JP7425523B2 - 折り畳み式ボート - Google Patents

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Description

本発明は、折り畳み式ボートに関し、特に、折り畳んだ状態にて搬送可能とすると共に、上記折り畳んだ状態から展開した展開状態にて使用する折り畳み式ボートに関する。
特許文献1には、従来の折り畳み可能な小型ボートが開示されている。小型ボートは、主に、船底板と、船底板の外周に沿って形成される両側板及び船尾板と、を備える。船底板及び両側板は、それらの長さ中央付近にて2分割される。そして、上記長さ中央付近の両側板間には、横補強部材が、小型ボートの横幅方向に渡り着脱自在に装着される。横補強部材は、船底板に対して押圧挿入されると共に、横補強部材の内部に水密性の薄膜材が配置される。
また、船底板の裏面には、船底板同士を接合するための複数のロック部材が配置される。ロック部材は、レバーを反転させることで船底板同士を結合できる。そして、船底板は、上記ロック部材により水密性が保たれる。上記構造により、小型ボートは、折り畳んだ状態にて自動車にて搬送可能であり、使用する際に組み立てられた状態にて使用される。
特許文献2には、従来の折り畳み式ボートが開示されている。折り畳み式ボートは、主に、上側箱体と、下側箱体と、上側箱体と下側箱体とを連結させる連結具と、を備える。上側箱体及び下側箱体は、それぞれ底板と、底板の周縁部に沿って全周に渡りつば部と、を有し、それぞれ単独に水に浮かぶことが出来る。
折り畳み式ボートは、搬送時には、上側箱体と下側箱体とを貝の様に重ね合わせることで、テントや寝袋等を収納するケース体として使用することが出来る。上記構造により、折り畳み式ボートは、折り畳んだ状態にて自動車にて搬送可能であり、使用する際に組み立てられた状態にて使用される。
実公平6-37037号公報 実公平3-8512号公報
上述したように、特許文献1に記載の小型ボートは、折り畳んだ状態にて自動車にて搬送可能である。そのため、使用者は、自家用車にて上記小型ボートを牽引する必要がなく、容易に持ち運びすることができ、利便性に優れている。
しかしながら、横補強部材が、船底板の長さ中央付近であり、小型ボートの横幅方向に渡り装着されることで、小型ボートの乗員のスペースが分割されてしまう。その結果、乗員は、小型ボート内での移動が制限されると共に、足を伸ばし難くなる等、乗員の行動制限が掛かり、使用中の利便性が損なわれるという課題がある。
また、小型ボートの使用時には、船底板同士の位置合わせ作業、横補強部材の取付け作業や複数のロック部材の取り扱い作業等、小型ボートの組み立て作業及び後片付け作業が煩雑であり、使用者の手間となるという課題がある。
また、特許文献2に記載の折り畳み式ボートは、搬送時における利便性や荷物の収納性等に優れている。
しかしながら、折り畳み式ボートにおいても、使用時には、上側箱体と下側箱体とが、それぞれ単独に水に浮かぶ構造となるため、乗員の行動制限が掛かり、使用中の利便性が損なわれるという課題がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、折り畳んだ状態にて搬送可能とすると共に、上記折り畳んだ状態から展開した展開状態にて使用する折り畳み式ボートを提供することにある。
本発明の折り畳み式ボートでは、折り畳み状態にて搬送され、展開状態にて使用される船体部を備える折り畳み式ボートであって、前記船体部は、船首側の第1の本体部と、船尾側の第2の本体部と、前記展開状態における前記第1の本体部と前記第2の本体部との当接面に形成される嵌合部と、前記第1の本体部と前記第2の本体部とを連結させ、前記船体部を前記折り畳み状態または前記展開状態へと状態変更させる連結部と、前記船体部が前記展開状態から前記折り畳み状態へと状態変更することを規制する折り畳み規制部と、を有し、前記折り畳み規制部は、少なくともその一部が前記嵌合部の厚み方向に挿通される挿通棒状部と、前記挿通棒状部の外周に沿って配設される弾性部と、前記挿通棒状部の上端部側に形成される係止部と、を有し、前記展開状態では、前記係止部は前記弾性部により上方に向けて付勢されると共に、前記係止部は前記船体部に対して係止されることを特徴とする。
