JP2020510539A - 鋳造コアを射出する装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、外側境界上で自由内部チャンバ(I)を囲む鋳造コア(G)を射出する装置(1;100)であって、上記装置(1;100)が、鋳造コア(G)を形成する鋳型キャビティ(5)を有し、この鋳型キャビティが、長手軸(LZ)に沿って延びる内側スライド(2)を取り囲み、その外側の境界が、鋳型キャビティ(5)を取り囲む外側スライド(3)で区切られ、鋳型キャビティ(5)の内幅(W)が、鋳型キャビティ(5)に割り当てられた外側スライド(3)の内側表面(7)と内側スライド(2)の外側表面(6)との間の距離によって決定される装置(1;100)に関する。本発明による装置(1;100)によって、基本的に管状であるが微細壁構造を有する鋳造コア(G)の、大規模なものを含めた、操作上信頼性の高い製造が可能となる。これは、内側スライダセグメント(2a〜2e)を、該セグメントが互いに、及び内側スライド(2)の長手軸(LZ)に対して近接して配置された、内側スライド(2)と外側スライド(3)との間の鋳型キャビティの内幅(W)が増大される受け取り位置と、外側スライド(3)に近接し、鋳型キャビティ(5)の内幅(W)が、射出される鋳造コア(G)の仕様に対応する射出位置との間で調整できることによって達成される。【選択図】図1

Description

本発明は、合金製の鋳造部品を鋳造するのに必要な鋳造コアを射出する装置に関する。そのような鋳造コアは、鋳造される鋳造部品内にキャビティ及び他の形状要素を描出するために、それぞれの鋳型で使用される。
鋳造コアは、一般に、通常は鋳物砂/バインダー混合物である、成形材料から成形され、成形材料はコア射出装置の成形キャビティ内に高圧で導入(射出)される。成形材料の流動性、射出圧力、及びコアを製造するために提供される機械の鋳型キャビティ内に成形材料が導入される位置は、特に微細な部品のコアの場合でも鋳型が完全に充填されるように、適合される。コアの射出後、コアは、それぞれの鋳型に導入され、それぞれの金属溶湯を排出するときに発生する応力に耐えることができるように、熱を加えるか、又は反応ガスでガス処理することにより硬化される。
本発明は、特に、その外側境界上で自由内部空間を囲む鋳造コアを射出する装置であって、該装置は、鋳造コアを描出する鋳型キャビティを有し、該鋳型キャビティは長手軸に沿って延びる内側スライドの周りを循環し、その外側は、鋳型キャビティの周りを循環する外側スライダによって区切られ、鋳型キャビティの正幅は、鋳型キャビティに割り当てられた外側スライダの内側表面から内側スライダの外側表面までの距離によって決定される、装置に関する。
したがって、本発明による装置を用いて製造される種類の鋳造コアは、中空の円筒のように内部空間を囲み、その周りに円形に案内されることを特徴とする。この場合、鋳造コアが一般に固体壁の管を構成せず、むしろ内部空間を囲む壁が複数の点で壊されるか、又は凹部が設けられ、その際、細かく分岐したウェブ、ブリッジ、又は他の繊細に成形された成形要素によって互いに接続されたさまざまなサイズの材料が蓄積して局所的に存在し得るという製造中に生じる特定の課題がある。
断面が円形又は楕円形である循環する閉じた形状の鋳造コアにより、特に内側スライダの取り外しは、このように細かく壊される鋳造コアの場合、多大な労力によってのみ可能である。この労力のために、ここで対象となる種類の鋳造コアの大規模で迅速な連続生産の難しさが増す。
破壊する必要のない単純な形状の固体周壁と、同様の単純な固体形状のベースを備えた、ポット型鋳造コアを製造する装置の例としては、英国特許第829,282号が知られている。この装置の場合、鋳造コアの内側輪郭を描出する内側スライダと鋳造コアの外側輪郭を描出する外側スライダとが設けられる。内側スライダは、カバーに固定されており、鋳型のベースの方向にわずかに円錐状に延びる回転対称の形状であるか、又はキャロット型に形成されている。鋳造コアを射出するために、内側スライダは、外側スライダに囲まれた空間上で垂直方向により低く、その長手軸は外側スライダの中心に位置する外側スライダの長手軸と同軸に並べられている。このようにして、鋳造コアを描出する鋳型キャビティは、内側スライダの外周壁と外側スライダの内周壁との間、及び内側スライダのベース外側表面と外側スライダのベース内側表面との間に区切られている。この場合、外側スライダは、外側スライダの中心に配置された長手軸を通る分割面で2つの外側スライダの半分に分割され、2つの外側スライダの半分は、長手軸の横断方向に互いから最大限に遠く離れて移動される取り外し位置と、互いに密接に着座し、装置の鋳型キャビティの外側を区切る射出位置との間で移動可能である。鋳造コアを製造するために、それぞれの成形材料がこの鋳型キャビティ内に射出され、硬化される。得られたコアを取り外すために、内側スライダは完成した鋳造コアから垂直方向に引き出される。次に、外側スライダの両半分が互いから離れて移動され、完成した鋳造コアを取り外すことができる。この取り外し方法では、製造される鋳造コアにアンダーカットが一切なく、寸法安定性が高いことが必要とされる。
英国特許第829282号
先に説明した従来技術の背景に対して、本目的は、基本形状は管状であるが、壁は微細構造の鋳造コアを、さらに大規模に、操作上安全に製造することを可能にする装置を提供することであった。
本発明は、請求項1に示される装置によりこの目的を達成した。
本発明の有利な構成は、従属請求項に示され、一般的な発明概念として以下に詳細に説明される。
したがって、外側境界で自由内部空間を囲む鋳造コアを射出する本発明による装置は、長手軸に沿って延びる内側スライダの周りを循環し、その外側は、鋳型キャビティの周りを循環する外側スライダによって区切られ、鋳型キャビティの正幅は、鋳型キャビティに割り当てられた外側スライダの内側表面から内側スライダの外側表面までの距離によって決定される、鋳造コアを描出する鋳型キャビティを有する。
本発明によれば、このような装置は、ここでは、内側スライダが、内側スライダの長手方向に延びる分割面に沿って少なくとも2つの内側スライダセグメントに分割され、内側スライダセグメントが、互いに対して、及び内側スライダの長手軸に対して接近して配置され、内側スライダと外側スライダとの間にある鋳型キャビティの正幅が増大される取り外し位置から、鋳型キャビティの正幅が射出される鋳造コアの目標仕様に対応する、外側スライダに接近する射出位置に調整可能であることを特徴とする。
