JP2020507356A - ダンパー及び洗濯機 - Google Patents

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Abstract

ダンパー及び洗濯機であって、ダンパーは、回転シャフトピン(5)、スライダクランク機構(2)、緩衝機構(3)及びストローク拡大機構(4)を含む。回転シャフトピン(5)は軸方向に回動する。緩衝機構(3)は緩衝作用力を付与する。スライダクランク機構(2)は回転シャフトピン(5)に接続されて、回転シャフトピン(5)の回動動作を直線状の往復運動動作に変換する。ストローク拡大機構(4)は、スライダクランク機構(2)と緩衝機構(3)にそれぞれ接続され、スライダクランク機構(2)の小ストローク動作を伝動して緩衝機構(3)の大ストローク動作に拡大する。上記の技術方案は、ストローク拡大機構によって回転軸(5)の小さな動作を緩衝機構(3)の大きな動作に変換することで、回転軸の回動角度が小さい場合でも十分な減衰力を正確に得られる設計を実現している。よって、製品の安全性が向上し、ユーザエクスペリエンスが高まる。【選択図】図3

Description

本発明は洗濯機に関し、特に、ダンパーを備える洗濯機に関する。
従来の洗濯機では、蓋プレートとハウジングの上フレームが通常のヒンジ接続により連なっているため、蓋プレートの開閉が緩衝力を有さない。特に、蓋プレートの閉止過程の途中で手を緩めた場合、蓋プレートは重力と慣性力の働きで急速に閉合し、上フレームと衝突する。これにより騒音が発生し、深刻な場合には破損してしまう。そのため、従来の多くの特許で、上記の課題について解決策を提案している。
特許文献1が開示する洗濯機の蓋構造及びその製造方法では、洗濯機の蓋構造が、蓋本体と、前記蓋本体の周辺部を取り囲む緩衝部材と、前記緩衝部材の周辺部を取り囲む蓋カバーを含む。当該発明に基づく洗濯機の蓋の製造方法は、緩衝部材を蓋本体の周辺に密着させるステップと、前記緩衝部材が密着した蓋本体を金型内部に設置するステップと、樹脂化合物を前記金型の内部に流し込むステップと、前記樹脂化合物を凝固させるステップと、前記金型を分離するステップ、を含む。上記の発明に基づく洗濯機の蓋構造及びその製造方法によれば、蓋カバーの密着時に発生する応力を緩衝部材により吸収できるとの効果が得られるという。しかし、当該構造は複雑であり、緩衝ストロークが短い。また、消音及び衝突防止効果に劣るほか、製造も容易でない。
また、特許文献2は、洗濯機の蓋構造について開示している。当該構造は、前記蓋の開閉回動操作において規定される角度で、開放方向又は閉止方向を切り替えるよう付勢するトグルバネと、前記蓋を開放方向に付勢する蓋バネと、前記蓋の回動を減衰させる回転式の緩衝ダンパーを含む。前記緩衝ダンパーは、回動及び摺動自在にダンパー保持体の内部に設けられており、前記ダンパー保持体は前記蓋に固定されている。前記緩衝ダンパーのダンパー軸は回動不能に前記天井蓋に保持されており、前記蓋が開閉操作を実施する際に前記蓋の回動に減衰力を付与することで、開閉時に衝突が発生しないよう実現している。
上記の技術方案は、いずれも緩衝バネからなる緩衝装置を蓋プレートとコントロールパネルベースの間に設置することで、閉止時における蓋プレートの衝突を回避している。しかし、バネ自体に減衰・緩衝力の不確実性が存在することから、緩衝装置の信頼性を効果的に向上させることができない。
また、従来の洗濯機では、このほかの上蓋プレートに改良を加え、ダンパーを追加しているものもある。しかし、ダンパーには減衰オイル式が一般的に採用されており、このようなダンパーは減衰オイルの流動に一定の時間を要するという固有の問題がある。そのため、ユーザが上蓋を使用する過程で急速に上蓋を開放し、手を緩めた場合には、減衰作用を発揮することができず、一連の安全性の問題が招来される。
上記に鑑みて、本発明を提案する。
中国特許出願公開第1884672号明細書 中国特許出願第200910118742.3号明細書
本発明の目的は、設計が緻密で構造がシンプルであり、回動角度が小さくても減衰力が得られるヒンジ式のダンパーを提供することである。
本発明の他の目的は、蓋の開放角度が小さくても減衰力が得られる洗濯機を提供することである。
発明の目的を実現するために、以下の技術方案を用いる。
ダンパーであって、回転シャフトピン、スライダクランク機構、緩衝機構及びストローク拡大機構を含み、回転シャフトピンは軸方向に回動し、緩衝機構は緩衝作用力を付与し、スライダクランク機構は回転シャフトピンに接続されて、回転シャフトピンの回動動作を直線状の往復運動動作に変換し、ストローク拡大機構は、スライダクランク機構と緩衝機構にそれぞれ接続され、スライダクランク機構の小ストローク動作を伝動して緩衝機構の大ストローク動作に拡大する。