また、本発明の折り畳み式ボートでは、前記嵌合部は、前記第1の本体部の前記当接面に形成される嵌合凸部と、前記第2の本体部の前記当接面に形成され、前記嵌合凸部が嵌め込まれる嵌合凹部と、を有し、前記嵌合凸部は、少なくとも前記船体部のキール及び前記キールの上方の前記第1の本体部に形成され、前記嵌合部は、少なくとも前記船体部の前記床面に突出しないことを特徴とする。
また、本発明の折り畳み式ボートでは、前記嵌合凸部は、少なくとも前記第1の本体部の前記当接面の中央部及びその周辺に形成される第1の凸部と、前記第1の本体部の横幅方向であり、前記第1の凸部の両側に形成される一対の第2の凸部と、を有し、前記第1の凸部は、前記第1の本体部の厚み方向の中間部にくびれ部を有することを特徴とする。
また、本発明の折り畳み式ボートでは、前記第1の本体部と前記第2の本体部とを連結させ、前記船体部を前記折り畳み状態または前記展開状態へと状態変更させる連結部と、前記船体部が前記展開状態から前記折り畳み状態へと状態変更することを規制する折り畳み規制部と、を更に備え、前記展開状態では、前記折り畳み規制部は、前記嵌合部に対して前記船体部の厚み方向に挿入され、前記第1の本体部と前記第2の本体部とはフラット状態を維持することを特徴とする。
また、本発明の折り畳み式ボートでは、前記展開状態では、前記嵌合部は、前記船体部の内部に配置され、前記船体部の床面は平坦面となることを特徴とする。
本発明の折り畳み式ボートでは、展開状態において、第1の本体部と第2の本体部とが嵌合部を介してフラット状態に固定される。そして、嵌合部は、船体部の床面に突出することなく、船体部の内部に配置される。この構造により、船体部の床面には、嵌合部による段差が形成されず、使用者は、船体部の乗員スペースを効率的に使用することが出来る。
また、本発明の折り畳み式ボートでは、嵌合部は、嵌合凸部と嵌合凹部とを有し、主要な嵌合凸部は、船体部のキール及びその上方に形成される。この構造により、第1の本体部と第2の本体部とは、船体部にて大きい剛性を備えるキールの配設領域にて嵌合することで、展開状態が維持され易くなり、折り畳み式ボートの安全な航行が実現される。
また、本発明の折り畳み式ボートでは、嵌合部の第1の凸部の中間部にくびれ部が形成される。この構造により、第1の本体部と第2の本体部との間に捻じれ動作が発生した場合でも、お互いに上記捻じれ動作が規制されることで、船体部の横揺れ等が防止され、快適な航行が実現される。
また、本発明の折り畳み式ボートでは、第1の本体部と第2の本体部とは、連結部を介して折り畳み状態から展開状態となり、折り畳み規制部を介して、上記展開状態時のフラット状態が維持される。この構造により、船体部が航行中に予期せず折り畳まれることを防止し、折り畳み式ボートの安全な航行が実現される。
また、本発明の折り畳み式ボートでは、折り畳み規制部は、挿通棒状部、係止部及び弾性部を有する。この構造により、上記展開状態において、係止部は、弾性部により上方に付勢され、船体部に対して係止されることで、船体部が航行中に予期せず折り畳まれることを防止する。
本発明の一実施形態である折り畳み式ボートを説明する斜視図である。 本発明の一実施形態である折り畳み式ボートを説明する上面図である。 本発明の一実施形態である折り畳み式ボートを説明する分解上面図である。 本発明の一実施形態である折り畳み式ボートを説明する側面図である。 本発明の一実施形態である折り畳み式ボートを説明する下面図である。 本発明の一実施形態である折り畳み式ボートを説明する側面図である。 本発明の一実施形態である折り畳み式ボートを説明する側面図である。 本発明の一実施形態である折り畳み式ボートを説明する側面図である。 本発明の一実施形態である折り畳み式ボートを説明する側面図である。 本発明の一実施形態である折り畳み式ボートを説明する斜視図である。 本発明の一実施形態である折り畳み式ボートを説明する断面図である。 本発明の一実施形態である折り畳み式ボートの使用状態を説明する斜視図である。 本発明の一実施形態である折り畳み式ボートの使用状態を説明する斜視図である。 本発明の一実施形態である折り畳み式ボートの使用状態を説明する斜視図である。
