JP2020526499A5 - - Google Patents

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JP2020526499A5
JP2020526499A5 JP2019572412A JP2019572412A JP2020526499A5 JP 2020526499 A5 JP2020526499 A5 JP 2020526499A5 JP 2019572412 A JP2019572412 A JP 2019572412A JP 2019572412 A JP2019572412 A JP 2019572412A JP 2020526499 A5 JP2020526499 A5 JP 2020526499A5
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一実施形態では、本明細書において開示される方法のいずれか1つにおいて有用となる化合物は、本明細書において開示される式(I)、(A)、(B)、(C)、(C−I)、(D)、(D−I)、(E)、(E−I)、(F)、(G)、(H)、(H−I)、(J)、(K)、(L)、(M)、(N)、(O)及び/または(P)の化合物、または薬学的に許容されるその塩、溶媒和物、N−オキシド、エステルもしくはプロドラッグである。
特定の実施形態では、例えば、以下が提供される:
(項目1)
式(A)または(B)の化合物:
Figure 2020526499
(A)
または
Figure 2020526499
(B)
〔ここで、
ZはCHまたはNであり、
Yは、
Figure 2020526499

Figure 2020526499

Figure 2020526499

Figure 2020526499
、または
Figure 2020526499
であり、
及びY 中、R 5a は、H、F、Cl、CF 、CHF 、CF 1−6 アルキル、CF CH NR 、CH NR 、CN、またはC 1−6 アルキルであり、
及びY 中、R 6e は、R 10 、H、F、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、(CH CHR 10 、CF (CH CHR 10 、またはC(R 10 であり、
及びY 中、R 6t は、C 1−6 アルキル、C 3−6 シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、(CH CHR 10 、C(R 10 であり、
及びY 中、R 6z は、H、F、Cl、CF 、CHF 、CF 1−6 アルキルまたはC 1−6 アルキルであり、
あるいは、Y 及びY 中、R 6e とR 6z とが一緒に=CR 6e’ 6z’ (アレン)を形成しており、R 6e’ は、R 10 、H、F、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、(CH CHR 10 、CF (CH CHR 10 、またはC(R 10 であり、R 6z’ は、H、F、Cl、CF 、CHF 、CF 1−6 アルキルまたはC 1−6 アルキルであり、
あるいは、Y 及びY 中、R 6e とR 6z とが、両者に結合しているsp 炭素原子と一緒に4〜7員環の脂肪族環を形成しており、環原子の1つは場合によって、NR 、O、S(O) 、S(=O)(=NR )、P=O、P(=O)(OR )、OP(=O)(OR )Oで置き換えられており、前記脂肪族環は場合によって、ハロゲン、オキソ、OH、OR 及びNR からなる群から選択される1つ以上の置換基で置換されており、
は、独立して、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、メチル、エチル、ヒドロキシル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ、シクロプロポキシ、−OCF 、−OCH CF 、−OCH CHF 、エテニル、エチニル、−CF 、−CHF 、−CHO、−CH OH、−CONH 、−CO Me、−CONHMe、−CONMe 、及びシアノから選択され、
は、−OCF 、−OCHF 、−OCF CF 、−OCH CHF 、−OCH CF 、シクロプロピル、シクロプロポキシ、メトキシ、−OCD 、エトキシまたはイソプロポキシであり、
は、−N(R 10 )C 2−6 アルキル−NR 10 10 、−N(R 10 )C 2−6 アルキル−R 、−O(CH 、−N(R 10 )C(=O)(CH 、またはR であり、
4a 、R 4b 及びR 4c の各々は、独立して、H、シアノ、ニトロ、ハロ、−C 1−6 アルキル、−C 1−6 ハロアルキル、−カルボキシ−C 1−6 アルキル、−C 1−6 ヒドロキシアルキル、R N−C 1−6 アルキル−、−C 2−6 アルケニル、−C 2−6 アルキニル、C 1−6 アシル−、R −(CH C(=O)−、C 1−6 ヒドロキシアルキル−C(=O)−、カルボキシ、−C 1−6 アルコキシカルボニル、−C(=O)NR 、ヒドロキシル、−C 1−6 アルコキシ、−C 1−6 アシルオキシ、−NR 、C 1−6 アシル−N(R 10 )−、ピラゾール、1,2,3−トリアゾール、テトラゾール、(C 1−6 アルキル)SO −、またはR SO −であり、
は、−OH、−NR 、−O(CH NR 、C 1−6 アルコキシ、C 1−6 アルコキシ−C 1−6 アルコキシ、C 2−6 ヒドロキシアルコキシ、オキセタニル、オキセタニルオキシ、オキセタニルアミノ、オキソラニル、オキソラニルオキシ、オキソラニルアミノ、オキサニル オキサニルオキシ、オキサニルアミノ、オキセパニル、オキセパニルオキシ、オキセパニルアミノ、アゼチジニル、アゼチジニルオキシ、アゼチジニルアミノ、ピロリジニル、ピロリジニルオキシ、ピロリジニルアミノ、ピペリジニル、ピペリジニルオキシ、ピペリジニルアミノ、アゼパニル、アゼパニルオキシ、アゼパニルアミノ、ジオキソラニル、ジオキサニル、モルホリノ、チオモルホリノ、チオモルホリノ−S,S−ジオキシド、ピペラジノ、ジオキセパニル、ジオキセパニルオキシ、ジオキセパニルアミノ、オキサゼパニル、オキサゼパニルオキシ、オキサゼパニルアミノ、ジアゼパニル、ジアゼパニルオキシ、ジアゼパニルアミノ、(3R)−3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル、(3S)−3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル、3−(ジメチルアミノ)アゼチジン−1−イル、[2−(ジメチルアミノ)エチル](メチル)アミノ、[2−(メチルアミノ)エチル](メチル)アミノ、5−メチル−2,5ジアザスピロ[3.4]オクタ−2−イル、(3aR,6aR)−5−メチルヘキサ−ヒドロ−ピロロ[3,4−b]ピロール−1(2H)−イル、I−メチル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル、4−メチルピペリジン−1−イル、4−[2(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル]ピペラジン−1−イル、メチル[2−(4−メチルピペラジン−1イル)エチル]アミノ、メチル[2−(モルホリン−4−イル)エチル]アミノ、1−アミノ−1,2,3,6テトラヒドロピリジン−4−イル、4−[(2S)−2−アミノプロパノイル]ピペラジン−1−イルであり、これらは全て場合によって、OH、OR 10 、オキソ、ハロゲン、R 10 、CH OR 10 、またはCH NR で置換されていてもよく、
及びR は、各々独立して、H、−CD 、C 1−6 アルキル、C 3−6 アルケニル、C 3−6 アルキニル、C 3−8 シクロアルキル、−(C 1−3 アルキル)−(C 3−8 シクロアルキル)、C 3−8 シクロアルケニル、C 1− アシル、4〜12員環の単環式または二環式ヘテロシクリル、4〜12員環単環式または二環式ヘテロシクリル−C −C アルキル−、C 6− 12 アリール、5〜12員環ヘテロアリールであり、R 及びR は、独立してさらに、ヒドロキシル、C 1−6 アルコキシ、C 1−6 ヒドロキシアルキル、C 1−6 アルコキシ−C 1−6 アルキル、C 1−6 アルコキシ−C 1−6 アルコキシ、C 2−6 ヒドロキシアルコキシ、オキソ、チオノ、シアノまたはハロから選択される3つまでの置換基で置換されていてもよく、
あるいは、R とR とが、それらの両方に結合しているN原子と一緒に、O、SもしくはNR 11 から選択される1つまでの他のヘテロ原子を含有する4〜7員環の複素環または、O、S(O) もしくはNR 11 から選択される2つまでの他のヘテロ原子を含有し縮合型、架橋型もしくはスピロ型であり得る7〜12員環の二環式複素環を形成しており、これらの複素環は場合によって、ヒドロキシル、C 1−6 アルコキシ、C 1−6 ヒドロキシアルキル、C 1−6 アルコキシ−C 1−6 アルキル、C 1−6 アルコキシ−C 1−6 アルコキシ、C 2−6 ヒドロキシアルコキシ、オキソ、チオノ、シアノまたはハロから選択される3つまでの置換基で置換されており、