したがって、本発明による装置の場合、内側スライダは2つ以上のセグメントに分割され、これらのセグメントは、互いに密接に隣接して配置される取り外し位置と、その外側表面がその内側で製造される鋳造コアの形状を決定する鋳型キャビティを区切る射出位置との間で調整可能である。内側スライダセグメントの外側表面は、射出位置内のギャップによって互いに分離されている。しかしながら、このことは実際には批判されるものではないことが証明された。なぜなら、ほとんどのアプリケーションでは、互いに隣接する内側スライダセグメント間に分割面の経路を、したがってギャップの経路を、製造されるコアの形状がそれによって影響を受けないように容易に敷設できるからある。この場合、分割面は本質的に内側スライダの長手方向に延びる。すなわち、内側スライダセグメントは、内側スライダの長手方向に対して横断方向ではなく、長手方向に分割される。このことは、当然、例えば内側スライダセグメント上で内側スライダの周方向に突出する、又は凹むオフセットを描出するために、分割面がセクションの長手方向を横断する方向にも延びることを排除しない。重要なことは、内側スライダセグメントが、内側スライダの中心長手軸の方向に向かう動きによって互いに向かって、中心長手軸から離れた方向に向かう動きによって互いに離れるように、移動されることである。
このようにして、射出されるコアを描出する鋳型キャビティの幅を拡大して、内側スライダセグメントとコアとがもはや接触しないように、内側スライダに割り当てられたキャビティの内側領域でも、コアを取り外すことができ、その結果、外側スライダも取り外した後、コアを衝突させずに鋳型キャビティから取り外すことができる。
本発明による内側スライダのセグメント化は、製造される鋳造コアの形状と、完成した鋳造コアを衝突させずに装置から取り外すための、鋳型キャビティの拡大に必要な、内側スライダセグメントの調整経路の形状とに応じて選択することができる。数が増すほど、個々の内側スライダセグメントの調整及び形状の変動性が増す。しかしながら、同時に、内側スライダの分割面の数、したがってギャップの数も増加し、それによって、内側スライダが射出位置にある場合、個々のセグメントを互いに分離する。実際には、本明細書では、内側スライダが少なくとも3つの内側セグメントに分割される場合が有利であることがわかった。その際、最大7つ又は最大5つの内側スライダセグメントを上限として、実際に特に満足できることがわかった。
分割面の配置と経路、及び内側スライダの個々のセグメントのサイズは、いずれも、製造されるコアの形状に直接適合させることができる。内側スライダセグメント間の分割面が内側スライダの長手軸で交差する場合、内側スライダセグメントの取り外し位置と射出位置との間の調整は、特に簡単なものとすることができる。
内側スライダセグメントは、内側スライダが占める容積と同じ割合を有するという点に関して少なくとも一致するように、形成されることが好ましい。そのような規則的な形状は、内側スライダセグメント間の分割面が、内側スライダの長手軸の周りに等角度間隔で分布して配置されることで達成できる。
本発明によるコア射出装置の内側スライダのセグメントの本質的に均一な形状は、当然、各内側スライダセグメントの内側スライダに割り当てられた鋳造コアの内側でさまざまな成形要素を描出するために、製造される鋳造コアの形状に関連する内側スライダセグメントの外周側を個々に形成する可能性を含む。
すでに述べたように、内側スライダセグメントが、セクション内で周方向に突出する、又は凹むオフセットを介して、内側スライダの長手方向に見て重なり合うように、内側スライダセグメントを形成すると有利であり得る。このようにして、内側スライダをセグメント間で分割しても、ギャップのない切替部分をもたらすことができる。この目的のために、内側スライダセグメントは、それぞれ隣接する内側スライダセグメントの、対応して形成された凹部に係合する、周方向に突出するオフセットを有してもよい。この場合、1つの内側スライダセグメントの周方向に突出するオフセットの高さは、したがって、この内側スライダセグメントが、その凹部の上部境界面が他方の内側スライダセグメントの、対象の凹部に係合するオフセットの上面に密接に、ただし移動可能に着座するように、隣接する内側スライダセグメントの凹部の高さに適合させることができる。製造される鋳造コアが一定の角度間隔の内側スライダセグメント間においてギャップのない切替部分を必要とする場合、内側スライダセグメントは、1つのセクションが他のセクションに対して内側スライダの周方向に突出する、少なくとも2つの長手方向セクションに細分化することができ、それによって互い違いのセクションが周方向にそれぞれの内側スライダセグメントの他方のセクションに対して一方のオフセットで突出し、周方向の反対側に、それに隣接する内側スライダセグメントの、周方向に突出するオフセットが係合する凹部を有する。
射出位置における内側スライダセグメント間の接合部の幅を最小化する別の可能性としては、少なくとも3つの内側スライダセグメントがある場合、これらの内側スライダセグメントの1つが、内側スライダの長手軸に対して半径方向に、内側スライダの受け部に移動可能であることである。このとき受け部は、いずれも、もう1つのスライダセグメントによって側面方向に区切られ、スライダセグメントが射出位置にある場合、内側スライダの長手軸方向に拡大する。この場合、受け部のサイズは、完成したコアを取り外すために、まず受け部内に移動可能な内側スライダセグメントが、受け部内のそのために設けられたスペースに配置されるまで内側スライダの長手軸方向に移動され、次に他の内側スライダセグメントも、受け部を射出方向で側面方向に区切る内側スライダセグメントが、事前に受け部内に移動させた内側スライダセグメントにその側面を密接させて着座するまで、内側スライダの中心方向に移動されるように、寸法決めすることができる。事前に受け部に移動される内側スライダセグメントは、このようにして、受け部を側面方向に区切る内側スライダセグメントが、射出位置において、周方向に向いた側面で受け部内に移動可能なセグメントに密接に当接しているときに、内側スライダセグメントが取り外し位置にさらに移動することもできるようにするために必要なスペースを解放する。その結果、受け部に移動可能な内側スライダセグメントのより大きな調整ストローク、射出位置の内側スライダセグメント間の広い分割ギャップの数の削減、内側スライダセグメントの単純な形状、及び内側スライダの全体的な取り付けの簡素化が達成される。
