JP3238675U - 椅子、特にオフィスチェア、および椅子の座面の規則的反復運動のための方法 - Google Patents

椅子、特にオフィスチェア、および椅子の座面の規則的反復運動のための方法 Download PDF

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Abstract

本考案は、基部(2)と、背もたれ(4)を有する座面(3)と、座面(3)を基部(2)に連結するために適合された支持部材とを備える椅子、特にアクティブオフィスチェアに関する。本考案は更に、椅子、特にアクティブオフィスチェアの座面(3)を周期的に反復して動かすための方法に関し、このオフィスチェアは、基部(2)と、背もたれ(4)を有する座面(3)と、座面(3)を基部(2)に連結するために適合された支持部材とを備える。本考案に係る椅子は、基部(2)と座面(3)との間に設けられた支持部材が、座面(3)の高さを調整するために適合され、座面(3)の下に配置された取付板(5)に連結された調整および固定手段(8)と、調整および固定手段(8)の横に対称的に配置され、座面(3)を動かすために適合された手段(6、7)とで形成され、座面(3)を動かすために適合された手段(6、7)および高さ調整および固定手段(8)は、関節部材(9、10)によって椅子(1)の座面(3)を担持する取付板(5)に連結され、座面(3)を動かすために適合された可動部材(6、7)は、弾性連結部材(13)を用いて基部(2)に連結されることを特徴とし、この椅子は、高さ調整および固定手段(8)を関節部材(9、10)に連結するために適合された連結部材(11、12)と、基部(2)内に配置された、手段(6、7、8)に電力を供給するために適合された電源と、手段(6、7、8)を動作させるために適合された制御ユニットとを更に備える。本考案に係る方法は、方法を実行するために適用される椅子において、基部(2)と座面(3)との間に設けられた支持部材が、座面(3)の高さを調整するために適合され、座面(3)の下に配置された取付板(5)に連結された調整および固定手段(8)と、調整および固定手段(8)の横に対称的に配置され、座面(3)を動かすために適合された手段(6、7)とで形成され、座面(3)を動かすために適合された手段(6、7)および高さ調整および固定手段(8)は、関節部材(9、10)によって椅子(1)の座面(3)を担持する取付板(5)に連結され、座面(3)を動かすために適合された可動部材(6、7)は、弾性連結部材(13)を用いて基部(2)に連結されることを特徴とし、この椅子は、高さ調整および固定手段(8)を関節部材(9、10)に連結するために適合された連結部材(11、12)と、基部(2)内に配置された、手段(6、7、8)に電力を供給するために適合された電源と、手段(6、7、8)を動作させるために適合された制御ユニットとを更に備え、この方法は、座面(3)に座っている人の要望に従って構成された、制御ユニットに格納された制御プログラムを用いて、座面を周期的に反復する方式で動かすステップを備える。【選択図】図1a

Description

本考案は、椅子、特にアクティブオフィスチェアに関する。本考案は更に、椅子の座面を定期的に反復する方式で動かすための方法に関する。
人間の背骨は、進化により、不均一な地面を裸足でダイナミックに直立して歩行するために進化してきた。
この数十年で、脊椎に長期間の静的かつ非対称的な負荷をかけることを伴う「デスクワーク」に就業する人口が増えている。15~20年後には、就業日ごとに行われる8時間の座業により、腰椎椎間板ヘルニアおよび頚椎椎間板ヘルニアという2つの典型的な脊椎疾患が生じる。非対称的な静的負荷の結果、椎間板は変形し、膨張する。脊椎の横に伸長する神経への圧力によりヘルニアの痛みが生じ、極端な例では、椎間板が裂傷する。
脊椎治療の実践に基づくと、ヘルニア関連の問題の98%は、手術をせずに、すなわち専門のセラピストによる理学療法(たとえばマッケンジー法)によって改善され得る。実際の手術件数はこれより大幅に多いが、生活習慣の変化がなければ、手術は一時的な解決策を提供するに過ぎない。