以下、本発明の一実施形態に係る折り畳み式ボート10を図面に基づき詳細に説明する。尚、以下の本実施形態の説明の際には、同一の部材には原則として同一の符番を用い、繰り返しの説明は省略する。また、上下方向は折り畳み式ボート10の高さ方向を示し、左右方向は折り畳み式ボート10の横幅方向を示し、前後方向は折り畳み式ボート10の奥行方向を示す。
最初に、図1から図4を参照して、折り畳み式ボート10の展開状態を説明する。尚、本実施形態の上記展開状態とは、船体部11を構成する第1の本体部12と第2の本体部13とが、フラット状態に開いた状態であり、折り畳み式ボート10の使用時の状態である。
図1は、本実施形態の折り畳み式ボート10の展開状態を説明する斜視図である。図2Aは、本実施形態の折り畳み式ボート10の展開状態を説明する上面図である。図2Bは、本実施形態の折り畳み式ボート10を説明する分解上面図である。図3は、本実施形態の折り畳み式ボート10の展開状態を説明する側面図であり、折り畳み式ボート10を右方側から見た側面図である。図4は、本実施形態の折り畳み式ボート10の展開状態を説明する下面図である。
図1に示す如く、折り畳み式ボート10は、一人または二人が乗員可能な小型ボートである。折り畳み式ボート10は、その船体部11を湖、川や海等の水面に浮かべて使用され、例えば、釣りやパドリング等のレジャー用のボートとして使用される。
図示したように、船体部11は、船首側の第1の本体部12と、船尾側の第2の本体部13と、を有する。第1の本体部12と第2の本体部13とは、ヒンジ機構14を介して連結する。そして、第1の本体部12と第2の本体部13とは、ヒンジ機構14を回転支点として回動することで、船体部11は、図5に示す折り畳み状態または図1に示す展開状態へと簡易に状態変更をすることが出来る。尚、ヒンジ機構14は、本願発明の連結部に対応する。
第1及び第2の本体部12,13は、例えば、UVーLLDPE(Linear Low Density Polyethylene)を主材料とする比重の小さい樹脂材料を用いて、金型成形により中空構造体として形成される。そして、第1及び第2の本体部12,13は、ボートとして水に浮く形状に設計されると共に、上記樹脂材料による中空構造体の内部に空気層を有することで、折り畳み式ボート10として浮力が得られる。尚、第1及び第2の本体部12,13の表面側には、シートや取手部等の部品を船体部11に取り付けるための小さい取付孔が複数形成されることで、中空構造体は密閉構造ではないが、浮力体として十分に機能する。
図2A及び図2Bに示す如く、船体部11は、船首側の第1の本体部12と船尾側の第2の本体部13との2つの部材に分かれている。詳細は後述するが、折り畳み式ボート10として使用する展開状態では、第1及び第2の本体部12,13は、嵌合部31及び折り畳み規制部51(図8A参照)を介してフラット状態に固定される。
本実施形態では、折り畳み式ボート10の全長L1は2500mmであり、最大の横幅W1は900mmである。そして、第1の本体部12の長さL2は1245mmであり、第2の本体部13の長さL3は1380mmである。この構造により、上記展開状態では、第1及び第2の本体部12,13は、折り畳み式ボート10の略中央領域にて嵌合部31を介して嵌合する。