更に、緩衝機構は、回転シャフトピンの線形方向に対する緩衝作用力を付与し、スライダクランク機構は、緩衝機構から付与された線形方向の緩衝作用力を回転シャフトピンの回動方向の減衰力に変換する。
更に、前記スライダクランク機構は、クランク部材とコネクティングロッドを含み、クランク部材は、回転シャフトピンの一端に回動可能に接続されて回転シャフトピンと一体的に回動し、クランク部材とコネクティングロッドはヒンジ接続され、ヒンジ接続箇所が回転シャフトピンに付随して回転し、コネクティングロッドはストローク拡大機構に接続され、コネクティングロッドとストローク拡大機構との接続箇所は往復運動するよう位置規制され、好ましくは、クランク部材とコネクティングロッドのヒンジ軸、及び回転シャフトピンの軸線が互いに平行に間隔を置いて設けられる。
更に、前記スライダクランク機構はコネクティングロッドを含み、回転シャフトピンの端部には外周に突設される装着部が設けられ、コネクティングロッドは装着部に対し回転可能にヒンジ接続され、ヒンジ接続箇所が回転シャフトピンに付随して回転し、コネクティングロッドはストローク拡大機構に接続され、コネクティングロッドとストローク拡大機構との接続箇所が往復運動するよう位置規制される。
更に、前記コネクティングロッドの一端はストローク拡大機構に回動可能に接続され、コネクティングロッドの他端は、クランク部材又は回転シャフトピンに回動可能に接続される。
更に、前記ストローク拡大機構はレバーアームを含み、レバーアームは、レバー支点によって短アームと長アームに分けられ、レバーの長アームの一端は緩衝機構に接続され、レバーの短アームの一端はスライダクランク機構に接続される。短アームの長さは長アームの長さよりも小さい。短アームの長さと長アームの長さの比は1:2〜1:6であり、好ましくは1:4である。即ち、レバーの短アーの長さと長アームの長さの比が、スライダクランク機構2の小ストロークと緩衝機構の大ストロークの比となる。当該短アームの長さと長アームの長さの比は、回転シャフトピンの回動により受ける力の大きさと関係する。
更に、レバーアームの短アームの一端はコネクティングロッドに回動可能に接続され、コネクティングロッドの往復運動によってレバーアームが支点周りに回転し、好ましくは、レバーアームの短アームの一端が屈曲することで折り返しが形成され、折り返しはコネクティングロッドに回転可能に接続され、折り返し及びコネクティングロッドの回転軸と、レバーアームの支点の回転軸線は互いに垂直に設けられる。
更に、ストローク拡大機構は、レバーアームの運動を妨げる減衰装置を更に含み、回転シャフトピンの回動に対する減衰作用力を強化するよう、前記減衰装置は、レバーの短アームとコネクティングロッドの回転関節に設けられるねじりバネ構造、及び/又は、レバーの長アームと緩衝機構におけるピストンロッドの回転関節に設けられるねじりバネ構造、及び/又は、コネクティングロッドとクランク部材の回転関節に設けられるねじりバネ構造である。
更に、前記緩衝機構は気圧/油圧緩衝機構であって、圧力シリンダとピストンロッドを含み、ピストンロッドは、一端がレバーの長アームの一端における回転関節に接続され、他端が圧力シリンダ内に設けられ、圧力シリンダは回動可能に設けられる。
更に、ダンパーはハウジングを含み、ハウジングの側壁に貫通孔が設けられており、回転シャフトピンは、一端が当該貫通孔から伸出し、他端がハウジング内に設けられ、スライダクランク機構、緩衝機構及びストローク拡大機構はいずれもハウジング内に装着される。
本発明の洗濯機は、パネルベースと、パネルベースに接続される上蓋を含み、上蓋とパネルベースの間に前記ダンパーを有する。
上記の技術方案によれば、本発明は従来技術に対して以下の利点を有する。
本発明は、スライダクランク機構によって、回転シャフトピンの軸周りの回転方向の動作を直線方向の動作に変換するとともに、ストローク拡大機構を組み合わせて、スライダクランク機構の小さな動作を緩衝機構の大きな動作に変換する。これにより、回転シャフトピンの回動角度が小さい場合でも、十分な減衰力を正確に得られる設計が実現されるため、製品の安全性が向上するとともに、ユーザエクスペリエンスが高まる。
