JP2020510089A - キナーゼ阻害剤としてのピロロトリアジン誘導体 - Google Patents

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Abstract

本発明は、下記化学式1で表される化合物、またはその薬学的に許容可能な塩に関し、本発明に係る化合物は、キナーゼ阻害作用が有益な疾患の予防または治療に有用に使用することができる。[化学式1]上記化学式1中、X、A、およびR1〜R3は、明細書で定義した通りである。

Description

本発明は、キナーゼ阻害能を有するピロロトリアジン誘導体、その製造方法、およびその用途に関する。
タンパク質キナーゼ(kinase)は、他のタンパク質の特定残基のリン酸化を触媒する酵素であって、細胞外シグナルを核に伝達(transduction)するシグナル伝達経路において核心的な役割を果たし、生体内の様々な疾患に関与する。炎症性疾患(inflammatory disease)、自己免疫疾患(autoimmune disease)、増殖性疾患または過剰増殖性疾患、および/または免疫介在性疾患(immunity mediated disease)の発病にあたって、T細胞(またはTリンパ球)およびB細胞(またはBリンパ球)が核心的な役割を果たすという様々な証拠がある。
ヤヌスキナーゼ(Janus kinase、以下、‘JAK’という)は、リンパ造血系で細胞機能を調節するにあたって、中枢的役割を果たす細胞内タンパク質チロシンキナーゼである。サイトカインは、炎症と免疫、および正常的な細胞機能を調節するのに重要な役割を果たすことが知られており、JAKは、チロシンリン酸化反応によりSTAT(Signal Transducer and activator of Transcription、シグナル伝達兼転写活性化因子)タンパク質を活性化させてサイトカインに速やかにシグナル伝達経路を提供する。JAK/STATシグナル伝達が、アレルギー、喘息、自己免疫疾患(例えば、移植拒絶反応、関節リウマチ、筋萎縮性側索硬化症、多発性硬化症など)、固形癌、血液癌(例えば、白血病、リンパ腫など)に関連していることが知られている。
JAKファミリーは、JAK1、JAK2、JAK3、およびTYK2の4種類に区分される。JAKファミリーのメンバーは、互いにペアになって互いに異なるサイトカインのシグナル伝達を媒介する。造血成長因子シグナル伝達に関連するJAK2およびJAK1を含み、JAK2と組み合わせるTYK2は、インターフェロンのシグナル伝達に重要で、宿主の耐性に寄与する。JAK2は、特に造血成長因子シグナルに関与して過度な阻害時に貧血(anemia)、血小板減少症(thrombocytopenia)、白血球減少症(leucopenia)を誘発させることができる。
JAK1、JAK2、TYK2は発現が均一に分布して発見されるのに対し、JAK3の発現はリンパ細胞に制限され、IL−2、IL−4、IL−7、IL−9、IL−15、IL−21受容体の構成体である共通ガンマ鎖(common gamma chain)のシグナル伝達、特にIL−2ファミリーの一般的なγ鎖と関連している。サイトカインが結合するやいなや受容体は近くに隣接したJAK3を運び、これはβ鎖のC末端の自己リン酸化(autophosphorylation)を誘発する。結果的に、これは核にシグナルを再転送する重要な段階であるSTATタンパク質の活性化を誘発する。JAK3は、このような過程を通して多様なサイトカインのシグナル経路を統制することになる。これは、JAK3を免疫抑制のための魅力的な標的に作る。
B細胞は、自己免疫および/または炎症性疾患の発病にあたり、核心的な役割を果たす。B細胞を減少させるタンパク質系治療剤、例えばリツキサン(Rituxan)は、自己抗体−誘導された炎症性疾患、例えば関節リウマチに効果的である。したがって、B細胞活性化に役割を果たすタンパク質キナーゼ抑制剤は、B細胞−媒介される疾患の病症、例えば、自己抗体産生に対する有用な治療剤である。
B細胞受容体(BCR)を介したシグナル伝達は、増殖および成熟する抗体産生細胞への分化を含む多様なB細胞反応を制御する。BCRは、B細胞活性に対する核心調節要素であり、異常なシグナル伝達は、多数の自己免疫および/または炎症性疾患を引き起こす病原性自己抗体の形成および脱調節されたB細胞増殖を引き起こすことができる。
ブルトン型チロシンキナーゼ(Bruton’s tyrosine kinase、以下、‘BTK’という)は、B−細胞発生、活性化、シグナル化および生存の核心調節者である。BTKは、多様な細胞外リガンドをこれら細胞表面受容体に結合させることによって開始されたシグナル伝達経路に参加する。B細胞抗原受容体(BCR)の結紮に続き、タンパク質チロシンキナーゼLynおよびSykの一致した作用によるBTKの活性がホスホリパーゼC−γ2媒介のカルシウムの可動化の誘導のために要求される。したがって、BTKの抑制は、B−細胞媒介疾患の発病過程を遮断するのに有用な治療的接近であり得る。
前記のように、ヤヌスキナーゼおよびTEC系キナーゼは、炎症性疾患、自己免疫疾患、増殖性疾患または過剰増殖性疾患、および免疫介在性疾患の発病に関与するT−細胞および/またはB−細胞の活性化に重要な役割を果たしているので、これらを効果的に抑制する物質の開発は関連治療剤として有用である。治療および予防可能な疾患としては、具体的には、癌、移植拒絶反応、多発性硬化症、関節リウマチ、乾癬性関節炎、乾癬、喘息、アレルギー性皮膚炎、アトピー性皮膚炎、湿疹、I型糖尿病、糖尿病の合併症、潰瘍性大膓炎、クローン病、自己免疫甲状腺障害、全身性脱毛、シェーグレン症候群などがある。
現在、JAK3キナーゼ阻害剤として、ファイザー(Pfizer)社のトファシチニブ(tasocitinib、CP−690550)が関節リウマチに対して承認され、市販されている。また、BTKキナーゼ阻害剤として、ファーマサイクリクス(Pharmacyclics)社のイブルチニブ(ibrutinib、PCI−32765)が臨床の段階にあるが、臨床で深刻な皮膚発疹および下痢などの副作用が報告されている。したがって、より安定的かつ効果的にJAKおよび/またはBTKを阻害する物質の開発が要求される状況にある(Nat Rev Rheumatol.2009 Jun 5(6)317−24;Expert Opin Investig Drugs.2014 Aug 23(8)1067−77;Drug Discov Today 2014 Aug 19(8)1200−4;WO 2002/096909;WO 2010−009342参照)。
そこで、本発明は、キナーゼ阻害剤として優れた阻害能を有する新規なピロロトリアジン誘導体を確認して発明を完成した。
本発明は、キナーゼ阻害能を有するピロロトリアジン誘導体、およびその製造方法を提供する。
また、本発明は、前記ピロロトリアジン誘導体を有効性分として含む薬学的組成物を提供する。
前記課題を解決するために、本発明は、下記化学式1で表される化合物、またはその薬学的に許容可能な塩を提供する:
[化学式1]
上記化学式1中、
Xは、O、またはNHであり、
Aは、2価の炭素数6−10の芳香族環、またはN、O、およびSで構成される群からそれぞれ独立して選択される1個〜3個のヘテロ原子を含む2価の炭素数2−10のヘテロ芳香族環であり、
は、水素;非置換または炭素数1−4のアルコキシ、N(炭素数1−4のアルキル)、シアノ、および(炭素数1−4のアルキル)−NHCOから構成された群から選択されるいずれか一つの置換基で置換された炭素数1−4のアルキル;炭素数1−4のアルコキシ;炭素数1−4のハロアルキル;炭素数3−6のシクロアルキル;N(炭素数1−4のアルキル);ベンゾイル;非置換または1個または2個の炭素数1−4のアルキルで置換されたピラゾリル;または
であり、
ここで、Yは、NH、N(炭素数1−4のアルキル)、またはOであり;Yは、CH、またはNであり;Lは、結合、炭素数1−4のアルキレン、またはCOであり、
は、水素、炭素数1−4のアルキル、またはハロゲンであり、
は、ハロゲンまたはシアノで置換された炭素数1−4のアルキル;非置換またはハロゲンで置換された炭素数2−4のアルケニル;または炭素数2−4のアルキニルである。
好ましくは、Aは、ベンゼン、ベンゾチアゾル、イソチアゾール、イソキサゾール、ピラゾール、ピリジン、ピロール、チアゾール、チオフェン、および4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピラジンで構成される群から選択されるいずれか一つの2価の環である。
好ましくは、Rは、水素、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、メトキシエチル、ジメチルアミノメチル、ジエチルアミノエチル、シアノメチル、メチルアミノカルボニルメチル、メトキシ、ジフルオロメチル、2,2−ジフルオロエチル、2、2,2−トリフルオロエチル、シクロプロピル、ジメチルアミノ、ベンゾイル、または3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イルである。
好ましくは、Rは、ピペリジン−4−イル、1−メチル−ピペリジン−4−イル、4−メチルピペラジン−1−イル、テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル、モルホリノ、2−モルホリノエチル、またはモルホリン−4−カルボニルである。
好ましくは、Rは、水素、メチル、クロロ、またはフルオロである。
好ましくは、Rは、−CH−Cl、−CH=CH、−CH=CHCHCH、−CH=CHCHCl、または−C≡CCHCHである。
上記化学式1で表される化合物の代表的な例は、下記の通りである:
1)N−(3−(2−(1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)−4−フルオロフェニル)アクリルアミド、
2)N−(3−((2−((4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル)アミノ)ピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−4−イル)オキシ)フェニル)アクリルアミド、
3)N−(3−(2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
4)N−(3−(2−(1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
5)N−(3−(2−(3−メチルイソチアゾール−5−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
6)N−(3−(2−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
7)N−(4−フルオロ−3−(2−(3−メチルイソチアゾール−5−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
8)N−(3−(2−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)−4−フルオロフェニル)アクリルアミド、
9)N−(4−フルオロ−3−(2−(1−メチル−1H−ピロール−3−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
10)N−(4−フルオロ−3−(2−(1−イソブチル−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
11)N−(3−(2−(1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
12)N−(3−(2−(4−(ジメチルアミノ)フェニルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)−4−フルオロフェニル)アクリルアミド、
13)N−(4−フルオロ−3−(2−(4−フェノキシフェニルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
14)N−(3−(2−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)−4−フルオロフェニル)アクリルアミド、
15)N−(4−フルオロ−3−(2−(ピリジン−3−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
16)N−(3−(2−(4−イソプロピルフェニルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
17)N−(3−(2−(4−メトキシフェニルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
18)N−(3−(2−(4−(モルホリン−4−カルボニル)フェニルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
19)N−(3−(2−(チオフェン−3−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
20)N−(3−(2−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
21)N−(3−(2−(4−((ジメチルアミノ)メチル)フェニルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
