JP2020507419A - 放射線撮像モダリティ用の散乱線除去コリメータ - Google Patents

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Abstract

とりわけ、第1の表面に第1の保持部材を画定する第1の層を含む、散乱線除去コリメータが提供される。第2の層は、第1の層の第1の表面に面する第1の表面で第2の保持部材を画定する。セプタムは、第1の層と第2の層との間に配置され、第1の保持部材及び第2の保持部材に物理的に接触する。第1の保持部材及び第2の保持部材は、第1の層及び第2の層に対するセプタムの位置を維持する。セプタムは、第1の層の第1の減衰係数及び第2の層の第2の減衰係数よりも大きい第3の減衰係数を有する。端部支持体は、第1の層及び第2の層に取り付けられる。端部支持体は、セプタムの端部に境界を接する。

Description

本出願は、放射線撮像モダリティ用の散乱線除去コリメータ(例えば、対象物を検査するために放射線を利用する撮像モダリティ)に関する。コンピュータ断層撮影(CT)スキャナのコンテキストにおける特定の適用が見出される。しかしながら、本明細書に記載される特徴は、CT用途に限定されることを意図するものではなく、ラインスキャンシステム及びトモシンセシスシステム(例えば、マンモグラフィーシステム)などの他の放射線撮像用途に使用されてもよい。
今日、CT及び他の放射線撮像モダリティ(例えば、マンモグラフィー、デジタルX線撮影、単光子放出コンピュータ断層撮影法など)は、検査中の対象物の内側態様の情報又は画像を提供するのに有用である。一般に、対象物は放射線(例えば、X線、ガンマ線など)に曝露され、画像(複数可)は、対象物の内側態様によって吸収及び/若しくは減衰された放射線、又はむしろ対象物を通過できる放射線の光子の量に基づいて形成される。典型的には、対象物の高密度の態様(又は、より原子番号の高い元素からなる組成物を有する対象物の態様)は、より低密度の態様よりも多くの放射線を吸収及び/又は減衰させ、したがって、例えば、骨又は金属などのより高い密度(及び/若しくはより原子番号の高い元素)を有する態様は、筋肉又は衣類などのより低密度の態様によって囲まれたときに明らかとなるであろう。
一般に、放射線撮像モダリティは、とりわけ、一つ以上の放射線源(例えば、X線源、γ線源など)と、対象物を横断した放射線を、画像(複数可)を生成するために処理することができる信号に変換するようにそれぞれ構成された複数の画素(セルとも呼ばれる)からなる検出器アレイと、を含む。対象物が放射線源(複数可)と検出器アレイとの間を通過すると、放射線は対象物によって吸収/減衰され、検出された放射線の量/エネルギーの変化を引き起こす。検出された放射線に由来する情報を使用して、放射線撮像モダリティは、特定の関心対象(例えば、身体特性、脅威項目など)であり得る対象物内の事柄を検出するために使用することができる画像を生成するように構成される。これらの画像は、二次元画像又は三次元画像であり得る。
理想的な環境では、画素によって検出される放射線は、放射線源の焦点から直線軸上の画素を打つ一次放射線に対応する。しかしながら、物体に衝突する放射線の一部は散乱し、直線経路から逸脱する。画素によって検出される、二次放射線とも呼ばれる散乱放射線は、ノイズを増加させ、検出器信号に基づいて生成される画像の品質を低下させる。
散乱放射線が検出器アレイの画素に衝突する可能性を低減するために、散乱線除去コリメータを検査領域と検出器アレイとの間に挿入することができる。これらの散乱線除去コリメータは、散乱放射線を吸収する一方で、一次放射線がコリメータを通過し、検出器アレイの画素によって検出されることを可能にするように構成された、セプタムとも呼ばれる散乱線除去板を含む。セプタムは、二次放射線を吸収しながら一次放射線が通過することを可能にするために、放射線源及び検出器アレイに対して位置合わせされる。大きなセプタムを有するシステムは、セプタムを定位置に維持するために固定構造を利用する。これらの固定構造の使用にもかかわらず、セプタムの意図されない振動及び動きが発生する可能性があり、その結果、画質が低下する。更に、セプタムと固定構造との組み立ては、資源集約的(例えば、時間集約的)であり得、製造コストを増加させる。
本出願の態様は、上記の事項、及び他の事項に対処する。一態様によれば、散乱線除去コリメータは、第1の表面で第1の保持部材を画定する第1の層を備える。第1の層は、第1の減衰係数を有する。散乱線除去コリメータは、第1の層の第1の表面に面する第1の表面で第2の保持部材を画定する第2の層を備える。第2の層は、第2の減衰係数を有する。セプタムは、第1の層と第2の層との間に配置され、第1の保持部材及び第2の保持部材に物理的に接触する。第1の保持部材及び第2の保持部材は、第1の層及び第2の層に対するセプタムの位置を維持する。セプタムは、第1の減衰係数及び第2の減衰係数よりも大きい第3の減衰係数を有する。端部支持体は、第1の層及び第2の層に取り付けられる。端部支持体は、セプタムの端部に境界を接する。
別の態様によれば、散乱線除去コリメータは、第1の表面で第1の保持部材を画定する第1の層を備える。第1の層は、第1の減衰係数を有する。第2の層は、第1の層の第1の表面に面する第1の表面で第2の保持部材を画定する。第2の層は、第2の減衰係数を有する。複数のセプタムは、第1の層と第2の層との間に配置され、第1の保持部材及び第2の保持部材に物理的に接触する。第1の保持部材及び第2の保持部材は、第1の層及び第2の層に対する複数のセプタムのそれぞれの位置を維持する。第1の層の近くの複数のセプタムの第1のセプタムと複数のセプタムの第2のセプタムとの間のピッチは、第2の層の近くの複数のセプタムの第1のセプタムと第2のセプタムとの間の第2のピッチとは異なる。
別の態様によれば、コンピュータ断層撮影(CT)撮像モダリティは、放射線を放射するように構成された放射線源を含む。検出器アレイは、放射線の少なくとも一部を検出するように構成されている。散乱線除去コリメータは、放射線源と検出器アレイとの間に配置される。散乱線除去コリメータは、第1の表面で第1の保持部材を画定する第1の層を備える。第1の層は、第1の減衰係数を有する。第2の層は、第1の層の第1の表面に面する第1の表面で第2の保持部材を画定する。第2の層は、第2の減衰係数を有する。セプタムは、第1の層と第2の層との間に配置され、第1の保持部材及び第2の保持部材に物理的に接触する。第1の保持部材及び第2の保持部材は、第1の層及び第2の層に対するセプタムの位置を維持する。セプタムは、第1の減衰係数及び第2の減衰係数よりも大きい第3の減衰係数を有する。端部支持体は、第1の層及び第2の層に取り付けられる。端部支持体は、セプタムの端部に境界を接する。
当業者は、添付の説明を読んで理解すると、本出願の更に他の態様を理解するであろう。
本出願は、例として図示されており、添付図面の図面に限定されるものではなく、同様の参照指示は、一般に類似の要素を示す。
撮像モダリティの例示的な環境を示す。 例示的な散乱線除去コリメータを示す。 例示的な散乱線除去コリメータの分解組立図を示す。 セプタムが第1の層又は第2の層に取り付けられておらず、互いに平行に延在する、例示的な散乱線除去コリメータの分解断面図を示す。 セプタムが第1の層又は第2の層に取り付けられておらず、互いに非平行に延在する、例示的な散乱線除去コリメータの分解断面図を示す。 セプタムが第1の層又は第2の層に取り付けられている例示的な散乱線除去コリメータの断面図を示す。 端部支持体が第1の層及び第2の層に取り付けられている例示的な散乱線除去コリメータを示す。 保持部材を備える例示的な散乱線除去コリメータを示す。 保持部材を備える例示的な散乱線除去コリメータを示す。 保持部材を備える例示的な散乱線除去コリメータを示す。 散乱線除去コリメータの例示的な第1の層を示す。 散乱線除去コリメータの例示的な第1の層を示す。 散乱線除去コリメータの例示的な第1の層を示す。 散乱線除去コリメータの例示的な第1の層を示す。 散乱線除去コリメータの例示的な第1の層を示す。
