JP3166106U - 液圧ショックアブソーバー - Google Patents

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Abstract

【課題】ピストンの往復運動がよりスムーズに行われる液圧ショックアブソーバーを提供する。
【解決手段】シリンダー3における少なくとも一つの連続空間320をピストン44でシリンダーの軸方向に沿って第1の空間321と第2の空間322に分け、ピストン44に第1の空間321と第2の空間322とを連通するように形成されている通路444を設ける。また、通路444はピストンを動かす力によって引き起こされた第1の空間321と第2の空間322との間の圧力差を緩和しながらピストン44を力の方向に移動させることができる様に液圧ショックアブソーバーを構成する。さらに、連続空間320は、両端がそれぞれ固定端板311と可動端板41によって封止され、可動端板41は、付勢されることにより、可動端板41に近隣する第1の空間321と第2の空間322における連続空間320内の液圧に対抗して摺動できるように構成する。
【選択図】図2

Description

本考案は液圧ショックアブソーバーに関する。
図4に示されている特許文献1の液圧ショックアブソーバーは、その一連続空間に動力伝達の媒体としての液体3が充填されているシリンダー1と、シリンダー1の前記連続空間内に挿入されているピストンロッド2と、ピストンロッド2のシリンダー1内に挿し込まれている端部から張り出すように取り付けられているピストン21とを有しており、ピストン21は前記連続空間を軸方向において図示の上下2部分11、12に分けていると共に、前記2部分11、12を連通させる通孔22を有しており、通孔22は上下2部分11、12にそれぞれ臨む開口の口径により液体3の下部分12から上部分11への流速を上部分11から下部分12への流速より遅くする機能を有しており、ピストンロッド2のシリンダー1に対するその軸方向に沿う往復運動で該液圧ショックアブソーバー全体が伸縮可能な構造になっている。
また、このような構造を有する液圧ショックアブソーバーの適用例として、例えばその両端1A、2Aをそれぞれリンケージ手段を介して可動な門扉と該門扉の近くにある壁とに取り付けて該液圧ショックアブソーバーを該門扉の開閉に応じて伸縮することができるように設置することによって、該門扉の開閉運動を緩和させることができる。
特に、通孔22は該門扉の所定方向への動きの抵抗力を弱くし、一方その逆方向への動きの抵抗力をより強くすることができる機能を有する。
台湾実用新案M381006号明細書
しかし、上記従来の液圧ショックアブソーバーにおいて、通孔22の上下2部分11、12にそれぞれ臨む開口の口径により液体3の下部分12から上部分11への流速を上部分11から下部分12への流速より遅くさせる機能は、ピストン21を図中の下方に押し下げる力が強い場合においては効果を発揮しない。例えば前記適用例において、門扉にばねによる自動戻し構造が付けられている場合、ばねによる門扉を元の位置に戻す力は、始めは強く、そして段々と弱くなっているため、その力が強い最初の段階では通孔22の流速制御効果が、それに対し発揮されないため門扉の運動が加速し、そして該元の位置に戻す力がある程度弱くなると、通孔22の流速制御が有効的に門扉にブレーキを掛け始めるので、門扉の自動戻し運動が速い段階と遅い段階との2段階にはっきりと分けられるだけでなく、門扉に瞬間的なショックが加わって大きな音が立つ可能性もある。
従って、本考案は、ピストン構造を有する液圧ショックアブソーバーにおけるピストンの往復運動がよりスムーズに行われる液圧ショックアブソーバーの提供を目的とする。
上記目的を達成すべく、本考案は直筒形のシリンダーにおける少なくとも一つの連続空間をピストンロッド付きのピストンで前記シリンダーの軸方向に沿って第1の空間と第2の空間に分けており、且つ、前記ピストンに前記第1の空間と前記第2の空間とを連通するように形成されている通路があり、該通路は前記ピストンロッドを動かす力によって引き起こされた前記第1の空間と前記第2の空間との間の圧力差を緩和しながら前記ピストンを前記力の方向に移動させることができる液圧ショックアブソーバーにおいて、前記連続空間は、両端がそれぞれ固定端板と可動端板によって封止されており、前記可動端板は、付勢されることにより、前記可動端板の近隣する前記第1の空間と第2の空間における前記連続空間内の液圧に対抗して摺動できるように構成されていることを特徴とする液圧ショックアブソーバーを提供する。
