JP2020506766A - 温熱治療器用陶磁昇下降装置 - Google Patents

Abstract

本発明は、設定された灸ポイントに正確に各陶磁部材を接触させる温熱治療器用陶磁昇下降装置を提供するために、ベースプレートと、一端が結合部を通じてベースプレートに結合される昇下降部材と、昇下降部材に備えられる多数の陶磁部材と、昇下降部材を昇下降させる第１駆動手段と、ベースプレートを水平方向に移送させる第２駆動手段と、を含む温熱治療器用陶磁昇下降装置を提供する。

Description

本発明は、温熱治療器用陶磁昇下降装置に関するものであって、特に、設定された灸ポイントに正確に各陶磁部材を接触させる温熱治療器用陶磁昇下降装置に関する。

従来の陶磁昇下降装置は、モーターによって回転するスクリューに沿って左右移動する移動体のボディーに垂直に形成される流動空間と、流動空間内に挿入拘束され、左右移動時に流動空間内で上下に動く移送棒の下端に係止突起が形成される治療器移動板と、治療器移動板と移動体との間に位置し、人体の屈曲に応じて引張収縮しつつ使用者の患部を加圧湿布するように、治療陶磁を上下に動くようにする昇下降スプリングを設けた後、昇下降スプリングによって治療器移動板が上下に動くときに、治療陶磁が使用者の身体屈曲に応じて密着しつつ同じ力で患部を加圧湿布するように構成される。

しかし、従来の陶磁昇下降装置は、陶磁熱全体が駆動部によって昇下降される構造であるため、上下方向にのみ動作の範囲が限定されるため、身体の変化がひどい場合や、例えば屈曲がひどい場合や、急激な変化が発生する場合に、身体変化について能動的に対応することに限界があり、これによって、マッサージ効果が低減される問題がある。

したがって、身体変化により能動的に対応してマッサージ効果を極大化させ得る装置の開発が切実に要求される。

本発明は、マッサージ作業中に陶磁部材が使用者の身体変化に能動的に対応することにより、マッサージ効果を極大化させ、製品の品質を高めて消費者の好みを高める温熱治療器用陶磁昇下降装置を提供することを目的とする。

また、本発明は、設定された灸ポイントに正確に各陶磁部材を接触させる温熱治療器用陶磁昇下降装置を提供することを目的とする。

本発明は、前述した目的を果たすために、ベースプレートと、一端が結合部を通じてベースプレートに結合される昇下降部材と、昇下降部材に備えられる多数の陶磁部材と、昇下降部材を昇下降させる第１駆動手段と、ベースプレートを水平方向に移送させる第２駆動手段と、を含む温熱治療器用陶磁昇下降装置を提供する。

ここで、昇下降部材は、結合部を軸に旋回しつつ昇下降する。

また、第２駆動手段は、ベースプレートを水平方向に移送させ、昇下降部材の昇下降時に各陶磁部材の位置を垂直方向に一致させる。

また、各陶磁部材の昇下降の距離に基づいて、ベースプレートの移送距離を算出し、算出された移送距離に応じて第２駆動手段を制御する制御部をさらに含む。

また、第１駆動手段は、駆動部と、駆動部に連結される回動部材と、昇下降部材に連結され、回動部材に接するガイド部材と、を含む。

また、回動部材は、第１ギア部を含み、ガイド部材は、第１ギア部にかみ合う曲線の形の第２ギア部を含む。

また、使用者の身体情報を感知して制御部に提供するセンサー部をさらに含み、制御部は、感知された使用者の身体情報に基づいて、昇下降部材を昇下降させる。

本発明によると、第１および第２昇下降部材の昇下降の動作によるマッサージ作業中、陶磁部材が使用者の身体変化に能動的に対応することにより、マッサージ効果を極大化させ、製品の品質を高めて消費者の好みを高めることになる。

また、本発明によると、第１昇下降部材が結合部を軸に旋回しつつ昇降しても、第２駆動手段がベースプレートを水平方向に移送させるため、各陶磁部材の位置を垂直方向に一致させ得る。これにより、設定された灸ポイントに正確に各陶磁部材を接触させることになる。

本発明の第１実施例による温熱治療器用陶磁昇下降装置の斜視図である。 本発明の第１実施例による温熱治療器用陶磁昇下降装置の斜視図である。 本発明の第１実施例による温熱治療器用陶磁昇下降装置の側面図である。 本発明の第１実施例による温熱治療器用陶磁昇下降装置の正面図である。 本発明の第２実施例による温熱治療器用陶磁昇下降装置の斜視図である。 本発明の第２実施例による温熱治療器用陶磁昇下降装置の側面図である。 本発明の実施例による温熱治療器用陶磁昇下降装置のブロック図である。 図７において、第２駆動手段が備えられない場合、温熱治療器用陶磁昇下降装置の動作状態を説明するための図面である。 図７において、第２駆動手段を備えた場合、温熱治療器用陶磁昇下降装置の動作状態を説明するための図面である。