各R 10 は、独立して、H、−CD 、C 1−6 アルキル、C 3−6 シクロアルキル、C 2−6 ヒドロキシアルキル、C 1−6 アルコキシ−C 1−6 アルキル、またはC 2−6 アルキル−NR であり、
あるいは、ともに同一N原子に結合している2つのR 10 が、O、SまたはNR 11 から選択される1つまでの他のヘテロ原子を含有する5〜6員環の複素環を形成しており、
各R 11 は、独立して、水素であるかまたは、ヒドロキシル、オキソ、チオノ、シアノもしくはハロから選択される3つまでの置換基で場合によって置換されたC 1− アルキルであり、
mは、0、1、2または3であり、
nは、1、2または3であり、
qは、2、3または4であり、
pは、0、1、2、3または4であり、
xは、0、1または2である〕、
あるいはその立体異性体または薬学的に許容される塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグ。
(項目2)
前記化合物が、式(A):
Figure 2020526499
(A)
〔ここで、
ZはCHまたはNであり、
は、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、メチル、CF 、CHF 、及びシアノから選択され、
は、−OCF 、−OCHF 、−OCF CF 、−OCH CHF 、−OCH CF 、シクロプロピル、シクロプロポキシ、メトキシ、−OCD 、エトキシまたはイソプロポキシであり、
は、N(R 10 )C 2−6 アルキル−NR 10 10 であり、
4a 、R 4b 及びR 4c は、各々独立して、H、シアノ、ハロ、−C 1−6 アルキル、−C 1−6 ハロアルキル、カルボキシ−C 1−6 アルキル、−C 1−6 ヒドロキシアルキル、R N−C 1−6 アルキル−、−C 2−6 アルケニル、−C 2−6 アルキニル、C 1−6 アシル−、R −(CH C(=O)−、C 1−6 ヒドロキシアルキル−C(=O)−、カルボキシ、−C 1−6 アルコキシカルボニル、−C(=O)NR 、ヒドロキシル、アルコキシ、C 1−6 アシルオキシ、−NR 、C 1−6 アシル−N(R 10 )−、R SO −であり、
は、OH、NR 、O(CH NR 、C 1−6 アルコキシ、またはC 2−6 ヒドロキシアルコキシであり、
及びR は、独立して、H、−CD 、C 1−6 アルキル、C 3−6 アルケニル、C 3−6 アルキニル、C 3−8 シクロアルキル、C 3−8 シクロアルケニル、C 1− アシル、4〜12員環の単環式または二環式ヘテロシクリル、4〜12員環単環式または二環式ヘテロシクリル−C −C アルキル−、C 6− 12 アリール、5〜12員環ヘテロアリールであり、R 及びR は、独立してさらに、ヒドロキシル、C 1−6 アルコキシ、C 1−6 ヒドロキシアルキルC 2−6 ヒドロキシアルコキシ、オキソ、チオノ、シアノまたはハロから選択される3つまでの置換基で置換されていてもよく、
あるいは、R とR とが、それらの両方に結合しているN原子と一緒に、O、SもしくはNR 11 から選択される1つまでの他のヘテロ原子を含有する4〜7員環の複素環または、O、S(O) もしくはNR 11 から選択される2つまでの他のヘテロ原子を含有し縮合型、架橋型もしくはスピロ型であり得る7〜12員環の二環式複素環を形成しており、これらの複素環は場合によって、ヒドロキシル、C 1−6 アルコキシ、C 1−6 ヒドロキシアルキル、C 1−6 アルコキシ−C 1−6 アルキル、C 1−6 アルコキシ−C 1−6 アルコキシ、C 2−6 ヒドロキシアルコキシ、オキソ、チオノ、シアノまたはハロから選択される3つまでの置換基で置換されており、
各R 10 は、独立して、H、−CD 、C 1−6 アルキル、C 3−6 シクロアルキル、C 2−6 ヒドロキシアルキル、C 1−6 アルコキシ−C 1−6 アルキル、またはC 2−6 アルキル−NR であり、または
pは、0、1、2、3または4であり、
qは、2、3または4であり、
xは、0、1または2である〕、
あるいはその立体異性体または薬学的に許容される塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグ
の構造を有する、項目1に記載の化合物。
(項目3)
が、−N(CH )CH CH NR 10 10 である、項目1または項目2に記載の化合物。
(項目4)
10 が、各々独立して、H、−CD 、C 1−6 アルキル、C 3−6 シクロアルキル、またはC 2−6 ヒドロキシアルキルである、項目1〜3のいずれか1項に記載の化合物。
(項目5)
10 が、各々独立して、H、−CD 、メチル、エチルまたはイソプロピルである、項目1〜3のいずれか1項に記載の化合物。
(項目6)
Yが
Figure 2020526499
である、項目1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
(項目7)
5a 、R 6e 及びR 6z が各々Hである、項目6に記載の化合物。
(項目8)
4a が、H、−C 1−6 アルキル、または−NR である、項目1〜7のいずれか1項に記載の化合物。
(項目9)
及びR が、独立して、H、−CD 、またはC 1−6 アルキルである、項目8に記載の化合物。
(項目10)
4b 及びR 4c が、各々独立して、H、シアノ、F、Cl、Br、−C 1−6 アルキル、CF 、CHF 、CONH 、またはC(=O)NR である、項目1〜9のいずれか1項に記載の化合物。
(項目11)
4b 及びR 4c が、各々独立して、H、シアノ、F、Cl、Br、CH 、CF 、CHF 、CONH 、またはC(=O)NR である、項目1〜10のいずれか1項に記載の化合物。
(項目12)
前記化合物が、式(C):
Figure 2020526499
(C)
〔ここで、
は、水素、フルオロ、クロロまたはメチルであり、
は、−OCF 、−OCHF 、−OCF CF 、−OCH CHF 、−OCH CF 、シクロプロピル、シクロプロポキシ、メトキシ、−OCD 、エトキシまたはイソプロポキシであり、
4a は、H、または−NR であり、
4b 及びR 4c は、各々独立して、H、シアノ、F、Cl、Br、CH 、CF 、CHF 、CONH 、またはC(=O)NR であり、
及びR は、各々独立して、H、−CD 、またはC 1−6 アルキルであり、
各R 10 は、独立して、H、−CD 、C 1−6 アルキル、C 3−6 シクロアルキル、またはC 2−6 ヒドロキシアルキルである〕、
あるいはその立体異性体または薬学的に許容される塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグ
の構造を有する、項目1に記載の化合物。
(項目13)
が水素であり、
が、メトキシ、−OCD 、エトキシまたはイソプロポキシであり、
4a がNR であり、
4b がHまたはCH であり、
4c が、H、F、Cl、BrまたはCH であり、
及びR が、各々独立して、H、−CD 、−CH 、−CH CH 、または−CH(CH であり、
各R 10 が、独立して、H、−CD 、−CH 、−CH CH 、または−CH(CH である、項目12に記載の化合物。
(項目14)
前記化合物が、式(C−I):
Figure 2020526499
(C−I)
〔ここで、
は、水素、フルオロ、クロロまたはメチルであり、
は、−OCF 、−OCHF 、−OCF CF 、−OCH CHF 、−OCH CF 、シクロプロピル、シクロプロポキシ、メトキシ、−OCD 、エトキシ、またはイソプロポキシであり、
4a は、H、または−NR であり、
4b 及びR 4c は、各々独立して、H、シアノ、F、Cl、Br、−C 1−6 アルキル、−CF 、−CHF 、−CONH 、または−C(=O)NR であり、
及びR は、各々独立して、H、−CD 、または−C 1−6 アルキルであり、
各R 10 は、独立して、H、−CD 、−C 1−6 アルキル、−C 3−6 シクロアルキル、または−C 2−6 ヒドロキシアルキルである〕、
あるいはその立体異性体または薬学的に許容される塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグ
の構造を有する、項目1に記載の化合物。
(項目15)
が水素であり、
が、メトキシ、−OCD 、エトキシまたはイソプロポキシであり、
4a がNR であり、
4b がHまたはCH であり、
4c が、H、F、Cl、Br、−CF 、−CH 、−CH CH 、または−CH(CH であり、
及びR が、各々独立して、H、−CD 、−CH 、−CH CH 、または−CH(CH であり、
各R 10 が、独立して、H、−CD 、−CH 、−CH CH 、または−CH(CH である、項目14に記載の化合物。
(項目16)
前記化合物が、
Figure 2020526499

