JP2020529547A5 - - Google Patents
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Description
本発明は、風力タービンロータブレードおよび風力タービンロータブレードの雷保護システムに関する。
風力タービンには、対応するライセンスを取得するための雷保護システムが必要である。雷保護システムは、一般的に、雷保護導体または雷保護ケーブルに電気的に接続された複数の雷保護器を備えている。雷保護導体は、ロータブレードを通過してロータブレードの根元に達し、風力タービンの別の雷保護システムと接触することができる。
風力タービンの運転には、様々なコンポーネントを介した雷保護システムの信頼性の高い電気接触が不可欠である。
風力タービンの運転には、様々なコンポーネントを介した雷保護システムの信頼性の高い電気接触が不可欠である。
風力タービンロータブレードの雷保護システムは、通常、複数の通過接触手段を有しており、これにより、雷保護システムの様々な構成要素を互いに接触させることができる。
優先権が主張されているドイツ特許出願について、ドイツ特許商標庁は、以下の先行技術文献をサーチした:独国実用新案登録出願公開第20 2010 013 535号明細書、米国特許出願公開第2010/0090472号明細書、米国特許出願公開第2013/0195661号明細書。
優先権が主張されているドイツ特許出願について、ドイツ特許商標庁は、以下の先行技術文献をサーチした:独国実用新案登録出願公開第20 2010 013 535号明細書、米国特許出願公開第2010/0090472号明細書、米国特許出願公開第2013/0195661号明細書。
本発明の目的は、改善された通過接触手段を有する、あるいは、改善された通過接触オプションを有する風力タービンロータブレードを提供することである。
その目的は、請求項1に記載の風力タービンロータブレードおよび請求項5に記載の雷保護システムによって達成される。
したがって、雷保護システムを備えた風力タービンロータブレードが提供される。雷保護システムは、少なくとも1つのレセプタと、雷保護ケーブル、および雷保護導体の2つの部分を接続するための少なくとも1つの接続ユニットを備えている。接続ユニットは、通過接触手段を表し、大きなカラーを有するネジを有している。さらに、接続ユニットは、大きなカラーと雌ネジとを有するナットを備えている。
その目的は、請求項1に記載の風力タービンロータブレードおよび請求項5に記載の雷保護システムによって達成される。
したがって、雷保護システムを備えた風力タービンロータブレードが提供される。雷保護システムは、少なくとも1つのレセプタと、雷保護ケーブル、および雷保護導体の2つの部分を接続するための少なくとも1つの接続ユニットを備えている。接続ユニットは、通過接触手段を表し、大きなカラーを有するネジを有している。さらに、接続ユニットは、大きなカラーと雌ネジとを有するナットを備えている。
ネジおよびナットは、それぞれ、雷保護導体の2つの部分を一緒に接続するために、導電性材料、例えば、アルミニウム、銅、真鍮などの金属またはそれらの合金を含んでいる。ネジとナットとの両方がそれぞれ大きなカラーを持っているという事実によって、接続される雷保護システムの2つの部分は、良好な電気的接触を可能にする。
さらに、ナットの雌ネジとネジの雄ネジとは、ネジとナットとを互いにしっかりと接続し、したがって、接続される雷保護システムの要素も一緒にしっかりと接続することを可能にする。
さらに、ナットの雌ネジとネジの雄ネジとは、ネジとナットとを互いにしっかりと接続し、したがって、接続される雷保護システムの要素も一緒にしっかりと接続することを可能にする。
これにより、ナットとネジのシンプルな構成により、雷保護システムの様々な要素を効果的かつ安価に接続することができる。この構造は、単純な構成であって、製造するのに有利であり、それにもかかわらず、火花を発生させることなく高い雷電流を放散することができる。さらに、摩耗が減少する。
本発明の一態様によれば、ネジは、中空の穴を有している。ネジとセルフロックナットとを使用して、例えば、ケーブル端子を接触ネジに固定することができる。セルフロックナットを持つネジは、ケーブル端子と通過接触手段のネジとの間に確実な接続を生成し、さらに接触コネクタが緩まないようにすることができる。
本発明の一態様によれば、ネジは、中空の穴を有している。ネジとセルフロックナットとを使用して、例えば、ケーブル端子を接触ネジに固定することができる。セルフロックナットを持つネジは、ケーブル端子と通過接触手段のネジとの間に確実な接続を生成し、さらに接触コネクタが緩まないようにすることができる。
さらに、このネジにより、雷保護システムの様々なコンポーネント間で必要な接触圧力を実現することができる。
本発明の一態様によれば、ナットは、セルフロックナットを表す。
本発明の例による利点および実施形態が、図面を参照して以下で説明される。
本発明の一態様によれば、ナットは、セルフロックナットを表す。
本発明の例による利点および実施形態が、図面を参照して以下で説明される。
図1は、本発明に係る風力タービンの概略図を示す。図1は、タワー102、ポッド104を備えた風力タービン100を示す。3つのロータブレード200を有するロータ106とスピナ110とは、ポッド104に設けられている。ロータ106は、運転時に、風によって回転運動するように設定され、それにより、ポッド104内の発電機を駆動する。