内側スライダセグメントの調整は、内側スライダセグメントの調整動作がガイドによって互いに連結されることで、簡単かつ迅速に達成できる。この場合、本質的に可能であるような、個々の各セグメントの個々の調整はないものの、むしろ、内側スライダセグメントは、一緒に連結された移動操作で、射出位置から取り外し位置に、そこから再び射出位置に一緒に移動させることができる。
自動化された操作の場合、正確には、内側スライダセグメントを取り外し位置と射出位置との間で調整する調整装置が設けられると有利である。この調整装置は、内側スライダセグメントを取り外し位置と射出位置との間で移動させる、必要に応じて対応して設定された制御装置によって制御されるモータ駆動装置であってもよい。
内側スライダセグメントの調整のために、調整装置は、内側スライダの長手方向に調整可能であり、その先端が内側スライダセグメントに囲まれた内側スライダの内部空間に向けられた楔形要素であって、内側スライダセグメントの少なくとも1つの、楔形要素に割り当てられた表面に当接する楔形表面を有する楔形要素を含んでもよい。この構成の場合、楔形表面の並びに応じて、楔形要素が内側スライダに押し込まれた結果として、それに当接する内側スライダセグメントはいずれも、取り外し位置から射出位置方向に、又は射出位置から取り外し位置に移動される。楔形要素が再び引き戻されると、内側スライダセグメントは事前に適用した位置に戻ることができる。この目的のために、内側スライダセグメントは、適切な、例えば強靭な弾性復元力にさらされる。代替的又は追加的に、それぞれの開始位置への回帰を達成するために、別の適切なガイドを介して楔形要素をそれぞれのセグメントに関節状に連結又は接続することもできる。
特に、内側スライダセグメントが一定の均一な基本形状である場合、楔形要素がマンドレル形状に形成され、楔形表面が各内側スライダセグメントの楔形要素に割り当てられ、楔形表面上にそれぞれ割り当てられた内側スライダセグメントが当接することがここでは有利であることが証明され得る。
射出位置と取り外し位置との間の内側スライダセグメントを連結調整するためのさらなる可能性は、調整装置が、内側スライダセグメントの少なくとも1つを関節状に連結するコネクティングロッドガイドを備えた制御コネクティングロッドであって、内側スライダセグメントの取り外し位置に対応する位置と内側スライダセグメントの射出位置に対応する位置との間で、内側スライダセグメントを移動させながら調整可能である制御コネクティングロッドを含むことである。
このような制御コネクティングロッドを使用して、本発明による装置の個々の内側スライダセグメントを個々に調整することができる。この目的のために、対応するコネクティングロッドを個々の各セグメントに割り当てることができる。
内側スライダセグメントの調整のための技術的労力を最小化することは、結果的に、コネクティングロッドガイドが、制御コネクティングロッド内で各内側スライダセグメントに割り当てられ、それによって割り当てられた内側スライダセグメントがいずれも関節状に連結されるというこの接続に行き着く。特に、内側スライダセグメントが均一な基本形状を有する場合、コネクティングロッドガイドを、一定の角度間隔で内側スライダの長手軸と同軸に配置された制御コネクティングロッドの回転軸の周りに分布させて配置することが有利であり得る。このようにして、内側スライダセグメントの調整は、制御コネクティングロッドを単に回転させるだけで実現できる。
外側スライダを完成した鋳造コアから簡単に分離できるようにするために、外側スライダを少なくとも2つの外側スライダセグメントに分割することができ、該セグメントは、セグメント同士が一緒に密接して着座し、鋳型キャビティの外側を区切る射出位置から、離れた取り外し位置に移動して、コアを取り外すことができる。
この場合、外側スライダセグメントを調整するための調整装置を設けて、外側スライダセグメントを取り外し位置と射出位置との間で調整することもできる。外側及び内側スライダセグメントの同期的な調整を達成するために、外側スライダセグメントに割り当てられたこの調整装置を、内側スライダセグメントに割り当てられた調整装置に連結することができる。外側及び内側スライダセグメントを調整するために設けられた調整装置を、共通の駆動装置で駆動することも可能である。
外側スライダセグメントを調整するために設けられてもよい調整装置は、外側スライダセグメントの少なくとも1つを関節状に連結するコネクティングロッドガイドを備えた制御コネクティングロッドを備えることもでき、制御コネクティングロッドは、外側スライダセグメントの取り外し位置に対応する位置と外側スライダセグメントの射出位置に対応する位置との間で、外側スライダセグメントを移動させながら調整可能である。同様に、外側及び内側スライダセグメントの同期的な移動が強制的に行われるように、外側スライダセグメントのコネクティングロッドガイドを内側スライダセグメントのコネクティングロッドガイドと連結又は結合することも可能である。これは、コネクティングロッドガイドが、制御コネクティングロッド内で各外側スライダセグメントに割り当てられ、それによって割り当てられた外側スライダセグメントがいずれも関節状に連結される場合、特に適している。この場合、外側及び内側セグメントの射出位置と取り外し位置との間の調整には、単一の駆動装置でも十分である。
本発明により提供される内側及び外側スライダ並びにそれらの作動に必要な構成要素の設置及び操作は、本発明による装置が、外側スライダ及び内側スライダが取り付けられた少なくとも1つのベースプレートを備えているので、簡素化できる。外側スライダ及び内側スライダが少なくともそれらの射出位置で支持されるカバープレートも、設けられてもよい。それぞれの成形材料を射出するために必要な開口部又はノズルは、ベースプレート又はカバープレートの中又は上に配置することができる。
本発明による装置は、完成した鋳造コアを排出するための排出装置を備えることもできる。これは、内側スライダと外側スライダが取り外し位置にあるときに鋳造コアがその上に保持されるように配置及び形成されてもよい。
本発明を、例示的な実施形態を表す図面を使用して以下により詳細に説明する。図面は、いずれも概略的に示す。
図1は、鋳造コアを射出する第1の装置を射出位置で部分的に切断した斜視図である。 図2は、図1による装置を上から見た図である。 図3は、取り外し位置にある内側スライダ及び外側スライダを備えた図1による装置の、図1に対応する図である。 図4は、図3による装置を上から見た図である。 図5は、取り外し位置にある図1の装置の斜視図である。 図6は、射出位置で鋳造コアを射出するための第2の装置を上から見た図である。 図7は、図6による装置を下から見た図である。 図8は、内側スライダが射出位置内の取り外し位置にある図7による装置を上から見た斜視図である。 図9は、図8による装置を下から見た斜視図である。 図10は内側スライダの斜視図である。
