JP2020522382A - ヒドロシリル化における触媒としての白金化合物及びロジウム化合物の相乗的組み合わせ - Google Patents

ヒドロシリル化における触媒としての白金化合物及びロジウム化合物の相乗的組み合わせ Download PDF

Info

Publication number
JP2020522382A
JP2020522382A JP2019567583A JP2019567583A JP2020522382A JP 2020522382 A JP2020522382 A JP 2020522382A JP 2019567583 A JP2019567583 A JP 2019567583A JP 2019567583 A JP2019567583 A JP 2019567583A JP 2020522382 A JP2020522382 A JP 2020522382A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
hydrosilylation
composition according
composition
group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019567583A
Other languages
English (en)
Inventor
ヴァルター レシグ
ヴァルター レシグ
ウェイウェン ドン
ウェイウェン ドン
リカルド ヴァルター
リカルド ヴァルター
デトレフ ガイザー
デトレフ ガイザー
アラメダ ヨルク フックス
アラメダ ヨルク フックス
Original Assignee
ヘレウス ドイチェラント ゲーエムベーハー ウント カンパニー カーゲー
ヘレウス ドイチェラント ゲーエムベーハー ウント カンパニー カーゲー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ヘレウス ドイチェラント ゲーエムベーハー ウント カンパニー カーゲー, ヘレウス ドイチェラント ゲーエムベーハー ウント カンパニー カーゲー filed Critical ヘレウス ドイチェラント ゲーエムベーハー ウント カンパニー カーゲー
Publication of JP2020522382A publication Critical patent/JP2020522382A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/04Polysiloxanes
    • C08G77/06Preparatory processes
    • C08G77/08Preparatory processes characterised by the catalysts used
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F15/00Compounds containing elements of Groups 8, 9, 10 or 18 of the Periodic System
    • C07F15/0006Compounds containing elements of Groups 8, 9, 10 or 18 of the Periodic System compounds of the platinum group
    • C07F15/0086Platinum compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F15/00Compounds containing elements of Groups 8, 9, 10 or 18 of the Periodic System
    • C07F15/0006Compounds containing elements of Groups 8, 9, 10 or 18 of the Periodic System compounds of the platinum group
    • C07F15/0073Rhodium compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/04Polysiloxanes
    • C08G77/12Polysiloxanes containing silicon bound to hydrogen
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/04Polysiloxanes
    • C08G77/20Polysiloxanes containing silicon bound to unsaturated aliphatic groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/48Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule in which at least two but not all the silicon atoms are connected by linkages other than oxygen atoms
    • C08G77/58Metal-containing linkages
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L83/00Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L83/04Polysiloxanes

Abstract

Pt[(Me2SiCH=CH2)2O]2及びPt2[(Me2SiCH=CH2)2O]3からなる群から選択される少なくとも1種の白金化合物と、Rh(acac)(CO)2、Rh2(CO)4Cl2、[Rh(cod)Cl]2、Rh(acac)(cod)、RhH(CO)(PPh3)3、Rh(CO)(PPh3)(acac)、RhCl(CO)(PPh3)2及びRh−2−エチルヘキサノエートからなる群から選択される少なくとも1種のロジウム化合物とを、0.1〜100の範囲のPt/Rhのモル比で含むヒドロシリル化における触媒として使用するための組成物。【選択図】なし