22)N−(3−(2−(4−モルホリノフェニルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
23)N−(3−(2−(4−(ジメチルアミノ)フェニルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
24)N−(3−(2−(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピラジン−2−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
25)N−(4−フルオロ−3−(2−(4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
26)N−(3−(2−(1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)−4−フルオロフェニル)アクリルアミド、
27)N−(4−フルオロ−3−(2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
28)N−(4−フルオロ−3−(2−(4−メトキシフェニルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
29)N−(4−フルオロ−3−(2−(4−(モルホリン−4−カルボニル)フェニルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
30)N−(4−フルオロ−3−(2−(チオフェン−3−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
31)N−(4−フルオロ−3−(2−(4−モルホリノフェニルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
32)N−(4−フルオロ−3−(2−(1−プロピル−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
33)N−(3−(2−(1−(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)−4−フルオロフェニル)アクリルアミド、
34)N−(4−フルオロ−3−(2−(1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
35)N−(4−フルオロ−3−(2−(1−(2−モルホリノエチル)−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
36)N−(4−フルオロ−3−(2−(1−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
37)N−(4−フルオロ−3−(2−(1−(ピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
38)N−(4−フルオロ−3−(2−(1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
39)N−(3−((2−((4−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)フェニル)アミノ)ピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−4−イル)オキシ)−4−フルオロフェニル)アクリルアミド、
40)N−(4−フルオロ−3−((2−((1−(2−メトキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ)ピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−4−イル)オキシ)フェニル)アクリルアミド、
41)2−クロロ−N−(3−(2−(1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)−4−フルオロフェニル)アセトアミド、
42)2−クロロ−N−(4−フルオロ−3−(2−(1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アセトアミド、
43)2−クロロ−N−(3−((2−((1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ)ピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−4−イル)オキシ)−4−フルオロフェニル)アセトアミド、
44)(E)−4−クロロ−N−(3−((2−((1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ)ピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−4−イル)オキシ)−4−フルオロフェニル)ブタ−2−エンアミド、
45)N−(4−フルオロ−3−(2−(イソキサゾル−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
46)N−(4−クロロ−3−((2−((1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ)ピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−4−イル)オキシ)フェニル)アクリルアミド、
47)N−(5−((2−((1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ)ピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−4−イル)オキシ)−2−メチルフェニル)アクリルアミド、
48)N−(5−((2−((1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ)ピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−4−イル)オキシ)−2−メチルフェニル)アクリルアミド、および
49)N−(3−((2−((1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ)ピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−4−イル)オキシ)−4−フルオロフェニル)ペント−2−インアミド。
また、本発明の化合物は、塩、特に薬学的に許容可能な塩の形態で存在可能である。塩としては、薬学的に許容可能な遊離酸(free acid)によって形成された酸付加塩のように、当業界で通常使用される塩を制限なしに使用することができる。本発明での用語“薬学的に許容可能な塩”とは、患者に比較的に非毒性で無害の有効作用を有する濃度であり、該塩に起因した副作用が化学式1で表される化合物の有益な効能を低下させない前記化合物の任意のすべての有機または無機付加塩を意味する。
無機酸または有機酸を使用して通常の方法で薬学的に許容可能な塩を得ることができる。例えば、上記化学式1で表される化合物を水混和性有機溶媒、例えば、アセトン、メタノール、エタノール、またはアセトニトリルに溶解させ、有機酸または無機酸を加えて沈殿した結晶をろ過して製造、乾燥させて薬学的に許容可能な塩を得ることができる。または酸が付加した反応混合物で溶媒や過剰の酸を減圧して、残渣を乾燥させて製造したり、または他の有機溶媒を加えて析出した塩をろ過して製造することができる。このとき、望ましい塩として、塩酸、臭化水素酸、硫酸、燐酸、硝酸、酢酸、グリコール酸、乳酸、ピルピン酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、フマル酸、リンゴ酸、マンデル酸、タルタル酸、クエン酸、アスコルビン酸、パルミチン酸、マレイン酸、ヒドロキシマレイン酸、安息香酸、ヒドロキシ安息香酸、フェニル酢酸、ケイ皮酸、サリチル酸、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、またはトルエンスルホン酸などから誘導された塩が挙げられる。
薬学的に許容可能でない、化学式1で表される化合物の塩または溶媒和物は、化学式1で表される化合物、その薬学的に許容可能な塩、または溶媒和物の製造において中間体として用いることができる。
本発明の上記化学式1で表される化合物は、その薬学的に許容可能な塩だけでなく、これから製造できる、可能な溶媒和物および水和物を全て含み、可能なすべての立体異性体も含む。上記化学式1で表される化合物の溶媒和物、水和物および立体異性体は、通常の方法を用いて、化学式1で表される化合物から製造して使用することができる。
また、本発明に係る化学式1で表される化合物は、結晶形態または非結晶形態で製造され、化学式1で表される化合物が結晶形態で製造される場合、任意に水和または溶媒和される。本発明では、化学式1で表される化合物の化学量論的水和物だけでなく、多様な量の水を含有する化合物が含まれる。本発明に係る化学式1で表される化合物の溶媒和物は、化学量論的溶媒和物および非化学量論的溶媒和物の全てを含む。
さらに、本発明は、一例として、下記反応式1を介して上記化学式1で表される化合物を製造できる。
[反応式1]
(前記反応式1中、X、AおよびR〜Rは、先に定義した通りであり、ZおよびZは、それぞれ独立してハロゲンであり、Yは、ハロゲン、またはOHである。)
前記段階iは、化学式1−1または1−10で表示される化合物を化学式1−2で表される化合物(Y=Cl)と反応させて化学式1−3でまたは化学式1で表される化合物を製造する段階である。前記反応は、トリエチルアミンまたは炭酸水素ナトリウムの条件下で行うことが好ましい。また、前記反応温度は−20℃〜0℃が好ましく、前記反応時間は30分〜24時間が好ましい。また、前記反応の溶媒としては、ジクロロメタンまたはテトラヒドロフランと水の混合液が好ましい。
一方、前記段階iは、化学式1−2のY=Clの代わりにY=OHで反応させることができる。この場合、ジイソプロピルエチルアミン、O−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(O−HATU)条件下で常温で24時間反応させることが好ましく、前記反応溶媒としては、テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミド、またはジメチルスルホキシドが好ましい。
前記段階iiは、化学式1−4で表される化合物を化学式1−3または1−6で表される化合物と反応させて化学式1−5または1−7で表される化合物を製造する段階である。前記反応は、塩基存在下で行うことが好ましい。また、前記反応温度は、常温または40〜60℃が望ましい。また、前記反応時間は、1時間〜6時間反応させることが望ましい。前記反応溶媒としては、ジメチルホルムアミド、1,4−ジオキサン、ジメチルスルホキシド、またはトルエンが望ましい。また、前記塩基としては、炭酸カリウム、炭酸セシウム、ジイソプロピルアミン、または水素化ナトリウムが望ましい。
前記段階iiiは、化学式1−5または1−7で表される化合物を化学式1−8で表される化合物と反応させて化学式1または1−9で表される化合物を製造する段階である。前記反応は、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(Pd(dba))、酢酸パラジウム(Pd(OAc))、または[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィン)フェロセン]パラジウムジクロリド((Pd(Dppf)Cl)であるパラジウム触媒下で塩基条件下で行うことが好ましい。前記反応温度は、50℃〜150℃が望ましい。また、前記反応溶媒としては、1,4−ジオキサン、トルエン、t−ブタノールまたはジメチルホルムアミドが望ましい。また、前記塩基としては、炭酸セシウム、炭酸カルシウム、炭酸ナトリウム、または燐酸カリウムなどの無機アルカリであることが望ましい。
前記段階ivは、化学式1−9で表される化合物を還元させて化学式1−10で表される化合物を製造する段階である。前記反応は、錫の存在下でアンモニウムクロリドと1,4−ジオキサンと水混合液で行うことが好ましい。また、前記反応温度は0℃〜常温であることが望ましい。また、前記反応時間は、30分〜3時間であることが望ましい。また、前記反応は、10%パラジウム/カーボン存在下でメタノールを使用するか、または塩酸やエタノールで金属(鉄)または金属塩(塩化第一錫)を使用して行うことができる。
また、本発明は、上記化学式1で表される化合物、またはその薬学的に許容可能な塩、水和物、溶媒和物または異性体を有効性分として含むキナーゼ阻害作用が有益な疾患の予防または治療用薬学的組成物を提供する。
この時、前記キナーゼ阻害作用が有益な疾患は、炎症性疾患、自己免疫疾患、増殖性疾患、過剰増殖性疾患、免疫介在性疾患、癌、または腫瘍などを含む。
本発明での用語“予防”は、本発明の組成物の投与で前記疾患の発生、拡散および再発を抑制または遅延させるすべての行為を意味し、本発明での用語“治療”は、本発明の組成物の投与で前記疾患の症状が好転または有益に変わる全ての行為を意味する。
本発明に係る薬学的組成物は、標準薬学的実施により経口または非経口投与形態に剤形化することができる。これらの剤形は、有効成分のほか、薬学的に許容可能な担体、補助剤、または稀釈液などの添加物を含有することができる。
