JP2008168125A - 積層型の計算機式断層写真法コリメータ及びその製造方法 - Google Patents

積層型の計算機式断層写真法コリメータ及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】クロストークを低減され機械的安定性の高い低経費のコリメータ及びシンチレータのモジュールを提供する。
【解決手段】CTコリメータが、内部に形成された複数の開口(116)を有する第一の放射線吸収性単層(112)を含む。第一の放射線吸収性単層(112)の内部に形成された各々の開口(116)は、対応する画素型素子(106)とX線照射源(102)との間に形成されるそれぞれの軸(137)に位置揃えされる。コリメータは、内部に形成された複数の開口(118)を有する第二の放射線吸収性単層(114)を含み、第二の放射線吸収性単層(114)の内部に形成された各々の開口(118)は、対応する画素型素子(106)とX線照射源(102)との間に形成されるそれぞれの軸(137)に位置揃えされる。スペーサ(126)が、第一及び第二の放射線吸収性単層(112、114)の間に配置される。
【選択図】 図5

Description

本発明は一般的には、診断撮像に関し、さらに具体的には、積層型のCT検出器コリメータ及びその製造方法に関する。
典型的には、計算機式断層写真法(CT)イメージング・システムでは、X線源が患者又は手荷物のような被検体又は対象に向かってファン(扇形)形状のビームを放出する。以下では、「被検体」及び「対象」との用語は、撮像されることが可能な任意の物体を含むものとする。ビームは、被検体によって減弱された後に放射線検出器のアレイに入射する。検出器アレイで受光される減弱されたビーム放射の強度は典型的には、被検体によるX線ビームの減弱量に依存している。検出器アレイ内の各々の検出器素子が、各々の検出器素子によって受光される減弱されたビームを示す別個の電気信号を発生する。電気信号はデータ処理システムへ伝送されて解析され、解析から最終的に画像が形成される。
一般的には、X線源及び検出器アレイは、撮像平面内で被検体を中心としてガントリの周りを回転する。X線源は典型的には、焦点においてX線ビームを放出するX線管を含んでいる。X線検出器は典型的には、検出器で受光されるX線ビームをコリメートする複数のコリメータ・プレートを有するコリメータと、コリメータに隣接して設けられておりX線を光エネルギへ変換するシンチレータと、隣接するシンチレータから光エネルギを受け取ってここから電気信号を発生するフォトダイオードとを含んでいる。
X線検出器は、シンチレート性の装置を用いる代わりに、X線計数が可能であって検出された各々のX線のエネルギ・レベルの測定値を与えることが可能な直接変換物質を有するエネルギ識別型検出器を含み得る。本書に記載する積層型コリメータは、エネルギ識別型装置での利用又は画素型素子を用いる他の検出器での利用に同等に適用可能である。
典型的には、シンチレータ・アレイの各々のシンチレータがX線を光エネルギへ変換する。各々のシンチレータが、シンチレータに隣接するフォトダイオードに光エネルギを放出する。各々のフォトダイオードが光エネルギを検出して対応する電気信号を発生する。次いで、フォトダイオードの出力はデータ処理システムへ伝送されて画像再構成を施される。
米国特許第6075840号
画質は、検出器の構成要素同士の間の位置揃え(アラインメント)の程度に直接関連し得る。CT検出器の検出器セル同士の間の「クロストーク」は一般に起こりがちであるが、ある程度までは検出器構成要素の位置揃えに影響され、すなわち位置揃えの欠落に影響される。この観点で、クロストークは典型的には、CT検出器の構成要素が不正位置揃えである場合にさらに高まる。
クロストークは一般的には、CT検出器の隣り合ったセルの間のデータの伝達として定義される。一般的には、クロストークは最終的な再構成CT画像にアーティファクトの出現を招いて空間分解能を劣化させるので、クロストークの低減が図られる。単一のCT検出器内で様々な形式のクロストークが生じ得る。クロストークは、1個のセルからの光がフォトダイオード層とシンチレータとの間の接触層を通してもう1個のセルに伝わるときに生じ得る。電気的クロストークは、フォトダイオード同士の間の望ましくない伝達から生じ得る。光学的クロストークは、シンチレータを包囲する反射体を介した光の透過によって生じ得る。X線クロストークは、シンチレータ・セル同士の間のX線の散乱によって生じ得る。
