JP2020511322A - 工具システム - Google Patents

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Abstract

工具ホルダ(2)を有する工具システム(1)であって、工具ホルダ(2)は、凹部(7)を備えた切削インサート(6)を取り付けるためのインサートシート(17)を有しており、さらに緊締部材(4)が設けられており、緊締部材(4)は、緊締手段(15)を受容するための開口(26)と突出部(5)とを有しており、さらに、緊締部材(4)の直線運動を制限する機構(機能寸法Fx)が設けられている。これにより、スローアウェイチップ(6)の紛失不能で反復可能な緊締が保証される。

Description

本発明は、工具システムであって、工具ホルダが設けられており、工具ホルダは、凹部を備えた切削インサートを取り付けるためのインサートシートと、このインサートシートから離れて、インサートシートに隣接する工具ホルダの表面に対して鈍角に傾斜した面とを有しており、さらに、緊締部材が設けられており、緊締部材は、緊締手段を受容するための、ストッパを備えた開口と、面と、突出部とを有しており、緊締部材のノーズは環状面を有しており、切削インサートの凹部は環状面を有している、工具システムに関する。
切削インサートを工具ホルダに緊締する場合には、複数の要求を満たすことが必要である。例えばワークの加工には、切削インサートを工具ホルダに精密に位置固定して保持することが必要である。この場合、切削インサートの取付け空間、インサートシートは、切削インサートが摩耗した場合に大した追加の手間なく、交換すべき切削インサートの同じ位置に正確に位置決めすることができるように形成されていることが望ましい。切削インサート位置の再現は、工具ホルダのインサートシートに対する不可欠の要求である。さらに必要とされているのは、切削インサートの本来の緊締プロセス、すなわち工具ホルダ内での切削インサートの固定的な緊締を可能な限り簡単にすることである。なぜなら、製造中は切削インサートへのアプローチが困難な状況が生じ得るからである。これには、複数の工具ホルダが1つの工具支持体に配置されており、工具ホルダのうちの1つにおいて切削インサートを交換しなければならないときが当てはまることがある。切削インサートを「頭上で」交換することが必要とされる可能性もあり得る。
従来技術では、切削インサートの様々な配置および取付けの可能性が開示されている。例えば、クランプの対応部材が係合する凹部を有する切削インサートを緊締することが知られている。対応部材は、クランプと一体であってもよいし、またはやはりクランプと協働する押圧板に配置されていてもよい。
凹部無しの切削インサートを、その平らな表面を介して緊締することも知られている。この場合、クランプまたは対応する押圧部材も、平らに形成された緊締面を有している。
上述した各緊締法の組合せも開示されている。そこで、従来技術では、切削インサートの凹部と同時に上面を介した、切削インサートの取付けを説明する。
国際公開第2003013770号に開示される切削インサートは、「ドーナッツ」形の緊締凹部を有している。緊締凹部には、押圧部材の円形リングが係合する。押圧部材は、切削インサートとは反対の側に成形部材を有しており、この成形部材は、対応するクランプの成形部材と協働する。緊締ねじを締めると、クランプおよび支持体工具の斜面を介して、押圧部材およびクランプの成形部材ならびに押圧部材の円形リングに関連して、支持体工具における切削インサートの緊締が保証される。この場合、押圧部材の円形リングと切削インサートの緊締凹部との間に点状または線状の接触が生じる。切削インサートに対するこの点状または線状の接触による力の作用は、切削インサートが破断するほど法外な場合がある。これは特に、極めて脆いセラミック材料の場合に当てはまり得る。
