JP2020531148A - 誘導加熱可能な多層加熱調理支持体 - Google Patents

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Abstract

本発明は、加熱調理の上面(2)および加熱の下面(3)を有する、誘導加熱できる加熱調理支持体(1)であって、加熱調理の上面(2)を構成するための、所望であればめっきされた熱拡散層(11)と、強磁性材料層(12)とを含むコラミネート構造を含む加熱調理支持体に関する。本発明によれば、強磁性材料層(12)はステンレスではない鋼で作製され、コラミネート構造は強磁性材料層(12)を熱拡散層(11)の反対側から被覆する保護金属層(13)を含む。本発明はまた、調理用品、加熱調理用電気器具、および多層加熱調理支持体を得る方法に関する。

Description

本発明は、誘導加熱することを意図し、食品を加熱するまたは温め直すための加熱調理支持体の技術分野に関する。
本発明は、より具体的には、誘導加熱するための多層加熱調理支持体に関する。
本発明は、これに限定されないが、特に加熱調理容器を構成する加熱調理支持体に関する。
本発明はまた、少なくとも1つの取っ手を併せ持つ加熱調理支持体を含む調理用品に関する。所望であれば、1つまたは複数の取っ手は加熱調理支持体に対して取り外し可能または組み立て式にできる。
本発明はまた、誘導加熱装置を併せ持つ加熱調理支持体を含む加熱調理用電気器具に関する。
金属板の底部にフェライト系ステンレス鋼製のグリッドを補充して、誘導加熱できる加熱調理容器を構成することは周知である。金属板は、例えばアルミニウムで作製される。かかる作製では、型打ち鍛造によって全体を成形する前に冷間スタンピングの操作を用いてグリッドを金属板と組み合わせる。
また、アルミニウム製の中間板を用いてフェライト系ステンレス鋼製の板をタンクと組み合わせてディフューザ底部を含む容器を構成することも周知である。
また、ステンレス鋼の1つまたは2つの層とコラミネートされたアルミニウム層を含む2層または3層のコラミネート材料を用いて、多層加熱調理容器を作製することも周知である。
これらの作製の欠点は、これらが相対的に依然として高コストであるところである。
本発明の目的は、作製がより経済的である、誘導加熱装置と両立し得る多層加熱調理支持体を提案することである。
本発明の他の目的は、より経済的である、誘導加熱装置と両立し得る多層加熱調理支持体を得る方法を提案することである。
これらの目的は、加熱調理の上面および加熱の下面を有する、誘導加熱できる加熱調理支持体によって達成され、加熱調理支持体は、加熱調理の上面を構成するための、所望であればめっきされた熱拡散層と、強磁性材料層とを含むコラミネート構造を含み、これは、強磁性材料層がステンレスではない鋼で作製されているから、およびコラミネート構造が強磁性材料層を熱拡散層の反対側から被覆する保護金属層を含むからである。ステンレス鋼以外の強磁性材料層の使用によって、特に加熱調理支持体のコストを抑えることができる。保護金属層を含むコラミネート構造の使用によって、強磁性材料層の表面を特に腐食から保護することができるが、強磁性材料と誘導加熱コンロとの間の電磁結合を維持することもできる。
ゆえに有利には、強磁性材料層は、常温での型打ち鍛造によって成形するように適合された炭素鋼の成分割合において作製される。この性質によって経済的な製造が得られる。
ゆえに有利には、強磁性材料層は、0.12から0.08質量%の炭素および0.6から0.35質量%のマンガンを含む鋼の成分割合において作製される。
さらに有利には、熱拡散層の厚さは、強磁性材料層の厚さを上回る。この性質によって加熱調理の上面の温度の均質性が改善できる。
さらに有利には、熱拡散層は、アルミニウムまたはアルミニウム合金で作製される。この性質によって経済的な製造が得られる。