クロストークを低減させるための取り組みとして、コリメータのプレート又は層をシンチレータ・アレイのセルに位置揃えすることができる。シンチレータ・アレイのセルとコリメータのプレートとの位置揃えは、長時間を要し労働集約的な工程である場合がある。コリメータは典型的には、一組のレールの間に挿入された約1000枚のコリメート用プレートを用いて製造される。レールには典型的には、櫛形部品が取り付けられており、各々の櫛形部品がコリメート用プレートを把持するように構築された複数の歯を有している。典型的にはレールは、櫛形部品の歯がコリメート用プレートを収容して、コリメート用プレートが歯に挿入されたときに画素型素子に対してコリメート効果を与えるように、極めて厳しい許容誤差で位置揃えされている。さらに、シンチレータ・アレイに対するコリメータの物理的な配置又は位置揃えは、不正位置揃えの積み重ねを特に起こし易い。すなわち、シンチレータとコリメータとのアセンブリの一つが位置揃えされていなければ、隣接するアセンブリの位置揃えに悪影響を及ぼし得る。単純に、一つのコリメータとシンチレータ・アレイとの組み合わせが不正位置揃えであると、補正対策を講じなければ後続に配置される全てのコリメータとシンチレータ・アレイとの組み合わせが不正位置揃えとなる。さらに、かかるアセンブリは、検出器の1個のみが不正位置揃えであるときにも何個もの検出器を調節することを必要とする。この全体工程は高経費で時間浪費的となり得る。
また、高速のガントリ速度でのガントリの回転によって惹起されるG荷重のため、プレートの機械的撓みが発生する場合がある。CTシステムが例えば一つの速度に較正され、画像データが例えば第二の速度で取得される場合に、コリメータ・プレートの機械的撓みはこれら2種のガントリ速度について異なる場合がある。かかる機械的撓みは、得られる画像に画像アーティファクトを惹起し得る。加えて、近年患者のZ軸撮影範囲が拡大しており、拡大されたZ軸撮影範囲は同様に、比例して長いコリメータ・プレートを必要とする。従って、コリメータ・プレートは機械的撓みを益々生じ易く、このことに起因する画質の問題を起こし易くなる。
従って、低経費のコリメータ及びシンチレータのモジュールの製造のための方法及び装置を設計し、これによりクロストークを低減して機械的安定性を高めることが望ましい。
本発明は、上述の欠点を克服する装置に関するものである。CT検出器が、複数の画素型素子及び積層型コリメータを含んでいる。コリメータの内部の各単層(lamination)はスペーサ物質によって離隔されており、それぞれの画素型素子とX線源との間に位置揃えされた開口を有している。
本発明の一観点によれば、CTコリメータが、内部に形成された複数の開口を有する第一の放射線吸収性単層を含んでいる。第一の放射線吸収性単層の内部に形成された各々の開口は、対応する画素型素子とX線照射源との間に形成されるそれぞれの軸に位置揃えされている。コリメータは、内部に形成された複数の開口を有する第二の放射線吸収性単層を含んでおり、第二の放射線吸収性単層の内部に形成された各々の開口は、対応する画素型素子とX線照射源との間に形成されるそれぞれの軸に位置揃えされている。スペーサが、第一及び第二の放射線吸収性単層の間に配置されている。
本発明のもう一つの観点によれば、CT検出器を製造する方法が、複数の画素型素子を有する検出器を設けるステップと、多積層コリメータを検出器に結合するステップとを含んでいる。多積層コリメータは、実質的に放射線不透過性である物質の少なくとも2枚の層を含んでいる。方法は、これら少なくとも2枚の層の間に挿入物を配置するステップと、コリメータの内部の複数のX線通路が複数の画素型素子とX線照射源との間で1対1の対応を成して位置揃えされるようにコリメータを位置揃えするステップとを含んでいる。