適当な担体としては、例えば、生理食塩水、ポリエチレングリコール、エタノール、植物性オイル、およびイソプロピルミリステートなどがあり、稀釈液としては、例えば、ラクトース、デキストロース、スクロース、マンニトール、ソルビトール、セルロース、および/またはグリシンなどがあるが、これらに限定されるものではない。また、本発明の化合物は、注射溶液の製造に通常使用されるオイル、プロピレングリコール、または他の溶媒に溶解させることができる。さらに、局所作用のために、本発明の化合物を軟膏やクリームに剤形化することができる。
本発明に係る化合物の薬学的投与形態は、これらの薬学的に許容可能な塩または溶媒和物の形態にも用いることができ、また、単独でまたは他の薬学的活性化合物と結合だけでなく、適当な組み合わせで用いることができる。
本発明に係る化合物は、通常の生理食塩水、5%デキストロースなどの水溶性溶媒、または合成脂肪酸グリセリド、高級脂肪酸のエステルまたはプロピレングリコールなどの非水溶性溶媒に化合物を溶解、懸濁、または乳化させることで注射剤として剤形化することができる。本発明の剤形は、溶解剤、等張化剤(isotonicagents)、懸濁化剤、乳化剤、安定化剤および防腐剤などの通常の添加剤を含むことができる。
本発明に係る化合物の好ましい投与量は、患者の状態および体重、疾病の程度、薬物の形態、投与経路および期間に応じて異なるが、当業者によって適宜選択可能である。しかし、望ましい効果のために、本発明に係る化合物を、1日0.0001〜100mg/kg(体重)、好ましくは0.001〜100mg/kg(体重)で投与するのが良い。投与は、1日1回または分割して、経口または非経口的経路を通して投与される。投与方法により、組成物は、本発明に係る化合物を0.001〜99重量%、好ましくは0.01〜60重量%含有することができる。
本発明の薬学的組成物は、ネズミ、ハツカネズミ、家畜、および人間などをはじめとする哺乳動物に多様な経路で投与される。投与のすべての方式は予想可能であるが、例えば、経口、直腸または静脈、筋肉、皮下、子宮内硬膜、または脳血管(intracerbroventricular)注射によって投与される。
本発明の化学式1で表される化合物、またはその薬学的に許容可能な塩、水和物、溶媒和物または異性体は、キナーゼ阻害作用が有益な疾患の予防または治療に有用に使用可能である。
以下、下記の実施例によって本発明をより詳細に説明する。但し、下記の実施例は本発明を例示するためのものに過ぎず、本発明の範囲がこれらにのみ限定されるものではない。
実施例1:N−(3−(2−(1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)−4−フルオロフェニル)アクリルアミドの製造
段階1)N−(4−フルオロ−3−ヒドロキシフェニル)アクリルアミドの製造
5−アミノ−2−フルオロフェノール(1,000.0mg、1.0eq)と重炭酸ナトリウム(712.0mg、1.5eq)をTHF/蒸留水(15.0mL/3.0mL)に溶解した後、アクリロイルクロリド(712.0mg、1.0eq)を加えた。反応液を室温で24時間攪拌した後、反応を終了した。ジクロロメタンを加えた後、アンモニウムクロライド水溶液を加えて抽出した後、無水硫酸ナトリウム(anhydrous sodium sulfate)で乾燥した後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(エチルアセテート:ヘキサン=1:1)で精製して、N−(4−フルオロ−3−ヒドロキシフェニル)アクリルアミド(1,135.0mg、79.6%)を得た。
H NMR(500MHz、CDOD)δ7.40−7.39(m、1H)、6.99−6.98(m、2H)、6.44−6.33(m、2H)、5.77−5.75(m、1H)
段階2)N−(3−((2−クロロピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−4−イル)オキシ)−4−フルオロフェニル)アクリルアミドの製造
N−(4−フルオロ−3−ヒドロキシフェニル)アクリルアミド(505.9mg、1.1eq)と2,4−ジクロロピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン(500.0mg、1.0eq)をN,N−ジメチルホルムアミド10.0mLに溶解した後、KCO(385.9mg、1.1eq)を加えた。反応液を50℃で2時間攪拌した後、室温に冷却した。ジクロロメタンを加えた後、蒸留水を加えて抽出した後、無水硫酸ナトリウム(anhydrous sodium sulfate)で乾燥した後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(エチルアセテート:ヘキサン=1:1)で精製して、N−(3−((2−クロロピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−4−イル)オキシ)−4−フルオロフェニル)アクリルアミド(640.0mg、72.3%)を得た。
H NMR(500MHz、CDOD)δ7.92−7.91(m、1H)、7.85−7.83(m、1H)、7.56−7.52(m、1H)、7.29(t、1H)、7.14−7.13(m、1H)、6.96−6.95(m、1H)、6.44−6.34(m、2H)、5.79(dd、1H)
段階3)N−(3−(2−(1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)−4−フルオロフェニル)アクリルアミドの製造
N−(3−((2−クロロピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−4−イル)オキシ)−4−フルオロフェニル)アクリルアミド(30.0mg、1.0eq)と1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−アミン(11.1mg、1.0eq)を1,4−ジオキサン1.0mLに溶かした。Pd(OAc)(1.0mg、0.05eq)、Xanthphos(5.2mg、0.1eq)およびCsCO(58.6mg、2.0eq)を加えた後、N gasを30分間パージした。反応液をMicrowave(150℃、30分、Normal)で反応させた。反応液をろ過した後、濾液を減圧濃縮した。得られた濃縮残渣をカラムクロマトグラフィー(エチルアセテート:ヘキサン=1:1)で精製して、N−(3−(2−(1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)−4−フルオロフェニル)アクリルアミド(3.5mg、9.3%)を得た。
H NMR(500MHz、CDOD)δ7.80−7.78(m、2H)、7.66−7.65(m、1H)、7.58−7.55(m、1H)、7.37(s、1H)、7.27(t、1H)、6.89(dd、1H)、6.66(dd、1H)、6.44−6.34(m、2H)、5.79(dd、1H)、3.53−3.50(m、1H)、1.00−0.99(m、4H)
実施例2:N−(3−((2−((4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル)アミノ)ピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−4−イル)オキシ)フェニル)アクリルアミドの製造
前記実施例1で1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−アミンの代わりに4−(4−メチルピペラジン−1−イル)アニリンを使用し、5−アミノ−2−フルオロフェノールの代わりに5−アミノ−フェノールを使用したことを除いては、前記実施例1と同様の方法で、表題化合物12.8mg(収率28.6%)を収得した。
H NMR(500MHz、CDOD)δ7.70(s、1H)、7.58(s、1H)、7.56−7.54(m、1H)、7.47−7.45(m、2H)、7.43−7.40(m、1H)、7.04−7.03(m、1H)、6.90−6.86(m、2H)、6.84−6.83(m、1H)、6.62−6.61(m、1H)、6.46−6.35(m、2H)、5.79−5.77(m、1H)、3.11−3.09(m、4H)、2.64−2.62(m、4H)、2.35(s、3H)
実施例3:N−(3−(2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミドの製造
前記実施例1で1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−アミンの代わりに1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを使用し、5−アミノ−2−フルオロフェノールの代わりに5−アミノ−フェノールを使用したことを除いては、前記実施例1と同様の方法で、表題化合物3.7mg(収率10.3%)を収得した。
H NMR(500MHz、CDOD)δ7.74(br s、1H)、7.69(s、1H)、7.61(s、1H)、7.56−7.54(m、1H)、7.43(t、1H)、7.36(s、1H)、7.04−7.02(m、1H)、6.85−6.84(m、1H)、6.63−6.62(m、1H)、6.45−6.34(m、2H)、5.79−5.77(m、1H)、3.79(s、3H)
実施例4:N−(3−(2−(1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミドの製造
前記実施例1で1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−アミンの代わりに1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−アミンを使用し、5−アミノ−2−フルオロフェノールの代わりに5−アミノ−フェノールを使用したことを除いては、前記実施例1と同様の方法で、表題化合物4.1mg(収率10.1%)を収得した。
H NMR(500MHz、CDOD)δ7.88(br s、1H)、7.70(s、1H)、7.63(s、1H)、7.56−7.54(m、1H)、7.45−7.41(m、2H)、7.05−7.03(m、1H)、6.86−6.85(m、1H)、6.64−6.63(m、1H)、6.45−6.34(m、2H)、6.21−5.98(m、1H)、5.78(dd、1H)、4.43(td、2H)
実施例5:N−(3−(2−(3−メチルイソチアゾール−5−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミドの製造
前記実施例1で5−アミノ−2−フルオロフェノールの代わりに5−アミノ−フェノールを使用したことを除いては、前記実施例1と同様の方法で、中間体N−(3−((2−クロロピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−4−イル)オキシ)フェニル)アクリルアミドを製造した。
N−(3−((2−クロロピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−4−イル)オキシ)フェニル)アクリルアミド(50.0mg、1.0eq)をt−ブタノール/N,N−ジメチルホルムアミド(3.0mL/0.6mL)に溶解した。3−メチルイソチアゾール−5−アミン(16.3mg、0.9eq)、Pd(dba)(7.3mg、0.05eq)、Xphos(7.6mg、0.1eq)およびKCO(48.3mg、2.2eq)を加えた後、N gasを30分間パージした。反応液を150℃で16時間攪拌して反応を終了し、反応液を減圧濃縮した。エチルアセテートと蒸留水を加えて抽出した後、無水硫酸ナトリウム(anhydrous sodium sulfate)で乾燥した後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(エチルアセテート:ヘキサン=1:1)で精製して、N−(3−(2−(3−メチルイソチアゾール−5−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド(3.5mg、6.2%)を得た。
H NMR(500MHz、CDOD)δ7.75−7.74(m、2H)、7.55−7.53(m、1H)、7.44(t、1H)、7.06−7.05(m、1H)、6.99−6.98(m、1H)、6.76−6.75(m、1H)、6.50(s、1H)、6.45−6.34(m、2H)、5.78(dd、1H)、2.28(s、3H)
実施例6:N−(3−(2−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミドの製造
前記実施例1で1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−アミンの代わりに1−エチル−1H−ピラゾール−4−アミンを使用し、5−アミノ−2−フルオロフェノールの代わりに5−アミノ−フェノールを使用したことを除いては、前記実施例1と同様の方法で、表題化合物7.3mg(収率19.7%)を収得した。
H NMR(500MHz、CDOD)δ7.75(br s、1H)、7.70(s、1H)、7.61(s、1H)、7.57−7.55(m、1H)、7.43(t、1H)、7.37(s、1H)、7.04−7.03(m、1H)、6.85−6.84(m、1H)、6.63−6.62(m、1H)、6.45−6.34(m、2H)、5.79−5.77(m、1H)、4.06−4.04(m、2H)、1.38(t、3H)