一実施形態によれば、保護金属層は、熱拡散層の反対側から強磁性材料層とコラミネートされたアルミニウムストリップによって形成される。かかる保護金属層は、常温での型打ち鍛造によって成形するように適合される。3つの層は例えば同時にコラミネートされ、かかる作製は経済的な製造および容易な実施を示す。
ゆえに有利には、保護金属層は、10μm以下、好ましくは8μm以下の平均厚さを有する。アルミニウムは常磁性の性質を有するため、厚さが過剰に大きいと、ある特定の誘導加熱コンロとの結合で欠陥が生じる。
さらに有利には、保護金属層は、厚さが減少されている。この性質によって、強磁性材料層とコラミネートされたアルミニウムストリップを含むコラミネート構造の作製を容易にすることができる。
一実施形態によれば、保護金属層の厚さの減少は、保護金属層の機械的な攻撃、特に保護金属層のブラッシングによって得られる。
別の実施形態によれば、保護金属層の厚さの減少は、保護金属層の化学的な攻撃によって得られる。
別の実施形態によれば、保護金属層は、電解ニッケルめっきによって形成される。かかる保護金属層はまた、常温での型打ち鍛造によって成形するように適合される。
ゆえに有利には、保護金属層は、2から30μm、好ましくは4から15μmの範囲の厚さを有する。ニッケルの強磁性の性質から、保護金属層の厚さはアルミニウムストリップを用いるよりも電解ニッケルめっきを用いる方が厚くなり得る。
さらに有利には、他の保護金属層が、強磁性材料層を熱拡散層側から被覆する。この性質によって、強磁性材料層の他の面の保護を要することなく、電解槽中への強磁性材料層の浸水による保護金属層の作製を容易にすることができる。
ゆえに有利には、他の保護金属層は、他の電解ニッケルめっきによって形成される。したがって、保護金属層および他の保護金属層は同じ操作を用いて得られる。
さらに有利には、他の保護金属層は、2から30μm、好ましくは4から15μmの範囲の厚さを有する。
さらに有利には、熱拡散層は、0.5から6mm、好ましくは1から1.5mmの範囲の厚さを有する。
さらに有利には、強磁性材料層は、0.15から1mm、好ましくは0.25から0.6mmの範囲の厚さを有する。
さらに有利には、熱拡散層は、加熱調理の上面を形成するめっき、特にPTFEめっき、またはセラミックめっき、または琺瑯めっきを備えている。
一実施形態によれば、加熱調理支持体は側壁に囲まれた底部を含み、加熱調理容器を構成する。
これらの目的はまた、取っ手を有する加熱調理支持体を含む調理用品によっても達成され、加熱調理支持体は上述の特徴の少なくとも1つに合致する。
これらの目的はまた、誘導加熱コンロと組み合わせる加熱調理支持体を含む加熱調理用電気器具によっても達成され、加熱調理支持体は上述の特徴の少なくとも1つに合致する。
これらの目的はまた、以下のステップを含む、上述の特徴の少なくとも1つに従う加熱調理支持体を得る方法によっても達成される:
−熱拡散層、強磁性材料層、および保護金属層を含むコラミネートストリップを由来とする型を切り抜くステップまたは供給するステップ、
−熱拡散層側の加熱調理の上面、および保護金属層側の加熱の下面を含む加熱調理支持体を形成するための型の型打ち鍛造をするステップ。
ゆえに有利には、型は円盤である。
さらに有利には、方法は保護金属層の厚さを減少させるステップを含む。
一実施形態によれば、保護金属層の厚さを減少させるステップは、保護金属層の機械的な攻撃、特に保護金属層のブラッシングを含む。
別の実施形態によれば、保護金属層の厚さを減少させるステップは、保護金属層の化学的な攻撃を含む。
本発明は、全く限定的ではない形を取り、添付の図で説明する4つの実施形態を検討することによってよりよく理解される。
