JP2020508738A - 傾斜磁場チャネルの冷却が個別制御される傾斜磁場システム - Google Patents

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Abstract

本開示は、磁気共鳴撮像(MRI)システム100用の傾斜磁場コイルシステム107、207に関する。傾斜磁場コイルシステム107、207は、ターゲットボリューム108に傾斜磁場を印加するための複数の傾斜磁場コイル110A〜C、210A〜Cと、傾斜磁場コイルを冷却するための傾斜磁場コイル毎に少なくとも1つの冷却剤チューブ120A〜C、220A〜C、320A〜C(冷却剤チューブは、それぞれの流量制御デバイス122A〜C、222A〜C、322A〜Cに接続される)と、冷却剤チューブに結合され、各冷却剤チューブ内の冷却剤の流量を調整するために流量制御デバイスの各流量制御デバイスを制御するコントローラ124、224、324とを含み、コントローラは、それぞれの傾斜磁場コイルによりもたらされる熱負荷に基づいて、流量制御デバイスを制御する。

Description

本発明は、走査撮像システムに関し、特に傾斜磁場コイル装置用の冷却システムに関する。
通常、水又は水とエチレングリコールとの混合物を利用する冷却器が、磁気共鳴(MR)システムの傾斜磁場コイルからの熱を除去するために使用される。流れインピーダンスを最小限に抑えるために、冷却システムは、冷却器が提供する多数の並列回路で構成される。しかし、傾斜磁場コイルは、通常、同じデューティサイクルで使用されることはなく、冷却システムの容量の多くが無駄となっている。
特開平06‐54819は、永久磁石の対向する極片を有する開放型磁石に関する。傾斜磁場コイルがそれぞれの極片に取り付けられる。これらの傾斜磁場コイルは液冷式で、同じ極片のx傾斜磁場コイル及びy傾斜磁場コイルの冷却は直列回路化されている。異なる極片における傾斜磁場(x、y)コイルの冷却は別々に制御される。
様々な実施形態は、独立請求項の主題によって説明されるように、傾斜磁場コイルシステム、磁気共鳴撮像システム、傾斜磁場コイルシステムを冷却する方法及びコンピュータプログラムプロダクトを提供する。有利な実施形態は、従属請求項に記載される。
一態様では、本発明は、MR撮像システム用の傾斜磁場コイルシステムに関する。傾斜磁場コイルシステムは、ターゲットボリュームに傾斜磁場を印加するための複数の傾斜磁場コイルと、傾斜磁場コイルを冷却するための傾斜磁場コイル毎に少なくとも1つの冷却剤チューブと、冷却剤チューブに結合され、それぞれの冷却剤チューブ内の冷却剤の流量を調整するために複数の流量制御デバイスの各流量制御デバイスを制御するコントローラとを含み、冷却剤チューブは、それぞれの流量制御デバイスに接続され、コントローラは、それぞれの傾斜磁場コイルによってもたらされる熱負荷に基づいて流量制御デバイスを制御する。
例えば複数の傾斜磁場コイルのうちの所与の傾斜磁場コイルは、並列流路を可能にする複数の並列冷却剤チューブを有する。つまり、所与の傾斜磁場コイルの少なくとも1つの冷却剤チューブは、複数のコイルを含む。複数のチューブを並列で有することによって、例えば冷却水の流れ抵抗を減少することができる。別の例では、複数の傾斜磁場コイルの各傾斜磁場コイルが、並列流路を可能にする複数の並列冷却剤チューブを有してよい。
つまり、複数の傾斜磁場コイルの各傾斜磁場コイルは、傾斜磁場コイルを冷却するための冷却回路に関連付けられている。冷却回路は、上記少なくとも1つの冷却剤チューブを含む。複数の冷却回路の各冷却回路における流量の調整は更に、例えば冷却剤チューブに接続され、冷却剤チューブ内の冷却剤を循環させるためのポンプによって送り込まれる冷却剤の総流量を調整することを含む。冷却回路が複数の冷却剤チューブを含む場合、冷却回路の流量は、冷却回路の複数の冷却剤チューブに均等に分配される。
例えば傾斜磁場コイルシステムは、幾つかの(X、Y及びZ)傾斜磁場チャネルを有する。各チャネルは、1つの傾斜磁場コイルと、傾斜磁場チャネルが関連付けられている方向(X、Y又はZ)に傾斜磁場を発生させるように、当該1つの傾斜磁場コイルに電流を供給する電流源とが関連付けられている。傾斜磁場コイルシステムは、電流により発生した熱を除去するために流体(例えば水)冷却される。個々の傾斜磁場チャネルには、傾斜磁場チャネル用の冷却剤の流量を制御するための流量制御デバイスが設けられている。流量制御デバイスは、選択された一組の傾斜磁場パルスを含む計画MR取得シーケンスの予測熱負荷に基づいて制御することができる。特に、傾斜磁場コイルシステムには、傾斜磁場コイルの中空の電気導体が設けられ、冷却剤が当該導体の内部通路を通される。
流量制御デバイスとは、通路を通る又は1つの場所から別の場所への冷却剤(例えば流体)の流量を変化させるように制御可能であるか、又は、冷却剤の入口温度を変更するように制御可能であるデバイスを指す。例えば流量制御デバイスは、流量制御デバイスが完全に閉じているときのゼロ流量又は流量がない状態から、流量制御デバイスが完全に開いているときの100%流量まで流量を変更するように制御可能であってよい。流量制御デバイスは、例えばバルブ又はポンプを含んでよい。
本システム及び方法は、冷却剤の冷却能力のより効率的な使用を可能にする。傾斜磁場コイルの冷却力は、流量制御デバイスを使用して流量を調整することにより個別に制御することができる。これは、傾斜磁場がほぼ永久にオンになっているいわゆるZTE走査で動作する傾斜磁場システムにおいて特に有利である。
冷却剤の流量を効率的に適応させて傾斜磁場コイルの温度を下げることにより、取得時間や、解像度及びコントラストといった画像特性を向上させることができる(取得時間が短縮される)。特に、傾斜磁場コイルの熱制限内に留まるために必要であった計画MR取得シーケンスのアイドル時間をなくすことができるか、又は、傾斜磁場コイルを過熱することなく勾配の振幅を大きくすることができるならば、大流量の符号化勾配の期間を短縮することができる。