Figure 2020526499

Figure 2020526499
、または
Figure 2020526499

あるいはその立体異性体または薬学的に許容される塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグ
である、項目1〜15のいずれか1項に記載の化合物。
(項目17)
前記化合物が、
Figure 2020526499

Figure 2020526499

Figure 2020526499

Figure 2020526499

Figure 2020526499

Figure 2020526499

Figure 2020526499

Figure 2020526499

Figure 2020526499
、または
Figure 2020526499

あるいはその立体異性体または薬学的に許容される塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグ
である、項目1〜15のいずれか1項に記載の化合物。
(項目18)
式(D)の化合物:
Figure 2020526499
(D)
〔ここで、
ZはCHまたはNであり、
及びX は各々、CH、CR 、またはNであり、
は、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、メチル、エチル、ヒドロキシル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ、シクロプロポキシ、−OCF 、−OCH CF 、−OCH CHF 、エテニル、エチニル、CF 、CHF 、CHO、CH OH、CONH 、CO Me、CONHMe、CONMe 、またはシアノであり、
は、−OCF 、−OCHF 、−OCF CF 、−OCH CHF 、−OCH CF 、シクロプロピル、シクロプロポキシ、メトキシ、−OCD 、エトキシまたはイソプロポキシであり、
は、N(R 10 )C 2−6 アルキル−NR 10 10 であり、
各R は、独立して、H、シアノ、ハロ、−C 1−6 アルキル、−C 1−6 ハロアルキル、カルボキシ−C 1−6 アルキル、−C 1−6 ヒドロキシアルキル、R N−C 1−6 アルキル−、−C 2−6 アルケニル、−C 2−6 アルキニル、C 1−6 アシル−、R −(CH C(=O)−、C 1−6 ヒドロキシアルキル−C(=O)−、カルボキシ、−C 1−6 アルコキシカルボニル、−C(=O)NR 、ヒドロキシル、アルコキシ、C 1−6 アシルオキシ、−NR 、C 1−6 アシル−N(R 10 )−、またはR SO −であり、
及びR は、独立して、H、−CD 、C 1−6 アルキル、C 3−6 アルケニル、C 3−6 アルキニル、C 3−8 シクロアルキル、C 3−8 シクロアルケニル、C 1− アシル、4〜12員環の単環式または二環式ヘテロシクリル、4〜12員環単環式または二環式ヘテロシクリル−C −C アルキル−、C 6− 12 アリール、5〜12員環ヘテロアリールであり、R 及びR は、独立してさらに、ヒドロキシル、C 1−6 アルコキシ、C 1−6 ヒドロキシアルキルC 2−6 ヒドロキシアルコキシ、オキソ、チオノ、シアノまたはハロから選択される3つまでの置換基で置換されていてもよく、
あるいは、R とR とが、それらの両方に結合しているN原子と一緒に、O、SもしくはNR 11 から選択される1つまでの他のヘテロ原子を含有する4〜7員環の複素環または、O、S(O) もしくはNR 11 から選択される2つまでの他のヘテロ原子を含有し縮合型、架橋型もしくはスピロ型であり得る7〜12員環の二環式複素環を形成しており、これらの複素環は場合によって、ヒドロキシル、C 1−6 アルコキシ、C 1−6 ヒドロキシアルキル、C 1−6 アルコキシ−C 1−6 アルキル、C 1−6 アルコキシ−C 1−6 アルコキシ、C 2−6 ヒドロキシアルコキシ、オキソ、チオノ、シアノまたはハロから選択される3つまでの置換基で置換されており、
4b は、H、ハロ、−C 1−6 アルキル、または−C 1−6 ハロアルキルであり、
4c は、シアノ、C 1−6 アシル−、−C(=O)NR 、ヒドロキシル、アルコキシまたはFであり、
4N は、H、−CD 、または−C 1−6 アルキルであり、
は、OH、NR 、−O(CH NR 、C 1−6 アルコキシ、またはC 2−6 ヒドロキシアルコキシであり、
各R 10 は、独立して、H、−CD 、C 1−6 アルキル、C 3−6 シクロアルキル、C 2−6 ヒドロキシアルキル、C 1−6 アルコキシ−C 1−6 アルキル、またはC 2−6 アルキル−NR であり、
p=0、1、2、3または4であり、
q=2、3または4であり、
x=0、1または2である〕、
あるいはその立体異性体または薬学的に許容される塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグ。
(項目19)
式(D−I)の化合物:
Figure 2020526499
(D−I)
〔ここで、
ZはCHまたはNであり、
及びX は各々、CH、CR 、またはNであり、
は、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、メチル、エチル、ヒドロキシル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ、シクロプロポキシ、−OCF 、−OCH CF 、−OCH CHF 、エテニル、エチニル、CF 、CHF 、CHO、CH OH、CONH 、CO Me、CONHMe、CONMe 、またはシアノであり、
は、−OCF 、−OCHF 、−OCF CF 、−OCH CHF 、−OCH CF 、シクロプロピル、シクロプロポキシ、メトキシ、−OCD 、エトキシまたはイソプロポキシであり、
は、−N(R 10 )(C 2−6 アルキル)−NR 10 10 、または−N(R 10 )(C 3−10 シクロアルキルアルキル)−NR 10 10 であり、
各R は、独立して、H、シアノ、ハロ、−C 1−6 アルキル、−C 1−6 ハロアルキル、カルボキシ−C 1−6 アルキル、−C 1−6 ヒドロキシアルキル、R N−C 1−6 アルキル−、−C 2−6 アルケニル、−C 2−6 アルキニル、C 1−6 アシル−、R −(CH C(=O)−、C 1−6 ヒドロキシアルキル−C(=O)−、カルボキシ、−C 1−6 アルコキシカルボニル、−C(=O)NR 、ヒドロキシル、アルコキシ、C 1−6 アシルオキシ、−NR 、C 1−6 アシル−N(R 10 )−、またはR SO −であり、
及びR は、独立して、H、−CD 、C 1−6 アルキル、C 3−6 アルケニル、C 3−6 アルキニル、C 3−8 シクロアルキル、C 3−8 シクロアルケニル、C 1− アシル、4〜12員環の単環式または二環式ヘテロシクリル、4〜12員環単環式または二環式ヘテロシクリル−C −C アルキル−、C 6− 12 アリール、5〜12員環ヘテロアリールであり、R 及びR は、独立してさらに、ヒドロキシル、C 1−6 アルコキシ、C 1−6 ヒドロキシアルキルC 2−6 ヒドロキシアルコキシ、オキソ、チオノ、シアノまたはハロから選択される3つまでの置換基で置換されていてもよく、
あるいは、R とR とが、それらの両方に結合しているN原子と一緒に、O、SもしくはNR 11 から選択される1つまでの他のヘテロ原子を含有する4〜7員環の複素環または、O、S(O) もしくはNR 11 から選択される2つまでの他のヘテロ原子を含有し縮合型、架橋型もしくはスピロ型であり得る7〜12員環の二環式複素環を形成しており、これらの複素環は場合によって、ヒドロキシル、C 1−6 アルコキシ、C 1−6 ヒドロキシアルキル、C 1−6 アルコキシ−C 1−6 アルキル、C 1−6 アルコキシ−C 1−6 アルコキシ、C 2−6 ヒドロキシアルコキシ、オキソ、チオノ、シアノまたはハロから選択される3つまでの置換基で置換されており、
4b は、H、ハロ、−C 1−6 アルキル、または−C 1−6 ハロアルキルであり、
4c は、H、シアノ、ヒドロキシル、アルコキシ、−C 1−6 アルキル、または−C 1−6 ハロアルキル、ClまたはFであるが、但し、R 4c がHである場合にR 4b はハロ、−C 1−6 アルキル、または−C 1−6 ハロアルキルであり、
4N は、H、−CD 、または−C 1−6 アルキルであり、
は、OH、NR 、−O(CH NR 、C 1−6 アルコキシ、またはC 2−6 ヒドロキシアルコキシであり、
各R 10 は、独立して、H、−CD 、C 1−6 アルキル、C 3−6 シクロアルキル、C 2−6 ヒドロキシアルキル、C 1−6 アルコキシ−C 1−6 アルキル、またはC 2−6 アルキル−NR であり、
あるいは、同一N原子上の2つのR 10 が一緒に、ヒドロキシル、C 1−6 アルコキシ、C 1−6 ヒドロキシアルキル、C 1−6 アルコキシ−C 1−6 アルキル、C 1−6 アルコキシ−C 1−6 アルコキシ、C 2−6 ヒドロキシアルコキシ、オキソ、チオノ、シアノまたはハロから選択される3つまでの置換基で場合によって置換された3〜7員環の複素環を形成しており、
p=0、1、2、3または4であり、
q=2、3または4であり、
x=0、1または2である〕、
あるいはその立体異性体または薬学的に許容される塩、溶媒和物、N−オキシド、エステルもしくはプロドラッグ。
(項目20)
式(E)の化合物:
Figure 2020526499
(E)
〔ここで、
ZはCHまたはNであり、
、X 、X 及びX は各々、CH、CR またはNであり、
は、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、メチル、エチル、ヒドロキシル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ、シクロプロポキシ、−OCF 、−OCH CF 、−OCH CHF 、エテニル、エチニル、CF 、CHF 、CHO、CH OH、CONH 、CO Me、CONHMe、CONMe 、またはシアノであり、
は、−OCF 、−OCHF 、−OCF CF 、−OCH CHF 、−OCH CF 、シクロプロピル、シクロプロポキシ、メトキシ、−OCD 、エトキシまたはイソプロポキシであり、
は、N(R 10 )C 2−6 アルキル−NR 10 10 であり、
各R は、独立して、H、シアノ、ハロ、−C 1−6 アルキル、−C 1−6 ハロアルキル、カルボキシ−C 1−6 アルキル、−C 1−6 ヒドロキシアルキル、R N−C 1−6 アルキル−、−C 2−6 アルケニル、−C 2−6 アルキニル、C 1−6 アシル−、R −(CH C(=O)−、C 1−6 ヒドロキシアルキル−C(=O)−、カルボキシ、−C 1−6 アルコキシカルボニル、−C(=O)NR 、ヒドロキシル、アルコキシ、C 1−6 アシルオキシ、−NR 、C 1−6 アシル−N(R 10 )−、またはR SO −であり、
及びR は、独立して、H、−CD 、C 1−6 アルキル、C 3−6 アルケニル、C 3−6 アルキニル、C 3−8 シクロアルキル、C 3−8 シクロアルケニル、C 1− アシル、4〜12員環の単環式または二環式ヘテロシクリル、4〜12員環単環式または二環式ヘテロシクリル−C −C アルキル−、C 6− 12 アリール、5〜12員環ヘテロアリールであり、R 及びR は、独立してさらに、ヒドロキシル、C 1−6 アルコキシ、C 1−6 ヒドロキシアルキルC 2−6 ヒドロキシアルコキシ、オキソ、チオノ、シアノまたはハロから選択される3つまでの置換基で置換されていてもよく、
あるいは、R とR とが、それらの両方に結合しているN原子と一緒に、O、SもしくはNR 11 から選択される1つまでの他のヘテロ原子を含有する4〜7員環の複素環または、O、S(O) もしくはNR 11 から選択される2つまでの他のヘテロ原子を含有し縮合型、架橋型もしくはスピロ型であり得る7〜12員環の二環式複素環を形成しており、これらの複素環は場合によって、ヒドロキシル、C 1−6 アルコキシ、C 1−6 ヒドロキシアルキル、C 1−6 アルコキシ−C 1−6 アルキル、C 1−6 アルコキシ−C 1−6 アルコキシ、C 2−6 ヒドロキシアルコキシ、オキソ、チオノ、シアノまたはハロから選択される3つまでの置換基で置換されており、
4N は、H、−CD 、または−C 1−6 アルキルであり、
は、OH、NR 、−O(CH NR 、C 1−6 アルコキシ、またはC 2−6 ヒドロキシアルコキシであり、
各R 10 は、独立して、H、−CD 、C 1−6 アルキル、C 3−6 シクロアルキル、C 2−6 ヒドロキシアルキル、C 1−6 アルコキシ−C 1−6 アルキル、またはC 2−6 アルキル−NR であり、
p=0、1、2、3または4であり、
q=2、3または4であり、
x=0、1または2である〕、
あるいはその立体異性体または薬学的に許容される塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグ。
(項目21)
式(F)または(G)の化合物:
Figure 2020526499
(F)
または
Figure 2020526499
(G)
〔ここで、
ZはCHまたはNであり、
及びX は各々、CH、CR 、またはNであり、
は、独立して、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、メチル、エチル、ヒドロキシル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ、シクロプロポキシ、−OCF 、−OCH CF 、−OCH CHF 、エテニル、エチニル、CF 、CHF 、CHO、CH OH、CONH 、CO Me、CONHMe、CONMe 、及びシアノから選択され、
は、−OCF 、−OCHF 、−OCF CF 、−OCH CHF 、−OCH CF 、シクロプロピル、シクロプロポキシ、メトキシ、−OCD 、エトキシまたはイソプロポキシであり、
は、N(R 10 )C 2−6 アルキル−NR 10 10 であり、
各R は、独立して、H、シアノ、ハロ、−C 1−6 アルキル、−C 1−6 ハロアルキル、カルボキシ−C 1−6 アルキル、−C 1−6 ヒドロキシアルキル、R N−C 1−6 アルキル−、−C 2−6 アルケニル、−C 2−6 アルキニル、C 1−6 アシル−、R −(CH C(=O)−、C 1−6 ヒドロキシアルキル−C(=O)−、カルボキシ、−C 1−6 アルコキシカルボニル、−C(=O)NR 、ヒドロキシル、アルコキシ、C 1−6 アシルオキシ、−NR 、C 1−6 アシル−N(R 10 )−、またはR SO −であり、
4a 及びR 4b は、各々独立して、H、ハロ、−C 1−6 アルキル、または−C 1−6 ハロアルキルであり、
4c は、シアノ、C 1−6 アシル−、−C(=O)NR 、ヒドロキシル、アルコキシまたはFであり、
4N は、H、−CD 、−C 1−6 アルキル、または−C 1−6 ハロアルキルであり、
は、OH、NR 、O(CH NR 、C 1−6 アルコキシ、またはC 2−6 ヒドロキシアルコキシであり、
及びR は、独立して、H、−CD 、C 1−6 アルキル、C 3−6 アルケニル、C 3−6 アルキニル、C 3−8 シクロアルキル、C 3−8 シクロアルケニル、C 1− アシル、4〜12員環の単環式または二環式ヘテロシクリル、4〜12員環単環式または二環式ヘテロシクリル−C −C アルキル−、C 6− 12 アリール、5〜12員環ヘテロアリールであり、R 及びR は、独立してさらに、ヒドロキシル、C 1−6 アルコキシ、C 1−6 ヒドロキシアルキルC 2−6 ヒドロキシアルコキシ、オキソ、チオノ、シアノまたはハロから選択される3つまでの置換基で置換されていてもよく、または
各R 10 は、独立して、H、−CD 、C 1−6 アルキル、C 3−6 シクロアルキル、C 2−6 ヒドロキシアルキル、C 1−6 アルコキシ−C 1−6 アルキル、またはC 2−6 アルキル−NR であり、または
p=0、1、2、3または4であり、
q=2、3または4である〕、
あるいはその立体異性体または薬学的に許容される塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグ。
(項目22)
前記化合物が、
Figure 2020526499