実施例7:N−(4−フルオロ−3−(2−(3−メチルイソチアゾール−5−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミドの製造
前記実施例5で5−アミノ−フェノールの代わりに5−アミノ−2−フルオロフェノールを使用したことを除いては、前記実施例5と同様の方法で、表題化合物3.6mg(収率6.5%)を収得した。
H NMR(500MHz、CDOD)δ7.87−7.86(m、1H)、7.78(s、1H)、7.56−7.55(m、1H)、7.29(t、1H)、7.03−7.02(m、1H)、6.79(s、1H)、6.51(s、1H)、6.44−6.35(m、2H)、5.79−5.78(m、1H)、2.28(s、3H)
実施例8:N−(3−(2−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)−4−フルオロフェニル)アクリルアミドの製造
前記実施例1で1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−アミンの代わりに1−エチル−1H−ピラゾール−4−アミンを使用したことを除いては、前記実施例1と同様の方法で、表題化合物4.9mg(収率13.3%)を収得した。
H NMR(500MHz、CDOD)δ7.80−7.78(m、2H)、7.65(s、1H)、7.57−7.54(m、1H)、7.39(s、1H)、7.27(t、1H)、6.89−6.88(m、1H)、6.66−6.64(m、1H)、6.40−6.35(m、2H)、5.80−5.77(m、1H)、4.07(q、2H)、1.40(t、3H)
実施例9:N−(4−フルオロ−3−(2−(1−メチル−1H−ピロール−3−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミドの製造
前記実施例1で1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−アミンの代わりに1−メチル−1H−ピロール−3−アミンを使用したことを除いては、前記実施例1と同様の方法で、表題化合物9.6mg(収率20.0%)を収得した。
H NMR(500MHz、CDOD)δ7.76−7.74(m、1H)、7.59−7.54(m、2H)、7.26(t、1H)、6.95(br s、1H)、6.84(dd、1H)、6.61(dd、1H)、6.42−6.35(m、3H)、5.89−5.88(m、1H)、5.78(dd、1H)、3.57(s、3H)
実施例10:N−(4−フルオロ−3−(2−(1−イソブチル−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミドの製造
前記実施例1で1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−アミンの代わりに1−イソブチル−1H−ピラゾール−4−アミンを使用したことを除いては、前記実施例1と同様の方法で、表題化合物2.0mg(収率5.1%)を収得した。
H NMR(500MHz、CDOD)δ7.79−7.78(m、1H)、7.72−7.71(m、1H)、7.65(s、1H)、7.59−7.57(m、1H)、7.40−7.38(m、1H)、7.28(t、1H)、6.89(d、1H)、6.66−6.65(m、1H)、6.46−6.35(m、2H)、5.79(dd、1H)、3.93(dd、1H)、3.81(d、2H)、2.03−2.02(m、6H)
実施例11:N−(3−(2−(1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミドの製造
前記実施例1で5−アミノ−2−フルオロフェノールの代わりに5−アミノ−フェノールを使用したことを除いては、前記実施例1と同様の方法で、表題化合物7.8mg(収率15.3%)を収得した。
H NMR(500MHz、CDOD)δ7.76(br s、1H)、7.70−7.69(m、1H)、7.62(t、1H)、7.56(d、1H)、7.43(t、1H)、7.36(s、1H)、7.03(dd、1H)、6.85(dd、1H)、6.63(dd、1H)、6.45−6.34(m、2H)、5.78(dd、1H)、3.50−3.49(m、1H)、0.99−0.97(m、4H)
実施例12:N−(3−(2−(4−(ジメチルアミノ)フェニルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)−4−フルオロフェニル)アクリルアミドの製造
前記実施例1で1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−アミンの代わりにN,N−ジメチルベンゼン−1,4−ジアミンを使用したことを除いては、前記実施例1と同様の方法で、表題化合物5.3mg(収率13.6%)を収得した。
H NMR(500MHz、CDOD)δ7.78(dd、1H)、7.60−7.59(m、1H)、7.57−7.54(m、1H)、7.42−7.40(m、2H)、7.26(t、1H)、6.87−6.86(m、1H)、6.77−6.74(m、2H)、6.64−6.63(m、1H)、6.44−6.35(m、2H)、5.78(dd、1H)、2.84(s、6H)
実施例13:N−(4−フルオロ−3−(2−(4−フェノキシフェニルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミドの製造
前記実施例1で1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−アミンの代わりに4−フェノキシアニリンを使用したことを除いては、前記実施例1と同様の方法で、表題化合物9.2mg(収率21.2%)を収得した。
H NMR(500MHz、CDOD)δ7.81−7.79(m、1H)、7.64−7.63(m、1H)、7.57−7.51(m、3H)、7.31−7.24(m、3H)、7.03(t、1H)、6.91−6.86(m、5H)、6.66(dd、1H)、6.40−6.34(m、2H)、5.78(dd、1H)
実施例14:N−(3−(2−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)−4−フルオロフェニル)アクリルアミドの製造
前記実施例1で1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−アミンの代わりに4−ベンゾ[d]チアゾール−6−アミンを使用したことを除いては、前記実施例1と同様の方法で、表題化合物8.6mg(収率21.4%)を収得した。
H NMR(500MHz、CDOD)δ9.01(s、1H)、8.55(d、1H)、7.86−7.84(m、2H)、7.76−7.75(m、1H)、7.59−7.56(m、1H)、7.50(dd、1H)、7.30(t、1H)、6.98(dd、1H)、6.73(dd、1H)、6.41−6.35(m、2H)、5.78(dd、1H)
実施例15:N−(4−フルオロ−3−(2−(ピリジン−3−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミドの製造
前記実施例1の段階3で以下の工程を行ったことを除いては、前記実施例1と同様の方法を行った。
N−(3−((2−クロロピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−4−イル)オキシ)−4−フルオロフェニル)アクリルアミド(20.0mg、1.0eq)とピリジン−3−アミン(9.6mg、1.7eq)を1,4−ジオキサン2.0mLに溶かした。Pd(OAc)(1.2mg、0.09eq)、BINAP(6.4mg、0.2eq)およびCsCO(50.9mg、2.6eq)を加えた後、反応液を還流しながら24時間反応させた。エチルアセテートを加えた後、蒸留水を加えて抽出し、無水硫酸ナトリウム(anhydrous sodium sulfate)で乾燥した後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(エチルアセテート:ヘキサン=1:1)で精製して、N−(4−フルオロ−3−(2−(ピリジン−3−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド(3.0mg、12.8%)を得た。
H NMR(500MHz、CDOD)δ8.70(s、1H)、8.20−8.19(m、1H)、8.07−8.06(m、1H)、7.83−7.82(m、1H)、7.73(s、1H)、7.55−7.53(m、1H)、7.33−7.27(m、2H)、6.96−6.95(m、1H)、6.74−6.73(m、1H)、6.44−6.35(m、2H)、5.79(dd、1H)
実施例16:N−(3−(2−(4−イソプロピルフェニルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミドの製造
前記実施例1で1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−アミンの代わりに4−イソプロピルアニリンを使用し、5−アミノ−2−フルオロフェノールの代わりに5−アミノ−フェノールを使用したことを除いては、前記実施例1と同様の方法で、表題化合物6.2mg(収率15.7%)を収得した。
H NMR(500MHz、CDOD)δ7.71−7.70(m、1H)、7.62−7.61(m、1H)、7.57−7.55(m、1H)、7.47(d、2H)、7.46(t、1H)、7.08−7.04(m、3H)、6.86(dd、1H)、6.65−6.63(m、1H)、6.46−6.35(m、2H)、5.78(dd、1H)、2.85−2.79(m、1H)、1.20(d、6H)
実施例17:N−(3−(2−(4−メトキシフェニルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミドの製造
前記実施例1で1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−アミンの代わりに4−メトキシアニリンを使用し、5−アミノ−2−フルオロフェノールの代わりに5−アミノ−フェノールを使用したことを除いては、前記実施例1と同様の方法で、表題化合物3.5mg(収率24.8%)を収得した。
H NMR(500MHz、CDOD)δ7.70(s、1H)、7.58(s、1H)、7.55−7.53(m、1H)、7.46(d、2H)、7.42(t、1H)、7.04(dd、1H)、6.84(dd、1H)、6.78(d、2H)、6.62−6.61(m、1H)、6.46−6.35(m、2H)、5.78(dd、1H)、3.74(s、3H)
実施例18:N−(3−(2−(4−(モルホリン−4−カルボニル)フェニルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミドの製造
前記実施例1で1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−アミンの代わりに(4−アミノフェニル)(モルホリノ)メタノンを使用し、5−アミノ−2−フルオロフェノールの代わりに5−アミノ−フェノールを使用したことを除いては、前記実施例1と同様の方法で、表題化合物4.0mg(収率8.7%)を収得した。
H NMR(500MHz、CDOD)δ7.72−7.68(m、4H)、7.55(d、1H)、7.44(t、1H)、7.30(d、2H)、7.06(dd、1H)、6.90(dd、1H)、6.70−6.68(m、1H)、6.46−6.35(m、2H)、5.78(dd、1H)、3.67−3.34(m、8H)
実施例19:N−(3−(2−(チオフェン−3−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミドの製造
前記実施例1で1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−アミンの代わりにチオフェン−3−アミンを使用し、5−アミノ−2−フルオロフェノールの代わりに5−アミノ−フェノールを使用したことを除いては、前記実施例1と同様の方法で、表題化合物7.8mg(収率21.7%)を収得した。
H NMR(500MHz、CDOD)δ7.69(s、1H)、7.65(t、1H)、7.55−7.51(m、2H)、7.44−7.40(m、1H)、7.20(dd、1H)、7.04(dd、1H)、6.93(dd、1H)、6.86(dd、1H)、6.65(dd、1H)、6.46−6.34(m、2H)、5.78(dd、1H)
実施例20:N−(3−(2−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミドの製造
前記実施例1で1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−アミンの代わりに1−メチル−1H−ピラゾール−3−アミンを使用し、5−アミノ−2−フルオロフェノールの代わりに5−アミノ−フェノールを使用したことを除いては、前記実施例1と同様の方法で、表題化合物8.6mg(収率24.0%)を収得した。
H NMR(500MHz、CDOD)δ7.70(s、1H)、7.62(s、1H)、7.55(d、1H)、7.42(t、1H)、7.35(d、1H)、7.04(dd、1H)、6.87−6.86(m、1H)、6.65−6.64(m、1H)、6.45−6.34(m、3H)、5.77(dd、1H)、3.73(s、3H)