本システム及び方法は、傾斜磁場コイルが実際にどのように使用されるかに応じて、水冷却システム(例えば冷却器)からの冷却剤の流れを並列ストリームに分割することを可能にする。これは、勾配ベクトル方向がゆっくりと変化して、傾斜磁場コイルがほぼ永久にオンになっているいわゆるZTE走査方法に特に有用である。各傾斜磁場チャネルは、独立した水冷回路を有し、当該水冷回路は、問題の傾斜磁場コイルの中空導体又は当該傾斜磁場コイルと直接接触する冷却システムの何れかであってよい。各冷却回路は、当該特定のチャネル、即ち、回路内の流量を制限する流量制御デバイスを有する。流量制御デバイスは、行われた走査からもたらされる予測熱負荷に基づいて又は冷却剤回路の出口温度を測定することによって、冷却器からの流量が最適に使用されるように自動的に設定される。
流量制御デバイスは、制御バルブ(調節バルブ)である。制御バルブは、コントローラからの信号によって指示されて流路のサイズを変更することにより、流体流量を制御するために使用することができる。流路のサイズとは、所望の開度である。これにより、流量を直接制御することができる。複数の流量制御デバイスの各流量制御デバイスは、流量制御デバイスが所望の開度になることを保証するために使用されるポジショナ(例えばバルブポジショナ)を含む。
一実施形態によれば、熱負荷は、MRデータ取得のための計画MR取得パルスシーケンスに基づき、また、傾斜磁場コイルの予め較正された加熱モデルを使用する予測熱負荷である。つまり、この実施形態は、次に行われる走査に基づいて傾斜磁場コイルの電力散逸及び結果として生じる温度上昇を予測し、それに応じて傾斜磁場コイルの冷却を調整することに関する。各傾斜磁場コイルで散逸される電力は、MRデータ取得に使用されるパルスシーケンスから規定される通りに傾斜磁場コイルに印加される電流パルスパターンを使用して推定することができる。例えばMRIシステムの走査コントローラは、各傾斜磁場コイルでどれだけの電力が散逸されるかを予測し、流量制御デバイスは、3つの冷却回路のそれぞれにおける温度低下がほぼ等しいように設定される(例えば開閉される)。各傾斜磁場コイルに関連付けられる少なくとも1つの冷却剤チューブ又は冷却剤パイプも、本明細書では冷却回路と呼ばれる。冷却回路の流体インピーダンスを制限するために、各冷却回路は、それ自体の中に複数の並列冷却剤流路を含んでよい。
この実施形態は、熱負荷の正確な推定に基づいて傾斜磁場コイルの加熱を事前に防ぐことができるため、有利である。
一実施形態によれば、流量制御デバイスは更に、MRデータ取得中に、それぞれの冷却剤チューブを冷却剤が通過した後の冷却剤の出口温度に基づいて調整することができる。出口温度に加えて熱負荷をモニタリングすることにより、走査コントローラによって行われる熱負荷の推定が過小又は過大になる可能性が相殺される。例えば走査中に3つの傾斜磁場コイルにわたる傾斜磁場電流の分布が変化した場合、流量制御デバイスの設定は、これらの変化を相殺するために継続的に適応される。流量制御デバイスの設定又は調整は、(走査コントローラには既知である)必要な傾斜磁場出力、又は、測定されたコイル温度に基づいていてよい。
一実施形態によれば、熱負荷は、MRデータ取得中の冷却剤の測定出口温度である。別の例では、熱負荷は、コイルを通る電流とコイルの両端間の電圧とを測定することにより、個々の傾斜磁場コイルの総抵抗を検知することにより決定されてもよい。この実施形態は、熱負荷の予期しない増加に対するタイムリーな反応を可能にするために、熱負荷の連続的なモニタリングを可能にする。
一実施形態によれば、熱負荷は、複数の傾斜磁場コイルの各傾斜磁場コイルの熱負荷を含む。
一実施形態によれば、流量制御デバイスを自動的に設定することができる。例えば熱負荷の決定時又は決定に反応して、それに応じて流量制御デバイスを自動的に設定することができる。
例えば流量制御デバイスは、電気的に作動可能なバルブを含む。この場合、バルブは、MR撮像システムの磁場に反応しないか又は磁場が動作するのに十分に小さいように主磁場から十分に離れている必要がある。或いは、バルブは、空気圧又は油圧で制御されてもよい。
一実施形態によれば、複数の流量制御デバイスのうちの1つの流量制御デバイスは、バルブを含む。バルブは、当該バルブを開位置から閉位置に、又は、閉位置から開位置に変更するための切り替えループ(又はバルブアクチュエータ)を有する。例えば複数の流量制御デバイスの各流量制御デバイスが、切り替えループを有するバルブを含む。
一実施形態によれば、複数の流量制御デバイスのうちの1つの流量制御デバイスは、バルブを含む。バルブは、熱負荷を吸収するための冷却剤の所定流量に対応する位置に当該バルブを設定するためのバルブアクチュエータ(又はバルブポジショナ)を有する。例えば複数の流量制御デバイスの各流量制御デバイスが、バルブアクチュエータを有するバルブを含む。
これらの実施形態は、流路のサイズ又は流量制御デバイスの開度を制御することを可能にする。これにより、流量制御デバイスが所望の開度になり、したがって、流量を制御することができる。
一実施形態によれば、冷却剤チューブは、傾斜磁場コイルの中空導体又は傾斜磁場コイルに接触する冷却剤パイプである。これにより、コンパクトなデザインの傾斜磁場コイルシステムが提供される。
別の態様では、本発明は、前述の実施形態の何れかの傾斜磁場コイルシステムを含むMRIシステムに関する。
別の態様では、本発明は、磁気共鳴撮像(MRI)システムの傾斜磁場コイルシステムを冷却する方法に関する。傾斜磁場コイルシステムは、ターゲットボリュームに傾斜磁場を印加するための複数の傾斜磁場コイルと、傾斜磁場コイルを冷却するための複数の冷却剤チューブとを含む。冷却剤チューブは、それぞれの流量制御デバイスに接続されている。方法は、傾斜磁場コイルシステムの熱負荷を決定するステップと、決定された熱負荷に従って各流量制御デバイスを制御することにより、それぞれの冷却剤チューブ内の冷却剤の流量を調整するステップとを含む。
一実施形態によれば、流量制御デバイスを制御するステップは、流量制御デバイスの動作パラメータを調整するステップと、調整された動作パラメータに従って流量制御デバイスを動作させるための制御信号を送信するステップとを含む。動作パラメータは、流量制御デバイス内の冷却剤の流量及び流量制御デバイス内の冷却剤の入口温度のうちの少なくとも一方を含む。
