JP2020530826A - 膨張式船舶とその製造方法 - Google Patents
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Abstract
本発明は、少なくとも2個の膨張部を事前引張のホールドストラップなどで結合した膨張式船舶とその製造方法およびその船舶の製造に用いられる接着テーブルに関する。【選択図】図2
Description
本発明は、膨張式船舶とその製造方法に関する。
既存のドロップ−ステッチ(drop−stitch)サーフィンボードやカヤックなどは、空気を抜いてからは外皮が垂れてぐるぐる巻くことができる。膨張後には、柔軟な外皮のために剛性をほぼ持つことができない。低い剛性は、固い外皮を備えたサーフィンボードやカヤックに比べて大きな短所である。しかし、固いプラスチックからなるサーフィンボードやカヤックは、折り畳むことができないという問題がある。
膨張式サーフィンボードやカヤックの真ん中に立っているかまたは座っている人の体重により、中間部分が下方へ曲がり、船首と船尾は逆に上方に曲がる。
US8,591,274B2においては、2個の半分サーフィンボードを接着するが中央にスロットを形成し、このスロットにチューブや補強要素を挟んでサーフィンボードを補強する。2個の半分サーフィンボードにチューブを緩く連結することによってサーフィンボードの補強程度が弱く、図1Cに示すように、サーフィンボードが膨張状態にある時、スロットの壁面が平たいことが分かる。挿入される補強要素に対する連結については全く紹介されていない。スロットと境界をなす外側壁の側面は、補強要素が挿入されなかった時にも平たい。
WO84/03868A1は、膨張式構造物、特にサーフィンボードの製造方法を紹介する。このサーフィンボードは、2個以上の膨張式空気室に補強要素を適用して底部を形成する。2個の空気室間の開放スロットに補強要素を配置し、空気室と補強要素と底部とを含む全体アセンブリーを外皮に挿入する。
この補強要素は前述したものと同様に空気室に用いられ、空気室の壁面は補強要素と間隔をおいており、補強要素をスライド挿入することができる。空気室が他の固い枠からなっており、底補強要素と固い枠とからなる。このような構造は、構造が非常に複雑であり、生産費が相当に増加し、サーフィンボードのような構造物の製造は可能でもなく、可能であるとしても大きな費用が必要となる。
例えば、外皮厚さと幅が一定に変わるサーフィンボードでは、一方向に剛性を有する底部は導入することができない。このために、全体を囲む外皮がサーフィンボード縦軸線において開放されなければならないが、これに関する説明は全くない。
DE 20 2014 008 662 U1は、補強用底要素を外皮に付着した膨張式サーフィンボードを紹介している。このような底要素は、例えばサーフィンボードの溝に嵌合式の積極的連結を通じて付着される。
DE 20 2012 005 185 U1に紹介された膨張式浮遊体は、ドロップ−ステッチにより作られ、補強材を挿入して寸法安定度を改善した。
DE 31 43 769 A1に紹介されたものは、空気を抜くことができるサーフィンボードであって、長さ方向の支持ビームと2個の空気ボディーを有するものである。
US2011/0207376A1は組み立て式船舶の構造を紹介しており、ここでは、引張要素で結合をする。
このような方式は、いずれも構造が非常に複雑であり、ドロップ−ステッチ過程により製造された船舶の剛性の改善を保障することができない。
本発明の目的は、ドロップ−ステッチ材料から作られたサーフィンボードやカヤックを含む膨張式船舶を製造し易く長さ方向の剛性を最大にして提供することにある。本発明の他の目的は、このような船舶の製造方法を提供することにある。
本発明の目的は、請求項の第1項と第20項による船舶とその製造方法によって達成される。
また、本発明は、後ほど説明する接着テーブルも含む。
本発明の他の長所は、従属項に記載されたとおりである。
本発明の膨張式船舶は、膨張部が少なくとも部分的にドロップ−ステッチ材料からなり、2個の半分サーフィンボードを備えたものである。半分サーフィンボードの各々が閉鎖された空気室を形成し、自体的に膨張可能であり、2個の半分サーフィンボードをホールドストラップを用いてデッキ表面と水中底面で互いに結合することができ、隣接した半分サーフィンボードの間にスロットが形成され、このスロットに少なくとも一つの補強要素を挿入することができ、前記ホールドストラップは膨張状態で隣接した部分(半分サーフィンボード)同士で互いにまたは隣接した部分が補強要素および/またはその間にある他のビルトイン部分と結合される程度の大きさを有する。また、半分サーフィンボードの接触部に隣接したドロップ−ステッチスレッドは互いに近くにあるようになり、接触部の剛性を最適化することができる。
また、ホールドストラップやホールドフラップは、半分サーフィンボードが膨張した時、高い接触圧力を経て、隣接した側壁が船舶高さにおいてほぼ直線表面を形成するようにデザインされる。ドロップ−ステッチ構造の膨らんだ部分は接触圧力が同一であって平面接触がなされる。
ドロップ−ステッチスレッドはこのような内側壁領域に配列され、この領域において最大の安定性を有する。
船舶の外周辺にある側壁は、既存の方式のとおりにアーチ型であるか、または丸みを帯びている。
例えば10〜20 PSI程度の最大内部圧力がストリンガーの側面や半分サーフィンボードの内側壁に作用して縦方向の剛性を求めることができる。隣接した部分である2個の半分サーフィンボードは接着式ホールドストラップやホールドフラップによって上面と底面で非常に密接に連結され、この時、半分サーフィンボードの内側壁は膨張後の船舶の高さにおいてほぼ直線表面を形成する。