本発明の洗濯機は、回転シャフトピンの端部におけるスライダクランク機構によって、洗濯機の上蓋の回転方向の動作を直線方向の動作に変換するとともに、レバーアームを組み合わせることで、小さな動作をピストンロッドの大きな動作に変換する。各部材同士を正確な比率で設計することにより、洗濯機が小さな角度で蓋を開放した場合であっても直ちに減衰力の取得が実現される。よって、製品の安全性が向上し、ユーザエクスペリエンスが高まる。
また、上蓋が小さな角度で開放された場合には、回転シャフトピンがコネクティングロッドの一端を共に回転させ、且つ、コネクティングロッドの他端が直線状の往復運動を取得する。運動の小さなストロークは、ストローク拡大機構によってピストンロッドの大きな動作に変換されるため、上蓋は大きな減衰力を取得可能となる。本発明は設計が緻密であり、構造がシンプルである。
本発明は、回転シャフトピン、スライダクランク機構、緩衝機構及びストローク拡大機構をハウジングに集積しているため、装着しやすく、使用の普及に適している。
且つ、本発明は構造がシンプルであり、装着しやすく、使用の普及に適している。
図1は、本発明の実施例における洗濯機の構造図である。 図2は、本発明の実施例におけるダンパーの構造原理図である。 図3は、本発明の実施例におけるダンパーの構造原理図である。 図4は、本発明の回転軸の位置決めを示す図である。 図5は、本発明の他の実施例におけるダンパーの構造原理図である。
以下に、実施例を組み合わせて、本発明につき更に詳細に説明する。
図1〜図4に示すように、本実施例は、回転シャフトピン5、スライダクランク機構2、緩衝機構3及びストローク拡大機構4を含むダンパーについて説明する。回転シャフトピン5は軸方向に回動し、緩衝機構3は緩衝作用力を付与する。スライダクランク機構2は回転シャフトピン5に接続されて、回転シャフトピン5の回動動作を直線状の往復運動動作に変換する。ストローク拡大機構4は、スライダクランク機構2と緩衝機構3にそれぞれ接続され、スライダクランク機構2の小ストローク動作を伝動して緩衝機構3の大ストローク動作に拡大する。
本実施例において、緩衝機構3は、回転シャフトピン5の線形方向に対する緩衝作用力を付与する。スライダクランク機構2は、緩衝機構3から付与された線形方向の緩衝作用力を回転シャフトピン5の回動方向の減衰力に変換する。
本実施例において、前記スライダクランク機構2は、クランク部材21とコネクティングロッド22を含む。クランク部材21は、回転シャフトピン5の一端に回動可能に接続されて、回転シャフトピン5と一体的に回動する。クランク部材21とコネクティングロッド22はヒンジ接続されており、ヒンジ接続箇所が回転シャフトピン5に付随して回転する。また、コネクティングロッドはストローク拡大機構4に接続されている。コネクティングロッド22とストローク拡大機構4との接続箇所は、往復運動するよう位置規制されている。好ましくは、クランク部材21とコネクティングロッド22のヒンジ軸、及び回転シャフトピン5の軸線は、互いに平行に間隔を置いて設けられる。
本実施例において、前記スライダクランク機構2はコネクティングロッドを含む。回転シャフトピン5の端部には、外周に突設される装着部が設けられている。コネクティングロッド22は装着部に対し回転可能にヒンジ接続されており、ヒンジ接続箇所が回転シャフトピン5に付随して回転する。また、コネクティングロッド22はストローク拡大機構4に接続されている。コネクティングロッド22とストローク拡大機構4との接続箇所は、往復運動するよう位置規制されている。
本実施例において、前記コネクティングロッド22の一端はストローク拡大機構4に回動可能に接続されており、コネクティングロッド22の他端は、クランク部材21又は回転シャフトピン5に回動可能に接続されている。
本実施例において、前記ストローク拡大機構4はレバーアーム41を含む。レバーアーム41は、レバー支点によって短アーム43と長アーム42に分けられる。レバーの長アーム42の一端は緩衝機構3に接続されており、レバーの短アーム43の一端はスライダクランク機構2に接続されている。短アーム43の長さは長アーム42の長さよりも小さい。短アーム43の長さと長アーム42の長さの比は、1:2〜1:6であり、好ましくは1:4である。即ち、レバーの短アーム43の長さと長アーム42の長さの比が、スライダクランク機構2の小ストロークと緩衝機構3の大ストロークの比となる。また、当該短アーム43の長さと長アーム42の長さの比は、回転シャフトピン5の回動により受ける力の大きさと関係する。