別の態様では、本発明は、プロセッサによる実行のための機械実行可能命令を含むコンピュータプログラムプロダクトに関する。機械実行可能命令の実行は、プロセッサに前述の実施形態の方法を行わせる。
本発明の前述の実施形態の1つ以上を、組み合わされた実施形態が相互に排他的でない限り、組み合わせてもよいことが理解されよう。
以下に、本発明の好適な実施形態を、単なる例として、図面を参照して説明する。
図1は、MRIシステムの断面図及び機能図を示す。 図2は、傾斜磁場コイル装置の構造を表す概略図である。 図3aは、傾斜磁場コイル装置の冷却システムの概略ブロック図である。 図3bは、図3aの冷却システムのバイナリ実装のブロック図を示す。 図4は、傾斜磁場コイル装置を冷却する方法のフローチャートである。
以下では、図中の同じ参照符号の要素は、同様の要素であるか、同等の機能を行う。機能が同等であるならば、前に説明した要素は、後の図では必ずしも説明しない。
様々な構造、システム及びデバイスは、説明のみを目的として、また、当業者によく知られている詳細で本発明を不明瞭にしないように、図に概略的に示されている。しかし、添付図は、開示される主題の例示的な例を説明するために含まれている。
図1は、医療システム100の一例として磁気共鳴撮像システム100を示す。磁気共鳴撮像システム100は、磁石104を含む。磁石104は、ボア106をその中に有する超伝導円筒型磁石である。異なるタイプの磁石の使用も可能である。例えば分割円筒型磁石といわゆるオープン磁石との両方を使用することもできる。分割円筒型磁石は、標準の円筒型磁石に似ているが、クライオスタットが磁石のアイソプレーンにアクセスできるように2つのセクションに分割されている。このような磁石は、例えば荷電粒子ビーム療法と併せて使用されてよい。オープン磁石は、撮像対象の被験者118を収容するのに十分な大きさの空間を間に有して上下に配置された2つの磁石セクションを有する。2つのセクションの配置は、ヘルムホルツコイルの配置に似ている。円筒型磁石のクライオスタット内には、超伝導コイルの集合がある。円筒型磁石104のボア106内には、磁場が磁気共鳴撮像を行うのに十分強力で均一である撮像ゾーン、ボリューム又は生体構造108がある。
MRIシステム100は更に、RF励起パルスを発生させるためのRFコイル114を、被験者118の場所で検査ボリューム108に隣接して含む。RFコイル114は、例えば一組の表面コイル又は他の特殊化されたRFコイルを含んでよい。RFコイル114は、RFパルスの送信及び磁気共鳴信号の受信のために交互に使用されてよい。例えばRFコイル114は、複数のRF送信コイルを含む送信アレイコイルとして実装されてもよい。RFコイル114は、1つ以上のRF増幅器115に接続される。
磁石のボア106内には、磁石104の撮像ボリューム又は検査ボリューム108内のターゲットボリュームの磁気スピンを空間的に符号化するために磁気共鳴データの取得中に使用される一組の傾斜磁場コイル110A〜110Cがある。通常、傾斜磁場コイル110A〜110Cは、3つの直交する空間方向における符号化のために3組のコイルを含む。傾斜磁場電源112A〜112Cが、傾斜磁場コイルに電流を供給する。傾斜磁場コイル110A〜110Cに供給される電流は、時間の関数として制御され、傾斜状又はパルス状にされてよい。
傾斜磁場コイル110A〜110Cは、傾斜磁場コイルアセンブリ、装置又はシステム107にまとめられてよい。傾斜磁場コイル110A〜110Cは、MRIシステム100におけるそれらの機能に適応された異なる物理的構成を有する。
傾斜磁場コイル110A〜110Cは、設計に基づいて、冷却システムを置くことができるように配置される。例えば冷却システムの配置のために、傾斜磁場コイル間に特定の空間が割り当てられる。冷却システムは、傾斜磁場コイル110A〜110Cが発生した熱の除去を向上させるために設けられる。冷却システムは、冷却回路120A〜120Cを含んでよい。冷却回路120A〜120Cは、それぞれの傾斜磁場コイル110A〜110Cに熱的に接続される。例えば冷却回路120A〜120Cは、それぞれの傾斜磁場コイル110A〜110Cの外径表面の周りにらせんを形成する少なくとも1つの冷却剤チューブを含む。例えば冷却回路(例えば120A)は、複数の並列冷却剤チューブを含む。冷却回路120A〜120Cは、例えばエポキシで作られたそれぞれの層によって所定の位置に保持される。冷却回路120A〜120Cは、冷却器(図示せず)に結合される。冷却回路120A〜120Cは、それぞれの流量制御デバイス122A〜122Cに直列に接続される。流量制御デバイス122A〜122Cは、冷却回路120A〜120C内の冷却剤の流量を制御するために、コントローラ124によって個別に及び/又は独立して制御される。冷却システムについては、図2〜図3で詳しく説明する。
RF増幅器115及び傾斜磁場電源112A〜Cは、制御システム111のハードウェアインターフェース125に接続される。制御システム111のメモリ127は、例えば走査コントローラ131を含む。走査コントローラ131は、プロセッサ123が磁気共鳴撮像システム100の動作及び機能を制御することを可能にするコンピュータ実行可能コードを含む。また、コンピュータ実行可能コードは、磁気共鳴データの取得といった磁気共鳴撮像システム100の基本的な動作も可能にする。
図2は、本開示の一例によるMRI撮像システム(例えば100)用の傾斜磁場コイル装置(又は傾斜磁場コイルシステム)207の構造を表す概略図である。傾斜磁場コイル装置は、各軸方向に傾斜磁場を発生させる傾斜磁場コイル210A〜Cを含む。例えば傾斜磁場コイル210A〜Cは、それぞれ、磁場の勾配が静磁場に直交するX軸傾斜磁場と、磁場の勾配が静磁場に直交するY軸傾斜磁場と、勾配の空間方向が静磁場に平行であるZ軸傾斜磁場とを発生させることができる。各傾斜磁場コイル210A〜210Cは、電源に接続され、所望のシーケンスに従って給電されると、ジュール熱を発生させる。
