JP2020502137A5

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Publication number: JP2020502137A5
Application number: JP2019531817A
Authority: JP
Filing date: 2017-12-14
Publication date: 2021-01-14
Anticipated expiration: 2037-12-14

Claims

治療有効量の下記式（１）

（（式中、Ｒ₁及びＲ₂は、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、Ｃ₁−Ｃ₈アルキル、Ｃ₁−Ｃ₈ハロアルキル、Ｃ₁−Ｃ₈チオアルコキシ及びＣ₁−Ｃ₈アルコキシからなる群から選ばれ、
Ａ₁及びＡ₂の一方はＣＨであり、他方はＮである。）で示されるカルバメート化合物、又はその薬学的に許容される塩、溶媒和物又は水和物を含む振戦又は振戦症候群の予防、軽減又は治療用薬剤。
Ｒ_１及びＲ₂は、それぞれ独立して、水素、ハロゲン及びＣ₁−Ｃ₈アルキルからなる群から選ばれる請求項１に記載の薬剤。
前記式（１）のカルバメート化合物が、下記式（２）

で示されるカルバミン酸（Ｒ）−１−（２−クロロフェニル）−２−テトラゾール−２−イル）エチルエステルである請求項１に記載の薬剤。
本態性振戦の予防、軽減又は治療のために使用される請求項１に記載の薬剤。
振戦又は振戦症候群が、静止時振戦、動作時振戦又はそれらの複合的振戦である請求項１に記載の薬剤。
静止時振戦が、パーキンソン性振戦症候群、筋痙攣、小脳性振戦症候群、神経病性振戦症候群及び心因性振戦から選ばれる一つ以上であり、
動作時振戦が、姿勢性振戦、運動性振戦及び等尺性振戦から選ばれる一つ以上である請求項５に記載の薬剤。
振戦又は振戦症候群が、パーキンソン性振戦症候群、筋痙攣、小脳性振戦症候群、神経病性振戦症候群、心因性振戦、本態性振戦、生理的振戦、亢進された生理的振戦、ジストニア振戦、単純運動性振戦、企図振戦、作業−特異的運動性振戦、口蓋振戦、薬物−誘導性及び中毒性振戦症候群、原発性起立時振戦、Ｈｏｌｍｅｓ振戦及び軟口蓋ミオクローヌスから選ばれる一つ以上である請求項１に記載の薬剤。
哺乳動物投与用に製造された請求項１〜７のいずれか１項に記載の薬剤。
式（１）のカルバメート化合物を、遊離形に基づいて、５０〜５００ｍｇの量で含む請求項１〜７のいずれか１項に記載の薬剤。
治療有効量の下記式（１）

（式中、Ｒ₁及びＲ₂は、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、Ｃ₁−Ｃ₈アルキル、Ｃ₁−Ｃ₈ハロアルキル、Ｃ₁−Ｃ₈チオアルコキシ及びＣ₁−Ｃ₈アルコキシからなる群から選ばれ、
Ａ₁及びＡ₂の一方はＣＨであり、他方はＮである。）で示されるカルバメート化合物、又はその薬学的に許容される塩、溶媒和物又は水和物を含み、さらに薬学的に許容される担体を１種以上含む振戦又は振戦症候群の予防、軽減又は治療用医薬組成物。
Ｒ₁及びＲ₂は、それぞれ独立して、水素、ハロゲン及びＣ₁−Ｃ₈アルキルからなる群から選ばれる請求項１０に記載の医薬組成物。
前記式（１）のカルバメート化合物が、下記式（２）

で示されるカルバミン酸（Ｒ）−１−（２−クロロフェニル）−２−テトラゾール−２−イル）エチルエステルである請求項１０に記載の医薬組成物。
本態性振戦の予防、軽減又は治療のために使用される請求項１０に記載の医薬組成物。
振戦又は振戦症候群が、静止時振戦、動作時振戦又はそれらの複合的振戦である請求項１０に記載の医薬組成物。
静止時振戦が、パーキンソン性振戦症候群、筋痙攣、小脳性振戦症候群、神経病性振戦症候群及び心因性振戦から選ばれる一つ以上であり、
動作時振戦が、姿勢性振戦、運動性振戦及び等尺性振戦から選ばれる一つ以上である請求項１４に記載の医薬組成物。
振戦又は振戦症候群がパーキンソン性振戦症候群、筋痙攣、小脳性振戦症候群、神経病性振戦症候群、心因性振戦、本態性振戦、生理的振戦、亢進された生理的振戦、ジストニア振戦、単純運動性振戦、企図振戦、作業−特異的運動性振戦、口蓋振戦、薬物−誘導性及び中毒性振戦症候群、原発性起立時振戦、Ｈｏｌｍｅｓ振戦及び軟口蓋ミオクローヌスから選ばれる一つ以上である請求区１０に記載の医薬組成物。
哺乳動物投与用に製造された請求項１０〜１６のいずれか１項に記載の医薬組成物。
式（１）のカルバメート化合物を、遊離形に基づいて、５０〜５００ｍｇの量で含む請求項１０〜１６のいずれか１項に記載の医薬組成物。
対象における振戦又は振戦症候群を予防、軽減又は治療するための医薬組成物の製造における、下記式（１）

（式中、Ｒ₁及びＲ₂は、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、Ｃ₁−Ｃ₈アルキル、Ｃ₁−Ｃ₈ハロアルキル、Ｃ₁−Ｃ₈チオアルコキシ及びＣ₁−Ｃ₈アルコキシからなる群から選ばれ、
Ａ₁及びＡ₂の一方はＣＨであり、他方はＮである。）で示されるカルバメート化合物、又はその薬学的に許容される塩、溶媒和物又は水和物の使用。
Ｒ₁及びＲ₂は、それぞれ独立して、水素、ハロゲン及びＣ₁−Ｃ₈アルキルからなる群から選ばれる請求項１９に記載の使用。
前記式（１）のカルバメート化合物が、下記式（２）

で示されるカルバミン酸（Ｒ）−１−（２−クロロフェニル）−２−テトラゾール−２−イル）エチルエステルである請求項１９に記載の使用。
医薬組成物が、本態性振戦を予防、軽減又は治療するための医薬組成物である、請求項１９に記載の使用。
振戦又は振戦症候群が、静止時振戦、動作時振戦又はそれらの複合的振戦である請求項１９に記載の使用。
静止時振戦が、パーキンソン性振戦症候群、筋痙攣、小脳性振戦症候群、神経病性振戦症候群及び心因性振戦から選ばれる一つ以上であり、
動作時振戦が姿勢性振戦、運動性振戦及び等尺性振戦から選ばれる一つ以上である請求項２３に記載の使用。
振戦又は振戦症候群が、パーキンソン性振戦症候群、筋痙攣、小脳性振戦症候群、神経病性振戦症候群、心因性振戦、本態性振戦、生理的振戦、亢進された生理的振戦、ジストニア振戦、単純運動性振戦、企図振戦、作業−特異的運動性振戦、口蓋振戦、薬物−誘導性及び中毒性振戦症候群、原発性起立時振戦、Ｈｏｌｍｅｓ振戦及び軟口蓋ミオクローヌスから選ばれる一つ以上である請求項１９に記載の使用。
対象が哺乳動物である請求項１９〜２５のいずれか１項に記載の使用。
哺乳動物がヒトである請求項２６に記載の使用。
医薬組成物中の式（１）のカルバメート化合物の治療的有効量が、遊離形に基づいて、５０〜５００ｍｇの量である請求項１９〜２５のいずれか１項に記載の使用。