実施例21:N−(3−(2−(4−((ジメチルアミノ)メチル)フェニルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミドの製造
前記実施例1で1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−アミンの代わりに4−((ジメチルアミノ)メチル)アニリンを使用し、5−アミノ−2−フルオロフェノールの代わりに5−アミノ−フェノールを使用したことを除いては、前記実施例1と同様の方法で、表題化合物4.3mg(収率10.5%)を収得した。
H NMR(500MHz、CDOD)δ7.72−7.70(m、1H)、7.66−7.63(m、3H)、7.56−7.54(m、1H)、7.45−7.42(m、2H)、7.22(d、1H)、7.06(dd、1H)、6.89(dd、1H)、6.68(dd、1H)、6.46−6.35(m、2H)、5.79(dd、1H)、3.73(s、2H)、2.46(s、6H)
実施例22:N−(3−(2−(4−モルホリノフェニルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミドの製造
前記実施例1で1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−アミンの代わりに4−モルホリノアニリンを使用し、5−アミノ−2−フルオロフェノールの代わりに5−アミノ−フェノールを使用したことを除いては、前記実施例1と同様の方法で、表題化合物3.9mg(収率9.0%)を収得した。
H NMR(500MHz、CDOD)δ7.69(t、1H)、7.59−7.55(m、2H)、7.48−7.46(m、2H)、7.42(t、1H)、7.04(dd、1H)、6.88−6.84(m、3H)、6.63(dd、1H)、6.43−6.35(m、2H)、5.78(dd、1H)、3.81(t、4H)、3.04(t、4H)
実施例23:N−(3−(2−(4−(ジメチルアミノ)フェニルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミドの製造
前記実施例1で1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−アミン代わりにN,N−ジメチルベンゼン−1,4−ジアミンを使用し、5−アミノ−2−フルオロフェノールの代わりに5−アミノ−フェノールを使用したことを除いては、前記実施例1と同様の方法で、表題化合物1.8mg(収率4.6%)を収得した。
H NMR(500MHz、CDOD)δ7.69(t、1H)、7.57−7.55(m、2H)、7.44−7.40(m、3H)、7.04(dd、1H)、6.84(dd、1H)、6.75(d、2H)、6.61(dd、1H)、6.46−6.35(m、2H)、5.78(dd、1H)、2.84(s、6H)
実施例24:N−(3−(2−(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピラジン−2−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミドの製造
前記実施例1で1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−アミンの代わりに5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピラジン−2−アミンを使用し、5−アミノ−2−フルオロフェノールの代わりに5−アミノ−フェノールを使用したことを除いては、前記実施例1と同様の方法で、表題化合物6.7mg(収率16.3%)を収得した。
H NMR(500MHz、CDOD)δ7.68−7.67(m、1H)、7.63−7.59(m、2H)、7.44(s、1H)、7.05−7.03(m、1H)、6.88(dd、1H)、6.66(dd、1H)、6.43−6.38(m、2H)、6.20(s、1H)、5.79(dd、1H)、4.00(t、2H)、3.58(s、2H)、2.92(t、2H)、2.47(s、3H)
実施例25:N−(4−フルオロ−3−(2−(4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミドの製造
前記実施例1で1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−アミンの代わりに4−(4−メチルピペラジン−1−イル)アニリンを使用したことを除いては、前記実施例1と同様の方法で、表題化合物14.6mg(収率33.2%)を収得した。
H NMR(500MHz、CDOD)δ7.78(dd、1H)、7.61(s、1H)、7.57−7.54(m、1H)、7.46(d、2H)、7.26(t、1H)、6.89−6.87(m、3H)、6.65−6.64(m、1H)、6.44−6.34(m、2H)、5.78(dd、1H)、3.12(t、4H)、2.64(t、4H)、2.36(s、3H)
実施例26:N−(3−(2−(1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)−4−フルオロフェニル)アクリルアミドの製造
前記実施例1で1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−アミンの代わりに1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−アミンを使用したことを除いては、前記実施例1と同様の方法で、表題化合物16.7mg(収率14.8%)を収得した。
H NMR(500MHz、CDOD)δ7.90(s、1H)、7.79(dd、1H)、7.66−7.65(m、1H)、7.56−7.53(m、1H)、7.46(s、1H)、7.26(t、1H)、6.89(dd、1H)、6.65(dd、1H)、6.44−6.34(m、2H)、6.10(td、1H)、5.79(dd、1H)、4.44(td、2H)
実施例27:N−(4−フルオロ−3−(2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミドの製造
前記実施例1で1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−アミンの代わりに1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを使用したことを除いては、前記実施例1と同様の方法で、表題化合物12.6mg(収率35.5%)を収得した。
H NMR(500MHz、CDOD)δ7.79−7.77(m、2H)、7.65−7.64(m、1H)、7.56−7.53(m、1H)、7.37(s、1H)、7.26(t、1H)、6.88(dd、1H)、6.64(dd、1H)、6.44−6.34(m、2H)、5.78(dd、1H)、3.79(s、3H)
実施例28:N−(4−フルオロ−3−(2−(4−メトキシフェニルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミドの製造
前記実施例1で1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−アミンの代わりに4−メトキシアニリンを使用したことを除いては、前記実施例1と同様の方法で、表題化合物9.0mg(収率23.8%)を収得した。
H NMR(500MHz、CDOD)δ7.78(dd、1H)、7.61(s、1H)、7.56−7.53(m、1H)、7.46(d、2H)、7.27(t、1H)、6.88(dd、1H)、6.79(d、2H)、6.66−6.64(m、1H)、6.44−6.35(m、2H)、5.79(dd、1H)、3.74(s、3H)
実施例29:N−(4−フルオロ−3−(2−(4−(モルホリン−4−カルボニル)フェニルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミドの製造
前記実施例1で1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−アミンの代わりに(4−アミノフェニル)(モルホリノ)メタノンを使用したことを除いては、前記実施例1と同様の方法で、表題化合物14.2mg(収率31.3%)を収得した。
H NMR(500MHz、CDOD)δ7.81(dd、1H)、7.71−7.67(m、3H)、7.57−7.52(m、1H)、7.39−7.27(m、3H)、6.94(dd、1H)、6.73−6.71(m、1H)、6.44−6.35(m、2H)、5.79(dd、1H)、3.70−3.62(m、8H)
実施例30:N−(4−フルオロ−3−(2−(チオフェン−3−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミドの製造
前記実施例1で1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−アミンの代わりにチオフェン−3−アミンを使用したことを除いては、前記実施例1と同様の方法で、表題化合物8.2mg(収率22.7%)を収得した。
H NMR(500MHz、CDOD)δ7.79(dd、1H)、7.69−7.56(m、1H)、7.56−7.52(m、2H)、7.27(t、1H)、7.20(dd、1H)、6.92(qd、2H)、6.68(dd、1H)、6.44−6.34(m、2H)、5.77(dd、1H)
実施例31:N−(4−フルオロ−3−(2−(4−モルホリノフェニルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミドの製造
前記実施例1で1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−アミンの代わりに4−モルホリノアニリンを使用したことを除いては、前記実施例1と同様の方法で、表題化合物5.6mg(収率13.1%)を収得した。
H NMR(500MHz、CDOD)δ7.78(dd、1H)、7.62−7.61(m、1H)、7.57−7.54(m、1H)、7.46(d、2H)、7.27(t、1H)、6.89−6.86(m、3H)、6.65(dd、1H)、6.44−6.35(m、2H)、5.79(dd、1H)、3.81(t、4H)、3.04(t、4H)
実施例32:N−(4−フルオロ−3−(2−(1−プロピル−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミドの製造
前記実施例1で1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−アミンの代わりに1−プロピル−1H−ピラゾール−4−アミンを使用したことを除いては、前記実施例1と同様の方法で、表題化合物6.5mg(収率17.1%)を収得した。
H NMR(500MHz、CDOD)δ7.79(dd、1H)、7.78(s、1H)、7.65−7.64(m、1H)、7.58−7.55(m、1H)、7.38(s、1H)、7.27(t、1H)、6.89(dd、1H)、6.65(dd、1H)、6.44−6.35(m、2H)、5.78(dd、1H)、3.98(t、2H)、1.80(q、2H)、0.88(t、3H)
実施例33:N−(3−(2−(1−(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)−4−フルオロフェニル)アクリルアミドの製造
前記実施例1で1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−アミンの代わりに1−(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−アミンを使用したことを除いては、前記実施例1と同様の方法で、表題化合物6.1mg(収率15.8%)を収得した。
H NMR(500MHz、CDOD)δ8.17(s、1H)、7.81(dd、1H)、7.71(s、1H)、7.60(s、1H)、7.55−7.52(m、1H)、7.37−7.34(m、1H)、7.26(t、1H)、6.92(d、1H)、6.69(dd、1H)、6.44−6.31(m、2H)、5.78(dd、1H)
実施例34:N−(4−フルオロ−3−(2−(1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミドの製造
前記実施例1で1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−アミンの代わりに1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−アミンを使用したことを除いては、前記実施例1と同様の方法で、表題化合物3.5mg(収率8.4%)を収得した。
H NMR(500MHz、CDOD)δ7.81−7.79(m、2H)、7.65−7.64(m、1H)、7.58−7.56(m、1H)、7.40(s、1H)、7.27(t、1H)、6.88(dd、1H)、6.66−6.64(m、1H)、6.44−6.34(m、2H)、5.78(dd、1H)、4.26−4.22(m、1H)、4.04−4.02(m、2H)、3.56−3.50(m、2H)、1.99−1.94(m、4H)