Description

本発明は、ヒドロシリル化における触媒としての特定の白金化合物及びロジウム化合物の相乗的組み合わせに関する。
ヒドロシリル化は、オレフィン性二重結合へのHSi基の付加であり、通常均一系で触媒される。この反応は、高分子量の有機ケイ素化合物及び/又はシリコーンを構築するために使用することができる。シリコーン生成物の例は、エラストマー成形部品、印象材料、シーラント、包埋材料、封止材、含浸剤(注入剤)、コーティング剤等を含む。
いわゆるKarstedt(カールシュテット)触媒を用いたヒドロシリル化反応の均一系触媒反応は、米国特許第3775452号明細書から公知である。Karstedt触媒は、以下の式によって記述することができる:Pt[(MeSiCH=CHO]及びPt[(MeSiCH=CHO]
米国特許第3775452号明細書
Karstedt触媒の触媒活性よりも高い触媒活性を有するヒドロシリル化触媒を提供することが本発明の目的である。
本出願人は、0.1〜100、好ましくは0.3〜5、特に0.8〜3の範囲のPt/Rhのモル比の、Pt[(MeSiCH=CHO]及びPt[(MeSiCH=CHO]からなる群から選択される少なくとも1種の白金化合物とRh(acac)(CO)、Rh(CO)Cl、[Rh(cod)Cl]、Rh(acac)(cod)、RhH(CO)(PPh、Rh(CO)(PPh)(acac)、RhCl(CO)(PPh及びRh−2−エチルヘキサノエートからなる群から選択される少なくとも1種のロジウム化合物との組み合わせが、驚くべきことに本発明の目的を満たすことを見出した。従って、ヒドロシリル化可能な組成物における貴金属の質量分率が同等又はさらに低いこれらの基本的に公知の貴金属化合物の組み合わせは、予期されない相乗作用という意味で、Karstedt触媒単独又は対応するロジウム化合物単独よりもヒドロシリル化において触媒的により有効であることが明らかになった。結果として、上記の組み合わせは、より低い貴金属の全質量分率でヒドロシリル化を触媒するため、及び/又はヒドロシリル化の際の反応温度を下げるために実用可能になる。
用語「ヒドロシリル化可能な組成物」は、ヒドロシリル化に関して好適な少なくとも1つのHSi基を有する1種以上の化合物、並びにヒドロシリル化に関して好適な少なくとも1つのオレフィン性二重結合を有する1種以上の化合物並びに/又はヒドロシリル化に関して好適な少なくとも1つのHSi基及びヒドロシリル化に関して好適な少なくとも1つのオレフィン性二重結合を有する1種以上の化合物を含む組成物を指すために本明細書で使用される。用語「ヒドロシリル化可能な組成物」は、それぞれの組成物がヒドロシリル化触媒をも含むか否かとは無関係に本明細書で使用されるということを、明示的に触れておく必要がある。ヒドロシリル化は、ヒドロシリル化可能な組成物を用いて実施することができる。ヒドロシリル化では、HSi基がオレフィン性二重結合に付加される。本発明に関しては、これは、上記少なくとも1種の白金化合物及び上記少なくとも1種のロジウム化合物の相乗的組み合わせによって、貴金属に触媒される態様で起こる。
本発明に係る組み合わせの上記相乗的により高い触媒活性は、ヒドロシリル化可能な組成物の中でヒドロシリル化反応が起こっていることを示す発熱ピークの形態において、例えば10K/分の加熱速度の、DIN EN ISO 11357−5:2014に従うDSC(示差走査熱量測定)によって決定することができる。出願人が測定したところ、通常、発熱ピークは、Karstedt触媒単独を添加したか又は上記のロジウム化合物のうちの1以上を単独で添加したがその他の点では上記ヒドロシリル化可能な組成物と同一である、しかも注目すべきことにこのヒドロシリル化可能な組成物における同じ貴金属の質量分率の組成物のピークよりも低い温度に位置する。
本発明に係る組み合わせの上記の相乗的により高い触媒活性は、あるいは又はさらに、上記ヒドロシリル化可能な組成物のポットライフ値を比較することにより判定することができる。本特許出願の目的のためには、このポットライフは、初期粘度が2倍に上昇するのに要する時間として定義されるものとする。粘度、すなわち初期粘度及び経時的に上昇する粘度は、例えば回転式粘度測定によって測定することができる。
全般的に、本発明は、Pt[(MeSiCH=CHO]及びPt[(MeSiCH=CHO]からなる群から選択される少なくとも1種の白金化合物と、Rh(acac)(CO)、Rh(CO)Cl、[Rh(cod)Cl]、Rh(acac)(cod)、RhH(CO)(PPh、Rh(CO)(PPh)(acac)、RhCl(CO)(PPh及びRh−2−エチルヘキサノエートからなる群から選択される少なくとも1種のロジウム化合物を、0.1〜100、好ましくは0.3〜5、特に0.8〜3の範囲のPt/Rhのモル比で含む組成物に関する。
Karstedt触媒として公知の白金化合物Pt[(MeSiCH=CHO]又はPt[(MeSiCH=CHO]は、例えば、NaHCO等の塩基及び1,1,3,3−テトラメチル−1,3−ジビニルジシロキサンの存在下での、イソプロパノール等の還元剤を用いたHPtClの自己触媒反応に支えられた変換によって製造することができる。欧州特許出願公開第1174435A2号明細書及び欧州特許出願公開第1302473A2号明細書を参照のこと。上記白金化合物は、とりわけHeraeus(ヘレウス)から、15〜28重量%の範囲の種々の白金分率で上記白金化合物を含む有機溶媒の形態で、「Karstedt Concentrate」の名称で市販されている。
