JP2020502030A - グラフェンナノシートを作製するためのプラズマプロセス - Google Patents
グラフェンナノシートを作製するためのプラズマプロセス Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020502030A JP2020502030A JP2019533048A JP2019533048A JP2020502030A JP 2020502030 A JP2020502030 A JP 2020502030A JP 2019533048 A JP2019533048 A JP 2019533048A JP 2019533048 A JP2019533048 A JP 2019533048A JP 2020502030 A JP2020502030 A JP 2020502030A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carbon
- plasma
- graphene nanosheets
- containing material
- graphene
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01B—NON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
- C01B32/00—Carbon; Compounds thereof
- C01B32/15—Nano-sized carbon materials
- C01B32/182—Graphene
- C01B32/184—Preparation
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J19/00—Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
- B01J19/08—Processes employing the direct application of electric or wave energy, or particle radiation; Apparatus therefor
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01B—NON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
- C01B32/00—Carbon; Compounds thereof
- C01B32/15—Nano-sized carbon materials
- C01B32/182—Graphene
- C01B32/184—Preparation
- C01B32/186—Preparation by chemical vapour deposition [CVD]
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05H—PLASMA TECHNIQUE; PRODUCTION OF ACCELERATED ELECTRICALLY-CHARGED PARTICLES OR OF NEUTRONS; PRODUCTION OR ACCELERATION OF NEUTRAL MOLECULAR OR ATOMIC BEAMS
- H05H1/00—Generating plasma; Handling plasma
- H05H1/24—Generating plasma
- H05H1/26—Plasma torches
- H05H1/30—Plasma torches using applied electromagnetic fields, e.g. high frequency or microwave energy
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J2219/00—Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
- B01J2219/08—Processes employing the direct application of electric or wave energy, or particle radiation; Apparatus therefor
- B01J2219/0894—Processes carried out in the presence of a plasma
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B82—NANOTECHNOLOGY
- B82Y—SPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
- B82Y30/00—Nanotechnology for materials or surface science, e.g. nanocomposites
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B82—NANOTECHNOLOGY
- B82Y—SPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
- B82Y40/00—Manufacture or treatment of nanostructures
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01B—NON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
- C01B2204/00—Structure or properties of graphene
- C01B2204/20—Graphene characterized by its properties
- C01B2204/30—Purity
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01P—INDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
- C01P2004/00—Particle morphology
- C01P2004/20—Particle morphology extending in two dimensions, e.g. plate-like
- C01P2004/24—Nanoplates, i.e. plate-like particles with a thickness from 1-100 nanometer
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/13—Energy storage using capacitors
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Nanotechnology (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Toxicology (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Carbon And Carbon Compounds (AREA)
- Plasma Technology (AREA)
Abstract
Description
標準温度および標準圧力(STP)で少なくとも60m/sの速度でプラズマの熱領域中に炭素含有物質を注入してグラフェンナノシートの核を形成することと、グラフェンナノシートを1000℃以下のクエンチガスでクエンチすることと
を含む、グラフェンナノシートを作製するためのプラズマプロセスが提供される。
少なくとも60m/s STPの速度でプラズマの熱領域中に炭素含有物質を注入してグラフェンナノシートの核を形成することと、グラフェンナノシートを1000℃以下のクエンチガスでクエンチし、それにより514nmの入射レーザ波長を使用した測定で3以上のラマンG/D比および0.8以上のラマン2D/G比を有するグラフェンナノシートを作製することと
を含む、グラフェンナノシートを作製するためのプラズマプロセスが提供される。
少なくとも60m/s STPの速度、および1分あたりに注入される炭素1モルあたりのクエンチガスが少なくとも75標準リットル毎分(slpm)のクエンチガス対炭素比で、プラズマの熱領域中に炭素含有物質を注入し、それによりグラフェンナノシートを作製すること