国際公開第2007080151号から公知の切削工具システムは主に、切削インサートを取り付けるための切欠きを有する支持体工具から成っている。切削インサートには緊締凹部が設けられている。切削インサートは、緊締部材によって支持体工具に保持される。緊締部材もやはり、緊締ねじを介して支持体工具に取り付けられている。緊締部材の、切削インサートに面した下面には係合部材が配置されており、係合部材は、緊締作用を以て緊締凹部に接触しており、これにより切削インサートを支持体工具に係止している。緊締部材は、支持体工具の斜面を介してガイドされており、緊締ねじを締めると、緊締部材は支持体工具に引き寄せられる。
国際公開第2013060752号には、高度な切削データおよび送り速度に適した工具システムが開示されており、この場合、緊締部材は、互いに平行な緊締部材ガイドにより、溝内に可動に保持されており、緊締部材には、緊締ねじ用の緊締部材孔が配置されており、切削インサートの緊締状態において、緊締部材孔の、切削インサートに面した壁が、緊締ねじに当接するようになっており、緊締部材の係合部材が、切削インサートの切刃縁部から見て、緊締凹部の中心の正面で緊締凹部に形状結合式に係合するようになっている。
本発明の根底を成す課題は、請求項1の上位概念に記載の工具システムを改良して、切削インサートの位置正確で、確実かつ反復可能な緊締を可能にすることにある。
この課題は、本発明によると、請求項1記載の特徴によって解決される。
本発明は、工具システムであって、工具ホルダと、緊締部材ノーズを備えた緊締部材と、切削インサート上面に凹部を備えたワーク切削加工用の切削インサートとを有する工具システムに関する。凹部は、環状面を経て切削インサートの上面に移行する凹部底部を有している。特別な実施形態では、凹部内に隆起部が配置されていてよく、隆起部の先端は、切削インサート上面に対して間隔をあけて終わっている。緊締部材または緊締部材に配置された押圧板のノーズまたはヘッダは、緊締状態において切削インサートの凹部に係合し、これにより切削インサートを支持体工具または保持部材に緊締する。
本発明による緊締機構は、緊締部材の中心の外側に配置された緊締手段を特徴とする。緊締部材の一方の端部に所定の角度で配置された滑動面は、緊締過程中、工具ホルダの、所定の角度で配置された面と作用結合した状態にある。これにより緊締部材は、工具システムに位置固定されて配置された工具ホルダに対して移動し、切削インサートを工具ホルダのインサートシートに反復可能に、正確な位置に緊締する。緊締部材の水平方向の相対移動は、緊締手段のガイド部分がストッパ、すなわち緊締部材の壁に当接することにより、制限される。本発明に基づき、ストッパと、切削インサートの凹部または緊締部材のノーズの中心との間の距離は、最大許容トルクにおいて、緊締部材のノーズと切削インサートの凹部との間に完全に面状の形状結合が生じるように規定されている。これを保証するために、緊締部材のノーズと凹部とは両方とも、環状面を有している。工具システムの緊締状態において、両環状面は作用結合した状態にある。
緊締手段は、緊締部材の中心の外側に配置されている。好適には、緊締部材は、中心から緊締部材長さの半分の30%の距離だけずらされて配置されている。特に好適には、緊締手段は滑動面の方向にずらされて配置されている。
環状面、滑動面および緊締手段の本発明による配置に基づき、環状面同士の面状の接触領域が形成される。この接触領域は、各環状面全体を完全に覆うように延在しているため、360度の範囲において、切削インサートへの力の導入が生じることになる。
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
工具ホルダ、切削インサート、緊締部材および緊締手段を有する工具システムを部分的に示す概略断面図である。 図1に示した切削インサートの凹部を部分的に示す概略横断面図である。 図2の概略平面図である。 切削インサートの本発明による凹部の代替的な形状を部分的に示す概略横断面図である。 下から見た緊締部材を示す概略図である。 突出部を備えた緊締部材の第1の端部を部分的に示す概略図である。 切削インサートの本発明による凹部を部分的に示す概略平面図である。 凹部と突出部とのペアを部分的に示す概略図である。 押圧板を備えた緊締部材の代替的な実施形態を部分的に示す概略図である。 図9に示した緊締部材を下から見た図である。 図9に示した緊締部材の代替的な構成を示す図である。