傾斜磁場コイル装置207は更に、それぞれの傾斜磁場コイル210A〜210Cに関連付けられる冷却回路220A〜220Cを含む。各冷却回路220A〜220Cは、各流量制御デバイス222A〜222Cに直列に接続されている。各冷却回路は、冷却回路の流体インピーダンスを低減する目的で、それ自体の中に複数の並列流路を含む。冷却回路220A〜220Cは、傾斜磁場コイル装置とは別に設置される熱交換器215と、循環ポンプ216とに、例えばパイプ218を使用して接続される。例えば水若しくは水とエチレングリコールとの混合物、又は、誘電性若しくは非誘電性の流体混合物を有する冷却剤を、傾斜磁場コイル210A〜210Cから熱を除去するための冷却回路220A〜220Cを流れる冷却剤として使用することができる。循環ポンプ216は冷却剤を循環させる。冷却剤は、循環方向217に循環される。各冷却回路220A〜220C内の冷却剤の流量は、それぞれの流量制御デバイス222A〜222Cを使用してコントローラ224によって制御される。制御は、各冷却回路220A〜220Cについて個別に及び/又は独立して行われる。例えば流量制御デバイス222A〜222Cを使用した流量制御は、図4を参照して説明されるように、傾斜磁場コイル装置の熱負荷に基づく。
コントローラ224は、例えばコンピュータシステム111の一部であっても、コンピュータシステム111に接続された別のシステムの一部であってもよい。例えばコントローラ224は、(例えば走査開始前に)走査コントローラ131から熱負荷推定値を受信することができる。熱負荷推定は、走査コントローラ131によって行われる。別の例では、熱負荷推定は、MR取得に使用されるパルスシーケンスに関する情報を使用して、コントローラ224によって行われる。この情報は、走査コントローラ131からコントローラ224が受信しても、ユーザによってコントローラ224に入力されてもよい。
図2はまた、冷却回路が複数の並列流路でも構成できることを示す。冷却回路220Cは5つの並列冷却剤チューブを有し、冷却回路220A及び220Bは1つの冷却材チューブとして示されている。多くの場合、複数の並列経路は、冷却システム全体の圧力降下を制限するのに有益である。
図3aは、本開示の一例による傾斜磁場コイル装置(例えば207)用の冷却システム300の概略ブロック図である。冷却システム300は、傾斜磁場コイル装置207のそれぞれの傾斜磁場コイル用の冷却回路320A〜320Cを含む。冷却回路320A〜320Cは、冷却剤パイプ又は冷却剤チューブで構成される。冷却回路320A〜320Cは、熱交換器315及び循環ポンプ316に接続されている。
冷却回路320Aは、X傾斜磁場コイルを冷却するために使用される。冷却回路320Aは、コントローラ324に接続される流量制御デバイス322Aを含む。流量制御デバイス322Aは、冷却回路320Aを流れる冷却剤量を制御するために使用することができる。例えば流量制御デバイス322Aは、コントローラ324から流量制御デバイスが受信する信号によって規定される又は示される所定流量に対応する位置に制御バルブを設定するためのバルブアクチュエータ又はバルブポジショナを有する当該制御バルブを含む。
冷却回路320Bは、Y傾斜磁場コイルを冷却するために使用される。冷却回路320Bは、コントローラ324に接続される流量制御デバイス322Bを含む。流量制御デバイス322Bは、冷却回路320Bを流れる冷却剤量を制御(例えば増加又は減少)するために使用することができる。
冷却回路320Cは、Z傾斜磁場コイルを冷却するために使用される。冷却回路320Cは、コントローラ324に接続される流量制御デバイス322Cを含む。流量制御デバイス322Cは、冷却回路320Cを流れる冷却剤量を制御(例えば増加又は減少)するために使用することができる。
冷却回路320A〜320Cは、熱交換器315及び循環ポンプ316に接続される。図3の例では、冷却回路320A〜320Cは、接触点331及び332において熱交換器315及び循環ポンプ316に集合的に接続されているように示されている。別の例では、各冷却回路320A〜320Cは、それぞれの熱交換器及び循環ポンプに接続される。
コントローラ324は、冷却回路320A〜320C内の冷却剤の温度を制御する。この制御は、各冷却回路320A〜320Cに対して独立して行われる。コントローラ324は、デジタル及び/又はアナログの様々なタイプの制御回路を含んでよく、また、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)又は様々な入出力、制御、分析及び本明細書に説明される他の機能を行う他のデジタル及び/若しくはアナログ回路を含んでよい。
コントローラ324は、熱負荷に基づいて冷却剤の温度を適応させる。例えば熱負荷は、温度センサ340を使用して求めることができる。温度センサ340は、冷却剤温度を測定及びモニタリングするために、冷却回路320A〜320Cの近くに配置されてよい。冷却剤温度を示す温度信号が、温度センサ340からコントローラ324に提供される。この結果、コントローラ324は、冷却回路320A〜320Cを通る冷却剤の流量を流量制御デバイス322A〜322Cを介して調整し、これにより、冷却努力が増減されて、冷却剤が所望温度に維持される。各冷却回路における温度上昇が同じであるように流量を調整する目的で、制御は、冷却回路の出口において測定された温度に基づいていることが有利である。一例では、より多くの温度センサを使用する。例えば各冷却回路に温度センサが割り当てられる。コイル内の重要な箇所の温度を検知する温度センサの数が多いほど、よりうまく流量を制御することができる。
制御は、MR走査の開始中又は開始前に行われる。例えばMR走査中、傾斜磁場コイルが熱を発することにより熱負荷が増加すると、コントローラ324は、温度センサ340から、各傾斜磁場コイル324によってもたらされる熱負荷を示す信号を受信する。コントローラ324は、受信信号に基づき、信号で受信した測定熱負荷に応じて冷却回路320A〜320Cの少なくとも一部における冷却剤の流量を制限又は調整するように流量制御デバイス322A〜422Cに指示することができる。例えば流量制御デバイスは、電気的に作動可能なバルブを含む。