椎間板ヘルニアを予防するために適合された装置は、一般に、2種類の解決策を伴う。
1つの解決策は、非対称的な静的負荷を動的負荷に変換すること、すなわち、患者が長時間動きのない固定した着座姿勢を維持できないようにすることを目的とする。そのような解決策は、脊椎チェア、フィットネスボール、および専用座席クッションを含む。既知の脊椎チェアは、支持点を備えるオフィスチェアであり、この椅子の支持および高さ調整機構は、それ自体が既知の方法で、着座部を支持する支柱に配置された調整レバーを備える。着座部の支持は、ボールジョイントを適用して実現され、支持部と座面との間にばねが配置されている。脊椎チェアのアクティブな座面は、そこに座っている人間の脊椎の全椎骨に均一な負荷をかける。この技術的解決策の欠点は、ユーザがこの椅子に慣れると、ユーザは静的な着座位置をとる傾向があり、その結果、脊椎の筋肉組織に好ましくない負荷が生じ、滑液の量の低減によって摩耗の増加が生じる点である。
他の種類の既知の技術的解決策は、より好ましい方向に負荷がかかるように静的負荷の方向を変更することを目的とする。そのような解決策は、ウェッジクッションおよびニーリングチェア(たとえばDynairおよびAlvitalの商品名で知られているクッション)を含む。これらの欠点は、使用中に背骨を容易に動かすことはできるが、脊椎を積極的に動かすことをもたらさない点である。
本考案の目的は、既知の技術的解決策の欠点を解消し、現行の技術に対する改善点を備える代替的解決策を提供することである。
この目的は、椅子または他の着座器具の座面が外部電力を適用して動かされると、椅子または他の着座器具に座っている人が無意識に矯正運動を行うことにより、その人の背骨が活発に動かされることが保証されるという認識に基づいて実現される。
本考案の目的は、新規の椅子、特にアクティブオフィスチェア、およびユーザの背骨に無意識の活発な動きをもたらすように椅子の座面を動かすための方法を提供すること、また、一般的な可動手段を用いてオフィスチェアの調整を提供することである。適切に構成されたプログラムに従って、この椅子は、背骨に過剰な負荷を与えることなく背骨のダイナミックな動きを誘発し、または、座面が動いていない時、ユーザの生理学的特性に関して最適化された位置を維持する。
本考案の目的は、基部と、背もたれを有する座面と、座面を基部に連結するために適合された支持部材とを備える椅子、特にアクティブオフィスチェアを提供することによって実現され、ここで、基部と座面との間に設けられた支持部材は、座面の高さを調整するために適合され、座面の下に配置された取付板に連結された調整および固定手段と、調整および固定手段の横に対称的に配置され、座面を動かすために適合された手段とで形成され、座面を動かすために適合された手段および高さ調整および固定手段は、関節部材によって椅子の座面を担持する取付板に連結され、座面を動かすために適合された可動部材は、弾性連結部材によって基部に連結されており、この椅子は、高さ調整および固定手段を関節部材に連結するために適合された連結部材と、基部内に配置された、手段に電力を供給するために適合された電源と、上記手段を動作させるために適合された制御ユニットとを更に備える。
本考案に係る椅子の好適な実施形態において、座面の高さを調整するために適合された手段は、それ自体が既知である電動伸縮式アクチュエータである。
本考案に係る椅子の好適な実施形態において、座面を動かすために適合されたそれ自体が既知であるリニアアクチュエータである。
本考案に係る椅子の他の好適な実施形態において、座面を動かすために適合された手段および高さ調整および固定手段を連結部材によって取付板に連結する関節部材は、自在継手である。
本考案に係る椅子の他の好適な実施形態において、座面を動かすために適合された手段を基部に連結するために適合された弾性連結部材は、ゴムばねである。
本考案に係る椅子の更に好適な実施形態は、基部内に配置された電力コネクタを有する電源を備える。
本考案に係る椅子の適切な実施形態において、電源は、基部に配置されたバッテリである。