を含む、グラフェンナノシートを作製するためのプラズマプロセスが提供される。
少なくとも60m/s STPの速度、および供給プラズマトーチ電力1kWあたり少なくとも1.25slpmのクエンチガスの、クエンチガス対供給プラズマトーチ電力比で、プラズマの熱領域中に炭素含有物質を注入し、それによりグラフェンナノシートを作製すること
を含む、グラフェンナノシートを作製するためのプラズマプロセスが提供される。
プラズマの熱領域中に炭素含有物質を注入することであって、炭素含有物質の注入は、複数のジェットを使用して少なくとも60m/s STPの速度で実行され、注入された炭素含有物質がトーチ軸の周りに放射状に分配かつクエンチガスに到達する前に希釈されるように誘導され、それにより514nmの入射レーザ波長を使用した測定で3以上のラマンG/D比および0.8以上のラマン2D/G比を有するグラフェンナノシートを作製すること
を含む、グラフェンナノシートを作製するためのプラズマプロセスが提供される。
少なくとも60m/s STPの速度、および供給プラズマトーチ電力1kWあたり少なくとも1.25slpmのクエンチガスの、クエンチガス対供給プラズマトーチ電力比で、プラズマの熱領域中に炭素含有物質を注入し、それによりグラフェンナノシートを少なくとも120g/hの速度で作製すること
を含む、グラフェンナノシートを作製するためのプラズマプロセスである。
プラズマの熱領域中に炭素含有物質を注入することであって、炭素含有物質の注入は、複数のジェットを使用して少なくとも60m/s STPの速度で実行され、注入された炭素含有物質がトーチ軸の周りに放射状に分配かつクエンチガスに到達する前に希釈されるように誘導され、それによりグラフェンナノシートを少なくとも120g/hの速度で作製すること
を含む、グラフェンナノシートを作製するためのプラズマプロセスである。
少なくとも60m/sの速度でプラズマの熱領域中に炭素含有物質を注入し、それによりグラフェンナノシートを少なくとも2g/供給プラズマトーチ電力kWhの割合で作製すること
を含む、グラフェンナノシートを作製するためのプラズマプロセスである。
少なくとも60m/sの速度、および35kW超の供給プラズマトーチ電力で、プラズマの熱領域中に炭素含有物質を注入し、それによりグラフェンナノシートを少なくとも80g/hの速度で作製すること
を含む、グラフェンナノシートを作製するためのプラズマプロセスが提供される。
少なくとも60m/s STPの速度でプラズマの熱領域中に天然ガスまたはメタンを注入してグラフェンナノシートの核を形成することと、グラフェンナノシートをクエンチガスでクエンチすることと
を含む、グラフェンナノシートを作製するためのプラズマプロセスが提供される。
標準温度および標準圧力(STP)で少なくとも60m/sの速度でプラズマの熱領域中に炭素含有物質を注入してグラフェンナノシートの核を形成することと、グラフェンナノシートを1000℃以下のクエンチガスでクエンチすることとを含み、
グラフェンナノシートは約0.7重量%未満の多環芳香族炭化水素濃度を有する、グラフェンナノシートを作製するためのプラズマプロセスが提供される。
少なくとも60m/s STPの速度でプラズマの熱領域中に炭素含有物質を注入してグラフェンナノシートの核を形成することと、グラフェンナノシートを1000℃以下のクエンチガスでクエンチし、それにより514nmの入射レーザ波長を使用した測定で3以上のラマンG/D比および0.8以上のラマン2D/G比を有するグラフェンナノシートを作製することとを含み、
グラフェンナノシートは約0.7重量%未満の多環芳香族炭化水素濃度を有する、グラフェンナノシートを作製するためのプラズマプロセスが提供される。
少なくとも60m/s STPの速度、および1分あたりに注入される炭素1モルあたりのクエンチガスが少なくとも75標準リットル毎分(slpm)のクエンチガス対炭素比で、プラズマの熱領域中に炭素含有物質を注入し、それによりグラフェンナノシートを作製することを含み、
グラフェンナノシートは約0.7重量%未満の多環芳香族炭化水素濃度を有する、グラフェンナノシートを作製するためのプラズマプロセスが提供される。
少なくとも60m/s STPの速度、および供給プラズマトーチ電力1kWあたり少なくとも1.25slpmのクエンチガスの、クエンチガス対供給プラズマトーチ電力比で、プラズマの熱領域中に炭素含有物質を注入し、それによりグラフェンナノシートを作製することを含み、
グラフェンナノシートは約0.7重量%未満の多環芳香族炭化水素濃度を有する、グラフェンナノシートを作製するためのプラズマプロセスが提供される。
プラズマの熱領域中に炭素含有物質を注入することであって、炭素含有物質の注入は、複数のジェットを使用して少なくとも60m/s STPの速度で実行され、注入された炭素含有物質がトーチ軸の周りに放射状に分配かつクエンチガスに到達する前に希釈されるように誘導され、それにより514nmの入射レーザ波長を使用した測定で3以上のラマンG/D比および0.8以上のラマン2D/G比を有するグラフェンナノシートを作製することを含み、
グラフェンナノシートは約0.7重量%未満の多環芳香族炭化水素濃度を有する、グラフェンナノシートを作製するためのプラズマプロセスが提供される。
少なくとも60m/s STPの速度、および供給プラズマトーチ電力1kWあたり少なくとも1.25slpmのクエンチガスの、クエンチガス対供給プラズマトーチ電力比で、プラズマの熱領域中に炭素含有物質を注入し、それによりグラフェンナノシートを少なくとも120g/hの速度で作製することを含み、
グラフェンナノシートは約0.7重量%未満の多環芳香族炭化水素濃度を有する、グラフェンナノシートを作製するためのプラズマプロセスである。
プラズマの熱領域中に炭素含有物質を注入することであって、炭素含有物質の注入は、複数のジェットを使用して少なくとも60m/s STPの速度で実行され、注入された炭素含有物質がトーチ軸の周りに放射状に分配かつクエンチガスに到達する前に希釈されるように誘導され、それによりグラフェンナノシートを少なくとも120g/hの速度で作製することを含み、
グラフェンナノシートは約0.7重量%未満の多環芳香族炭化水素濃度を有する、グラフェンナノシートを作製するためのプラズマプロセスである。
少なくとも60m/sの速度でプラズマの熱領域中に炭素含有物質を注入し、それによりグラフェンナノシートを少なくとも2g/供給プラズマトーチ電力kWhの割合で作製することを含み、
グラフェンナノシートは約0.7重量%未満の多環芳香族炭化水素濃度を有する、グラフェンナノシートを作製するためのプラズマプロセスである。
少なくとも60m/sの速度、および35kW超の供給プラズマトーチ電力で、プラズマの熱領域中に炭素含有物質を注入し、それによりグラフェンナノシートを少なくとも80g/hの速度で作製することを含み、
グラフェンナノシートは約0.7重量%未満の多環芳香族炭化水素濃度を有する、グラフェンナノシートを作製するためのプラズマプロセスが提供される。
少なくとも60m/s STPの速度でプラズマの熱領域中に天然ガスまたはメタンを注入してグラフェンナノシートの核を形成することと、グラフェンナノシートをクエンチガスでクエンチすることとを含み、
グラフェンナノシートは約0.7重量%未満の多環芳香族炭化水素濃度を有する、グラフェンナノシートを作製するためのプラズマプロセスが提供される。
実施例1
1つの例示的実施形態では、炭化水素前駆物質はメタンであり、60kWの最大プレート電力で誘導結合プラズマトーチ(ICP)中に注入される。図4は、ICPトーチ100、ならびに炭素非含有ガスおよび炭素含有物質を含むガスの定性的な流れを示す。
逆に、実施例1で上に記載されたものと類似のパラメータを使用するが、単孔ノズルを使用して60m/s STP未満の注入速度でメタンを注入すると、かなりの割合の炭素ノジュールおよび球状炭素粒子が作製され、典型的なアセチレンブラックのラマンスペクトル(図3に示す)をもたらした。図5は、この反例で使用されたICPトーチ200、ならびに炭素非含有ガスおよび炭素含有物質を含むガスの定性的な流れを示す。
Zhiyong Wang,Nan Li,Zujin Shi and Zhennan Gu.,Low−cost and large−scale synthesis of graphene nanosheets by arc discharge in air.Nanotechnology 21(2010)175602.