図3bは、冷却システム300の各流量制御デバイス322A〜322Cが、1つの傾斜磁場冷却回路(即ち、冷却剤チューブ)につき1つの開閉バルブ333A〜333C及び2つの流れインピーダンス335A〜335C及び337A〜337Cに置換されている、冷却剤流量調整概念のバイナリ実装のブロック図を示す。例えば流量制御デバイス322Aは、開閉バルブ333A及び2つの流れインピーダンス335A及び337Aに置換されている。流量制御デバイス322Bは、開閉バルブ333B及び2つの流れインピーダンス335B及び337Bに置換されている。流量制御デバイス322Cは、開閉バルブ333C及び2つの流れインピーダンス335C及び337Cに置換されている。バルブ(333A〜333C)を開くと、流れインピーダンスが減少し、対応する冷却剤チューブの流量が増加する。流れインピーダンスを適切に選択することにより、バルブが開いたときに冷却回路の流量を約2倍に増加することができる。
バイナリ実装に使用される流れインピーダンスは、次のように設定される。例えば水がその中を流れるパイプに沿った圧力降下が、流量の2乗に比例する(ダルシー・ワイスバッハの法則)と仮定する。この場合、バルブ(例えば333A)と並列である流れインピーダンス(例えば337A)は、傾斜磁場コイル内の冷却回路(例えば320A)の流れインピーダンスの約3倍でなくてはならず、バルブ(333A)に直列の流れインピーダンス(例えば335A)は、バルブが開いた状態のチャネル内に2倍の流量を得るためには、冷却回路の流れインピーダンスよりもはるかに小さくなければならない(例えば冷却回路の流れインピーダンスの最大でも10%)。3つの傾斜磁場チャネルすべてが同じ流量を有さなくてはならないとする動作条件は、3つのバルブすべてを閉じた状態で達成することができる。この流量分布は、3つのバルブすべてを開くことによっても作成することができるが、1つのチャネルの流量を大きくする場合は、2つのバルブを閉じる必要がある。
図4は、磁気共鳴撮像(MRI)システム100の傾斜磁場コイル装置(例えば207)を冷却する方法のフローチャートである。
ステップ401において、傾斜磁場コイル装置207の熱負荷が決定される。例えば傾斜磁場コイルの熱負荷は、傾斜磁場コイルの所望の使用に基づいて決定される。熱負荷は、MRIシステム100がどのように使用されるかに基づいて予測することができる。傾斜磁場コイルは、パルスシーケンスに従ってパルス電流が繰り返し供給されるため、走査プロセス中に熱を発する。パルスシーケンスは、傾斜磁場コイル装置207の各傾斜磁場コイルによって生成される熱負荷を予測するために使用することができる。熱負荷の決定は、例えば走査コントローラ131又はコントローラ124によって行われる。コントローラ124は、MRIシステム100を使用したMR取得に使用されるパルスシーケンス等といったMRIシステム100の走査設定詳細にアクセスすることができる。
冷却剤の流量を制御することの有用性について、典型例によって説明する。コイル抵抗が200ミリオームの傾斜磁場コイルアセンブリを、15リットル/分の総流量の水冷システムで冷却すると仮定する。総流量は、循環ポンプ316から来る冷却剤の割合である。特定の走査の結果、Xコイル、Yコイル及びZコイルにおけるRMS電流振幅が100アンペア、200アンペア及び300アンペアとなる場合、15リットル/分の流量が3つの冷却剤チューブ間で均等に分割されると、最高温度上昇は50度を超える(簡単にするために、熱コイル間の熱伝達が小さいと仮定する)。ただし、X、Y及びZの流量をそれぞれ1.1リットル/分、4.3リットル/分及び9.6リットル/分に設定すると、3つの傾斜磁場コイルすべての温度上昇はわずか27度になる。制御されていない流量分布を用いて同様に低い温度上昇を達成するには、冷却システムによって供給される流量は、15リットル/分から29リットル/分にほぼ2倍にする必要がある。
Figure 2020508738
RMS電流を使用して傾斜磁場パルスパターンの加熱効果を推定するのはやや単純過ぎる。渦電流加熱が作用する場合、各チャネル内の正確な波形を考慮すべきであり、より洗練された散逸モデルが必要になるが、そのようなモデルの詳細とは無関係に、1チャネル当たりの推定散逸が、チャネル毎に大きく異なる場合、流量分布を最適化することが有利である。
温度上昇(dT)は、式dT=14.3×散逸/流量により、散逸及び流量に関連してよく、温度はセ氏温度を単位とし、散逸はキロワットを単位とし、流量はリットル/分を単位とし、冷却剤は水であると仮定する。数値14.3になるのは水の比熱である。所望のdTは、各冷却回路の流量値を調整することで得られる。
前の例と同じ傾斜磁場操作パラメータを使用して、図3bのバイナリ流量制御は、バルブを開くことによってZ冷却回路の流量が2倍になった場合(冷却システムによって供給される総流量は依然として15リットル/分である)、34度の最大温度増加をもたらす。
Figure 2020508738
このようなバイナリ流量制御システムでは、有用な操作ストラテジは、1つの傾斜磁場チャネルにおける散逸が、他のチャネルの何れかでの散逸の2倍を超える場合を除き、すべての流量制御バルブを閉じたままにすることである。このような負荷状態は、ZTE撮像シーケンスの実行時に定期的に発生する可能性が非常に高い。
別の例では、熱負荷は、走査プロセス中に冷却回路220A〜220C内の冷却剤の出口温度を測定することにより、又は、傾斜磁場コイルの全抵抗を測定することにより決定することができる。この方法は、走査プロセス中に傾斜磁場チャネルの加熱分布が変化する場合に有利である。この場合の特定の例は、3つの勾配のベクトル和が時間的に一定であるZTE走査方法である。ただし、勾配方向は走査の期間中にゆっくりと回転させられる。
ステップ403において、決定された熱負荷に従って流量制御デバイスを個別に調整することができる。例えば傾斜磁場コイルが発生する熱が走査プロセス中に増加した場合、傾斜磁場コイルの温度を下げるために、増加に応じて冷却剤の流量を増加することができる。