上記液圧ショックアブソーバーにおいて、前記シリンダーは、その軸方向に沿って前後両端を有し、前記ピストンロッドは、前記シリンダーの後端から前記第1の空間を経由して前記ピストンと連結しており、前記可動端板は、前記連続空間の前記第1の空間の端部を封止していると共に、圧縮コイルスプリングによって前記第1の空間を押し付けていることが好ましい。
上記構成により、前記可動端板が付勢されて前記第1の空間内の液圧と対抗しているので、特にピストンが可動端板側から離れる時に、ピストンにかかる力が強すぎてピストンに形成されている通孔の流速制御機能がそれに対しあまり働かない段階においてもピストンと可動端板との間の空間内の液圧を上げることによりピストンが可動端板側から離れる勢いを抑えて、ピストン並びにピストンロッドの往復運動をよりスムーズに行わせることができる液圧ショックアブソーバーを提供することができる。
本考案の液圧ショックアブソーバーの分解図である。 本考案の液圧ショックアブソーバーの構造及び作動時の状態が示されている断面図である。 本考案の液圧ショックアブソーバーの構造及び作動時の状態が示されている断面図である。 従来の液圧ショックアブソーバーの一例の構造が示されている断面図である。
以下に、各図面を参照しながら、本考案の好ましい実施形態について詳しく説明する。
図1は本考案の液圧ショックアブソーバーの分解図であり、図2、図3は該液圧ショックアブソーバーの構造及び作動時の状態が示されている断面図である。
図1から図3に示されているように、本考案の液圧ショックアブソーバーは、主に内部空間32がある直筒形のシリンダー3と、ピストンロッド46と、ピストン44と、可動端板41と、付勢手段42とを備えている。
シリンダー3は、固定端板311の周縁に周壁312が立設されている、一端開口(図示では上端開口)の直筒形である。シリンダー3の上端開口はピストンロッド46及びピストン44を内部空間32に受け入れた状態で、キャップ313により封止されている。キャップ313にはピストンロッド46を通過させるロッド通過孔314が形成されている。内部空間32の、図示における上部近く以外のすべての連続空間320(図2参照)には、例えばオイルなどの動力伝達の媒体としての液体が充填されている。
ピストン44は、シリンダー3の前記連続空間320内に配置されている上、シリンダー3の軸方向に沿って該連続空間320を第1の空間321と第2の空間322とに分けている。また、ピストン44の外周面にゴムリング45がシリンダー3における周壁312の内周面と当接するように取り付けられている。また、ピストン44に通路444が設けられ、該通路444は第1の空間321と第2の空間322とを連通するように形成されている。
図2及び図3に示されているように、通孔444は、第1の空間321に臨んでいる開口が第2の空間322に臨んでいる開口より狭くなっている。
ピストンロッド46の一端(図2、図3における下端)はキャップ313に形成されているロッド通過孔314を経由してシリンダー3の内部空間32乃至連続空間320内に挿し込まれてピストン44と接続しており、他端(図2、図3における上端)は常にシリンダー3外に露出していて、外側からの力をピストン44に伝える機能を有している。
可動端板41はゴム材またはシリコーンなど可撓性をもつ材料からなっている上、ピストンロッド46により貫通されていると共に、シリンダー3の内部空間32に配置されていて図示の上部から連続空間320、特に第1の空間321を封止している。即ち、連続空間320は、シリンダー3の内部空間32における、可動端板41と固定端板311との間の空間を言う。
ちなみに、この実施形態において、シリンダー3は、周壁312の内壁面に、可動端板41のピストン44側へ移動する限界位置として形成される階段面325を有している。