Rh(acac)(CO)、Rh(CO)Cl、[Rh(cod)Cl]、Rh(acac)(cod)、RhH(CO)(PPh、Rh(CO)(PPh)(acac)、RhCl(CO)(PPh及びRh−2−エチルヘキサノエートは市販のロジウム化合物である。
Rh(acac)(CO)、アセチルアセトナトジカルボニルロジウム(I)、は、例えばHeraeusから及びUmicoreから、いずれの場合もCARACの名称によって入手できる。
Rh(CO)Cl、ロジウム(I)カルボニルクロリド、は、例えば、Strem Chemicals Inc.(ストレムケミカルズ)から入手できる。
[Rh(cod)Cl]、ジ−μ−クロロ−ビス(シクロオクタ−1,5−ジエン)ジロジウム(I)、は、例えばHeraeusから入手できる。これは、Umicore(ユミコア)からもChiralyst P493の名称で入手できる。
Rh(acac)(cod)、(アセチルアセトナト)(1,5−シクロオクタジエン)ロジウム(I)、は、例えばHeraeusからから入手できる。これは、UmicoreからもChiralyst P310の名称で入手できる。
RhH(CO)(PPh、カルボニル(ヒドリド)(トリス(トリフェニルホスフィン)ロジウム(I)、は、例えばHeraeusからRODRIDOの名称で、及びUmicoreからRh HYDRIDOの名称で入手できる。
Rh(CO)(PPh)(acac)は、例えばHeraeusから及びUmicoreから、いずれの場合もROPACの名称で入手できる。
RhCl(CO)(PPhは、例えばStrem Chemicals Inc.から入手できる。
Rh−2−エチルヘキサノエートは、例えばHeraeus及びUmicoreから、いずれの場合も溶液の形態で入手できる。
好ましくは、上記少なくとも1種のロジウム化合物は、Rh(acac)(CO)、Rh(CO)Cl及び[Rh(cod)Cl]からなる群から選択される。
本発明に係る組成物は、有機溶液、特に非水系有機溶液であることができる。有機溶液の形態の本発明に係る組成物は、少なくとも1種の有機溶媒と、均一に溶解した上記少なくとも1種の白金化合物と、均一に溶解した上記少なくとも1種のロジウム化合物とを含む。しかしながら、本発明に係る組成物は、均一に有機溶媒に溶解した上記少なくとも1種の白金化合物及び均一に有機溶媒に溶解した上記少なくとも1種のロジウム化合物を含有する連続相を有する懸濁液であることもできる。
上記少なくとも1種の有機溶媒は、ヒドロシリル化に関して反応性である溶媒及び/又は非反応性である溶媒を含むことができる。ヒドロシリル化に関して反応性である溶媒は、反応相手としてヒドロシリル化に関与することができる溶媒であり、すなわち、少なくとも1つの好適なHSi基及び/又は少なくとも1つの好適なオレフィン性二重結合を提供する化合物を意味する。好ましくは、この少なくとも1種の有機溶媒は、ヒドロシリル化に関して反応性である1,1,3,3−テトラメチル−1,3−ジビニルジシロキサンから選択され、ヒドロシリル化に関して非反応性である溶媒は、芳香族化合物、例えばトルエン及びキシレン等の芳香族脂肪族化合物、例えばクロロベンゼン及びフルオロベンゼン等のハロゲン化炭化水素、並びに例えばメタノール、エタノール及びイソプロパノール等の酸素含有有機溶媒からなる群から選択される。
本発明に係る組成物は、1以上の阻害剤を含むことができる。本発明に係る組成物は、単一種の添加剤(1若しくは複数)の形態で又は他の添加剤に加えて、阻害剤(1又は複数)を含有することができる。好ましい阻害剤の例は、例えばアニリン等のアニリン類、例えばエチニルシクロヘキサノール等のC≡C三重結合含有アルコール、及び例えばフェニルピリジン等のフェニルピリジン類を含む。この阻害剤(1又は複数)は、ヒドロシリル化反応及び/又は本発明のヒドロシリル化反応の相乗的な触媒反応を阻害することができる。この阻害効果は、温度を高めることにより低減及び/又は解消することができる。
本発明に係る組成物は、例えば上記少なくとも1種の阻害剤に加えて、又は上記少なくとも1種の阻害剤の代わりに1以上のさらなる添加剤を含むことができる。例は、促進剤、染料、充填剤、分散剤、接着促進剤、顔料、可塑剤、安定剤、レオロジー制御剤等を含む。
上で触れたように、本発明に係る組成物は、少なくとも1種の、ヒドロシリル化に関して反応性である化合物を含むことができる。この化合物は、ヒドロシリル化に関して好適な少なくとも1つのHSi基及び/又はヒドロシリル化に関して好適な少なくとも1つのオレフィン性二重結合を提供する。上記ヒドロシリル化に関して反応性である化合物は、低分子化合物、オリゴマー化合物及びポリマー化合物であることができる。好適なオレフィン性二重結合を提供する化合物の例は、Evonik製のPolymer VS製品シリーズのビニル官能性ポリジメチルシロキサンを含む。好適なHSi基を提供する化合物の例は、Evonik製のCrosslinker 100及びCrosslinker 200製品シリーズのポリシロキサン架橋剤を含む。
上記少なくとも1種のヒドロシリル化に関して反応性である化合物は、付加的に、ヒドロシリル化に関して反応性である有機溶媒として働くことができる。