本実施例において、レバーアーム41の短アームの一端はコネクティングロッド22に回動可能に接続されており、コネクティングロッド22の往復運動によってレバーアーム41が支点周りに回転する。好ましくは、レバーアーム41の短アーム43の一端が屈曲することで折り返し46が形成されている。折り返し46はコネクティングロッド22に回転可能に接続されている。折り返し46及びコネクティングロッド22の回転軸と、レバーアーム46の支点の回転軸線は互いに垂直に設けられている。
本実施例において、前記緩衝機構3は油圧緩衝機構3であって、圧力シリンダ31とピストンロッド32を含む。ピストンロッド32は、一端がレバーの長アームの一端における回転関節に接続され、他端が圧力シリンダ31内に設けられている。また、圧力シリンダ31は回動可能に設けられる。
本実施例において、ダンパーはハウジング1更に含み、ハウジング1の側壁に貫通孔が設けられている。回転シャフトピン5は、一端が当該貫通孔から伸出しており、他端がハウジング1内に設けられている。スライダクランク機構2、緩衝機構3及びストローク拡大機構4は、いずれもハウジング内に装着される。
本発明の実施例では、前記ダンパーがハウジング1を更に含み、ハウジング1の側壁に貫通孔又は開口(図示しない)が設けられている。回転シャフトピン5は、一端が当該貫通孔又は開口から伸出するシャフトピン構造をなしており、他端がハウジング1内に設けられている。このハウジング1内に設けられる一端には位置規制部材51が設置されている。また、回転シャフトピン5の軸方向における移動を防止すべく、ハウジング1内には、位置規制部材に対応してブロック構造13が設けられている(図3参照)。
本実施例では、前記ピストンロッドと圧力シリンダ間の減衰係数を調節可能である。これにより、上蓋の閉止過程においてピストンロッドがクランク経由で上蓋に対し付与する運動抵抗力の大きさを調節可能になるとの効果が実現されるため、上蓋の閉止速度を調節するとの目的が達せられる。よって、閉止速度が速過ぎることに伴う剛性の衝突が防止されるとともに、閉止速度が遅過ぎることでユーザが押下作用力を二度付与するとの事態が回避される。本発明は構造がシンプルであり、装着しやすいため、使用の普及に適している。
図1及び図2に示すように、本実施例では、内部が中空のハウジング1を含むダンパーについて説明する。ハウジング1には、ピストンロッド32、レバーアーム、コネクティングロッド及び回転シャフトピン5が装着されている。ピストンロッド32は圧力シリンダ31を含む。圧力シリンダ31の一端には、軸線沿いに相対的に可動のピストンロッド32が挿接されている。圧力シリンダ31の固定端33は、相対的に回転可能にハウジング1に装着されている。また、ピストンロッド32の可動端34はレバーアーム41の第1端44にヒンジ接続されており、ヒンジ接続箇所が第1平面内で自在に移動可能である。レバーアーム41の中央部は相対的に回転可能にハウジング1に装着されており、回転接続箇所は、レバーアーム41の第2端45寄りに設けられている。レバーアーム41の第2端45はコネクティングロッド22の第1端25にヒンジ接続されており、ヒンジ接続箇所が第2平面内で自在に移動可能である。第1平面と第2平面は互いに垂直に設けられており、レバーアーム41とコネクティングロッド22のヒンジ軸は、第1平面に対し垂直である。また、ピストンロッド32とレバーアーム41のヒンジ軸は第2平面に対し垂直である。コネクティングロッド22の第2端26は、偏心ロッド、偏心輪等のクランク部材21を介して回転シャフトピン5にヒンジ接続される。或いは、コネクティングロッド22の第2端26は、回転シャフトピン5に対し直接ヒンジ接続される。ヒンジ接続箇所の軸線と回転シャフトピン5の回転軸線は、互いに平行に間隔を置いて設けられる。
回転シャフトピン5が回動すると、コネクティングロッド22の第2端が回転軸線周りに共に回転する。レバーアーム41はハウジング1に固定されているため、コネクティングロッド22の第1端は、第2端の回転移動に伴って上下に運動する。コネクティングロッド22の第1端は、ヒンジ軸を介してレバーアーム41の第2端を共に上下に移動するよう引っ張る。これにより、レバーアーム41は中央部の回転軸周りに回転し、レバーアーム41の第1端を移動させる。レバーアーム41の第1端は、ヒンジ軸を介してピストンロッド32の可動端を共に移動するよう押動し、これにより、ピストンロッド32が圧力シリンダ31に対し相対的に引っ張り移動する。ピストンロッド32と圧力シリンダ31との間に相対移動が発生すると、圧力シリンダ31内部の液体抵抗の作用によって、ピストンロッド32に運動を妨げる減衰力が付与される。これにより回転シャフトピン5の回転速度を減速させるとの目的が達せられる。