本発明のもう一つの観点によれば、CTシステムが、走査対象を収容する中孔を有する回転ガントリと、高周波電磁エネルギ・ビームを対象に向けて投射するように構成されている高周波電磁エネルギ投射源と、各々が対象を透過する高周波電磁エネルギを検出するように構成されている複数の画素型セルを有する検出器アレイとを含んでいる。放射線フィルタが、隣り合った画素型素子の間の空間に向けられた高周波電磁エネルギを吸収するように構成されており、スペーサ物質によって少なくとも離隔された1対の穿孔スクリーンを含んでいる。フォトダイオード・アレイがシンチレータ・アレイに光学的に結合されて、対応するシンチレータ・セルからの光出力を検出するように構成された複数のフォトダイオードを含んでいる。データ取得システム(DAS)がフォトダイオード・アレイに接続されて、フォトダイオード出力を受け取るように構成されている。画像再構成器がDASに接続されて、DASによって受け取られたフォトダイオード出力から対象の画像を再構成するように構成されている。
本発明の様々な他の特徴及び利点は、以下の詳細な説明及び図面から明らかとなろう。
図面は、本発明を実施するために現状で想到される好ましい一実施形態を示す。
本発明の動作環境を64スライス型計算機式断層写真法(CT)システムに関連して説明する。但し、当業者は、本発明が他のマルチ・スライス型構成での利用にも同等に適用可能であることを認められよう。さらに、本発明をX線の検出及び変換に関して説明する。しかしながら、当業者には、本発明が他の高周波電磁エネルギの検出及び変換にも同等に適用可能であることがさらに認められよう。本発明を「第三世代」CTスキャナに関して説明するが、本発明は他のCTシステムにおいても同等に適用可能である。
図1及び図2には、計算機式断層写真法(CT)イメージング・システム10が、「第三世代」CTスキャナに典型的なガントリ12を含むものとして示されている。ガントリ12はX線源14を有しており、X線源14は、ガントリ12の反対側に設けられている検出器アセンブリ又はコリメータ18に向かってX線のビーム16を投射する。検出器アセンブリ18は、複数の検出器20及びデータ取得システム(DAS)32によって形成されている。複数の検出器20が患者22を透過した投射X線を感知し、DAS32は後続の処理のためにデータをディジタル信号へ変換する。各々の検出器20は、入射X線ビームの強度を表わし従って患者22を透過するときに減弱したビームを表わすアナログ電気信号を発生する。X線投影データを取得するための1回の走査の間に、ガントリ12及びガントリ12に装着されている構成部品は回転中心24の周りを回転する。
ガントリ12の回転及びX線源14の動作は、CTシステム10の制御機構26によって制御される。制御機構26は、X線制御器28とガントリ・モータ制御器30とを含んでおり、X線制御器28はX線源14に電力信号及びタイミング信号を供給し、ガントリ・モータ制御器30はガントリ12の回転速度及び位置を制御する。画像再構成器34が、サンプリングされてディジタル化されたX線データをDAS32から受け取って高速画像再構成を実行する。再構成された画像はコンピュータ36への入力として印加され、コンピュータ36は大容量記憶装置38に画像を記憶させる。
コンピュータ36はまた、キーボードを有するコンソール40を介して操作者から指令及び走査用パラメータを受け取る。付設されている陰極線管表示器42によって、操作者は、再構成された画像及びコンピュータ36からのその他のデータを観察することができる。操作者が供給した指令及びパラメータはコンピュータ36によって用いられて、DAS32、X線制御器28及びガントリ・モータ制御器30に制御信号及び情報を供給する。加えて、コンピュータ36は、モータ式テーブル46を制御するテーブル・モータ制御器44を動作させて、患者22及びガントリ12を配置する。具体的には、テーブル46は患者22の各部分をガントリ中孔48を通して移動させる。
図3及び図4に示すように、検出器アセンブリ18は複数の検出器20及びDAS32を含んでおり、各々の検出器20が、パック51に配列されている一定数の検出器素子50を含んでいる。検出器アセンブリ18のコリメータのレール17が、コリメート用ブレード又はプレート19をレール17の間に配置して有している。検出器アセンブリ18は、X線ビームが検出器20に入射する前にX線16をコリメートするように配置されている。図3に示す一実施形態では、検出器アセンブリ18は57個の検出器20を含んでおり、各々の検出器20が64×16個のピクセル要素50から成るアレイ寸法を有している。結果として、検出器アセンブリ18は64列の横列及び912列の縦列(16×57個の検出器)を有し、ガントリ12の各回の回転で64枚の同時スライスのデータを収集することを可能にしている。
