JP2020514324A5 - - Google Patents

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様々な改変および変更を、開示される主題の精神または範囲から逸脱することなく、開示される主題のシステムおよび方法で作成できることは、当業者には明らかであろう。つまり、開示される主題は、添付の特許請求の範囲およびそれらの等価物の範囲内に入る改変および変更を含むことが意図される。
様々な参考文献、特許および特許出願が本明細書中で参照され、それらの内容は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
本発明は、以下を提供する。
1. 以下のステップ:
(a) 癌への1種以上のT細胞の浸潤を誘導するために、有効量の腫瘍溶解性ウイルスを被験体に投与するステップ;
(b) 被験体の癌から腫瘍浸潤型T細胞を単離するステップ;
(c) 腫瘍浸潤型T細胞をex vivoで増殖させるステップ;および
(d) 癌に罹患している被験体に、増殖された腫瘍浸潤型T細胞を移植するステップ
を含む、癌に罹患している被験体を治療する方法。
2. 腫瘍溶解性ウイルスがワクシニアウイルスである、上記1に記載の方法。
3. 腫瘍溶解性ウイルスが単純ヘルペスウイルスである、上記1に記載の方法。
4. 腫瘍溶解性ウイルスが、そのチミジンキナーゼ遺伝子、ワクシニア増殖因子遺伝子、またはその両方の不活性化突然変異を有する組み換えワクシニアウイルスである、上記1に記載の方法。
5. 腫瘍溶解性ウイルスが、免疫調節因子分子をコードする核酸を含む、上記1〜4のいずれかに記載の方法。
6. 腫瘍溶解性ウイルスが、免疫調節因子分子を含む膜結合型タンパク質をコードする核酸を含む、上記1〜4のいずれかに記載の方法。
7. 癌が局所浸潤性である、上記1〜6のいずれかに記載の方法。
8. 癌が転移性である、上記1〜6のいずれかに記載の方法。
9. 腫瘍浸潤型T細胞をex vivoで増殖させるステップが、該腫瘍浸潤型T細胞を樹状細胞および癌細胞と共培養するステップを含む、上記1〜8のいずれかに記載の方法。
10. 腫瘍浸潤型T細胞を増殖させるステップが、該腫瘍浸潤型T細胞をサイトカインおよび/または薬剤と共に培養するステップを含む、上記1〜9のいずれかに記載の方法。
11. サイトカインおよび/または薬剤が、IL-1、IL-2、IL-3、IL-4、IL-5、IL-6、IL-7、IL-8、IL-9、IL-10、IL-11、IL-12、IL-13、IL-15、IL-17、IL-18、IL-21、IL-23、IL-24、IL-27、IFN-α、IFN-α2、IFN-β、またはIFN-γ、TNF-α、TNF-β、およびGM-CSFのうちの1種以上を含む、上記10に記載の方法。
12. 腫瘍浸潤型T細胞を増殖させるステップが、該腫瘍浸潤型T細胞をIL-2、IL-7および/またはGSK3bと共に培養するステップを含む、上記1〜11のいずれかに記載の方法。
13. 癌に罹患している被験体に腫瘍浸潤型T細胞を移植するステップの前に、癌に罹患している被験体が、癌療法を用いて治療される、上記1〜12のいずれかに記載の方法。
14. 癌に罹患している被験体を、癌療法を用いて治療するステップをさらに含む、上記1〜12のいずれかに記載の方法。
15. 癌に罹患している被験体に、1種以上の外因性サイトカインおよび/または薬剤を提供するステップをさらに含む、上記1〜12のいずれかに記載の方法。
16. 腫瘍浸潤型T細胞を移植するステップの後に、癌に罹患している被験体に、外因性IL-2を提供するステップをさらに含む、上記1〜12のいずれかに記載の方法。
17. 腫瘍浸潤型細胞が、腹腔内に移植される、上記1〜16のいずれかに記載の方法。
18. 腫瘍浸潤型細胞が、腫瘍内に移植される、上記1〜16のいずれかに記載の方法。
19. 以下のステップ:
(a) 癌への1種以上のT細胞の浸潤を誘導するために、有効量の腫瘍溶解性ウイルスを、癌に罹患している被験体に投与するステップ;
(b) 被験体の癌から腫瘍浸潤型T細胞を単離するステップ;および
(c) 腫瘍浸潤型T細胞をex vivoで増殖させるステップ
を含む、腫瘍浸潤型腫瘍溶解性ウイルス誘導型T細胞を作製するための方法。
20. 腫瘍溶解性ウイルスがワクシニアウイルスである、上記19に記載の方法。
21. 腫瘍溶解性ウイルスが単純ヘルペスウイルスである、上記19に記載の方法。
22. 腫瘍溶解性ウイルスが、そのチミジンキナーゼ遺伝子、ワクシニア増殖因子遺伝子、またはその両方の不活性化突然変異を有する組み換えワクシニアウイルスである、上記19に記載の方法。
23. 腫瘍溶解性ウイルスが、免疫調節因子分子をコードする核酸を含む、上記19〜22のいずれかに記載の方法。
24. 腫瘍溶解性ウイルスが、免疫調節因子分子を含む膜結合型タンパク質をコードする核酸を含む、上記19〜22のいずれかに記載の方法。
25. IL-2、IL-7および/またはGSK3bの存在下で腫瘍浸潤型T細胞をex vivoで増殖させる、上記19〜24のいずれかに記載の方法。
26. 上記19〜25のいずれかに記載の方法により作製される1種以上の腫瘍浸潤型腫瘍溶解性ウイルス誘導型T細胞を被験体に投与するステップを含む、癌に罹患している被験体を治療する方法。
27. アンカー性ペプチドに連結された免疫調節因子分子を含む膜結合型タンパク質をコードする、腫瘍溶解性ウイルス。
28. アンカー性ペプチドに連結された免疫調節因子分子を含む膜結合型タンパク質をコードする核酸をそのゲノム中に含む、腫瘍溶解性ウイルス。
29. 免疫調節因子分子がリンカーペプチドを介してアンカー性ペプチドに連結される、上記27または28に記載の腫瘍溶解性ウイルス。
30. ワクシニアウイルスである、上記27〜29のいずれかに記載の腫瘍溶解性ウイルス。
31. そのチミジンキナーゼ遺伝子、ワクシニア増殖因子遺伝子、またはその両方の不活性化突然変異を有する組み換えワクシニアウイルスである、上記27〜29のいずれかに記載の腫瘍溶解性ウイルス。
32. アンカー性ペプチドに連結された免疫調節分子をコードする核酸が、p7.5 e/lプロモーターに機能的に連結される、上記27〜31のいずれかに記載の腫瘍溶解性ウイルス。
33. アンカー性ペプチドに連結された免疫調節分子をコードする核酸が、pSe/lプロモーターに機能的に連結される、上記27〜31のいずれかに記載の腫瘍溶解性ウイルス。
34. 単純ヘルペスウイルスである、上記27〜29のいずれかに記載の腫瘍溶解性ウイルス。
35. アデノウイルスである、上記27〜29のいずれかに記載の腫瘍溶解性ウイルス。
36. アンカー性ペプチドがGPI-アンカーアクセプターペプチドを含む、上記27〜35のいずれかに記載の腫瘍溶解性ウイルス。
37. アンカー性ペプチドがPD-L1膜貫通ドメインを含む、上記27〜35のいずれかに記載の腫瘍溶解性ウイルス。
38. アンカー性ペプチドがリンカーを介して免疫調節因子分子に結合している、上記27〜35のいずれかに記載の腫瘍溶解性ウイルス。
39. リンカーが柔軟性リンカーである、上記38に記載の腫瘍溶解性ウイルス。
40. リンカーが剛性リンカーである、上記38に記載の腫瘍溶解性ウイルス。
41. 免疫調節因子分子がインターロイキン-2である、上記27〜40のいずれかに記載の腫瘍溶解性ウイルス。
42. 免疫調節因子分子がインターフェロン-γである、上記27〜40のいずれかに記載の腫瘍溶解性ウイルス。
43. 免疫調節因子分子が腫瘍壊死因子-αである、上記27〜40のいずれかに記載の腫瘍溶解性ウイルス。
44. 上記27〜43のいずれかに記載の腫瘍溶解性ウイルスを、生理的バッファーと共に含む、治療用組成物。
45. 凍結乾燥形態である、上記44に記載の治療用組成物。
46. 有効量の上記44に記載の治療用組成物を含むシリンジ。
47. 免疫調節因子分子をコードする有効量の腫瘍溶解性ウイルスを被験体に投与するステップを含む、癌に罹患している被験体を治療する方法。
48. 免疫調節因子分子がインターロイキン-2である、上記47に記載の方法。
49. 上記27〜43のいずれかに記載の有効量の腫瘍溶解性ウイルスを被験体に投与するステップを含む、癌に罹患している被験体を治療する方法。
50. 腫瘍溶解性ウイルスが治療用組成物として投与される、上記47、48または49に記載の方法。
51. 腫瘍溶解性ウイルスが上記44または45に記載の治療用組成物として投与される、上記47、48または49に記載の方法。
52. 腫瘍溶解性ウイルスが上記46に記載のシリンジを用いて投与される、上記47、48または49に記載の方法。
53. 癌が局所浸潤性である、上記47〜52のいずれかに記載の方法。
54. 癌が転移性である、上記47〜52のいずれかに記載の方法。
55. 腫瘍溶解性ウイルスが腫瘍内投与される、上記47〜54のいずれかに記載の方法。
56. 治療有効量の免疫調節剤の投与をさらに含む、上記47〜54のいずれかに記載の方法。
57. 免疫調節剤が抗PD-1または抗PD-L1抗体である、上記56に記載の方法。
58. 追加療法をさらに含む、上記47〜57のいずれかに記載の方法。
59. 癌を有する被験体を治療するための、上記27〜43のいずれかに記載の腫瘍溶解性ウイルスの使用。
60. 腫瘍浸潤型腫瘍溶解性ウイルス誘導型T細胞を生成させるための、腫瘍溶解性ウイルスの使用。
61. 癌を有する被験体を治療するための、腫瘍浸潤型腫瘍溶解性ウイルス誘導型T細胞の使用。
62. 腫瘍浸潤型腫瘍溶解性ウイルス誘導型T細胞が、以下のステップ:
(a) 癌への1種以上のT細胞の浸潤を誘導するために、有効量の腫瘍溶解性ウイルスを、癌を有する被験体に投与するステップ;
(b) 被験体の癌から腫瘍浸潤型T細胞を単離するステップ;および
(c) 腫瘍浸潤型T細胞をex vivoで増殖させるステップ
を含む方法により作製される、上記60または61に記載の使用。

Claims (42)

  1. 増殖された腫瘍浸潤型T細胞を含有する、癌に罹患している被験体を治療するための組成物であって、該増殖された腫瘍浸潤型T細胞が、以下のステップ:
    (a) 癌への1種以上のT細胞の浸潤を誘導するために、有効量の腫瘍溶解性ウイルスを被験体に投与するステップ;
    (b) 被験体の癌から腫瘍浸潤型T細胞を単離するステップ;および
    (c) 腫瘍浸潤型T細胞をex vivoで増殖させるステップ
    を含む方法を介して取得される、該組成物
  2. 腫瘍溶解性ウイルスがワクシニアウイルス、単純ヘルペスウイルス、またはそのチミジンキナーゼ遺伝子、ワクシニア増殖因子遺伝子、またはその両方の不活性化突然変異を有する組み換えワクシニアウイルスである、請求項1に記載の組成物
  3. 腫瘍溶解性ウイルスが、免疫調節因子分子をコードする核酸を含む、請求項1または2に記載の組成物
  4. 腫瘍溶解性ウイルスが、免疫調節因子分子を含む膜結合型タンパク質をコードする核酸を含む、請求項1または2に記載の組成物
  5. 癌が局所浸潤性であるか、または転移性である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の組成物
  6. 腫瘍浸潤型T細胞をex vivoで増殖させるステップが、該腫瘍浸潤型T細胞を樹状細胞および癌細胞と共培養するステップを含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載の組成物
  7. 腫瘍浸潤型T細胞を増殖させるステップが、該腫瘍浸潤型T細胞をサイトカインおよび/または薬剤と共に培養するステップを含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載の組成物
  8. サイトカインおよび/または薬剤が、IL-1、IL-2、IL-3、IL-4、IL-5、IL-6、IL-7、IL-8、IL-9、IL-10、IL-11、IL-12、IL-13、IL-15、IL-17、IL-18、IL-21、IL-23、IL-24、IL-27、IFN-α、IFN-α2、IFN-β、またはIFN-γ、TNF-α、TNF-β、およびGM-CSFのうちの1種以上を含む、請求項7に記載の組成物
  9. 腫瘍浸潤型T細胞を増殖させるステップが、該腫瘍浸潤型T細胞をIL-2、IL-7および/またはGSK3bと共に培養するステップを含む、請求項1〜8のいずれか1項に記載の組成物
  10. 上記被験体が癌療法を用いて治療された後に投与される、請求項1〜9のいずれか1項に記載の組成物
  11. 上記被験体が癌療法、1種以上の外因性サイトカインおよび/もしくは薬剤、または外因性IL-2を用いて治療される前に投与される、請求項1〜9のいずれか1項に記載の組成物
  12. 腔内または腫瘍内に移植される、請求項1〜11のいずれか1項に記載の組成物
  13. 被験体の癌から単離した腫瘍浸潤型T細胞をex vivoで増殖させるステップを含む、腫瘍浸潤型腫瘍溶解性ウイルス誘導型T細胞を作製するための方法であって、該被験体が、腫瘍溶解性ウイルスを投与されている、該方法
  14. 腫瘍溶解性ウイルスがワクシニアウイルス、単純ヘルペスウイルス、またはそのチミジンキナーゼ遺伝子、ワクシニア増殖因子遺伝子、もしくはその両方の不活性化突然変異を有する組み換えワクシニアウイルスである、請求項13に記載の方法。
  15. 腫瘍溶解性ウイルスが、免疫調節因子分子をコードする核酸を含む、請求項13または14に記載の方法。
  16. 腫瘍溶解性ウイルスが、免疫調節因子分子を含む膜結合型タンパク質をコードする核酸を含む、請求項13〜15のいずれか1項に記載の方法。
  17. IL-2、IL-7および/またはGSK3bの存在下で腫瘍浸潤型T細胞をex vivoで増殖させる、請求項13〜16のいずれか1項に記載の方法。
  18. アンカー性ペプチドに連結された免疫調節因子分子を含む膜結合型タンパク質をコードする、腫瘍溶解性ウイルス。
  19. アンカー性ペプチドに連結された免疫調節因子分子を含む膜結合型タンパク質をコードする核酸をそのゲノム中に含む、腫瘍溶解性ウイルス。
  20. 免疫調節因子分子がリンカーペプチドを介してアンカー性ペプチドに連結される、請求項18または19に記載の腫瘍溶解性ウイルス。
  21. ワクシニアウイルスであるか、またはそのチミジンキナーゼ遺伝子、ワクシニア増殖因子遺伝子、もしくはその両方の不活性化突然変異を有する組み換えワクシニアウイルスである、請求項18〜20のいずれか1項に記載の腫瘍溶解性ウイルス。
  22. アンカー性ペプチドに連結された免疫調節分子をコードする核酸が、p7.5 e/lプロモーターまたはpSe/lプロモーターに機能的に連結される、請求項18〜21のいずれか1項に記載の腫瘍溶解性ウイルス。
  23. 単純ヘルペスウイルスまたはアデノウイルスである、請求項18〜20のいずれか1項に記載の腫瘍溶解性ウイルス。
  24. アンカー性ペプチドがGPI-アンカーアクセプターペプチドまたはPD-L1膜貫通ドメインを含む、請求項18〜23のいずれか1項に記載の腫瘍溶解性ウイルス。
  25. アンカー性ペプチドがリンカーを介して免疫調節因子分子に結合している、請求項18〜23のいずれか1項に記載の腫瘍溶解性ウイルス。
  26. リンカーが柔軟性リンカーまたは剛性リンカーである、請求項25に記載の腫瘍溶解性ウイルス。
  27. 免疫調節因子分子がインターロイキン-2、インターフェロン-γまたは腫瘍壊死因子-αである、請求項18〜26のいずれか1項に記載の腫瘍溶解性ウイルス。
  28. 請求項18〜27のいずれか1項に記載の腫瘍溶解性ウイルスを、生理的バッファーと共に含む、治療用組成物。
  29. 凍結乾燥形態である、請求項28に記載の治療用組成物。
  30. 有効量の請求項29に記載の治療用組成物を含むシリンジ。
  31. 免疫調節因子分子をコードする有効量の腫瘍溶解性ウイルスを含有する、癌に罹患している被験体を治療するための組成物
  32. 免疫調節因子分子がインターロイキン-2である、請求項31に記載の組成物
  33. リンジを用いて投与される、請求項31または32に記載の組成物
  34. 癌が局所浸潤性であるか、または転移性である、請求項31〜33のいずれか1項に記載の組成物
  35. 瘍内投与される、請求項31〜34のいずれか1項に記載の組成物
  36. 治療有効量の免疫調節剤と組み合わせて投与される、請求項31〜34のいずれか1項に記載の組成物
  37. 免疫調節剤が抗PD-1または抗PD-L1抗体である、請求項36に記載の組成物
  38. 追加の療法と組み合わせて投与される、請求項31〜37のいずれか1項に記載の組成物
  39. 請求項18〜27のいずれか1項に記載の腫瘍溶解性ウイルスを含む、癌治療剤。
  40. 請求項18〜27のいずれか1項に記載の腫瘍溶解性ウイルスを含む、腫瘍浸潤型T細胞誘導剤。
  41. 瘍浸潤型腫瘍溶解性ウイルス誘導型T細胞を含む、癌治療剤
  42. 腫瘍浸潤型腫瘍溶解性ウイルス誘導型T細胞が、以下のステップ:
    (a) 癌への1種以上のT細胞の浸潤を誘導するために、有効量の腫瘍溶解性ウイルスを、癌を有する被験体に投与するステップ;
    (b) 被験体の癌から腫瘍浸潤型T細胞を単離するステップ;および
    (c) 腫瘍浸潤型T細胞をex vivoで増殖させるステップ
    を含む方法により作製される、請求項41に記載の治療剤
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