図2Aは、風力タービンロータブレードの概略図を示し、図2Bは、風力タービンロータブレードの概略断面図を示す。ロータブレード200は、ロータブレード先端210と、ロータブレード根元部220と、例えば、相互接続された2つのハーフシェル部分から構成されるロータブレードケーシング230とを有している。ロータブレード200は、少なくとも1つのレセプタ320、雷保護導体310、およびロータブレード根元の領域の外部の散逸リング240を有する雷保護システム300を有している。接続ユニット400は、雷保護導体310と散逸リング240との間に設けられている。よって、接続ユニット400は、例えば、雷保護導体310などの雷保護システムの第1の部分を、雷保護システムの第2の部分に電気的および機械的に接続する。
図3A〜図3Fは、それぞれ、本発明に係る接続ユニットの様々な図を示している。接続ユニット400は、ネジ420と、ネジ420にねじ込まれるナット410とを有する。雷保護システムの様々な構成要素は、接続ユニット400によって電気的および機械的に一緒に接続することができる。本発明によれば、雷保護システムの様々な部分および要素を、ロータブレードの非導電性部分を介して互いに電気的に接触させることも可能である。
ナット410は、穴414を備えたカラー411と、ボアおよび雌ネジ413を有する細長い部分412とを有している。ネジ420は、少なくとも2つの穴424および細長い部分422を備えたカラー421と、オプションとしてボア423(中空)とを有している。さらに、細長い部分422の領域に雄ネジが設けられている。したがって、ナット410をネジ420にねじ込むことができ、そのようにして、雷保護システムの様々な要素を互いにしっかりと接続することができる。
カラー411,421の外径は、20〜60mm、好ましくは、約40mmであってもよい。部分412の外径は、15〜20mmの間、好ましくは、約18mmであってもよい。部分422は、M14〜M18雄ネジ、好ましくは、M16ネジを有していてもよい。部分412は、対応する雌ネジを有していてもよい。
カラー411,421の外径と部分412の外径との比率は、好ましくは、少なくとも2、特に、3よりも大きい。
カラー411,421の外径と部分412の外径との比率は、好ましくは、少なくとも2、特に、3よりも大きい。
したがって、改善された雷保護を有する風力タービンロータブレードが提供される。雷電流は、雷保護システムの様々な部分の間で確実かつ効果的に伝導され、その場合、ケーブルでスパークが発生することはない。これは、特に大きな断面と、ナットとネジのカラーとの接触面積によって可能になる。したがって、接続ユニット400は、ネジおよびセルフロックナットを有している。
本発明に係る接続ユニットを用いることで、非導電性材料によって雷保護システムの様々な要素間で接続を行うことが可能になる。
Claims (4)
- 少なくとも1つのレセプタ(320)、雷保護導体(310)、およびさらなる要素(250)を有する雷保護システム(300)を備え、
前記雷保護導体(310)の一部は、接続ユニット(400)によって、前記さらなる要素(250)と電気的に接続されており、
前記接続ユニット(400)は、カラー(421)を備えた第1端、細長い部分(422)を備えた第2端、および前記細長い部分(422)の領域の雄ネジを有するネジ(420)、ならびにカラー(411)を備えた第1端、細長い部分(412)を備えた第2端、および前記細長い部分(412)の領域の雌ネジを有するナット(410)を有し、前記ナット(410)と前記ネジ(420)とは、前記雄ネジおよび前記雌ネジによって一緒にねじ込まれるとともに、
前記ネジ(420)は、貫通穴(423)を有し、
前記ネジ(420)が前記ナット(410)の前記雌ネジ(413)にねじ込まれると、前記ネジ(420)の前記カラー(421)および前記ナット(410)の前記カラー(411)は、前記接続ユニット(400)の反対側に互いに配置されている、
風力タービンロータブレード(200)。 - 前記カラー(411,421)の外径と、前記ナット(410)の一部の外径との比率は、少なくとも2より大きい、
請求項1に記載の風力タービンロータブレード(200)。 - 少なくとも1つのレセプタ(320)と、
雷保護導体(310)およびさらなる要素(250)と、
を備え、
前記雷保護導体(310)の一部は、接続ユニット(400)によって、前記さらなる要素(250)と電気的に接続されており、
前記接続ユニット(400)は、カラー(421)を備えた第1端、細長い部分(422)を備えた第2端、および前記細長い部分(422)の領域の雄ネジを有するネジ(420)、ならびにカラー(411)を備えた第1端、細長い部分(412)を備えた第2端、および前記細長い部分(412)の領域の雌ネジを有するナット(410)を有し、前記ナット(410)と前記ネジ(420)とは、前記雄ネジおよび前記雌ネジによって一緒にねじ込まれるとともに、
前記ネジ(420)は、貫通穴(423)を有し、
前記ネジ(420)が前記ナット(410)の前記雌ネジ(413)にねじ込まれると、前記ネジ(420)の前記カラー(421)および前記ナット(410)の前記カラー(411)は、前記接続ユニット(400)の反対側に互いに配置されている、
風力タービンロータブレード雷保護システム(300)。 - 前記カラー(411,421)の外径と、前記ナット(410)の一部の外径との比率は、3より大きい、
請求項2に記載の風力タービンロータブレード(200)。
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