JPH0954456A - 骨炭材およびアパタイト材 ならびに骨灰からアパタイトを抽出する方法 - Google Patents

骨炭材およびアパタイト材 ならびに骨灰からアパタイトを抽出する方法

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JPH0954456A
JPH0954456A JP7267440A JP26744095A JPH0954456A JP H0954456 A JPH0954456 A JP H0954456A JP 7267440 A JP7267440 A JP 7267440A JP 26744095 A JP26744095 A JP 26744095A JP H0954456 A JPH0954456 A JP H0954456A
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hydroxyapatite
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Hideo Namiki
秀男 並木
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Frontier Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 骨炭の酸アルカリ処理から安価に得られる活
性炭とヒドロキシアパタイトの有効利用を図る。 【解決手段】 骨炭を粉状にして活性炭をトナーとして
利用し、基紙上にヒドロキシアパタイトを含有する塗被
層を設けてインクジェット記録用紙とし、基紙上にアパ
タイトを付着せしめて印刷用紙とし、基材上に骨炭から
抽出したアパタイトを含有する層を設けてパップ材と
し、またアパタイトを錆び止め材として利用し、あるい
は骨炭を遠赤外線発生材として利用し、さらにはアパタ
イトを調味料、石鹸、建築用材、フィルター材、活性炭
交換時期判定材に利用する。アパタイトは骨炭または骨
灰を酸・アルカリ処理して抽出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、牛・豚等の骨を蒸し焼
きにして得られる骨炭を用いた骨炭材および骨炭または
骨灰から抽出されるヒドロキシアパタイトを用いたアパ
タイト材ならびに骨灰からアパタイトを抽出する方法に
関する。
【0002】
【発明の背景】本件発明者は平成7年5月22日付の特
願平7−122867号で開示したように骨炭を粉状に
し、酸、アルカリ処理して純度の高いヒドロキシアパタ
イトを抽出することを見出すとともにこのヒドロキシア
パタイトの抽出工程中に炭素とヒドロキシアパタイトを
含む活性炭を抽出することを見出した。
【0003】すなわち、図1に示すように、畜産業から
生じた牛、豚の骨、あるいは水産業から生じた大きな魚
の骨、例えばマグロ等のヒドロキシアパタイトとコラー
ゲンを主成分とするいわゆる骨成分を回収集積し、蒸し
焼き炉で約1000℃で約10時間蒸し焼きにする(S
TEP1)。この蒸し焼きにより窒素化合物が蒸散し、
蒸し焼き炉から出した骨炭は活性炭(C)と、アパタイ
ト(リン酸カルシウム)と無機金属(Ca,K,Na)
からなる。この骨炭を粉砕機にかけ粉末にする(STE
P2)。この粉末はリン酸、カリ肥料としてそのまま肥
料となり得る。さらに、活性炭(C)は低分子有機物を
吸着し、アパタイトは高分子有機物を吸着するので、い
わゆるフィルターに利用可能である。すなわち、上下水
道の水浄化に有効である。また、必要に応じて水洗後、
アルカリ又は酸処理をすれば、タバコのフィルター、エ
ヤーフィルターにも利用できる。加えて建築材料、特に
カビ防止材として壁内に含ませてもよいし、医薬品とし
て例えば大腸癌に有効であるし、化粧品(パック)とし
ても使用可能である。
【0004】次に粉末骨炭の酸、アルカリ処理について
具体的に説明する。粉砕骨炭(16〜30メッシュ)を
1kg容器内に準備し、これに1NのHCl3リットル
を加えて30分攪拌した。
【0005】この混濁液は炭素とアパタイトからなる沈
殿物としての第1活性炭とアパタイトの含む上清とに分
かれ、この溶液を濾過することにより第1活性炭を取り