本発明による多層加熱調理支持体の第1の実施形態の立面および縦断面の図であり、多様な層の厚さは正しい比率で表されていない。 図1の一部の拡大図である。 本発明による多層加熱調理支持体の第2の実施形態の一部の立面および縦断面の概略図であり、多様な層の厚さは同様に正しい比率で表されていない。 本発明による多層加熱調理支持体を含む調理用品の実施形態の立面および縦断面の概略図である。 本発明による多層加熱調理支持体を含む加熱調理用電気器具の実施形態の立面および縦断面の概略図である。
図1に説明の加熱調理支持体1は、加熱する食品を受け取ることを意図した加熱調理の上面2、および特に誘導加熱コンロ上に置いて加熱されることを意図した加熱の下面3を有する。
図1に説明の実施形態において、加熱調理支持体1は側壁5に囲まれた底部4を含み、加熱調理容器7を構成する。側壁5は上端6まで上がる。
加熱調理支持体1は誘導加熱と両立し得る多層加熱調理支持体である。加熱調理支持体1は多層コラミネート構造を含む。
加熱調理支持体1は加熱調理の上面2を構成するまたは備えている熱拡散層11を含む。加熱調理支持体1は熱拡散層11とコラミネートされた強磁性材料層12を含む。
熱拡散層11は好ましくはアルミニウムまたはアルミニウム合金で作製される。変形形態として、他の熱の良導体の材料、特に銅などが検討され得る。ただしかかる材料は結局相当高コストである。
熱拡散層11は特に加熱調理の上面2を形成する上面めっき10を備え得る。上面めっき10は特にPTFEめっき、またはセラミックめっき、または琺瑯めっきであり得る。所望であれば、上面めっき10は複数の層を有し得る。あるいは、熱拡散層11は加熱調理の上面2を構成し得る。所望であれば、熱拡散層11は例えば陽極処理などの表面処理を有し得る。
強磁性材料層12はステンレスではない鋼で作製し、かかる材料はステンレス鋼より経済的である。ステンレスではない鋼製の強磁性材料層12は、有利には炭素鋼で作製される。ステンレスではない鋼製の強磁性材料層12は、好ましくは常温での型打ち鍛造によって成形するように適合された炭素鋼の成分割合において作製される。DD11、DD12、DD13、またはDD14と命名され、0.12から0.08質量%の炭素および0.6から0.35質量%のマンガンを含む鋼の成分割合は、例えば強磁性材料層12を作製するように良好に適合される。
強磁性材料層12は加熱の下面3を構成するまたは備えている保護金属層13によって被覆される。保護金属層13はステンレスではない鋼で作製される強磁性材料層12の外面を保護できなければならない。加熱調理容器7の上端6は、特に図1に表されているようにあらゆる保護から解放された状態である、または腐食が現れた場合裏返して隠すことができる。
図1および2に説明の実施形態において、加熱調理支持体1は、熱拡散層11、強磁性材料層12、および保護金属層13を含む3層のコラミネート構造を含む。熱拡散層11は1から5mmの範囲の厚さを有し得る。強磁性材料層12は約0.25mmの厚さを有し得る。したがって、熱拡散層11の厚さは強磁性材料層12の厚さを上回る。
図1および2に説明の実施形態において、保護金属層13は、強磁性材料層12および熱拡散層11とコラミネートされたアルミニウムストリップによって形成される。保護金属層13は、強磁性材料層12と、加熱調理支持体1を配置した誘導加熱コンロとの誘導結合を可能にしなければならない。このため、保護金属層13が10μmを下回る平均厚さを有するとき、誘導加熱コンロと加熱調理支持体1との結合はむしろ良好であることが観察された。さらに、保護金属層13が8μmを下回る平均厚さを有するとき、加熱調理支持体1と誘導加熱コンロとの間にいかなる結合の欠陥も観察されなかった。
したがって、保護金属層13の平均厚さは、強磁性材料層12の厚さおよび熱拡散層11の厚さを下回る。所望であれば、保護金属層13は、図示されていない、加熱の下面3を形成するめっきを備え得る。