図1〜図4に示された装置1及び図6〜図9に示された装置100は、図5に例として示されているように、鋳造コアGを射出する役割をする。装置1、100の個々の部品は、そのような目的のために従来技術で証明された材料から作製される。
したがって、鋳物砂/バインダー混合物として提供される従来の成形材料から作製される、射出される鋳造コアGは、断面が円形の円筒状中空体の基本形状を有し、鋳造コアGの中心長手軸LSと同軸の長手方向LRに高さHにわたって延びる。したがって、鋳造コアGは、その周壁Uで、端部が開口した、内側スライダ2によって描出された内部空間Iを囲む。周壁Uは、この場合、固体の閉じた壁として形成されず、むしろ、半径方向に突出する突出部V、凹部A、局所材料蓄積部M、接続ウェブSなどに分割される。
装置1、100はいずれも、内側スライダ2、外側スライダ3及びベースプレート4を備える。明確にするために概略のみを示す鋳型キャビティ5は、外側スライダ3と内側スライダ2との間に囲まれており、上記鋳型キャビティは、装置1で射出される鋳造コアGを描出する。この場合、外周面6を備えた内側スライド2と、内周面7を備えた外側スライダ3とが、鋳型キャビティ5を区切る。内周面7から外周面6までの距離によって、鋳型キャビティ5の正幅Wが決定される。
内側スライダ2は、いずれも5つの均一に形成された内側スライダセグメント2a〜2eに分割され、これらのセグメントは内側スライダ2の中心長手軸LZの周りに等角度間隔で配置される。長手軸LZは、各分割面T1〜T5に配置され、それによって内側スライダセグメント2a〜2eは互いに分離される。したがって、分割面T1〜T5は、長手軸LZで交差する。
内側スライダセグメント2a〜2eは、ベースプレート4上に着座し、ベースプレート4上に取り付けられる。
図1〜図4に示す装置1の場合、ベースプレート4は、長手軸LZと同心に並んだ中央開口部8を有し、そこから5つのスロットガイド9a、9dが開口部8の中心の周りに分布して、等角度間隔で星形に形成されている。
内側スライダセグメント2a〜2eのうちの1つは、いずれもガイド9a、9dに割り当てられる。この場合、剣状のガイド部材10a、10dは、ベースプレート4に割り当てられた内側スライダセグメント2a〜2eの下側に固定され、これにより、対象の内側スライダセグメント2a〜2eは、割り当てられたガイド9a、9dにいずれもポジティブロック方式で、移動可能に取り付けられる。
内側スライダセグメント2a〜2eは、いずれも、長手軸LZに割り当てられた内側に傾斜面11a、11dを有し、傾斜面11a、11dは、内側スライダセグメント2a〜2eの傾斜面11a、11d間の距離が上側12の方向に連続的に減少するように、ベースプレート4に割り当てられた内側スライダセグメント2a〜2eの下側から、装置1の上側12の方向に向かって傾斜している。
マンドレル形状の楔形要素13は、楔形表面13a、13dが一定の角度間隔で各内側スライダセグメント2a〜2eの長手軸LZの周りに分布して形成されている開口部8に押し込まれ、楔形表面13a、13dは、ベースプレート4に割り当てられた楔形要素13の下側から、上側12の方向に進むにつれて大きくなり、楔形表面13a、13dが長手軸LZと鋭角を形成するようになっている。この場合、楔形表面13a、13dの傾斜は、内側スライダセグメント2a〜2eの傾斜面11a、11dの傾斜と同じであり、楔形要素13の楔形表面13a、13dが内側スライダセグメント2a〜2eの傾斜面11a、11dと密接に当接するようになっている。T溝ガイド14a〜14e、15a〜15eは、傾斜面11a、11d及び楔形表面13a、13dに形成されており、ガイドはそれぞれの傾斜面11a、11d及び楔形表面13a、13dの高さにわたって延び、したがって、楔形表面13a、13dのT溝ガイド15a〜15eが、傾斜面11a、11dの各T溝ガイド14a〜14eに対向するように並べられている。ここには示されていない二重T形スライド部材は、いずれも、そのように互いに割り当てられたT溝ガイド14a〜14e、15a〜15eに取り付けられ、このスライド部材を介して、それぞれの内側スライダセグメント2a〜2eは、内側スライダセグメント2a〜2eが半径方向Rにポジティブロック方式で楔形要素13に接続されるが、楔形要素13が内側スライダセグメント2a〜2eに対して長手軸LZの長手方向LRに移動可能なように、楔形要素13に連結される。
楔形要素13は、ここには示されていない調整装置に連結されており、調整装置は、楔形要素13を、対応する制御信号に基づいて、長手軸LZに沿って長手方向LRに内側スライダ2内に押し込み、内側スライダ2から上記楔形要素13を引き出す。楔形要素13が内側スライダ2に押し込まれると、内側スライダセグメント2a〜2eは、楔形要素13の楔形表面13a、13dの傾斜に対応して半径方向Rに長手軸LZから離れて移動され、内側スライダセグメント2a〜2eの傾斜面11a、11dは、楔形表面13a、13dに当接しながら、外側スライダ3に接近する射出位置まで到達する(図1、図2)。鋳型キャビティ5は、外側スライダ3及び内側スライダ2によって、射出位置において周囲から密閉されている。
射出位置に移動する間に、長手方向LRに延びるギャップ16a〜16eが、内側スライダセグメント2a〜2eの間に形成され、ギャップ16a〜16eは、鋳型キャビティ5の内側スライダ2に面する内側を区切る内側スライダ2の外周面6の領域にも存在する。しかしながら、内側スライダセグメント2a〜2eの適切な設計及び対応する鋳造コアGの形状のおかげで、これらのギャップ16a〜16eは破壊を要するものではない。
鋳造コアGを製造するために提供される成形材料は、ここでは明確にするために示されていない射出ノズルを介して鋳型キャビティに射出され、それ自体既知の方法で硬化される。
完成した鋳造コアGを取り外すために、楔形要素13に連結された内側スライダセグメント2a〜2eが長手軸LZ上を移動して、楔形要素13が内側スライダ2から取り外される。ギャップ16a〜16eが閉じられ、内側スライダセグメント2a〜2eの側面同士が互いに密接する、内側スライダセグメント2a〜2eの取り外し位置に達するまで移動させる(図3、図4)。この状態では、外側スライダ3も鋳造コアGから半径方向Rに離れて移動されているので、内側スライダセグメント2a〜2eは、鋳型キャビティ5の長手方向LRに、鋳造コアGを取り外すことができる程度まで、完成した鋳造コアGから分離される。