本考案に係る椅子の他の適切な実施形態において、制御ユニットは、モバイルフォンおよび/またはコンピュータアプリケーションを用いて有線または無線通信リンクを介して制御され得る専用ハードウェアユニットであり、事前プログラムされた印刷回路基板を適用して実装される。
本考案に係る椅子の追加の適切な実施形態において、座面は、選択的に背もたれと一体に作られた剛体板として実装され、成形座面として実装される。
本考案に係る椅子の好適な実施形態において、座面は、ユーザの身体寸法に従って形成された成形座面であり、詰物を備える。
本考案の目的は更に、椅子、特にアクティブオフィスチェアの座面を周期的に反復する方式で動かすための方法を提供することによって実現され、このオフィスチェアは、基部と、背もたれを有する座面と、座面を基部に連結するために適合された支持部材とを備え、この方法に適用される椅子において、基部と座面との間に設けられた支持部材は、座面の高さを調整するために適合され、座面の下に配置された取付板に連結された調整および固定手段と、調整および固定手段の横に対称的に配置され、座面を動かすために適合された手段とで形成され、座面を動かすために適合された手段および高さ調整および固定手段は、関節部材によって椅子の座面を担持すると取付板に連結され、座面を動かすために適合された可動部材は、弾性連結部材によって基部に連結されており、この椅子は、高さ調整および固定手段を関節部材に連結するために適合された連結部材と、基部内に配置された、手段に電力を供給するために適合された電源と、上記手段を動作させるために適合された制御ユニットとを更に備え、この方法は、座面に座っている人の要望に従って構成された、制御ユニットに格納された制御プログラムを用いて、座面を周期的に反復する方式で動かすステップを備える。
本考案に係る方法の好適な実施形態において、椅子の制御ユニットを適用して座面の負荷が監視され、制御プログラムの開始は、負荷データに基づいてトリガされる。
本考案に係る椅子、好適にはアクティブオフィスチェアは、添付図面を参照して詳しく説明される。
本考案に係る椅子の斜視正面図を示す。 本考案に係る椅子の斜視側面図を示す。 本考案に係る椅子の動きを概略的に示す。 本考案に係る椅子の座面および可動部材の側面図を示す。
図1aおよび図1bは、本考案に係る椅子1、好適にはアクティブオフィスチェアの支持可動部の斜視正面図および斜視側面図をそれぞれ示し、支持および可動手段も示す。
本考案に係る椅子1は主に、地面に載置された基部2、背もたれ4を備える座面3、基部2に固定的に取り付けられ、椅子1の高さを調整し位置を固定するために適合された手段8、手段8の後ろ側に設置され、弾性連結部材13(ゴムばね)を用いて基部2に取り付けられ、座面3を動かすために適合された手段6および7、および、座面3の下に設けられ、手段6、7、および8に連結された取付板5で構成される。
本考案に係る椅子1、好適にはアクティブオフィスチェアの座面3の支持フレームを形成する手段6、7、および8のうち、手段8は、座面3の高さを調整し、座面3を定位置に保持し、固定取付点を提供するために適合される。
ただし、座面3の高さを調整し、座面3を所定の高さに固定することに加えて、本考案に係る椅子1の場合、座面3は、ユーザの要望に応じて傾けられることもできる。以下、図2の概略図を参照して、座面3の傾きが説明される。
座面3の傾斜運動が実現される際に中心となる図2の点Aの位置は、座面3の高さを調整するために適合された高さ調整および固定手段8によって定められる。傾斜運動は、手段6および7によって実現され、手段6、7は、手段8に対して対称的に配置され、点BおよびCにおいて座面3に連結され、点DおよびEにおいて基部2に連結される。