Haibao Zhang,Tengfei Cao,Yi Cheng,Preparation of few−layer graphene nanosheets by radio−frequency induction thermal plasma.Carbon 86(2015)pp.38−45.
Ravil Amirov,Marina Shavelkina,Nariman Alihanov,Evgeny Shkolnikov,Alexander Tyuftyaev,and Natalya Vorob’eva.Direct Synthesis of Porous Multilayer Graphene Materials Using Thermal Plasma at Low Pressure.Journal of Nanomaterials(2015)Article ID 724508.
R Pristavita,NY Mendoza−Gonzalez,JL Meunier,D Berk,Plasma Chemistry and Plasma Processing 30(2010)No 2,267.
Ramona Pristavita,Norma−Yadira Mendoza−Gonzalez,Jean−Luc Meunier,Dimitrios Berk,Plasma Chemistry and Plasma Processing 31(2011)No 2,393.
Production de carbone par yroiyse du methane dans un plasma thermique (Masters Thesis of Emmanuel Bergeron;University of Sherbrooke,1997).
Synthese de noir de carbone a partir de propane,utilisant un plasma thermique(Masters Thesis of Martin Lavoie,University of Sherbrooke 1997).
Stephen Brunauer,P.H.Emmett,Edward Teller,The Journal of the American Chemical Society 60(1938)309.
E.W.Lemmon and R.T Jacobsen,International Journal of Thermophysics,Vol.25(2004)21−68.
Claims (118)
- グラフェンナノシートを作製するためのプラズマプロセスであって、
標準温度および標準圧力(STP)で少なくとも60m/sの速度でプラズマの熱領域中に炭素含有物質を注入して前記グラフェンナノシートの核を形成することと、前記グラフェンナノシートを1000℃以下のクエンチガスでクエンチすることとを含み、
前記グラフェンナノシートは約0.7重量%未満の多環芳香族炭化水素濃度を有する、
プラズマプロセス。 - グラフェンナノシートを作製するためのプラズマプロセスであって、
少なくとも60m/s STPの速度でプラズマの熱領域中に炭素含有物質を注入して前記グラフェンナノシートの核を形成することと、前記グラフェンナノシートを1000℃以下のクエンチガスでクエンチし、それにより514nmの入射レーザ波長を使用した測定で3以上のラマンG/D比および0.8以上のラマン2D/G比を有する前記グラフェンナノシートを作製することとを含み、
前記グラフェンナノシートは約0.7重量%未満の多環芳香族炭化水素濃度を有する、
プラズマプロセス。 - グラフェンナノシートを作製するためのプラズマプロセスであって、
少なくとも60m/s STPの速度、および1分あたりに注入される炭素1モルあたりのクエンチガスが少なくとも75標準リットル毎分(slpm)のクエンチガス対炭素比で、プラズマの熱領域中に炭素含有物質を注入し、それにより前記グラフェンナノシートを作製することを含み、
前記グラフェンナノシートは約0.7重量%未満の多環芳香族炭化水素濃度を有する、
プラズマプロセス。 - グラフェンナノシートを作製するためのプラズマプロセスであって、
少なくとも60m/s STPの速度、および供給プラズマトーチ電力1kWあたり少なくとも1.25slpmのクエンチガスの、クエンチガス対供給プラズマトーチ電力比で、プラズマの熱領域中に炭素含有物質を注入し、それにより前記グラフェンナノシートを作製することを含み、
前記グラフェンナノシートは約0.7重量%未満の多環芳香族炭化水素濃度を有する、
プラズマプロセス。 - グラフェンナノシートを作製するためのプラズマプロセスであって、
プラズマの熱領域中に炭素含有物質を注入することであって、前記炭素含有物質の前記注入は、複数のジェットを使用して少なくとも60m/s STPの速度で実行され、前記注入された炭素含有物質がトーチ軸の周りに放射状に分配かつクエンチガスに到達する前に希釈されるように誘導され、それにより514nmの入射レーザ波長を使用した測定で3以上のラマンG/D比および0.8以上のラマン2D/G比を有する前記グラフェンナノシートを作製することを含み、
前記グラフェンナノシートは約0.7重量%未満の多環芳香族炭化水素濃度を有する、
プラズマプロセス。 - グラフェンナノシートを作製するためのプラズマプロセスであって、
少なくとも60m/s STPの速度、および供給プラズマトーチ電力1kWあたり少なくとも1.25slpmのクエンチガスの、クエンチガス対供給プラズマトーチ電力比で、プラズマの熱領域中に炭素含有物質を注入し、それにより前記グラフェンナノシートを少なくとも120g/hの速度で作製することを含み、
前記グラフェンナノシートは約0.7重量%未満の多環芳香族炭化水素濃度を有する、
プラズマプロセス。 - グラフェンナノシートを作製するためのプラズマプロセスであって、
プラズマの熱領域中に炭素含有物質を注入することであって、前記炭素含有物質の前記注入は、複数のジェットを使用して少なくとも60m/s STPの速度で実行され、前記注入された炭素含有物質がトーチ軸の周りに放射状に分配かつクエンチガスに到達する前に希釈されるように誘導され、それにより前記グラフェンナノシートを少なくとも120g/hの速度で作製することを含み、
前記グラフェンナノシートは約0.7重量%未満の多環芳香族炭化水素濃度を有する、
プラズマプロセス。 - グラフェンナノシートを作製するためのプラズマプロセスであって、
少なくとも60m/sの速度でプラズマの熱領域中に炭素含有物質を注入し、それにより前記グラフェンナノシートを少なくとも2g/供給プラズマトーチ電力kWhの割合で作製することを含み、
前記グラフェンナノシートは約0.7重量%未満の多環芳香族炭化水素濃度を有する、
プラズマプロセス。 - グラフェンナノシートを作製するためのプラズマプロセスであって、
少なくとも60m/sの速度、および35kW超の供給プラズマトーチ電力で、プラズマの熱領域中に炭素含有物質を注入し、それにより前記グラフェンナノシートを少なくとも80g/hの速度で作製することを含み、
前記グラフェンナノシートは約0.7重量%未満の多環芳香族炭化水素濃度を有する、
プラズマプロセス。 - グラフェンナノシートを作製するためのプラズマプロセスであって、
少なくとも60m/s STPの速度でプラズマの熱領域中に天然ガスまたはメタンを注入して前記グラフェンナノシートの核を形成することと、前記グラフェンナノシートをクエンチガスでクエンチすることとを含み、
前記グラフェンナノシートは約0.7重量%未満の多環芳香族炭化水素濃度を有する、