流量制御デバイス222A〜222Cの調整は、流量制御デバイス222A〜222Cの動作パラメータを調整することにより行われる。動作パラメータは、流量制御デバイス222A〜222C内の冷却剤の流量及び流量制御デバイス222A〜222C内の冷却剤の入口温度のうちの少なくとも1つを含む。例えば流量制御デバイスの調整は、流量及び入口温度を調整することを含む。
当業者には理解されるように、本発明の態様は、装置、方法又はコンピュータプログラムプロダクトとして具現化することができる。したがって、本発明の態様は、完全にハードウェアの実施形態、完全にソフトウェアの実施形態(ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコード等を含む)又はソフトウェア態様とハードウェア態様とを組み合わせた実施形態の形をとってよい。これらはすべて、本明細書では、概して「回路」、「モジュール」又は「システム」と呼ぶ。更に、本発明の態様は、コンピュータ実行可能コードが組み込まれた1つ以上のコンピュータ可読媒体に組み込まれたコンピュータプログラムプロダクトの形をとることができる。
1つ以上のコンピュータ可読媒体の任意の組み合わせを利用することができる。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体又はコンピュータ可読記憶媒体であってよい。本明細書において使用される「コンピュータ可読記憶媒体」は、コンピューティングデバイスのプロセッサによって実行可能な命令を格納することができる任意の有形の記憶媒体を包含する。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータ可読非一時的記憶媒体と呼ばれてもよい。コンピュータ可読記憶媒体はまた、有形のコンピュータ可読媒体と呼ばれてもよい。幾つかの実施形態では、コンピュータ可読記憶媒体は、コンピューティングデバイスのプロセッサがアクセスできるデータを記憶することができる。コンピュータ可読記憶媒体の例には、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ハードディスクドライブ、ソリッドステートハードディスク、フラッシュメモリ、USBサムドライブ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、光ディスク、光磁気ディスク及びプロセッサのレジスタファイルが含まれるがこれらに限定されない。光ディスクの例には、例えばCD−ROM、CD−RW、CD−R、DVD−ROM、DVD−RW又はDVD−Rディスクであるコンパクトディスク(CD)及びデジタル多用途ディスク(DVD)が含まれる。コンピュータ可読記憶媒体という用語は、ネットワーク又は通信リンクを介してコンピュータデバイスによってアクセスできる様々なタイプの記録媒体も指す。例えばモデム、インターネット又はローカルエリアネットワーク経由でデータを取得することができる。コンピュータ可読媒体上で具現化されるコンピュータ実行可能コードは、無線、有線、光ファイバケーブル、RF等又はこれらの任意の適切な組み合わせを含むがこれらに限定されない任意の適切な媒体を使用して送信することができる。
コンピュータ可読信号媒体は、例えばベースバンドで又は搬送波の一部として、その中にコンピュータ実行可能コードが具体化された伝播データ信号を含んでよい。このような伝搬信号は、電磁気、光学又はこれらの任意の適切な組み合わせを含むがこれらに限定されない様々な形態のいずれかを取ることができる。コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読記憶媒体ではなく、命令実行システム、装置又はデバイスによって又はこれらに関連して使用されるプログラムを通信、伝播又は転送できる任意のコンピュータ可読媒体であってよい。
「コンピュータメモリ」又は「メモリ」は、コンピュータ可読記憶媒体の一例である。コンピュータメモリは、プロセッサに直接アクセスできる任意のメモリである。「コンピュータストレージ」又は「ストレージ」は、コンピュータ可読記憶媒体の別の例である。コンピュータストレージは、任意の揮発性又は不揮発性のコンピュータ可読記憶媒体であってよい。
本明細書において使用される「プロセッサ」は、プログラム、マシン実行可能命令又はコンピュータ実行可能コードを実行することができる電子コンポーネントを包含する。「プロセッサ」を含むコンピューティングデバイスへの参照は、2つ以上のプロセッサ又は処理コアを含む可能性があると解釈されるべきである。プロセッサは、例えばマルチコアプロセッサである。プロセッサは、単一のコンピュータシステム内のプロセッサの集合又は複数のコンピュータシステムに分散されたプロセッサの集合を指す場合もある。コンピューティングデバイスという用語は、それぞれが1つのプロセッサ又は複数のプロセッサを含むコンピューティングデバイスの集合又はネットワークを指す場合もあると解釈されるべきである。コンピュータ実行可能コードは、同じコンピューティングデバイス内にあっても、複数のコンピューティングデバイスに分散されていてもよい複数のプロセッサによって実行されてよい。
コンピュータ実行可能コードは、機械実行可能命令又はプロセッサに本発明の一態様を行わせるプログラムを含んでよい。本発明の態様の動作を実行するためのコンピュータ実行可能コードは、Java(登録商標)、Smalltalk、C++等といったオブジェクト指向プログラミング言語、及び、Cプログラミング言語又は同様のプログラミング言語等の機械実行可能命令にコンパイルされる従来の手続き型プログラミング言語を含む1つ以上のプログラミング言語の任意の組み合わせで書くことができる。場合によっては、コンピュータ実行可能コードは、高水準言語の形式又は事前にコンパイルされた形式であり、その場で機械実行可能命令を生成するインタープリタと併せて使用されてよい。