また、可動端板41は、その外周縁でシリンダー3における周壁312の内周面と当接してシリンダー3の軸方向に沿って往復摺動可能になっており、その上端側にはばね設置座43が取り付けられている。
また、図示のように、シリンダー3におけるキャップ313と設置座43との間には、付勢手段としての圧縮コイルばね42が配置されている。この圧縮コイルばね42は、上端がキャップ313に当接し、下端が設置座43を介して可動端板41を第1の空間321へ押し付けるように配置構成されている。即ち、可動端板41は、圧縮コイルばね42に付勢されて前記第1の空間321内の液圧に対抗して摺動することができるようになっている。
このように構成されている本考案の液圧ショックアブソーバーは、図2、図3に示されているように、ピストンロッド46及びピストン44の上下往復運動で全体が伸縮することができると共に、その上下両端を介して互いに接近/離間を繰り返す物体、例えばリンケージ手段を介して可動な門扉と該門扉の近くにある壁との間に取り付けられれば、該門扉の開閉に応じて伸縮しながら、該門扉の開閉運動を緩和させることができる。
本考案の液圧ショックアブソーバーが図3に示されている状態から圧縮されて図2に示されている状態に変わる過程(即ち図におけるピストン44が下へ移動する過程)において、ピストン44が下へ移動することにより第1の空間321が拡大して第2の空間322が圧縮されると共に、第2の空間322の中にある液体の一部が、第1の空間321の拡大した分だけ通路444を経由して第1の空間321に移動するが、第1の空間321は、付勢手段としての圧縮コイルばね42に付勢されている可動端板41の下への押圧作用により液圧を随時一定に保つので、前記第2の空間322から第1の空間321へ移動する液体の流れに抵抗を掛け、ピストン44が可動端板41側から離れる勢いを抑えることができる。
上記構成により、本考案の液圧ショックアブソーバーは、付勢される可動端板を用いて連続空間内の液圧に対抗し、特にピストンが可動端板側から離れる時に、ピストンにかかる力が強すぎてピストンに形成されている通路の流速制御機能が働かない段階においてもピストンと可動端板との間の空間内の液圧を上げることによりピストンが可動端板側から離れる勢いを抑えて、ピストン並びにピストンロッドの往復運動をよりスムーズに行わせることができる。
3 シリンダー
311 固定端板
312 周壁
313 キャップ
314 ロッド通過孔
32 内部空間
320 連続空間
321 第1の空間
322 第2の空間
325 階段面
41 可動端板
42 圧縮コイルばね
43 ばね設置座
44 ピストン
444 通路
45 ゴムリング
46 ピストンロッド

Claims (2)

  1. 直筒形のシリンダーにおける少なくとも一つの連続空間をピストンロッド付きのピストンで前記シリンダーの軸方向に沿って第1の空間と第2の空間に分けており、且つ、前記ピストンに前記第1の空間と前記第2の空間とを連通するように形成されている通路があり、該通路は前記ピストンロッドを動かす力によって引き起こされた前記第1の空間と前記第2の空間との間の圧力差を緩和しながら前記ピストンを前記力の方向に移動させることができる液圧ショックアブソーバーにおいて、
    前記連続空間は、両端がそれぞれ固定端板と可動端板によって封止されており、前記可動端板は、付勢されることにより、前記可動端板に近隣する前記第1の空間と前記第2の空間における前記連続空間内の液圧に対抗して摺動できるように構成されていることを特徴とする液圧ショックアブソーバー。
  2. 前記シリンダーは、その軸方向に沿って前後両端を有し、前記ピストンロッドは、前記シリンダーの後端から前記第1の空間を経由して前記ピストンと連結しており、
    前記可動端板は、前記連続空間の前記第1の空間の端部を封止していると共に、圧縮コイルばねによって前記第1の空間を押し付けていることを特徴とする請求項1に記載の液圧ショックアブソーバー。
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