点A、B、およびCによって、任意の方向に伸長する軸を中心とした回転が可能である(ただし、自在継手9、10の軸を中心とした回転を除く)ため、可動手段6および7の直線運動により、点BおよびCにおける固定点Aを中心とした回転および傾斜運動がもたらされる。上述した運動を実現するために、可動機構が動かなくなり得ることがないように、手段6および7が基部2に対し任意の方向に低角度(一般に1°未満)で傾斜し得るようにすることが必要である。これは、点DおよびEに配置された弾性連結部材13、好適にはゴムばねによって提供される。この弾性連結部材13は、適切な動作のために必要な条件である、手段6および7がそれら各々の長手方向軸を中心とした回転が不可能であるという点も満たす。点DおよびEに配置された弾性連結部材13の追加の機能は、起こり得る形状および寸法の製造誤差を補償することである。
たとえば、高さ調整手段8および可動手段の一方が点AおよびBにおいて所定の状態に固定され、他方の可動手段が直線に沿って上下運動をしている場合、座面3は、点AおよびBによって定められた軸を中心とした往復傾斜運動状態となる。したがって、手段6および7の制御を付与すること、および手段8によって手段6および7を所定の高さに保持することにより、座面3は、所定の運動範囲内で任意の角度位置に調整され得る。
本考案に係る椅子1の構成要素を側面図で示す図3において、座面3と手段との関係が観察され得る。
図2に関連して上述したように、手段6、7、および8は、ボールジョイント方式で2つの軸を中心とした回転を可能にする3つの点で座面3に連結される。
座面3と可動手段との間の2つの軸(図2を参照するとABおよびAC)を中心とした回転は、座面3を担持する取付板5に連結された2つの自在継手9によって可能である。自在継手9は、2つの連結部材11を用いて手段6および7に連結される。
高さ調整および固定手段8は、それ自体が既知である電動伸縮式アクチュエータとして実装され、椅子1の基部2に固定された下部に対し上部が配置される。高さ調整および固定手段8および自在継手10は、連結部材12によって座面3の下に設けられた取付板5に連結される。
可動手段6および7の各々は、それ自体が既知であるリニアアクチュエータとして実装され、椅子1の基部2に固定された下部に対して上部が配置される。
可動手段6、7および自在継手9は、連結部材11によって座面3の下に設けられた取付板5に連結され、それぞれの弾性連結部材13、好適にはゴムばねによって基部2に連結される。
基部2内に組み込まれた電力コネクタを備える電源または基部2に組み込まれたバッテリによって、手段6、7、および8を駆動するモータに電力が供給される。
ユーザの要望に応じて椅子1の座面3の動きを調整および制御するための制御ユニットが含まれ、電力は、基部2に組み込まれた電源またはバッテリによって制御ユニットにも供給される。
座面3の上昇運動の正確な経路は、適当なプログラムに従って手段6および7の位置を調整することによって、制御ユニットによって生成される。
制御ユニットは、無線リンク、好適にはモバイルフォンアプリケーションを介して動作し得る。
事前設定条件に依存して、制御ユニットは、座面3の連続または間欠運動を提供する。また、制御ユニットに組み込まれたセンサにより、座面3の制御プログラムは、検出されたユーザ状態の変化に従って修正され得る。
本考案に係る方法は、制御ユニットに格納された制御プログラムを用いて座面3を動かすことを備え、運動の成分および周期性は、ユーザによって(利用可能な範囲内で)カスタマイズされ得る。これは、制御プログラムのパラメータを変更することを伴う。プログラムのパラメータは、便宜上、事前プログラムされた可動部をコンパイルすることによって、ユーザにとって便利に修正され得る。連続的な運動セッションの開始の間の期間は約1時間、好適にはたとえば60分であり、セッションの持続期間は最大10分、好適には2~5分である。ユーザは、短い振動および/または聴覚信号によって、差し迫った運動セッションの開始を通知される。制御プログラムおよびそのパラメータは、たとえば電子デバイスから、たとえばモバイルフォンアプリケーションの使用によって構成され得る。
本考案に係る方法の実施形態において、上述した椅子(好適にはアクティブオフィスチェア)が適用される。ただし、この方法は、自由に動かすことが可能な座面、可動機構、および可動機構をプログラム可能な方法で制御するように適合された制御ユニットを有する任意のそのような椅子または他の着座器具を適用して実施され得ることに留意すべきである。