コンピュータ実行可能コードは、完全にユーザのコンピュータ上で、部分的にユーザのコンピュータ上で、スタンドアロンソフトウェアパッケージとして、一部はユーザのコンピュータ上で、一部はリモートコンピュータ上で又は完全にリモートコンピュータ若しくはサーバ上で実行することができる。後者のシナリオでは、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)又はワイドエリアネットワーク(WAN)を含む任意のタイプのネットワークを介してユーザのコンピュータに接続されてよい。又は、外部コンピュータ(例えばインターネットサービスプロバイダを使用したインターネット経由)と接続されてもよい。
本発明の態様は、本発明の実施形態による方法、装置(システム)及びコンピュータプログラムプロダクトのフローチャート図及び/又はブロック図を参照して説明される。フローチャート、図及び/又はブロック図の各ブロック又はブロックの一部は、適用できる場合、コンピュータ実行可能コードの形のコンピュータプログラム命令によって実装できることが理解される。更に、相互に排他的でない場合、異なるフローチャート、図及び/又はブロック図のブロックの組み合わせを組み合わせてもよいことが理解される。これらのコンピュータプログラム命令は、汎用コンピュータ、専用コンピュータ又は他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサに提供されて、コンピュータ又は他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサを介して実行される命令が、フローチャート及び/又はブロック図の1つ以上のブロックで指定される機能/動作を実装する手段を作成するようにマシンを生成することができる。
これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータ、他のプログラム可能なデータ処理装置又は他のデバイスを特定の方法で機能させることができるコンピュータ可読媒体に格納することもでき、その結果、コンピュータ可読媒体に格納された命令は、フローチャート及び/又はブロック図の1つ以上のブロックで指定される機能/動作を実装する命令を含む製品を生成する。
コンピュータプログラム命令はまた、コンピュータ、他のプログラム可能なデータ処理装置又は他のデバイスにロードされて、一連の動作ステップをコンピュータ、他のプログラム可能な装置又は他のデバイス上で実行させて、コンピュータ又は他のプログラム可能な装置で実行される命令は、フローチャート及び/又はブロック図の1つ以上のブロックで指定される機能/動作を実装するプロセスを提供するようにコンピュータ実施プロセスを生成する。
本明細書において使用される「ユーザインターフェース」は、ユーザ又はオペレータがコンピュータ又はコンピュータシステムとインタラクトすることを可能にするインターフェースである。「ユーザインターフェース」は、「ヒューマンインターフェースデバイス」と呼ばれてもよい。ユーザインターフェースは、オペレータに情報又はデータを提供する、及び/又は、オペレータから情報又はデータを受信する。ユーザインターフェースは、オペレータからの入力をコンピュータが受信できるようにし、また、コンピュータからユーザに出力を提供することができる。つまり、ユーザインターフェースは、オペレータがコンピュータを制御又は操作することを可能にし、また、インターフェースはコンピュータがオペレータの制御又は操作の効果を示すことを可能にする。ディスプレイ又はグラフィカルユーザーインターフェイスでのデータ又は情報の表示は、情報をオペレータに提供する例である。キーボード、マウス、トラックボール、タッチパッド、ポインティングスティック、グラフィックタブレット、ジョイスティック、ゲームパッド、ウェブカメラ、ヘッドセット、ペダル、有線グローブ、リモートコントロール及び加速度計を介したデータの受信はすべて、オペレータからの情報又はデータの受信を可能にするユーザインターフェースコンポーネントの例である。
本明細書において使用される「ハードウェアインターフェース」は、コンピュータシステムのプロセッサが外部コンピューティングデバイス及び/又は装置とインタラクトする及び/又は制御することを可能にするインターフェースを包含する。ハードウェアインターフェースは、プロセッサが制御信号又は命令を外部コンピューティングデバイス及び/又は装置に送信することを可能にする。ハードウェアインターフェースはまた、プロセッサが外部コンピューティングデバイス及び/又は装置とデータを交換することを可能にする。ハードウェアインターフェースの例には、ユニバーサルシリアルバス、IEEE1394ポート、パラレルポート、IEEE1284ポート、シリアルポート、RS−232ポート、IEEE−488ポート、ブルートゥース(登録商標)接続、ワイヤレスローカルエリアネットワーク接続、TCP/IP接続、イーサネット(登録商標)接続、制御電圧インターフェース、MIDIインターフェース、アナログ入力インターフェース及びデジタル入力インターフェースが含まれるがこれらに限定されない。
本明細書において使用される「ディスプレイ」又は「ディスプレイデバイス」は、画像又はデータを表示する出力デバイス又はユーザインターフェースを包含する。ディスプレイは、視覚、音声及び/又は触覚データを出力することができる。ディスプレイの例には、コンピュータモニタ、テレビ画面、タッチスクリーン、触覚電子ディスプレイ、点字スクリーン、陰極線管(CRT)、蓄積管、双安定ディスプレイ、電子ペーパー、ベクトルディスプレイ、フラットパネルディスプレイ、真空蛍光ディスプレイ(VF)、発光ダイオード(LED)ディスプレイ、エレクトロルミネセントディスプレイ(ELD)、プラズマディスプレイパネル(PDP)、液晶ディスプレイ(LCD)、有機発光ダイオードディスプレイ(OLED)、プロジェクタ及びヘッドマウントディスプレイが含まれるがこれらに限定されない。
本明細書では、磁気共鳴(MR)データは、磁気共鳴撮像走査中に磁気共鳴装置のアンテナを使用して原子スピンによって放出される無線周波数信号の記録された測定値として規定されている。磁気共鳴データは、医用撮像データの一例である。本明細書では、磁気共鳴(MR)画像は、磁気共鳴撮像データ内に含まれる解剖学的データの再構成された2次元又は3次元視覚化として規定される。
100 磁気共鳴撮像システム
104 磁石
106 磁石のボア
107 傾斜磁場コイルシステム
108 撮像ゾーン
110 傾斜磁場コイル
111 コンピューティングシステム
112 傾斜磁場コイル電源
114 無線周波数コイル
115 RF増幅器
118 被験者
120 冷却剤パイプ
122 流量制御デバイス
123 プロセッサ
124 コントローラ
125 ハードウェアインターフェース
127 メモリ
131 走査コントローラ
207 傾斜磁場コイルシステム
210 傾斜磁場コイル
215 熱交換器
216 循環ポンプ
217 循環方向
218 パイプ
220 冷却剤パイプ
222 流量制御デバイス
224 コントローラ
300 冷却システム
315 熱交換器
316 循環ポンプ
320 冷却剤パイプ
322 流量制御デバイス
324 コントローラ
331 接触点
332 接触点
333A〜333C 開閉バルブ
335A〜337C インピーダンス

Claims (14)

  1. 磁気共鳴撮像(MRI)システム用の傾斜磁場コイルシステムであって、
    ターゲットボリュームに傾斜磁場を印加するための複数の傾斜磁場コイルであって、各傾斜磁場チャネルが、当該傾斜磁場チャネルが関連付けられる方向に傾斜磁場を発生させるように前記傾斜磁場コイルに電流を供給する傾斜磁場コイル及び電流源と関連付けられる複数の傾斜磁場チャネルを前記傾斜磁場コイルシステムが持つ、複数の傾斜磁場コイルと、
    前記傾斜磁場コイルを冷却するための傾斜磁場コイル毎の少なくとも1つの冷却剤チューブであって、それぞれの傾斜磁場チャネル用の冷却剤の流量を独立して制御するように、個々の傾斜磁場チャネルに設けられるそれぞれの流量制御デバイスに接続される冷却剤チューブと、
    前記少なくとも1つの冷却剤チューブに結合され、それぞれの冷却剤チューブ内の冷却剤の流量を調整するために複数の前記流量制御デバイスの各流量制御デバイスを制御するコントローラと、
    を含み、
    前記コントローラは、それぞれの傾斜磁場コイルによってもたらされる熱負荷に基づいて前記流量制御デバイスを制御する、傾斜磁場コイルシステム。
  2. 前記熱負荷は、MRデータ取得のための計画MR取得パルスシーケンスに基づく予測熱負荷である、請求項1に記載の傾斜磁場コイルシステム。
  3. 前記複数の流量制御デバイスは更に、前記MRデータ取得中に、それぞれの冷却チューブを前記冷却剤が通過した後の前記冷却剤の出口温度に基づいて調整可能である、請求項2に記載の傾斜磁場コイルシステム。
  4. 前記熱負荷は、前記MRデータ取得中の前記冷却剤の測定出口温度である、請求項1に記載の傾斜磁場コイルシステム。
  5. 前記複数の流量制御デバイスは、自動制御可能である、請求項1乃至4の何れか一項に記載の傾斜磁場コイルシステム。
  6. 前記複数の流量制御デバイスのうちの1つの流量制御デバイスは、バルブを含み、前記バルブは、前記バルブを開位置から閉位置に又は前記閉位置から前記開位置に変更するための切り替えループを有する、請求項1乃至5の何れか一項に記載の傾斜磁場コイルシステム。
  7. 前記複数の流量制御デバイスのうちの1つの流量制御デバイスは、バルブを含み、前記バルブは、前記熱負荷を吸収するための前記冷却剤の所定流量に対応する位置に前記バルブを設定するためのバルブアクチュエータを有する、請求項1乃至5の何れか一項に記載の傾斜磁場コイルシステム。
  8. 前記複数の流量制御デバイスのうちの1つの流量制御デバイスは、1つの開閉バルブ及び2つの流れインピーダンスを含む、請求項1乃至5の何れか一項に記載の傾斜磁場コイルシステム。
  9. 前記冷却剤チューブは、前記傾斜磁場コイルの中空導体又は前記傾斜磁場コイルに接触する冷却剤パイプである、請求項1乃至8の何れか一項に記載の傾斜磁場コイルシステム。
  10. 前記少なくとも1つの冷却剤チューブは、複数の並列チューブを含む、請求項1乃至9の何れか一項に記載の傾斜磁場コイルシステム。
  11. 請求項1乃至10の何れか一項に記載の傾斜磁場コイルシステムを含む、磁気共鳴撮像システム。
  12. 磁気共鳴撮像(MRI)システムの傾斜磁場コイルシステムを冷却する方法であって、
    前記傾斜磁場コイルシステムは、ターゲットボリュームに傾斜磁場を印加するための複数の傾斜磁場コイルであって、各傾斜磁場チャネルが、当該傾斜磁場チャネルが関連付けられる方向に傾斜磁場を発生させるように前記傾斜磁場コイルに電流を供給する傾斜磁場コイル及び電流源と関連付けられる複数の傾斜磁場チャネルを前記傾斜磁場コイルシステムが持つ、複数の傾斜磁場コイルと、前記傾斜磁場コイルを冷却するための冷却剤チューブであって、それぞれの傾斜磁場チャネル用の冷却剤の流量を独立して制御するように、個々の傾斜磁場チャネルに設けられるそれぞれの流量制御デバイスに接続される冷却剤チューブと、を含み、
    前記方法は、
    前記傾斜磁場コイルシステムの熱負荷を決定するステップと、
    決定された前記熱負荷に従って前記複数の流量制御デバイスの各流量制御デバイスを制御し、これにより、それぞれの冷却剤チューブ内の冷却剤の流量を調整するステップと、
    を含む、方法。
  13. 前記流量制御デバイスを制御するステップは、前記流量制御デバイスの動作パラメータを調整するステップと、調整された前記動作パラメータに従って前記流量制御デバイスを動作させるための制御信号を送信するステップと、を含み、前記動作パラメータは、前記流量制御デバイス内の前記冷却剤の流量及び前記流量制御デバイス内の前記冷却剤の入口温度のうちの少なくとも一方を含む、請求項12に記載の方法。
  14. プロセッサによる実行のための機械実行可能命令を含み、前記機械実行可能命令の実行は、前記プロセッサに請求項12又は13に記載の方法を行わせる、コンピュータプログラム。
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