プラズマプロセス。 - 前記グラフェンナノシートは約0.6重量%未満の多環芳香族炭化水素濃度を有する、請求項1〜10のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記グラフェンナノシートは約0.5重量%未満の多環芳香族炭化水素濃度を有する、請求項1〜10のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記グラフェンナノシートは約0.4重量%未満の多環芳香族炭化水素濃度を有する、請求項1〜10のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記グラフェンナノシートは約0.3重量%未満の多環芳香族炭化水素濃度を有する、請求項1〜10のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記グラフェンナノシートは約0.2重量%未満の多環芳香族炭化水素濃度を有する、請求項1〜10のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記グラフェンナノシートは約0.1重量%未満の多環芳香族炭化水素濃度を有する、請求項1〜10のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記グラフェンナノシートは約0.01重量%未満の多環芳香族炭化水素濃度を有する、請求項1〜10のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記グラフェンナノシートは約0.01重量%〜約0.7重量%未満の多環芳香族炭化水素濃度を有する、請求項1〜10のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記グラフェンナノシートは約0.01重量%〜約0.5重量%未満の多環芳香族炭化水素濃度を有する、請求項1〜10のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記グラフェンナノシートは約0.01重量%〜約0.3重量%未満の多環芳香族炭化水素濃度を有する、請求項1〜10のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記グラフェンナノシートは約0.1重量%〜約0.3重量%未満の多環芳香族炭化水素濃度を有する、請求項1〜10のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記グラフェンナノシートは約0.15重量%〜約0.25重量%未満の多環芳香族炭化水素濃度を有する、請求項1〜10のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記グラフェンナノシートは約500ppm未満の多環芳香族炭化水素濃度を有する、請求項1〜10のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記グラフェンナノシートは約400ppm未満の多環芳香族炭化水素濃度を有する、請求項1〜10のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記グラフェンナノシートは約300ppm未満の多環芳香族炭化水素濃度を有する、請求項1〜10のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記グラフェンナノシートは約200ppm未満の多環芳香族炭化水素濃度を有する、請求項1〜10のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記グラフェンナノシートは約100ppm未満の多環芳香族炭化水素濃度を有する、請求項1〜10のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記グラフェンナノシートは、ガスクロマトグラフィー質量分析(GC/MS)またはASTM D7771−11に従うソックスレー抽出法による測定で、検出限界未満の多環芳香族炭化水素濃度を有する、請求項1〜10のいずれか一項に記載のグラフェンナノシート。
- グラフェンナノシートを作製するためのプラズマプロセスであって、
標準温度および標準圧力(STP)で少なくとも60m/sの速度でプラズマの熱領域中に炭素含有物質を注入して前記グラフェンナノシートの核を形成することと、前記グラフェンナノシートを1000℃以下のクエンチガスでクエンチすることとを含む、
プラズマプロセス。 - グラフェンナノシートを作製するためのプラズマプロセスであって、
少なくとも60m/s STPの速度でプラズマの熱領域中に炭素含有物質を注入して前記グラフェンナノシートの核を形成することと、前記グラフェンナノシートを1000℃以下のクエンチガスでクエンチし、それにより514nmの入射レーザ波長を使用した測定で3以上のラマンG/D比および0.8以上のラマン2D/G比を有する前記グラフェンナノシートを作製することとを含む、
プラズマプロセス。 - グラフェンナノシートを作製するためのプラズマプロセスであって、
少なくとも60m/s STPの速度、および1分あたりに注入される炭素1モルあたりのクエンチガスが少なくとも75標準リットル毎分(slpm)のクエンチガス対炭素比で、プラズマの熱領域中に炭素含有物質を注入し、それにより前記グラフェンナノシートを作製することを含む、
プラズマプロセス。 - グラフェンナノシートを作製するためのプラズマプロセスであって、
少なくとも60m/s STPの速度、および供給プラズマトーチ電力1kWあたり少なくとも1.25slpmのクエンチガスの、クエンチガス対供給プラズマトーチ電力比で、プラズマの熱領域中に炭素含有物質を注入し、それにより前記グラフェンナノシートを作製することを含む、
プラズマプロセス。 - グラフェンナノシートを作製するためのプラズマプロセスであって、
プラズマの熱領域中に炭素含有物質を注入することであって、前記炭素含有物質の前記注入は、複数のジェットを使用して少なくとも60m/s STPの速度で実行され、前記注入された炭素含有物質がトーチ軸の周りに放射状に分配かつクエンチガスに到達する前に希釈されるように誘導され、それにより514nmの入射レーザ波長を使用した測定で3以上のラマンG/D比および0.8以上のラマン2D/G比を有する前記グラフェンナノシートを作製することを含む、
プラズマプロセス。 - グラフェンナノシートを作製するためのプラズマプロセスであって、
少なくとも60m/s STPの速度、および供給プラズマトーチ電力1kWあたり少なくとも1.25slpmのクエンチガスの、クエンチガス対供給プラズマトーチ電力比で、プラズマの熱領域中に炭素含有物質を注入し、それにより前記グラフェンナノシートを少なくとも120g/hの速度で作製することを含む、
プラズマプロセス。 - グラフェンナノシートを作製するためのプラズマプロセスであって、
プラズマの熱領域中に炭素含有物質を注入することであって、前記炭素含有物質の前記注入は、複数のジェットを使用して少なくとも60m/s STPの速度で実行され、前記注入された炭素含有物質がトーチ軸の周りに放射状に分配かつクエンチガスに到達する前に希釈されるように誘導され、それにより前記グラフェンナノシートを少なくとも120g/hの速度で作製することを含む、
プラズマプロセス。 - グラフェンナノシートを作製するためのプラズマプロセスであって、
少なくとも60m/sの速度でプラズマの熱領域中に炭素含有物質を注入し、それにより前記グラフェンナノシートを少なくとも2g/供給プラズマトーチ電力kWhの割合で作製することを含む、
プラズマプロセス。 - グラフェンナノシートを作製するためのプラズマプロセスであって、
少なくとも60m/sの速度、および35kW超の供給プラズマトーチ電力で、プラズマの熱領域中に炭素含有物質を注入し、それにより前記グラフェンナノシートを少なくとも80g/hの速度で作製することを含む、
プラズマプロセス。 - グラフェンナノシートを作製するためのプラズマプロセスであって、
少なくとも60m/s STPの速度でプラズマの熱領域中に天然ガスまたはメタンを注入して前記グラフェンナノシートの核を形成することと、前記グラフェンナノシートをクエンチガスでクエンチすることとを含む、