検出器20は、パック51の内部で検出器素子50に対して配置されているピン52を含んでいる。パック51は、複数のダイオード59を有するダイオード・アレイ53の上に配置されている。次に、ダイオード・アレイ53は多層基材54の上に配置されている。スペーサ55が多層基材54の上に配置されている。検出器素子50はダイオード・アレイ53に光学的に結合され、次にダイオード・アレイ53は多層基材54に電気的に結合されている。可撓性回路56が多層基材54の表面57及びDAS32に取り付けられている。検出器20はピン52の利用によって検出器アセンブリ18の内部に配置されている。
動作時には、検出器素子50の内部に入射したX線がフォトンを生成し、フォトンがパック51を横断することによりアナログ信号を発生して、この信号がダイオード・アレイ53の内部のダイオード58において検出される。発生されたアナログ信号は、多層基材54を通り、可撓性回路56の一つを通ってDAS32に伝わり、ここでディジタル信号へ変換される。
図5及び図8は、本発明の一実施形態によるCT検出器100の部分を示している。説明の目的で、図5及び図8の積層材112、114及び136の厚みは、これら積層材を通るX線16の通路を分かり易く示すために拡大されている。但し、図9及び図10に示す積層材112、114及び136の厚みは、全体としてのCT検出器100に関する積層材の比率を最も正しく示している。
図5は、本発明の一実施形態によるCT検出器の部分である。CT検出器100はシンチレータ・パック104及びコリメータ110を含んでいる。CT検出器100は回転ガントリ座標系のX−Z平面内に配向されており、図1のX線管14のようなX線管のX線焦点スポット102から放出されるX線16がシンチレータ・パック104に向かうように配置されている。シンチレータ・パック104は、反射体108によって離隔されているピクセルすなわちシンチレータ素子106を含んでいる。図5のCT検出器100の部分は、5個のピクセル106を対応するコリメータ110の部分と共に示しているが、当業者は、CT検出器100のピクセル106の数が、図示の5個のピクセル106よりも多くを含み得ることを認められよう。
コリメータ110の第一の積層材又はスクリーン112が、シンチレータ・パック104に近接して配置されている。積層材112は穿孔されており、積層材に形成された各々の穿孔又は開口116は、X線16をこれらの穿孔に通して対応するピクセル106の上面120に入射させるように、寸法を決められて配置されている。この態様で、各々の穿孔116は、対応するピクセル106と焦点スポット102との間に形成される軸137に沿って実質的に位置揃えされる。積層材112の穿孔116はさらに、積層材112の構造材料122が、焦点スポット102から反射体108に向かって放出されるX線16を遮断すべく配置されるように、寸法を決められて配置されている。
コリメータ110の第二の積層材又はスクリーン114が、積層材112に近接して配置されて穿孔されており、積層材114に形成された各々の穿孔又は開口118は、X線16をこれらの穿孔に通して対応するピクセル106の上面120に入射させるように、寸法を決められて配置されている。この態様で、各々の穿孔118は、対応するピクセル106と焦点スポット102との間に形成される軸に沿って実質的に位置揃えされ、かかる軸の1本が軸137として図示されている。従って、各々のピクセル106に対応する穿孔116及び穿孔118の各々の対が、コリメータ110に孔又は開放部129を形成し、この孔又は開放部129が、対応するピクセル106と焦点スポット102との間に形成されるそれぞれの軸137に実質的に位置揃えされる。積層材114の穿孔118はさらに、積層材114の構造材料124が、焦点スポット102から反射体108に向かって放出されるX線16を遮断すべく配置されるように、寸法を決められて配置されている。
1本の軸139の1個のピクセル106と焦点スポット102との間に散開角度128が形成され、もう1本の軸137のもう1個のピクセル106と焦点スポット102との間にもう一つの散開角度130が形成される。第一の積層材112の穿孔116のパターンは、第二の積層材114の穿孔118のパターンと別個であってよい。従って、一実施形態では、穿孔116の方が大きい開放部を有し、それぞれの穿孔118よりも共に近接して配置される。もう一つの実施形態では、穿孔116はそれぞれの穿孔118よりもさらに離隔して配置されるが、それぞれの穿孔118の開放部と実質的に同様の開放部を有する。但し、それぞれの穿孔116、118のパターンは実質的に同様であり、例えば散開角度128及び130によって画定されるような散開に従って寸法が決められて配置されるものと思量される。加えて、散開角度128に応じて、積層材112の穿孔116が互いに関して異なる寸法及び間隔を有していてもよい。同様に、散開角度130に応じて、積層材118の穿孔118が互いに関して異なる寸法及び間隔を有していてもよい。
積層材112、114は、タングステン等のような高密度材料を含んでいる。従って、積層材112、114は、他の場合ならばシンチレータ・パック104の反射体108の領域に入射したであろうX線16に対して実質的に不透過性となり、このX線16を実質的に減弱する。積層材の穿孔116、118は、エッチング、ドリル穿孔又は成形等によって製造されるものと思量される。
図5の説明を続けると、積層材112、114の間にスペーサ又は積層材126が配置されている。一実施形態では、スペーサ126は、Rohacell(商標)及びグラファイト・シート等のような予備硬化させた独立気泡型構造発泡材で製造されており、スペーサ126がX線16に対して実質的に透過性となるようにしている。Rohacell(商標)は、独国デュッセルドルフのDegussa AG社から入手可能である。図8に関して後述するもう一つの実施形態では、スペーサ126は封入材料であり、「その場(in situ)」で硬化される。スペーサ126は、積層材112、114を構造的に支持して、ガントリ回転時のコリメータ110のG加重耐性を高める。CT検出器100の各々の層104、112、114、126の間の表面132に挿入された接着剤141が、層104、112、114、126を共に接着して、CT検出器100の構造的健全性に寄与する。
動作時には、コリメータ110は、焦点スポット102から放出されて反射体108に入射するX線16を実質的に減弱させる。コリメータ110はまた、例えば図1及び図2の患者22の体内の二次放出点133から放出されて経路135に沿って進むX線をコリメートする。従って、コリメータ110は、焦点スポット102から放出されるX線がピクセル106に入射するのを実質的に可能とし、二次放出から生ずるX線133は実質的に減弱される。
図5の説明をさらに続けると、積層材112、スペーサ126及び積層材114を有するコリメータ110が示されている。一実施形態では、開口116、118によって形成される開放部と、コリメータ110の積層体の全高との間の所望のアスペクト比に依存して、図示しない追加の積層材を加えて例えば7mm〜8mm以上のコリメータ深さを達成することができる。当業者は、例えば散開角度128、130を収容するように積層材の間の幾何学的間隔を考慮する限りにおいて、積層材を互いに直接積み重ねて積層材の間にスペーサを有しない多層減弱材料を形成してもよいし、積層材の間にスペーサを配置する前に何枚かの積層材を積層してもよいことを認められよう。例えば、代替的な実施形態では、積層材136を積層材114に直接接触させて付着させて配置する。かかる方法は、例えば極めて精密な特徴が望まれ、より厚みのある積層材を用いていたのではかかる精度を得るのはさらに困難である又は高経費であるときに、遥かに薄い積層材料の利用を可能にするのに有利であり得る。
さらに、CT検出器100は図5にY−Z平面内の二次元レイアウトで示されているが、当業者は、散開角度128、130によって示されるような散開角度のパターンをX−Y平面内でも同様に散開させることができ、従って積層材の散開角度を両方の次元に投射させた三次元コリメータを形成することを認められよう。図6は、積層材の間に配置されたスペーサ126を有する積層材112、114の積層体を示している。図6は、三次元散開効果を発揮するためにX−Y平面及びY−Z平面の両方で達成され得るコリメータ110の三次元散開の要件及び対応する散開角度を示している。
再び図6を参照して述べると、積層材112、114は、内部に配置された切込み113、115を各々有し得る。各々の積層材112、114に配置された切込み113、115は、例えばピン117を押圧しながらユニットとして組み立てると切込み113、115が垂直に揃うように配置される。かかる位置揃えによって、コリメータ110の簡単な構築が可能となり、組み立てられたユニットの迅速な目視検査を可能にして積層材112、114の互いに関する適正な位置揃えを確認することができる。当業者は、切込み113、115はコリメータ110の構築のための突起位置揃えタブを代替的に含んでいてもよいことを認められよう。
図7を参照して述べると、Rohacell(商標)等のような構造発泡材200が、インコネルのような高温の0.014インチ太さのワイヤ202を2本のセラミック円筒204、206の間に緩みなく張り渡して平らな表面208から所望の高さ210に配置したものを用いて薄いシートに切断され得る。構造発泡材200のシートを平らな表面208に載置して保持した状態で、ワイヤ202まで横断させて供給し、これによりスペーサ126に用いられる発泡材の薄片212をスライスする。構造発泡材200を供給材料211側に載置してワイヤ202を横断させて構造発泡材200の薄いシートをスライスしてもよい。
図8を参照して述べると、前述のように本発明の一実施形態では、スペーサ126は、コリメータ110の内部に配置された封入材料138であってよい。従って、積層材112、114は、間隙140が内部に形成されるように配置される。エポキシ又は構造発泡材のような封入材料138は、間隙140の内部に配置され、「その場」で硬化される。封入材料138は、X線の通過に対して実質的に透過性である材料から選択される。封入材料138は例えば、未硬化の発泡材又はエポキシであってよく、間隙140内に射出するか又は他の方法で流入させて硬化させる。さらに、封入材料138の密度を低下させるために、中空のガラス製マイクロビーズのような低密度充填材料を混合してもよく、この低密度充填材料は好ましくは、封入材料138よりも低い平均密度を有するものとする。
図9は、本発明の一実施形態によるコリメータ110を示す。積層材112、114がスペーサ126の間に配置されており、全体としてのコリメータ110の比率を最も正しく示している。
図10は、本発明のもう一つの実施形態によるCT検出器100のスペーサ126を示す。複数の細い管150を実質的に積層材112と114との間に配置して、開放部116、118を通過するX線が無作為に遮断されてこれにより画像アーティファクトを発生し得る遮断のパターンを回避するようにすることができる。細い管150は、円形152の断面、又は例えば長方形若しくは六角形等のような他の形状断面を有していてよく、また積層材112及び114の間に無作為に配向されていてよい。
図11は、非侵襲型小荷物検査システムと共に用いられるCTシステムの見取り図である。小荷物/手荷物検査システム510は、内部に中孔514を有する回転ガントリ512を含んでおり、この中孔514を通して小荷物又は手荷物が通過することができる。回転ガントリ512は、本発明の一実施形態による高周波電磁エネルギ源516と、シンチレータ・セルで構成されたシンチレータ・アレイを有する検出器アセンブリ518とを収容している。また、コンベヤ・システム520が設けられており、コンベヤ・システム520は、構造524によって支持されており走査のために小荷物又は手荷物526を自動的に且つ連続的に中孔514を通過させるコンベヤ・ベルト522を含んでいる。対象526をコンベヤ・ベルト522によって中孔514に送り込み、次いで撮像データを取得し、コンベヤ・ベルト522によって中孔514から小荷物526を除去することを、制御された連続的な態様で行なう。結果として、郵便物検査官、手荷物積み降ろし員及び他の保安人員が、爆発物、刃物、銃及び密輸品等について小荷物526の内容を非侵襲的に検査することができる。加えて、かかるシステムを、部品及びアセンブリの非破壊評価のために産業応用に用いることもできる。
従って、本発明の一実施形態によれば、CTコリメータが、内部に形成された複数の開口を有する第一の放射線吸収性単層を含んでいる。第一の放射線吸収性単層の内部に形成された各々の開口は、対応する画素型素子とX線照射源との間に形成されるそれぞれの軸に位置揃えされている。コリメータは、内部に形成された複数の開口を有する第二の放射線吸収性単層を含んでおり、第二の放射線吸収性単層の内部に形成された各々の開口は、対応する画素型素子とX線照射源との間に形成されるそれぞれの軸に位置揃えされている。スペーサが、第一及び第二の放射線吸収性単層の間に配置されている。
本発明のもう一つの実施形態によれば、CT検出器を製造する方法が、複数の画素型素子を有する検出器を設けるステップと、多積層コリメータを検出器に結合するステップとを含んでいる。多積層コリメータは、実質的に放射線不透過性である物質の少なくとも2枚の層を含んでいる。方法は、これら少なくとも2枚の層の間に挿入物を配置するステップと、コリメータの内部の複数のX線通路が複数の画素型素子とX線照射源との間で1対1の対応を成して位置揃えされるようにコリメータを位置揃えするステップとを含んでいる。
本発明のもう一つの実施形態によれば、CTシステムが、走査対象を収容する中孔を有する回転ガントリと、高周波電磁エネルギ・ビームを対象に向けて投射するように構成されている高周波電磁エネルギ投射源と、各々が対象を透過する高周波電磁エネルギを検出するように構成されている複数の画素型セルを有する検出器アレイとを含んでいる。放射線フィルタが、隣り合った画素型素子の間の空間に向けられた高周波電磁エネルギを吸収するように構成されており、スペーサ物質によって少なくとも離隔された1対の穿孔スクリーンを含んでいる。フォトダイオード・アレイがシンチレータ・アレイに光学的に結合されて、対応するシンチレータ・セルからの光出力を検出するように構成された複数のフォトダイオードを含んでいる。データ取得システム(DAS)がフォトダイオード・アレイに接続されて、フォトダイオード出力を受け取るように構成されている。画像再構成器がDASに接続されて、DASによって受け取られたフォトダイオード出力から対象の画像を再構成するように構成されている。
本発明は好適実施形態について説明されており、明示的に述べた以外の均等構成、代替構成及び改変が可能であり、特許請求の範囲に属することが認められよう。また、図面の符号に対応する特許請求の範囲中の符号は、単に本願発明の理解をより容易にするために用いられているものであり、本願発明の範囲を狭める意図で用いられたものではない。そして、本願の特許請求の範囲に記載した事項は、明細書に組み込まれ、明細書の記載事項の一部となる。
本発明によるCTイメージング・システムの見取り図である。 図1に示すシステムのブロック模式図である。 CTシステム検出器アレイの一実施形態の遠近図である。 図3に示す検出器アレイの検出器の一実施形態の遠近図である。 本発明の一実施形態によるシンチレータ・パック及びスペーサを有する積層型コリメータの部分の断面図である。 本発明の一実施形態によるアセンブリ・ピンの間に配置された積層材を有するコリメータの遠近図である。 本発明の一実施形態による構造発泡材をスライスする装置の見取り図である。 本発明の一実施形態によるシンチレータ・パック及び封入材料製スペーサを有する積層型コリメータの部分の断面図である。 本発明の一実施形態による構造発泡材スペーサを有する積層型コリメータの部分の断面図である。 本発明の一実施形態による複数のスペーサを有する積層型コリメータの部分の断面図である。 本発明の一実施形態による非侵襲型小荷物検査システムと共に用いられるCTシステムの見取り図である。
符号の説明
10 計算機式断層写真法(CT)イメージング・システム
12 ガントリ
14 X線源
16 X線のビーム
17 レール
18 検出器アセンブリ又はコリメータ
19 コリメート用ブレード又はプレート
20 複数の検出器
22 患者
24 回転中心
26 制御機構
28 X線制御器
30 ガントリ・モータ制御器
32 データ取得システム(DAS)
34 画像再構成器
36 コンピュータ
38 大容量記憶装置
40 コンソールを介した操作者