このような高い接触圧力を得るために、前述した接着テーブルの助けにより2個の半分サーフィンボードを膨張状態で互いに密接になるように圧迫すれば、内側壁が船舶の高さにおいてほぼ直線表面を形成し、内側ドロップ−ステッチ列が互いに近接して位置する。このように圧迫を加え、半分サーフィンボードを整列した後に、ホールドストラップを接着するかまたは異に付着する。このような接着により、内側壁と補強要素と挿入物に必要な接触圧力を得ることができる。このために、互いに対して動けるロッドを船舶の外郭形状のとおりに配置し、溝内で船舶の外郭から中央方向にロッドが動くようにする。船舶の高さにセッティングされた上部水平支持ロッドが膨張した半分サーフィンボードを水平位置に来るようにする。
ドロップ−ステッチ材料から膨張式サーフィンボードを製造する時の大きな問題は、手作業により作られたサーフィンボードに生じる歪みである。上下サーフィンボードカバーが縦軸線方向に歪む。水中部位はこれ以上平たくないが、サーフィンボードの縁部は上がるかまたは下がる。本発明の接着テーブルを利用すれば、2個の半分からなるサーフィンボードを歪み無しに完全に平たくすることができる。
船舶に一つ以上の補強要素を配置することができる。
フィンボックス、ストラップホルダー、マスト受け、補強板のような船舶のビルトイン部分を船舶の上面と底面の補強要素に連結して固い構造体を形成することが好ましい。
補強要素を船尾や船首から入れたり外したりすることができるが、垂れて空気が抜けた船舶の場合、歪みが生じてビルトイン部分の入口を通して補強要素を入れたり外したりすることができない。
ドロップ−ステッチ材料からなる数千本の同じ長さの長いポリエステルスレッドで上面と底面を平行に固定する。このような特殊なドロップ−ステッチ材料は、両側が開放したウェブで製造され、空気を満たせる閉鎖胴体を形成するには側壁に提供されていなければならない。
側壁にいかなる支え材料もなく、ドロップ−ステッチ材料としてポリエステルスレッドが上面と底面を平行に保持し、側壁は凸状に外側に突出する。しかし、本発明によれば、内側のドロップ−ステッチ列が並んで置かれるように半分サーフィンボードが結合するため、側壁が膨らんでいるのは好ましくない。サーフィンボードの上下面の中央において2個の半分サーフィンボードを接着結合して、その間にスロットを形成し、膨張する前にスロット内に一つ以上の補強要素を挿入する。膨張した後には、ホールドストラップによって上下面において堅固に連結された2個の半分サーフィンボードがその間に挟まれた補強要素を圧迫して船舶中央に固定する。このような補強要素のストリンガーをさらによく固定するために、内側壁の間のスロットを縮小させることができる。このために、上下面に側面板をさらに接着する。
また、2個の半分サーフィンボードを上面および/または底面で2−部分ホールドストラップ、例えば、ジッパーやフックアイなどを用いて、一部の区間や全長にわたって分離可能に連結することもできる。必要であれば、上部ジッパーを開き、空気が抜けた状態でストリンガーとビルトイン部分を2個の半分サーフィンボードの間に容易に挿入し固定することができる。
運搬のためにぐるぐる巻くことのできる薄くて固いファブリックホイールを並んで重ねて安定したストリンガーとして用いることができる。このようなホイールを左右側の半分の内側壁に直接接着することもできる。
薄いホイールを上下に2枚以上一定区域に重ねておき、この区域の剛性を補強することもできる。
または、固い材料からなる薄いストリンガーを一定区域において上下に重ねておき、剛性をさらに補強することもできる。
運搬のために分離が可能なストリンガーは、使用前に長いストリングを形成するように互いにネジ結合する必要はない。2個の半分サーフィンボードの間で内側壁の高い圧力で堅固に連結されるように突出部と溝とを有するだけで充分である。
また、金属や高強度プラスチックからなり、両側の溝と上面の3番目の溝とを備えたストリンガーを2個の半分サーフィンボード間の中央に配置することもできる。半分サーフィンボードに接着されるフラップを結合して側面溝に挿入することができる。このような種類の機構は、半分サーフィンボードを連結するだけでなく、ストリンガーを固定されるように保持する。このようなストリンガーの上面の3番目の溝に、マスト受け、フットストラップなどの機能的要素を連結することができる。
空気を抜いた後、内側壁の間のスロットから補強要素を外せば、空気が抜けた袋を容易にぐるぐる巻くことができる。
また、側面が凹んだ補強要素をサーフィンボードや船舶の長溝に挿入すれば、船舶が膨張した後、カットアウトの膨らんだ側壁に嵌合方式で自動で固定される。
また、上下面の間で半分サーフィンボード間のホールドストラップに加えられる有効幅と張力も各々異なるようにデザインすることができる。ホールドストラップが上下面において同じ幅(同じ張力)を有すれば、左右側の半分サーフィンボードが同じ高さになる。下部ストラップが短くて底面でより大きい張力を有すれば、スライド面が凹む。下部ホールドストラップが上部に比べて広くて上部により大きい張力が作用すれば、凹凸区域が交互に形成される。
本発明によれば、水中船体の1/3の後ろに船首区域の2個の半分サーフィンボードが膨らんだ水中船体を形成して直線型に合わさった後、船尾へ行くにつれて凹んでから、再び直線型や膨らむ。
また、平たいストリンガーがサーフィンボードやカヤックの中央平面の前や後ろに突出することもできる。