実施例35:N−(4−フルオロ−3−(2−(1−(2−モルホリノエチル)−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミドの製造
前記実施例1で1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−アミンの代わりに1−(2−モルホリノエチル)−1H−ピラゾール−4−アミンを使用したことを除いては、前記実施例1と同様の方法で、表題化合物5.4mg(収率12.2%)を収得した。
H NMR(500MHz、CDOD)δ7.89(s、1H)、7.78(dd、1H)、7.65(s、1H)、7.58−7.55(m、1H)、7.39(s、1H)、7.27(t、1H)、6.89(dd、1H)、6.65(dd、1H)、6.44−6.34(m、2H)、5.79(dd、1H)、4.19(t、2H)、3.67(t、4H)、2.75(t、2H)、2.46(t、4H)
実施例36:N−(4−フルオロ−3−(2−(1−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミドの製造
前記実施例1で1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−アミンの代わりに1−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−アミンを使用したことを除いては、前記実施例1と同様の方法で、表題化合物16.6mg(収率43.7%)を収得した。
H NMR(500MHz、CDOD)δ7.80−7.78(m、2H)、7.65−7.64(m、1H)、7.57−7.55(m、1H)、7.41(s、1H)、7.26(t、1H)、6.88−6.87(m、1H)、6.65−6.64(m、1H)、6.44−6.35(m、2H)、5.78(dd、1H)、4.41−4.38(m、1H)、1.43(d、6H)
実施例37:N−(4−フルオロ−3−(2−(1−(ピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミドの製造
前記実施例1で1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−アミンの代わりにtert−ブチル4−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)ピペリジン−1−カルボキシレートを使用したことを除いては、前記実施例1と同様の方法で、表題化合物1.0mg(収率2.4%)を収得した。
H NMR(500MHz、CDOD)δ7.81−7.80(m、1H)、7.75−7.74(m、1H)、7.64−7.54(m、2H)、7.42(s、1H)、7.28(t、1H)、6.90−6.89(m、1H)、6.67−6.66(m、1H)、6.44−6.35(m、2H)、5.79(dd、1H)、4.17−4.16(m、1H)、3.20−3.16(m、4H)、2.78−2.73(m、4H)
実施例38:N−(4−フルオロ−3−(2−(1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミドの製造
前記実施例1で1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−アミンの代わりに1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−アミンを使用したことを除いては、前記実施例1と同様の方法で、表題化合物7.5mg(収率18.0%)を収得した。
H NMR(500MHz、CDOD)δ7.97(br s、1H)、7.78(dd、1H)、7.68−7.67(m、1H)、7.57−7.54(m、1H)、7.49(s、1H)、7.27(t、1H)、6.91−6.90(m、1H)、6.68−6.66(m、1H)、6.44−6.34(m、2H)、5.79(dd、1H)、4.82−4.79(m、2H)
実施例39:N−3−((2−((4−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)フェニル)アミノ)ピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−4−イル)オキシ)−4−フルオロフェニル)アクリルアミドの製造
前記実施例1で1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−アミンの代わりに4−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)アニリンを使用したことを除いては、前記実施例1と同様の方法で、表題化合物6.0mg(収率13.7%)を収得した。
H NMR(500MHz、CDOD)δ7.83−7.81(m、1H)、7.73−7.70(m、3H)、7.56−7.53(m、1H)、7.30−7.26(m、1H)、7.23−7.22(m、2H)、6.94−6.93(m、1H)、6.72−6.70(m、1H)、6.45−6.34(m、2H)、6.01(s、1H)、5.79−5.77(m、1H)、2.22−2.21(m、6H)
実施例40:N−(4−フルオロ−3−((2−((1−(2−メトキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ)ピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−4−イル)オキシ)フェニル)アクリルアミドの製造
前記実施例1で1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−アミンの代わりに1−(2−メトキシエチル)−1H−ピラゾール−4−アミンを使用したことを除いては、前記実施例1と同様の方法で、表題化合物1.8mg(収率4.6%)を収得した。
H NMR(500MHz、CDOD)δ7.82−7.77(m、2H)、7.66−7.65(m、1H)、7.57−7.55(m、1H)、7.41(s、1H)、7.27(t、1H)、6.89−6.88(m、1H)、6.66−6.65(m、1H)、6.44−6.34(m、2H)、5.79(dd、1H)、4.19(t、2H)、3.69(t、2H)、2.01(s、3H)
実施例41:2−クロロ−N−(3−(2−(1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)−4−フルオロフェニル)アセトアミドの製造
段階1)2−クロロ−4−(2−フルオロ−5−ニトロフェノキシ)ピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジンの製造
2,4−ジクロロピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン(500.0mg、1.0eq)と2−フルオロ−5−ニトロフェノール(438.7mg、1.05eq)をN,N−ジメチルホルムアミド10.0mLに溶解した後、KCO(385.9mg、1.05eq)を加えた。反応液を50℃で2時間攪拌した後、室温に冷却した。ジクロロメタンを加えた後、蒸留水を加えて抽出した後、無水硫酸ナトリウム(anhydrous sodium sulfate)で乾燥した後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(エチルアセテート:ヘキサン=1:1)で精製して、2−クロロ−4−(2−フルオロ−5−ニトロフェノキシ)ピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン(800.7mg、97.6%)を得た。
H NMR(500MHz、CDOD)δ8.44−8.42(m、1H)、8.36−8.33(m、1H)、7.96−7.95(m、1H)、7.61(t、1H)、7.20−7.19(m、1H)、6.70−6.99(m、1H)
段階2)N−(1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−イル)−4−(2−フルオロ−5−ニトロフェノキシ)ピロロ[1,2−b]トリアジン−2−アミンの製造
2−クロロ−4−(2−フルオロ−5−ニトロフェノキシ)ピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン(200.0mg、1.0eq)と、1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−アミン(95.3mg、1.0eq)を1,4−ジオキサン9.0mLに溶かした。Pd(OAc)(7.3mg、0.05eq)、Xanthphos(37.5mg、0.1eq)およびCsCO(422.3mg、2.0eq)を加えた後、N gasを30分間パージした。反応液をMicrowave(150℃、30分、Normal)で反応させた。反応液をろ過した後、濾液を減圧濃縮した。得られた濃縮残渣をカラムクロマトグラフィー(エチルアセテート:ヘキサン=1:1)で精製して、N−(1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−イル)−4−(2−フルオロ−5−ニトロフェノキシ)ピロロ[1,2−b]トリアジン−2−アミン(210.0mg、77.5%)を得た。
H NMR(500MHz、CDOD)δ8.40−8.39(m、1H)、8.32−8.30(m、1H)、8.03−7.99(m、1H)、7.71(s、1H)、7.59(t、1H)、7.48(s、1H)、6.94−6.93(m、1H)、6.69−6.68(m、1H)、6.24−6.01(m、1H)、4.47(td、2H)
段階3)4−(5−アミノ−2−フルオロフェノキシ)−N−(1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−イル)ピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−2−アミンの製造
N−(1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−イル)−4−(2−フルオロ−5−ニトロフェノキシ)ピロロ[1,2−b]トリアジン−2−アミン(210.0mg、1.0eq)を、1,4−ジオキサン/蒸留水(3.0mL/3.0mL)に溶解した後、NHCl(214.7mg、8.0eq)を加えた。反応液を0℃に冷却した後、Zn powder(262.6mg、8.0eq)を加えた。室温で1時間攪拌した後、反応液をろ過した。濾液にジクロロメタンを加えた後、蒸留水を加えて抽出した後、無水硫酸ナトリウム(anhydrous sodium sulfate)で乾燥した後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(エチルアセテート:ヘキサン=1:1)で精製して、4−(5−アミノ−2−フルオロフェノキシ)−N−(1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−イル)ピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−2−アミン(145.4mg、74.6%)を得た。
H NMR(500MHz、CDOD)δ7.90(br s、1H)、7.46(s、1H)、7.13(t、1H)、6.95(m、1H)、6.88−6.85(m、2H)、6.72−6.63(m、1H)、6.23−5.99(m、1H)、4.45(td、2H)
段階4)2−クロロ−N−(3−(2−(1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)−4−フルオロフェニル)アセトアミドの製造
4−(5−アミノ−2−フルオロフェノキシ)−N−(1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−イル)ピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−2−アミン(20.0mg、1.0eq)と2−クロロ酢酸(6.7mg、1.2eq)をTHF5.0mLに溶解した。O−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(O−HATU、27.0mg、1.2eq)とN,N−ジイソプロピルエチルアミン(15.3mg、2.0eq)を加えた。反応液を室温で24時間攪拌した後、反応を終了した。エチルアセテートを加えた後、蒸留水を加えて抽出した後、無水硫酸ナトリウム(anhydrous sodium sulfate)で乾燥した後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(エチルアセテート:ヘキサン=1:1)で精製して、2−クロロ−N−(3−(2−(1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)−4−フルオロフェニル)アセトアミド(9.3mg、33.8%)を得た。
H NMR(500MHz、CDOD)δ7.90(br s、1H)、7.72−7.70(m、1H)、7.66−7.65(m、1H)、7.53−7.50(m、1H)、7.46(s、1H)、7.27(t、1H)、6.89−6.88(m、1H)、6.66−6.65(m、1H)、6.11(tt、1H)、4.45(td、2H)、4.18(s、2H)
