上蓋24を上方向に引き上げ、注出孔27を露出させる。容器本体10を把持し、容器1を倒立させて、注出孔27を下方に向ける。注出孔27を靴の内部、靴下の内部又は表面等の消臭対象物に向ける。容器1を倒立した状態で、容器1を上下に振り動かし、注出孔27から内容物(粉体消臭剤組成物)を振り出し、粉体消臭剤組成物を消臭対象物に散布する。このように、容器本体10内の粉末消臭剤組成物を注出孔27から排出し、粉末消臭剤組成物を消臭対象に散布する。粉末消臭剤組成物を靴の内部に散布した場合には、靴に振動を与えて、粉末消臭剤組成物を靴の内部に広げることが好ましい。
消臭対象物に粉末消臭剤組成物を散布した直後から24時間後において、消臭対象物を消臭する。
粉末消臭剤組成物の散布量は、消臭対象物の大きさ等を勘案して、適宜決定される。例えば、消臭対象物が靴であれば、片方の靴1つ当たり、0.3〜2gが好ましく、0.5〜1gがより好ましい。
上述の容器1の蓋体20は、いわゆるヒンジキャップであるが、本発明はこれに限定されない。蓋体は、上蓋と中栓とが螺合するものでもよい。
上述の中栓22は、突出した注出部26を有するが、本発明はこれに限定されず、中栓に貫通孔が形成されていればよい。加えて、貫通孔は、1つでもよいし、2つ以上でもよい。
上述の実施形態では、粉末消臭剤組成物を容器から消臭対象物に対して直接散布しているが、本発明はこれに限定されない。容器から粉末消臭剤組成物をスプーンに取り出し、スプーンで消臭対象物に粉末消臭剤組成物を散布してもよい。
(他の製品の形態)
本発明の粉末消臭剤組成物は、通気性を有する容器に封入されて、封入製品とされてもよい。通気性を有する容器としては、例えば、不織布を製袋してなる袋体等が挙げられる。封入製品の使用方法としては、封入製品を靴の内部に投入しておき、靴を履く時に、封入製品を靴から取り出す方法が挙げられる。
以下、実施例を示して本発明を詳細に説明するが、本発明は以下の記載によって限定されるものではない。
(使用原料)
<(A)成分>
・A−1:ハイドロタルサイト焼成物1(KW−2000、協和化学工業社製、平均粒子径23μm)。
・A−2:ハイドロタルサイト焼成物2(KW−2100、協和化学工業社製、平均粒子径6μm)。
<(B)成分>
・B−1:タルク1(タルク、林化成社製、体積平均粒子径7μm)。
・B−2:タルク2(ローズタルク、日本タルク社製、体積平均粒子径15μm)。
・B−3:タルク3(MS−KY、日本タルク社製、体積平均粒子径30μm)。
・B−4:重曹1(東ソー社製、体積平均粒子径73μm)。
・B−5:重曹2(ソルベイ社製重曹、体積平均粒子径255μm)。
・B−6:芒硝1(無水中性芒硝、四国化成社製、体積平均粒子径370μm)。
・B−7:芒硝2(芒硝顆粒、HANSHA社、体積平均粒子径910μm)。
・B−8:デキストリン(三和澱粉工業社、サンディック#185N、体積平均粒子径71μm)。
<(C)成分>
・C−1:粉末香料(FR−2685、長谷川香料社製、体積平均粒子径62μm)。
(評価方法)
<消臭効果>
イソ吉草酸(疑似悪臭)0.01質量%エタノール水溶液500μLを6cm×6cmの綿布に滴下し、一晩ドラフト内で放置したものを消臭対象品とした。各例の粉末消臭剤組成物0.2gを消臭対象品に散布し、その8時間後に臭気強度の官能評価を行った。官能評価は、5名のパネラが下記の判断基準に基づき行った。5名の判断結果の平均値を求め、評価基準に従って分類した。評価A〜Dを合格とした。
≪判断基準≫
1点:消臭効果が非常に高い。悪臭を全く感じない。
2点:消臭効果が高い。悪臭をほとんど感じない。
3点:消臭効果がやや高い。悪臭をやや感じる。
4点:消臭効果が低い。悪臭がほとんど低減しない。
5点:消臭効果が全くない。悪臭が低減しない。
≪評価基準≫
A:平均点が1点である。
B:平均点が1点超2点以下である。
C:平均点が2点超3点以下である。
D:平均点が3点超4点以下である。
E:平均点が4点超である。
<流動性>
靴に中敷(26cm)を入れ、各例の粉末消臭剤組成物1gを中敷に乗せた。靴のつま先部分を下方45°に向け、靴を3回叩いて振動を与え、その際の粉末消臭剤組成物の広がり方を目視で観察した。観察結果を下記評価基準に分類し、流動性を評価した。評価A〜Cを合格とした。
≪評価基準≫
A:中敷全体に均一に広がる。
B:中敷の一部に広がらない部分がある。
C:中敷の一部にしか広がらない。
D:全く広がらない。
<分級>
各例の粉末消臭剤組成物50gをボトル容器(容量80mL、口径4mm)に収容し、これに振動試験(JIS Z0232−2004)を行った。振動試験後にボトル容器から粉末消臭剤組成物を徐々に排出した。排出し始めの粉末消臭剤組成物3gを初期排出サンプルとした。排出し終える直前の粉末消臭剤組成物3gを最終排出サンプルとした。初期排出サンプル及び最終排出サンプルについて、それぞれハイドロタルサイトの含有量を定量した。初期排出サンプル中のハイドロタルサイトの含有量をX、最終排出サンプル中のハイドロタルサイトの含有量をYとした。X/Yで表される分級比を求め、下記評価基準に従って評価した。評価A〜Cを合格とした。