プラズマプロセス。 - 前記グラフェンナノシートは1300℃未満の温度を有するクエンチガスでクエンチされる、請求項3〜10および31〜38のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記グラフェンナノシートは900℃未満の温度を有するクエンチガスでクエンチされる、請求項1〜38のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記グラフェンナノシートは600℃未満の温度を有するクエンチガスでクエンチされる、請求項1〜38のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記グラフェンナノシートは300℃未満の温度を有するクエンチガスでクエンチされる、請求項1〜38のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記グラフェンナノシートは100℃未満の温度を有するクエンチガスでクエンチされる、請求項1〜38のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記炭素含有物質は、1分あたりの炭素1モルあたりのクエンチガスが少なくとも50slpmのクエンチガス対炭素比で注入される、請求項1、2、4〜10、29、30および32〜38のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記炭素含有物質は、1分あたりの炭素1モルあたりのクエンチガスが少なくとも160slpmのクエンチガス対炭素比で注入される、請求項1〜43のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記炭素含有物質は、1分あたりの炭素1モルあたりのクエンチガスが少なくとも250slpmのクエンチガス対炭素比で注入される、請求項1〜43のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記炭素含有物質は、1分あたりの炭素1モルあたりのクエンチガスが約50slpm〜約125slpmのクエンチガス対炭素比で注入される、請求項2、4〜10、29、30および32〜38のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記炭素含有物質は、1分あたりの炭素1モルあたりのクエンチガスが約100slpm〜約250slpmのクエンチガス対炭素比で注入される、請求項1〜43のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記炭素含有物質の前記注入は、複数のジェットを使用して実行される、請求項1〜4、6、8〜10、29〜32、34および36〜38のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記炭素含有物質の前記注入は、少なくとも3個のジェットを使用して実行される、請求項1〜38のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記炭素含有物質の前記注入は、少なくとも4個のジェットを使用して実行される、請求項1〜38のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記炭素含有物質の前記注入は、少なくとも5個のジェットを使用して実行される、請求項1〜38のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記炭素含有物質の前記注入は、5個超のジェットを使用して実行される、請求項1〜38のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記グラフェンナノシートは少なくとも120g/hの速度で作製される、請求項1〜5、8〜10、29〜33および36〜38のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記グラフェンナノシートは少なくとも150g/hの速度で作製される、請求項1〜38のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記グラフェンナノシートは少なくとも200g/hの速度で作製される、請求項1〜38のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記グラフェンナノシートは少なくとも250g/hの速度で作製される、請求項1〜38のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記グラフェンナノシートは約120〜約150g/hの速度で作製される、請求項1〜38のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記グラフェンナノシートは約150〜約250g/hの速度で作製される、請求項1〜38のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記グラフェンナノシートは、供給トーチ電力1kWあたり少なくとも3slpmのクエンチガスの割合で給送された前記クエンチガスでクエンチされる、請求項1〜59のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記グラフェンナノシートは、供給トーチ電力1kWあたり少なくとも1slpmのクエンチガスの割合で給送された前記クエンチガスでクエンチされる、請求項1〜3、5、7〜10、29〜31、33および35〜38のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記グラフェンナノシートは、供給トーチ電力1kWあたり少なくとも0.5slpmのクエンチガスの割合で給送された前記クエンチガスでクエンチされる、請求項1〜3、5、7〜10、29〜31、33および35〜38のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記グラフェンナノシートは、供給トーチ電力1kWあたり約0.5slpm〜約1.5slpmのクエンチガスの割合で給送された前記クエンチガスでクエンチされる、請求項1〜3、5、7〜10、29〜31、33および35〜38のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記グラフェンナノシートは、供給トーチ電力1kWあたり約1.5slpm〜約4slpmのクエンチガスの割合で給送された前記クエンチガスでクエンチされる、請求項1〜59のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記グラフェンナノシートは少なくとも1g/供給プラズマトーチ電力kWhの割合で作製される、請求項1〜7、9〜10、29〜35および37〜38のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記グラフェンナノシートは少なくとも2.5g/供給プラズマトーチ電力kWhの割合で作製される、請求項1〜38のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記グラフェンナノシートは少なくとも3g/供給プラズマトーチ電力kWhの割合で作製される、請求項1〜38のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記グラフェンナノシートは少なくとも5g/供給プラズマトーチ電力kWhの割合で作製される、請求項1〜38のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記グラフェンナノシートは約2〜約3g/供給プラズマトーチ電力kWhの割合で作製される、請求項1〜38のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記グラフェンナノシートは約3〜約5g/供給プラズマトーチ電力kWhの割合で作製される、請求項1〜38のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記炭素含有物質は炭素含有ガスである、請求項1〜70のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記炭素含有ガスはC1〜C4炭化水素である、請求項71に記載のプロセス。
- 前記炭素含有ガスは、メタン、エタン、エチレン、アセチレン、塩化ビニル、プロパン、プロペン、シクロプロパン、アレン、プロピン、ブタン、2−メチルプロパン、1−ブテン、2−ブテン、2−メチルプロペン、シクロブタン、メチルシクロプロパン、1−ブチン、2−ブチン、シクロブテン、1,2−ブタジエン、1,3−ブタジエン、もしくは1−ブテン−3−イン、またはそれらの混合物から選択される、請求項71に記載のプロセス。
- 前記炭素含有物質は炭素含有液体である、請求項1〜70のいずれか一項に記載のプロセス。
- 炭素含有液体はC5〜C10炭化水素である、請求項74に記載のプロセス。