補強要素に作用する2個の側面部位の圧力は、他の支持部が無くても船首と船尾として使用できるほど大きい。
ストリンガーの突出端部から、例えば防水密閉カバーが船体にまでつながる。このような部分も膨張できる。ストリンガー形態の補強要素の薄い端部は、防水ケーシングで囲まれ、サーフィンボードやカヤックのような船舶の尖った船尾や船首部を形成する。
前述したように、船舶としては、ボード(サーフィンボード、ウィンドサーフィンボード、カイトサーフィンボード、ホイールボードなど)やカヌーやカヤックがある。
本発明の方法を実行する接着テーブルは、例えば膨張した部分を挿入した後に張力調節して側壁を直接引張させるかまたはその間に補強要素を入れて張力を加える調整型引張装置を備える。
船舶の外側面に接する側面ロッドを垂直に配列して高い圧力で圧迫する。このようなロッドは、種々の船舶を圧迫できるように調整可能に配列される。
また、2個の接着テーブルの側面部が広げられたり狭まったりするようにデザインされる。
垂直に配列されたロッドは上部水平ホールドロッドを有し、このロッドの上側に半分サーフィンボードが配置される。
また、底に配置された水平ロッド上に半分サーフィンボードが載せられる。このロッドは、船舶の歪みを接着前に較正し、所望の位置に固定できるように調整可能に配列される。
このようなロッドは、船舶の全体輪郭に沿って配置される。
図1は膨張状態の左側の半分サーフィンボード1と右側の半分サーフィンボード2を示し、これらの外側壁3は外側に曲がり、内側壁4は内側に曲がる。
図2において、2個の半分サーフィンボードが接着式ホールドストラップ5によって上面と下面で互いに結合され、丸みを帯びた内側壁4が内部の高い空気圧によって平たく圧搾されて側面6が並んで置かれる。
図2Aにおいては、サーフィンボードが膨張しなかった時、2個の内側壁の間のスロット7を見ることができる。
図3においては、ストリンガー8A形態の補強要素8がスロット7に挟まれた状態を見ることができる。
図4は膨張したサーフィンボードのドロップ−ステッチスレッド9を示す断面図であり、このようなスレッドが上面と底面との間に並んで形成され、サーフィンボードの上面と底面にホールドストラップ5を接着して半分サーフィンボードを互いに結合し、内側面が圧搾されてサーフィンボードの高さに平坦な表面を形成するようにする。
図4Aの断面図においては、狭いストリンガー8Aが平たいチューブ形態で挿入された後、2個の半分サーフィンボードの内側壁で囲まれる。
図5の断面図においては、サーフィンボードの上面と底面の広いホールドストラップ5によって半分サーフィンボードが互いに結合され、これらの間に隙間があって2個の内側壁4が互いに接触せず、その間に補強要素10が挟まれる。
図5Aは、左側の半分サーフィンボード1と右側の半分サーフィンボード2を分離型ジッパー5Aで連結したサーフィンボードを示す。
図5Bは、左右側の半分サーフィンボード(1、2)にプラスチックからなる1列のフラップ5Bと他の1列のフラップ5Dを各々接着し、このような2列のフラップを金属やプラスチックロッド5Cで連結した状態を示す。
図5Cは膨張したサーフィンボードの断面図であり、半分サーフィンボード間の中央に金属ストリンガー10Aが配置され、このストリンガーの両側と中央上面に溝(10B、10C)が形成されており、サーフィンボードに接着されるフラップ型ストラップ10Eの端部10Dがストリンガー10Aの左右側の溝10Bに噛合する。
図5Dは一般の競走用サーフィンボードを示し、A−A断面は船首部として水中部の広い結合部10Gとデッキ部の狭い結合部10Fとを有し、B−B断面はサーフィンボードの中間部として水中部の凹んで狭い結合部10Fとデッキ部の広い結合部10Gとを有し、C−C断面は船尾部として水中部が平たく上面と下面のストラップが同じ幅を有する。凹み、膨らみ、平たい水中部の間の変化はスムースにつながる。
図5Eは、2個の半分サーフィンボードの上面船首部に中空部10Hがあるサーフィンボードを示す。
図6の右側の半分サーフィンボード2は、フィンボックス12、携帯電話や車キーのような物を入れておく防水ボックス13、およびマスト受けなどを収容するための凹溝部11を備える。
図7の右側の半分サーフィンボード2の凹溝部11にはフィンボックス無しにフィン12形態の設置部が直接収容され、2個の半分サーフィンボード(1、2)の間に位置する。稼動式ソード12Aは、作動レバー12Dを用いて12B位置に折り畳まれ、ソードボックス12Cを用いて半分サーフィンボードの間に直接挿入される。このために、上下の対応部位にカットアウトが形成され、サーフィンボードと作動レバー12Dから下方にソードが突出し、作動レバー12Dによってソードが作動し、上方に突出することができる。
図8の右側の半分サーフィンボード2にはドロップ−ステッチスレッド9と側壁(3、4)が見え、サーフィンボードの上面と下面にホールドストラップ5やフラップ(5B、5D)が接着され、その間でビルトイン部分(12、13、14、15)が接着されるかまたはカットアウト16が提供され、カットアウトを介してビルトイン部分が突出し、この部分に他の部分を設けることができる。
図8Aはストリンガー8Aの断面を示し、このストリンガーの外側面は鋸歯8Bの形態になっており、複数のストリンガー8Aを互いに並んで置くことができる。
図8Bの薄いストリンガー8Cを並んで配置すれば、一定領域の剛性を高めることができる。ロープ8Dを用いて長さの異なるストリンガーを一定位置に置くことができる。このようなロープを用いて半分サーフィンボード(1、2)を再び膨張させる時、サーフィンボードを保持しながらストリンガーを動かすことができる。