図示したように、第1の本体部12の中央部には、ダックフィン式のペダルドライブ62(図9参照)を取り付けるための取付開口部15が形成される。そして、取付開口部15は、第1の本体部12の外周面により囲まれることで、取付開口部15から第1の本体部12の内部へ水が浸入することはない。
また、船体部11の表面側の砂状のハッチングにて示す領域が、乗員スペース16として用いられる。乗員スペース16は、船体部11の表面から約150mm程度窪んだ領域となり、乗員スペース16が、船体部11の外壁部17にて囲まれる。外壁部17には、アウトリガー用係止溝18や釣り竿の建て穴19等が形成されると共に、外壁部17は、乗員スペース16への水の浸入を防止する。尚、図示していないが、アウトリガー用係止溝18の上部にオール固定用の樹脂クラッチが配設される。
図3及び図4に示す如く、船体部11の裏面には、第1のキール21が、船体部11の略中央領域の船首から船尾に渡り形成される。また、本実施形態では、第2のキール22が、船尾側の第2の本体部13の裏面に、第1のキール21の両側に一対形成される。そして、第1のキール21が、船体部11の前後方向に渡り配設されることで、船体部11の前後方向の剛性が得られる。尚、第1のキール21が、本願発明のキールに対応する。
上述したように、折り畳み式ボート10は、一般的なカヤックよりも全長L1が短く、横幅W1が広く形成される。そして、第2の本体部13には乗員用の座席シート61(図9参照)が配置され、乗員の乗り降り動作等、第2の本体部13は乗員が積極的に移動するエリアとなる。上述したように、第2の本体部13には第2のキール22が形成されることで、折り畳み式ボート10の左右方向のバランスが取り易くなる。その結果、乗員の乗り降り動作時や航行中に折り畳み式ボート10が横転し難くなる。
図示したように、第1の本体部12の最大の高さH1は425mmであり、船首側の第1のキール21の形成領域である。一方、第2の本体部13の最大の高さH2は385mmであり、船尾側の第2のキール22の形成領域である。そして、第1のキール21は、船首側の第1の本体部12の裏面にて最大の厚みを有することで、折り畳み式ボート10の直進性が向上する。
次に、図5Aから図8Bを参照して、折り畳み式ボート10の折り畳み状態及び嵌合部31を説明する。尚、本実施形態の上記折り畳み状態とは、船体部11を構成する第1の本体部12と第2の本体部13とが、重ね合わされて折り畳まれた状態であり、折り畳み式ボート10の搬送時や収納時の状態である。
図5Aは、本実施形態の折り畳み式ボート10を説明する側面図であり、折り畳み式ボート10の右方側から見た側面図である。図5Bは、本実施形態の折り畳み式ボート10を説明する側面図であり、折り畳み式ボート10の前方側から見た側面図である。図6は、本実施形態の折り畳み式ボート10の嵌合部31を説明する側面図であり、第1の本体部12を後方側から見た側面図である。図7は、本実施形態の折り畳み式ボート10の嵌合部31を説明する側面図であり、第2の本体部13を前方側から見た側面図である。図8Aは、本実施形態の折り畳み式ボート10の折り畳み規制部51を説明する斜視図である。図8Bは、本実施形態の折り畳み式ボート10の折り畳み規制部51の使用状態を説明する断面図である。尚、以下の説明では、適宜、図1から図4を参照する。
図5A及び図5Bに示す如く、折り畳み式ボート10の折り畳み状態では、例えば、ヒンジ機構14を介して第1の本体部12を第2の本体部13の上面側へと回動させ、第1の本体部12は、第2の本体部13の上面に重ね合わされた状態となる。
上述したように、上記折り畳み状態では、折り畳み式ボート10の長さL3は1380mm、折り畳み式ボート10の横幅W1は900mm、折り畳み式ボート10の高さH3は810mmとなる。つまり、折り畳み式ボート10は、上記折り畳み状態では、上記展開状態と比較して全長が約半分程度となり大幅に小型化する。