- 前記炭素含有液体は、n−プロパノール、1,2−ジクロロエタン、アリルアルコール、プロピオンアルデヒド、臭化ビニル、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン、ヘプタン、ベンゼン、トルエン、キシレン、もしくはスチレン、またはそれらの混合物から選択される、請求項74に記載のプロセス。
- 前記炭素含有物質はメタンまたは天然ガスである、請求項1〜70のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記炭素含有物質は炭素含有固体である、請求項1〜70のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記炭素含有固体は、グラファイト、カーボンブラック、ノルボルニレン、ナフタレン、アントラセン、フェナントレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、もしくはポリスチレン、またはそれらの混合物から選択される、請求項78に記載のプロセス。
- 前記炭素含有ガス、前記炭素含有液体または前記炭素含有固体はキャリアガスとの混合物である、請求項71〜79のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記キャリアガスは不活性ガスを含む、請求項80に記載のプロセス。
- 前記不活性ガスは、アルゴン、ヘリウム、窒素、水素またはそれらの混合物から選択される、請求項81に記載のプロセス。
- 前記クエンチガスは、アルゴン、ヘリウム、窒素、水素またはそれらの混合物から選択される、請求項1〜82のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記クエンチガスは不活性ガスを含む、請求項1〜82のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記クエンチガスは水素を含む、請求項1〜82のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記クエンチガスはアルゴンを含む、請求項1〜82のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記クエンチガスは、供給プラズマトーチ電力1kWにつき1〜10slpmのガスの割合で給送される、請求項1〜3、5、7〜10、29〜31、33および35〜38のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記熱領域は約4000℃〜約11000℃の温度を有する、請求項1〜87のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記熱領域は約3000℃〜約8000℃の温度を有する、請求項1〜87のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記熱領域は約2600℃〜約5000℃の温度を有する、請求項1〜87のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記炭素含有物質は少なくとも70m/s STPの速度で注入される、請求項1〜90のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記炭素含有物質は少なくとも90m/s STPの速度で注入される、請求項1〜90のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記炭素含有物質は少なくとも100m/s STPの速度で注入される、請求項1〜90のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記炭素含有物質は約60〜約100m/s STPの速度で注入される、請求項1〜90のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記炭素含有物質は約70〜約90m/s STPの速度で注入される、請求項1〜90のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記炭素含有物質は約75〜約85m/s STPの速度で注入される、請求項1〜90のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記クエンチガスは前記熱領域の周囲に注入される、請求項1〜96のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記作製されたグラフェンナノシートを回収することをさらに含む、請求項1〜97のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記作製されたグラフェンナノシートは、バグフィルタ中に、フィルタカートリッジ上に、またはサイクロンで回収される、請求項98に記載のプロセス。
- 前記グラフェンナノシートは、ASTM D 3663−78による測定で250m2/g以上のB.E.T.比表面積を有する、請求項1〜99のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記グラフェンナノシートは少なくとも5:1のアスペクト比を有する、請求項1〜99のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記グラフェンナノシートは少なくとも10:1のアスペクト比を有する、請求項1〜99のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記グラフェンナノシートは、514nmの入射レーザ波長を使用した測定で少なくとも3のラマンG/D比を有する、請求項3〜10および31〜38のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記グラフェンナノシートは、514nmの入射レーザ波長を使用した測定で少なくとも0.8のラマン2D/G比を有する、請求項3〜10および31〜38のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記供給プラズマトーチ電力は35kW超である、請求項1〜8、10、29〜36および38のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記供給プラズマトーチ電力は100kW超である、請求項1〜104のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記供給プラズマトーチ電力は200kW超である、請求項1〜104のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記供給プラズマトーチ電力は1000kW超である、請求項1〜104のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記炭素含有物質の注入角度は、前記プラズマの対称軸に関して約10〜約40度である、請求項1〜108のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記炭素含有物質の注入角度は、前記プラズマの対称軸に関して約15〜約35度である、請求項1〜108のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記炭素含有物質の注入角度は、前記プラズマの対称軸に関して約20〜約30度である、請求項1〜108のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記炭素含有物質の注入角度は、前記プラズマの対称軸に関して約25度である、請求項1〜108のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記プロセスは、前記炭素含有物質を注入するための多孔インジェクタを含むプラズマトーチを使用して実行される、請求項1〜108のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記プロセスは、前記炭素含有物質を注入するためのシャワーヘッド型ノズルを含むプラズマトーチを使用して実行される、請求項1〜108のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記プロセスは、前記炭素含有物質を注入するための多孔インジェクタを含むプラズマトーチを使用して実行され、インジェクタ孔の各々について、注入速度は少なくとも60m/s