出す。一方、この上清を別に準備した1NのNaOHあ
るいはその中に0.1NのCa(OH)2 を含むアルカ
リ液中に注入する(STEP4)。このアルカリ液を静
置すると第1アパタイトが沈殿する。このときの上清は
中和して捨てられる。
【0006】前記第1活性炭には1NのHClを更に加
え(STEP5)、攪拌して静置すると、第2活性炭が
沈殿し、このときの上清をSTEP4と同じように1N
のNaOHあるいはその中に0.1NのCa(OH)2
を含むアルカリ液中に注入し(STEP6)、第2アパ
タイトを沈殿せしめるとともに濾過処理を経て上清を中
和して捨てる。このようにして第1活性炭および第1ア
パタイトよりも純度の高い第2活性炭および第2アパタ
イトを得る。更に第2活性炭を1NのHClを加えて
(STEP7)沈殿物としてより純度の高い第3活性炭
を得、一方上清をSTEP4,6と同じようにアルカリ
処理して(STEP8)、沈殿物としてより純度の高い
第3アパタイトを得、そのときの上清は中和して捨て
る。
【0007】なお、前記STEP3の前に、粉骨粉を予
め0.1NのHClで洗った後に(STEPX)STE
P3以下の処理を施せば、第1活性炭と第1アパタイト
でも実際に使用し得る純度となる。
【0008】このようにしてヒドロキシアパタイトと活
性炭は安価に大量に得られるので、これを有効利用を図
る必要が生じた。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明において
は、粉状骨炭を更に細かく粉砕して印刷用トナーとして
利用し、骨炭を遠赤外線発生材として利用し、また、印
刷用紙の基紙上にヒドロキシアパタイトを含有する塗被
層を形成することによりインクジェット記録用紙とし、
基紙上にアパタイトを付着せしめて印刷用紙とし、基材
上に骨炭または骨灰から抽出したアパタイトを含有する
層を設けてパップ材とし、アパタイトを錆び止め材に利
用し、さらに、アパタイトを調味料、石鹸、建築用材、
フィルター材に利用し、さらに、カートリッジ内に充填
された活性炭の処理流体下流側にヒドロキシアパタイト
の粉末層を設けることにより活性炭交換時期判定材とし
て利用するようにした。
【0010】また、本発明においては、動物の骨を焼成
して得られる骨灰を酸に溶解してなる溶液をアルカリ溶
液中に滴加して混合液とし、この混合液を静置すること
によりアパタイトを抽出するようにした。
【0011】骨炭はヒドロキシアパタイトを含むが、こ
のヒドロキシアパタイトは酸に溶解するので、紙上に細
かく粉砕した骨炭からなるトナーを付着せしめた後に紙
を酸に浸せばトナーは紙面から分離して紙上の文字、絵
等は消えて紙の再生が可能となる。
【0012】また、骨炭はいずれも導電体である炭素と
ヒドロキシアパタイトとを含有するので、骨炭を細かく
したものを用いて形成した導電線に電気を通せば遠赤外
線発生材として利用できる。
【0013】さらに、骨炭または骨灰から抽出されるヒ
ドロキシアパタイトは色が純白であるとともにインク吸
着能力が高いので、基紙上にヒドロキシアパタイトとバ
インダーとを含有する塗被層を設けてインクジェット記
録用紙とすれば、インクの滲みがなく、ドットの輪郭が
鮮明な画像が得られる。
【0014】また、ヒドロキシアパタイトは色が純白で
あるとともに酸に溶解することから、上白紙上にヒドロ
キシアパタイト層を形成してこのヒドロキシアパタイト
層上に印刷した上に、前記上白紙を塩酸に浸すとヒドロ
キシアパタイト層が溶解して文字等が消え上白紙の再生
が容易となる。
【0015】さらに、ヒドロキシアパタイトは蛋白質・
油脂等の高分子吸着能が高いので、例えば化粧品、パッ
プ材としてのアパタイトを付着せしめた紙を保護紙とし
て利用でき、女性のパッド材として生理用品にも応用で
きる。
【0016】また、鉄骨等にヒドロキシアパタイトをコ
ーティングすれば、錆止めとなる。さらに、ヒドロキシ
アパタイトはリン酸カルシウムを主成分とすることから
カルシウム源として食することができるとともに、味消
し作用・脱臭作用を有することから調味料に利用するこ
ともできる。
【0017】また、ヒドロキシアパタイトは身体の皮脂
成分・汚れを吸着することから、石鹸・液体ボディソー
