JP2020513464A5 - - Google Patents

Description

^* 引っかき傷認知は、視覚コントラスト(すなわち、引っかかれていない表面の平均階調レベルおよび引っかき傷の中心の差)と、引っかき傷幅の平方根との積である。改善は、引っかき傷認知を低下させることによって実現される。
^** 引っかき硬度は、ASTM G171-03(2009)に記載されている方法によって計算される。改善は、引っかき硬度を増加させることによって実現される。
本発明のまた別の態様は、以下のとおりであってもよい。
〔１〕固体表面材であって、
（ｉ）５２体積分率パーセント以下の量で存在する架橋アクリル樹脂または不飽和ポリエステル樹脂と、
（ｉｉ）４８体積分率パーセント以下の、前記固体表面材にわたって均一に分布された無機充填材粒子であって、
（ａ）前記充填材粒子の９５〜９９体積分率パーセントは、０．５〜１０ミクロン以下、または１〜５ミクロン以下、または１〜２ミクロン以下の範囲の主要寸法を有し、
（ｂ）前記充填材粒子のＤ５０は、０．５〜２．５ミクロンであり、および
（ｃ）前記充填材粒子のＤ９０は、１０ミクロン以下である、無機充填材粒子と
を含む固体表面材。
〔２〕充填材タイプは、アルミナ三水和物、アルミナ、シリカ、タルクまたは石英である、前記〔１〕に記載の表面材。
〔３〕前記有機ポリマー構成要素は、前記樹脂と共重合し、かつ充填材表面に結合するカップリング剤コモノマーを含む、前記〔１〕に記載の表面材。
〔４〕顔料および／または可視微粒子などの装飾構成要素をさらに含む、前記〔１〕に記載の表面材。

Claims (2)

1. 固体表面材であって、
   （ｉ）４５〜８０体積分率パーセントの量で存在する架橋アクリル樹脂または不飽和ポリエステル樹脂と、
   （ｉｉ）２５〜５５体積分率パーセントの、前記固体表面材にわたって均一に分布された無機充填材粒子であって、
   （ａ）前記充填材粒子の９５〜９９体積分率パーセントは、０．５〜１０ミクロン以下の範囲の主要寸法を有し、
   （ｂ）前記充填材粒子のＤ５０は、０．５〜２．５ミクロンであり、および
   （ｃ）前記充填材粒子のＤ９０は、１０ミクロン以下である、無機充填材粒子と
   を含む固体表面材。
2. 充填材タイプは、アルミナ三水和物、アルミナ、シリカ、タルクまたは石英である、請求項１に記載の表面材。