上で触れたことによれば、本発明に係る組成物は、当該組成物が、ヒドロシリル化に関して好適な少なくとも1つのHSi基を有する1種以上の化合物、並びにヒドロシリル化に関して好適な少なくとも1つのオレフィン性二重結合を有する1種以上の化合物、並びに/又はヒドロシリル化に関して好適な少なくとも1つのHSi基及びヒドロシリル化に関して好適な少なくとも1つのオレフィン性二重結合を有する1種以上の化合物を含むかぎり、ヒドロシリル化可能な組成物及び/又は反応混合物であってよい。例えば、当該組成物は、既製のヒドロシリル化可能な組成物、より正確に言えば、ヒドロシリル化可能な(所望の配合比の)所望の配合の組成物であることができる。
実施形態では、本発明に係る組成物は、上記少なくとも1種の白金化合物、上記少なくとも1種のロジウム化合物、及び所望に応じて以下の成分、すなわち1以上の有機溶媒、1以上の阻害剤、阻害剤以外の1種以上の添加剤、ヒドロシリル化に関して反応性である1種以上の化合物から実質的になることができる。用語「実質的に」は、本明細書で使用する場合、さらなる添加剤は加えられない、少なくとも意図的には加えられないことを意味すると理解されるものとする。例えば上記少なくとも1種の白金化合物及び/又は上記少なくとも1種のロジウム化合物の製造に由来する可能性がある不純物という意味で他の成分が潜在的に存在することは可能であるものとする。
本発明に係る組成物は、上記少なくとも1種の白金化合物及び上記少なくとも1種のロジウム化合物に由来する貴金属分率(白金及びロジウム)を、組成物全体に対して例えば10重量ppm〜45重量%、好ましくは30重量ppm〜10重量%、特に50重量ppm〜5重量%の範囲で含む。ヒドロシリル化可能な組成物の形態の本発明に係る組成物は、上記特定された範囲のむしろ下端にある、例えばヒドロシリル化可能な組成物全体に対して10〜1,000重量ppm、好ましくは30〜1,000重量ppm又は30〜500重量ppm、特に50〜500重量ppm又は50〜200重量ppmの範囲にある貴金属分率を有する。
本発明に係る組成物、特に有機溶媒の形態の組成物の製造には、手順上特別なことは要求されない。例えば、少なくとも1種の有機溶媒及び上記少なくとも1種の白金化合物を含む有機溶液も、少なくとも1種の有機溶媒及び上記少なくとも1種のロジウム化合物を含むさらなる有機溶液と混合することができる。
本発明は、本発明に係る組成物の製造のための多成分系にも関する。この多成分系は、例えば、少なくとも1種の有機溶媒及び上記少なくとも1種の白金化合物を含み、上記少なくとも1種のロジウム化合物を含まない有機溶液の形態の成分(i)と、少なくとも1種の有機溶媒及び上記少なくとも1種のロジウム化合物を含み、上記少なくとも1種の白金化合物を含まない有機溶液の形態の別個の成分(ii)と、必要な場合、成分(i)及び成分(ii)とは異なる少なくとも1種の別個の成分とを含むことができる。成分(i)及び成分(ii)とは異なる上記成分は、例えば、1以上の阻害剤を含むことができる。本発明に係る組成物は、成分(i)、成分(ii)及び、必要な場合、成分(i)及び成分(ii)とは異なる少なくとも1種の上記さらなる成分を混合することにより製造することができる。
別の実施形態では、上記多成分系は、例えば、少なくとも1種の有機溶媒、上記少なくとも1種の白金化合物、及び上記少なくとも1種のロジウム化合物を含む有機溶液の形態の成分(i’)と、成分(i’)とは異なる少なくとも1種のさらなる別個の成分とを含むことができる。この成分(i’)とは異なる成分は、例えば、1以上の阻害剤を含むことができる。本発明に係る組成物は、成分(i’)及び成分(i’)とは異なる上記少なくとも1種のさらなる成分を混合することにより製造することができる。
本発明は、ヒドロシリル化における触媒として(ヒドロシリル化触媒として)、又は上記のことから明らかなように、ヒドロシリル化可能な組成物としての、例えば有機溶液の形態での本発明に係る組成物の使用にも関する。
ヒドロシリル化触媒としての使用の一実施形態では、これは、特に、少なくとも1種の有機溶媒及び上記少なくとも1種の白金化合物を含み、上記少なくとも1種のロジウム化合物を含まない第1有機溶液の、少なくとも1種の有機溶媒及び上記少なくとも1種のロジウム化合物を含み、上記少なくとも1種の白金化合物を含まないさらなる有機溶液と組み合わせた使用に関する。換言すれば、この実施形態における本発明に係る組成物は、上記2種の有機溶液をヒドロシリル化可能な組成物に別々に加えることを通して、及び/又は上記ヒドロシリル化可能な組成物の製造の際に、ヒドロシリル化可能な組成物においてはじめて実現される。例えば、この2種の有機溶液は、まだ触媒を含まないヒドロシリル化可能な組成物及び/又はこのまだ触媒を含まないヒドロシリル化可能な組成物を形成する成分と混合される。
ヒドロシリル化における触媒としての使用の別の実施形態では、これは、特に、すでに上記少なくとも1種の白金化合物及び上記少なくとも1種のロジウム化合物を含む有機溶液の使用に関する。換言すれば、まだ触媒を含まないヒドロシリル化可能な組成物及び/又はこのまだ触媒を含まないヒドロシリル化可能な組成物を形成する成分への添加により、及び/又はその成分との混合により接触が確立される前に、本発明に係る組成物は既に実現されている。
その使用及び処理の種類によっては、上記ヒドロシリル化可能な組成物は、添加剤、非反応性の有機溶媒、反応性の有機溶媒、ヒドロシリル化に関して好適な少なくとも1つのHSi基を有する化合物及び/又はヒドロシリル化に関して好適な少なくとも1つのオレフィン性二重結合を有する化合物を含まなくてもよいし、所望の割合のそれらを含むことができる。