本実施例において、ダンパーのハウジング1は方形の中空室である。また、圧力シリンダ31の固定端は密閉されている。ハウジング1の左上側には、ハウジング1の前後の側壁に対し垂直な第1回転軸11が設けられている。圧力シリンダ31の固定端は、圧力シリンダ31が回転可能にダンパーのハウジング1に装着されるよう、第1回転軸11に挿接される。更に、ダンパーのハウジング1には、ハウジング1の前後の側壁に対し垂直な第2回転軸12が設けられている。第2回転軸12は、ダンパーのハウジング1の右側壁寄りに設けられている。レバーアーム41が回転可能にダンパーのハウジング1に装着されるよう、レバーアームは第2回転軸12に挿接される。
本実施例において、ピストンロッド32の軸線は、ハウジング1の左上隅からハウジング1の右下側に向かって斜めに延伸している。また、レバーアーム41は、ハウジング1の右上隅からハウジング1の左下隅に向かって斜めに延伸している。ピストンロッド32の可動端とレバーアーム41の第1端は一か所で交差している。好ましくは、ピストンロッド32とレバーアーム41は、異なる平面に交差して設けられる。ピストンロッド32の可動端とレバーアーム41の第1端は、第1ヒンジ軸35を介して接続されている。また、第1ヒンジ軸35の軸線はダンパーのハウジング1における後側壁に対し垂直である。これにより、ピストンロッド32とレバーアーム41は、第1ヒンジ軸35周りに相対的に回転可能となり、且つ、第1ヒンジ軸35が自在に移動可能となる。
本実施例において、レバーアーム41はレバー支点を介してダンパーのハウジング1に装着されている。レバーアーム41は、レバー支点によって短アーム43と長アーム42に分けられ、レバーの長アーム42の一端が緩衝機構3に接続されるとともに、レバーの短アーム43の一端がスライダクランク機構2に接続される。短アーム43の長さは長アーム42の長さよりも小さい。短アーム43の長さと長アーム42の長さの比は1:2〜1:6であり、好ましくは1:4である。即ち、レバーの短アーム43の長さと長アーム42の長さの比が、スライダクランク機構2の小ストロークと緩衝機構3の大ストロークの比となる。また、当該短アーム43の長さと長アーム42の長さの比は、回転シャフトピン5の回動により受ける力の大きさと関係する。
本実施例において、レバーアーム41の第1端と第2回転軸12との距離は、レバーアーム41の第2端と第2回転軸12との距離よりも大きい。そのため、レバーアーム41自体がストローク拡大機構4を構成し、回転シャフトピン5で発生した小さな回転変位をピストンロッド32の大きな移動変位に変換する。これにより、ダンパーの動作がより敏感となるため、回転シャフトピン5で小さな変位が発生したときに、ピストンロッド32内の減衰用液の動作が間に合わないとの事態が回避される。よって、ダンパーの動作の安定性及び信頼性が向上する。
本実施例において、レバーアーム41の第2端には、前側壁又は後側壁方向に屈曲する折り返し46が設けられている。折り返し46は、第2回転軸12と平行に設けられる。折り返し46は、コネクティングロッド22の第1端に対し密着する。また、折り返し46とコネクティングロッド22の第1端は第2ヒンジ軸23を介して接続される。第2ヒンジ軸23の軸線は、ダンパーのハウジング1における右側壁に対し垂直である。これにより、折り返し46とコネクティングロッド22は、第2ヒンジ軸23周りに相対的に回転可能となり、且つ、第2ヒンジ軸23が自在に移動可能となる。
本実施例において、コネクティングロッドはダンパーのハウジング1における右側壁に近接しており、ハウジング1の右側壁と平行である。また、コネクティングロッド22の上端はレバーアーム41に接続される第1端25であり、コネクティングロッド22の下端は第2端26である。コネクティングロッド22の第2端とダンパーにおけるハウジング1の右側壁との間には回動部材が挟持されており、回転シャフトピン5は、回動部材とダンパーのハウジング1における右側壁を貫通している。回転シャフトピン5は、回動部材に固定及び挿接されており、軸線周りに回転可能にダンパーのハウジング1における右側壁を貫通している。
好ましくは、本実施例において、前記クランク部材21は方形構造をなしており、方形構造の中心に回転シャフトピン5が挿接される。また、方形構造の隅が、第3ヒンジ軸24を介してコネクティングロッドの第2端に接続される。これにより、クランク部材21とコネクティングロッド22は、第3ヒンジ軸24周りに相対的に回転可能となり、且つ、第3ヒンジ軸24が回転シャフトピン5に付随して軸周りに回転移動可能となる。上記のように設けることで、第3ヒンジ軸24と回転シャフトピン5の回転軸線が異なる平行線状に位置することから、回転シャフトピン5の回動過程において、コネクティングロッド22が移動する。