STPであり、注入角度は前記プラズマの対称軸に関して約10〜約40度である、請求項1〜108のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記プロセスは、前記炭素含有物質を注入するための多孔インジェクタを含むプラズマトーチを使用して実行され、インジェクタ孔の各々について、注入速度は少なくとも60m/s STPであり、注入角度は前記プラズマの対称軸に関して約15〜約35度である、請求項1〜108のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記プロセスは、前記炭素含有物質を注入するための多孔インジェクタを含むプラズマトーチを使用して実行され、インジェクタ孔の各々について、注入速度は少なくとも60m/s STPであり、注入角度は前記プラズマの対称軸に関して約20〜約30度である、請求項1〜108のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記プロセスは、前記炭素含有物質を注入するための多孔インジェクタを含むプラズマトーチを使用して実行され、インジェクタ孔の各々について、注入速度は少なくとも60m/s STPであり、注入角度は前記プラズマの対称軸に関して約25度である、請求項1〜108のいずれか一項に記載のプロセス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021112969A JP2021165232A (ja) | 2016-12-21 | 2021-07-07 | グラフェンナノシートを作製するためのプラズマプロセス |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US201662437057P | 2016-12-21 | 2016-12-21 | |
US62/437,057 | 2016-12-21 | ||
US201762512520P | 2017-05-30 | 2017-05-30 | |
US62/512,520 | 2017-05-30 | ||
PCT/CA2017/051545 WO2018112623A1 (en) | 2016-12-21 | 2017-12-20 | Plasma processes for producing graphene nanosheets |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021112969A Division JP2021165232A (ja) | 2016-12-21 | 2021-07-07 | グラフェンナノシートを作製するためのプラズマプロセス |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020502030A true JP2020502030A (ja) | 2020-01-23 |
JP2020502030A5 JP2020502030A5 (ja) | 2021-01-21 |
JP6911124B2 JP6911124B2 (ja) | 2021-07-28 |
Family
ID=62624068
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019533048A Active JP6911124B2 (ja) | 2016-12-21 | 2017-12-20 | グラフェンナノシートを作製するためのプラズマプロセス |
JP2021112969A Pending JP2021165232A (ja) | 2016-12-21 | 2021-07-07 | グラフェンナノシートを作製するためのプラズマプロセス |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021112969A Pending JP2021165232A (ja) | 2016-12-21 | 2021-07-07 | グラフェンナノシートを作製するためのプラズマプロセス |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US10793440B2 (ja) |
EP (1) | EP3558866A4 (ja) |
JP (2) | JP6911124B2 (ja) |
KR (2) | KR102312283B1 (ja) |
CN (2) | CN117756101A (ja) |
CA (2) | CA3045189C (ja) |
TW (1) | TWI723241B (ja) |
WO (1) | WO2018112623A1 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102312283B1 (ko) | 2016-12-21 | 2021-10-14 | 레이모르 인더스트리즈 인코포레이티드 | 그래핀 나노시트를 제조하기 위한 플라즈마 공정 |
KR102574385B1 (ko) | 2017-02-10 | 2023-09-04 | 레이모르 인더스트리즈 인코포레이티드 | 낮은 다환방향족 탄화수소 농도를 갖는 그래핀계 탄소 나노입자 및 이의 제조방법 |
US20200263285A1 (en) * | 2018-08-02 | 2020-08-20 | Lyten, Inc. | Covetic materials |
KR102454850B1 (ko) * | 2020-08-10 | 2022-10-17 | 성균관대학교산학협력단 | 그래핀 방열 필름의 제조 방법 |
CN114590800B (zh) * | 2022-04-03 | 2024-05-10 | 昆明理工大学 | 磁驱动滑动弧等离子体高压放电连续制备石墨烯的方法 |
CN114604859B (zh) * | 2022-04-06 | 2024-03-22 | 昆明理工大学 | 一段式热解煤焦油连续制备石墨烯的方法及装置 |
KR20240049967A (ko) | 2022-10-11 | 2024-04-18 | 주식회사 케이비엘러먼트 | 그래핀 대량 제조 장치 |
KR20240050770A (ko) | 2022-10-12 | 2024-04-19 | 주식회사 케이비엘러먼트 | 질소가 도핑된 그래핀 제조 방법 |
KR20240050717A (ko) | 2022-10-12 | 2024-04-19 | 주식회사 케이비엘러먼트 | 안정적인 플라즈마 제트 생성이 가능한 그래핀 제조 방법 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014528897A (ja) * | 2011-09-30 | 2014-10-30 | ピーピージー・インダストリーズ・オハイオ・インコーポレイテッドPPG Industries Ohio,Inc. | 炭化水素前駆体物質を利用するグラフェン系炭素粒子の作製 |
WO2015189643A1 (en) * | 2014-06-13 | 2015-12-17 | Fgv Cambridge Nanosystems Limited | Apparatus and method for plasma synthesis of graphitic products including graphene |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20100072430A1 (en) * | 2005-10-14 | 2010-03-25 | Gergely John S | Compositions of carbon nanosheets and process to make the same |