プに含有させることにより洗浄効果を高めることができ
る。さらに、ヒドロキシアパタイトの吸着能力を利用す
れば、例えばたばこのフィルター等のフィルター材とし
て利用することができる。
【0018】さらにまた、骨炭から抽出されるヒドロキ
シアパタイトは、物質を吸着することにより次第に純白
から黄色に変色するので、色が変化しない一般の活性炭
と一緒に使用することによりカートリッジに充填された
活性炭の交換時期を判定するための活性炭交換時期判定
材としても利用することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
(A)骨灰の処理方法 上述の如く、図1に示すように、骨炭を酸・アルカリ処
理することにより活性炭とヒドロキシアパタイトが生成
されるが、牛、豚、マグロ等の動物の骨を酸素雰囲気下
で高温で焼くと骨灰が生成される。高温燃焼により骨中
の炭素はCO2となって失われることから、骨灰を粉砕
機により粉砕して粉骨灰とし、この粉骨灰に塩酸を加え
て撹拌すると、粉骨灰は塩酸中に溶解する。この液を別
に準備した苛性ソーダ(NaOH)あるいはその中に低
濃度の水酸化カルシウム(Ca(OH)2 )を含むアル
カリ液中に注入する。この混合液を静置すると、アパタ
イトが沈澱する。この沈澱したアパタイトを水で洗浄し
て製品とする。なお、骨灰は殆どがアパタイトであるの
で、粉骨灰を蒸溜水で洗っただけでも用途によってはあ
る程度使用に耐えるアパタイトが得られる。 (B)活性炭の用途 1)印刷用トナーとしての用途 図1における第1〜第3活性炭は炭素とヒドロキシアパ
タイトとからなり、これらは色が真黒であり、炭素を含
有するため帯電可能である。したがって、細粒化すれば
印刷用トナーとして利用可能である。
【0020】すなわち、図2において、紙1の表面に
は、印刷によりトナー2(第1〜第3活性炭)が付着さ
れている。この紙を塩酸(HCl)に浸すとトナー中の
ヒドロキシアパタイトが塩酸に溶解して紙面から離脱す
る。したがって、紙面からはトナーが離れて紙1の再生
時にトナーがなくなり、綺麗な再生紙が得られる。 2)遠赤外線発生材 上述した図1の第1〜第3活性炭は、導電体である炭素
とヒドロキシアパタイトとを含有するので、骨炭を粉状
にして固めることにより導電線とし、この導電線に電流
を流せば遠赤外線が発生する。 3)一般的な活性炭としての用途 図1の第1〜第3活性炭は、実験によれば、ヤシ殻等か
ら得られた一般の活性炭に比較して吸着能力が1/2程
度であるが、第1〜第3活性炭を、例えば一般の活性炭
のように水蒸気処理により賦活すれば、一般の活性炭と
しての応用が可能である。 (C)ヒドロキシアパタイトの用途 上述のように骨炭または骨灰から得られたヒドロキシア
パタイトは色が純白に近く、また種々の物質の吸着能
力、すなわち匂い、水分、油、蛋白質、核酸等の吸着能
力が高く、しかもリン酸カルシウムを主成分とすること
から種々の用途が考えられる。 1)インクジェット記録用紙の表面コート材 ヒドロキシアパタイトは、色が純白で、しかもインクに
対する吸着能力が他の物質に比較して著しく高いので、
インクジェット記録用紙の表面コート材に利用可能であ
る。
【0021】具体的には、基紙上に、少なくともヒドロ
キシアパタイトとバインダーとを含有する塗被層を設け
てインクジェット記録用紙とする。基紙については、特
に制限はなく、例えば砕木パルプ(GP)、亜硫酸パル
プ(SP)、クラフトパルプ(UKP)、セミケミカル
パルプ(SCP)、ケミグランドパルプ(CGP)等の
木材パルプと、顔料とを主成分とし、さらにサイズ剤、
紙力向上剤等の添加剤を配合して抄紙してなる原紙、さ
らにはポリビニルアルコール、澱粉等を用いてなるサイ
ズプレスやアンカーコート層を設けてなる原紙、あるい
はこれらのサイズプレスやアンカーコート層の上にコー
ト層を設けてなるアート紙、コート紙、キャストコート
紙等の塗工紙をいずれも好適に用いることができる。
【0022】塗被層は、少なくともヒドロキシアパタイ
トとバインダーとを含有する塗被組成物から構成されて
いる。前記ヒドロキシアパタイトは、インク吸収性を高
めるとともに、ドットの拡がりを抑制して滲みを少なく
する作用を有することから、塗被組成物の必須成分とし
て用いられる。