≪評価基準≫
A:分級していない(0.95<X/Y<1.05)。
B:わずかに分級している(0.6<X/Y≦0.95又は1.05≦X/Y<1.4)。
C:少し分級している(0.4<X/Y≦0.6又は1.4≦X/Y<1.6)。
D:著しく分級している(0.4≧X/Y又は1.6≦X/Y)。
≪ハイドロタルサイトの定量方法≫
200mLビーカーに粉末消臭剤組成物約1g(試料質量)を精秤し、これにイオン交換水100mLを加え、5分間、撹拌溶解した。溶解後、ろ過器を用いて吸引ろ過し、残渣を105℃で30分間以上乾燥し、質量αを測定した。次に乾燥残渣を1M塩酸溶液で5分間、撹拌溶解し、上記同様にろ過器を用いて吸引ろ過した。イオン交換水で残渣をすすいだ後、残渣を105℃で30分間以上乾燥し、質量βを測定した。ハイドロタルサイトの含有量を下記式(H)により算出した。
ハイドロタルサイトの含有量=(質量α−質量β)÷ハイドロタルサイトの吸水量÷試料質量 ・・・(H)
[ハイドロタルサイトの吸水量は、(ハイドロタルサイトの25℃50%RHにおける質量)÷(ハイドロタルサイトの105℃乾燥後における質量)より算出した。]
<総合評価>
消臭効果、流動性、分級のいずれの評価も合格であるものを「A」とした。消臭効果、流動性、分級のいずれかが合格でないものを「B」とした。
(例1〜19)
表1〜2に示す組成に従い、(A)〜(C)成分を粉体で混合し、各例の粉末消臭剤組成物を得た。
各例の粉末消臭剤組成物ついて、消臭効果、流動性、分級を評価し、その結果を表中に示す。
なお、例2〜6、8〜16、18〜19は、実施例である。例1、7、17は比較例である。
実施例に記載の(A)成分の嵩密度は、0.2〜0.4g/cmであり、(B)成分の嵩密度は0.4〜1.3g/cmである。また、実施例に記載の組成物の[(A)成分含有粒子群の嵩密度]/[(B)成分含有粒子群の嵩密度]で表される嵩密度比は、0.15〜0.5である。
Figure 2021000254
Figure 2021000254
表1〜2に示すように、本発明を適用した例2〜6、8〜16、18〜19は、総合評価が「A」であった。
粉末消臭剤組成物の体積平均粒子径が7μmである例1、粉末消臭剤組成物の体積平均粒子径が6μmである例17は、流動性が「D」であった。
粉末消臭剤組成物の体積平均粒子径が870μmである例7は、分級が「D」であった。
以上の結果から、本発明を適用することで、粉末消臭剤組成物の流動性及び消臭効果の向上を図れることを確認できた。
1 容器、10 容器本体、11 開口部、20 蓋体、22 中栓、27 注出孔

Claims (8)

  1. ハイドロタルサイト様化合物及びその焼成物からなる群から選ばれる1種以上の化合物(A)を含み、体積平均粒子径が10〜500μmである、靴用又は靴下用の粉末消臭剤組成物。
  2. [積算体積90%時の粒子径D90]/[積算体積10%時の粒子径D10]で表される比が1.5〜35である、請求項1に記載の靴用又は靴下用の粉末消臭剤組成物。
  3. 前記(A)成分を含む造粒物を含む、請求項1又は2に記載の靴用又は靴下用の粉末消臭剤組成物。
  4. 前記(A)成分の含有量が1質量%以上である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の靴用又は靴下用の粉末消臭剤組成物。
  5. 前記(A)成分以外の無機粉末及び粉末デキストリン(但し、シクロデキストリンを除く)からなる群から選ばれる少なくとも1種(B)をさらに含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の靴用又は靴下用の粉末消臭剤組成物。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の靴用又は靴下用の粉末消臭剤組成物と、前記靴用又は靴下用の消臭剤組成物を収容した容器とを有する、容器入り粉末消臭剤組成物。
  7. 前記容器は、上端に開口部を有する容器本体と、前記開口部を塞ぐ中栓とを有し、
    前記中栓は、前記容器本体の内外を連通する1つ以上の貫通孔を有し、
    前記容器を倒立し、前記容器本体内の前記靴用又は靴下用の粉末消臭剤組成物を前記貫通孔から前記容器本体外へ排出する、請求項6に記載の容器入り粉末消臭剤組成物。
  8. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の靴用又は靴下用の粉末消臭剤組成物を、靴又は靴下に散布する、靴又は靴下の消臭方法。
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