図9においては、補強要素が平たいストリンガー20の形態でサーフィンボードの前後に突出し、ストリンガーの両端部が尖った船首17と船尾18を形成し、防水密閉カバー19は上方が開放され、ストリンガー20の尖った両端部からサーフィンボードにつながってサーフィンボードの周縁の全体に接着される。
図10はカヤックの船首部の平面図と側面図であり、側壁24、左右フロア25、上部チップ29を形成する曲がったストリンガー26を見ることができ、このストリンガーはカヤック側壁より突出して船首材27の機能をする。また、防水ケーシング28が船尾から側壁まで伸びて接着される。
図11は平たいストリンガー20形態の分離した補強要素を示し、一方のストリンガー20に2個のホールドストリップ21がネジ結合し、他方のストリンガー20’にはカットアウト22が形成され、磁石23や他の連結手段が両側ストリンガーを結合する。
図12はスロット7の防水蓋を示す。柔軟な防水突起30は、後側が開いており、スロット7上にサーフィンボードに接着される。補強要素8がサーフィンボード内に31位置に来るまでスロットに挿入される。この突起30は32のように垂直に平たくなり、33のようにぐるぐる巻かれた後に34位置までスロット7内に押し込まれる。側壁が膨張した後、ぐるぐる巻かれた蓋は側壁の圧力によって防水密封の作用をする。
図13はサーフィンボード用接着テーブルの斜視図であり、2個の半分からなる。サーフィンボードを囲む形態で、垂直ロッド35が設けられ、水平ロッド36を介して溝37内で両側で動きながらガイドされる。上部水平ホールドロッド38は、垂直ロッド35に連結される。
図13Aは接着テーブルのA−A断面図である。駆動クランク41が互いに堅固に連結された左ネジ棒39と右ネジ棒40に固定される。垂直ロッド35は、ネジスリーブ42に連結される。上部水平ロッド38が垂直ロッド35に連結される。左側の歪んだ状態の半分サーフィンボード1から見るように、右側壁1Aが左側壁1Bより高い。右側の歪んだ半分サーフィンボード2では、右側壁1Aが左側壁1Bより高い。この接着テーブルは開放状態にあり、垂直ロッド35はサーフィンボードの側壁(3、4)から間隔43だけ離れている。
図13Bは半分ぐらい閉じられた接着テーブル47の断面図であり、垂直ロッド35が外側壁3に接してサーフィンボードの内側壁4に圧力を加える。
図13Cは閉じられている接着テーブル47の断面図であり、垂直ロッド35が外側壁44を押し、内側壁45は互いに当接して平面形態になる。この時、歪んでいた両側の半分サーフィンボードが直線の水平状態になる。
以下では、さらに詳しく説明する。
図1は分離状態のサーフィンボード胴体を形成する2個の半分サーフィンボード(1、2)の斜視図であり、両側の外側壁3と互いに対向する両側の内側壁4が凸状に突出している。デッキと底面との間の連結部にドロップ−ステッチスレッドが形成され、内側壁を接着して(前述したような)側面密封がなされる。図4、4A、5を参照して説明するが、このようなドロップ−ステッチスレッドでは側壁が安定せず、1bar以上の圧力で膨張すれば側壁が膨らむ。
図2の2個の半分サーフィンボード(1、2)は、膨張した状態で、外側壁3が外側に円弧状に曲がっている。サーフィンボードの上面(デッキ)と下面(水中底面)にホールドストラップ5が接着され、半分サーフィンボード(1、2)が膨張した後に互いに連結される。2個の半分サーフィンボード(1、2)が互いに密着するように連結され、隣接したドロップ−ステッチスレッドがほぼ密接な間隔で配置される。
図2Aには、空気が抜けた状態の左右側の半分サーフィンボード(1、2)の間に狭いスロットが見え、このスロットに補強要素を挿入することができる。分離線部分の表面に断続的にホールドストラップ5を付けることができる。
図2Aの補強要素8は前述したように膨張前にスロット7に挿入されることができるが、半分サーフィンボード(1、2)の内側壁の圧力によって平たい状態で接触して縦方向の剛性が大きく改善されるため、このような補強要素が必須なのではない。補強要素をスロット7に挿入すれば、内側壁4がこの補強要素の側面と当接して、内側壁4と補強要素表面との間に少なくとも部分的に平面接触がなされる。このような状態を図3から見ることができ、ここでは、補強要素としてストリンガー8Aを用いる。
図3のストリンガー8Aは、空気が抜けた状態ではスロット7内に押し込まれ、膨張状態では接触圧力によって左右側の半分サーフィンボード(1、2)に密着して、前後は勿論、上下にも動かなくなる。
左右側の半分サーフィンボード(1、2)の高い接触圧力により、ストリンガー8Aは最大限に堅固に保持される。
内側壁と補強要素であるストリンガー8Aに作用する接触圧力は、基本的にホールドストラップ5の事前張力によって決定される。ホールドストラップ5の事前張力が低くて接触圧力も低く作用すれば、平らではなく膨らんだ2個の内側壁4の間にストリンガー8Aが緩く挟まれて不安定であるため、2個の半分サーフィンボード(1、2)の間でくねくねした形態にある。
したがって、図4のように、ホールドストラップ5を堅固に接着するかまたは他の方式で固定してサーフィンボードの内側壁4の側面6が膨張状態で平たい状態で互いに当接して、右側サーフィンボード2の最も左側列のドロップ−ステッチスレッド9に隣り合うように左側サーフィンボード1の最も右側列のドロップ−ステッチスレッド9が並んで置かれるので有利である。この場合、ドロップ−ステッチスレッドが均一に配列された船体が形成され、このようなドロップ−ステッチスレッドが船体の全長にわたってほぼ等間隔に配置される。このようなスレッドは、サーフィンボードの高さと同じである。これは外側壁3領域と大きな差があり、外側壁は所定の圧力(10〜15PSI)で外側に凸状に膨張するようになって、ドロップ−ステッチスレッドでも安定状態を取ることができない。