上記のように設けることで、コネクティングロッドと回動部材からスライダクランク機構2が構成される。これにより、回転シャフトピン5の回転移動が、レバーアームの第2端における直線状の摺動変位に変換される。よって、回転シャフトピン5の回動変位を上記の機構により伝動することで、ピストンロッド32による減衰・減速が可能となり、回転シャフトピン5を減衰調節するとの目的が実現される。
図1及び図2に示すように、本実施例では、内部が中空のハウジング1を含むダンパーについて説明する。ハウジング1には、ピストンロッド32、レバーアーム、コネクティングロッド及び回転シャフトピン5が装着されている。圧力シリンダ31の固定端とハウジング1は、第1回転軸11を介して回転可能に接続されることで、第1回転関節を形成している。レバーアーム41の第1端とピストンロッド32の可動端は、第1回転シャフトピン5を介して可動にヒンジ接続されることで、第2回転関節を形成している。レバー41の中央部とハウジング1は、第2回転軸12を介して回転可能に接続されることで、第3回転関節を形成している。レバーアーム41の第2端とピストンロッド22の第1端は、第2回転シャフトピン5を介して可動にヒンジ接続されることで、第4回転関節を形成している。コネクティングロッド22の第2端とクランク部材21は可動にヒンジ接続されることで、第5回転関節を形成している。クランク部材21は、回転シャフトピン5に固定接続される。回転シャフトピン5は、中心軸線周りにハウジング1に対し相対的に回転可能となるようハウジング1に挿接及び装着されることで、第6回転関節を形成している。
本実施例において、第1回転関節、第2回転関節、第3回転関節の軸線は互いに平行に設けられる。また、第4回転関節、第5回転関節、第6回転関節の軸線は互いに平行に設けられる。且つ、第1回転関節の軸線と第4回転関節の軸線は互いに垂直に設けられる。
本実施例において、回転シャフトピン5が回転する過程では、第5回転関節の回動中心が、回転シャフトピン5に伴われて共に軸周りに回転する。これにより、第4回転関節の回動中心に垂直方向の上下の変位が発生することで、レバーアームが第3回転関節の回動中心周りに回転するよう押動されるとともに、第2回転関節の回動中心に揺動変位が発生する。更に、ピストンロッド32が圧力シリンダ31に対し相対的に伸縮変位するよう押動されるとともに、圧力シリンダ31が第1回転関節の回動中心周りに回転する。
上記の過程では、ピストンロッド32が圧力シリンダ31に対し相対的に移動することで、圧力シリンダ31内部の作動油がピストンの移動に対し減衰力を発生させて、ピストンロッド32の移動を妨げる。また、上記の減衰作用力を、レバーアーム、コネクティングロッド、クランク部材21を経由して、最終的に回転シャフトピン5に伝達することで、回転シャフトピン5の回動を減速乃至は停止させる。
本実施例は、上記実施例2及び3と以下の点において異なる。即ち、回転シャフトピン5における未伸出端にガードプレート27が設けられている。ガードプレート27は、コネクティングロッドを装着するための、回転シャフトピン5の外周に突設される装着部を直に構成する。コネクティングロッド22の第2端が、第3ヒンジ軸を介してガードプレート27の外周に接続されることで、コネクティングロッド22と回転シャフトピン5によって第5回転関節が直に構成される。これにより、第3ヒンジ軸24は回転シャフトピン5に付随して共に回動可能となり、且つ、コネクティングロッドが第3ヒンジ軸24周りに回転シャフトピン5に対し相対的に回転可能となる。
本実施例では、回転シャフトピン5がガードプレート27の中心と同軸に設けられ、第3ヒンジ軸24がガードプレート27の外周部分に設けられることで、回転シャフトピン5と第3ヒンジ軸24の軸線が平行に間隔を置いて設けられる。これにより、回転シャフトピン5とコネクティングロッド22によってスライダクランク機構2が直に構成されるため、回転シャフトピン5の回動移動をコネクティングロッドの第1端における上下の移動に変換する方向変換伝動が実現される。
回転シャフトピン5をコネクティングロッド22に直にヒンジ接続することで、伝動部材の数が減少し、生産コストが抑えられる。また、この場合でも同様に、ダンパーは回転シャフトピン5について方向変換伝動を行うとの目的を実現可能である。
本実施例は、上記実施例2〜4と以下の点において異なる。即ち、ダンパーの緩衝機構3は、ピストンロッド32から構成されるのではなく、空気圧ロッドや減衰バネ等の減衰力を付与可能な従来の任意の部材から構成される。