この目的のために、外側スライダ3は、本質的に同じ形状の7つの外側スライダセグメント3a〜3gに分割され、長手軸LZもここでは外側スライダセグメント3a〜3gの間の各分割面に配置されており、外側スライダセグメント3a〜3gの分割面も、長手軸LZで交差する。外側スライダセグメント3a〜3gは、対応する制御信号に基づいて、長手軸LZに対して半径方向に並んだ方向に、内側スライダ2に接近した射出位置から、ここでは示さない調整装置を介して、内側スライダ2から離れて、取り外し位置に移動される。取り外し位置では、鋳型キャビティ5は、鋳造コアGが鋳型キャビティ5から排出され得る程度まで、長手方向LRに開かれる。
排出するために、装置1は、ここでは同様に示されないが、長手軸LZと軸方向に平行な長手方向LRに並んだ、それ自体既知の方法で移動に連結された複数の排出器を備える。排出器は、それ自体既知の方法でベースプレート4に案内され、この場合、鋳造コアGが、内側スライダセグメント2a〜2e及び外側スライダセグメント3a〜3gが、鋳造コアGから離れたそれぞれの取り外し位置に移動する間、排出器に保持されるように、形成及び配置される。内側スライダセグメント2a〜2e及び外側スライダセグメント3a〜3gがそれぞれの取り外し位置にある場合、排出器は、完成した鋳造コアGを、同様にここでは示さないが、例えばグリッパーで把持、及び解放できるようにして、鋳型キャビティ5から長手方向LRに持ち上げる。
図6〜図9に示す装置100は、その基本構造において装置1と一致する。装置100の場合、装置1と同様に、内側スライダ2及び外側スライダ3もしたがって同様に、内側スライダセグメント2a〜2e及び外側スライダセグメント3a〜3gに分割される。
装置1と装置100との1つの違いは、内側スライダセグメント2a〜2e及び外側スライダ3a〜3gをそれぞれの射出位置と取り外し位置との間で調整するために設けられた調整装置にある。
したがって、調整装置は、装置100の場合、ベースプレート4の下側に当接する、ベースプレート4の下側に回転可能に平らに取り付けられたディスク形制御コネクティングロッド17を備える。この場合、制御コネクティングロッド17の回転軸は、長手軸LZと一致する。コネクティングロッドガイド17a〜17eは、いずれも、5つの各内側スライダセグメント2a〜2eの制御コネクティングロッド17に形成される。
長手軸LZの周りに分布して等角度間隔で配置されたコネクティングロッドガイド17a〜17eは、いずれの場合も、アーチ形スロットとして制御コネクティングロッド17に切り込まれている。この場合、コネクティングロッドガイド17a〜17eは、長手軸LZのより近くに配置された一端から半径方向外向きに延び、同時に、上から見て制御コネクティングロッド17の外周方向に凸状にアーチ形になっている。
ガイドピン18a〜18eは、各コネクティングロッドガイド17a〜17eに係合し、各コネクティングロッドガイド17a〜17eはいずれも、各内側スライダセグメント2a〜2eの下側に固定されている。
追加の外側コネクティングロッドガイド19a〜19gが、コネクティングロッドガイド17a〜17eに対して半径方向外側にずれて、制御コネクティングロッド17に形成されている。この場合、コネクティングロッドガイド19a〜19gは、内側コネクティングロッドガイド17a〜17eと同様に、それらのサイズの比率に適応して対応して形成される。ガイドピン20a〜20gは、いずれも、外側コネクティングロッドガイド19a〜19gに案内される。いずれの場合も、ガイドピン20a〜20gの1つは、外側スライダセグメント3a〜3gの1つの下側に固定されている。
図7及び図9に示すようにコネクティングロッドガイド17a〜17e、19a〜19gを配置した場合に、制御コネクティングロッド17が、ここでは示さない調整装置の回転駆動装置によって、対応する制御信号に基づいて長手軸LZ周りを反時計回りに回転されると、内側コネクティングロッドガイド17a〜17eに係合するガイドピン18a〜18eを介して上記制御コネクティングロッドに連結された内側スライダセグメント2a〜2eは、外側スライダセグメント3a〜3gに向かって移動される。同時に、外側コネクティングロッドガイド19a〜19gに係合するガイドピン20a〜20gを介して連結された外側スライダセグメント3a〜3gも、内側スライダセグメント2a〜2eに向かって移動される。
制御コネクティングロッド17の回転は、外側スライダセグメント3a〜3gと内側スライダセグメント2a〜2eとが互いに接近する射出位置に移動されると停止される(図6、図7)。
対照的に、制御コネクティングロッド17が時計回りに回転されると、内側スライダセグメント2a〜2eは、内側スライダセグメント同士が側面で互いに密接に当接する取り外し位置に再び移動される。外側スライダセグメント3a〜3gも同様に、外側スライダセグメント3a〜3gが内側スライダセグメントから最大限遠くに離れて移動される取り外し位置に移動される(図8、9)。いずれの場合も、閉じられたコアは、今や装置100から妨げられることなく排出できる。
図6〜図9、特に図10は、射出位置に移動されたときに内側スライダセグメント2a〜2eの間に生じるギャップ16a〜16eが、鋳造コアGの製造を妨げないように、内側スライダ2の内側スライダセグメント2a〜2eを構成し得る方法の一例を概略的に示す。
上記に示す内側スライダセグメント2a、2bは、いずれも、長手方向上部セクション2a’、2b’及び長手方向下部セクション2a’’、2b’’を有する。長手方向下部セクション2a’’、2b’’はいずれも、長手方向下部セクション2a’’、2b’’がいずれも、長手方向上部セクション2a’、2b’よりも周方向URに突出して、対象の内側スライダセグメント2a、2bの片側にオフセット21を有し、その反対側に同様に大きな凹部が形成されるように、長手方向上部セクション2a’、2b’に対して周方向URに突出する。
対応して形成及び配置される凹部22は、内側スライダセグメント2bに割り当てられる内側スライダセグメント2cの領域に形成され、内側スライダセグメント2bは、内側スライダ2cの長手方向上部セクション2c’と重なり合う内側スライダ2cの凹部22にオフセット21で係合するようになっている。同様に、内側スライダセグメント2eは、内側スライダセグメント2aに割り当てられた側に、内側スライダセグメント2aの割り当てられた凹部22に係合する、他のオフセット21と同様に形成されたオフセットを有する。隣接する内側スライダセグメント2aと2b、2bと2c、2eと2aの場合、内側スライダセグメント2a、2b、2eのオフセット21はしたがっていずれも、各々の隣接する内側スライダセグメント2a、2b、2cの凹部22に係合する。