図4Aは、他の実施形態として、ここでは平坦な内側壁4内に狭いストリンガー8Aが挿入され、この時、内側壁は平たいチューブ形態を取り、ストリンガー上下の側壁4が完全に密着して狭いストリンガー8Aを完全に囲むようになる。このように囲まれたストリンガー8Aの剛性をさらに高めるには、ストリンガー上下の両側の内側壁4を接着させる。
原則的に、内側壁4に溝や凹溝部を形成し、そこにストリンガー8Aを挿入した後、膨張した時にこのような溝や凹溝部でストリンガーを圧迫するようにすることもできる。両側の内側壁4の各々に互いに相補的な形態の2個の溝を用いてストリンガー8A用の一種のポケットを形成することができる。
図5は、他の実施形態として、補強要素10が中空の形態で側壁の左側と右側面に形成され、左右側の半分サーフィンボード(1、2)が膨張した後、補強要素が挿入される。この補強要素10は、砂時計と似た形状を有し、内側壁4の曲面構造に補強要素の凹んだ側面が当接するようになっている。すなわち、内側壁の曲率が外側壁3の曲率と類似しているが、補強要素10が内側壁の所定区間を囲んで安定した形態を取る。
例えば、競走用の特に長いサーフィンボードの場合、図5Aのように、ジッパー形態で分離可能なストラップ5Aをサーフィンボードの上面に配置することが有利である。この場合、サーフィンボードを完全に開放し、他種類のストリンガーや補強要素を2個の半分サーフィンボード(1、2)の間に容易に挟むことができる。
図5Bは、また他の例として、左側サーフィンボード1にフラップ5Bを一列に配置し、右側サーフィンボード2にもフラップ5Dを一列に配置し、両側のフラップ(5B、5D)がジグザグ形態で互いに噛み合って連結されるようにする。このような2列のフラップ(5B、5D)の連結は、金属やプラスチックロッド5Cによる。すなわち、2列のフラップ(5B、5D)の開口部を同軸に整列させて、フラップの突出部が反対側フラップの溝に噛み合うようにすれば、ロッド5Cを容易に挿入することができる。
補強要素を最大の剛性でサーフィンボードに可能な限り固定されるように保持するには、図5Cのような金属ストリンガー10Aを補強要素として用いることが良く、このような補強要素は、上端部と下端部が広く、各々2個の溝10Bが形成されている。このようなストリンガー10Aは、幅の広い上下端部において引張強度、曲げ強度および圧縮強度が大きくなるダブルT−ビームの形態にデザインされる。2個の溝10Bの各々にフラップ型ストラップ10Eの端部10Bが挿入される。上下端部にある3番目の溝10Cは、フィン、マスト受け、固定板、ストラップ、その他のサーフィンボード表面に固い材質からなるものをさらに挿入できる機能をする。
一方、ストリンガー(10、10A)をフィンや水掻きの形態にデザインすることもできる。
図5Dは2個の半分サーフィンボード(1、2)からなる膨張式サーフィンボードを示し、このサーフィンボードは水中部の形状に影響を与え、今までは固い外郭枠を備えたサーフィンボードだけで水中部を形成した。膨らんだり凹んだりした形状の水中部があるが、膨らんだ形状の水中部が凹んだ形状より良さそうに見える。サーフィンボードの浮遊機能をさらに良くするには、中間領域に凹んだ形状を配置し、船首と船尾には水中部を平たいかまたは膨らんだ形状にした方が良い。
A−A断面のように、サーフィンボードの水中部位の形状を異にして、中間にストリングが配列されるかまたは配列されていない2個の半分サーフィンボード(1、2)からなり、2個の半分サーフィンボード(1、2)をデッキにおいて互いに接着し、内部ドロップ−ステッチスレッドがほぼ接触するようにし(10F位置)、水中胴体の位置である10G位置では事前張力を低くして接着するように選択する。この場合、水中部位は膨らんだ形状を取る。
その反面、B−B断面のように、2個の半分サーフィンボード(1、2)を底面においてより大きい事前負荷で「狭い」ストリップ状に結合すれば膨らんだ形状になる。C−C断面のように、2個の半分サーフィンボード(1、2)をデッキ側において接着して、水中船体を同じ間隔や同じ負荷にしておけば、直線型の平たい水中船体が形成される。
凹んだり膨らんだりした形状をさらに強化するには、左右側の半分サーフィンボード(1、2)の形状を図5Eのように変えれば良い。船首の部分を切り抜いて中空区間10Hを形成した後、側壁4を接着すれば、より強い膨らんだ形状になる。
図6の他の実施形態においては、左右側の半分サーフィンボード(1、2)の内側壁4に凹溝部(11、11’、11’’)が形成され、2個のサーフィンボード(1、2)を中心を合わせることができる。これらの凹溝部(11、11’、11’’)は、他方の半分サーフィンボードの対応の凹溝部と相応する構成を有する。
図7の他の実施形態においては、後方の凹溝部11にフィン(12;fin)が配置され、残りの凹溝部(11’、11’’)にフォールディングソード12A用ソードケイス12Cが配置される。この場合、作動レバー12Dを足で踏んで、フォールディングソードを図示された広げられた位置からソードケイス12C内の折り畳まれた位置12Bに折り畳んで流体抵抗を最小にすることができる。