ヒドロシリル化は、例えばヒドロシリル化可能な組成物の形態の本発明に係る組成物を用いて実施することができる。
これは、低分子化合物、より具体的にはシラン化合物の化学合成の意味でのヒドロシリル化に関与することができる。
好ましくは、これは、架橋反応、すなわちポリマーネットワークを形成する重合、より具体的には重付加、の意味で進行するヒドロシリル化に関与する。
このタイプの重付加は、低温の範囲、例えば0〜38℃で実施することができる。ヒドロシリル化することができ重付加で使用される組成物は、好都合な場合、阻害剤を含まなくてもよい。
しかし、このタイプの重付加は、より高い温度で、例えば38超〜150℃の温度範囲で行うこともできる。
ヒドロシリル化による重付加を行うことができる本発明で使用する組成物の加工性(ポットライフ)の継続時間は、例えば、2分〜10時間であってもよい。これに関して阻害剤を使用することができる。
重付加生成物として生成されたポリマーは、物質という点では、例えばポリシロキサン及び/又はポリシロキサン構造若しくはシリコーンを有するポリマーであることができる。これに関して、ポリシロキサン構造は、オレフィン性二重結合に付加することができるHSi基を有する少なくとも1種の化合物及び/又はHSi基の付加を受けることができるオレフィン性二重結合を有する少なくとも1種の化合物に由来することができる。
例えば、上記重付加は、例えば歯科の分野における印象材、シーリング剤、包埋剤、封止材、含浸剤(注入剤)、特にエラストマー成形部品又は基材上のコーティングの形成のために作用することができ、又はこれらからなることができる。
エラストマー成形部品の形成に関しては、ヒドロシリル化可能な本発明で使用する組成物は、阻害剤を含有することができるし、又は含有しなくてもよい。好都合な場合、組成物の中に非反応性の有機溶媒は含有されなくてもよく、又は低割合のみの非反応性の有機溶媒が組成物の中に含有されてもよく、この非反応性の有機溶媒は、重付加の停止のあとエラストマー成形部品から逃散しえ、場合によってはこの逃散は加熱等の好適な手段を通して支えられる。形成されることになるエラストマーの中に重合によって組み込まれることができる反応性の有機溶媒は、エラストマーの中に含有されうる。
上で触れたように、ヒドロシリル化可能な組成物の実施形態における本発明に係る組成物は、コーティング剤として処方及び/又は使用されてもよい。基材、例えば紙、ボール紙、金属箔又はプラスチックフィルム上のコーティングに関しては、ヒドロシリル化可能な本発明で使用する組成物は、好都合な場合、阻害剤を含有することができ、特に、所望のポットライフが設定される必要がある場合には阻害剤を含有することができる。非反応性の有機溶媒を組成物の中に含有させることが好都合である場合もあり、この非反応性の有機溶媒は、コーティング剤の塗工中及び/若しくは塗工後に、並びに/又は重付加が起こっている間及び/若しくは重付加が起こった後にコーティングから逃散することができ、場合によってはこの逃散は加熱等の好適な手段を通して支えられる。形成されることになるポリマー層に重合によって組み込まれることができる反応性の有機溶媒は、ポリマー層の中に含有されうる。
本発明の実施例及び参考例
実施例1
2.07gのHeraeus製のKarstedt Concentrate(白金分率20重量%)及びEVONIK製のPolymer VS 500の混合物(この混合物の白金分率は0.52重量%であった)の全体を、ロジウム分率が0.52重量%である0.548gのキシレン含有Rh(acac)(CO)溶液と混合し、触媒組成物を製造した。
0.06gの1−エチニルシクロヘキサノール、79.9gのEVONIK製Polymer VS 500、及び10.1gのEVONIK製のCrosslinker 180の全体を混合し、ヒドロシリル化可能な混合物を製造した。
全体で1.38gの上記触媒組成物を、90gの上記ヒドロシリル化可能な混合物と混合し、40℃に予備加熱した。
このように製造したヒドロシリル化可能な触媒される混合物を、発熱ピークの存在についてDSCによって試験した。このDSC試験は、DIN 11357−5:2014、3.1、9.2、10.1に従う、アルゴン(10L/分)下、30℃〜200℃の範囲で10K/分の加熱速度での、密閉したアルミニウムるつぼ中での動的熱流束示差走査熱量測定(測定機器:DSC200 F3 Maia、製造業者:Netzsch Geraetebau GmbH)によるヒドロシリル化反応の分析であった。表1に記載した温度は、発熱ピークの頂点に対応する。測定値の再現性は1〜2℃であった。
さらに、上記混合物のポットライフを、40℃での回転式粘度測定(Brookfield DV2Textra、Spindle LVT 4)により測定した。ポットライフは、初期粘度が2倍になるまでの時間に対応する。典型的には、この混合物は、そのあと数分間以内に固まった。
実施例2
手順は、白金分率が0.52重量%である上記混合物1.06g及び上記キシレン含有Rh(acac)(CO)溶液0.290gを別個に上記ヒドロシリル化可能な混合物に加えたこと以外は、実施例1と同様であった。
実施例3〜29
実施例3〜29で使用した手順は、実施例1と同様であった。
実施例1〜29の結果を下記表に示す。実施例3、4、6〜8、21〜24及び29は参考例である。
Figure 2020522382
Figure 2020522382