図3に説明の実施形態は、加熱調理支持体1’が熱拡散層11’および強磁性材料層12’を含む2層のコラミネート構造を含むという点で図1および2に説明の実施形態と異なり、強磁性材料層12’は、加熱の下面3’側を電解ニッケルめっきによって形成される保護金属層13’によって、熱拡散層11’側を他の電解ニッケルめっきによって形成される他の保護金属層14’によってめっきされている。熱拡散層11’は加熱調理の上面2’を構成するまたは備えている。加熱調理支持体1’は側壁に囲まれた底部を含み、加熱調理容器7’を構成し得る。
熱拡散層11’は1から5mmの範囲、有利には約1mmである厚さを有し得る。他の保護金属層14’は2から30μm、好ましくは4から15μm、有利には約5μmである厚さを有し得る。強磁性材料層12’は約0.5mmの厚さを有し得る。保護金属層13’は2から30μm、好ましくは4から15μmの範囲、有利には約5μmである厚さを有し得る。
したがって、加熱調理支持体1または加熱調理容器7の多層コラミネート構造は、3つのコラミネート層(熱拡散層11、強磁性材料層12、および保護金属層13)を含み、加熱調理支持体1’または加熱調理容器7’の多層コラミネート構造は、2つのコラミネート層(熱拡散層11’、ならびに一方の側を保護金属層13’および他方の側を保護金属層14’によってめっきされた強磁性材料層12’)を含む。所望であれば、熱拡散層11;11’は加熱調理の上面2;2’を形成する上面めっき10;10’を備え得る。
本発明はまた、以下のステップを含む加熱調理支持体1;1’を得る方法に関する:
−熱拡散層11;11’、強磁性材料層12;12’、および保護金属層13;13’を含むコラミネートストリップを由来とする型の切り抜きまたは供給であり、型は有利には円盤であり、
−熱拡散層11;11’側の加熱調理の上面2;2’、および保護金属層13;13’側の加熱の下面3;3’を含む加熱調理支持体1;1’を形成するための型の型打ち鍛造。
所望であれば、加熱調理支持体1;1’を得る方法は、加熱調理の上面2;2’を形成する上面めっきを実施する、および/または加熱の下面3;3’を形成する下面めっきを実施することからなる少なくとも1つの後のステップを含み得る。
加熱の下面3;3’を形成する下面めっきは、火を通すあらゆるタイプのめっき、特にPTFEタイプ、またはニスタイプ、またはシリコン樹脂タイプのめっきによって形成し得る。
所望であれば、加熱調理支持体1を得る方法は、加熱の下面3を形成する下面めっきの接触を有利にするために、アルミニウムストリップによって形成された保護金属層13の空いている面のブラッシングのステップを含む。この性質によって保護金属層13の厚さが減少し、これは加熱調理容器7を加熱するために用いられる誘導加熱コンロとの良好な結合の獲得を有利にする。変形形態として、加熱の下面3を形成する下面めっきの接触を有利にするために、アルミニウムストリップによって形成された保護金属層13の空いている面を機械的または化学的に攻撃するためのブラッシング以外の方法が考えられる。
図4は、取っ手102を有する加熱調理支持体1’’を含む調理用品100を説明している。加熱調理支持体1’’は、加熱調理支持体1または加熱調理支持体1’に相当する。加熱調理支持体1’’は、加熱する食品を入れることを意図した加熱調理の上面2’’、および特に誘導加熱コンロ上に置いて加熱されることを意図した加熱の下面3’’を有する。加熱調理支持体1’’は側壁5’’に囲まれた底部4’’を含み、加熱調理容器7’’を構成する。取っ手102は加熱調理容器7’’の側壁5’’に固定されている。
図4に説明の実施形態において、取っ手102は少なくとも1つのリベット103によって加熱調理容器7’’に固定されている。このため、リベット103は側壁5’’にあらかじめ用意された穴に取り付けられる。所望であれば、複数のリベット103が用いられ、加熱調理容器7’’に取っ手102を固定し得る。好ましくは2から4つのリベット103が用いられ、加熱調理容器7’’に取っ手102を固定する。あるいは、取っ手102は、溶接によって、または側壁5’’に溶接されたボルトのねじ留めによって側壁5’’に固定できる。所望であれば、他の取っ手104が、溶接によって、または側壁5’’に溶接されたボルトのねじ留めによって、少なくとも1つの他のリベット105によって加熱調理容器7’’の側面5’’に固定され得る。