以下、添付した図面を参照して本発明の実施例について本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者が容易に実施するように具体的に説明する。本発明は、様々な異なる形で具現でき、ここで説明する実施例に限定されない。図面で本発明を明確に説明するために説明と関係ない部分は省略し、明細書全体を通じて同一または類似の構成要素については同じ参照符号を付けた。

本明細書で、「含む」または「有する」などの用語は、明細書上に記載した特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品またはこれらを組み合わせたものが存在することを指定しようとするものであって、１つまたはこれ以上の他の特徴や数字、段階、動作、構成要素、部品またはこれらを組み合わせたものの存在または付加の可能性をあらかじめ排除しないものと理解されるべきである。

図１および図２は、本発明の第１実施例による温熱治療器用陶磁昇下降装置の斜視図であり、図３は、本発明の第１実施例による温熱治療器用陶磁昇下降装置の側面図であり、図４は、本発明の第１実施例による温熱治療器用陶磁昇下降装置の正面図である。

一方、本発明の第１実施例による温熱治療器用陶磁昇下降装置は、ベッド型および椅子型などの様々な形の温熱治療器の内部で設置され得る。

図１ないし図４に示すように、本発明の第１実施例による温熱治療器用陶磁昇下降装置は、ベースプレート１０、第１昇下降部材２０、第２昇下降部材４０、第１駆動手段３０、弾性部材５０および陶磁部材６０を含み得る。

ここで、ベースプレート１０の一側に移送手段（図示せず）が備えられ、移送手段によって移動しながら陶磁部材６０が使用者の身体の一部と接触し、温熱供給を通じるマッサージ機能および灸機能を行うことになる。

前述した移送手段について説明すると、ベースプレート１０の両側に備えられるガイド突起（図示せず）が温熱治療器の本体に形成されたガイドレール（図示せず）に連結され、ベースプレート１０の一側に固定ブラケット（図示せず）が装着され、固定ブラケットに移送モーター（図示せず）が連結され得る。

これらの移送モーターの駆動軸の端部には、第１移送ギア（図示せず）が備えられ、温熱治療器の本体には、第１移送ギア（図示せず）にかみ合う第２移送ギア（図示せず）が備えられることにより、本発明の実施例による陶磁昇下降装置を前進または後進に移送できるようになる。

ベースプレート１０は、四角の形の板状のプレートに形成され得、前方に上方に突出した一対のヒンジ結合部１３が備えられ、第１昇下降部材２０および第２昇下降部材４０は、ヒンジ結合部１３に相応するように前端部にそれぞれ第１対応ヒンジ結合部（図示せず）および第２対応ヒンジ結合部（図示せず）が備えられる。そして、ヒンジ結合部１３、第１対応ヒンジ結合部（図示せず）および第２対応ヒンジ結合部（図示せず）は、結合ピン１３ａによって結合される。

これにより、第１昇下降部材２０および第２昇下降部材４０は、ヒンジ結合部１３すなわち、結合ピン１３ａを軸に旋回しつつ昇下降できる。

第１昇下降部材２０は、板状のプレートに形成され得、その形状は、およそ三角形の形を有することが好ましいが、必要に応じて、様々な形に形成し得る。

第１昇下降部材２０の上面には、回転できるように支持ブラケット６１に連結される多数の陶磁部材６０が備えられるが、陶磁部材６０は、図１に示すように２ヶ所に備えられ得るが、その個数の増減を通じて最上のマッサージ機能を具現できる。

第１駆動手段３０は、第１昇下降部材２０を昇下降させ、ベースプレート１０に装着される駆動部３１と、駆動部３１に連結される回動部材３３と、第１昇下降部材２０に連結され、回動部材３３に接するガイド部材３５と、を含み得る。

ここで、駆動部３１は、ベースプレート１０の下面に装着されるギアボックス３１ａで構成され、回動部材３３は、ギアボックス３１ａの両側に連結されて駆動部３１によって回転駆動をすることになる。

また、ガイド部材３５は、第１昇下降部材２０の下面に備えられて回動部材３３に接し、ベースプレート１０に形成されたガイド孔１１を介して回動部材３３の回転時に昇下降することになり、回動部材３３と連結された第１昇下降部材２０も昇下降することになる。