この場合、オフセット21及び凹部22の高さは、いずれも、それぞれの凹部22の上部境界面がこの凹部22に係合するオフセット21の上側に密接して着座するように、互いに適合されている。このようにして、内側スライダセグメント2a、2b、2c、2eの外周面6の領域に、互いに重なり合う領域が形成され、セグメント間にギャップが開いていないどころか、むしろ堅固に結合されて、鋳造コアG上に描出される成形要素は、内側スライダセグメント2a、2b、2c及び2eの間にギャップ16a、16b、16cが存在するにもかかわらず、途切れなく描出され得る。
内側スライダセグメント2dと、内側スライダセグメント2dに隣接する内側スライダセグメント2c及び2eは、射出位置の内側スライダセグメント2c、2d、2e間に密接に閉じられたギャップ16d、16eのみが存在するように、異なる様式で構成される。
この目的のために、内側スライダセグメント2dの割り当てられた周方向側面2d’’’、2d’’’’に周方向URに隣り合う、内側スライダセグメント2c、2eの周方向側面2c’’、2e’’に、内側スライダセグメント2の高さにわたって延びるアーチ形部23、24が形成されている。アーチ形部23、24は、内側スライダセグメント2内のスライダセグメント2dに対して、内側スライダセグメント2の高さにわたって延びる受け部25を区切る。
アーチ形部23、24は、いずれも、内側スライダセグメント2dの方向に周方向URに突出する内側スライダセグメント2c、2eの狭い縁部2c’’’’及び2e’’’’によって、半径方向に外側方向Rで区切られる。縁部2c’’’’及び2e’’’’は、内側スライダセグメント2c〜2eが射出方向にある場合、内側スライダセグメント2dのそれぞれ割り当てられた周方向側面2d’’’及び2d’’’’に密接に当接する。
この場合、アーチ形部23、24及びしたがって受け部25は、周方向側面2d’’’、2d’’’’の形状及び内側スライダセグメント2dの寸法に合わせて寸法決め及び適合され、その結果、内側スライダセグメント2dは、内側スライダセグメント2c、2eが射出位置にある場合、取り外し位置に達するまで、内側スライダ2の中心長手軸LS方向に、受け部25内に自由に移動することができる。この位置では、内側スライダセグメント2c、2eの一方の周方向側面2c’’’’及び2e’’’’’’と内側スライダセグメント2dの他方の周方向側面2d’’’及び2d’’’’との間にギャップがあり、その正幅が非常に大きいため、内側スライダセグメント2c、2eもまた、内側スライダセグメント2a、2bと共に、中心長手軸LZ方向に、取り外し位置に押し込むことができる。内側スライダセグメント2a、2b、2c、2eが取り外し位置に到達した場合、すべての内側スライダセグメント2a〜2eは、それぞれの隣接する内側スライダセグメント2a〜2eの割り当てられた周面上で、周方向側面同士が密接に当接する(図8)。
射出位置への移動は、逆の順序で行われる。
1、100 鋳造コアGを射出する装置
2 内側スライダ
2a〜2e 内側スライダセグメント
2a’〜2e’ 内側スライダセグメント2a〜2eの長手方向上部セクション
2a’’〜2e’’ 内側スライダセグメント2a〜2eの長手方向下部セクション
2d’’’〜2d’’’’ 内側スライダセグメント2dの周方向側面
2c’’’、2e’’’ 内側スライダセグメント2c及び2eの周方向側面
2c’’’’、2e’’’’ 内側スライダセグメント2c、2eの縁部
3 外側スライダ
3a〜3d 外側スライダセグメント
4 ベースプレート
5 鋳型キャビティ
6 内側スライダ2の外周面
7 外側スライダ3の内周面
8 ベースプレート4の中央開口部
9a、9d スロットガイド
10a、10d ガイド部材
11a、11d 内側スライダセグメント2a〜2eの傾斜面
12 装置1の上側
13 マンドレル状の楔形要素
13a、13d 楔形要素13の楔形表面
14a〜14e 内側スライダセグメント2a〜2eのT溝ガイド
15a〜15e 楔形要素13のT溝ガイド
16a〜16e ギャップ
17 ディスク形制御コネクティングロッド
17a〜17e 内側コネクティングロッドガイド
18a〜18e ガイドピン
19a〜19g 外側コネクティングロッドガイド
20a〜20g ガイドピン
21 オフセット
22 凹部
23、24 アーチ形部
25 受け部
A 周壁Uの凹部
G 鋳造コア
H 鋳造コアGの高さ
I 鋳造コアGの内部空間
LR 長手方向
LS 鋳造コアGの中心長手軸
LZ 内側スライダ2の中心長手軸
M 周壁Uの局所材料蓄積部
R 半径方向
S 周壁Uの接続ウェブ
T1〜T5 内側スライダセグメント2a〜2e間の分割面
U 鋳造コアGの周壁
UR 周方向
V 周壁Uの突出部
W 鋳型キャビティ5の正幅
破壊する必要のない単純な形状の固体周壁と、同様の単純な固体形状のベースを備えた、ポット型鋳造コアを製造する装置の例としては、英国特許第829,282号が知られている。この装置の場合、鋳造コアの内側輪郭を描出する内側スライダと鋳造コアの外側輪郭を描出する外側スライダとが設けられる。内側スライダは、カバーに固定されており、鋳型のベースの方向にわずかに円錐状に延びる回転対称の形状であるか、又はキャロット型に形成されている。鋳造コアを射出するために、内側スライダは、外側スライダに囲まれた空間上で垂直方向により低く、その長手軸は外側スライダの中心に位置する外側スライダの長手軸と同軸に並べられている。このようにして、鋳造コアを描出する鋳型キャビティは、内側スライダの外周壁と外側スライダの内周壁との間、及び内側スライダのベース外側表面と外側スライダのベース内側表面との間に区切られている。この場合、外側スライダは、外側スライダの中心に配置された長手軸を通る分割面で2つの外側スライダの半分に分割され、2つの外側スライダの半分は、長手軸の横断方向に互いから最大限に遠く離れて移動される取り外し位置と、互いに密接に着座し、装置の鋳型キャビティの外側を区切る射出位置との間で移動可能である。鋳造コアを製造するために、それぞれの成形材料がこの鋳型キャビティ内に射出され、硬化される。得られたコアを取り外すために、内側スライダは完成した鋳造コアから垂直方向に引き出される。次に、外側スライダの両半分が互いから離れて移動され、完成した鋳造コアを取り外すことができる。この取り外し方法では、製造される鋳造コアにアンダーカットが一切なく、寸法安定性が高いことが必要とされる。