この構造により、折り畳み式ボート10の使用者は、後方ドアが開閉可能な車両を準備することで、車室内へと上記折り畳み状態の折り畳み式ボート10を収納し、搬送することが可能となる。そして、第1及び第2の本体部12,13は、樹脂材料から成る中空構造体であり、比較的軽量である。その結果、使用者は、折り畳み式ボート10の車両への出し入れ作業や持ち運び作業も容易に行うことが出来るので、使用者の利便性が向上される。尚、使用者は、折り畳み式ボート10を収納袋へと収納することで、車室内にて上記折り畳み状態を維持することが出来る。また、使用者は、例えば、紐状の固定具(図示せず)等により上記折り畳み状態を維持し、車両のルーフに折り畳み式ボート10を固定して搬送することも可能である。
また、折り畳み式ボート10は、小型化することで収納スペースの確保も容易となる。そして、折り畳み式ボート10の不使用時には、使用者は、上記折り畳み状態において、容易に倉庫等に折り畳み式ボート10を収納することも出来る。
図6に示す如く、第1の本体部12では、第2の本体部13との当接面32に嵌合部31としての嵌合凸部35が形成される。嵌合凸部35は、当接面32の略中央部に形成される第1の凸部36と、第1の凸部36の両側に形成される一対の第2の凸部37と、を有する。
第1の凸部36は、直方体形状の第1の突出部36Aと、第1の突出部36Aの下方に連続して形成されるスカート状の第2の突出部36Bと、を有する。図2Bに示すように、第1の凸部36は、第2の凸部37よりも幅広く形成されると共に、当接面32に対して大きく突出することで、第2の本体部13の嵌合凹部39との当接面積を奥行方向を含め増大させることが出来る。
図7に示す如く、第2の本体部13では、第1の本体部12との当接面33に嵌合部31としての嵌合凹部39が形成される。嵌合凹部39は、当接面33の略中央部に形成される第1の凹部40と、第1の凹部40の両側に形成される一対の第2の凹部41と、を有する。
第1の凹部40は、直方体形状の第1の窪み部40Aと、第1の窪み部40Aの下方に連続して形成されるスカート状の第2の窪み部40Bと、を有する。そして、図2Aに示す上記展開状態では、第1の凹部40に対して第1の凸部36が挿入され、第2の凹部41に対して第2の凸部37が挿入されることで、嵌合部31は嵌合状態となる。尚、詳細は後述するが、折り畳み規制部51(図8A参照)が、第2の凹部41と第2の凸部37との嵌合領域に対して挿入されることで、第2の凸部37が第2の凹部41から抜け出さない構造が実現される。
また、ヒンジ機構14には、外壁部17側へと突出した一対の金属製の軸部14Aが形成される。そして、軸部14Aが、第1の本体部12のヒンジ機構14の軸受部14Bへと挿入されることで、第1及び第2の本体部12,13は、回動自在に連結する。尚、第1及び第2の本体部12,13は、嵌合部31が嵌合状態となることでその回動動作が規制されるため、約180度の範囲内にて回動可能となる。また、第1及び第2の本体部12,13は、ヒンジ機構14を介して連結された状態にて出荷される。
図6及び図7に示すように、一点鎖線38の内側は、船体部11の乗員スペース16となる。乗員スペース16は、船体部11の外壁部17の表面から約150mm程度窪んだ領域となる。
第2の本体部13では、第1の凹部40の第1の窪み部40Aは、乗員スペース16の床面16Aに対して開口状態となる。一方、第1の本体部12では、第1の凸部36の第1の突出部36Aの天面は、乗員スペース16の床面16Aに対して略面一となる。そして、第1の凸部36の第1の突出部36Aは、上記第1の窪み部40Aに対して嵌め込まれる。このとき、第1の突出部36Aの厚みと第1の窪み部40Aの窪み深さとが略同一となることで、図2Aに示すように、第1の突出部36Aは、乗員スペース16側へと突出しない構造となる。
この構造により、乗員スペース16の床面16Aには、第1の突出部36Aによる段差が形成されることがなく、実質、平坦面となる。そして、折り畳み式ボート10の乗員は、乗員スペース16にて足を伸ばした状態で腰掛け、また、足元を気にすることなくスムーズに移動することが可能となる。つまり、折り畳み式ボート10では、乗員スペース16が、第1の突出部36Aにより長手方向に分割されることがなく、乗員の利便性が向上される。尚、上記平坦面とは、乗員がスムーズに移動可能な程度の多少の突起形状は含むものとする。