このとき、ガイド部材３５は、緩やかな曲線の形からなり、円盤形の回動部材３３に接して動力の伝達を受けるようになる。

具体的に、図２に示すように、回動部材３３は、第１ギア部３３ａを含み、ガイド部材３５は、回動部材３３の第１ギア部３３ａにかみ合う曲線の形の第２ギア部３５ａを含み得る。

これにより、回動部材３３の第１ギア部３３ａが駆動部３１によって回転をすると、ガイド部材３５の第２ギア部３５ａは、第１ギア部３３ａに乗ってガイド孔１１を介して昇下降することになり、ガイド部材３５と連結された第１昇下降部材２０も昇下降することになる。

ガイド部材３５および第２ギア部３５ａの相互の結合および分離が可能になるように、着脱手段３９が備えられ得る。

例えば、着脱手段３９は、ガイド部材３５および第２ギア部３５ａをボルト締結方式で締結および分離して相互の着脱が可能になるようにする。

このとき、ガイド部材３５および第２ギア部３５ａは、相互対応するように結合孔３９ａがそれぞれ形成され、各結合孔３９ａに結合ボルト３９ｂを挿入および締結して固定できる。

これにより、第２ギア部３５ａの摩耗や損傷によって交換や修理が必要な場合に、結合ボルト３９ｂを解いて分離して再び組立てることができ、維持補修のための作業が容易にできる。

第２昇下降部材４０は、第１昇下降部材２０とは異なり、駆動力の供給なしに陶磁部材６０が接触する身体の屈曲や形によって昇下降する。

このために、弾性部材５０は、弾性を発揮して第２昇下降部材４０の昇下降の動作を助ける。

これらの弾性部材５０は、第２昇下降部材４０を弾性支持し、ベースプレート１０および第２昇下降部材４０を連結するか、または第１昇下降部材２０および第２昇下降部材４０を連結することになる。

すなわち、弾性部材５０は、弾性スプリング５１として、その両端部が第１昇下降部材２０の上面および第２昇下降部材４０の下面に連結されるか、またはベースプレート１０の上面および第２昇下降部材４０の下面に連結され、第２昇下降部材４０の昇下降の動作を具現することになる。

このとき、ベースプレート１０または第１昇下降部材２０と、第２昇下降部材４０には、弾性スプリング５１の両端部が挿入固定されるように相互対応する形の第１はめ込み部２１および第２はめ込み部４１が備えられ得、この場合、各はめ込み部２１、４１は、突起の形に製作されるか、または溝の形からなり、弾性スプリング５１の両端部が締りばめの形に挿入固定できる。

陶磁部材６０は、回転できるように第１昇下降部材２０および第２昇下降部材４０にそれぞれ備えられ、その内部には、発熱部材が備えられて温熱マッサージ機能および灸機能を行うことになる。

また、陶磁部材６０は、第１昇下降部材２０および第２昇下降部材４０の上面に連結される支持ブラケット６１に回転可能に連結され、使用者の身体と接触時にこれらの昇下降部材２０、４０によって身体の屈曲に応じて昇下降し、マッサージ作業および灸作業を行うことになる。

このとき、第１昇下降部材２０は、マッサージの圧力を調節し、第２昇下降部材４０は、使用者の身体との密着感を向上させる。

一方、陶磁部材６０は、第１昇下降部材２０および第２昇下降部材４０にそれぞれ多数が備えられ、身体と接触時に均衡感と安定感を高め、作業の範囲が十分に確保されるようにすることが好ましい。

図５は、本発明の第２実施例による温熱治療器用陶磁昇下降装置の斜視図である。そして、図６は、本発明の第２実施例による温熱治療器用陶磁昇下降装置の側面図である。

一方、本発明の第２実施例による温熱治療器用陶磁昇下降装置のうち、前述した本発明の第１実施例と同じ構成要素については、同じ図面符号を付与した。

以下、図５および図６を参照して本発明の第２実施例による温熱治療器用陶磁昇下降装置を説明するが、前述した本発明の第１実施例と同じ内容についての説明は省略する。

本発明の第２実施例による温熱治療器用陶磁昇下降装置は、ベースプレート１０、昇下降部材２０、第１駆動手段３０、第１陶磁部材６０ａ、第２陶磁部材６０ｂおよび陶磁駆動部６５を含み得る。

ここで、ベースプレート１０の一端に上方に突出した一対のヒンジ結合部１３が備えられ、昇下降部材２０は、ヒンジ結合部１３に相応するように一端にそれぞれ対応ヒンジ結合部（図示せず）が備えられる。そして、ヒンジ結合部１３および対応ヒンジ結合部（図示せず）は、結合ピン１３ａによって結合できる。