上述した従来技術に加えて、請求項1のプリアンブル部に記載された特徴を有する装置が、特開2015−044217号公報により公知となっている。かかる公知の装置は、円形状に形成され外側境界上で自由内部空間を囲む、鋳造コアを射出するように作用する。同時に、この装置は、鋳造コアを描出する鋳型キャビティを有し、この鋳型キャビティは、長手軸に沿って延びる内部スライダの周りを循環し、この鋳型キャビティの周りを循環する外側スライダによって外側を区切られている。鋳型キャビティの正幅は、この場合、鋳型キャビティに割り当てられた、外側スライダの内側表面から内側スライダの外側表面までの距離によって定められる。上記公知の装置の場合、内側スライダの長手方向に延びる分割面に沿って、内側スライダは、8つの内側スライダセグメントに分割される。これら内側スライダセグメントは、該内側スライダセグメントが互いに対して及び前記内側スライダの長手軸(LZ)に対して接近して配置され、内側スライダと外側スライダとの間にある鋳型キャビティの正幅(W)が増加する、取り外し位置から、鋳型キャビティの正幅が射出される鋳造コアの目標仕様に対応する、外側スライダに接近する射出位置に対して、移動可能である。
先に説明した従来技術の背景に対して、本目的は、基本形状は管状であるが、壁は微細構造の鋳造コアを、さらに大規模に、操作上安全に製造することを可能にする装置を提供することであった。この場合、受け部に移動可能な内側スライダセグメントの大きな調整パス、射出位置における内側スライダセグメント間における広い分割ギャップの数の削減、内側スライダセグメントの単純な形状、及び、内側スライダの全体的な取り付けの簡素化が達成される。
この場合本発明に従った装置は、側スライダが、内側スライダの長手方向に延びる分割面に沿って少なくともつの内側スライダセグメントに分割され、内側スライダセグメントが、互いに対して、及び内側スライダの長手軸に対して接近して配置され、内側スライダと外側スライダとの間にある鋳型キャビティの正幅が増大される取り外し位置から、鋳型キャビティの正幅が射出される鋳造コアの目標仕様に対応する、外側スライダに接近する射出位置に調整可能であることを特徴とする。
したがって、本発明による装置の場合、内側スライダはつ以上のセグメントに分割され、これらのセグメントは、互いに密接に隣接して配置される取り外し位置と、その外側表面がその内側で製造される鋳造コアの形状を決定する鋳型キャビティを区切る射出位置との間で調整可能である。内側スライダセグメントの外側表面は、射出位置内のギャップによって互いに分離されている。しかしながら、このことは実際には批判されるものではないことが証明された。なぜなら、ほとんどのアプリケーションでは、互いに隣接する内側スライダセグメント間に分割面の経路を、したがってギャップの経路を、製造されるコアの形状がそれによって影響を受けないように容易に敷設できるからある。この場合、分割面は本質的に内側スライダの長手方向に延びる。すなわち、内側スライダセグメントは、内側スライダの長手方向に対して横断方向ではなく、長手方向に分割される。このことは、当然、例えば内側スライダセグメント上で内側スライダの周方向に突出する、又は凹むオフセットを描出するために、分割面がセクションの長手方向を横断する方向にも延びることを排除しない。重要なことは、内側スライダセグメントが、内側スライダの中心長手軸の方向に向かう動きによって互いに向かって、中心長手軸から離れた方向に向かう動きによって互いに離れるように、移動されることである。
本発明による内側スライダのセグメント化は、製造される鋳造コアの形状と、完成した鋳造コアを衝突させずに装置から取り外すための、鋳型キャビティの拡大に必要な、内側スライダセグメントの調整経路の形状とに応じて選択することができる。数が増すほど、個々の内側スライダセグメントの調整及び形状の変動性が増す。しかしながら、同時に、内側スライダの分割面の数、したがってギャップの数も増加し、それによって、内側スライダが射出位置にある場合、個々のセグメントを互いに分離する。実際には、本明細書では、内側スライダが少なくとも3つの内側セグメントに分割されることが有利であることがわかった。その際、最大7つ又は最大5つの内側スライダセグメントを上限として、実際に特に満足できることがわかった。
図1は、鋳造コアを射出する一般的な第1の装置を射出位置で部分的に切断した斜視図である。 図2は、図1による装置を上から見た図である。 図3は、取り外し位置にある内側スライダ及び外側スライダを備えた図1による装置の、図1に対応する図である。 図4は、図3による装置を上から見た図である。 図5は、取り外し位置にある図1の装置の斜視図である。 図6は、射出位置で鋳造コアを射出するための本発明に従った第2の装置を上から見た図である。 図7は、図6による装置を下から見た図である。 図8は、内側スライダが射出位置内の取り外し位置にある図7による装置を上から見た斜視図である。 図9は、図8による装置を下から見た斜視図である。 図10は内側スライダの斜視図である。

Claims (19)

  1. 外側境界上で自由内部空間(I)を囲む鋳造コア(G)を射出する装置であって、
    前記装置(1;100)が前記鋳造コア(G)を描出する鋳型キャビティ(5)を有し、
    前記鋳型キャビティ(5)が、長手軸(LZ)に沿って延びる内側スライダ(2)の周りを循環し、前記鋳型キャビティ(5)の周りを循環する外側スライダ(3)によって外側を区切られており、
    前記鋳型キャビティ(5)の正幅(W)が、該鋳型キャビティ(5)に割り当てられた、前記外側スライダ(3)の内側表面(7)から前記内側スライダ(2)の外側表面(6)までの距離によって決定される装置において、
    前記内側スライダ(2)が、分割面(T1〜T5)に沿って少なくとも2つの内側スライダセグメント(2a〜2e)に分割され、該内側スライダセグメント(2a〜2e)が、前記内側スライダ(2)の長手方向(LR)に延びており、
    前記内側スライダセグメント(2a〜2e)は、
    該内側スライダセグメント(2a〜2e)が互いに対して及び前記内側スライダ(2)の長手軸(LZ)に対して接近して配置され、前記内側スライダ(2)と前記外側スライダ(3)との間にある前記鋳型キャビティ(5)の前記正幅(W)が増加する、取り外し位置から、