特許請求される主題は、図面を参照して説明され、同様の参照番号は、一般的に全体を通して同様の要素を指すために使用される。以下の説明では、説明を目的として、特許請求される主題の完全な理解を提供するために、数多くの具体的な詳細が記載される。しかしながら、特許請求される主題は、これらの具体的な詳細を伴わずに実践することができることは明白であり得る。他の例では、特許請求される主題の説明を容易にするために、構造及び装置がブロック図の形態で示されている。
本開示は、放射線源と検出器アレイとの間に配置され得る、散乱線除去コリメータに関する。散乱線除去コリメータは、第1層と、第2層と、第1層と第2層との間に配置された複数のセプタムを有する。第1の層は、第1の層に対するセプタムの位置を維持するための第1の保持部材を有し、一方、第2の層は、第2の層に対するセプタムの位置を維持するための第2の保持部材を有する。このようにして、複数のセプタムの各セプタムは、第1の層と第2の層との間に(例えば、放射源と検出器アレイとの間の移動方向に)挟まれて、各セプタムの位置をしっかりと固定する。
複数のセプタムは、一次放射線が実質的に妨げられないように進むことができる伝送チャネルを画定するように離間され得る。放射線源と検出器アレイとの間に配置されることにより、放射線源から伝送された放射線は、検出器アレイによって受光される前に、散乱線除去コリメータを通過する。放射線源及び検出器アレイに対する散乱線除去コリメータの配向により、セプタムは、散乱(又は二次)放射線を吸収又は減衰させることができ、一方、一次放射線は、伝送チャネルを通って検出器アレイへと通過することができる。
図1は、検査中の対象物102又はその態様(複数可)を表すデータ(例えば、画像)を生成するように構成することができる例示的な放射線撮像モダリティを含む例示的な環境100の図である。本明細書に記載される特徴は、図1に示す例示的コンピュータ断層撮影(CT)スキャナ以外の他の撮像モダリティへの適用性を見出すことができることが理解されるであろう。更に、例示的な環境100に含まれる構成要素の配置及び/又は構成要素の種類は、例示目的のみのためである。例えば、回転構造体104(例えば、回転ガントリ)は、冷却ユニット、電源ユニットなどの放射源118及び/又は検出器アレイ106の動作を支持するための追加の構成要素を備えることができる。別の例として、データ取得構成要素122は、検出器アレイ106内に含まれ得、かつ/又は検出器アレイ106に取り付けられ得る。
例示的な環境100において、撮像モダリティの検査ユニット108は、一つ以上の対象物102を検査するように構成されている。検査ユニット108は、回転構造体104と、本明細書においてフレームとも呼ばれる(静止)支持構造体110とを備え得、フレームは、(例えば、内側の回転リングの外側縁部を囲む外側の静止リングで示されるように)回転構造体104の少なくとも一部を包むかつ/又は取り囲むことができる。対象物(複数可)102の検査中、対象物(複数可)102は、検査領域114内に選択的に配置されたベッド又はコンベヤーベルトなどの対象物支持体112上に配置することができ(例えば、回転構造体104内の中空穴)、回転構造体104は、ベアリング、モータ、ベルト駆動ユニット、駆動シャフト、チェーン、ローラートラックなどの回転子116によって、対象物(複数可)102の周りで回転及び/又は支持され得る。
回転構造体104は、検査領域114の一部分を取り囲むことができ、一つ以上の放射線源118(例えば、電離X線源、ガンマ線源など)と、放射源(複数可)118に対して回転構造体104の実質的に正反対の側に取り付けられた検出器アレイ106とを含むことができる。
対象物(複数可)102の検査中、放射線源(複数可)118は、放射線源(複数可)118の焦点(複数可)(例えば、放射線120が出る放射線源(複数可)118内の領域)から、検査領域114へと扇又は円錐形状の放射線120を放射する。このような放射線120は、実質的に連続的に放射されてもよく、かつ/又は断続的に放射されてもよい(例えば、放射線の短いパルスが放射され、その後、放射線源118が活性化されていない休止期間が続く)。
放射された放射線120が対象物(複数可)102を通過すると、放射線120は、対象物(複数可)102の異なる態様によって異なるように減衰し得る。異なる態様は異なるパーセンテージの放射線120を減衰させるため、画像(複数可)は、検出器アレイ106によって検出される光子の数の減衰、又は変動に基づいて生成され得る。例えば、骨又は金属プレートなどの対象物(複数可)102のより高密度な態様は、皮膚又は衣類などのより低密度の態様よりも、放射線120のより多くを減衰させることができる(例えば、検出器アレイ106に衝突する光子をより少なくする)。
検出器アレイ106は、例えば、典型的には放射線源(複数可)118の焦点に曲率中心を有する、球弧の形で単一の列又は複数の列として配置された画素(セル又は要素と呼ばれることもある)の線形(例えば、1次元)又は2次元アレイを含むことができる。回転構造体104が回転すると、検出器アレイ106は、検出された放射線を電気信号へと、(例えば、非晶質セレン及び/又は他の直接変換材料を使用して)直接変換し、かつ/又は(例えば、ヨウ化セシウム(CsI)及び/又は他の間接変換材料を使用して)間接的に変換するように構成される。
検出器アレイ106によって生成される信号は、検出器アレイ106と動作可能に通信するデータ取得構成要素122に送信することができる。典型的には、データ取得構成要素122は、検出器アレイ106によって出力された電気信号をデジタルデータに変換し、かつ/又は測定間隔中に取得されたデジタルデータを組み合わせるように構成される。測定間隔のためのデジタル出力信号の収集は、「投影」又は「ビュー」と呼ばれることがある。
例示的な環境100はまた、データ取得構成要素122に動作可能に結合され、好適な分析、反復、及び/又は他の再構成技術(例えば、トモシンセシス再構築、逆投影、反復再構築など)を使用して、データ取得構成要素122から出力された信号に少なくとも部分的に基づいて、検査中の対象物102を表す一つ以上の画像を生成するように構成された画像再構成装置124を示す。
例示的な環境100はまた、画像再構成装置124から画像(複数可)を受信するように構成された端末126、又はワークステーション(例えば、コンピュータ)を含み、画像(複数可)は、ユーザ130(例えば、セキュリティ担当者、医療関係者など)に対してモニタ128上に表示することができる。このようにして、ユーザ130は、対象物(複数可)102内の関心領域を特定するために画像(複数可)を検査することができる。端末126はまた、検査ユニット108の動作(例えば、回転構造体104の回転速度、放射線のエネルギーレベルなど)を指示することができるユーザ入力を受信するように構成することができる。
例示的な環境100では、コントローラ132は、端末126に動作可能に結合されている。一例では、コントローラ132は、端末126からユーザ入力を受信し、実行される動作を示す検査ユニット108への指示を生成するように構成されている。
例示的な構成要素図は、一つのタイプの撮像モダリティの一実施形態を例示することを意図するものであり、限定的な方法で解釈されることを意図するものではないことが理解されるであろう。例えば、本明細書に記載される一つ以上の構成要素の機能は、複数の構成要素に分離することができ、かつ/又は本明細書に記載される二つ以上の構成要素の機能は、単に単一の構成要素に統合することができる。更に、撮像モダリティは、追加の特徴、機能などを実行するための追加の構成要素(例えば、自動脅威検出など)を備えることができる。
図2は、例示的な散乱線除去コリメータ200を示す。散乱線除去コリメータ200は、放射線源118と検出器アレイ106との間に配置することができる。いくつかの実施形態では、散乱線除去コリメータ200は、放射線源118と対象物102との間(例えば、放射線源118の基部など)に配置された、プリオブジェクト(プリペイシェントとも呼ばれる)散乱線除去コリメータである。他の実施形態では、散乱線除去コリメータ200は、対象物102と検出器アレイ106との間に配置された、ポストオブジェクト(ポストペイシェントとも呼ばれる)散乱線除去コリメータである。例えば、その他であるが、いくつかの実施形態では、散乱線除去コリメータ200は、放射線源118に面する検出器アレイ106の上面に取り付けられる。散乱線除去コリメータ200は、一次放射線が(例えば、y方向に沿って)通過することを可能にしながら、検出器アレイ106のチャネルによって検出されないように、二次放射線を吸収するか、ないしは別の方法で変更するように構成されている。