GB2490355B (en) | 2011-04-28 | 2015-10-14 | Gasplas As | Method for processing a gas and a device for performing the method |
KR101265939B1 (ko) * | 2011-06-10 | 2013-05-21 | 한국세라믹기술원 | 유도 열 플라즈마를 이용한 그래핀 제조방법 |
CN104364334B (zh) * | 2012-05-03 | 2017-04-05 | Ppg工业俄亥俄公司 | 含有石墨烯碳颗粒的粘合剂组合物 |
TWI603913B (zh) * | 2012-12-13 | 2017-11-01 | 財團法人工業技術研究院 | 石墨烯片的形成裝置與形成方法 |
KR102312283B1 (ko) | 2016-12-21 | 2021-10-14 | 레이모르 인더스트리즈 인코포레이티드 | 그래핀 나노시트를 제조하기 위한 플라즈마 공정 |
-
2017
- 2017-12-20 KR KR1020197021072A patent/KR102312283B1/ko active IP Right Grant
- 2017-12-20 EP EP17882456.1A patent/EP3558866A4/en active Pending
- 2017-12-20 KR KR1020217032166A patent/KR102473572B1/ko active IP Right Grant
- 2017-12-20 CN CN202311526177.0A patent/CN117756101A/zh active Pending
- 2017-12-20 JP JP2019533048A patent/JP6911124B2/ja active Active
- 2017-12-20 CA CA3045189A patent/CA3045189C/en active Active
- 2017-12-20 CA CA3141894A patent/CA3141894C/en active Active
- 2017-12-20 CN CN201780084778.7A patent/CN110248893B/zh active Active
- 2017-12-20 US US16/472,065 patent/US10793440B2/en active Active
- 2017-12-20 WO PCT/CA2017/051545 patent/WO2018112623A1/en active Search and Examination
- 2017-12-21 TW TW106145057A patent/TWI723241B/zh active
-
2020
- 2020-08-31 US US17/008,629 patent/US10843925B1/en active Active
-
2021
- 2021-07-07 JP JP2021112969A patent/JP2021165232A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014528897A (ja) * | 2011-09-30 | 2014-10-30 | ピーピージー・インダストリーズ・オハイオ・インコーポレイテッドPPG Industries Ohio,Inc. | 炭化水素前駆体物質を利用するグラフェン系炭素粒子の作製 |
WO2015189643A1 (en) * | 2014-06-13 | 2015-12-17 | Fgv Cambridge Nanosystems Limited | Apparatus and method for plasma synthesis of graphitic products including graphene |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN117756101A (zh) | 2024-03-26 |
CA3045189C (en) | 2022-01-04 |
CA3141894A1 (en) | 2018-06-28 |
TW201825392A (zh) | 2018-07-16 |
JP6911124B2 (ja) | 2021-07-28 |
KR102312283B1 (ko) | 2021-10-14 |
KR102473572B1 (ko) | 2022-12-02 |
US20200223698A1 (en) | 2020-07-16 |
JP2021165232A (ja) | 2021-10-14 |
CN110248893A (zh) | 2019-09-17 |
US10843925B1 (en) | 2020-11-24 |
KR20190098203A (ko) | 2019-08-21 |
US10793440B2 (en) | 2020-10-06 |
EP3558866A4 (en) | 2019-12-18 |
CA3141894C (en) | 2023-02-28 |
TWI723241B (zh) | 2021-04-01 |
CA3045189A1 (en) | 2018-06-28 |
EP3558866A1 (en) | 2019-10-30 |
KR20210125117A (ko) | 2021-10-15 |
WO2018112623A1 (en) | 2018-06-28 |
CN110248893B (zh) | 2023-12-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6911124B2 (ja) | グラフェンナノシートを作製するためのプラズマプロセス | |
US20240010499A1 (en) | Apparatus and method for plasma synthesis of graphitic products including graphene | |
CA3052851C (en) | Graphenic carbon nanoparticles having a low polyaromatic hydrocarbon concentration and processes of making same | |
Gonzalez-Aguilar et al. | Carbon nanostructures production by gas-phase plasma processes at atmospheric pressure | |
KR20180094843A (ko) | 천연 기체로부터 제조된 카본 블랙 | |
WO2016012367A1 (en) | Modification of carbon particles | |
Dhand et al. | Flame synthesis of carbon nano onions using liquefied petroleum gas without catalyst |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201202 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201202 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20201202 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20201221 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210219 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210518 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210608 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210707 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6911124 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |