JP2020529818A - 注入ケージを有するロータ - Google Patents

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Abstract

回転電気機械用ロータであって、開口部を各々が有する磁気積層体のスタックであって、スタック内での上記開口部の重ね合わせがスロット(4)を形成し、開口部の少なくとも幾つかが、周縁部の少なくとも一部に摩擦軽減部を有する、磁気積層体と、第1の材料で作られた導電バー(10)であって、スロット(4)の少なくとも一部で受けられて、少なくとも1つの主面(11)を介して軽減部に接して支持するようになった導電バー(10)と、を備える。【選択図】図2C

Description

本発明は、回転電気機械、より詳しくはこのような回転電気機械のロータに関する。
非同期電気モータは通常、磁気積層体のスタックを備え、この積層体スタックをスロットが貫通している。圧力下でアルミニウムが注入されてバーを形成し、このバーは、短絡リングによって積層体スタックの外側に接続される。
電気性能を改善するために、アルミニウムを銅に置き換えることによって、バーの電気抵抗率を更に低減することが有利であることが分かる。しかしながら、銅の融点はアルミニウムのそれよりも遙かに高いので、スロットに銅を注入するのが困難になる。
以上のことから、1つの既知の解決法は、銅製の導電バーをスロット内に導入すること、及びアルミニウムを圧力下で注入して、スロットの内部にあるバーによって空のまま残された空間を満たすことからなる。
特許出願WO2011015494、WO2010100007、WO2009038678、US2011291516、WO2014067792、WO2011020788、WO2015071156、WO2012041943、JPH10234166、CN1925280、JPH11206080、JP2005278373及びJPH1028360は、ロータを記載し、その積層体スタックが銅製バーを収容するスロットを有し、圧力下でスロット内にアルミニウムが注入されるロータを記載している。
特許出願WO2012041943は、注入圧力の影響下でバーがスロットの底部に向かって移動するのを容易にすることを目的とした溝を導電バーが有する、ケージ付きロータを開示している。この出願はまた、溝が短絡リングの保持を促進することを示している。
特許出願CN1925280は、スロットを有するロータであって、該スロットが底部にバーを保持するために軽減部を備えたロータを開示している。
特許出願EP 2 728 718は、スロット内に位置決めされた導電バーを備えるロータを開示している。これらのスロットは、内部の対応する凹部を介してバーを位置決めすることができる突起を備えている。
特許出願DE 10 2010 041796は、半径方向面に溝を備える導電バーを開示し、これにより注入アルミニウムと銅製バーとの間の接触領域を増大させることができる。
特許出願US2014/252910は、積層体スタック内に形成されたスロット内に受けられる導電バーを開示している。スロットは、該スロットの半径方向面上に存在する固定部を備えることができる。
特許出願JP 2007/295756は、積層体スタック内に形成されたスロット内に受けられる導電バーを備えるロータを開示している。スロットは突起を備えることができる。
圧力下で積層体スタックにアルミニウムを注入するとき生じる課題は、この作業中にバーをスロット内に保持するということである。
本発明は、この問題を解決して、バーを備えたロータを更に改善しようと努めており、バーは、その周りでスロット内に注入された第1の導電材料及び第2の導電材料から作られる。
発明の第1の態様によれば、1つの主題は、回転電気機械用ロータであって、該ロータが、
開口部を各々が有する磁気積層体のスタックであって、スタック内での上記開口部の重ね合わせがスロットを形成し、開口部の少なくとも幾つかが、周縁部の少なくとも一部に摩擦軽減部を有する、磁気積層体と、
第1の材料で作られた導電バーであって、スロットの少なくとも一部で受けられて、少なくとも1つの主面を介して軽減部に接して支持するようになった導電バーと、
を備える。
本発明に基づいて、積層体スタックの内部に効果的にバーを保持することが可能である。軽減部は、積層体の切断中に極めて正確に作成し、バーの断面に関してより優れた公差を許容することができる。
詳細には、バーの周りで第2の材料がスロットに注入されると、バーは、スタック内で静止状態を維持することができる。軽減部はまた、バーを積層体スタックに挿入するためにバーに加える必要がある力を低減することができる。
軽減部は更に、バーと積層体との間の接触領域を縮小することによって、積層体を通って循環するバー間電流及び対応するジュール効果エネルギ損失を低減することができる。
摩擦軽減部は、スロットの両側部に存在することが好ましく、導電バーは、2つの対向する主面を介してこれらの軽減部に接して支持するようになる。
摩擦軽減部は、ボスの形態をとることができ、好ましくは、実質的にバーの半径方向寸法全体にわたって延びる。好ましくは、バーは、摩擦軽減部を収容するための対応する凹部を有しない。
ボスの大きさは0.2mmから0.4mmとすることができる。
スタックの全ての積層体は同一とすることができる。スタックの積層体は、スタックの端部における積層体を場合によっては除いて、スタックの全長にわたって同一とすることができる。これにより、バーをより良好に保持することができる。これによりまた、ロータの生産時の積層体の管理をより容易にすることができる。
好ましくは、摩擦軽減部は変形可能ではない。例えば、摩擦軽減部は、バーの導入によって変形しない。とりわけ銅で作られたバーは、導入する際に摩擦軽減部によって変形し又は傷付けられる可能性がある。
スタックの少なくとも1つの積層体は、対応するバーの半径方向外端面に接して支持するようになる少なくとも1つのブロック軽減部、更に好ましくは互いに対向する2つのブロック軽減部を有し、各々が同じ端面に接して支持するようになる。
スタックの少なくとも1つの積層体は、対応するバーの半径方向内端面に接して支持するようになる少なくとも1つのブロック軽減部を有し、このブロック軽減部は、好ましくは対応する開口部の中央面に中心がある。
バーの周りでは、好ましくは、スロットは第2の導電材料で充填され、第2の導電材料は、スロット内に注入され、好ましくは第1の材料ほどの良好な電流導体ではない。これにより、スロット内への第2の材料の注入が容易になり、磁気積層体とバーとの間の接触を制限して更なる損失を制限することができ、また、バーがこの第2の材料によって接合/ブロックされることによって、そのスロット内におけるバーの振動の潜在レベルを低下させることができる。
好ましくは、第1の材料は銅であり、第2の材料アルミニウムである。
第2の材料は、各スロット内に、このスロットに含まれるバーに対して半径方向内側及び外側の両方に延びることができる。
好ましくは、磁気積層体は、磁気鋼、例えばケイ素鋼をその様々な等級で含む。各積層体の厚さは、例えば0.35mmから0.65mmで構成される。
例えば、第2の材料は、スロットの頂部及び底部において、バーの半径方向内端面及び半径方向外端面と接触する。
本発明の別の主題は、本発明によるロータを備えた回転電気機械である。
本発明は、非限定的で例示的な実施例の詳細な記載を読むことによって、及び添付図面を検討することによってより良く理解することができる。
本発明によるロータの1つの実施例を軸方向断面で概略的に示す図である。 スロットの実施形態の代替形態を示す図である。 スロットの実施形態の代替形態を示す図である。 スロットの実施形態の代替形態を示す図である。 スロットの実施形態の代替形態を示す図である。 スロットの実施形態の代替形態を示す図である。 スロットの実施形態の詳細を示す図である。 スロットの実施形態の非限定的な代替形態を示す図である。 スロットの実施形態の非限定的な代替形態を示す図である。 スロットの実施形態の非限定的な代替形態を示す図である。 図1と同様に見た、本発明によるロータの代替形態を示す図である。 積層体の実施形態の代替形態を示す図である。 積層体の実施形態の代替形態を示す図である。
ロータ
図1は本発明によるロータ1を示す。このロータ1は、磁気積層体のスタック2を備え、該磁気積層体は、例えば鋼鉄で作られ、軸線Xのシャフト9に装着される。
このスタック2は、開口部3が切断された磁気積層体113の重ね合わせによって形成される。
積層体113の開口部3の重ね合わせによりスタック2内にスロット4が形成され、該スロット4は、スタック2の一方の軸方向端部から他方の軸方向端部に長手方向に延びる。スロット4は直線状とすることができ、このことは、全ての積層体113が1つの積層体113から次の積層体113への角度オフセットなしで正確に重ね合わされることを意味する。しかしながら、好ましくは、積層体113は、それ自体が既知の方法でスロット4の長手方向の軸線がロータの回転軸線の周りで螺旋経路を辿るように、1つの積層体から次の積層体への僅かな角度オフセットで重ね合わされる。
例示の実施例において、全ての積層体113は同一であり、開口部3もまた同一であり、スタック2が同一のスロット4を備えるようになる。代替形態では、スタック2は、正面向きでスタック2の前方から見たときに、厳密には全てが同一ではない積層体113を組み立てることによって形成され、結果としてスロット4の断面は、スロット4の前端から後端に進むときに変化する形状を示すことができる。詳細には、積層体113は、切断時に同一であるが、他の積層体に対して反転して特定の積層体を組み立てることができ、これにより、回転軸線に沿って進むときにスロット4の断面を展開させるようになる。
ロータ1は、スロット4に挿入された銅製バー10と、バー10によって空のまま残された空間内のスロット4に注入された、アルミニウムのような材料20とを備える。
短絡リング120及び130は、積層体スタック2の端部においてアルミニウムで鋳造される。これらのリング120及び130は、スロット4内に注入されたアルミニウムと一体品である。
摩擦軽減部を有するスロット
図2Aから図2Eの実施例では、スロット4は、それらの周縁部の一部にボス5を備えて作成される。これらのボスはスロット4の両側の長辺4aに存在し、これらの長辺は実質的に半径方向に延びている。
バー10の寸法は、これらのバーが、両側の主面11を介してボス5に接して、バー10が積層体スタック内で摩擦によって動かなくなるほど十分に緊密に支持するように選択される。
例示の実施例において、バー10は、全体的に台形断面を有し、主面11は平坦で、ロータの中心に向かって収束している。これらの主面11は、半径方向寸法の実質的に全てにわたってボス5と接触する。
図3に例示するように、ボス5の大きさは、0.2mmから0.4mm、例えば0.3mmとすることができる。ボス5は丸い形状を有し、それらの頂点で曲率半径Rが0.4mmから0.6mm、例えば0.5mmとすることができる。
特に図2Aの実施例において、スロット4内のバー10のクランプは、各バーがロータ回転の軸線方向で軸方向及び半径方向の両方で不動である程度に十分に堅固である。従って、バーは、移動することなく、積層体スタック内へのアルミニウム20の注入圧に耐えることができる。
ブロック軽減部を有するスロット
しかしながら、図2B及び2Cに例示するように、スタックの積層体のうちの少なくとも幾つかに追加のブロック軽減部を形成することが望ましいとすることができる。
これらの図では、各積層体113は、各スロット4において、2つの対向するブロック軽減部30を備え、これらは互いに向かって配向され、対応するバー10の半径方向外面14に接して支持している。
図2Bに例示するように、ブロック軽減部31はまた、スロットの底部に作成されて、バー10の半径方向内端面13に接して支持することができる。このブロック軽減部31は、スロットに関連する開口部の中央面Mに中心を置くことができる。一般に、各積層体は、各々が半径方向中央面Mに対して対称な形状を有する開口部で切断することができる。
分離軽減部を有するスロット
図2D及び2Eに例示するように、分離軽減部15が開口部内に延びて、スロット4を明確に異なる第1の区分6及び第2の区分8に分離することができ、第1の区分6は、第2の区分8に対して半径方向内側にある。
第1の材料で作られた導電バー10は、スロット4の少なくとも一部の第1の区分6又は第2の区分8に位置決めすることができる。次いで、第1の導電材料とは異なる第2の導電材料は、これらのスロット4の第2の区分8又は第1の区分6に位置決めすることができ、開口部内に延びる分離軽減部15は、第1の材料及び第2の材料が接触するのを防止する。
積層体スタック内に導入されるバー10は、分離軽減部15によって対応する区分内に保持することができる。これらの分離軽減部15は、第1の材料及び第2の材料が接触するのを防止するように配置される。このようにして、潜在的な腐食現象が回避される。
分離軽減部15は、様々な形状であり、磁気積層体の材料と共に切断することによって生成することができる。
例えば、図2Dに例示したように、分離軽減部15は、各スロットを非連通の第1の区分及び第2の区分に分離する材料から成るブリッジである。
図2Eの代替形態において、分離軽減部15は、互いに対面して位置決めされた突起15aから成り、これら突起の間に、第1の材料と第2の材料との接触を防止するのに十分に狭いカナル部16を残している。例えば、第1の区分が注入によって溶融アルミニウムで充填されると、幅wが0.6mm未満、高さHが0.2mm未満のカナル部は、アルミニウムがカナル部を通って第2の区分に入ること又はその逆を防止することができる。
第1の材料から作られた導電バーが第1の区分に挿入され、第1の材料が好ましくは銅であり、第2の材料が第2の区分に注入され、この第2の材料が好ましくはアルミニウムである1つの実施形態は、固定周波数の電流で駆動されることが意図された機械に特に好適である。具体的には、モータがメインネットワークに接続されると、モータの始動には、公称ポイントと比較し、高い突入電流が必要である。始動突入電流と公称電流との間の比率が、適用基準によって制限されるので、目標はこれを低減することである。始動時に電気抵抗を生じるスロットの一部は、表皮効果に起因して、主として、ギャップの近くにあるスロットの頂部である。この始動電流を制限するために、ケージの抵抗が増大する必要がある。このようにして、ギャップの近くに電気抵抗率が大きい材料があることにより、始動電流を低減することが可能となる。
第1の材料から作られた導電バーが第2の区分に挿入され、第1の材料が好ましくは銅であり、第2の材料が第1の区分内に注入され、この第2の材料が好ましくはアルミニウムである実施形態の1つの代替形態は、可変速駆動のための可変装置に接続されたモータに特に好適である。この場合、始動電流は制約事項ではない。電気抵抗率が低い材料をギャップに近い区分内に位置付けすると、適切な場合、ギャップのうち導電材料がない側部上にとりわけスリット形式でアパーチャを導入することにより、電気損失を低減可能となる。加えて、スロットの上方部分にバーが存在することにより、第2の材料が注入時にギャップの側部上のスロットに存在しても、開口に流入するのが防止される。
中空バー
図2C及び2Eに例示した代替形態では、バーは中空であり、第2の材料で充填された長手方向の内部キャビティ17を有する。
バー10が中空であるという事実により、前方から注入がなされるときに、後部短絡リングを鋳造するのに使用されるキャビティが容易に充填される。
加えて、使用される銅の総量を減少させることができ、機械のコストを削減可能となる。
バーに注入される第2の材料は、これらのバーの軸方向端部を除いて、バーの材料によって空気中の酸素と接触することから保護される。このようにして、第1の材料と第2の材料との間の界面における腐食現象が制限される。
バー10は、好ましくは、横断面において、非円形とすることができる閉じた輪郭を有する。
好ましくは、第2の材料20は、とりわけバー10がスロットの断面全体を占有しないときに、バーの外部でもスロットを充填する。
バー10は、中空であるかどうかに関係なく、スロットの半径方向寸法全体にわたって延びることができる。詳細には、バーは、実質的にスロットと同じ形状である横断面を有することができる。
代替として、バー10は、中空であるかどうかに関係なく、スロットよりも小さな半径方向寸法を有する。
バーは、中空であるかどうかに関係なく、少なくとも積層体スタックの長さにわたって延びることができる。
ロータのスロットは全て、第2の材料が内部に注入された中空バーを備えることができる。代替として、特定のスロットがバーを備えないことも可能であり、この場合これらのスロットは、第2の導電材料で完全に充填される。ロータは、例えば、バーを有するスロットの数がバーのないスロットよりも多く、又はその逆にすることができる。
バーのないスロット
1つの代替形態では、バーは、スロットのうちの一部だけに存在する。
特定のスロット内にバーが存在しないことで、注入されたアルミニウムが通過するための大きな全断面積が維持できるようになり、従って、前方から注入されるときに後部リングを充填するのが容易になる。
銅などの電気抵抗が低い材料から作られたバーが特定のスロットに存在することにより、電気性能が改善される。追加されるバーの数を選ぶことによって、銅がアルミニウムよりも高価であるので、機械のコスト対性能の改善を最適化することができる。
ロータは、バーのないスロットよりも多くのバーを有するスロットを備えることができる。他の代替形態では、この反対も当てはまり、ロータは、バーを有するスロットよりも多くのバーのないスロットを備える。
スロット内でバーの多くの実施可能な配置が存在する。例えば、バーのないスロットとバーを有するスロットは、円周方向で交互にすることができる。また、より一般的な用語では、n1個のバーのないスロットと、n2個のバーを有するスロットとを交互にすることができ、n1及びn2は、1よりも真に大きい整数である。
第2のスロット
図6A及び6Bに例示するように、開口部は、スタック内で上方に定められるn個の主スロット4と、主スロットに対して半径方向内側にあるm個の第2のスロット40とを形成することができ、ここでn及びmは非ゼロの整数であり、n>mである。
第1の導電材料、好ましくは銅で作られたバー10は、主スロット4の少なくとも一部に配置され、第1の材料とは異なる好ましくはアルミニウムで作られた第2の導電材料20は、第2のスロット40に注入される。
第2のスロット40は、注入の際に第2の導電材料20に対して大きな通過断面があるという利点をもたらす。第2の材料は前方から注入されるので、通過断面をより大きくすることで、後部短絡リングを欠陥なしに作成することが可能となる。
図6Aの実施例では、第2のスロット40は、主スロット4から分離されている。
図6Bに例示した代替形態では、各第2のスロット40は、主スロット4と連通している。
各第2のスロット40は、主スロット4の中央面に中心を置くことができる。
主スロット4の数と第2のスロット40の数の比n/mは、例えば、2又は3に等しい。
積層体スタックの中心で測定したときに、第2のスロット40は、主スロット40よりも大きい角度範囲を有することが好ましい。
ブロック要素
本機械は、スロット内に挿入されてバーと接触するピン又はリベット70を備えることができる。
図4Aから図4Cに例示したように、これらのピン又はリベット70は、スロット4の底部に置かれて、バー10の半径方向内端面13に接して支持するようになる。
ピン又はリベット70は、円錐形状とすることができる。
保持部
図5に示すように、スタック2は、軸方向端部の少なくとも一方に、好ましくは軸方向端部の各々に少なくとも1つの保持部110を備えることができる。幾つかのバー10は、更に好ましくは全てのバーは、一方の軸方向端部にてこの保持部110に接して支持するようになる。
1又は複数の保持部110が存在することで、1又は複数の保持部110に接して支持することによりバー10の少なくとも一端での保持が得られる。
少なくとも1つの保持部110、好ましくは各保持部110は、保持部110を通って積層体113のスタック2に第2の材料20を注入できるようにする開口部220と共に作成される。従って、保持部110の存在は、第2の材料20の注入を過度に妨げず、同時に、注入作業までスロット4内に導入されるバー10の効果的な保持に寄与する。
1又は複数の保持部は、少なくとも部分的にバー10上に重なってバー10を軸方向に保持する少なくとも1つの保持軽減部221を備えることができる。この保持軽減部221は、様々な方法で作成することができる。
幾つかの実施形態において、1又は各保持軽減部221は、バー10を受けるスロット毎に、互いに面する2つの突起によって形成される。これらの突起は、バー10と重なり合う。実施形態の幾つかの代替形態において、1又は各保持軽減部221は、バー10を受けるスロット毎に材料のブリッジを備える。
ロータ製造
ロータを製造するために、積層体113は、パンチが取り付けられたプレスを用いて、又はレーザーとスロット4に対応する開口部3、及び必要に応じてボス5とを用いて切断することができ、また、切断時に形成することができる。
次いで、積層体113が重ね合わされてスタック2を形成し、次いで、力によってバー10がスロット4に挿入される。挿入の際、ボス5が存在することで、バー10は積層体113のスタック2を通って進むことが容易になり、必要に応じて、ピン又はリベット70がスロット4の底部に挿入され、注入の前にバー10を所定位置でブロックすることができる。バー10が装着されると、第2の材料20、すなわちアルミニウムを注入機械に注入することができる。短絡リングは、注入時に鋳造することによって生成することができる。
当然のことながら、本発明は、上述した例示的な実施形態に限定されない。
例えば、スロットは、バーのような他の形状を有することができる。
銅及びアルミニウム以外の材料を使用することができる。
4 スロット
4a 長辺
5 ボス
10 バー
11 主面
14 端面
20 第2の材料
30 ブロック軽減部
保持積層体
図5に示すように、スタック2は、軸方向端部の少なくとも一方に、好ましくは軸方向端部の各々に少なくとも1つの保持積層体110を備えることができる。幾つかのバー10は、更に好ましくは全てのバーは、一方の軸方向端部にてこの保持積層体110に接して支持するようになる。
1又は複数の保持積層体110が存在することで、1又は複数の保持積層体110に接して支持することによりバー10の少なくとも一端での保持が得られる。
少なくとも1つの保持積層体110、好ましくは各保持積層体110は、保持積層体110を通って積層体113のスタック2に第2の材料20を注入できるようにする開口部220と共に作成される。従って、保持部110の存在は、第2の材料20の注入を過度に妨げず、同時に、注入作業までスロット4内に導入されるバー10の効果的な保持に寄与する。
1又は複数の保持積層体は、少なくとも部分的にバー10上に重なってバー10を軸方向に保持する少なくとも1つの保持軽減部221を備えることができる。この保持軽減部221は、様々な方法で作成することができる。

Claims (12)

  1. 回転電気機械用ロータであって、
    開口部(3)を各々が有する磁気積層体(113)のスタック(2)であって、前記スタック内での前記開口部(3)の重ね合わせがスロット(4)を形成し、前記開口部(3)の少なくとも幾つかが、周縁部の少なくとも一部に摩擦軽減部(5)を有する磁気積層体(113)のスタックと、
    第1の材料で作られた導電バー(10)であって、前記スロット(4)の少なくとも一部で受けられて、少なくとも1つの主面(11)を介して前記軽減部(5)に接して支持するようになった導電バー(10)と、
    を備え、前記摩擦軽減部(5)が、前記スロット(4)の両側の長辺(4a)に存在し、前記導電バー(10)は、2つの対向する前記主面(11)を介して前記摩擦軽減部に接して支持するようになり、前記摩擦軽減部(5)がボスの形態をとり、前記主面(11)の各々が前記ボスに接して支持するようになっている、ロータ。
  2. 前記バーは、前記摩擦軽減部(5)のみを介して前記スロットの両側の長辺(4a)と接触している、請求項1に記載のロータ。
  3. 前記バー(10)によって空のまま残された空間において前記スロット(4)内に注入された第2の材料(20)を備える、請求項1又は2に記載のロータ。
  4. 前記ボス(5)の大きさ(h)は、0.2mmから0.4mmである、請求項1から3の何れか一項に記載のロータ。
  5. 前記スタック(2)の全ての前記積層体(113)は、前記スタック(2)の軸方向端部における保持部(110)を場合によっては除いて、前記スタック(2)の全長にわたって同一である、請求項1から4の何れか一項に記載のロータ。
  6. 前記スタック(2)の少なくとも1つの前記積層体(113)は、対応する前記バーの半径方向外端面(14)に接して支持するようになる少なくとも1つのブロック軽減部(30)、更に好ましくは互いに対向する2つのブロック軽減部(30)を有し、前記ブロック軽減部(30)が各々、同じ前記外端面(14)に接して支持している、請求項1から5の何れか一項に記載のロータ。
  7. 前記スタックの少なくとも1つの前記積層体(113)は、対応する前記バーの半径方向内端面(13)に接して支持するようになる少なくとも1つのブロック軽減部(31)を有し、当該ブロック軽減部(31)が、好ましくは対応する前記開口部の中央面(M)に中心がある、請求項1から6の何れか一項に記載のロータ。
  8. 前記スロット(4)は、前記バー(10)の周りにおいて、前記スロット(4)内に注入された第2の導電材料(20)、好ましくはアルミニウムで充填される、請求項1から7の何れか一項に記載のロータ。
  9. 前記第2の材料(20)は、各スロット(4)内に、前記スロット(4)に含まれる前記バー(10)に対して半径方向内側及び外側の両方に延びている、請求項8に記載のロータ。
  10. 前記第2の材料(20)は、前記バー(10)の半径方向内端面(14)及び半径方向外端面(13)と接触している、請求項9に記載のロータ。
  11. 前記第1の材料が銅である、請求項1から10の何れか一項に記載のロータ。
  12. 請求項1から11の何れか一項に記載のロータを備える回転電気機械。
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