図8の他の実施形態においては、ビルトイン部分(12〜15)がホールドストラップのカットアウト16を通して突出することができる。ホールドストラップ5やフラップ(5B、5D)連結体にカットアウト16を形成し、そこを通してビルトイン部分(12〜15)の締結区間が突出するようにし、サーフィンボードの上面および/または底面にあるフットストラップ付着板のような他の部分を突出部に設けることができる。
図8Aの実施形態においては、ストリンガー8Aの両側面に小さい鋸歯8Bがある。このような2個のストリンガー(8A、8A’)を並べて半分サーフィンボード(1、2)の間に挟めば、ジグザグ型の突起/溝が互いに噛み合うようになって、ストリンガー(8A、8B)が長さ方向に動かなくなる。
2個の半分サーフィンボード(1、2)の内側壁にフィルムやボールドボディを積層し、そこに同一の鋸歯を形成すれば、挿入されたストリンガー(8A、8B)の側面がフィルムに噛み合うようになる。このようにして、サーフィンボード(1、2)の間にストリンガーを幾つでも並んで挿入して固定状態を保持することができる。
図8Bの実施形態においては、フィルム形態になった薄いストリンガー(8C、8C’、8C’’、8C’’’)が互いに重なって配置され、これらのストリンガーの両側に連結されたロープ8Dによってストリンガーを所望の所に位置させることができる。ロープ8Dは、ストリンガーパッケージにまたはストリンガーの各々に割り当てられる。これらのストリンガーは互いに対向する内側壁4の間に位置し、原則的には、ロープ8Dによって一度や個別的に動きながらサーファーの体重に合わせて位置を調整できる。ロープの端部は、2個の半分サーフィンボードの間にしてサーフィンボード端部に取り易いように縛っておくことが好ましい。
パドリングサーフィンボードは、全長にわたって同じ剛性を持つ必要はない。パドリングする人がパドリングをしながら躍動的な上下運動をすれば、体重によりサーフィンボードに相当な交互的な荷重が加えられる。したがって、人が立っている中央部の強度と剛性が良いことが重要であり、このため、中央部に複数のストリンガーを重ねて補強するが、両端部である船首と船尾の部分は柔軟にしておくことが好ましい。
サーフィンボードやカヤックやカヌーのようにドロップ−ステッチ材料からなる船舶は船首と船尾が尖っていなく、これは、ドロップ−ステッチ材料からなる部分は気密結合のために製作過程中に常に丸みを帯びなければならないためである。図9の本発明の実施形態においては、図3の半分サーフィンボード(1、2)において前後に突出して船首材を形成する平たいストリンガー20を用いて船首と船尾を尖るようにすることができる。平たいストリンガー20の尖った両端部からサーフィンボードまでにつながった防水密閉カバー19をサーフィンボードに接着して、船首および/または船尾を流体力学的に最適にデザインすることができる。
図10においては、ストリンガー26の機能を詳しく見ることができる。このストリンガー26は、船舶の(半分サーフィンボード(1、2)からなる)浮遊船体の前後に突出しつつ上方に向かって船首材27の機能をする。
図10の実施形態の船舶はカヌーやカヤックを例に挙げたものであり、2−部分フロア25が前述した2個の半分サーフィンボード(1、2)と同じ方式で形成され、その間に曲がったストリンガー26を配置し、側壁24をフロア25に結合した後、フロア25を膨張させてカヤック船体を形成する。
縦横方向に大きい剛性を有するフロア25は、前述したように曲がったストリンガー26によって補強される。ストリンガー26の曲がった端部区間が船首材27を形成する。側壁24とフロア25に接着される防水ケーシング28により、図10の流体力学的に最適化された構造になる。
大半の場合、非常に短いサーフィンボードや他の船舶を除いては、船体の中央に設けられるストリンガー(8A、20、26)は、運搬のために分離が可能でなければならない。サーフィンボードの二つの側面やカヤックや他の船舶の底面によってストリンガーに加えられる高い接触圧力により、各々のストリンガー区間の積極的な連結が保障される。
図11は、平たいストリンガー20の2個の半分ストリンガー(20、20’)を連結する一例を示す。
この場合、一方のストリンガー(20’)のカットアウト22に他方のストリンガー20のホールドストリップ21が噛み合い、2個のストリンガーが接触圧力により結合される。また、2個の固定ストリップ21の縦方向の剛性効果が保障され、このようなストリップにカットアウト22が嵌合方式で結合される。2個のストリンガー(20、20’)の相対的なポジショニングのために磁石23を設けて結合力を強化することもできる。
2個の半分サーフィンボードの間や他の船舶の半分底間のチャネルを密封しなければならない場合、防水突起30をサーフィンボードや船舶に接着すれば良い(図12参照)。
この突起30は管状であり、2個の半分船体、ここでは半分サーフィンボード(1、2)の枠に接着されるかまたは他の方式で連結される。ストリンガーのような補強要素8を挿入するために、突起30は図12の上端左側に示された挿入位置に配置され、膨張していない状態の2個の半分サーフィンボード(1、2)間のスロット7に補強要素8が挟まれる。補強要素8をまだ膨張していない船体内に完全に押し込んだ後(補強要素の最終位置が図12に31で表示される)、弾性突起を両側から押して開口部を閉じ、垂直に折り畳まれた区間32を図12の下段の左側図のようにぐるぐる巻く。次に、船体を膨張させて半分サーフィンボード(1、2)を互いに結合させれば、圧力によって突起が固定され、不注意に緩くなることはなくなる。