    前記鋳型キャビティ(5)の前記正幅(W)が射出される前記鋳造コア(G)の目標仕様に対応する、前記外側スライダ(3)に接近する射出位置に対して、
    移動可能である、
    ことを特徴とする、装置。
  2. 前記内側スライド(2)が少なくとも3つの内側スライダセグメント(2a〜2e)に分割されることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  3. 前記内側スライダセグメント(2a〜2e)間の前記分割面(T1〜T5)が、前記内側スライダ(2)の前記長手軸(LZ)で交差することを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の装置。
  4. 前記内側スライダセグメント(2a〜2e)間の前記分割面(T1〜T5)が、前記内側スライダ(2)の長手軸(LZ)の周りに分布して等角度間隔で配置されることを特徴とする、請求項3に記載の装置。
  5. 少なくとも1つの内側スライダセグメント(2a〜2e)が、周方向(UR)に突出するオフセット(21)を有し、該オフセット(21)がいずれも隣接する内側スライダセグメント(2a〜2e)の対応して形成された凹部(22)に係合することを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれかに記載の装置。
  6. 前記内側スライダセグメント(2a〜2e)の調整動作が、ガイド(14a〜14e、15a〜15e、17)によって互いに結合されることを特徴とする、請求項1から請求項5のいずれかに記載の装置。
  7. 少なくとも3つの内側スライダセグメント(2a〜2e)が設けられ、これらの内側スライダセグメントのうちの1つ(2d)が、前記内側スライダ(2)の長手軸(LS)上で半径方向に移動して受け部(25)に入ることができ、該受け部(25)は、いずれも1つのさらなるスライダセグメント(2c、2e)によって側面方向に区切られ、前記スライダセグメント(2a〜2e)が射出位置にある場合、前記内側スライダ(2)の前記長手軸の方向(LS)に延びることを特徴とする、請求項1から請求項6のいずれかに記載の装置。
  8. 前記内側スライダセグメント(2a〜2e)を取り外し位置と射出位置との間で調整するための調整装置が設けられていることを特徴とする、請求項1から請求項7のいずれかに記載の装置。
  9. 前記調整装置は、楔形要素(13)を含み、
    該楔形要素(13)は、
    前記内側スライダ(2)の前記長手方向(LR)に調整可能であって、
    該楔形要素(13)の先端が前記内側スライダ要素(2a〜2e)に囲まれた前記内側スライダ(2)の内部空間に向けられており、
    前記内側スライダセグメント(2a〜2e)のうちの少なくとも1つの、前記楔形要素(13)に割り当てられた表面(11a、11d)に当接するものであることを特徴とする、請求項8に記載の装置。
  10. 前記楔形要素(13)がマンドレル形状に形成され、楔形表面(13a、13d)が前記内側スライダセグメント(2a〜2e)の各々の前記楔形要素(13)に割り当てられ、前記楔形表面にそれぞれ割り当てられた前記内側スライダセグメント(2a〜2e)が当接することを特徴とする、請求項9に記載の装置。
  11. 前記調整装置が、コネクティングロッドガイド(17a〜17e)を有する制御コネクティングロッド(17)を含み、これにより、前記内側スライダセグメント(2a〜2e)のうちの少なくとも1つが関節状に結合され、
    前記制御コネクティングロッド(17)が、前記内側スライダセグメント(2a〜2e)の取り外し位置に対応する位置と、前記内側スライダセグメント(2a〜2e)の射出位置に対応する位置との間において、前記内側スライダセグメント(2a〜2e)を移動させながら調整可能であることとを特徴とする、請求項8に記載の装置。
  12. コネクティングロッドガイド(17a〜17e)が、前記制御コネクティングロッド(17)内の各内側スライダセグメント(2a〜2e)に割り当てられ、これにより、それぞれ割り当てられた前記内側スライダセグメント(2a〜2e)が、関節状に結合されることを特徴とする、請求項11に記載の装置。
  13. 前記コネクティングロッドガイド(17a〜17e)が、前記内側スライダ(2)の長手軸(LZ)と同軸に配置された前記制御コネクティングロッド(17)の回転軸の周りに分布して一定の角度間隔で配置されることを特徴とする、請求項12に記載の装置。
  14. 前記外側スライダ(3)が、少なくとも2つの外側スライダセグメント(3a〜3d)に分割され、
    該外側スライダセグメント(3a〜3d)が、完成した前記鋳造コア(G)を取り外すために、前記セグメントが密接して着座する、前記鋳型キャビティ(5)の外側を区切る射出位置から、離れた取り外し位置に移動可動であることを特徴とする、請求項1から請求項13のいずれかに記載の装置。
  15. 前記外側スライダセグメント(3a〜3d)を取り外し位置と射出位置との間で調整するために、調整装置が設けられていることを特徴とする、請求項14に記載の装置。
  16. 前記外側スライダセグメント(3a〜3d)を調整する前記調整装置は、コネクティングロッドガイドを有する制御コネクティングロッド(17)を含み、これにより、前記外側スライダセグメント(3a〜3c)のうちの少なくとも1つが関節状に結合され、
    前記制御コネクティングロッドが、前記外側スライダセグメント(3a〜3d)を移動させながら、該外側スライダセグメント(3a〜3d)の取り外し位置に対応する位置と、該外側スライダセグメント(3a〜3d)の射出位置に対応する位置との間で調整可能であることとを特徴とする、請求項15に記載の装置。
  17. コネクティングロッドガイドが、前記制御コネクティングロッド内の各外側スライダセグメント(3a〜3d)に割り当てられ、これにより、それぞれ割り当てられた前記外側スライダセグメント(3a〜3d)が、関節状に結合されることを特徴とする、請求項15に記載の装置。
  18. 前記外側スライダ(3)及び前記内側スライダ(2)が取り付けられた少なくとも1つのベースプレート(4)を具備することを特徴とする、請求項1から請求項17のいずれかに記載の装置。
  19. 完成した前記鋳造コア(G)を排出するための排出装置を具備することを特徴とする、請求項1から請求項18のいずれかに記載の装置。
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