図5に示すように、本発明では、レバーアーム41の移動過程における緩衝機構3の緩衝作用力を強化することで、クランク部材21が回転シャフトピン5を回動させる際の減衰力を増大させるために、ストローク拡大機構が、レバーアームの運動を妨げる減衰装置を更に含む。前記減衰装置は、レバーの短アーム43とコネクティングロッド22の回転関節に設けられる戻りねじりバネ6、及び/又は、レバーの長アーム42と緩衝機構におけるピストンロッド32の回転関節に設けられる戻りねじりバネ6(図示しない)、及び/又は、コネクティングロッド22とクランク部材21の回転関節に設けられる戻りねじりバネ6(図示しない)である。これにより、回転シャフトピンの回動に対する減衰作用力が強化され、減衰の反応速度が向上する。
本実施例では、コントロールパネルベース200と、コントロールパネルベース200に接続される上蓋100を含み、上蓋がコントロールパネルベースに対し外側に反転可能な洗濯機について説明する。前記上蓋100とコントロールパネルベース200の間には、上記実施例1〜6のいずれかに記載のダンパーが設けられている。
本実施例では、ダンパーがコントロールパネルベースに装着されている。また、ダンパーの回転シャフトピン5の端部がダンパーのハウジング1から伸出するよう設けられ、回転シャフトピン5の伸出端が上蓋100に挿接及び接続されている。回転シャフトピン5が上蓋に付随して共に回転するよう、回転シャフトピン5の伸出端の横断面は非円形となっており、且つ、回転シャフトピン5は上蓋に挿接及び接続される。
本実施例において、洗濯機の上蓋が開放状態から閉止する際、上蓋は回転シャフトピン5の軸線周りに下向きに反転し、回転シャフトピン5が上蓋に付随して共に下向きに回転する。回転シャフトピン5が下向きに回転する過程において、クランク部材21が下向きに回転することで、クランク部材21とコネクティングロッドとの接続箇所が共に下向きに移動する。また、コネクティングロッドとレバーアームの接続箇所が下向きに変位するよう引っ張られ、レバーが軸周りに回転する。すると、レバーとピストンロッド32との接続箇所が上方へ押動されて、ピストンロッド32が圧力シリンダ31の内部に向かって移動する。圧力シリンダ31は、ピストンロッド32の内向きの移動に対し減衰規制力を発生させるため、ピストンロッド32の移動速度が規制されて減速する。これにより、洗濯機の上蓋の閉止速度が緩やかとなる。
本実施例では、更に、ダンパーを上蓋100に装着し、ダンパーの回転シャフトピン5の端部がダンパーのハウジング1から伸出するよう設けるとともに、回転シャフトピン5の伸出端をコントロールパネルベース200に挿接及び接続してもよい。
且つ、本願のダンパーは変位に対する緩衝精度が高いため、洗濯機の上蓋の開放幅が小さい場合であっても、上蓋に対して効果的な緩衝作用力を付与可能である。よって、上蓋の開放幅が小さい場合にダンパーが機能を喪失し、閉止速度が過度に速くなり、ひいては洗濯機の上蓋が破損するとの事態が効果的に回避される。
上記実施例の実施方案は、更なる組み合わせ又は置き換えが可能である。また、実施例は本発明の好ましい実施例について述べたものにすぎず、本発明の構想及び範囲を限定するものではない。本発明の設計思想を逸脱しないことを前提に、当業者が本発明の技術方案について実施する各種の変形及び改良は、いずれも本発明の保護の範囲に属する。
100 上蓋
200 コントロールパネルベース
300 ダンパー
1 ハウジング
2 スライダクランク機構
3 緩衝機構
4 ストローク拡大機構
5 回転シャフトピン
6 戻りねじりバネ
11 第1回転軸
12 第2回転軸
13 ブロック構造
21 クランク部材
22 コネクティングロッド
23 第2ヒンジ軸
24 第3ヒンジ軸
25 第1端
26 第2端
27 ガードプレート
31 圧力シリンダ
32 ピストンロッド
33 固定端
34 可動端
41 レバーアーム
42 長アーム
43 短アーム
44 第1端
45 第2端
46 折り返し
51 位置規制部材

Claims (10)

  1. 回転シャフトピン、スライダクランク機構、緩衝機構及びストローク拡大機構を含み、
    前記回転シャフトピンは軸方向に回動し、
    前記緩衝機構は緩衝作用力を付与し、
    前記スライダクランク機構は前記回転シャフトピンに接続されて、前記回転シャフトピンの回動動作を直線状の往復運動動作に変換し、