図3を参照すると、散乱線除去コリメータ200の分解図が示されている。散乱線除去コリメータ200は、第1の層300及び第2の層302を含む。第1の層300及び第2の層302は、互いに略平行に延在することができ、放射線が散乱線除去コリメータ200に衝突する方向に(例えば、y方向に沿って)略垂直に延在するように配置することができる。第1の層300は、第1の減衰係数を有し得る。第2の層302は、第2の減衰係数を有し得る。一例では、第1の減衰係数は、第2の減衰係数と等しくてもよく、そのため、一次放射線は、減衰、吸収などされることなく、第1の層300及び第2の層302を通過することができる。
一例では、第1の層300及び/又は第2の層302は、約0.5ミリメートル(mm)〜約1.5mm、又は約0.75mm〜約1.25mm、又は約1mmの厚さを有する炭素繊維材料を含んでもよいが、他の材料及び/又は厚さも想到される。第1の層300及び第2の層の材料及び厚さは、典型的には、放射線の減衰を最小化するように選択される。例えば、第1の層300及び/又は第2の層302の材料及び厚さは、1層当たり約1%未満〜3%減衰するように選択されてもよい。したがって、第1の層300及び第2の層302の総減衰(total combined attenuation)は、約2%〜約6%であるか、又は更には少なくてもよい。約50キロ電子ボルト(keV)〜約160keVの範囲において、第1の層300は、第1の減衰係数を有し得、かつ/又は第2の層302は、約0.2センチメートル(cm)−1〜約0.3cm−1である第2の減衰係数を有し得る。
散乱線除去コリメータ200は、複数の散乱線除去板、又はセプタムのセット304を備える。セプタムのセット304は、検出器アレイのチャネルによって検出されないように、二次放射線を吸収、減衰、ないしは別の方法で変化させるように構成される。セプタムのセット304は、例えば、モリブデン、タングステン、及び/又は、セプタムのセット304に照射する放射線の吸収ないしは別の方法での変更を可能にする特性を有する任意の他の材料を備え得る。
一例では、セプタム310及び複数の他のセプタム312は、セプタムのセット304を一緒に画定することができる。セプタムのセット304は、第1の層300と第2の層302との間に配置され得る。一例では、セプタムは、第1の減衰係数及び第2の減衰係数よりも大きい第3の減衰係数を有し得る。第1の減衰係数及び第2の減衰係数は、一次放射線及び二次放射線が第1の層300及び第2の層302を通過できるようなものである。第3の減衰係数は、セット304のセプタムに衝突する放射線が吸収及び/又は減衰されるようなものである。
一例では、セプタム312は、約50マイクロメートル(μm)〜約150μm、又は約75μm〜約125μm、又は約100μmの厚さを有するタングステン材料(例えば、タングステンエポキシ)を含んでもよい。一例では、約50keV〜約160keVで、セプタム312は、約50cm−1〜約150cm−1、又は約75cm−1〜約125cm−1、又は約100cm−1の減衰係数を有し得る。タングステン材料に加えて又はこれに代えて、セプタム312は、モリブデン、金、タリウム、鉛などのうちの一つ以上などの他の材料を含んでもよい。
セプタム310、312は、隣接するセプタム310、312間に伝送チャネル314(例えば、図4Aにも図示される)を画定するように離間されている。一例では、伝送チャネル314は、一次放射線が、(例えば、y方向に沿って)散乱線除去コリメータ200を通過することを可能にするように構成され、その際、一次放射線は、下にある検出器アレイ106によって検出され得る。このようにして、一次放射線は、散乱線除去コリメータ200を通過することができ、その一方、二次放射線は、セプタム310、312によって吸収及び/又は減衰される。したがって、二次放射線は、下にある検出器アレイ106によって検出されない。
散乱線除去コリメータ200は、端部支持体316及び第2の端部支持体318などのセプタムのセット304を支持するための一つ以上の端部支持体を備える。端部支持体316は、第1の層300及び第2の層302に取り付けることができる。端部支持体316は、機械的締結具(例えば、ボルト、ねじなど)、接着剤などを用いるような様々な方法で、第1の層300及び第2の層302に取り付けることができる。第1の層300及び第2の層302に取り付けられることにより、端部支持体316は、第1の層300及び第2の層302の相対位置を維持することができる。端部支持体316及び第2の端部支持体318は、例えば、金属、プラスチックなどの実質的に剛性の材料を含んでもよい。
第2の端部支持体318は、機械的締結具(例えば、ボルト、ねじなど)、接着剤などを用いるような様々な方法で、第1の層300及び第2の層302に取り付けることができる。第1の層300及び第2の層302に取り付けられることにより、第2の端部支持体318は、第1の層300及び第2の層302の相対位置を維持することができる。例えば、端部支持体316及び第2の端部支持体318は、互いから一定の距離で第1の層300及び第2の層302を保持し、第1の層300及び第2の層302の不注意による移動を制限することができる。
一例では、端部支持体316は、セプタムのセット304の端部320に境界を接してもよく、一方、第2の端部支持体318は、セプタムのセット304の第2の端部322に境界を接してもよい。このようにして、セプタムのセット304は、端部支持体316と第2の端部支持体318との間に配置され得る。したがって、端部支持体316及び第2の端部支持体318は、端部支持体316、318に対するセプタムのセット304の相対位置を維持することができる。
第1の層300は、色々な方法で端部支持体316に取り付けることができる。一例では、第1の層300は、第1の層300の端部に第1の層開口部350を画定する。端部支持体316は、第1の支持体開口部352を画定する。一例では、第1の層300の第1の層開口部350は、端部支持体316の第1の支持体開口部352と位置合わせされ得る。このようにして、締結具は、第1の層開口部350及び第1の支持体開口部352を通じて受容されて、第1の層300及び端部支持体316を取り付けることができる。更に、この第1の層開口部350及び第1の支持体開口部352は、端部支持体316及び第1の層の位置合わせを確実にするために使用することができる。
第2の層302は、色々な方法で端部支持体316に取り付けることができる。一例では、第2の層302は、第2の層302の端部に第2の層開口部360を画定する。端部支持体316は、第2の支持体開口部362を画定する。一例では、第2の層302の第2の層開口部360は、端部支持体316の第2の支持体開口部362と位置合わせされ得る。このようにして、締結具は、第2の層開口部360及び第2の支持体開口部362を通じて受容されて、第2の層302及び端部支持体316を取り付けることができる。更に、この第2の層開口部360及び第2の支持体開口部362は、端部支持体316及び第2の層の位置合わせを確実にするために使用することができる。
第1の層300は、色々な方法で第2の端部支持体318に取り付けることができる。一例では、第1の層300は、第1の層300の端部に第3の層開口部370を画定する。第2の端部支持体318は、第3の支持体開口部372を画定する。一例では、第1の層300の第3の層開口部370は、第2の端部支持体318の第3の支持体開口部372と位置合わせされ得る。このようにして、締結具は、第3の層開口部370及び第3の支持体開口部372を通じて受容されて、第1の層300及び第2の端部支持体318を取り付けることができる。更に、この第3の層開口部370及び第3の支持体開口部372は、端部支持体316及び第1の層の位置合わせを更に確実にするために使用することができる。
第2の層302は、色々な方法で第2の端部支持体318に取り付けることができる。一例では、第2の層302は、第2の層302の端部に第4の層開口部380を画定する。第2の端部支持体318は、第4の支持体開口部382を画定する。一例では、第2の層302の第4の層開口部380は、第2の端部支持体318の第4の支持体開口部382と位置合わせされ得る。このようにして、締結具は、第4の層開口部380及び第4の支持体開口部382を通じて受容されて、第2の層302及び第2の端部支持体318を取り付けることができる。更に、この第4の層開口部380及び第3の支持体開口部382は、端部支持体316及び第1の層の位置合わせを更に確実にするために使用することができる。
図4Aを参照すると、図3の線4−4に沿った散乱線除去コリメータ200の分解断面図が示されている。第1の層300は、第1の表面402に一つ以上の保持部材を画定する。例えば、第1の層300は、第1の表面402に第1の保持部材400を画定し得る。一例では、第1の表面402は、セプタム310及び第2の層302に向かって面している。
第1の保持部材400は、第1の層300の一対の第1の側壁404を備える。第1の側壁404は、第1の溝406を画定することができる。したがって、第1の溝406は、第1の層300内に画定され得、第1の表面402から、第1の層300の第1の表面402の反対側の第2の表面408に向かって延在し得る。複数の第1の溝410は、第1の層300の第1の表面402内に画定され得る。第1の溝410は、互いに略平行に延在し得る。一例では、各第1の溝の間の第1の表面402におけるピッチ412は、実質的に一定であり得る。別の例では、各第1の溝の間の第1の表面402におけるピッチ412は、非一定である、かつ/又は異なる場合がある。
第2の層302は、第1の表面422に一つ以上の第2の保持部材を画定する。例えば、第2の層302は、第1の表面422に第2の保持部材420を画定し得る。一例では、第1の表面422は、セプタム310、312及び第1の層300に向かって面している。
第2の保持部材420は、第2の層302の一対の第2の側壁424を備える。第2の側壁424は、第2の溝426を画定することができる。したがって、第2の溝426は、第2の層302内に画定され得、第1の表面422から、第2の層302の第1の表面422の反対側の第2の表面428に向かって延在し得る。複数の第2の溝429は、第2の層302の第1の表面422内に画定され得る。第2の溝は、互いに略平行に、かつ第1の溝まで延在することができる。一例では、各第2の溝の間の第1の表面422におけるピッチ432は、実質的に一定であり得る。別の例では、各第2の溝の間の第1の表面402におけるピッチ432は、非一定である、かつ/又は異なる場合がある。
セプタム310、312は、第1の層300と第2の層302との間に配置され得る。一例では、セプタム310、312は、第1の層300及び第2の層302に略垂直に延在し得る。セプタム310、312は、第1の層300の第1の減衰係数及び第2の層302の第2の減衰係数よりも大きい第3の減衰係数を有することができる。一例では、セプタム310、312の第1の端部440は、第1の層300に近接して位置付けられ得る一方で、第2の端部442は、第2の層302に近接して位置付けられ得る。一例では、セプタム310、312の第1の端部440は、第1の端部440が第1の層300の第1の表面402と第1の層300の第2の表面408との間に位置付けられるように、第1の溝406内に受容され得る。一例では、セプタム310、312の第2の端部442は、第2の端部442が第2の層302の第1の表面422と第2の層302の第2の表面428との間に位置付けられるように、第2の溝426内に受容され得る。
図4Bを参照すると、散乱線除去コリメータ200の別の例の分解断面図が示されている。互いに略平行に延在する図4Aのセプタム310、312とは対照的に、図4Bのセプタム310、312の少なくとも一部は、互いに非平行に延在することができる。このようにして、図4Bのセプタム310、312は、共通の焦点に向かって収束することができ、これにより、セプタム310、312は、非一定のピッチによって互いに分離され得る。
一例では、セプタム310は、第2のセプタム490から離間していてもよく、一方、第2のセプタム490は、第3のセプタム491から離間していてもよい。したがって、第2のセプタム490は、セプタム310と第3のセプタム491との間に位置付けられる。第1のピッチ480は、セプタム310と第2のセプタム490とを第1の層300の第1の表面402で分離することができる。第2のピッチ482は、セプタム310と第2のセプタム490とを第2の層302の第1の表面422で分離することができる。一例では、セプタム310と第2のセプタム490との間の第1のピッチ480は、セプタム310と第2のセプタム490との間の第2のピッチ482と異なっていてもよい。例えば、第1のピッチ480は第2のピッチ482よりも小さくてもよい。このようにして、第1の層300の第1の表面402又は第2の層302の第1の表面422における、セプタム310と第2のセプタム490との間のピッチは、セプタム310、490の端部(例えば、440又は442)からセプタム310、490の中心に向かって移動するとき、非一定であってもよい。例えば、セプタム310と第2のセプタム490との間のピッチは、第2の層302の第1の表面422から第1の層300の第1の表面402に向かって移動するときに減少し得る。
一例では、第3のピッチ481は、第2のセプタム490と第3のセプタム491とを第1の層300の第1の表面402で分離することができる。第4のピッチ483は、第2のセプタム490と第3のセプタム491とを第2の層302の第1の表面422で分離することができる。一例では、第2のセプタム490と第3のセプタム491との間の第3のピッチ481は、第2のセプタム490と第3のセプタム491との間の第4のピッチ483と異なっていてもよい。例えば、第3のピッチ481は第4のピッチ483よりも小さくてもよい。このようにして、第1の層300の第1の表面402又は第2の層302の第1の表面422における、第2のセプタム490と第3のセプタム491との間のピッチは、セプタム490、491の端部からセプタム490、491の中心に向かって移動するとき、非一定であってもよい。例えば、第2のセプタム490と第3のセプタム491との間のピッチは、第2の層302の第1の表面422から第1の層300の第1の表面402に向かって移動するときに減少し得る。
一例では、セプタムのセット304の各セプタム間の第1の層300の第1の表面402又は第2の層302の第1の表面422のうちの一つにおけるピッチは、実質的に一定であり得る。例えば、第2の層302の第1の表面422におけるセプタムのセット304の各セプタム間のピッチは、実質的に一定であってもよい。しかしながら、第1の層300の第1の表面402におけるセプタムのセット304の各セプタム間のピッチは、非一定であってもよい。このような例では、外側セプタム間(例えば、図4Bの左側及び右側に向かう)の第1の層300の第1の表面402におけるピッチは、中央セプタム間(例えば、図4Bの中心に向かう)のピッチよりも小さくてもよい。例えば、第2のピッチ482及び第4のピッチ483は、実質的に同じであってもよく、一方、第1のピッチ480は、第3のピッチ481よりも小さくてもよい(また、第2のピッチ482及び第4のピッチ483よりも小さくてもよい)。
図5を参照すると、図2の線5−5に沿った図4Aの散乱線除去コリメータ200の断面図が示されている。一例では、セプタム310、312は、第1の保持部材400及び第2の保持部材420と物理的に接触することによって、第1の層300及び第2の層302に対して適所に維持され得る。例えば、セプタム310は、第1の溝406及び第2の溝426内に受容され得る。一例では、セプタム310の第1の端部440は、第1の溝406内に受容され得る一方で、セプタム310の第2の端部442は、第2の溝426内に受容され得る。このようにして、第1の保持部材400及び第2の保持部材420は、第1の層300及び第2の層302に対するセプタム310の位置を維持し得る。
一例では、セプタムのセット304の各セプタム310、312間の第1の層300の第1の表面402におけるピッチ500は、実質的に一定であり得る。一例では、セプタムの第1のサブセット510とセプタムの第2のサブセット512との間の第2の層302の第1の表面422におけるピッチ502、504は、異なり得る。例えば、第2のピッチ502は、セプタムの第1のサブセット510間に画定され得る。第3のピッチ504は、セプタムの第2のサブセット512間に画定され得る。一例では、第2のピッチ502は第3のピッチ504と異なり得る。例えば、第2のピッチ502は第3のピッチ504より大きくてもよい。このようにして、第2の層302の第1の表面422におけるセプタム310、312間のピッチ502、504は、非一定であり得る一方、第1の層300の第1の表面402におけるセプタム310、312間のピッチ500は一定であり得る。
一例では、セプタムのセット304は、第1の方向520に積み重ねられて、端部(例えば、第1の端部440及び第2の端部442)及び中心522を有するスタックを画定することができる。端部440、442は、第1の保持部材400及び第2の保持部材420と接触することができ、一方、中心522は、第1の保持部材400と第2の保持部材420との間に位置付けられる。一例では、第2の層302(例えば、第2のピッチ502、第3のピッチ504など)におけるセプタム310、312間のピッチは、第2の端部442から中心522に向かって変化する非一定である(例えば、減少し得る)。このようにして、一例では、隣接するセプタム間のピッチは、一方の端部(例えば、第2の端部442)から別の端部(例えば、第1の端部440)に移動するとき、非一定であり得る。
図6を参照すると、図2の線6−6に沿った散乱線除去コリメータ200の側面図が示されている。一例では、端部支持体316及び第2の端部支持体318は、第1の層300及び第2の層302に取り付けることができる。端部支持部316は、第1の支持部600と、第2の支持部602と、第3の支持部604と、を備える。第1の支持部600は、第1の層300に取り付けることができる。一例では、第1の支持部600は、第1の層300の第1の表面402に略平行に延在する。第1の支持部600は、第1の表面402に隣接して、かつ/又は接触して延在することができる。一例では、第1の支持部600の第1の支持端部606は、第1の層300の第1の端部608と実質的に同一平面であり、かつ位置合わせされ得る。
一例では、端部支持体316の第2の支持部602は、第2の層302に取り付けることができる。第2の支持部602は、第2の層302の第1の表面422に略平行に延在し得る。第2の支持部602は、第1の表面422に隣接して、かつ/又は接触して延在することができる。このようにして、第2の支持部602は、第1の支持部600から離間され、第1の支持部600に略平行に延在し得る。一例では、第2の支持部602の第1の支持端部612は、第2の層302の第1の端部614と実質的に同一平面であり、かつ位置合わせされ得る。
一例では、端部支持体316の第3の支持部604は、第1の支持部600と第2の支持部602との間で延在し得る。第3の支持部604は、第1の支持部600及び第2の支持部602のうちの少なくとも一つに略垂直に延在し得る。第3の支持部604は、第1の支持部600及び第2の支持部602に取り付けることができる。このようにして、第3の支持部604は、第2の支持部602に対して第1の支持部600の相対位置を維持することができる。第3の支持部604は、機械的締結具、接着剤、又は溶接などにより、単一の複合部品(例えば、図示されるような)を形成することによるなど、色々な方法で第1の支持部600及び第2の支持部602に取り付けることができる。
第3の支持部604は、セプタム310、312の第1の長手方向端部320に境界を接することができる。一例では、第3の支持部604は、軸622に略垂直に延在することができ、セプタム310、312はこの軸に沿って延在する。このようにして、第3の支持部604は、軸622に略平行である第1の方向624に沿ったセプタム310、312の移動を制限することができる。一例では、第3の支持部604は、窓626(例えば、図2及び図3に示される)を画定し、この窓を介してセプタム310、312が見える。
第2の端部支持体318は、端部支持体316と構造が類似している。一例では、第2の端部支持体318は、第1の支持部650と、第2の支持部652と、第3の支持部654と、を備える。第1の支持部650は、第1の層300に取り付けることができる。一例では、第1の支持部650は、第1の層300の第1の表面402に略平行に延在する。第1の支持部650は、第1の表面402に隣接して、かつ/又は接触して延在することができる。一例では、第1の支持部600の第2の支持端部656は、第1の層300の第2の端部658と実質的に同一平面であり、かつ位置合わせされ得る。第2の端部支持体318の第1の支持部650は、端部支持体316の第1の支持部600と略平行かつ同一平面上に延在し得る。
一例では、第2の端部支持体318の第2の支持部652は、第2の層302に取り付けることができる。第2の支持部652は、第2の層302の第1の表面422に略平行に延在し得る。第2の支持部652は、第1の表面422に隣接して、かつ/又は接触して延在することができる。このようにして、第2の支持部652は、第1の支持部650から離間され、第1の支持部650に略平行に延在し得る。一例では、第2の支持部652の第2の支持端部662は、第2の層302の第2の端部664と実質的に同一平面であり、かつ位置合わせされ得る。第2の端部支持体318の第2の支持部652は、第2の端部支持体318の第1の支持部650と略平行かつ同一平面上に延在し得る。
一例では、第2の端部支持体318の第3の支持部654は、第1の支持部650と第2の支持部652との間で延在し得る。第3の支持部654は、第1の支持部650及び第2の支持部652のうちの少なくとも一つに略垂直に延在し得る。第3の支持部654は、第1の支持部650及び第2の支持部652に取り付けることができる。このようにして、第3の支持部654は、第2の支持部652に対して第1の支持部650の相対位置を維持することができる。第3の支持部654は、機械的締結具、接着剤、又は溶接などにより、単一の複合部品(例えば、図示されるような)を形成することによるなど、色々な方法で第1の支持部650及び第2の支持部652に取り付けることができる。一例では、第2の端部支持体318の第3の支持部654は、端部支持体316の第3の支持部604と略平行に延在し得る。
第3の支持部654は、セプタム310、312の第2の長手方向端部322に境界を接することができる。一例では、第3の支持部654は軸622に略垂直に延在することができ、セプタム310、312はこの軸に沿って延在する。このようにして、第3の支持部654は、軸622に略平行である第2の方向674に沿ったセプタム310、312の移動を制限することができる。一例では、第3の支持部654は、窓676(例えば、図2及び図3に示される)を画定し、この窓を介してセプタム310、312が見える。
図7を参照すると、第1の層700の第2の例が示される。第2の層は、図7に例示される第1の層700と実質的に同様であってもよいか、又は図2〜図6に示される第2の層302と実質的に同様であってもよい。第1の層700は、第1の保持部材702と、第2の保持部材704と、第3の保持部材706と、を備える。第2の保持部材704は、第1の保持部材702と第3の保持部材706との間に離間され、配置され得る。このようにして、開口部708は、第1の保持部材702と第2の保持部材704との間に画定されてもよく、一方、第2の開口部710は、第2の保持部材704と第3の保持部材706との間に画定されてもよい。
第1の保持部材702は、第1の突出部材720及び第2の突出部材722を含む複数の突出部材718を備える。第1の突出部材720及び第2の突出部材722は、第1の層700の第1の表面402から第2の層302の第1の表面422に向かって延在する。一例では、第1の突出部材720及び第2の突出部材722は、溝724が突出部材によって画定されるように離間されてもよい。例えば、溝724は、第1の突出部材720と第2の突出部材722との間に画定され得る。一例では、溝724は、第1の突出部材720の第1の側壁728、第2の突出部材722の第2の側壁730、及び底面732によって画定することができる。一例では、第1の層700の第1の表面402は、底面732を備える。別の例では、底面732は、第1の表面402から突出し、第1の突出部材720と第2の突出部材722との間に延在する第3の突出部材に沿って画定されてもよい。そのような例では、溝724は、第1の突出部材720の第1の側壁728、第2の突出部材722の第2の側壁730、及び第3の突出部材の底面732によって画定することができる。
追加の溝734は、第1の保持部材702の隣接する突出部材718間に画定され得る。溝734は、第1の突出部材720及び第2の突出部材722によって画定される溝724と同様であり得る。一例では、第2の保持部材704は、第1の保持部材702と構造が類似している。例えば、第2の保持部材704は、第1の層700の第1の表面402から第2の層302の第1の表面422に向かって延在する複数の突出部材740を備える。突出部材740は、隣接する突出部材740間に第2の溝742を画定するように離間され得る。一例では、第3の保持部材706は、第1の保持部材702及び第2の保持部材704と構造が類似している。例えば、第3の保持部材706は、第1の層700の第1の表面402から第2の層302の第1の表面422に向かって延在する複数の突出部材750を備える。突出部材750は、隣接する突出部材750間に第3の溝752を画定するように離間され得る。
第1の保持部材702、第2の保持部材704、及び第3の保持部材706の溝724、734、742、752は、軸方向に整列され得る。例えば、軸760は、第1の保持部材702の溝734のうちの一つ、第2の保持部材704の第2の溝742のうちの一つ、及び第3の保持部材706の第3の溝752のうちの一つと交差し得る。残りの溝734、742、752は、軸線760と略平行に延在するように、同様に軸760と整列され得る。このようにして、溝734、742、752は、第1の層700に対してセプタム310、312を維持するように、セプタム310、312を受容することができる。
図8及び図9を参照すると、第1の層800の第3の例が示される。第2の層は、図8の第1の層800、図7に示される第1の層700、又は図2〜図6に示される第2の層302と同様であってもよい。第1の層800は、第1の保持部材802、第2の保持部材804、第3の保持部材806などの一つ以上の保持部材を備える。第2の保持部材804は、第1の保持部材802と第3の保持部材806との間に離間され、配置され得る。このようにして、開口部808は、第1の保持部材802と第2の保持部材804との間に画定されてもよく、一方、第2の開口部810は、第2の保持部材804と第3の保持部材806との間に画定されてもよい。
第1の保持部材802は、第1の突出部材820及び第2の突出部材822を含む複数の突出部材818を備える。第1の突出部材820及び第2の突出部材822は、第1の層800の第1の表面402から第2の層302の第1の表面422に向かって延在する。
一例では、第1の突出部材820及び第2の突出部材822は、溝824が突出部材によって画定されるように離間されてもよい。例えば、溝824は、第1の突出部材820と第2の突出部材822との間に画定され得る。一例では、溝824は、第1の突出部材820の第1の側壁828、第2の突出部材822の第2の側壁830、及び底面832によって画定することができる。一例では、第1の層800の第1の表面402は、底面832を備える。別の例では、底面832は、第1の表面402から突出し、第1の突出部材820と第2の突出部材822との間に延在する第3の突出部材に沿って画定されてもよい。追加の溝834は、第1の保持部材802の隣接する突出部材818間に画定され得る。溝834は、第1の突出部材820及び第2の突出部材822によって画定される溝824と同様であり得る。
一例では、第2の保持部材804は、第1の保持部材802と構造が類似している。例えば、第2の保持部材804は、第1の層800の第1の表面402から第2の層302の第1の表面422に向かって延在する複数の突出部材840を備える。突出部材840は、隣接する突出部材840間に第2の溝842を画定するように離間され得る。一例では、第3の保持部材806は、第1の保持部材802及び第2の保持部材804と構造が類似している。例えば、第3の保持部材806は、第1の層800の第1の表面402から第2の層302の第1の表面422に向かって延在する複数の突出部材850を備える。突出部材850は、隣接する突出部材850間に第3の溝852を画定するように離間され得る。
一例では、隣接する保持部材の突出部材は、互いからオフセットされ得る。例えば、第1の保持部材802の突出部材818は、第2の保持部材804の突出部材840からオフセットされ得る。第2の保持部材804の突出部材840は、第3の保持部材806の突出部材850からオフセットされ得る。しかしながら、第1の保持部材802の突出部材818は、第3の保持部材806の突出部材850と位置合わせされ得る。一例では、整列させることによって、軸860は、第1の保持部材802の第1の突出部材820と、第3の保持部材806の突出部材850のうちの一つと交差することができる。一例では、オフセットさせることによって、第1の保持部材802の第1の突出部材820と、第3の保持部材806の突出部材850のうちの一つと交差する軸860は、第2の保持部材804の突出部材840と交差しない。
第2の軸862は、第2の保持部材804の突出部材840のうちの一つと交差することができる。一例では、第2の軸862は、軸線860に対して略平行に延在する。第1の保持部材802が第2の保持部材804からオフセットされているため、第2の軸862は、第1の突出部材820、第2の突出部材822、又は第1の保持部材802の突出部材818と交差しない。同様に、第3の保持部材806が第2の保持部材804からオフセットされているため、第2の軸862は、第3の保持部材806の突出部材850と交差しない。
第1の保持部材802、第2の保持部材804、及び第3の保持部材806の突出部材間に経路870を画定することができる。一例では、経路870は、軸860及び第2の軸862に略平行である経路軸872に沿って延在することができる。一例では、経路軸872は、第1の保持部材802の突出部材818、820、822と、第2の保持部材804の突出部材840と、第3の保持部材806の突出部材850と、他の保持部材の突出部材の少なくとも一部とは交差しない。一例では、経路870は、保持部材の突出部材の側壁間に画定され得る。経路870は、セプタム310、312の厚さ以上の厚さを有することができる。このようにして、セプタム310、312は、保持部材802、804、806が第1の層800に対するセプタム310、312の位置を維持することができるように、経路870内に受容され得る。
図2〜図9に関連して本明細書に記載される溝は、色々な方法で形成することができることが理解されるであろう。一例では、溝の一部又は全て(例えば、図2〜図6に関連して説明される溝)は、ダイシング、鋸切断、レーザー切断、水切断、放電加工(EDM)などのサブトラクティブな溝技術によって形成することができる。一例では、溝の一部又は全て(例えば、図7〜図9に関連して説明される溝)は、付加製造(例えば、3D印刷)、成形などの付加的な溝技術によって形成することができる。
図10を参照すると、第1の層1000の第4の例が示される。一例では、第1の層1000は、第1の支持体開口部1001及び第3の支持体開口部1002を画定する。第1の層1000は、第1の支持体開口部1001及び第3の支持体開口部1002を介して一つ以上の締結具を受容して、第1の層1000を端部支持体316及び第2の端部支持体318に取り付けることができる。一例では、第1の支持体開口部1001は第1の断面サイズ1004を有し、第3の支持体開口部1002は第3の断面サイズ1006を有する。第1の支持体開口部1001及び第3の支持体開口部1002は、第1の層1000の壁によって完全ではないが部分的に囲まれ得る円形形状を有する。
第1の支持体開口部1001は、第1のチャネル1008に隣接して画定される。第1のチャネル1008は、第1のチャネル断面サイズ1012を有する。一例では、第1のチャネル断面サイズ1012は、第1の支持体開口部1001の第1の断面サイズ1004よりも小さい。第1の層1000は、締結具を第1の支持体開口部1001を通して受容するように構成され、締結具は、第1の断面サイズ1004よりも小さいが第1のチャネル断面サイズ1012より大きい断面サイズを有する。このようにして、締結具が、第1のチャネル1008を介して第1の支持体開口部1001から不注意に取り外されることを制限する。
第3の支持体開口部1002は、第3のチャネル1010に隣接して画定される。第3のチャネル1010は、第3のチャネル断面サイズ1014を有する。一例では、第3のチャネル断面サイズ1014は、第3の支持体開口部1002の第3の断面サイズ1006よりも小さい。第1の層1000は、締結具を第3の支持体開口部1002を通して受容するように構成され、締結具は、第3の断面サイズ1006よりも小さいが第3のチャネル断面サイズ1014より大きい断面サイズを有する。このようにして、締結具が、第3のチャネル1010を介して第3の支持体開口部1002から不注意に取り外されることを制限する。
図11を参照すると、第1の層1100の第5の例が示される。一例では、第1の層1100は、第1の支持体開口部1101及び第3の支持体開口部1102を画定する。第1の層1100は、第1の支持体開口部1101及び第3の支持体開口部1102を介して一つ以上の締結具を受容して、第1の層1100を端部支持体316及び第2の端部支持体318に取り付けることができる。一例では、第1の支持体開口部1101及び第3の支持体開口部1102は、実質的に円形の断面形状を有するが、他の形状も想定される。
図12を参照すると、第1の層1200の第6の例が示される。一例では、第1の層1200は、第1の支持体開口部1201及び第3の支持体開口部1202を備える。第1の層1200は、第1の支持体開口部1201及び第3の支持体開口部1202を介して一つ以上の締結具を受容して、第1の層1200を端部支持体316及び第2の端部支持体318に取り付けることができる。一例では、第1の支持体開口部1201は、長円形状、楕円形状、又は競技場形状(例えば、直線で接合された二つの半円を有する長円形状)などの非円形の形状を有することができる。第3の支持体開口部1202は、実質的に円形の断面形状を有することができるが、他の形状も想定される。
図13を参照すると、第1の層1300の第7の例が示される。一例では、第1の層1300は、第1の支持体開口部1301及び第3の支持体開口部1302を備える。第1の層1300は、第1の支持体開口部1301及び第3の支持体開口部1302を介して一つ以上の締結具を受容して、第1の層1300を端部支持体316及び第2の端部支持体318に取り付けることができる。一例では、第1の支持体開口部1301及び第3の支持体開口部1302は、長円形状、楕円形状、又は競技場形状(例えば、直線で接合された二つの半円を有する長円形状)などの非円形の形状を有することができる。
図14を参照すると、第1の層1400の第8の例が示される。一例では、第1の層1400は、第1の支持体開口部1101を備え、第1の支持体開口部1101は、実質的に円形の形状を有する。第1の層1400は、第3の支持体開口部1002及び第3のチャネル1010を備え得る。第1の層1400は、第1の支持体開口部1101及び第3の支持体開口部1002を介して一つ以上の締結具を受容して、第1の層1400を端部支持体316及び第2の端部支持体318に取り付けることができる。
動作中に散乱線除去コリメータ200に及ぼされる比較的大きな慣性力にもかかわらず、セプタムは、振動及び運動が低減された状態で定位置に維持され得る。例えば、第1及び第2の保持部材は、セプタムと接触して、セプタムの位置を第1の層及び第2の層に対して定位置に維持することができる。保持部材は、セプタムをセプタムの長さに少なくとも部分的に沿って支持するように配置することができる。このようにして、セプタムの対向する側面の第1の対は、第1の層及び第2の層に対して定位置に維持され得る。セプタムの対向する側面の第2の対は、端部支持体に対して定位置に維持され得る。したがって、動作中にセプタムの意図しない振動、運動、及び/又は位置ずれが低減されるため、二次放射線がセプタムによって吸収及び/又は減衰されている間、一次放射線がセプタム間で散乱線除去コリメータ200を通過することを可能にする。
本明細書では、「例」及び/又は「例示的な」は、例(example)、例(instance)、又は実例(illustration)としての役割を果たすことを意味するために使用されることを理解されたい。本明細書で「例」及び/又は「例示的な」として記載される任意の態様、設計などは、必ずしも他の態様、設計などよりも有利であると解釈されるべきではない。むしろ、これらの用語の使用は、具体的な方法で概念を提示することを意図している。本出願で使用するとき、用語「又は」は、排他的な「又は」ではなく包括的な「又は」を意味することを意図する。すなわち、別段の指定がない限り、又は文脈から明らかでない限り、「XはA又はBを用いる」は、自然な包括的な順列のうちのいずれかを意味することを意図する。すなわち、XがAを用い、XがBを用い、又はXがA及びBの両方を用いる場合、「XはA又はBを用いる」は、前述の例のいずれかの下で満たされる。加えて、本出願及び添付の「特許請求の範囲」で使用される冠詞「a」及び「an」は、一般に、別段の指定がない限り、又は文脈から単数形を対象にすることが明らかでない限り、「一つ以上」を意味すると解釈され得る。また、A及びBなどのうちの少なくとも一つは、一般にA若しくはB、又はA及びBの両方を意味する。
本開示は、一つ以上の実装に関して示され説明されているが、本明細書及び添付図面の読み取り及び理解に基づいて当業者は同等の変更及び修正を思いつくであろう。本開示は、全てのそのような修正及び変更を含み、以下の「特許請求の範囲」の適用範囲によってのみ限定される。特に、上述の構成要素(例えば、要素、リソースなど)によって実行される様々な機能に関して、そのような構成要素を説明するために使用される用語は、特に指示がない限り、本明細書に示される本開示の例示的実装において機能を実行する開示された構造と構造的に同等でなくても、記載された構成要素の指定された機能を実行する任意の構成要素(例えば、機能的に同等である)に、対応することを意図している。同様に、示された行為の順序(単数又は複数)は限定することを意図するものではなく、そのため、行為の異なる(例えば、数字の)順序を含む異なる順序は、本開示の範囲内に含まれることを意図している。えて、本開示の特定の特徴は、いくつかの実装のうちの一つのみに関連して開示され得るが、そのような特徴は、任意の所与の又は特定の用途に所望され、有利であり得るように、他の実装の一つ以上の他の特徴と組み合わせることができる。更に、用語「含む(includes)」、「有する(having)」、「有する(has)」、「有する(has)」、「有する(with)」、又はその変異体が、「発明を実施するための形態」又は「特許請求の範囲」のどちらかで使用される範囲で、そのような用語は、用語「備える(comprising)」と同様に包括することを意図している。
100 環境
102 対象物
104 回転構造体
106 検出器アレイ
108 検査ユニット
110 支持構造体
112 対象物支持体
114 検査領域
116 回転子
118 放射線源
120 放射線
122 データ取得構成要素
124 画像再構成装置
126 端末
128 モニタ
130 ユーザ
132 コントローラ

Claims (20)

  1. 散乱線除去コリメータであって、
    第1の層の第1の表面に第1の保持部材を画定する第1の層であって、前記第1の層は第1の減衰係数を有する、第1の層と、
    前記第1の層の前記第1の表面に面する第2の層の第1の表面に第2の保持部材を画定する第2の層であって、前記第2の層は第2の減衰係数を有する、第2の層と、
    前記第1の層と前記第2の層との間に配置され、前記第1の保持部材及び前記第2の保持部材に物理的に接触する、セプタムであって、
    前記第1の保持部材及び前記第2の保持部材は、前記第1の層及び前記第2の層に対する前記セプタムの位置を維持し、
    前記セプタムが、前記第1の減衰係数及び前記第2の減衰係数よりも大きい第3の減衰係数を有する、セプタムと、
    前記第1の層及び前記第2の層に取り付けられた端部支持体であって、前記端部支持体が、前記セプタムの端部に境界を接する、端部支持体と、を備える、散乱線除去コリメータ。
  2. 溝が、前記第1の層内に画定され、前記第1の層の前記第1の表面から、前記第1の層の前記第1の表面の反対側にある前記第1の層の第2の表面に向かって延在し、
    前記第1の保持部材が、前記溝を画定する前記第1の層の一対の側壁を備え、
    前記セプタムが、前記第1の層に対する前記セプタムの前記位置を維持するために、前記溝内に配置される、請求項1に記載の散乱線除去コリメータ。
  3. 前記第1の保持部材が、前記第1の層の前記第1の表面から前記第2の層の前記第1の表面に向かって延在する突出部材を備え、
    溝が、前記突出部材によって少なくとも部分的に画定され、
    前記セプタムが、前記第1の層に対する前記セプタムの前記位置を維持するために、前記溝内に配置される、請求項1に記載の散乱線除去コリメータ。
  4. 前記突出部材が、第1の突出部材と、第2の突出部材と、第3の突出部材とを備え、前記溝が、前記第1の突出部材の第1の側壁、前記第2の突出部材の第2の側壁、及び前記第3の突出部材の底面によって画定される、請求項3に記載の散乱線除去コリメータ。
  5. 前記第1の保持部材が、前記第1の層の前記第1の表面から前記第2の層の前記第1の表面に向かって延在する第1の突出部材と、前記第1の層の前記第1の表面から前記第2の層の前記第1の表面に向かって延在する第2の突出部材と、を備え、
    溝が、前記第1の突出部材と前記第2の突出部材との間に画定され、
    前記セプタムが、前記第1の層に対する前記セプタムの前記位置を維持するために、前記溝内に配置される、請求項1に記載の散乱線除去コリメータ。
  6. 前記溝が、前記第1の突出部材の第1の側壁と、前記第2の突出部材の第2の側壁と、前記第1の層の前記第1の表面によって画定される、請求項5に記載の散乱線除去コリメータ。
  7. 前記端部支持体が、
    前記第1の層に取り付けられるように構成されている第1の支持部と、
    前記第2の層に取り付けられるように構成されている第2の支持部と、
    前記第1の支持部と前記第2の支持部との間に延在する第3の支持部と、を備える、請求項1に記載の散乱線除去コリメータ。
  8. 前記第1の支持部が、前記第1の層の前記第1の表面に略平行に延在し、
    前記第1の支持部が、第1の支持体開口部を画定し、
    前記第1の層が、前記第1の支持体開口部と位置が合う第1の層開口部を画定する、請求項7に記載の散乱線除去コリメータ。
  9. 前記第3の支持部が窓を画定し、前記窓を介して前記セプタムが見える、請求項7に記載の散乱線除去コリメータ。
  10. 前記第1の減衰係数が、前記第2の減衰係数と等しい、請求項1に記載の散乱線除去コリメータ。
  11. 前記セプタム及び複数の他のセプタムが共に、セプタムのセットを画定し、
    前記セプタムのセットの各セプタム間の前記第1の層の前記第1の表面又は前記第2の層の前記第1の表面のうちの一つにおけるピッチは、実質的に一定であり、前記セプタムのセットの第1のサブセットと前記セプタムのセットの第2のサブセットとの間の前記第1の層の前記第1の表面又は前記第2の層の前記第1の表面の他方における第2のピッチとは異なる、請求項1に記載の散乱線除去コリメータ。
  12. 前記セプタムのセットが、端部及び中心を有するスタックを画定するために、第1の方向に積み重ねられ、
    前記第2の層の前記第1の表面における前記セプタム間の前記ピッチは、前記端部から前記中心への非一定に移動する、請求項11に記載の散乱線除去コリメータ。
  13. 第1の表面に第1の保持部材を画定する第1の層であって、前記第1の層が第1の減衰係数を有する、第1の層と、
    前記第1の層の前記第1の表面に面する第1の表面に第2の保持部材を画定する第2の層であって、前記第2の層が第2の減衰係数を有する、第2の層と、
    前記第1の層と前記第2の層との間に配置され、前記第1の保持部材及び前記第2の保持部材に物理的に接触する、複数のセプタムと、を備え、
    前記第1の保持部材及び前記第2の保持部材が、前記第1の層及び前記第2の層に対する前記複数のセプタムの位置を維持し、
    前記第1の層の近くの前記複数のセプタムの第1のセプタムと前記複数のセプタムの第2のセプタムとの間のピッチが、前記第2の層の近くの前記複数のセプタムの前記第1のセプタムと前記第2のセプタムとの間の第2のピッチとは異なる、散乱線除去コリメータ。
  14. 溝が、前記第1の層内に画定され、前記第1の層の前記第1の表面から、前記第1の層の前記第1の表面の反対側にある前記第1の層の第2の表面に向かって延在し、
    前記第1のセプタムの第1の端部が、前記第1の層に対する前記第1のセプタムの前記位置を維持するように前記溝内に配置され、前記第1の端部は、前記第1の層の前記第1の表面と前記第1の層の前記第2の表面との間に位置付けられている、請求項13に記載の散乱線除去コリメータ。
  15. 第2の溝が、前記第2の層内に画定され、前記第2の層の前記第1の表面から、前記第2の層の前記第1の表面の反対側にある前記第2の層の第2の表面に向かって延在し、
    前記第1のセプタムの第2の端部が、前記第2の層に対する前記第1のセプタムの前記位置を維持するように前記第2の溝内に配置され、前記第2の端部は、前記第2の層の前記第1の表面と前記第2の層の前記第2の表面との間に位置付けられている、請求項14に記載の散乱線除去コリメータ。
  16. 前記ピッチが、前記第2のピッチより小さい、請求項13に記載の散乱線除去コリメータ。
  17. 前記第2のセプタムが、前記第1のセプタムに非平行に延在する、請求項13に記載の散乱線除去コリメータ。
  18. コンピュータ断層撮影(CT)撮像モダリティであって、
    放射線を放射するように構成された放射線源と、
    前記放射線の少なくとも一部を検出するように構成されている検出器アレイと、
    前記放射線源と前記検出器アレイとの間に配置された散乱線除去コリメータであって、前記散乱線除去コリメータが、
    第1の表面に第1の保持部材を画定する第1の層であって、前記第1の層が第1の減衰係数を有する、第1の層と、
    前記第1の層の前記第1の表面に面する第1の表面に第2の保持部材を画定する第2の層であって、前記第2の層が第2の減衰係数を有する、第2の層と、
    前記第1の層と前記第2の層との間に配置され、前記第1の保持部材及び前記第2の保持部材に物理的に接触する、セプタムであって、
    前記第1の保持部材及び前記第2の保持部材が、前記第1の層及び前記第2の層に対する前記セプタムの位置を維持し、
    前記セプタムが、前記第1の減衰係数及び前記第2の減衰係数よりも大きい第3の減衰係数を有する、セプタムと、
    前記第1の層及び前記第2の層に取り付けられた端部支持体であって、前記端部支持体が、前記セプタムの端部に境界を接する、端部支持体と、を備える、散乱線除去コリメータと、を備えるCT撮像モダリティ。
  19. 前記第1の層が前記第2の層と略平行に延在する、請求項18に記載のCT撮像モダリティ。
  20. 前記端部支持体が窓を画定し、前記窓を介して前記セプタムが見える、請求項18に記載のCT撮像モダリティ。
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