全ての図面が、本発明を部分的に示す概略図を含んでおり、本発明の例示的な説明に利用される。本発明の特別な実施形態は、これらの図面とは異なっていてよい。
図1に概略的に示す工具システム1は、工具ホルダ2と、凹部7を有する切削インサート6と、ノーズ5を備えた緊締部材4とを有しており、ノーズ5は工具システム1の緊締状態において、切削インサート6の凹部7に係合している。2つの広幅側の平坦面21,21’および2つの狭幅側の平坦面33,34を有しており、実質的に直方体の形状に相当する緊締部材4は、緊締手段15によって工具ホルダ2に取り付けられている。上面10に凹部7を有する切削インサート6が、好適にはいわゆるスローアウェイチップとしても形成可能でありかつ形成されている。スローアウェイチップ6において、上面10および下面11には凹部7が形成されている。2つの凹部は同一であるため、切削インサート6を180度回動させて工具ホルダ2のインサートシート17に位置決めすることが可能である。ノーズ5は、直方体形の緊締部材4の第1の端部18に配置されている。ノーズ5の形状および機能形式については、後で説明する。緊締部材4の第2の端部19に、緊締部材4は所定の角度で配置された面20を有している。好適には、この面20は工具ホルダ2の上面の表面53と共に、120〜170度、特に好適には145〜165度の範囲の鈍角γを形成している。切削インサート6の上面10は、好適には表面53に平行に向けられている。
工具ホルダ2は、緊締部材4の面20の領域に、面20に一致する面22を有している。2つの面20,22は、1つの傾斜面を形成する。工具ホルダ2は、工作機械(図示せず)上に位置固定されて保持される。工具ホルダ2に対する緊締部材4の取付け過程において、すなわちトルクを発生させ、緊締手段15を回転させる(締める)と、緊締部材4の面20が、工具ホルダ2の面22上を(図1では右下に向かって)滑動する。この緊締機構により、緊締部材4が工具ホルダ2に対して移動すると共に、ノーズ5と切削インサート6の凹部7との結合部を介して切削インサート6をインサートシート17内へ引き込んで緊締する。面20および22の表面の質は、これらの面同士の滑動が支援されるように構成されている。
図1に示す実施例では、緊締手段15は緊締ねじとも呼ばれるねじとして形成されている。ねじ15は、頭の形態の取付け部分23と、実質的に円筒形に形成された緊締部分24と、ガイド部分25とを有している。緊締部分24は、ねじ山として、例えば工具ホルダ2に設けられた対応部分、例えば雌ねじ山と協働する雄ねじ山として形成されていてよい。ねじ15のガイド部分25は、緊締部材4の直線運動、図1では水平方向運動を制限するためのストッパとして使用することができる。この運動は、ねじ15のガイド部分25とストッパ、すなわち緊締部材4を工具ホルダ2に取り付けるようにねじ15が係合する、緊締部材4の開口26の壁27との協働によって制限される。この制限により、緊締に際して極度に高いトルクMによって切削インサート6が損傷することが防止される。加えて、この制限により、緊締に際して緊締部材4のノーズ5の環状面36が切削インサート6の凹部7から滑り出ることが防止される。開口26は、例えば円形の孔として形成されていてよい。この開口26の別の形状、例えばスリット形または楕円形の開口等も可能である。開口26の全ての形状は、当接手段28および壁27を有している。当接手段28は、当接面の形状で形成されていてよく、ねじ15の取付け手段23と協働する。開口26の壁27は、緊締手段15のガイド部分25と協働する。緊締部分24の雄ねじ山と工具ホルダ2の雌ねじ山との間に設けられた遊びは、製造誤差の補償に用いることができる。この遊びは、好適にはあらゆる方向における0.1〜0.2mmの範囲の動きを可能にする。