実施例42:2−クロロ−N−(4−フルオロ−3−(2−(1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アセトアミドの製造
前記実施例41で1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−アミンの代わりに1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−アミンを使用したことを除いては、前記実施例41と同様の方法で、表題化合物9.0mg(収率37.9%)を収得した。
H NMR(500MHz、CDOD)δ7.79−7.71(m、2H)、7.66(s、1H)、7.55−7.53(m、1H)、7.40(s、1H)、7.29(t、1H)、6.89−6.88(m、1H)、6.66−6.65(m、1H)、4.30−4.24(m、1H)、4.18(s、2H)、4.06−4.04(m、2H)、3.58−3.53(m、2H)、2.03−1.96(m、4H)
実施例43:2−クロロ−N−(3−((2−((1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ)ピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−4−イル)オキシ)−4−フルオロフェニル)アセトアミドの製造
前記実施例41で1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−アミンの代わりに1−エチル−1H−ピラゾール−4−アミンを使用したことを除いては、前記実施例41と同様の方法で、表題化合物9.1mg(収率43.3%)を収得した。
H NMR(500MHz、CDOD)δ7.77(br s、1H)、7.72−7.70(m、1H)、7.66−7.65(m、1H)、7.54−7.51(m、1H)、7.39(s、1H)、7.28(t、1H)、6.89−6.87(m、1H)、6.65−6.64(m、1H)、4.18(s、2H)、4.08(q、2H)、1.40(t、3H)
実施例44:(E)−4−クロロ−N−(3−((2−((1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ)ピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−4−イル)オキシ)−4−フルオロフェニル)ブタ−2−エンアミドの製造
前記実施例41で1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−アミンの代わりに1−エチル−1H−ピラゾール−4−アミンを使用し、2−クロロ酢酸の代わりに(E)−4−クロロブタ−2−エン酸を使用したことを除いては、前記実施例41と同様の方法で、表題化合物8.1mg(収率36.4%)を収得した。
H NMR(500MHz、CDOD)δ7.77(s、1H)、7.70−7.68(m、1H)、7.65−7.64(m、1H)、7.49−7.47(m、1H)、7.38(s、1H)、7.25(t、1H)、6.88−6.87(m、1H)、6.65−6.64(m、1H)、6.35−3.33(m、1H)、6.13−6.10(m、1H)、4.07(q、2H)、3.39−3.37(m、2H)、1.40(t、3H)
実施例45:N−(4−フルオロ−3−(2−(イソキサゾル−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミドの製造
前記実施例41で1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−アミンの代わりにイソキサゾル−4−アミンを使用したことを除いては、前記実施例41と同様の方法で、中間体N−(4−(5−アミノ−2−フルオロフェノキシ)ピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−2−イル)イソキサゾル−4−アミンを製造した。
N−(4−(5−アミノ−2−フルオロフェノキシ)ピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−2−イル)イソキサゾル−4−アミン(7.5mg、1.0eq)をジクロロメタン1.0mLに溶解した後、0℃に冷却した。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(5.9mg、2.0eq)を加えた後、アクリロイルクロリド(2.2mg、1.05eq)を滴下した。反応液を0℃で30分間攪拌して反応を終了した。エチルアセテートを加えた後、蒸留水を加えて抽出した後、無水硫酸ナトリウム(anhydrous sodium sulfate)で乾燥した後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=10:1)で精製して、N−(4−フルオロ−3−(2−(イソキサゾル−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド(1.7mg、19.5%)を得た。
H NMR(500MHz、CDOD)δ8.95(br s、1H)、8.32(s、1H)、7.81(dd、1H)、7.74−7.73(m、1H)、7.54−7.53(m、1H)、7.27(t、1H)、6.94−6.93(m、1H)、6.71−6.70(m、1H)、6.44−6.35(m、2H)、5.79(dd、1H)
実施例46:N−(4−クロロ−3−((2−((1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ)ピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−4−イル)オキシ)フェニル)アクリルアミドの製造
前記実施例1で1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−アミンの代わりに1−エチル−1H−ピラゾール−4−アミンを使用し、5−アミノ−2−フルオロフェノールの代わりに5−アミノ−2−クロロフェノールを使用したことを除いては、前記実施例1と同様の方法で、表題化合物1.4mg(収率3.8%)を収得した。
H NMR(500MHz、CDOD)δ7.83−7.81(m、1H)、7.72−7.70(m、1H)、7.66−7.65(m、1H)、7.61−7.56(m、1H)、7.51−7.50(m、1H)、7.37−7.36(m、1H)、6.90−6.89(m、1H)、6.66−6.65(m、1H)、6.44−6.36(m、2H)、5.80(dd、1H)、4.09−4.05(m、2H)、1.44−1.41(m、3H)
実施例47:N−(5−((2−((1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ)ピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−4−イル)オキシ)−2−メチルフェニル)アクリルアミドの製造
前記実施例1で1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−アミンの代わりに1−エチル−1H−ピラゾール−4−アミンを使用し、5−アミノ−2−フルオロフェノールの代わりに3−アミノ−4−メチルフェノールを使用したことを除いては、前記実施例1と同様の方法で、表題化合物3.4mg(収率9.2%)を収得した。
H NMR(500MHz、CDOD)δ7.77(br s、1H)、7.61−7.60(m、1H)、7.49−7.48(m、1H)、7.38(s、1H)、7.35−7.34(m、1H)、7.08−7.06(m、1H)、6.84−6.83(m、1H)、6.62−6.61(m、1H)、6.53−6.51(m、1H)、6.39−6.35(m、1H)、5.79(dd、1H)、4.07(q、2H)、2.31(s、3H)、1.39(t、3H)
実施例48:N−(5−((2−((1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ)ピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−4−イル)オキシ)−2−メチルフェニル)アクリルアミドの製造
前記実施例1で1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−アミンの代わりに1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−アミンを使用し、5−アミノ−2−フルオロフェノールの代わりに3−アミノ−4−メチルフェノールを使用したことを除いては、前記実施例1と同様の方法で、表題化合物6.3mg(収率15.7%)を収得した。
H NMR(500MHz、CDOD)δ7.87(br s、1H)、7.62−7.61(m、1H)、7.48−7.44(m、2H)、7.35−7.33(m、1H)、7.08−7.06(m、1H)、6.85−6.84(m、1H)、6.63−6.62(m、1H)、6.56−6.51(m、1H)、6.39−6.35(m、1H)、6.20−5.98(m、1H)、5.80−5.78(m、1H)、4.43(td、2H)、2.31(s、3H)
実施例49:N−(3−((2−((1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ)ピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−4−イル)オキシ)−4−フルオロフェニル)ペント−2−インアミドの製造
前記実施例41で2−クロロ酢酸の代わりにペント−2−イン酸を使用したことを除いては、前記実施例41と同様の方法で、表題化合物2.1mg(収率7.6%)を収得した。
H NMR(500MHz、CDOD)δ7.91(br s、1H)、7.67−7.65(m、2H)、7.53−7.50(m、1H)、7.47(s、1H)、7.25(t、1H)、6.92−6.88(m、1H)、6.68−6.65(m、1H)、6.23−5.99(m、1H)、4.45(td、2H)、2.41(q、2H)、1.23(t、3H)
実験例:JAK3およびBTK酵素の活性阻害試験
前記実施例で製造した化合物に対し、ADPグロー(Glo)プラットフォーム上の試験管内分析によりJAK3およびBTKキナーゼに対する阻害活性を測定した。
具体的には、JAK3およびBTKキナーゼに対する阻害活性の測定は、JAK3キナーゼアッセイキット(Promega社製、V9441)およびBTKキナーゼアッセイキット(Promega社製、V9071)を使用し、プロメガ(Promega)社から購入した。組換え精製ヒトJAK3およびBTKを1Xキナーゼ反応緩衝液(JAK3:40mM Tris−Cl、pH7.5、20mM MgCl、0.1mg/mL BSAおよび50uM DTT/BTK:40mM Tris−Cl、pH7.5、20mM MgCl、0.1mg/mL BSA、2mM MnClおよび50uM DTT)で薄めて、(JAK3:反応当たりの最終濃度4ng/BTK:反応当たりの最終濃度8ng)96ウェルプレートで添加した。化合物は、最終的に1%DMSO水溶液となるように処理し、総量25uLの反応物のうち、ATP(JAK3:最終濃度5uM/BTK:最終濃度10uM)および0.2ug/ulのPoly(Glu4、Tyr1)peptide(JAK3およびBTKの最終濃度)を含有する基質カクテルを96ウェルプレートで添加することによって、酵素的反応を開始させた。1時間の恒温処理(30℃)後、同等の体積(反応当たり25uL)のADPグロー(Glo)を添加し、室温で40分間恒温処理(30℃)した。次に、キナーゼ検出試薬(反応当たり50uL)を添加し、室温で30分間恒温処理(30℃)した。ADPグロー(Glo)キナーゼアッセイキット説明書で化学発光法によってキナーゼ活性を測定し、本発明に係る化合物の阻害活性を計算した。各化合物の結果分析はマイクロソフトアクセルを使用し、IC50値は、シグマプロット(SigmaPlot)ソフトウェアを使用して計算し、前記結果を下記表1に示す。

Claims (8)

  1. 下記化学式1で表される化合物、またはその薬学的に許容可能な塩:
    [化学式1]
    上記化学式1中、
    Xは、O、またはNHであり、
    Aは、2価の炭素数6−10の芳香族環、またはN、O、およびSで構成される群からそれぞれ独立して選択される1個〜3個のヘテロ原子を含む2価の炭素数2−10のヘテロ芳香族環であり、
    は、水素;非置換または炭素数1−4のアルコキシ、N(炭素数1−4のアルキル)、シアノ、および(炭素数1−4のアルキル)−NHCOから構成された群から選択されるいずれか一つの置換基で置換された炭素数1−4のアルキル;炭素数1−4のアルコキシ;炭素数1−4のハロアルキル;炭素数3−6のシクロアルキル;N(炭素数1−4のアルキル);ベンゾイル;非置換または1個または2個の炭素数1−4のアルキルで置換されたピラゾリル;または
    であり、
    ここで、Yは、NH、N(炭素数1−4のアルキル)、またはOであり;Yは、CH、またはNであり;Lは、結合、炭素数1−4のアルキレン、またはCOであり、
    は、水素、炭素数1−4のアルキル、またはハロゲンであり、
    は、ハロゲンまたはシアノで置換された炭素数1−4のアルキル;非置換またはハロゲンで置換された炭素数2−4のアルケニル;または炭素数2−4のアルキニルである。