座面にかかる負荷は、椅子の制御ユニットによって、好適にはセンサを用いて監視され、特に、椅子1の座面3の負荷を受ける合計時間が測定および記録され、この値に基づいて、制御ユニットによって制御プログラムの開始がスケジュールされる。
これはたとえば、椅子1の座面3が負荷を受けている間の負荷値を記録すること、および静的負荷の累積時間を計算することによって実現され得る。格納された運動プログラムは、負荷状態にある時のみ、および所定の長さ(たとえば30分)の連続負荷状態期間の経過後のみ、制御ユニットによって開始される。
本考案に係る方法の好適な実施形態において、椅子1の座面3には人間が座っており、この人間の状態は、座面3上/内部に配置された1または複数のセンサによって検出され、センサ信号は制御ユニットに転送される。受信信号に基づいて、制御ユニットによって検出された負荷値が分析され負荷時間が累積され、その結果生じる累積時間値に基づいて、30~60分後、座っている人の要望に従ってカスタマイズされた、可動手段6、7、8を動かすために適合された事前プログラム済み制御プログラムが開始される。ユーザの要望に従って、事前構成された制御プログラムによって予め決定された運動成分から、好適には2~5分の長さを有する運動シーケンスが生成される。制御プログラムの開始前、カスタマイズされた振動または聴覚信号がユーザに発行され得る。制御プログラムが実行を完了した後、椅子1の座面3の負荷は、座面3上および/または内部に配置されたセンサを用いて継続して監視され、負荷状態での累積時間を考慮して、更に30~60分後、制御ユニットによって再びプログラムが実行される。
制御プログラムの特定の運動成分および制御プログラムの開始の周期性は、予め決定された範囲内で修正され得る。修正は、制御ユニットを用いて、またはたとえばモバイルフォンなどの他の電子デバイスを用いてWifiやBluetoothを介して行われ得る。
この方法の利点は、周期的な、プログラムおよびカスタマイズされた、ユーザにとって使い易い座面の動きが、座業によって生じる文明病の緩和、およびユーザの気分、健康、および体調の向上に寄与する点である。この方法の他の利点は、座業の条件を改善するだけではなく、長期間の着座姿勢を必要とする家庭内活動にも好適に適用され得る点である。
本考案に係る椅子1、好適にはアクティブオフィスチェアの利点は、座面が常に個々のユーザの要望に従った動きをする点、および、ユーザからの能動的フィードバックによって、またはユーザの状態を監視することによって運動計画が修正され得る点である。
1 椅子
2 基部
3 座面
4 背もたれ
5 取付板
6 手段
7 手段
8 手段
9 自在継手
10 自在継手
11 連結部材
12 連結部材
13 弾性連結部材(ゴムばね)

Claims (15)

  1. 基部(2)と、背もたれ(4)を有する座面(3)と、前記座面(3)を前記基部(2)に連結するために適合された支持部材とを備える椅子、特にアクティブオフィスチェアであって、前記基部(2)と前記座面(3)との間に設けられた前記支持部材は、前記座面(3)の高さを調整するために適合され、前記座面(3)の下に配置された取付板(5)に連結された調整および固定手段(8)と、前記調整および固定手段(8)の横に対称的に配置され、前記座面(3)を動かすために適合された手段(6、7)と、で形成され、前記座面(3)を動かすために適合された前記手段(6、7)および前記高さ調整および固定手段(8)は、関節部材(9、10)によって前記椅子(1)の前記座面(3)を担持する前記取付板(5)に連結され、前記座面(3)を動かすために適合された前記可動部材(6、7)は、弾性連結部材(13)により前記基部(2)に連結され、前記高さ調整および固定手段(8)を前記関節部材(9、10)に連結するために適合された連結部材(11、12)と、前記基部(2)内に配置された、前記手段(6、7、8)に電力を供給するために適合された電源と、前記手段(6、7、8)を動作させるために適合された制御ユニットと、を更に備えることを特徴とする、椅子。