Figure 2020526499
、及び
Figure 2020526499
、あるいはその立体異性体または薬学的に許容される塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグ
ではない、項目18〜21のいずれか1項に記載の化合物。
(項目23)
前記化合物が、
Figure 2020526499
、あるいはその立体異性体または薬学的に許容される塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグ
である、項目18〜21のいずれか1項に記載の化合物。
(項目24)
がCHまたはCR であり、
が、メチル、エチルまたはイソプロピルであり、
4c が、シアノ、−CF 、ClまたはFであり、
4N が、−CD 、メチル、エチルまたはイソプロピルであり、
4b が、H、ハロ、メチル、エチルまたはイソプロピルである、
項目19に記載の化合物。
(項目25)
前記化合物が、
Figure 2020526499

Figure 2020526499

Figure 2020526499

Figure 2020526499

Figure 2020526499

Figure 2020526499

Figure 2020526499

Figure 2020526499

Figure 2020526499

Figure 2020526499

Figure 2020526499

Figure 2020526499

Figure 2020526499

Figure 2020526499

Figure 2020526499

Figure 2020526499

Figure 2020526499

Figure 2020526499

Figure 2020526499

Figure 2020526499

Figure 2020526499

Figure 2020526499

Figure 2020526499

Figure 2020526499

Figure 2020526499

Figure 2020526499

Figure 2020526499

Figure 2020526499

Figure 2020526499

Figure 2020526499

Figure 2020526499

Figure 2020526499

Figure 2020526499

Figure 2020526499

Figure 2020526499

Figure 2020526499

Figure 2020526499

Figure 2020526499

Figure 2020526499
、または
Figure 2020526499
、あるいはその立体異性体または薬学的に許容される塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグ
である、項目19または項目24に記載の化合物。
(項目26)
がNであり、
4c が、シアノ、−CF 、ClまたはFであり、
4N が、−CD 、メチル、エチルまたはイソプロピルであり、
4b が、H、ハロ、メチル、エチルまたはイソプロピルである、
項目19に記載の化合物。
(項目27)
前記化合物が、
Figure 2020526499
、あるいはその立体異性体または薬学的に許容される塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグ
である、項目26に記載の化合物。
(項目28)
式(E−I)の化合物:
Figure 2020526499
(E−I)
〔ここで、
ZはCHまたはNであり、
は、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、メチル、エチル、ヒドロキシル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ、シクロプロポキシ、−OCF 、−OCH CF 、−OCH CHF 、エテニル、エチニル、CF 、CHF 、CHO、CH OH、CONH 、CO Me、CONHMe、CONMe 、またはシアノであり、
は、−OCF 、−OCHF 、−OCF CF 、−OCH CHF 、−OCH CF 、シクロプロピル、シクロプロポキシ、メトキシ、−OCD 、エトキシまたはイソプロポキシであり、
は、N(R 10 )C 2−6 アルキル−NR 10 10 、または−N(R 10 )(C 3−10 シクロアルキルアルキル)−NR 10 10 であり、
各R は、独立して、H、シアノ、ハロ、−C 1−6 アルキル、−C 1−6 ハロアルキル、カルボキシ−C 1−6 アルキル、−C 1−6 ヒドロキシアルキル、R N−C 1−6 アルキル−、−C 2−6 アルケニル、−C 2−6 アルキニル、C 1−6 アシル−、R −(CH C(=O)−、C 1−6 ヒドロキシアルキル−C(=O)−、カルボキシ、−C 1−6 アルコキシカルボニル、−C(=O)NR 、ヒドロキシル、アルコキシ、C 1−6 アシルオキシ、−NR 、C 1−6 アシル−N(R 10 )−、またはR SO −であり、
及びR は、独立して、H、−CD 、C 1−6 アルキル、C 3−6 アルケニル、C 3−6 アルキニル、C 3−8 シクロアルキル、C 3−8 シクロアルケニル、C 1− アシル、4〜12員環の単環式または二環式ヘテロシクリル、4〜12員環単環式または二環式ヘテロシクリル−C −C アルキル−、C 6− 12 アリール、5〜12員環ヘテロアリールであり、R 及びR は、独立してさらに、ヒドロキシル、C 1−6 アルコキシ、C 1−6 ヒドロキシアルキルC 2−6 ヒドロキシアルコキシ、オキソ、チオノ、シアノまたはハロから選択される3つまでの置換基で置換されていてもよく、
あるいは、R とR とが、それらの両方に結合しているN原子と一緒に、O、SもしくはNR 11 から選択される1つまでの他のヘテロ原子を含有する4〜7員環の複素環または、O、S(O) もしくはNR 11 から選択される2つまでの他のヘテロ原子を含有し縮合型、架橋型もしくはスピロ型であり得る7〜12員環の二環式複素環を形成しており、これらの複素環は場合によって、ヒドロキシル、C 1−6 アルコキシ、C 1−6 ヒドロキシアルキル、C 1−6 アルコキシ−C 1−6 アルキル、C 1−6 アルコキシ−C 1−6 アルコキシ、C 2−6 ヒドロキシアルコキシ、オキソ、チオノ、シアノまたはハロから選択される3つまでの置換基で置換されており、
4N は、H、−CD 、または−C 1−6 アルキルであり、
は、OH、−NR 、−O(CH NR 、C 1−6 アルコキシ、またはC 2−6 ヒドロキシアルコキシであり、
各R 10 は、独立して、H、−CD 、C 1−6 アルキル、C 3−6 シクロアルキル、C 2−6 ヒドロキシアルキル、C 1−6 アルコキシ−C 1−6 アルキル、またはC 2−6 アルキル−NR であり、
あるいは、同一N原子上の2つのR 10 が一緒に、ヒドロキシル、C 1−6 アルコキシ、C 1−6 ヒドロキシアルキル、C 1−6 アルコキシ−C 1−6 アルキル、C 1−6 アルコキシ−C 1−6 アルコキシ、C 2−6 ヒドロキシアルコキシ、オキソ、チオノ、シアノまたはハロから選択される3つまでの置換基で場合によって置換された3〜7員環の複素環を形成しており、
p=0、1、2、3または4であり、
q=2、3または4であり、
x=0、1または2である〕
あるいはその立体異性体または薬学的に許容される塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグ。
(項目29)
が、N(R 10 )C 2−6 アルキル−NR 10 10 、または−N(R 10 )(C 3−10 シクロアルキルアルキル)−NR 10 10 であり、
各R が、独立して、H、シアノ、ハロ、−C 1−6 アルキル、または−C 1−6 ハロアルキルであり、
4N が、H、−CD 、または−C 1−6 アルキルであり、
各R 10 が、独立して、H、−CD 、または−C 1−6 アルキルである、
項目28に記載の化合物。
(項目30)
前記化合物が、
Figure 2020526499
、あるいはその立体異性体または薬学的に許容される塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグ
である、項目28または項目29に記載の化合物。
(項目31)
前記化合物が、式(H)
Figure 2020526499
(H)
〔ここで、
はCHまたはNであり、
は、独立して、CH、CCH またはNであり、
は、メトキシ、−OCD 、エトキシまたはイソプロポキシであり、
4b は、H、F、ClまたはCH であり、
4N は、H、−CD 、CH 、EtまたはCH(CH であり、
各R 10 は、独立して、H、−CD 、−CH 、−CH CH 、または−CH(CH である〕、
あるいはその立体異性体または薬学的に許容される塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグ
の構造を有する、項目18に記載の化合物。
(項目32)
がCHまたはNであり、
が独立してCHまたはCCH であり、
が、メトキシ、−OCD 、エトキシまたはイソプロポキシであり、
4b が、H、F、ClまたはCH であり、
4N が、H、−CD 、CH 、EtまたはCH(CH であり、
各R 10 が、独立して、H、−CD 、−CH 、−CH CH 、または−CH(CH である、
項目31に記載の化合物。
(項目33)
前記化合物が、
Figure 2020526499