  2. Aは、ベンゼン、ベンゾチアゾル、イソチアゾール、イソキサゾール、ピラゾール、ピリジン、ピロール、チアゾール、チオフェン、および4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピラジンで構成される群から選択されるいずれか一つの2価の環である、請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩。
  3. は、水素、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、メトキシエチル、ジメチルアミノメチル、ジエチルアミノエチル、シアノメチル、メチルアミノカルボニルメチル、メトキシ、ジフルオロメチル、2,2−ジフルオロエチル、2、2,2−トリフルオロエチル、シクロプロピル、ジメチルアミノ、ベンゾイル、または3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イルである、請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩。
  4. は、ピペリジン−4−イル、1−メチル−ピペリジン−4−イル、4−メチルピペラジン−1−イル、テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル、モルホリノ、2−モルホリノエチル、またはモルホリン−4−カルボニルである、請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩。
  5. は、水素、メチル、クロロ、またはフルオロである、請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩。
  6. は、−CH−Cl、−CH=CH、−CH=CHCHCH、−CH=CHCHCl、または−C≡CCHCHである、請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩。
  7. 上記化学式1で表される化合物は、
    1)N−(3−(2−(1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)−4−フルオロフェニル)アクリルアミド、
    2)N−(3−((2−((4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル)アミノ)ピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−4−イル)オキシ)フェニル)アクリルアミド、
    3)N−(3−(2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
    4)N−(3−(2−(1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
    5)N−(3−(2−(3−メチルイソチアゾール−5−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
    6)N−(3−(2−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
    7)N−(4−フルオロ−3−(2−(3−メチルイソチアゾール−5−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
    8)N−(3−(2−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)−4−フルオロフェニル)アクリルアミド、
    9)N−(4−フルオロ−3−(2−(1−メチル−1H−ピロール−3−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
    10)N−(4−フルオロ−3−(2−(1−イソブチル−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
    11)N−(3−(2−(1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
    12)N−(3−(2−(4−(ジメチルアミノ)フェニルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)−4−フルオロフェニル)アクリルアミド、
    13)N−(4−フルオロ−3−(2−(4−フェノキシフェニルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
    14)N−(3−(2−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)−4−フルオロフェニル)アクリルアミド、
    15)N−(4−フルオロ−3−(2−(ピリジン−3−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
    16)N−(3−(2−(4−イソプロピルフェニルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
    17)N−(3−(2−(4−メトキシフェニルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
    18)N−(3−(2−(4−(モルホリン−4−カルボニル)フェニルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
    19)N−(3−(2−(チオフェン−3−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
    20)N−(3−(2−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
    21)N−(3−(2−(4−((ジメチルアミノ)メチル)フェニルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
    22)N−(3−(2−(4−モルホリノフェニルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
    23)N−(3−(2−(4−(ジメチルアミノ)フェニルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
    24)N−(3−(2−(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピラジン−2−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
    25)N−(4−フルオロ−3−(2−(4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
    26)N−(3−(2−(1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)−4−フルオロフェニル)アクリルアミド、
    27)N−(4−フルオロ−3−(2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
    28)N−(4−フルオロ−3−(2−(4−メトキシフェニルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
    29)N−(4−フルオロ−3−(2−(4−(モルホリン−4−カルボニル)フェニルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
    30)N−(4−フルオロ−3−(2−(チオフェン−3−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
    31)N−(4−フルオロ−3−(2−(4−モルホリノフェニルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
    32)N−(4−フルオロ−3−(2−(1−プロピル−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
    33)N−(3−(2−(1−(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)−4−フルオロフェニル)アクリルアミド、
    34)N−(4−フルオロ−3−(2−(1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
    35)N−(4−フルオロ−3−(2−(1−(2−モルホリノエチル)−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
    36)N−(4−フルオロ−3−(2−(1−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
    37)N−(4−フルオロ−3−(2−(1−(ピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
    38)N−(4−フルオロ−3−(2−(1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
    39)N−(3−((2−((4−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)フェニル)アミノ)ピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−4−イル)オキシ)−4−フルオロフェニル)アクリルアミド、
    40)N−(4−フルオロ−3−((2−((1−(2−メトキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ)ピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−4−イル)オキシ)フェニル)アクリルアミド、
    41)2−クロロ−N−(3−(2−(1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)−4−フルオロフェニル)アセトアミド、
    42)2−クロロ−N−(4−フルオロ−3−(2−(1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アセトアミド、
    43)2−クロロ−N−(3−((2−((1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ)ピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−4−イル)オキシ)−4−フルオロフェニル)アセトアミド、
    44)(E)−4−クロロ−N−(3−((2−((1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ)ピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−4−イル)オキシ)−4−フルオロフェニル)ブタ−2−エンアミド、
    45)N−(4−フルオロ−3−(2−(イソキサゾル−4−イルアミノ)ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−イルオキシ)フェニル)アクリルアミド、
    46)N−(4−クロロ−3−((2−((1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ)ピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−4−イル)オキシ)フェニル)アクリルアミド、
    47)N−(5−((2−((1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ)ピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−4−イル)オキシ)−2−メチルフェニル)アクリルアミド、
    48)N−(5−((2−((1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ)ピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−4−イル)オキシ)−2−メチルフェニル)アクリルアミド、および
    49)N−(3−((2−((1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ)ピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−4−イル)オキシ)−4−フルオロフェニル)ペント−2−インアミドで構成される群から選択されるいずれか一つである、請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩を含む、炎症性疾患、自己免疫疾患、増殖性疾患、過剰増殖性疾患、免疫介在性疾患、癌、または腫瘍の予防または治療用薬学的組成物。
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