図1には、緊締機構の横断面が示されている。この実施例では、緊締手段15による力の導入が、緊締部材4の中心の外側、ひいては緊締機構の中心の外側で行われる。緊締部材4の中心は、緊締部材4の第1の端部18と第2の端部19との間の距離Eの1/2である。好適には、緊締手段は、第2の端部19からE/2よりも小さな距離に配置されている。本発明では、力の導入部は、E/2から20〜40%の範囲で、好適にはE/2から30%離れて、緊締部材4の第2の端部19と中心との間に配置されている。個々の部材の誤差に基づき、切削インサート6の特性(引張り応力および圧縮応力に対する壊れやすさ)に関して、緊締機構は、切削インサート6を損傷することなく、工具座17に切削インサート6をより確実に反復可能に取り付けるために、高い要求を満たす必要がある。
開口26の壁27と、ノーズ5または凹部7の中心、すなわちセンターとの間の距離は、機能寸法Fとして表される。本発明では、この寸法は、最大許容トルクMにおいてノーズ5またはその環状面36が凹部7またはその環状面31と共に完全に面状の形状結合部を形成すると共に互いに当接し合うように、選択される。この場合、当接領域は、両環状面31および36の360度にわたり延在している。工具システムの緊締状態において、環状面31および36の間に間隔は一切存在していない。
緊締機構の一部は、図2に示す切削インサート6の凹部7である。切削インサート6の凹部7は、切削インサート6の上面10または下面11の中心に配置されている。以下に説明する凹部7は、切削インサート6の上面10に配置されている。この説明は、切削インサート6の下面11に配置された凹部7にも対応して当てはまる。凹部7は、切削インサート6に窪みとして設けられており、深さTを有している。凹部7は、平らな底部30を有していてよい。底部30は、切削インサート6の上面10と平行に配置されていてよく、角度αで配置された環状面31を経て上面10に移行している。環状面31と底部30との間の角度αは、135〜155度の範囲の鈍角αであり、好適にはこの角度αは、140〜150度の範囲を有している。これにより、90〜130度の範囲、好適には100〜120度の範囲の、凹部7の開放角度βが生じる。凹部7の底部30の断面積Q1は、凹部7の開口32の断面積Q2よりも小さくなっている(図3)。凹部は、底部30に直径m1を有しており、開口32に直径m2を有している。直径m1は、直径m2よりも小さくなっている。底部30と環状面31との間の移行部および上面10と環状面31との間の移行部は、丸みを付けて形成されていてよい。これらの移行部の半径は、0.2mm〜2.5mmの範囲内であり、好適には0.6mm、特に好適には2.0mmである。よって、凹部7は、底部30、環状面31、開口32ならびに丸みの付いた各移行部から成っている。
特別な実施例では、凹部7の底部30が湾曲して、アール30’またはポリジーン曲線またはスプラインの形状で形成されていてよい(図4)。切削インサート6の上面10から見て、アール30’によって形成された底部30は、凹形状を有していてよい。特に有利に形成された本発明による凹部7は、もっぱら丸みの付いた移行部rだけを有しており、したがって鋭利な角は全く有していない。丸みの付いた凹部7は、切削インサート6に亀裂や亀裂の結果の破断が生じる恐れがあるという危険なしに、大きな力の導入を可能にする。それぞれ異なる面形状の間の移行部には、特別な要求が課されている。これらは、好適には亀裂が生じる恐れがあると事前に予測される箇所である。したがって、本発明では、これらの移行部rは、好適には丸みを付けて形成されている。
特別な実施形態(図示せず)では、凹部の中心に隆起部が配置されていてよい。この隆起部は、凹部の底部30,30’から上面10に向かって延在し、この上面の下側で終わっている。
図5には、緊締部材4をその広幅側の平坦面21の下面側から見たところが示されている。下面21で示された緊締部材4の平坦面は、工具システム1の緊締状態において、切削インサート6および工具ホルダ2に対向して位置している。緊締部材4の第1の端部18には、突出部の形態のノーズ5が配置されている。平坦面21を起点として、突出部5は平坦面21から離反する方向に隆起している。突出部は高さh1を有している(図6)。平坦面21からの間隔h2のところで、突出部5は山形に配置された環状面36に移行する。環状面36がその全周において一定の値を有する高さが、Hで示される。直径m3を起点として、環状面36は直径m4、すなわち突出部5の端部に到るまで延在している。この場合、m3はm4よりも大きくなっている。m3とm4との間の距離は、突出部5の高さHである。環状面36は、平坦面34に対して鈍角φで配置されている。この角度φは、好適には環状面31と切削インサート6の上面10との間の角度αに等しくなっている。
突出部5の高さHは、凹部7の深さTと相関関係にあり、これらは同じ値を有していてよいが、互いに異なっていてもよい。例えば、HはTよりも大きくてよい。突出部5の直径m3は、凹部7の直径m2と相関関係にある。直径m3とm2とは同じ値を有していてよいが、互いに異なっていてもよい。例えば、m3はm2よりも大きくてよい。
本発明による工具システムでは、角度αとφの値は等しく、135〜155度の範囲内であり、好適にはこれらの角度は140〜150度の範囲内である。これにより、緊締部材4のノーズ5と切削インサート6の凹部7との間の環状面全体(360度)に精密な形状結合が生じる。角度αとφとが等しいと、本発明では次の構成が可能である。
m3>m2の場合はH>T、またはH=T、またはH<T
m3=m2の場合はH=T、またはH<T
m3>m1の場合はH<T、またはH=T、またはH>T
上述したような凹部7を備えた切削インサート6と、上述したような緊締機構に関して上述したような突出部5を備えた緊締部材4とを有する工具システムでは、凹部7の環状面31の全体に力が作用する(図7および図8)。力は、環状面31の全周に作用する。完全に面状の形状結合部が、ノーズ5の環状面36と凹部7の環状面31との間に生じる。環状面31および36は、平らに形成されていてよい。この場合、緊締部材4の力FSpannelementの導入は、複数の力のベクトルFnxを介して行われる。これらの力のベクトルは、環状面31の全周に均等に配置されている。緊締時に緊締部材4の面20が工具ホルダ2の面22上を滑動することによって生じる、工具ホルダ2に対する緊締部材4の相対運動と、これによって生じる力FRueckzugとに基づき、力のベクトルFnx1の値は、力のベクトルFnx2の値よりも大きくなっている。この場合、緊締部材の戻り運動と平行に作用する力のベクトルFnx1は、最高値を有している。力のベクトルFnx1のこの値から出発して、環状面31に作用する力のベクトルの値は、力のベクトルFnx2まで連続的に低下する。力のベクトルFnx1が作用する方向は、力のベクトルFnx2が作用する方向とは反対の方向である。これら2つの力のベクトル間で、環状面31には別の複数の力のベクトルが作用している。
凹部の大きさ、直径、深さ、角度αおよび力FSpannelementは、切削インサートの大きさおよび例えば加工しようとする材料、送り速度等のプロセスパラメータに応じて選択することができる。
図9には、緊締部材4の代替的な実施形態が示されている。この緊締部材が上述した緊締部材と同一である限りは、同一符号が適用される。上述した緊締部材4が一体に形成されているのに対し、図9に示す緊締部材4は、少なくとも2つの部分から成っており、基体40と、押圧板16と、取付け手段47とを有している。図9に示した緊締部材4の第1の端部18には、押圧板16が可動に配置されている。この押圧板16は、耐摩耗性の材料、例えば超硬合金またはセラミック等から製造されていてよい。これにより、緊締部材4の第1の端部18を、緊締部材4の基体40よりも耐摩耗性が高く形成することができる。この耐摩耗性の向上により、プロセス中に生じるチップによって緊締部材4に発生する恐れのある損傷が低減され、好適には完全に回避される。緊締部材4に押圧板16を取り付けるために、緊締部材は、当接面42、切抜き部39およびガイド面43を備えた取付け空間41を有している(図10)。当接面42は、平らに形成されておりかつ平坦面21と平行に配置されていてよい。当接面42には、切抜き部39が組み込まれていてもよい。ガイド面43が配置されている領域は、溝44の形態で形成されていてよいと共に、狭幅部を有していてよい。溝44の開口45の間隔A1は、好適には溝44内の間隔A2よりも小さくなっている。間隔A2は、間隔A1よりも第1の端部18から遠くに離れて配置されている。溝44の形状に基づき、基体40は、フィンガ48の形態の突出部を有している。フィンガ48の外面49は、基体40の外面と一致していてよいが、部分的にまたは完全にその形状が異なっていてもよく、基体の中心軸線の方に曲がって配置されていてもよい。図10では、フィンガはその端部領域52を中心軸線の方に曲がって配置されており、この領域では緊締部材4の基体40の外形と異なっている。フィンガの内側43は溝44のガイド面に相当し、当接面42および切抜き部39の領域と共に、溝44の取付け空間を形成している。内向きに配置されたフィンガ48により、いわゆるアンダカットが形成される。溝44と相関関係にあり、溝44に係合するキー46を有する押圧板16は、アンダカットに基づき、開口45の範囲の狭幅部から第1の端部18の方向に抜け出ることはない。追加的な位置固定手段38が、切抜き部39と当接面42との間に段部を形成している。この切抜き部39に基づき、緊締部材4の基体40の平坦面21から切抜き部39の底部まで測定した溝の高さは、緊締部材4の基体40の平坦面21から当接面42まで測定した距離よりも大きくなっている。キー46の領域が切抜き部39の内部に延在している場合には、切抜き部39の、当接面42への移行部が位置固定手段38を形成し、位置固定手段38は追加的に、基底板16の水平方向の運動の自由を制限する。緊締部材4の溝44および押圧板16のキー46の形状に基づき、押圧板16は、緊締部材4の水平運動方向において、紛失不能に保持される。本発明では、押圧板16と緊締部材4との間の結合部は、遊びを有している。この遊びは、軸方向では0.1〜0.5mm、好適には0.3mmであり、半径方向では最大5度、好適には2度である。この場合、軸方向は平坦面21と平行に配置されており、半径方向は開口41の全周に配置されている。この(軸方向および半径方向の)遊びに基づき、工具システムの個々の部品の製造に基づき生じる製造誤差を補償するという、追加的な可能性が生じる。押圧板16は、取付け手段47、例えば円筒ピンにより、緊締部材4の基体40に形成された開口51内に可動に保持される。
押圧板16に配置され、その形状が切削インサート6の凹部7と相関関係にあるノーズ5には、上で説明したことが相応に当てはまる。緊締手段15によって生じた力が、押圧板16のノーズ5の環状面36を介して、切削インサート6の凹部7の環状面31全体に作用する。
図11には、緊締部材4の第1の端部18の別の実施例が示されている。図10に示した緊締部材4と同じ特徴に関する限りは、同じ符号およびここまでの説明が適用される。図10に示す緊締部材4は、その第1の端部18に変更された溝44’を有している。突出部48’は直線的に形成されており、図10に示した実施例の場合のように内側に向かって曲げられてはいない。溝44’の内側のガイド面43’は、互いに平行に配置されている。これにより、間隔A1およびA2が等しい大きさの溝44’が形成される。開口45の領域における溝44’の幅は、開口から間隔をあけて配置された領域の幅と同じ大きさである。これによりこの溝44’は、アンダカットを有していない。溝44’に一致するキー46を有する押圧板16の水平方向での可動性は、もっぱら位置固定手段38のみによって制限される。キー46は、ポケットの形態で形成された切抜き部39に係合する。押圧板16は取付け手段17により、緊締部材4に可動に保持される。図11には、本発明による工具システムに対する要求を満たす緊締部材4の第1の端部18の単純化された形状が示されている。
本発明が説明する工具システム1は、凹部7を備えた切削インサート6を取り付けるためのインサートシート17を有する工具ホルダ2と、緊締手段15を受容するための開口26と突出部5とを有する緊締部材4と、緊締部材4の直線運動を制限する機構(機能寸法F)とを備えている。これにより、スローアウェイチップ6の紛失不能で反復可能な緊締が保証されている。
切削インサートの緊締状態において、ねじ15のガイド部分25が開口26の壁のストッパ27に摩擦結合式に当接していることにより、工具ホルダ2に設けられたインサートシートに対する切削インサート6の緊締力の自動的な制限が達成されている。
1 工具システム
2 工具ホルダ
4 緊締部材
5 4のヘッダ、突出部、ノーズ
6 切削インサート
7 6の凹部
10 6の上面
11 6の下面
15 緊締手段、ねじ
16 押圧板
17 インサートシート
18 4の第1の端部
19 4の第2の端部
20 面
21,21’ 4の平坦面
22 2の面
23 15の取付け部分
24 15の緊締部分
25 15のガイド部分
26 開口、孔
27 ストッパ、26の壁
28 4の当接面
30,30’ 7の底部
31 7の環状面
32 7の開口
33,34 4の狭幅側の平坦面
36 5の環状面
38 位置固定手段
39 切抜き部
40 4の基体
41 取付け空間
42 ストッパ面
43,43’ ガイド面、内側
44,44’ 溝
45 開口
46 キー
47 取付け手段
48,48’ 突出部、フィンガ
49 48の端部領域
51 40の開口
52 48の端部領域
53 2の上面
Q1 30の横断面積
Q2 32の横断面積
T 7の深さ
H 36の高さ
m1 30,30’の直径
m2 32の直径
m3 36の直径
m4 36の直径
A1 45の間隔
本発明は、工具システムであって、切削インサートと工具ホルダとを有しており、工具ホルダは、凹部を有する切削インサートを受容するインサートシートを有しており、インサートシートに隣接した工具ホルダの表面は、前記インサートシートから離れた側に鈍角で傾斜した面を有しており、工具システムはさらに、緊締部材を有しており、緊締部材は、ストッパを有する開口を有しており、開口内には、ガイド部分を有する緊締ねじが受容されており、工具システムはさらに、面および突出部を有しており、緊締部材の突出部は、環状面を有しており、切削インサートの凹部は、環状面を有しており、緊締部材の環状面と切削インサートの環状面とは、切削インサートが緊締されているときには互いに結合するように当接し合っており、かつ緊締部材を工具ホルダに取り付けるプロセスの間、すなわち緊締ねじを回転させてトルクを発生させると、緊締部材の面は工具ホルダの面上を滑動し、その結果、緊締部材は工具ホルダに対して相対的に移動し、切削インサートをインサートシート内へ引き込んで緊締することになる、工具システムに関する。
国際公開第2013060752号には、高度な切削データおよび送り速度に適した工具システムが開示されており、この場合、緊締部材は、互いに平行な緊締部材ガイドにより、溝内に可動に保持されており、緊締部材には、緊締ねじ用の緊締部材孔が配置されており、切削インサートの緊締状態において、緊締部材孔の、切削インサートに面した壁が、緊締ねじに当接するようになっており、緊締部材の係合部材が、切削インサートの切刃縁部から見て、緊締凹部の中心の正面で緊締凹部に形状結合式に係合するようになっている。
一般文献の国際公開第2016110596号には、請求項1の上位概念に記載の全ての特徴を有する工具システムが記載されている
独国特許出願公開第102010029616号明細書に記載の、結合・摩擦式の切削インサート緊締システムは、ねじれ防止装置を有している。
欧州特許出願公開第1595648号明細書には、2つの部分から成る緊締部材が記載されている。
本発明の目的は、請求項1の上位概念に記載の工具システムを改良して、切削インサートを精密に位置決めするように、確実かつ反復可能な緊締を可能にし、これにより切削インサートの損傷を防止することにある。

Claims (15)

  1. 工具システム(1)であって、工具ホルダ(2)が設けられており、該工具ホルダ(2)は、凹部(7)を備えた切削インサート(6)を取り付けるためのインサートシート(17)と、該インサートシート(17)から離れて、該インサートシート(17)に隣接する前記工具ホルダ(2)の表面(53)に対して鈍角(γ)に傾斜した面(22)とを有しており、さらに緊締部材(4)が設けられており、該緊締部材(4)は、緊締手段(15)を受容するための、ストッパ(27)を備えた開口(26)と、面(20)と、突出部(5)とを有しており、前記緊締部材(4)のノーズ(5)は環状面(36)を有しており、前記切削インサート(6)の前記凹部(7)は環状面(31)を有している、工具システム(1)において、
    前記切削インサート(6)の緊締状態において、前記環状面(36)と前記環状面(31)とは、互いに形状結合式に当接し合っていることを特徴とする、工具システム。
  2. 前記環状面(31)と前記環状面(36)とが互いに当接し合う範囲は、360度を有している、請求項1記載の工具システム。
  3. 前記環状面(31,36)は、平らに形成されている、請求項1または2記載の工具システム。
  4. 前記緊締部材(4)は、第1の端部(18)と第2の端部(19)とを有しており、前記第1の端部の領域には前記ノーズ(5)が、かつ前記第2の端部の領域には前記面(20)が、互いに距離Eをおいて配置されている、請求項1から3までのいずれか1項記載の工具システム。
  5. 前記緊締部材(4)の前記開口(26)は、前記第2の端部(19)からE/2よりも小さな距離に配置されている、請求項4記載の工具システム。
  6. 前記緊締部材(4)の前記開口(26)は、前記第2の端部(19)からE/2の20〜40%の距離、好適には30%の距離に配置されている、請求項4または5記載の工具システム。
  7. 緊締状態において、前記緊締手段(15)によって生じる力は、前記凹部(7)の前記環状面(31)の全周に作用するようになっている、請求項1から6までのいずれか1項記載の工具システム。
  8. 前記緊締部材(4)の前記第2の端部(19)の方向に作用する力のベクトル(Fnx1)は、前記緊締部材(4)の前記第1の端部(18)の方向に作用する力のベクトル(Fnx2)よりも大きな値を有している、請求項4から7までのいずれか1項記載の工具システム。
  9. 前記緊締部材(4)は、前記突出部(5)が形成された押圧板(16)を有している、請求項1から8までのいずれか1項記載の工具システム。
  10. 前記押圧板(16)は、耐摩耗性の材料、好適には超硬合金またはセラミックから形成されている、請求項9記載の工具システム。
  11. 前記緊締部材(4)は溝(44)を有しており、該溝(44)内には前記押圧板(16)が半径方向および直進方向の遊びを備えて保持されている、請求項9または10記載の工具システム。
  12. 前記押圧板(16)と前記緊締部材(4)との間の前記遊びは、直進方向では0.1〜0.5mm、好適には0.3mmであり、かつ/または、前記押圧板(16)と前記緊締部材(4)との間の前記遊びは、半径方向では最大5度、好適には2度である、請求項11記載の工具システム。
  13. 当該工具システムは、前記凹部(7)のセンターと前記開口(26)の前記ストッパ(27)との間に機能寸法Fを有しており、これにより、前記緊締部材(4)の直線運動が制限されている、請求項1から12までのいずれか1項記載の工具システム。
  14. 当該工具システムは、前記凹部(7)のセンターと前記開口(26)の前記ストッパ(27)との間に機能寸法Fを有しており、該機能寸法Fの値は、前記緊締手段(15)の最大許容トルクMにおいて前記ノーズ(5)またはその環状面(36)が前記凹部(7)またはその環状面(31)と共に完全に面状の形状結合部を形成するように選択されている、請求項1から13までのいずれか1項記載の工具システム。
  15. 前記切削インサート(6)の緊締状態において、前記ねじ(15)のガイド部分(25)は、前記開口(26)の壁の前記ストッパ(27)に摩擦結合式に当接している、請求項1から14までのいずれか1項記載の工具システム。
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