図5は、誘導加熱コンロ250と組み合わせる加熱調理支持体1’’’を含む加熱調理用電気器具200を説明している。加熱調理支持体1’’’は、加熱調理支持体1または加熱調理支持体1’に相当する。図5に説明の実施形態において、加熱調理支持体1’’’は側壁5’’’に囲まれた底部4’’’を含み、加熱調理容器7’’’を構成する。加熱調理容器7’’’は、誘導加熱コンロ250を含む電熱基部210の中に配置される。加熱調理容器7’’’は、誘導加熱コンロ250上に置く加熱の下面3’’’、および加熱調理の上面2’’’を含む。所望であれば、加熱調理容器7’’’は、例えば少なくとも1つのリベット203によって、もしくは少なくとも1つの他のリベット205によって、または溶接によって、もしくは側壁5’’’に溶接されたボルトへのねじ留めによって固定される取っ手202および/または他の取っ手204を含み得る。
変形形態として、加熱調理支持体1;1’;1’’;1’’’は、必ずしも加熱調理容器7;7’;7’’;7’’’を構成しない。加熱調理支持体1;1’;1’’;1’’’は、特にホットプレートを構成し得る。
変形形態として、加熱の下面3;3’;3’’;3’’’は、必ずしも加熱コンロ、特に誘導加熱コンロ上に全体を置かない。
変形形態として、熱拡散層11;11’は、特に0.5から6mm、好ましくは1から1.5mmの範囲の厚さを有し得る。
変形形態として、強磁性材料層12;12’は、特に0.15から1mm、好ましくは0.25から0.6mmの範囲の厚さを有し得る。
本発明は、記載の実施形態に全く限定されず、特許請求の範囲内の多くの変更形態を包含する。

Claims (25)

  1. 加熱調理の上面(2;2’)および加熱の下面(3;3’)を有する、誘導加熱できる加熱調理支持体(1;1’)であって、前記加熱調理の上面(2;2’)を構成するための、所望であればめっきされた熱拡散層(11;11’)と、強磁性材料層(12;12’)とを含むコラミネート構造を含み、前記強磁性材料層(12;12’)はステンレスではない鋼で作製され、前記コラミネート構造は前記強磁性材料層(12;12’)を前記熱拡散層(11;11’)の反対側から被覆する保護金属層(13;13’)を含むことを特徴とする、加熱調理支持体(1;1’)。
  2. 前記強磁性材料層(12;12’)は、常温での型打ち鍛造によって成形するように適合された炭素鋼の成分割合において作製されることを特徴とする、請求項1に記載の加熱調理支持体(1;1’)。
  3. 前記強磁性材料層(12;12’)は、0.12から0.08質量%の炭素および0.6から0.35質量%のマンガンを含む鋼の成分割合において作製されることを特徴とする、請求項2に記載の加熱調理支持体(1;1’)。
  4. 前記熱拡散層(11;11’)の厚さは、前記強磁性材料層(12;12’)の厚さを上回ることを特徴とする、請求項1から3のうちの一項に記載の加熱調理支持体(1;1’)。
  5. 前記熱拡散層(11;11’)は、アルミニウムまたはアルミニウム合金で作製されることを特徴とする、請求項1から4のうちの一項に記載の加熱調理支持体(1)。
  6. 前記保護金属層(13)は、前記熱拡散層(11)の反対側から前記強磁性材料層(12)とコラミネートされたアルミニウムストリップによって形成されることを特徴とする、請求項1から5のうちの一項に記載の加熱調理支持体(1)。
  7. 前記保護金属層(13)は、10μm以下、好ましくは8μm以下の平均厚さを有することを特徴とする、請求項6に記載の加熱調理支持体(1)。
  8. 前記保護金属層(13)は、厚さが減少されていることを特徴とする、請求項6または7に記載の加熱調理支持体(1)。