膨張式サーフィンボードは、PVC材料により様々な厚さに製作される。PVC材料が厚いほど製作過程が難しくなるが、耐久性と強度のために厚いPVC材料が好まれている。サーフィンボードやカヤック底の2個の半分サーフィンボード(1、2)を手動接着工程により結合するのは非常に難しく、このような作業をする機械もない。特に歪んだ半分サーフィンボードを接着過程中に直線にすることは難しい。補強要素を備えた本発明の膨張式船舶を図13の接着テーブル47に生産することができる。この接着テーブル47は、各々の稼動要素から構成される。
図13と13A〜Cに示された接着テーブル47は2個の半分サーフィンボード(1、2)用の支持台48と直線化ベンチを備え、2個の半分サーフィンボード(1、2)は内側壁4が互いに当接するように支持台48上に置かれる。支持台は複数の水平ロッド36からなり、これらの水平ロッドは溝37内で横に動けるようにガイドされる。このような水平ロッドは垂直ロッド35を支持し、垂直ロッドに上部水平ホールドロッドが形成されて、少なくとも部分的に2個の半分サーフィンボード(1、2)をカバーすることによって、半分サーフィンボードが、一方では上部水平ホールドロッド38によって、他方では支持台48の水平ロッド36によって垂直ロッド35において垂直方向に並んで固定される。水平ロッド36と調整型水平垂直ロッド(35、38)は接着テーブル47の溝37内でサーフィンボード/船舶の横方向に滑りガイドされるため、これらのロッドを様々なサーフィンボード各々の輪郭に合わせて調節した後に固定することができる。
2個の膨張した半分サーフィンボード(1、2)を接着テーブル47において結合するには、垂直ロッド35をサーフィンボードの外側壁3の外側から溝37に沿って押した後、締めネジ51を用いて左右側から接着テーブルサイド(49、50)を締め付ける。2個の接着テーブルサイド(49、50)は、横方向に調整できるように共通テーブルベッド52に設けられる。垂直ロッド35に固定されたホールド用水平ロッド38を水平ロッド36上にあるサーフィンボードの高さに合わせて調整する。
このようにサーフィンボードや船舶の外郭面に対してロッド(35、38)を位置させた後に、半分サーフィンボード(1、2)の実際の結合がなされる。この場合、垂直ロッド35と水平ロッド38を用いて接着テーブルのサイド(49、50)間の有効間隔を減らして接触圧力を加えることができる。接着テーブルサイド(49、50)のこのような調整は、クランク機構を介して行われる。
図13A〜Cによれば、接着テーブルの両サイド(49、50)をクランク機構を用いてサーフィンボードの縦軸線に横方向に調整できる。2個のネジ棒(39、40)は螺旋方向が互いに逆であり、ネジ棒の各々がネジスリーブ42を介して接着テーブルサイド(49、50)の各々に能動的に噛合する。ネジ棒(39、40)は駆動クランク41で駆動され、接着テーブルサイド(49、50)の作動間隔と垂直ロッド35の間隔を駆動クランク41により調節することができる。
ロッド35が内側に動く間、外側壁44に接触圧力を加えれば、サーフィンボードが圧力を受けて、内側壁45が互いに当接して平らに圧縮される。さて、ストラップ(5、5A、5B、5D)を接着することができる。接着テーブルもこれが可能であり、歪んだ2個の半分サーフィンボード(1、2)を接着する前に水平ロッド38を用いて直線化する。
例えば、ホールドストラップ5やホールドフラップを付着するかまたは内側壁4を互いに平らに当接させて接着する間、半分サーフィンボード(1、2)を接着テーブル構造を用いて所定の相対的位置に固定して必要な接着圧力を保持する。接着剤が乾けば、固定されたホールドストラップ5を通じた張力によって内側壁4が互いに当接し、膨張した状態に位置が固定される。しかし、接着テーブルサイド(49、50)を広げて事前張力を解除すれば、外側壁44(外側壁3)が平たい形状を保持することができず、弾性によって丸みを帯びる使用形状に再び膨らむ。しかし、内側壁4は平坦状態を保持し、これは、ホールドストラップ5が継続して必要な引張応力を加えるためである。
以上、少なくとも2個の膨張式部分をホールドストラップなどで結合してなる膨張式船舶について説明した。
Claims (21)
- サーフィンボード、ウィンドサーフィンボード、カイトサーフィンボード、ホイールボード、カヌーおよびカヤックを含み、膨張部が少なくとも部分的にドロップ−ステッチ材料からなり、2個の半分サーフィンボードを備えた膨張式船舶であって、
半分サーフィンボードの各々が閉鎖された空気室を形成し、自体的に膨張可能であり、2個の半分サーフィンボードをホールドストラップ(5、5A、5B、5D)を用いてデッキ表面と水中底面で互いに結合することができ、隣接した半分サーフィンボードの間にスロット7が形成され、該スロットに少なくとも一つの補強要素8を挿入することができ、前記ホールドストラップは膨張状態で隣接した部分(半分サーフィンボード)同士で互いにまたは隣接した部分が補強要素8および/または隣接した部分間の他のビルトイン部分(12、13、14、15)と結合される程度の大きさを有することを特徴とする膨張式船舶。 - 膨張して緊張した状態で前記半分サーフィンボードが接触した接触領域において隣接したドロップ−ステッチスレッド9が互いに近くにあることを特徴とする、請求項1に記載の膨張式船舶。
- 前記ホールドストラップ(5、5A、5B、5D)がデッキ表面および/または水中底面に接着され、膨張式半分サーフィンボード(1,2)がホールドストラップによって連結され、膨張後、半分サーフィンボードの内側壁が高い圧力を経て平たい表面を形成し、船舶の外周辺をなす外側壁3は膨らみ、前記スロット7は船舶の一端部や両端部および/または船舶の上面や底面に入口を有し、このような入口を通して補強要素をスロットに挿入することを特徴とする、請求項1または2に記載の膨張式船舶。
- 前記補強要素8が分離可能であるかまたは薄くてぐるぐる巻かれる形態で船舶の縦方向区間において並んで置かれて中間で連結されることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の膨張式船舶。
- 前記船舶に凹溝部11が形成され、船舶が膨張する前に該凹溝部に前記ビルトイン部分が挿入されることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の膨張式船舶。
- 前記ビルトイン部分がフィン12、防水ボックス13、マスト受け15および/または結合用ホルダーであることを特徴とする、請求項5に記載の膨張式船舶。
- 前記補強要素8がビルトイン部分に結合される形状を有するか、またはビルトイン部分が全体的や部分的に補強要素8を囲む形状を有して、船舶の中央平面に長さ方向の剛性が大きい補強アセンブリーが形成されることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の膨張式船舶。
- 前記ホールドストラップ5が船舶の上面および/または底面に接着され、船舶にカットアウト(cutouts)16があり、カットアウトのうち少なくとも一つは補強要素をスロットに挟むための開口部を形成することを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の膨張式船舶。
- 前記ビルトイン部分(12、13、14、15)が突出し、フットストラップや補強板を含む物体をビルトイン部分の突出した領域に結合できることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の膨張式船舶。
- 前記凹溝部11のうちの一つ以上が長く、各々の凹溝部が前記ビルトイン部分(12、13、14、15)を各々収納し、これらのビルトイン部分が補強要素8と結合することを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の膨張式船舶。
- 前記凹溝部11のうちの一つが長く、前記ビルトイン部分(12、13、14、15)のうちの多数を収納し、これらのビルトイン部分が補強要素8と結合することを特徴とする、請求項5〜10のいずれか1項に記載の膨張式船舶。
- 前記凹溝部11のうちの一つが長く、前記ビルトイン部分(12、13、14、15)のうちの多数を収納し、これらのビルトイン部分が中空の補強要素10と結合することを特徴とする、請求項5〜11のいずれか1項に記載の膨張式船舶。
- 前記補強要素8が分離可能であり、サーフィンボードや船舶より突出して、補強要素の端部区間が船首17と船尾18を形成し、防水密閉カバー19がサーフィンボードや船舶の左右半分に接着されることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか1項に記載の膨張式船舶。
- 両側に溝10Bが形成された金属製ストリンガー10Aが半分サーフィンボードの間に挿入され、ホールドストラップ(5、5A、5B、5D)が半分サーフィンボードの上面および/または底面と前記溝10Bに噛み合って固定されるフラップ型ストラップ10Eの表面に接着されることを特徴とする、請求項1〜13のいずれか1項に記載の膨張式船舶。
- 固くてぐるぐる巻かれるフィルムからなるストリンガーが半分サーフィンボードの内側壁4に接着されることを特徴とする、請求項1〜14のいずれか1項に記載の膨張式船舶。
- 前記ホールドストラップ(5、5A、5B、5D)のうちのホールドストラップ5Aがジッパー形態で分離可能であることを特徴とする、請求項1〜15のいずれか1項に記載の膨張式船舶。
- 前記ホールドストラップ(5、5A、5B、5D)のうちホールドストラップ(5B、5D)がフラップ列の形態で分離可能であり、フラップ(5B、5D)の各々が一列に半分サーフィンボードの各々に接着され、金属やプラスチックロッド5Cが2列のフラップを連結することを特徴とする、請求項1〜16のいずれか1項に記載の膨張式船舶。
- 2個の半分サーフィンボード(1、2)が上面と底面でホールドストラップ(5、5A、5B、5D)によってまたは幅と張力が異なる張力要素によって結合されることを特徴とする、請求項1〜17のいずれか1項に記載の膨張式船舶。
- ぐるぐる巻かれる防水突起30が船舶の船首と船尾の開口部を塞ぐことを特徴とする、請求項1〜18のいずれか1項に記載の膨張式船舶。
- 請求項1〜19のいずれか1項に記載の船舶の製造方法であって、
各々空気室を形成する少なくとも二つの部分である半分サーフィンボード(1、2)を製作するステップ、
ドロップ−ステッチ材料により船舶を組み立てるステップ、
補強要素の挿入無しにまたは挿入下で前記半分サーフィンボードを膨張状態で固定するステップ、および
ホールドストラップ(5、5A、5B、5D)を半分サーフィンボードに緊張状態で結合するステップを含むことを特徴とする船舶の製造方法。 - 半分サーフィンボード(1、2)がホールドストラップ(5、5A、5B、5D)で固定される前に水平垂直に整列されることを特徴とする、請求項20に記載の船舶の製造方法。
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