Figure 2020526499

Figure 2020526499
、または
Figure 2020526499
、あるいはその立体異性体または薬学的に許容される塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグである、項目31または項目32に記載の化合物。
(項目34)
前記化合物が、式(H−I):
Figure 2020526499
(H−I)
〔ここで、
はCHまたはNであり、
は、独立して、CH、CCH またはNであり、
は、メトキシ、−OCD 、エトキシまたはイソプロポキシであり、
4b は、H、F、ClまたはCH であり、
4N は、H、−CD 、CH 、EtまたはCH(CH であり、
各R 10 は、独立して、−CD 、−CH 、−CH CH 、または−CH(CH である〕、
あるいはその立体異性体または薬学的に許容される塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグ
の構造を有する、項目18に記載の化合物。
(項目35)
前記化合物が、
Figure 2020526499
または
Figure 2020526499

あるいはその立体異性体または薬学的に許容される塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグである、項目31、項目32または項目34に記載の化合物。
(項目36)
前記化合物が、式(J):
Figure 2020526499
(J)
〔ここで、
は、N、またはC−R であり、R は、H、シアノ、CONH 、CONHCH 、CON(CH 、COCH であり、
は、独立して、C−H、C−CH 、またはNであり、
は、独立して、C−H、C−CH 、C−CF 、C−CHF 、C−F、C−Cl、またはNであり、
4N は、H、−CD 、−CH 、−CH CH 、または−CH(CH であり、
は、−OCF 、−OCHF 、−OCF CF 、−OCH CHF 、−OCH CF 、シクロプロピル、シクロプロポキシ、メトキシ、−OCD 、エトキシまたはイソプロポキシであり、
各R 10 は、独立して、H、−CD 、C 1−6 アルキル、C 3−6 シクロアルキル、C 2−6 ヒドロキシアルキル、C 1−6 アルコキシ−C 1−6 アルキル、またはC 2−6 アルキル−NR であり、
及びR は、独立して、H、−CD 、C 1−6 アルキル、C 3−6 アルケニル、C 3−6 アルキニル、C 3−8 シクロアルキル、C 3−8 シクロアルケニル、C 1− アシル、4〜12員環の単環式または二環式ヘテロシクリル、4〜12員環単環式または二環式ヘテロシクリル−C −C アルキル−、C 6− 12 アリール、5〜12員環ヘテロアリールであり、R 及びR は、独立してさらに、ヒドロキシル、C 1−6 アルコキシ、C 1−6 ヒドロキシアルキルC 2−6 ヒドロキシアルコキシ、オキソ、チオノ、シアノまたはハロから選択される3つまでの置換基で置換されていてもよい〕、
あるいはその立体異性体または薬学的に許容される塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグ
の構造を有する、項目20に記載の化合物。
(項目37)
が、C−CNであり、
が、C−H、またはC−CH であり、
が、C−H、またはC−CH であり、
4N が、H、−CD 、−CH 、−CH CH 、または−CH(CH であり、
が、メトキシ、−OCD 、エトキシまたはイソプロポキシであり、
各R 10 が、独立して、H、−CD 、−CH 、−CH CH 、または−CH(CH である、
項目36に記載の化合物。
(項目38)
前記化合物が、
Figure 2020526499
、あるいはその立体異性体または薬学的に許容される塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグである、項目36または項目37に記載の化合物。
(項目39)
前記化合物が、
Figure 2020526499
、あるいはその立体異性体または薬学的に許容される塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグである、項目36または項目37に記載の化合物。
(項目40)
式(K)の化合物:
Figure 2020526499
(K)
〔ここで、
ZはCHまたはNであり、
はCR 4a またはNであり、
はCR 4b またはNであり、
はCHまたはNであり、
は、水素、メチル、フルオロ、クロロ、ブロモ、CF 、またはシアノであり、
は、−OCF 、−OCHF 、−OCF CF 、−OCH CHF 、−OCH CF 、シクロプロポキシ、メトキシ、−OCD 、エトキシまたはイソプロポキシであり、
は、N(R 10 )C 2−6 アルキル−NR 10 10 であり、
4a は、H、シアノ、ハロ、−C 1−6 アルキル、または−C 1−6 ハロアルキルであり、
4b は、H、シアノ、ニトロ、ハロ、−C 1−6 アルキル、−C 1−6 ハロアルキル、カルボキシ−C 1−6 アルキル、−C 1−6 ヒドロキシアルキル、R N−C 1−6 アルキル−、−C 2−6 アルケニル、−C 2−6 アルキニル、C 1−6 アシル−、R −(CH C(=O)−、C 1−6 ヒドロキシアルキル−C(=O)−、カルボキシ、−C 1−6 アルコキシカルボニル、−C(=O)NR 、ヒドロキシル、アルコキシ、−OCD 、C 1−6 アシルオキシ、−NR 、C 1−6 アシル−N(R 10 )−、またはR SO −であり、
4N は、H、−C 1−6 アルキル、または−CD であり、
及びR は、独立して、H、−CD 、C 1−6 アルキル、C 3−8 シクロアルキル、C 3−8 シクロアルキル−(C 1−3 アルキル)−、C 1− アシル、フェニル、単環式ヘテロアリール、または単環式ヘテロシクリルであり、R 及びR は、独立してさらに、ヒドロキシル、C 1−6 アルコキシ、オキソ、チオノ、シアノまたはハロから選択される3つまでの置換基で置換されていてもよく、
あるいは、R とR とが、それらの両方に結合しているN原子と一緒に、O、SもしくはNR 11 から選択される1つまでの他のヘテロ原子を含有する4〜7員環の複素環または、O、S(O) もしくはNR 11 から選択される2つまでの他のヘテロ原子を含有し縮合型、架橋型もしくはスピロ型であり得る7〜12員環の二環式複素環を形成しており、これらの複素環は場合によって、ヒドロキシル、C 1−6 アルコキシ、C 1−6 ヒドロキシアルキル、C 1−6 アルコキシ−C 1−6 アルキル、C 1−6 アルコキシ−C 1−6 アルコキシ、C 2−6 ヒドロキシアルコキシ、オキソ、チオノ、シアノまたはハロから選択される3つまでの置換基で置換されており、
各R 10 は、独立して、H、−CD 、C 1−6 アルキル、C 3−6 シクロアルキル、C 2−6 ヒドロキシアルキル、C 1−6 アルコキシ−C 1−6 アルキル、またはC 2−6 アルキル−NR であり、
p=0、1、2、3または4であり、
q=2、3または4であり、
x=0、1または2である〕、
あるいはその立体異性体または薬学的に許容される塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグ。
(項目41)
前記化合物が、式(L):
Figure 2020526499
(L)
〔ここで、
はCR 4a またはNであり、
はCR 4b またはNであり、
はCHまたはNであり、
は、メトキシ、−OCD 、エトキシまたはイソプロポキシであり、
4a は、H、シアノ、ハロ、−C 1−6 アルキル、または−C 1−6 ハロアルキルであり、
4b は、H、シアノ、ニトロ、ハロ、−C 1−6 アルキル、−C 1−6 ハロアルキル、カルボキシ−C 1−6 アルキル、−C 1−6 ヒドロキシアルキル、R N−C 1−6 アルキル−、−C 2−6 アルケニル、−C 2−6 アルキニル、C 1−6 アシル−、R −(CH C(=O)−、C 1−6 ヒドロキシアルキル−C(=O)−、カルボキシ、−C 1−6 アルコキシカルボニル、−C(=O)NR 、ヒドロキシル、アルコキシ、−OCD 、C 1−6 アシルオキシ、−NR 、C 1−6 アシル−N(R 10 )−、R SO −であり、
4N は、H、−CH 、Et、CH(CH3)2、または−CD であり、
及びR は、独立して、H、−CD 、C 1−6 アルキル、C 3−8 シクロアルキル、C 3−8 シクロアルキル−(C 1−3 アルキル)−、C 1− アシル、フェニル、単環式ヘテロアリール、または単環式ヘテロシクリルであり、R 及びR は、独立してさらに、ヒドロキシル、C 1−6 アルコキシ、オキソ、チオノ、シアノまたはハロから選択される3つまでの置換基で置換されていてもよく、
あるいは、R とR とが、それらの両方に結合しているN原子と一緒に、O、SもしくはNR 11 から選択される1つまでの他のヘテロ原子を含有する4〜7員環の複素環または、O、S(O) もしくはNR 11 から選択される2つまでの他のヘテロ原子を含有し縮合型、架橋型もしくはスピロ型であり得る7〜12員環の二環式複素環を形成しており、これらの複素環は場合によって、ヒドロキシル、C 1−6 アルコキシ、C 1−6 ヒドロキシアルキル、C 1−6 アルコキシ−C 1−6 アルキル、C 1−6 アルコキシ−C 1−6 アルコキシ、C 2−6 ヒドロキシアルコキシ、オキソ、チオノ、シアノまたはハロから選択される3つまでの置換基で置換されており、
各R 10 は、独立して、H、−CD 、C 1−6 アルキル、C 3−6 シクロアルキル、C 2−6 ヒドロキシアルキル、C 1−6 アルコキシ−C 1−6 アルキル、またはC 2−6 アルキル−NR であり、
p=0、1、2、3または4であり、
q=2、3または4であり、
x=0、1または2である〕、
あるいはその立体異性体または薬学的に許容される塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグ
の構造を有する、項目40に記載の化合物。
(項目42)
がCR 4a またはNであり、
がCR 4b またはNであり、
がCHまたはNであり、
が、メトキシ、−OCD 、エトキシまたはイソプロポキシであり、
4a が、H、F、Cl、CH 、CF 、またはCHF であり、
4b が、H、シアノ、ニトロ、ハロ、−C 1−6 アルキル、または−C 1−6 ハロアルキルであり、
4N が、H、−CD 、−CH 、−CH CH 、または−CH(CH であり、
各R 10 が、独立して、H、−CD 、−CH 、−CH CH 、または−CH(CH である、
項目41に記載の化合物。
(項目43)
がCR 4a またはNであり、
がCR 4b であり、
がCHであり、
が、メトキシ、−OCD 、エトキシまたはイソプロポキシであり、
4a が、H、F、CH 、CF 、またはCHF であり、
4b が、H、CH 、F、Cl、CF 、またはCHF であり、
4N が、H、−CD 、−CH 、−CH CH 、または−CH(CH であり、
各R 10 が、独立して、H、−CD 、−CH 、−CH CH 、または−CH(CH である、
項目41に記載の化合物。
(項目44)
前記化合物が、
Figure 2020526499
または
Figure 2020526499

あるいはその立体異性体または薬学的に許容される塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグ
である、項目41〜43のいずれか1項に記載の化合物。
(項目45)
式(M)の化合物:
Figure 2020526499
(M)
〔ここで、
ZはCHまたはNであり、
は、水素、メチル、フルオロ、クロロ、ブロモ、−CF 、またはシアノであり、
は、−OCF 、−OCHF 、−OCF CF 、−OCH CHF 、−OCH CF 、シクロプロピル、メトキシ、−OCD 、エトキシまたはイソプロポキシであり、
は、N(R 10 )C 2−6 アルキル−NR 10 10 であり、
4a は、シアノ、−C 1−6 ヒドロキシアルキル、C 1−6 アシル−、ピラゾール、1,2,3−トリアゾール、テトラゾール、−C(=O)NR 、−NR 、C 1−6 アシル−N(R 10 )−、(C 1−3 アルキル)SO NH−、(C 1−6 アルキル)SO −、またはR SO −であり、
4b は、H、シアノ、ハロ、−C 1−6 アルキル、または−C 1−6 ハロアルキルであり、
は、−OH、または−NR であり、
及びR は、独立して、H、−CD 、C 1−6 アルキル、C 3−8 シクロアルキル、C 3−8 シクロアルキル−(C 1−3 アルキル)−、C 1− アシル、フェニル、単環式ヘテロアリール、または単環式ヘテロシクリルであり、R 及びR は、独立してさらに、ヒドロキシル、C 1−6 アルコキシ、オキソ、チオノ、シアノまたはハロから選択される3つまでの置換基で置換されていてもよく、
あるいは、R とR とが、それらの両方に結合しているN原子と一緒に、O、SまたはNR 11 から選択される1つまでの他のヘテロ原子を含有する4〜7員環の複素環を形成しており、
各R 10 は、独立して、H、−CD 、C 1−6 アルキル、C 3−6 シクロアルキル、C 2−6 ヒドロキシアルキル、C 2−6 アルキル−NR であり、
あるいは、ともに同一N原子に結合している2つのR 10 が、O、SまたはNR 11 から選択される1つまでの他のヘテロ原子を含有する5〜6員環の複素環を形成しており、
各R 11 は、独立して、水素であるかまたは、ヒドロキシル、オキソ、チオノ、シアノ及びハロから選択される3つまでの置換基で場合によって置換されたC 1− アルキルである〕、
あるいはその立体異性体または薬学的に許容される塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグ。
(項目46)
ZがCHであり、
が、水素、メチル、フルオロ、クロロ、ブロモ、−CF 、またはシアノであり、
が、メトキシ、−OCD 、エトキシまたはイソプロポキシであり、
が、−N(CH )CH CH NR 10 10 であり、
4a が、−NR であり、
4b が、H、CH 、F、Cl、CF 、またはCHF であり、
及びR が、独立して、H、−CD 、C 1−6 アルキル、C 3−8 シクロアルキル、C 3−8 シクロアルキル−(C 1−3 アルキル)−、C 1− アシル、フェニル、単環式ヘテロアリール、または単環式ヘテロシクリルであり、R 及びR が、独立してさらに、ヒドロキシル、C 1−6 アルコキシ、オキソ、チオノ、シアノまたはハロから選択される3つまでの置換基で置換されていてもよく、
各R 10 が、独立して、H、−CD 、−CH 、−CH CH 、または−CH(CH である、
項目45に記載の化合物。
(項目47)
前記化合物が、
Figure 2020526499
、あるいはその立体異性体または薬学的に許容される塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグである、項目45または項目46に記載の化合物。
(項目48)
式(N)を有する化合物:
Figure 2020526499
(N)
〔ここで、
は、CH、CCH またはNであり、
はCR またはNであり、
ZはCHまたはNであり、
は、水素、メチル、フルオロ、クロロ、ブロモ、−CF 、またはシアノであり、
は、−OCF 、−OCHF 、−OCF CF 、−OCH CHF 、または−OCH CF であり、
は、N(R 10 )C 2−6 アルキル−NR 10 10 であり、
は、H、シアノ、ハロ、−C 1−6 アルキル、−C 1−6 ハロアルキルであり、
4a は、独立して、シアノ、−C 1−6 ヒドロキシアルキル、C 1−6 アシル−、ピラゾール、1,2,3−トリアゾール、テトラゾール、−C(=O)NR 、−NR 、C 1−6 アシル−N(R 10 )−、(C 1−3 アルキル)SO NH−、(C 1−6 アルキル)SO −、またはR SO −であり、
は、−OH、または−NR であり、
及びR は、独立して、H、−CD 、C 1−6 アルキル、C 3−8 シクロアルキル、C 3−8 シクロアルキル−(C 1−3 アルキル)−、C 1− アシル、フェニル、単環式ヘテロアリール、または単環式ヘテロシクリルであり、R 及びR は、独立してさらに、ヒドロキシル、C 1−6 アルコキシ、オキソ、チオノ、シアノまたはハロから選択される3つまでの置換基で置換されていてもよく、
各R 10 は、独立して、H、−CD 、C 1−6 アルキル、C 3−6 シクロアルキル、C 2−6 ヒドロキシアルキル、C 2−6 アルキル−NR である〕、
あるいはその立体異性体または薬学的に許容される塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグ。
(項目49)
前記化合物が、式(O):
Figure 2020526499
(O)
〔ここで、
は、CH、CCH またはNであり、
は、−OCF 、−OCHF 、−OCF CF 、−OCH CHF 、または−OCH CF であり、
及びR は、各々独立して、H、−CD 、−CH 、−CH CH 、または−CH(CH であり、
各R 10 は、独立して、H、−CD 、−CH 、−CH CH 、または−CH(CH である〕、
あるいはその立体異性体または薬学的に許容される塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグ
の構造を有する、項目48に記載の化合物。
(項目50)
前記化合物が、
Figure 2020526499

Figure 2020526499

Figure 2020526499

Figure 2020526499
、または
Figure 2020526499

あるいはその立体異性体または薬学的に許容される塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグ
である、項目48または項目49に記載の化合物。
(項目51)
式(P)の化合物:
Figure 2020526499
(P)
〔ここで、
ZはCHまたはNであり、
は、独立して、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、メチル、エチル、ヒドロキシル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ、シクロプロポキシ、−OCF 、−OCH CF 、−OCH CHF 、エテニル、エチニル、CF 、CHF 、CHO、CH OH、CONH 、CO Me、CONHMe、CONMe 、またはシアノから選択され、
は、−OCF 、−OCHF 、−OCF CF 、−OCH CHF 、−OCH CF 、シクロプロピル、シクロプロポキシ、メトキシ、−OCD 、エトキシまたはイソプロポキシであり、
は、N(R 10 )C 2−6 アルキル−NR 10 10 、N(R 10 )C 2−6 アルキル−R 、O(CH 、N(R 10 )C(=O)(CH 、またはR であり、
各R は、独立して、H、シアノ、ニトロ、ハロ、−C 1−6 アルキル、−C 1−6 ハロアルキル、カルボキシ−C 1−6 アルキル、−C 1−6 ヒドロキシアルキル、R N−C 1−6 アルキル−、−C 2−6 アルケニル、−C 2−6 アルキニル、C 1−6 アシル−、R −(CH C(=O)−、C 1−6 ヒドロキシアルキル−C(=O)−、カルボキシ、−C 1−6 アルコキシカルボニル、−C(=O)NR 、ヒドロキシル、アルコキシ、C 1−6 アシルオキシ、−NR 、C 1−6 アシル−N(R 10 )−、またはR SO −であり、
4a は、独立して、H、シアノ、ニトロ、ハロ、−C 1−6 アルキル、−C 1−6 ハロアルキル、−C 1−6 アルコキシ、−C 1−6 ハロアルコキシ、−C 1−6 ヒドロキシアルキル、C 1−6 アシル−、ピラゾール、1,2,3−トリアゾール、テトラゾール、−C(=O)NR 、−NR 、C 1−6 アシル−N(R 10 )−、(C 1−3 アルキル)SO NH−、(C 1−6 アルキル)SO −、またはR SO −であり、
は、OH、NR 、O(CH NR 、C 1−6 アルコキシ、またはC 2−6 ヒドロキシアルコキシであり、
及びR は、独立して、H、−CD 、C 1−6 アルキル、C 3−6 アルケニル、C 3−6 アルキニル、C 3−8 シクロアルキル、C 3−8 シクロアルケニル、C 1− アシル、4〜12員環の単環式または二環式ヘテロシクリル、4〜12員環単環式または二環式ヘテロシクリル−C −C アルキル−、C 6− 12 アリール、5〜12員環ヘテロアリールであり、R 及びR は、独立してさらに、ヒドロキシル、C 1−6 アルコキシ、C 1−6 ヒドロキシアルキルC 2−6 ヒドロキシアルコキシ、オキソ、チオノ、シアノまたはハロから選択される3つまでの置換基で置換されていてもよく、
あるいは、R とR とが、それらの両方に結合しているN原子と一緒に、O、SもしくはNR 11 から選択される1つまでの他のヘテロ原子を含有する4〜7員環の複素環または、O、S(O) もしくはNR 11 から選択される2つまでの他のヘテロ原子を含有し縮合型、架橋型もしくはスピロ型であり得る7〜12員環の二環式複素環を形成しており、これらの複素環は場合によって、ヒドロキシル、C 1−6 アルコキシ、C 1−6 ヒドロキシアルキル、C 1−6 アルコキシ−C 1−6 アルキル、C 1−6 アルコキシ−C 1−6 アルコキシ、C 2−6 ヒドロキシアルコキシ、オキソ、チオノ、シアノまたはハロから選択される3つまでの置換基で置換されており、
各R 10 は、独立して、H、−CD 、C 1−6 アルキル、C 3−6 シクロアルキル、C 2−6 ヒドロキシアルキル、C 1−6 アルコキシ−C 1−6 アルキル、またはC 2−6 アルキル−NR であり、
あるいは、ともに同一N原子に結合している2つのR 10 が、O、SまたはNR 11 から選択される1つまでの他のヘテロ原子を含有する5〜6員環の複素環を形成しており、
各R 11 は、独立して、水素であるかまたは、ヒドロキシル、オキソ、チオノ、シアノ及びハロから選択される3つまでの置換基で場合によって置換されたC 1− アルキルであり、
p=0、1、2、3または4であり、
q=2、3または4であり、
x=0、1または2である〕、
あるいはその立体異性体または薬学的に許容される塩、溶媒和物、エステル、互変異性体もしくはプロドラッグ。
(項目52)
ZがCHまたはNであり、
が、水素、メチル、フルオロ、クロロ、ブロモ、−CF 、またはシアノであり、
が、N(R 10 )C 2−6 アルキル−NR 10 10 であり、
各R が、独立して、H、シアノ、ハロ、−C 1−6 アルキル、−C 1−6 ハロアルキルであり、
4a が、独立して、H、シアノ、ニトロ、ハロ、−C 1−6 アルキル、−C 1−6 ハロアルキル、−C 1−6 アルコキシ、−C 1−6 ハロアルコキシ、−C(=O)NR 、または−NR であり、
及びR が、独立して、H、−CD 、−CH 、−CH CH 、または−CH(CH であり、
各R 10 が、独立して、H、−CD 、−CH 、−CH CH 、または−CH(CH である、
項目51に記載の化合物。
(項目53)
前記化合物が、
Figure 2020526499
、あるいはその立体異性体または薬学的に許容される塩、溶媒和物、エステル、互変異性体もしくはプロドラッグである、項目51または項目52に記載の化合物。
(項目54)
構造:
Figure 2020526499
を有する化合物。
(項目55)
項目1〜54のいずれか1項に記載の化合物または薬学的に許容されるその塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグと、薬学的に許容される担体とを含む医薬組成物。
(項目56)
がんの治療を、それを必要とする患者において行う方法であって、
治療的有効量の項目1〜54のいずれか1項に記載の化合物または薬学的に許容されるその塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグを前記患者に投与すること
を含む、前記方法。
(項目57)
前記がんが、肺癌、大腸癌、膵臓癌、頭頸部癌、乳癌、卵巣癌、子宮癌、肝臓癌及び胃癌から選択される、項目56に記載の方法。
(項目58)
前記がんが非小細胞肺癌(NSCLC)である、項目56または項目57に記載の方法。
(項目59)
前記がんが、EGFRのエクソン20ドメインにおける突然変異に起因するものである、項目58に記載の方法。
(項目60)
前記EGFRのエクソン20ドメインにおける突然変異が、NPG、ASVまたはT790Mから選択される、項目59に記載の方法。
(項目61)
前記EGFRのエクソン20ドメインにおける突然変異が、エクソン19挿入突然変異またはエクソン21点突然変異と同時に起こるT790Mである、項目60に記載の方法。
(項目62)
前記患者が、項目1〜54のいずれか1項に記載の化合物または薬学的に許容されるその塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグ以外のキナーゼ阻害剤に対して耐性である、項目56〜61のいずれか1項に記載の方法。
(項目63)
前記キナーゼ阻害剤がEGFR阻害剤である、項目62に記載の方法。
(項目64)
EGFRまたはその突然変異の阻害を、それを必要とする患者において行う方法であって、
治療的有効量の項目1〜54のいずれか1項に記載の化合物または薬学的に許容されるその塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグを前記患者に投与すること
を含む、前記方法。
(項目65)
前記突然変異がEGFRのエクソン20ドメインにある、項目64に記載の方法。

Claims (16)

  1. 式(D)の化合物:
    Figure 2020526499

    (D)
    〔ここで、
    ZはCHまたはNであり、
    及びXは各々、CH、CR、またはNであり、
    は、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、メチル、エチル、ヒドロキシル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ、シクロプロポキシ、−OCF、−OCHCF、−OCHCHF、エテニル、エチニル、CF、CHF、CHO、CHOH、CONH、COMe、CONHMe、CONMe、またはシアノであり、
    は、−OCF、−OCHF、−OCFCF、−OCHCHF、−OCHCF、シクロプロピル、シクロプロポキシ、メトキシ、−OCD、エトキシまたはイソプロポキシであり、
    は、N(R10)C2−6アルキル−NR1010であり、
    各Rは、独立して、H、シアノ、ハロ、−C1−6アルキル、−C1−6ハロアルキル、カルボキシ−C1−6アルキル、−C1−6ヒドロキシアルキル、RN−C1−6アルキル−、−C2−6アルケニル、−C2−6アルキニル、C1−6アシル−、R−(CHC(=O)−、C1−6ヒドロキシアルキル−C(=O)−、カルボキシ、−C1−6アルコキシカルボニル、−C(=O)NR、ヒドロキシル、アルコキシ、C1−6アシルオキシ、−NR、C1−6アシル−N(R10)−、またはRSO−であり、
    及びRは、独立して、H、−CD、C1−6アルキル、C3−6アルケニル、C3−6アルキニル、C3−8シクロアルキル、C3−8シクロアルケニル、C1−アシル、4〜12員環の単環式または二環式ヘテロシクリル、4〜12員環単環式または二環式ヘテロシクリル−C−Cアルキル−、C6−12アリール、5〜12員環ヘテロアリールであり、R及びRは、独立してさらに、ヒドロキシル、C1−6アルコキシ、C1−6ヒドロキシアルキルC2−6ヒドロキシアルコキシ、オキソ、チオノ、シアノまたはハロから選択される3つまでの置換基で置換されていてもよく、
    あるいは、RとRとが、それらの両方に結合しているN原子と一緒に、O、SもしくはNR11から選択される1つまでの他のヘテロ原子を含有する4〜7員環の複素環または、O、S(O)もしくはNR11から選択される2つまでの他のヘテロ原子を含有し縮合型、架橋型もしくはスピロ型であり得る7〜12員環の二環式複素環を形成しており、これらの複素環は場合によって、ヒドロキシル、C1−6アルコキシ、C1−6ヒドロキシアルキル、C1−6アルコキシ−C1−6アルキル、C1−6アルコキシ−C1−6アルコキシ、C2−6ヒドロキシアルコキシ、オキソ、チオノ、シアノまたはハロから選択される3つまでの置換基で置換されており、
    4bは、H、ハロ、−C1−6アルキル、または−C1−6ハロアルキルであり、
    4cは、シアノ、C1−6アシル−、−C(=O)NR、ヒドロキシル、アルコキシまたはFであり、
    4Nは、H、−CD、または−C1−6アルキルであり、
    は、OH、NR、−O(CHNR、C1−6アルコキシ、またはC2−6ヒドロキシアルコキシであり、
    各R10は、独立して、H、−CD、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C2−6ヒドロキシアルキル、C1−6アルコキシ−C1−6アルキル、またはC2−6アルキル−NRであり、
    各R 11 は、独立して、水素、C 1− アルキル、C 3− アルケニル、C 3− アルキニル、C 3− シクロアルキル、C 6− 12 アリール、4〜12員環ヘテロシクリル、または5〜12員環ヘテロアリールであり、
    p=0、1、2、3または4であり、
    q=2、3または4であり、
    x=0、1または2であり、
    ここで、前記化合物は、
    Figure 2020526499


    Figure 2020526499

    、及び
    Figure 2020526499

    、あるいはその立体異性体または薬学的に許容される塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグではない〕、
    あるいはその立体異性体または薬学的に許容される塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグ。
  2. 式(D−I)の化合物:
    Figure 2020526499

    (D−I)
    〔ここで、
    ZはCHまたはNであり、
    及びXは各々、CH、CR、またはNであり、
    は、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、メチル、エチル、ヒドロキシル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ、シクロプロポキシ、−OCF、−OCHCF、−OCHCHF、エテニル、エチニル、CF、CHF、CHO、CHOH、CONH、COMe、CONHMe、CONMe、またはシアノであり、
    は、−OCF、−OCHF、−OCFCF、−OCHCHF、−OCHCF、シクロプロピル、シクロプロポキシ、メトキシ、−OCD、エトキシまたはイソプロポキシであり、
    は、−N(R10)(C2−6アルキル)−NR1010、または−N(R10)(C3−10シクロアルキルアルキル)−NR1010であり、
    各Rは、独立して、H、シアノ、ハロ、−C1−6アルキル、−C1−6ハロアルキル、カルボキシ−C1−6アルキル、−C1−6ヒドロキシアルキル、RN−C1−6アルキル−、−C2−6アルケニル、−C2−6アルキニル、C1−6アシル−、R−(CHC(=O)−、C1−6ヒドロキシアルキル−C(=O)−、カルボキシ、−C1−6アルコキシカルボニル、−C(=O)NR、ヒドロキシル、アルコキシ、C1−6アシルオキシ、−NR、C1−6アシル−N(R10)−、またはRSO−であり、
    及びRは、独立して、H、−CD、C1−6アルキル、C3−6アルケニル、C3−6アルキニル、C3−8シクロアルキル、C3−8シクロアルケニル、C1−アシル、4〜12員環の単環式または二環式ヘテロシクリル、4〜12員環単環式または二環式ヘテロシクリル−C−Cアルキル−、C6−12アリール、5〜12員環ヘテロアリールであり、R及びRは、独立してさらに、ヒドロキシル、C1−6アルコキシ、C1−6ヒドロキシアルキルC2−6ヒドロキシアルコキシ、オキソ、チオノ、シアノまたはハロから選択される3つまでの置換基で置換されていてもよく、
    あるいは、RとRとが、それらの両方に結合しているN原子と一緒に、O、SもしくはNR11から選択される1つまでの他のヘテロ原子を含有する4〜7員環の複素環または、O、S(O)もしくはNR11から選択される2つまでの他のヘテロ原子を含有し縮合型、架橋型もしくはスピロ型であり得る7〜12員環の二環式複素環を形成しており、これらの複素環は場合によって、ヒドロキシル、C1−6アルコキシ、C1−6ヒドロキシアルキル、C1−6アルコキシ−C1−6アルキル、C1−6アルコキシ−C1−6アルコキシ、C2−6ヒドロキシアルコキシ、オキソ、チオノ、シアノまたはハロから選択される3つまでの置換基で置換されており、
    4bは、H、ハロ、−C1−6アルキル、または−C1−6ハロアルキルであり、
    4cは、H、シアノ、ヒドロキシル、アルコキシ、−C1−6アルキル、または−C1−6ハロアルキル、ClまたはFであるが、但し、R4cがHである場合にR4bはハロ、−C1−6アルキル、または−C1−6ハロアルキルであり、
    4Nは、H、−CD、または−C1−6アルキルであり、
    は、OH、NR、−O(CHNR、C1−6アルコキシ、またはC2−6ヒドロキシアルコキシであり、
    各R10は、独立して、H、−CD、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C2−6ヒドロキシアルキル、C1−6アルコキシ−C1−6アルキル、またはC2−6アルキル−NRであり、
    あるいは、同一N原子上の2つのR10が一緒に、ヒドロキシル、C1−6アルコキシ、C1−6ヒドロキシアルキル、C1−6アルコキシ−C1−6アルキル、C1−6アルコキシ−C1−6アルコキシ、C2−6ヒドロキシアルコキシ、オキソ、チオノ、シアノまたはハロから選択される3つまでの置換基で場合によって置換された3〜7員環の複素環を形成しており、
    各R 11 は、独立して、水素、C 1− アルキル、C 3− アルケニル、C 3− アルキニル、C 3− シクロアルキル、C 6− 12 アリール、4〜12員環ヘテロシクリル、または5〜12員環ヘテロアリールであり、
    p=0、1、2、3または4であり、
    q=2、3または4であり、
    x=0、1または2であり、
    ここで、前記化合物は、
    Figure 2020526499


    Figure 2020526499

    、及び
    Figure 2020526499

    、あるいはその立体異性体または薬学的に許容される塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグではない〕、
    あるいはその立体異性体または薬学的に許容される塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグ。
  3. 式(F)または(G)の化合物:
    Figure 2020526499

    (F)
    または
    Figure 2020526499

    (G)
    〔ここで、
    ZはCHまたはNであり、
    及びXは各々、CH、CR、またはNであり、
    は、独立して、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、メチル、エチル、ヒドロキシル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ、シクロプロポキシ、−OCF、−OCHCF、−OCHCHF、エテニル、エチニル、CF、CHF、CHO、CHOH、CONH、COMe、CONHMe、CONMe、及びシアノから選択され、
    は、−OCF、−OCHF、−OCFCF、−OCHCHF、−OCHCF、シクロプロピル、シクロプロポキシ、メトキシ、−OCD、エトキシまたはイソプロポキシであり、
    は、N(R10)C2−6アルキル−NR1010であり、
    各Rは、独立して、H、シアノ、ハロ、−C1−6アルキル、−C1−6ハロアルキル、カルボキシ−C1−6アルキル、−C1−6ヒドロキシアルキル、RN−C1−6アルキル−、−C2−6アルケニル、−C2−6アルキニル、C1−6アシル−、R−(CHC(=O)−、C1−6ヒドロキシアルキル−C(=O)−、カルボキシ、−C1−6アルコキシカルボニル、−C(=O)NR、ヒドロキシル、アルコキシ、C1−6アシルオキシ、−NR、C1−6アシル−N(R10)−、またはRSO−であり、
    4a及びR4bは、各々独立して、H、ハロ、−C1−6アルキル、または−C1−6ハロアルキルであり、
    4cは、シアノ、C1−6アシル−、−C(=O)NR、ヒドロキシル、アルコキシまたはFであり、
    4Nは、H、−CD、−C1−6アルキル、または−C1−6ハロアルキルであり、
    は、OH、NR、O(CHNR、C1−6アルコキシ、またはC2−6ヒドロキシアルコキシであり、
    及びRは、独立して、H、−CD、C1−6アルキル、C3−6アルケニル、C3−6アルキニル、C3−8シクロアルキル、C3−8シクロアルケニル、C1−アシル、4〜12員環の単環式または二環式ヘテロシクリル、4〜12員環単環式または二環式ヘテロシクリル−C−Cアルキル−、C6−12アリール、5〜12員環ヘテロアリールであり、R及びRは、独立してさらに、ヒドロキシル、C1−6アルコキシ、C1−6ヒドロキシアルキルC2−6ヒドロキシアルコキシ、オキソ、チオノ、シアノまたはハロから選択される3つまでの置換基で置換されていてもよく、または
    各R10は、独立して、H、−CD、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C2−6ヒドロキシアルキル、C1−6アルコキシ−C1−6アルキル、またはC2−6アルキル−NRであり、または
    p=0、1、2、3または4であり、
    q=2、3または4であり、
    ここで、前記化合物は、
    Figure 2020526499


    Figure 2020526499

    、及び
    Figure 2020526499

    、あるいはその立体異性体または薬学的に許容される塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグではない〕、
    あるいはその立体異性体または薬学的に許容される塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグ。
  4. 前記化合物が、
    Figure 2020526499

    、あるいはその立体異性体または薬学的に許容される塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグである、請求項1に記載の化合物。
  5. がCHまたはCRであり、
    が、メチル、エチルまたはイソプロピルであり、
    4cが、シアノ、−CF、ClまたはFであり、
    4Nが、−CD、メチル、エチルまたはイソプロピルであり、
    4bが、H、ハロ、メチル、エチルまたはイソプロピルである、
    請求項に記載の化合物、あるいはその立体異性体または薬学的に許容される塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグ
  6. 前記化合物が、
    Figure 2020526499


    Figure 2020526499


    Figure 2020526499


    Figure 2020526499


    Figure 2020526499


    Figure 2020526499


    Figure 2020526499


    Figure 2020526499


    Figure 2020526499


    Figure 2020526499


    Figure 2020526499


    Figure 2020526499


    Figure 2020526499


    Figure 2020526499


    Figure 2020526499


    Figure 2020526499


    Figure 2020526499


    Figure 2020526499


    Figure 2020526499


    Figure 2020526499


    Figure 2020526499


    Figure 2020526499


    Figure 2020526499


    Figure 2020526499


    Figure 2020526499


    Figure 2020526499


    Figure 2020526499


    Figure 2020526499


    Figure 2020526499


    Figure 2020526499


    Figure 2020526499


    Figure 2020526499


    Figure 2020526499


    Figure 2020526499


    Figure 2020526499


    Figure 2020526499


    Figure 2020526499


    Figure 2020526499


    Figure 2020526499


    Figure 2020526499

    または
    Figure 2020526499

    あるいはその立体異性体または薬学的に許容される塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグである、請求項に記載の化合物。
  7. がNであり、
    4cが、シアノ、−CF、ClまたはFであり、
    4Nが、−CD、メチル、エチルまたはイソプロピルであり、
    4bが、H、ハロ、メチル、エチルまたはイソプロピルである、
    請求項に記載の化合物、あるいはその立体異性体または薬学的に許容される塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグ
  8. 前記化合物が、式(H)
    Figure 2020526499

    (H)
    〔ここで、
    はCHまたはNであり、
    は、独立して、CH、CCHまたはNであり、
    は、メトキシ、−OCD、エトキシまたはイソプロポキシであり、
    4bは、H、F、ClまたはCHであり、
    4Nは、H、−CD、CH、EtまたはCH(CHであり、
    各R10は、独立して、H、−CD、−CH、−CHCH、または−CH(CHである〕、
    あるいはその立体異性体または薬学的に許容される塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグ
    の構造を有する、請求項に記載の化合物。
  9. がCHまたはNであり、
    が独立してCHまたはCCHであり、
    が、メトキシ、−OCD、エトキシまたはイソプロポキシであり、
    4bが、H、F、ClまたはCHであり、
    4Nが、H、−CD、CH、EtまたはCH(CHであり、
    各R10が、独立して、H、−CD、−CH、−CHCH、または−CH(CHである、
    請求項に記載の化合物、あるいはその立体異性体または薬学的に許容される塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグ
  10. 前記化合物が、
    Figure 2020526499


    Figure 2020526499


    Figure 2020526499


    Figure 2020526499
    または
    Figure 2020526499

    、あるいはその立体異性体または薬学的に許容される塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグである、請求項に記載の化合物。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の化合物、あるいはその立体異性体または薬学的に許容される塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグと、薬学的に許容される担体とを含む医薬組成物。
  12. がんの治療を、それを必要とする患者において行うことにおける使用のための組成物であって、請求項1〜10のいずれか1項に記載の化合物、あるいはその立体異性体または薬学的に許容される塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグを含み、前記がんが、肺癌、大腸癌、膵臓癌、頭頸部癌、乳癌、卵巣癌、子宮癌、肝臓癌及び胃癌から選択される、組成物
  13. 前記がんが非小細胞肺癌(NSCLC)である、請求項12に記載の組成物
  14. 前記がんが、EGFRのエクソン20ドメインにおける突然変異に起因するものである、請求項13に記載の組成物
  15. EGFRまたはその突然変異の阻害を、それを必要とする患者において行うことにおける使用のための組成物であって、請求項1〜10のいずれか1項に記載の化合物、あるいはその立体異性体または薬学的に許容される塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグを含む、前記組成物
  16. 前記突然変異がEGFRのエクソン20ドメインにある、請求項15に記載の組成物
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