    前記ストローク拡大機構は、前記スライダクランク機構と前記緩衝機構とにそれぞれ接続され、前記スライダクランク機構の小ストローク動作を伝動して前記緩衝機構の大ストローク動作に拡大することを特徴とするダンパー。
  2. 前記緩衝機構は、前記回転シャフトピンの線形方向に対する緩衝作用力を付与し、
    前記スライダクランク機構は、前記緩衝機構から付与された線形方向の緩衝作用力を前記回転シャフトピンの回動方向の減衰力に変換することを特徴とする請求項1に記載のダンパー。
  3. 前記スライダクランク機構は、クランク部材とコネクティングロッドを含み、前記クランク部材は、前記回転シャフトピンの一端に回動可能に接続されて前記回転シャフトピンと一体的に回動し、前記クランク部材と前記コネクティングロッドはヒンジ接続され、ヒンジ接続箇所が前記回転シャフトピンに付随して回転し、前記コネクティングロッドはストローク拡大機構に接続され、コネクティングロッドとストローク拡大機構との接続箇所は往復運動するよう位置規制され、
    好ましくは、前記クランク部材と前記コネクティングロッドとのヒンジ軸、及び前記回転シャフトピンの軸線が互いに平行に間隔を置いて設けられることを特徴とする請求項2に記載のダンパー。
  4. 前記スライダクランク機構はコネクティングロッドを含み、前記回転シャフトピンの端部には外周に突設される装着部が設けられ、前記コネクティングロッドは前記装着部に対し回転可能にヒンジ接続され、ヒンジ接続箇所が前記回転シャフトピンに付随して回転し、前記コネクティングロッドは前記ストローク拡大機構に接続され、前記コネクティングロッドと前記ストローク拡大機構との接続箇所が往復運動するよう位置規制されることを特徴とする請求項2に記載のダンパー。
  5. 前記コネクティングロッドの一端は前記ストローク拡大機構に回動可能に接続され、前記コネクティングロッドの他端は、クランク部材又は前記回転シャフトピンに回動可能に接続されることを特徴とする請求項4に記載のダンパー。
  6. 前記ストローク拡大機構はレバーアームを含み、前記レバーアームは、レバー支点によって短アームと長アームに分けられ、前記レバーアームの長アームの一端は前記緩衝機構に接続され、前記レバーアームの短アームの一端は前記スライダクランク機構に接続されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のダンパー。
  7. 前記レバーアームの短アームの一端はコネクティングロッドに回動可能に接続され、前記コネクティングロッドの往復運動によって前記レバーアームが支点周りに回転し、好ましくは、前記レバーアームの短アームの一端が屈曲することで折り返しが形成され、前記折り返しは前記コネクティングロッドに回転可能に接続され、前記折り返し及び前記コネクティングロッドの回転軸と、前記レバーアームの支点の回転軸線は互いに垂直に設けられ、
    好ましくは、前記ストローク拡大機構は、前記レバーアームの運動を妨げる減衰装置を更に含み、前記回転シャフトピンの回動に対する減衰作用力を強化するよう、前記減衰装置は、前記レバーアームの短アームと前記コネクティングロッドの回転関節に設けられるねじりバネ構造、及び/又は、前記レバーアームの長アームと前記緩衝機構におけるピストンロッドの回転関節に設けられるねじりバネ構造、及び/又は、前記コネクティングロッドとクランク部材の回転関節に設けられるねじりバネ構造であることを特徴とする請求項6に記載のダンパー。
  8. 前記緩衝機構は気圧/油圧緩衝機構であって、圧力シリンダとピストンロッドを含み、ピストンロッドは、一端がレバーの長アームの一端における回転関節に接続され、他端が前記圧力シリンダ内に設けられ、前記圧力シリンダは回動可能に設けられることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のダンパー。
  9. 更に、ハウジングを含み、前記ハウジングの側壁に貫通孔が設けられており、前記回転シャフトピンは、一端が前記貫通孔から伸出し、他端が前記ハウジング内に設けられ、前記スライダクランク機構、前記緩衝機構及び前記ストローク拡大機構はいずれも前記ハウジング内に装着されることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のダンパー。
  10. パネルベースと、パネルベースに接続される上蓋を含む洗濯機において、
    前記上蓋と前記パネルベースの間に請求項1〜9のいずれか1項に記載のダンパーを有することを特徴とする洗濯機。
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