  2. 前記座面(3)の高さを調整するために適合された前記高さ調整および固定手段(8)は、それ自体が既知である電動伸縮式アクチュエータであることを特徴とする、請求項1に記載の椅子(1)。
  3. 前記座面(3)を動かすために適合された前記手段(6、7)は、それ自体が既知であるリニアアクチュエータであることを特徴とする、請求項1または2に記載の椅子(1)。
  4. 前記座面(3)を動かすために適合された前記手段(6、7)および前記高さ調整および固定手段(8)を連結部材(11、12)によって前記取付板(5)に連結する前記関節部材は、自在継手(9、10)であることを特徴とする、請求項1~3のいずれか1項に記載の椅子(1)。
  5. 前記座面(3)を動かすために適合された前記手段(6、7)を前記基部(2)に連結するように適合された前記弾性連結部材(13)は、ゴムばねであることを特徴とする、請求項1~4のいずれか1項に記載の椅子(1)。
  6. 前記基部(2)内に配置された電力コネクタを有する電源を備えることを特徴とする、請求項1~5のいずれか1項に記載の椅子(1)。
  7. 前記電源は、前記基部(2)内に配置されたバッテリであることを特徴とする、請求項1~5のいずれか1項に記載の椅子(1)。
  8. 前記制御ユニットは、モバイルフォンおよび/またはコンピュータアプリケーションを用いて有線または無線通信リンクを介して制御され得る専用ハードウェアユニットであることを特徴とする、請求項1~7のいずれか1項に記載の椅子(1)。
  9. 前記制御ユニットは、事前プログラムされた印刷回路基板を適用して実装されることを特徴とする、請求項1~8のいずれか1項に記載の椅子(1)。
  10. 前記座面(3)は、選択的に前記背もたれ(4)と一体に作られた剛体板であることを特徴とする、請求項1~9のいずれか1項に記載の椅子(1)。
  11. 前記座面(3)は成形座面(3)として実装されることを特徴とする、請求項10に記載の椅子(1)。
  12. 前記座面(3)は、ユーザの身体寸法に従って形成された成形座面(3)であることを特徴とする、請求項10に記載の椅子(1)。
  13. 前記座面(3)は詰物を備えることを特徴とする、請求項1~12のいずれか1項に記載の椅子(1)。
  14. 椅子、特にアクティブオフィスチェアの座面(3)を周期的に反復する方式で動かすための方法であって、前記オフィスチェアは、基部(2)と、背もたれ(4)を有する座面(3)と、前記座面(3)を前記基部(2)に連結するために適合された支持部材とを備え、前記方法を実行するために適用される前記椅子において、前記基部(2)と前記座面(3)との間に設けられた前記支持部材は、前記座面(3)の高さを調整するために適合され、前記座面(3)の下に配置された取付板(5)に連結された調整および固定手段(8)と、前記調整および固定手段(8)の横に対称的に配置され、前記座面(3)を動かすために適合された手段(6、7)とで形成され、前記座面(3)を動かすために適合された前記手段(6、7)および前記高さ調整および固定手段(8)は、関節部材(9、10)によって前記椅子(1)の前記座面(3)を担持する前記取付板(5)に連結され、前記座面(3)を動かすために適合された前記可動部材(6、7)は、弾性連結部材(13)を用いて前記基部(2)に連結されることを特徴とし、前記椅子は、前記高さ調整および固定手段(8)を前記関節部材(9、10)に連結するために適合された連結部材(11、12)と、前記基部(2)内に配置された、前記手段(6、7、8)に電力を供給するために適合された電源と、前記手段(6、7、8)を動作させるために適合された制御ユニットとを更に備え、前記方法は、前記座面(3)に座っている人の要望に従って構成された、前記制御ユニットに格納された制御プログラムを用いて、前記座面(3)を周期的に反復する方式で動かすステップを備える、方法。
  15. 前記座面の負荷は、前記椅子の前記制御ユニットを適用して監視され、前記制御プログラムの開始は、前記負荷データに基づいてトリガされる、請求項14に記載の方法。
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