  9. 前記保護金属層(13)は、機械的な攻撃によって厚さが減少されていることを特徴とする、請求項8に記載の加熱調理支持体(1)。
  10. 前記保護金属層(13)は、ブラッシングによって厚さが減少されていることを特徴とする、請求項8に記載の加熱調理支持体(1)。
  11. 前記保護金属層(13)は、化学的な攻撃によって厚さが減少されていることを特徴とする、請求項8に記載の加熱調理支持体(1)。
  12. 前記保護金属層(13’)は、電解ニッケルめっきによって形成されることを特徴とする、請求項1から5のうちの一項に記載の加熱調理支持体(1’)。
  13. 前記保護金属層(13’)は、2から30μm、好ましくは4から15μmの範囲の厚さを有することを特徴とする、請求項12に記載の加熱調理支持体(1’)。
  14. 他の保護金属層(14’)は、前記強磁性材料層(12’)を前記熱拡散層(11’)側から被覆することを特徴とする、請求項12または13に記載の加熱調理支持体(1’)。
  15. 前記他の保護金属層(14’)は、他の電解ニッケルめっきによって形成されることを特徴とする、請求項14に記載の加熱調理支持体(1’)。
  16. 前記他の保護金属層(14’)は、2から30μm、好ましくは4から15μmの範囲の厚さを有することを特徴とする、請求項14または15に記載の加熱調理支持体(1’)。
  17. 前記熱拡散層(11;11’)は、0.5から6mm、好ましくは1から1.5mmの範囲の厚さを有することを特徴とする、請求項1から16のうちの一項に記載の加熱調理支持体(1;1’)。
  18. 前記強磁性材料層(12;12’)は、0.15から1mm、好ましくは0.25から0.6mmの範囲の厚さを有することを特徴とする、請求項1から17のうちの一項に記載の加熱調理支持体(1;1’)。
  19. 前記熱拡散層(11;11’)は、前記加熱調理の上面(2;2’)を形成するめっき(10;10’)、特にPTFEめっき、またはセラミックめっき、または琺瑯めっきを備えていることを特徴とする、請求項1から18のうちの一項に記載の加熱調理支持体(1;1’)。
  20. 側壁(5)に囲まれた底部(4)を含み、加熱調理容器(7;7’)を構成することを特徴とする、請求項1から19のうちの一項に記載の加熱調理支持体(1;1’)。
  21. 取っ手(102)を有する加熱調理支持体(1’’)を含む調理用品(100)であって、前記加熱調理支持体(1’’)は、請求項1から20のうちの一項に合致することを特徴とする、調理用品(100)。
  22. 誘導加熱コンロ(250)と組み合わせる加熱調理支持体(1’’’)を含む加熱調理用電気器具(200)であって、前記加熱調理支持体(1’’’)は、請求項1から20のうちの一項に合致することを特徴とする、加熱調理用電気器具(200)。
  23. 請求項1から20のうちの一項に記載の加熱調理支持体(1;1’)を得る方法であって、
    −熱拡散層(11;11’)、強磁性材料層(12;12’)、および保護金属層(13;13’)を含むコラミネートストリップを由来とする型を切り抜くステップまたは供給するステップと、
    −前記熱拡散層(11;11’)側の加熱調理の上面(2;2’)、および前記保護金属層(13;13’)側の加熱の下面(3;3’)を含む加熱調理支持体(1;1’)を形成するための型の型打ち鍛造をするステップと
    を含む方法。
  24. 前記型は円盤であることを特徴とする、請求項23に記載の加熱調理支持体(1;1’)を得る方法。
  25. 前記保護金属層(13;13’)の厚さを減少させるステップを含むことを特徴とする、請求項23または24に記載の加熱調理支持体(1;1’)を得る方法。
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