これにより、昇下降部材２０は、ヒンジ結合部１３すなわち、結合ピン１３ａを軸に旋回しつつ昇下降できる。

このとき、第１駆動手段３０が昇下降部材２０を昇下降させると、昇下降部材２０は、ヒンジ結合部１３を軸に旋回しつつ昇下降される。

第１陶磁部材６０ａおよび第２陶磁部材６０ｂは、回転できるように昇下降部材２０にそれぞれ備えられ、その内部には、発熱部材が備えられて温熱マッサージ機能および灸機能を行うことになる。

第１陶磁部材６０ａは、少なくとも一対の第１温熱陶磁６３ａを有し得る。

ここで、一対の第１温熱陶磁６３ａは、一定の距離に離隔して位置し得、第１駆動手段３０が昇下降部材２０を昇下降させることにより、昇下降できる。これとともに、第１温熱陶磁６３ａは、後述する陶磁駆動部６５によって昇下降できる。

陶磁駆動部６５は、その昇下降の位置に応じて、一対の第１温熱陶磁６３ａとの間の間隔を異なるようにし得る。例えば、第１の位置で一対の第１温熱陶磁６３ａとの間の間隔は、第２位置で一対の第１温熱陶磁６３ａとの間の間隔よりも広くし得る。

また、陶磁駆動部６５は、第１陶磁部材６０ａを第１位置から第２位置に移動時に、一対の第１温熱陶磁６３ａとの間の間隔を徐々に狭くなるように第１陶磁部材６０ａを移動させ得る。

このように、その昇下降の位置に応じて、第１温熱陶磁６３ａとの間の間隔が異なるように提供されることにより、身体部位の幅に応じて第１温熱陶磁６３ａを身体部位に合うように接触させ得る。例えば、身体部位のうち、頚椎部位は、背部位よりもその幅が細いため、頚椎部位のマッサージ時に第１温熱陶磁６３ａとの間の間隔を狭くすることにより、一対の第１温熱陶磁６３ａを頚椎部位にすべて接触させ得る。したがって、第１温熱陶磁６３ａとの間の間隔を調節することにより、マッサージ効果および温熱治療の効果を最大化できる。

第２陶磁部材６０ｂは、第１陶磁部材６０ａの後段に位置し得、少なくとも一対の第２温熱陶磁６３ｂを有し得る。

ここで、一対の第２温熱陶磁６３ｂは、一定の距離に離隔して位置し得、第１駆動手段３０が昇下降部材２０を昇下降させることにより、昇下降できる。

本発明の第２実施例による温熱治療器用陶磁昇下降装置は、移送手段（図示せず）によって水平方向に移動中、第１駆動手段３０および陶磁駆動部６５の駆動で垂直方向に第１温熱陶磁６３ａおよび第２温熱陶磁６３ｂを移動させ得る。

すなわち、第１温熱陶磁６３ａおよび第２温熱陶磁６３ｂは、第１駆動手段３０によって昇下降部材２０が昇下降すると、ともに昇下降でき、これとともに、陶磁駆動部６５によって昇下降できる。

これにより、本発明の実施例による温熱治療器用陶磁昇下降装置は、一対の第１温熱陶磁６３ａとの間の間隔を調節し、頚椎部位および背部位にマッサージまたは温熱治療を行い得る。また、身体部位別に均一なマッサージの強度を提供し、マッサージおよび温熱治療の効果を極大化できる。

図７は、本発明の実施例による温熱治療器用陶磁昇下降装置のブロック図であり、図８は、図７において、第２駆動手段が備えられない場合、温熱治療器用陶磁昇下降装置の動作状態を説明するための図面であり、図９は、図７において、第２駆動手段を備えた場合、温熱治療器用陶磁昇下降装置の動作状態を説明するための図面である。

図７に示すように、本発明の実施例による温熱治療器用陶磁昇下降装置は、制御部７０、第１駆動手段３０および第２駆動手段９０を含み得る。

本発明の実施例による温熱治療器用陶磁昇下降装置が備えられる温熱治療器には、センサーやスキャナーのようなセンサー部（図示せず）が備えられ、マッサージの作業時に使用者の身体情報を感知して制御部７０に提供する。

そして、制御部７０は、使用者の身体情報に基づいて、第１駆動手段３０を駆動させ、第１昇下降部材２０を昇降または下降させることにより、各陶磁部材６０が身体と円滑な接触が行われるようにする。

このとき、第２昇下降部材４０は、弾性部材５０によって使用者の身体変化に応じて自ら昇降または下降し、陶磁部材６０が身体と円滑な接触が行われるようにすることにより、マッサージ効果を最大限に発揮することになる。