また、図7の太線43は、第1の本体部12が、ヒンジ機構14を介して第2の本体部13に対して上下方向へと回動する動作を規制する領域である。一方、図6の太線44は、第2の本体部13が、ヒンジ機構14を介して第1の本体部12に対して上下方向へと回動する動作を規制する領域である。
上述したように、第1及び第2の本体部12,13は、それぞれ中空構造体の別部材として形成され、図2Aに示す上記展開状態では、第1及び第2の本体部12,13は、嵌合部31及び折り畳み規制部51(図8A参照)を介して船体部11としてフラット状態に固定される。
しかしながら、折り畳み式ボート10の航行中には、船体部11には水面から浮力等の外力をあらゆる方向から受けることで、第1及び第2の本体部12,13は、単独に上下方向に揺れ動き、また、お互いに対して捻じれ動作が発生する。
このとき、太線43,44の領域にて、第1及び第2の凸部36,37が、第1及び第2の凹部40,41の内側面との当接状態を維持することで、第1及び第2の本体部12,13は、お互いに上記揺れ動き動作や捻じれ動作が規制される。その結果、折り畳み式ボート10は、船体部11の展開状態を維持し、航行中に船体部11が意図せず折り畳まれ、乗員が水面へ投げ出されることが防止される。
特に、第1の凸部36及び第1の凹部40が、船体部11の第1のキール21及びその上方の船体部11に形成される。そして、第1のキール21は、船体部11の中央部に形成され、船体部11の骨格として剛性を向上させる。つまり、第1及び第2の本体部12,13は、船体部11の最も剛性の高い領域にて幅広く嵌合することで、折り畳み式ボート10の展開状態が維持され易くなる。
また、折り畳み式ボート10は、上記搬送時や収納時の利便性の観点等から、一般的なカヤックよりも全長L1が短く、横幅W1が広く形成されることで、横揺れへの対策が必要となる。そこで、折り畳み式ボート10では、一対の第2の凸部37及び第2の凹部41が、第1の凸部36及び第1の凹部40の両側にて嵌合する。つまり、嵌合部31では、上記3箇所にて嵌合状態を維持することで、折り畳み式ボート10では、第1及び第2の本体部12,13の上記揺れ動き動作や捻じれ動作にも対応すると共に、上記展開状態が維持され易くなる。
更には、図6の丸印42にて示すように、第1の凸部36では、第2の突出部36Bが、第1の突出部36Aへ向けて狭まるように形成され、且つ、第1の突出部36Aと一体に形成される。この構造により、第1の凸部36の中間部には、くびれ部が形成される。
折り畳み式ボート10では、水面の波等の影響を受けることで、第1及び第2の本体部12,13には、上下方向へ揺れる動作だけでなく、横幅方向に捻じれる動作も起こる。このとき、上記くびれ部が存在することで、上記捻じれ動作が発生しても、第2の突出部36Bは、第2の窪み部40Bの太線43の領域にてお互いに規制し合う。その結果、船体部11の横揺れが低減されると共に、第1の凸部36が第1の凹部40から抜け出し難くなり、第1及び第2の本体部12,13の嵌合状態が維持される。尚、くびれ部の第2の突出部36Bの左右方向の側面は曲面として形成されることで、上記捻じれ動作が発生した際に、くびれ部に応力集中が発生し難くなる。
図8Aに示す如く、折り畳み規制部51は、主に、円筒形状の鋼材から成る挿通棒状部52と、挿通棒状部52の上端部側に形成される円筒形状の鋼材から成る係止部53と、挿通棒状部52の外周に沿って配設されるコイルバネ54と、を有する。そして、コイルバネ54は、係止部53をその間に挟むように、挿通棒状部52に配設されることで、挿通棒状部52から抜け落ちなくなる。尚、コイルバネ54が、本願発明の弾性部に対応する。
図8Bに示す如く、折り畳み規制部51は、一対の第2の凸部37と第2の凹部41との嵌合領域に対して挿通されることで、第2の凸部37が第2の凹部41から抜け出すことを規制する。そして、嵌合部31での嵌合状態が維持されることで、第1及び第2の本体部12,13の展開状態が維持される。
図2Bに示すように、第2の凸部37には、第1の本体部12の厚み方向に貫通する挿通孔37Aが形成され、第2の凹部41には、第2の本体部13の厚み方向に貫通する挿通孔41Aが形成される。そして、折り畳み式ボート10の展開状態では、図2Aに示すように、挿通孔37A,41Aは、上下方向において孔の位置が重ね合わさる。尚、挿通孔41Aは、少なくとも第2の凹部41の天面部41Bは貫通するが、底面部41Cは貫通する場合でも、貫通しない場合でも良い。
図8Bに示すように、第2の凸部37と第2の凹部41との嵌合状態において、挿通棒状部52は、船体部11の床面16A側から挿通孔37A,41Aへと挿通される。このとき、コイルバネ54の外径は、挿通孔41Aの内径よりも大きくなることで、コイルバネ54の下端は天面部41Bの上面に当接する。そして、係止部53が、第1の本体部12の当接面32に形成された係止受け部55より下方に位置するまで、挿通棒状部52は挿通孔37A,41A内へと挿入される。
その後、係止部53は水平方向に回転され、係止受け部55に引っ掛かる様に上方へと戻される。そして、コイルバネ54は、係止部53と天面部41Bとの間にて縮んだ状態となることで、係止部53は、コイルバネ54により係止受け部55と当接するように上方へと押圧される。その結果、折り畳み規制部51は、挿通孔37A,41Aに挿通された状態にて、係止部53及び係止受け部55によりロックされた状態となる。
この構造により、上記展開状態では、挿通棒状部52が挿通孔37A,41A内へと挿入され、第2の凸部37が、第2の凹部41から抜け出すことが防止される。そして、第1及び第2の本体部12,13は、ヒンジ機構14及び折り畳み規制部51により連結状態が維持されると共に、第1及び第2の本体部12,13の回動動作が規制される。尚、係止部53が、コイルバネ54により係止受け部55へと押圧されることで、勝手に挿通棒状部52が、挿通孔37A,41Aから抜け出すことが防止される。
また、第1及び第2の本体部12,13は、ヒンジ機構14を介して連結し、お互いに回動することで、上記展開状態と上記折り畳み状態の状態変更を行うことができる。そして、上記展開状態では、第1及び第2の本体部12,13は、上記回動動作の流れの中にて、嵌合部31を介してフラット状態に固定される。その後、折り畳み規制部51が、挿通孔37A,41A内に挿入されることで、上記展開状態が維持される。つまり、折り畳み式ボート10の使用者は、簡単に組み立てて使用することが出来ると共に、使用後は、簡単に片付けることが出来る。
また、上記展開状態の嵌合部31では、嵌合凸部35と嵌合凹部39とが嵌合状態となると共に、折り畳み規制部51にて上記嵌合状態が維持される。この構造により、嵌合部31での水密性が高められ、嵌合部31から乗員スペース16へと水が浸入し難い構造が実現される。
最後に、図9から図11を参照して、折り畳み式ボート10の使用状態を説明する。
図9は、本実施形態の折り畳み式ボート10を足漕ぎ式カヤックとして使用する場合を説明する斜視図である。図10は、本実施形態の折り畳み式ボート10を手漕ぎ式ボートとして使用する場合を説明する斜視図である。図11は、本実施形態の折り畳み式ボート10を船外機によるモーターボートとして使用する場合を説明する斜視図である。
図9に示す如く、折り畳み式ボート10が足漕ぎ式カヤックとして使用される場合には、座席シート61が船首側を向くように船体部11に取り付けられると共に、ダックフィン式のペダルドライブ62が取付開口部15を介して船体部11に取り付けられる。使用者は、座席シート61に着座した状態にてペダルドライブ62を漕ぐことで、折り畳み式ボート10は水面を航行する。