【0023】塗被組成物に含有されるバインダーとして
は、例えば、カゼイン、大豆蛋白、ゼラチン、デンプン
およびその誘導体、ポリビニルアルコールおよびその誘
導体、スチレン−ブタジエン共重合体、カルボキシメチ
ルセルロース等のセルロース誘導体、アクリル系重合体
ラテックス、エチレン酢酸ビニル共重合体等のビニル系
重合体ラテックス、メラミン樹脂等の熱硬化性樹脂の水
性接着剤、ポリウレタン樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル
コポリマー、不飽和ポリエステル等の合成樹脂系接着剤
などが挙げられる。
【0024】これらのバインダーはいずれか1種を単独
で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよ
い。前記ヒドロキシアパタイトに対する前記バインダー
の配合割合は、インクジェット記録用紙の用途や目的に
応じて適宜に決定することができる。
【0025】前記塗被組成物は、ヒドロキシアパタイト
およびバインダーとともに各種顔料を含有していてもよ
い。この顔料としては白色顔料が好ましく、具体的に
は、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、カオリン、硫
酸カルシウム、二酸化チタン、酸化亜鉛、合成非晶質シ
リカ、コロイダルシリカ、水酸化マグネシウム等の無機
顔料;アクリル系プラスチックピグメント、スチレン系
プラスチックピグメント、尿素樹脂等の有機顔料が挙げ
られる。
【0026】さらに、前記塗被組成物は、例えば、増粘
剤、顔料分散剤、紫外線吸収剤、発泡剤、離型剤、螢光
増白剤、防腐剤、防バイ剤、消泡剤などの各種添加剤を
含有していてもよい。
【0027】前記塗被組成物は、例えばブレードコー
タ、ロールコータ、エアーナイフコータ、バーコータ等
の各種装置を使用して前記基紙上に塗布することができ
る。また、前記塗被組成物の塗布後に、例えばカレンダ
ー処理を行って塗被層の平坦化仕上げを行ってもよい。 2)上白紙の表面コート材 図3においては、表面につやのある上白紙の基材3上に
は図1の前記第1〜第3アパタイトを溶融させて付着形
成したアパタイト層4が形成され、このアパタイト層4
上にトナー、インキ2等が付着されている。この場合に
おいて、前記上白紙を塩酸液に漬けると前記アパタイト
層4が溶融してトナー、インキ2等が基材から分離し、
上白紙の再生が容易となる。 3)パット材 ヒドロキシアパタイトは蛋白油脂等の吸着力が高く、し
かも色が白いので女性が化粧時に使用するパット材とし
て使用することができる。
【0028】また、図4に示すように布、あるいは紙5
等の表面に粉状又は均一層上のアパタイト層6を形成し
たものを牛肉、魚肉等の表面に付着せしめれば、上述の
ヒドロキシアパタイトが有する優れた吸着力により血液
等を吸着し新鮮度を維持できる。さらに、女性の生理用
品あるいはダイアパーとして不織布等が用いられている
が、この不織布等にヒドロキアパタイトを混入させれ
ば、血液等の蛋白質あるいは匂い等を吸着するので有用
である。ヒドロキシアパタイトを不織布等に混入させる
には、不織布等を製造する際にヒドロキシアパタイトの
スラリーあるいは懸濁液を作り、このスラリーあるいは
懸濁液中に不織布等を浸漬せしめてもよい。4)錆び止
め材 上述のヒドロキシアパタイトを通した水は鉄を錆びさせ
る性質を弱めることが発見された。
【0029】すなわち、一般の濾紙の上にヒドロキシア
パタイト粉末を載せ、その上から水を通して濾過させた
水に鉄製クリップを浸漬したものと、単に濾紙を通過さ
せただけの水に鉄製クリップを浸漬したものとを比較し
たところ、ヒドロキシアパタイトを通した水中のクリッ
プは2〜3日迄は錆びが全く発生しないのに対し、単に
濾紙を通過させただけの水中のクリップは1日経過後か
ら錆びが発生し、3〜4日経過した場合には著しい差が
現われた。これは、ヒドロキシアパタイト中のリン酸が
金属の錆び止めの作用を果たし、ヒドロキシアパタイト
中のリン酸が水中に溶け出すためと思われる。
【0030】したがって、鉄骨等をヒドロキシアパタイ
トの懸濁液中に浸漬してその表面上にヒドロキシアパタ
イトをコーティングすれば、鉄錆びの発生を有効に防止
することができる。また、自動車等のボディのコーテイ
ング剤にヒドロキシアパタイトを添加すれば、ヒドロキ
シアパタイトを通して水分が鉄に接触することとなるの
で、コーティングされた鉄が錆びにくくなり、耐久性が
向上する。
【0031】また、使用済みの工具等の錆び止めとして
従来より使用している油の代わりにヒドロキシアパタイ
トの懸濁液を使用済みの工具等に塗布すれば、工具等が
べとつかず、しかも錆び止めとなるので、次に工具を使
用する場合の処理が簡単になる。塗布手段としては、噴
射装置によりヒドロキシアパタイトの懸濁液を工具等に
付着せしめるか、懸濁液中に工具等を浸漬して該工具等
にヒドロキシアパタイトの懸濁液を付着せしめればよ
い。
【0032】また、ヒドロキシアパタイトを懸濁させた
水中に手術後のメス等の医療器具を漬けておけば、短時
間の錆びの発生を有効に防止することができる。さら
に、病院等において、ヒドロキシアパタイトで濾過した
水を使用すれば、導水管あるいは水を使用する種々の装
置の内部の錆び発生を有効に防止して使用期間を著しく
延ばすことが可能となる。 5)食用用途(カルシウム源、味消し・臭み取り材) ヒドロキシアパタイトはリン酸カルシウムを多量に含む
ので、これはカルシウム源となり、粉末状のものを食品
にふりかけて食すると、意識しないうちにカルシウムが
補給されることになる。特にセルロースを加えると、健
康カルシウム源として有用となる。
【0033】また、ヒドロキシアパタイトは脱臭効果が
あるので、例えばジンギスカン料理等にふりかけると臭
みをとることができ、ジンギスカン料理の肉(羊肉)を
ヒドロキシアパタイトの粉末中に入れておくと、その匂
いが消える。また、例えばタイ米等の臭みがあるものを
調理する時にヒドロキシアパタイトを添加すると、臭み
のない出来上がりとなる。さらに、食物の味が濃すぎる
ような場合には、その食物にヒドロキシアパタイトを添
加すれば、味消しの作用を果たし、また味が薄くなる。
さらにまた、ガムにヒドロキシアパタイトを混入すれ
ば、ヒドロキシアパタイトが口臭をとるので、口臭消し
ガムとなる。
【0034】さらに、ヒドロキシアパタイトはかび防止
機能を有することから、餅等に混入すれば、かびの発生
を有効に防止することができる。 6)薬用用途 ヒドロキシアパタイトは油脂等をも吸着するので、石
鹸、液体ボディソープ等にヒドロキシアパタイトを混入
すれば、身体の皮脂分を吸着し、薬用石鹸、液体ボディ
ソープとして使用可能であり、水虫の菌などをも吸着し
たり、水分を吸着するので、水虫の薬としても有用であ
る。また、ヒドロキアパタイトの粉末は、わきの下の臭
い取りにもなるし、汚れが沈着して皮膚が黒くなる現
象、例えば乳首が黒くなったり、下着の跡がついたりし
たところにヒドロキシアパタイトの粉末をつければ、身
体の汚れを吸着するので黒くなった部分の汚れが取れる
ことになる。さらに、ヒドロキシアパタイトの粉末もし
くは懸濁液をにきびにつければ、にきび消しにもなる。
さらにまた、匂いや苦味が強くて飲みにくい薬にヒドロ
キシアパタイトの粉末を混入したり、あるいはその粉末
で薬の表面を被うようにすれば、匂いや苦みが消えるの
で薬が飲み易くなる。 7)建築用材 ヒドロキアパタイトは匂いの吸着能力が高く、しかも色
が白いので、壁材、天井材として使用すれば、匂いを吸
着するので、例えば病院等の壁や天井等の形成材にヒド
ロキシアパタイト粉末を混入しておけば、この粉末が匂
いを吸着し、壁や天井が薬臭くなることが防止され快適
である。また、トイレ等の匂いのある場所の壁材、天井
材としても好適である。
【0035】そして、ヒドロキシアパタイトは水分も吸
着するので、カビ防止材としても機能し、湿気の多い場
所にも使用可能である。また、ペンキ等の塗工液中にヒ
ドロキシアパタイトを混入させて、壁や天井の表面に新
たに塗工膜を設けてもよい。
【0036】さらに、ヒドロキシアパタイトは細菌をも
吸着することから、ヒドロキシアパタイトを用いてなる
建築用材は院内感染の防止にも有効である。 8)たばこのフィルター材等 たばこのフィルター中に、活性炭の代わりにヒドロキシ
アパタイトの粉末を混入すれば、タールを有効に取り除
いて害の少ないたばことなる。なお、細かく刻んだたば
この葉とアパタイト粉末とを混合したものを巻たばこと
すれば、アパタイト粉末にタールがほぼ完全に吸着され
るので、無味または僅かな味のするたばこを作ることが
できる。また、たばこの葉中にヒドロキシアパタイトの
粉末を混入すると、ヒドロキシアパタイト粉末は燃えな
いので、たばこの燃焼時間を長くすることができるばか
りではなく、ヒドロキシアパタイトの含有量を調節する
ことによりタール分をコントロールすることができる。
【0037】さらに、コーヒーの濾紙中にヒドロキシア
パタイトを混入させれば、ヒドロキシアパタイトが渋味
等の味を吸着し、安価なコーヒーであってもその味をま
ろやかなものにすることができる。 9)活性炭交換時期判定材 一般に活性炭はカートリッジ内に入れられて使用される
ことが多く、色が黒いため長い使用時間が経過してもそ
の能力の低下が不明であり、交換時期が不明である。
【0038】そこで、図5に示すように、カートリッジ
10内の活性炭の処理流体の下流側にヒドロキシアパタ
イト粉末層13を充填し、その充填部に対向するカート
リッジケースに窓11を設ける。この窓11からは、ヒ
ドロキシアパタイトの色を判別することができる。この
窓11の近傍には、色インジケータ12が形成され、こ
のインジケータ12の色とヒドロキシアパタイトの色と
がほぼ等しくなった時にカートリッジ10を交換するよ
うにする。ヒドロキシアパタイトは粉末は純白であり、
使用していると次第に黄ばんでくるので、その色によっ
て吸着能力の低下が感知できるのである。
【0039】
【実施例】実施例1 インクジェット用黒インク(パイロット株式会社製SIJ-
CA-1)を水で希釈して0.5%水溶液を調製し、これを
インク原液とした。このインク原液を蒸溜水で15倍に
希釈してインク試験液とし、この試験液の吸光度を測定
したところ0.3676であった。
【0040】一方、牛骨を蒸し焼きにしてなる骨炭を塩
酸溶液(濃度1N)中に加えて溶解させ、その後、この
溶液を水酸化ナトリウム溶液(濃度1N)中に滴加し
て、この混合溶液を静置することにより白色の天然アパ
タイトを抽出した。
【0041】次いで、前記インク試験液20ml中に、
前記天然アパタイト0.5gを加えて30分間振とうし
た後、このインク原液を濾紙に通し、さらにミリポアフ
ィルター(ポアサイズ0.2μm)を通して天然アパタ
イトを除去した試験液の吸光度を測定した。その結果、
この試験液の吸光度は0.0515であった。
【0042】ここで、吸光度をA、吸収物質のモル吸光
係数をε、濃度をc、物質層の厚みをlとすると、ラン
ベルト−ベールの法則(A=εcl)から吸光度Aと濃
度cとは比例関係にあるから天然アパタイトのインク吸
着能力は、次式で算出される。 すなわち、[(0.3676
−0.0515)/0.3676]×100=86.0(%) これより、天然アパタイト0.5gにより約86%のイ
ンクが吸着されたことがわかる。実施例2 前記実施例1において、天然アパタイトに代えて合成ア
パタイト(株式会社アドバンス製)を用いたほかは、前
記実施例1と同様にしてインク試験液の吸光度を測定し
た。
【0043】その結果、合成アパタイト添加処理後のイ
ンク試験液の吸光度は0.1954であった。以上よ
り、合成アパタイトのインク吸着能力は次式で算出され
る。
【0044】すなわち、[(0.3676−0.1954)/0.367
6]×100=46.8(%) これより、合成アパタイト0.5gにより約47%のイ
ンクが吸着されたことがわかる。実施例3 前記実施例1において、天然アパタイトに代えて試薬ア
パタイト(関東化学株式会社製)を用いたほかは、前記
実施例1と同様にしてインク試験液の吸光度を測定し
た。
【0045】その結果、試薬アパタイト添加処理後のイ
ンク試験液の吸光度は0.2227であった。以上よ
り、試薬アパタイトのインク吸着能力は次式で算出され
る。
【0046】すなわち、[(0.3676−0.2227)/0.367
6]×100=39.4(%) これより、試薬アパタイト0.5gにより約39%のイ
ンクが吸着されたことがわかる。比較例1 前記実施例1において、天然アパタイトに代えて試薬二
酸化珪素SiO2 を用いたほかは、前記実施例1と同様
にしてインク試験液の吸光度を測定した。
【0047】その結果、SiO2 添加処理後のインク試
験液の吸光度は0.3454であった。以上より、Si
2 のインク吸着能力は次式で算出される。
【0048】すなわち、[(0.3676−0.3454)/0.367
6]×100=6.0(%) これより、SiO2 0.5gにより約6%のインクが吸
着されたことがわかる。比較例2 前記実施例1において、天然アパタイトに代えて非晶質
シリカ(水沢化学株式会社製ミズカシルP−78D)を
用いたほかは、前記実施例1と同様にしてインク試験液
の吸光度を測定した。
【0049】その結果、非晶質シリカ添加処理後のイン
ク試験液の吸光度は0.3404であった。以上より、
非晶質シリカのインク吸着能力は次式で算出される。
【0050】すなわち、[(0.3676−0.3404)/0.367
6]×100=7.4(%) これより、非晶質シリカ0.5gにより約7%のインク
が吸着されたことがわかる。比較例3 前記実施例1において、天然アパタイトに代えて未焼成
牛骨粉を用いたほかは、前記実施例1と同様にしてイン
ク試験液の吸光度を測定した。
【0051】その結果、未焼成牛骨粉添加処理後のイン
ク試験液の吸光度は0.3209であった。以上より、
未焼成牛骨粉のインク吸着能力は次式で算出される。
【0052】すなわち、[(0.3676−0.3209)/0.367
6]×100=12.7(%) これより、未焼成牛骨粉0.5gにより約13%のイン
クが吸着されたことがわかる。比較例4 前記実施例1において、天然アパタイトに代えて未焼成
豚骨粉を用いたほかは、前記実施例1と同様にしてイン
ク試験液の吸光度を測定した。
【0053】その結果、未焼成豚骨粉添加処理後のイン
ク試験液の吸光度は0.3218であった。以上より、
未焼成牛骨粉のインク吸着能力は次式で算出される。
【0054】すなわち、[(0.3676−0.3218)/0.367
6]×100=12.4(%) これより、未焼成豚骨粉0.5gにより約12%のイン
クが吸着されたことがわかる。比較例5 前記実施例1において、天然アパタイトに代えて食用骨
粉を用いたほかは、前記実施例1と同様にしてインク試
験液の吸光度を測定した。
【0055】その結果、食用骨粉添加処理後のインク試
験液の吸光度は0.2939であった。以上より、食用
骨粉のインク吸着能力は次式で算出される。
【0056】すなわち、[(0.3676−0.2939)/0.367
6]×100=20.0(%) これより、食用骨粉0.5gにより約20%のインクが
吸着されたことがわかる。比較例6 前記実施例1において、天然アパタイトに代えて豚骨灰
を用いたほかは、前記実施例1と同様にしてインク試験
液の吸光度を測定した。
【0057】その結果、豚骨灰添加処理後のインク試験
液の吸光度は0.2649であった。 以上より、豚骨
灰のインク吸着能力は次式で算出される。すなわち、
[(0.3676−0.2649)/0.3676]×100=27.9
(%) これより、豚骨灰0.5gにより約28%のインクが吸
着されたことがわかる
【0058】。
【発明の効果】本発明の骨炭材およびアパタイト材は、
ヒドロキシアパタイトが有する優れた吸着能力、酸に対
する溶解性を利用して印刷用トナー、あるいは骨炭の導
電性を利用して導電線とすれば、遠赤外線発生材として
利用でき、またヒドロキシアパタイトが有する種々の性
質を利用してインクジェット記録用紙の塗被層成分、印
刷用紙上の表面コート材、パップ材、錆び止め材として
利用でき、また、石鹸、建築用材、フィルター材、活性
炭交換時期判定材としても利用できるという効果を奏す
る。また、本発明のアパタイトの抽出方法は、従来、産
業廃棄物として処理されていた牛や豚の骨を原料として
骨炭または骨灰から簡単な設備で効率良く、優れた特性
を有するアパタイトを得ることができるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】アパタイトと活性炭を骨炭から抽出する工程図
である。
【図2】印刷用紙の断面図である。
【図3】印刷した上白紙の断面図である。
【図4】パップ材を付着した平板上材料の断面図であ
る。
【図5】活性炭交換時期判定材を備える活性炭カートリ
ッジの説明図である。
【符号の説明】
1…紙 2…トナー 3…基材 4…アパタイト層 5…基材 6…アパタイト層 13…ヒドロキシアパタイトの粉末層

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 骨炭を粉状にしてなる印刷用トナー。
  2. 【請求項2】 骨炭からなる遠赤外線発生材。
  3. 【請求項3】 基紙上に、アパタイトとバインダーとを
    含有する塗被層を設けてなるインクジェット記録用紙。
  4. 【請求項4】 基紙上にアパタイトを付着せしめた印刷
    用紙。
  5. 【請求項5】 基材上に骨炭または骨灰から抽出したア
    パタイトを含有する層を設けてなるパップ材。
  6. 【請求項6】 アパタイトを用いてなる錆び止め材
  7. 【請求項7】 アパタイトを含有する調味料。
  8. 【請求項8】 アパタイトを含有する石鹸。
  9. 【請求項9】 アパタイトを用いてなる建築用材。
  10. 【請求項10】 アパタイトを用いてなるフィルター
    材。
  11. 【請求項11】 カートリッジ内に充填された活性炭の
    処理流体下流側に装着されるヒドロキシアパタイトの粉
    末層からなり、前記カートリッジに設けられた窓から観
    測される色の変化を前記カートリッジに設けた色インジ
    ケータと比較することにより活性炭の交換時期を判定す
    ることを特徴とする活性炭交換時期判定材。
  12. 【請求項12】 動物の骨を焼成して得られる骨灰を酸
    に溶解してなる溶液をアルカリ溶液中に滴加して混合液
    とし、この混合液を静置することによりアパタイトを抽
    出するアパタイトの抽出方法。
JP7267440A 1995-05-22 1995-10-16 骨炭材およびアパタイト材 ならびに骨灰からアパタイトを抽出する方法 Pending JPH0954456A (ja)

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PCT/JP1996/001352 WO1996037433A1 (fr) 1995-05-22 1996-05-22 Procede de traitement du charbon d'os, produit elabore a partir de ce procede, procede d'extraction de l'hydroxyapatite d'un os ou de cendre d'os non traites, et materiau a l'hydroxyapatite
AU57782/96A AU5778296A (en) 1995-05-22 1996-05-22 Method of treating bone charcoal, product of said method, me thod of extracting apatite from untreated bone or bone ash, and apatitic material

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003026408A (ja) * 2001-07-11 2003-01-29 Nisshoku Corp タンパク質吸着用多孔質炭素材料およびその製造方法
JP2011183329A (ja) * 2010-03-10 2011-09-22 Moriyama Yuko 濾過材およびその製造方法
JP2011184657A (ja) * 2010-03-11 2011-09-22 Moriyama Yuko 食用油の濾過装置
JP2014141365A (ja) * 2013-01-23 2014-08-07 Central Research Institute Of Electric Power Industry 水溶性カドミウムの溶出が抑制された水溶性リン酸含有肥料
CN109110757A (zh) * 2018-11-09 2019-01-01 青海民族大学 一种活性骨炭及其制备方法

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