Claims (16)

  1. Pt[(MeSiCH=CHO]及びPt[(MeSiCH=CHO]からなる群から選択される少なくとも1種の白金化合物と、Rh(acac)(CO)、Rh(CO)Cl、[Rh(cod)Cl]、Rh(acac)(cod)、RhH(CO)(PPh、Rh(CO)(PPh)(acac)、RhCl(CO)(PPh及びRh−2−エチルヘキサノエートからなる群から選択される少なくとも1種のロジウム化合物とを、0.1〜100の範囲のPt/Rhのモル比で含む組成物。
  2. 前記Pt/Rhのモル比が0.3〜5の範囲にある請求項1に記載の組成物。
  3. 前記少なくとも1種のロジウム化合物が、Rh(acac)(CO)、Rh(CO)Cl及び[Rh(cod)Cl]からなる群から選択される請求項1又は請求項2に記載の組成物。
  4. 前記少なくとも1種の白金化合物及び前記少なくとも1種のロジウム化合物に加えて少なくとも1種の有機溶媒を含む有機溶液の形態にある請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の組成物。
  5. 前記少なくとも1種の有機溶媒が、ヒドロシリル化に関して反応性である溶媒及びヒドロシリル化に関して非反応性である溶媒からなる群から選択される請求項4に記載の組成物。
  6. 少なくとも1種の阻害剤を含む請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の組成物。
  7. 阻害剤以外の1種以上の添加剤を含む請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の組成物。
  8. ヒドロシリル化に関して反応性であり、かつ低分子化合物、オリゴマー化合物及びポリマー化合物からなる群から選択される少なくとも1種の化合物を含む請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の組成物。
  9. ヒドロシリル化に関して反応性である前記少なくとも1種の化合物が、ヒドロシリル化に関して好適な少なくとも1つのHSi基を有する化合物、ヒドロシリル化に関して好適な少なくとも1つのオレフィン性二重結合を有する化合物、並びにヒドロシリル化に関して好適な少なくとも1つのHSi基及びヒドロシリル化に関して好適な少なくとも1つのオレフィン性二重結合を有する化合物からなる群から選択される請求項8に記載の組成物。
  10. 前記少なくとも1種の白金化合物及び前記少なくとも1種のロジウム化合物に由来する貴金属分率が、組成物全体に対して10重量ppm〜45重量%であることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の組成物。
  11. ヒドロシリル化に関して好適な少なくとも1つのHSi基を有する1種以上の化合物、並びにヒドロシリル化に関して好適な少なくとも1つのオレフィン性二重結合を有する1種以上の化合物、並びに/又はヒドロシリル化に関して好適な少なくとも1つのHSi基及びヒドロシリル化に関して好適な少なくとも1つのオレフィン性二重結合を有する1種以上の化合物を含む請求項9に記載のヒドロシリル化可能な組成物。
  12. 前記少なくとも1種の白金化合物及び前記少なくとも1種のロジウム化合物に由来する貴金属分率が、ヒドロシリル化可能な組成物全体に対して10〜1,000重量ppmであることを特徴とする請求項11に記載の組成物。
  13. 請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の組成物の製造のための多成分系であって、少なくとも1種の有機溶媒及び前記少なくとも1種の白金化合物を含み、前記少なくとも1種のロジウム化合物を含まない有機溶液の形態の成分(i)と、少なくとも1種の有機溶媒及び前記少なくとも1種のロジウム化合物を含み、前記少なくとも1種の白金化合物を含まない有機溶液の形態の別個の成分(ii)と、必要に応じて、成分(i)及び成分(ii)とは異なる少なくとも1種の別個の成分とを含むか、又は少なくとも1種の有機溶媒、前記少なくとも1種の白金化合物、及び前記少なくとも1種のロジウム化合物を含む有機溶液の形態の成分(i’)と、成分(i’)とは異なる少なくとも1種のさらなる別個の成分とを含む多成分系。
  14. ヒドロシリル化における触媒としての請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の組成物の使用、又はヒドロシリル化可能な組成物としての請求項11若しくは請求項12に記載の組成物の使用。
  15. 前記ヒドロシリル化が、低分子シラン化合物の化学合成又はポリマーネットワークを形成する重付加である請求項14に記載の使用。
  16. 前記重付加が、印象、シーリング剤、包埋剤、封止材、含浸剤、エラストマー成形部品若しくは基材上のコーティングの形成のために作用するか、又はそれらの製造からなる請求項15に記載の使用。

JP2019567583A 2017-06-27 2017-12-19 ヒドロシリル化における触媒としての白金化合物及びロジウム化合物の相乗的組み合わせ Pending JP2020522382A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP17178145.3 2017-06-27
EP17178145 2017-06-27
PCT/EP2017/083477 WO2019001754A1 (de) 2017-06-27 2017-12-19 Synergistische kombinationen von platin- und rhodiumverbindungen als katalysatoren bei hydrosilylierungen

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020522382A true JP2020522382A (ja) 2020-07-30

Family

ID=59298191

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019567583A Pending JP2020522382A (ja) 2017-06-27 2017-12-19 ヒドロシリル化における触媒としての白金化合物及びロジウム化合物の相乗的組み合わせ

Country Status (7)

Country Link
US (1) US11180613B2 (ja)
EP (1) EP3645543B1 (ja)
JP (1) JP2020522382A (ja)
KR (1) KR102412026B1 (ja)
CN (1) CN110753696A (ja)
CA (1) CA3061805A1 (ja)
WO (1) WO2019001754A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022010858A1 (en) * 2020-07-06 2022-01-13 Dow Silicones Corporation Catalyst, redox-switchable catalyst system, and related methods involving hydrosilylation

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004519544A (ja) * 2001-01-03 2004-07-02 ヘンケル ロックタイト コーポレイション 低温高速硬化シリコーン組成物
JP2009114240A (ja) * 2007-11-02 2009-05-28 Shin Etsu Chem Co Ltd 透明材料用含フッ素硬化性組成物
JP2014076924A (ja) * 2012-10-11 2014-05-01 Asahi Kasei E-Materials Corp 表面修飾された複合金属酸化物微粒子

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3814730A (en) * 1970-08-06 1974-06-04 Gen Electric Platinum complexes of unsaturated siloxanes and platinum containing organopolysiloxanes
US3775452A (en) 1971-04-28 1973-11-27 Gen Electric Platinum complexes of unsaturated siloxanes and platinum containing organopolysiloxanes
DE10035644C1 (de) 2000-07-20 2001-12-20 Heraeus Gmbh W C Verfahren zur Herstellung von Platin-Alkenylpolysiloxan-Komplexen, insbesondere von Platin-Divinyltetramethyldisiloxan
DE10150489B4 (de) 2001-10-16 2004-02-05 W. C. Heraeus Gmbh & Co. Kg Herstellungsverfahren von Platin-Alkenylpolysiloxan-Komplexe, insbesondere Platin-Divinyltetramethyldisiloxan
CN102417981B (zh) 2011-11-22 2013-05-01 中国科学院过程工程研究所 一种离子液体基三液相体系萃取分离铂钯铑的方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004519544A (ja) * 2001-01-03 2004-07-02 ヘンケル ロックタイト コーポレイション 低温高速硬化シリコーン組成物
JP2009114240A (ja) * 2007-11-02 2009-05-28 Shin Etsu Chem Co Ltd 透明材料用含フッ素硬化性組成物
JP2014076924A (ja) * 2012-10-11 2014-05-01 Asahi Kasei E-Materials Corp 表面修飾された複合金属酸化物微粒子

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
POLYMER DEGRADATION AND STABILITY, vol. 142, JPN5020004061, 31 May 2017 (2017-05-31), pages 111 - 116, ISSN: 0004650194 *

Also Published As

Publication number Publication date
CN110753696A (zh) 2020-02-04
EP3645543B1 (de) 2021-03-17
US20200115504A1 (en) 2020-04-16
EP3645543A1 (de) 2020-05-06
KR20200019214A (ko) 2020-02-21
CA3061805A1 (en) 2019-01-03
US11180613B2 (en) 2021-11-23
KR102412026B1 (ko) 2022-06-22
WO2019001754A1 (de) 2019-01-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2285913C (en) Curable organopolysiloxane compositions
JP3507778B2 (ja) 硬化可能なオルガノポリシロキサン材料、白金錯体及びオルガノポリシロキサン材料からなる成形体
JP3065615B2 (ja) 硬化可能なオルガノポリシロキサン材料および該材料から架橋によって得られた成形体
JP4249702B2 (ja) カルベンをベースとする金属触媒の存在下でヒドロシリル化によりエラストマーに架橋され得るシリコーン組成物及びこのタイプの触媒
US7649071B2 (en) Branched polysiloxane composition
TW201625754A (zh) 單一成份、儲存穩定、可硬化之聚矽氧組成物
JPS5837053A (ja) 熱硬化性オルガノポリシロキサン混合物
JP6915083B2 (ja) 紫外線の照射によって架橋できるシリコーン組成物
JP2008013765A (ja) 反応制御剤を含むメタセシス−硬化性組成物
WO2019129131A1 (en) Single-component addition-type polysiloxane composition
EP3135679A1 (en) Novel bis (alkoxysilyl-vinylene) group-containing silicon compound and manufacturing method therefor
EP0835918A2 (en) Flowable adhesive
JP6983995B2 (ja) 貴金属触媒の安定化
JP2020522382A (ja) ヒドロシリル化における触媒としての白金化合物及びロジウム化合物の相乗的組み合わせ
JP2011021189A (ja) 硬化可能なシリコーン組成物
JP4119825B2 (ja) アルキノール基を有する有機ケイ素化合物、それを含有する架橋性材料、この材料から製造された成形品
KR20220016899A (ko) 실릴 수소화물과 실록산의 열적으로 개시된 산 촉매화된 반응
JPH03177457A (ja) 1液型フルオロシリコーン組成物
KR20180136935A (ko) 1-성분, 저장-안정, uv-가교결합 가능한 오르가노실록산 조성물
JP4318224B2 (ja) 含フッ素シリコーンコーティング剤用希釈剤
US5037932A (en) Storage stable, one part fluorosilicone gel compositions
JPH0848884A (ja) オルガノポリシロキサン基剤の製造方法及び得られる組成物
JPH02123163A (ja) 硬化性フッ素シリコーン組成物
JP2022162547A (ja) ヒドロシリル化触媒の抑制剤
TW202344240A (zh) 可固化矽氧烷組合物及其在皮膚護理產品中的應用

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191206

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210204

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210511

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20211130