一方、図８に示すように、本発明の実施例による温熱治療器用陶磁昇下降装置に第２駆動手段９０が備えられない場合、第１昇下降部材２０がヒンジ結合部１３を軸に旋回しつつ昇下降すると、各陶磁部材６０の位置も垂直方向に変わる。すなわち、第１昇下降部材２０を昇降した場合（ａ）および下降した場合（ｂ）、水平距離Ｄほど各陶磁部材６０の位置が水平方向に移動することになる。

このように、第１昇下降部材２０の昇降時に、各陶磁部材６０の位置が水平方向に移動することになると、灸作業の実行時に灸ポイントが変わることになる。すなわち、第１昇下降部材２０の下降状態で、センサー部によって感知された使用者の身体情報に基づいて、制御部７０が灸ポイントを設定し、第１昇下降部材２０を上昇させると、設定された灸ポイントを脱し、他の身体部位に各陶磁部材６０が接触することになる。

ここで、本発明の実施例による温熱治療器用陶磁昇下降装置は、第２駆動手段９０を通じて灸作業の実行時、灸ポイントが変わることを防止する。

具体的に、第２駆動手段９０は、ベースプレート１０を水平方向に移送させ、第１昇下降部材２０の昇下降時に各陶磁部材６０の位置を垂直方向に一致させる。

このとき、制御部７０は、各陶磁部材６０の昇下降の距離に基づいてベースプレート１０の移送距離を算出し、算出された移送距離に応じて第２駆動手段９０を制御する。

例えば、図９に示すように、第１昇下降部材２０を下降した状態（ｂ）で昇降した場合（ａ）、第１昇下降部材２０がヒンジ結合部１３を軸に旋回しつつ昇降しても、第２駆動手段９０がベースプレート１０を水平方向に移送させるため、各陶磁部材６０の位置を垂直方向に一致させ得る。

すなわち、第１昇下降部材２０を下降した状態（ｂ）で昇降した場合（ａ）、水平距離Ｄ（図８参照）ほど第２駆動手段９０がベースプレート１０を右側に移送させるため、各陶磁部材６０の位置を垂直方向に一致させ得る。

これにより、設定された灸ポイントに正確に各陶磁部材６０を接触させることになる。

以上で、本発明の一実施例について説明したが、本発明の思想は、本明細書に提示される実施例に限定されず、本発明の思想を理解する当業者は、同じ思想の範囲内で、構成要素の付加、変更、削除、追加などによって他の実施例を容易に提案し得るが、これも本発明の思想の範囲内に含み得る。

１０：ベースプレート
２０：第１昇下降部材
３０：第１駆動手段
４０：第２昇下降部材
５０：弾性部材
６０：陶磁部材
７０：制御部
９０：第２駆動手段

Claims (8)

1. ベースプレートと、
   一端が結合部を通じて前記ベースプレートに結合される昇下降部材と、
   前記昇下降部材に備えられる多数の陶磁部材と、
   前記昇下降部材を昇下降させる第１駆動手段と、
   前記ベースプレートを水平方向に移送させる第２駆動手段と、を含む温熱治療器用陶磁昇下降装置。
2. 前記昇下降部材は、前記結合部を軸に旋回しつつ昇下降する請求項１に記載の温熱治療器用陶磁昇下降装置。
3. 前記第２駆動手段は、
   前記ベースプレートを水平方向に移送させ、前記昇下降部材の昇下降時に、前記各陶磁部材の位置を垂直方向に一致させる請求項２に記載の温熱治療器用陶磁昇下降装置。
4. 前記各陶磁部材の昇下降の距離に基づいて前記ベースプレートの移送距離を算出し、算出された前記移送距離に応じて前記第２駆動手段を制御する制御部をさらに含む請求項３に記載の温熱治療器用陶磁昇下降装置。
5. 前記第１駆動手段は、
   駆動部と、
   前記駆動部に連結される回動部材と、
   前記昇下降部材に連結され、前記回動部材に接するガイド部材と、を含む請求項３に記載の温熱治療器用陶磁昇下降装置。
6. 前記回動部材は、第１ギア部を含み、
   前記ガイド部材は、前記第１ギア部にかみ合う曲線の形の第２ギア部を含む請求項５に記載の温熱治療器用陶磁昇下降装置。
7. 使用者の身体情報を感知して前記制御部に提供するセンサー部をさらに含む請求項４に記載の温熱治療器用陶磁昇下降装置。
8. 前記制御部は、感知された前記使用者の身体情報に基づいて、前記昇下降部材を昇下降させる請求項７に記載の温熱治療器用陶磁昇下降装置。