尚、使用者は、船体部11に固定されたパドル64を併用して、あるいはペダルドライブ62を取り外してパドル64単独にて折り畳み式ボート10を航行させる場合でも良い。
図10に示す如く、折り畳み式ボート10が手漕ぎ式ボートとして使用される場合には、使用者は、船体部11の床面16A上に船尾側を向いた状態で着座する。そして、使用者は、船体部11に装着されたオール66を漕ぐことで、折り畳み式ボート10は水面を航行する。
図11に示す如く、折り畳み式ボート10がモーターボートとして使用される場合には、使用者は、船体部11に乗船し、船外機65を駆動させることで、折り畳み式ボート10は水面を航行する。尚、図示していないが、使用者は、船体部11に配設されたハンドルを操作することで、折り畳み式ボート10の航行方向を調整することが出来る。
尚、本実施形態は、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲にて種々の変更が可能である。
10 折り畳み式ボート
11 船体部
12 第1の本体部
13 第2の本体部
14 ヒンジ機構
15 取付開口部
16 乗員スペース
17 外壁部
21 第1のキール
22 第2のキール
31 嵌合部
32,33 当接面
35 嵌合凸部
36 第1の凸部
36A 第1の突出部
36B 第2の突出部
37 第2の凸部
37A,41A 挿通孔
39 嵌合凹部
40 第1の凹部
40A 第1の窪み部
40B 第2の窪み部
41 第2の凹部
41B 天面部
41C 底面部
51 折り畳み規制部
52 挿通棒状部
53 係止部
54 コイルバネ
55 係止受け部

Claims (4)

  1. 折り畳み状態にて搬送され、展開状態にて使用される船体部を備える折り畳み式ボートであって、
    前記船体部は、
    船首側の第1の本体部と、
    船尾側の第2の本体部と、
    前記展開状態における前記第1の本体部と前記第2の本体部との当接面に形成される嵌合部と、
    前記第1の本体部と前記第2の本体部とを連結させ、前記船体部を前記折り畳み状態または前記展開状態へと状態変更させる連結部と、
    前記船体部が前記展開状態から前記折り畳み状態へと状態変更することを規制する折り畳み規制部と、を有し、
    前記折り畳み規制部は、
    少なくともその一部が前記嵌合部の厚み方向に挿通される挿通棒状部と、
    前記挿通棒状部の外周に沿って配設される弾性部と、
    前記挿通棒状部の上端部側に形成される係止部と、を有し、
    前記展開状態では、前記係止部は前記弾性部により上方に向けて付勢されると共に、前記係止部は前記船体部に対して係止されることを特徴とする折り畳み式ボート。
  2. 前記展開状態では、前記嵌合部は、前記船体部の内部に配置され、前記船体部の床面は平坦面となることを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式ボート。
  3. 前記嵌合部は、
    前記第1の本体部の前記当接面に形成される嵌合凸部と、
    前記第2の本体部の前記当接面に形成され、前記嵌合凸部が嵌め込まれる嵌合凹部と、を有し、
    前記嵌合凸部は、少なくとも前記船体部のキール及び前記キールの上方の前記第1の本体部に形成され、
    前記嵌合部は、少なくとも前記船体部の前記床面に突出しないことを特徴とする請求項2に記載の折り畳み式ボート。
  4. 前記嵌合凸部は、
    少なくとも前記第1の本体部の前記当接面の中央部及びその周辺に形成される第1の凸部と、
    前記第1の本体部の横幅方向であり、前記第1の凸部の両側に形成される一対の第2の凸部と、を有し、
    前記第1の凸部は、前記第1の本体部の厚み方向の中間部にくびれ部を有することを特徴とする請求項3に記載の折り畳み式ボート。
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