42 キーボード。付設されている陰極線管表示器
44 テーブル・モータ制御器
46 モータ式テーブル
48 ガントリ中孔
50 一定数の検出器素子
51 パックに配列された一定数の検出器素子50
52 ピン
53 ダイオード・アレイ
54 多層基材
55 スペーサ
56 フレックス回路
57 表面
58 ダイオード
59 複数のダイオード
100 CT検出器
102 X線焦点スポット
104 シンチレータ・パック
106 シンチレータ素子
108 反射体
110 コリメータ
112、114 積層材
113、115 切込み
116、118 開口
117 ピン
120 上面
122、124 構造材料
126 スペーサ又は積層材
128、130 散開角度
129 孔又は開放部
132 表面
133 二次放出点
135 経路
136 積層材
137、139 軸
138 封入材料
140 間隙
141 接着剤
150 複数の細い管
152 円形
200 構造発泡材
202 ワイヤ
204、206 セラミック円筒
208 平らな表面
210 高さ
211 供給材料
212 発泡材の薄片
510 小荷物/手荷物検査システム
512 回転ガントリ
514 中孔
516 高周波電磁エネルギ源
518 検出器アセンブリ
520 コンベヤ・システム
522 コンベヤ・ベルト
524 構造
526 小荷物又は手荷物

Claims (10)

  1. 計算機式断層写真法(CT)検出器(100)に近接して配置されている計算機式断層写真法コリメータであって、
    内部に形成された複数の開口(116)を有する第一の放射線吸収性単層(112)であって、当該第一の放射線吸収性単層(112)の内部に形成された各々の開口(116)は、対応する画素型素子(106)とX線照射源(102)との間に形成されるそれぞれの軸(137)に位置揃えされている、第一の放射線吸収性単層(112)と、
    内部に形成された複数の開口(118)を有する第二の放射線吸収性単層(114)であって、当該第二の放射線吸収性単層(114)の内部に形成された各々の開口(118)は、対応する画素型素子(106)と前記X線照射源(102)との間に形成される前記それぞれの軸(137)に位置揃えされている、第二の放射線吸収性単層(114)と、
    前記第一及び第二の放射線吸収性単層(112、114)の間に配置されているスペーサ(126)と
    を備えた計算機式断層写真法コリメータ。
  2. 前記計算機式断層写真法検出器(100)は、シンチレータ及び直接変換物質の一方を含んでいる、請求項1に記載の計算機式断層写真法コリメータ。
  3. 前記スペーサ(126)は、発泡材、グラファイト・シート、エポキシ(141)、繊維及び管(150)の一つを含んでいる、請求項1に記載の計算機式断層写真法コリメータ。
  4. 前記エポキシ(141)は、当該エポキシよりも低い平均密度を有する充填材料を内部に分散させて有している、請求項3に記載の計算機式断層写真法コリメータ。
  5. 前記発泡材は「その場」で硬化される、請求項3に記載の計算機式断層写真法コリメータ。
  6. 内部に形成された複数の開口(129)を有し、前記第一及び第二の放射線吸収性単層(112、114)の一方に付着された第三の放射線吸収性単層(136)をさらに含んでおり、
    該第三の放射線吸収性単層(136)の各々の開口(129)は、対応する開放部のそれぞれの軸(137)に位置揃えされている、請求項1に記載の計算機式断層写真法コリメータ。
  7. 前記第一及び第二の放射線吸収性材料(112、114)は高Z材料を含んでいる、請求項1に記載の計算機式断層写真法コリメータ。
  8. 前記高Z材料はタングステンである、請求項7に記載の計算機式断層写真法コリメータ。
  9. 前記スペーサ(126)は、内部に形成された複数の開口を有する材料のシートである、請求項1に記載の計算機式断層写真法コリメータ。
  10. 互いに対して実質的に位置揃えされている切込み(113)又は突起タブの一方を有する前記第一及び第二の放射線吸収性単層(112、114)をさらに含んでいる請求項1に記載の計算機式断層写真法コリメータ。
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