JP2020500063A - カミソリ - Google Patents

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Abstract

課題を解決するための本発明の実施例に係るカミソリは、ユーザによって把持されるハンドルと、前記ハンドルに装着されて回転動力を生成する動力生成部と、前記動力生成部で生成された回転動力によって回転する駆動伝達部と、一つ以上のブレードが安着するブレードハウジングを含むカートリッジと、前記駆動伝達部と接触できるように、前記カートリッジの一面に形成され、前記駆動伝達部の回転に応じて前記ブレードハウジングを線形運動させる駆動受け部とを含み、前記カートリッジは、前記動力生成部が生成した前記回転動力の回転軸に対して垂直なピボット軸を中心にピボットが可能になるように前記ハンドルと結合され、前記ピボット軸は前記駆動伝達部を貫通するように形成される。

Description

本発明は、カミソリに関し、より詳しくは、毛髪を切断するブレードが装着されたブレードハウジングが自動的に線形運動をし、毛髪切断効率を増大させるのみならず、カートリッジのピボットが可能で、使用感も増大させることができるカミソリに関する。
一般的に、カミソリは、ユーザが手で握って使用できるハンドル、身体の毛髪を切断できるカートリッジで構成する。
韓国登録特許第1068271号(特許文献1)には、カートリッジ30が切削方向に往復運動をし、毛髪の切削効率を増大させる技術が開示されている。
具体的には、韓国登録特許第1068271号(特許文献1)によるカミソリ50は、カミソリカートリッジ30に偏心カムによる上下往復移動(X方向)に振動力を提供し、二つの真空ガード33、34をヘッド部ハウジング210、212の位置に備えることで、圧縮/膨張運動を提供して体毛を切断させる経済的で便利なカミソリである。
韓国登録特許第1068271号
本発明が解決しようとする課題は、毛髪を切断するブレードが装着されたブレードハウジングが自動的に線形運動をし、毛髪切断効率を増大させるのみならず、カートリッジのピボットが可能で、使用感も増大させるカミソリを提供することである。
本発明の課題は、以上で言及した課題に制限されず、言及されていないもう一つの課題は、以下の記載から当業者に明確に理解できるだろう。
前記課題を解決するための本発明の実施例に係るカミソリは、ユーザによって把持するハンドルと、前記ハンドルに装着されて回転動力を生成する動力生成部と、前記動力生成部で生成された回転動力によって回転する駆動伝達部と、一つ以上のブレードが安着するブレードハウジングを含むカートリッジと、前記駆動伝達部と接触できるように、前記カートリッジの一面に形成され、前記駆動伝達部の回転に応じて前記ブレードハウジングを線形運動させる駆動受け部と、を含み、前記カートリッジは、前記動力生成部の生成した前記回転動力の回転軸に対して垂直なピボット軸を中心にピボットが可能になるように前記ハンドルと結合し、前記ピボット軸は前記駆動伝達部を貫通するように形成する。
また、前記カートリッジは、前記ブレードハウジングの線形運動をガイドするガイドメンバーをさらに含む。
また、前記ガイドメンバーの両側部にはそれぞれ、レールが形成され、前記ブレードハウジングの両側部にはそれぞれ、摺動バーが形成され、前記摺動バーが前記レールに沿って移動することで、前記ガイドメンバーが前記ブレードハウジングの線形運動をガイドする。
また、前記摺動バーの一端は前記レールとの接触面積を減らすために面取り形状を備える。
また、前記駆動伝達部は、外面の全体または一部が曲面で形成された偏心カムヘッドを含む。
また、前記カートリッジは、前記ガイドメンバーと前記ハンドルを接続し、前記カートリッジがピボットを行うことができるようにピボット軸を提供するカートリッジコネクタをさらに含む。
また、前記カートリッジコネクタは、前記カートリッジが前記ピボット軸を中心に前記ピボットしたとき、前記カートリッジを初期状態に復元させる復元部をさらに含む。
また、前記復元部は、前記ガイドメンバーの後方に接触し、付勢を有する。
また、前記カートリッジコネクタは、前記ガイドメンバーに形成されたボス溝と結合できるボスが両側面からそれぞれ外部に突出するように形成される。
また、前記ピボット軸は、前記ボスを貫通するように形成される。
また、前記駆動受け部は、前記ブレードハウジングの後方に向かって突出し、一定の間隔を有するように並んで形成された上部受け部及び下部受け部を含む。
また、前記上部受け部及び前記下部受け部の間に形成された空間に前記駆動伝達部が挿入することで、前記回転動力が前記カートリッジに伝達する。
また、前記駆動伝達部が回転し、前記上部受け部を上に押し上げたり、前記下部受け部を下に押し下げることで、前記ブレードハウジングが前記線形運動をする。
また、初期状態で、前記カートリッジの皮膚接触面と前記回転軸がなす角度が30°〜60°である。
前記課題を解決するための本発明の実施例に係るカミソリは、ハンドルと、前記ハンドルに装着された動力生成部と、複数のブレードが安着するブレードハウジングを含むカートリッジと、前記カートリッジの一面に形成された駆動受け部と、前記動力生成部で生成された動力を前記駆動受け部に伝達して前記駆動受け部を線形運動させることで、前記ブレードハウジングを線形運動させる駆動伝達部とを含み、前記カートリッジは、前記ブレードの長軸方向と平行なピボット軸を中心にピボットが可能になるように、前記ハンドルと結合し、前記ピボット軸は前記駆動伝達部を貫通するように形成する。
本発明の他の具体的な事項は詳細な説明及び図面に含まれている。
本発明の実施例によると、少なくとも次のような効果がある。
毛髪を切断するブレードが装着されたブレードハウジングが、毛髪を切断する方向に自動的に線形運動をする。これにより、ユーザが手で毛髪切断行為を実行する速度に、前記ブレードハウジングが自動的に線形運動をする速度が加わったことで、実際に毛髪切断が、非常に迅速に実行でき、毛髪切断効率を増大させることができる。
さらに、カートリッジのピボットが可能で、ユーザが毛髪切断行為を実行すると、カートリッジが皮膚接触面に沿って自然にピボットすることで、使用感も増大させることができる。
本発明による効果は、以上で例示された内容によって制限されず、更に、様々な効果が本明細書に含まれている。
本発明の一実施例に係るカミソリ1の斜視図である。 本発明の一実施例に係るカートリッジ10と動力部30の組立図である。 本発明の一実施例に係るブレードハウジング11の背面斜視図である。 本発明の一実施例に係るブレードハウジング11とガイドメンバー12の組立図である。 本発明の一実施例に係るカートリッジ10の正面図である。 本発明の一実施例に係る偏心カム31の側面斜視図である。 本発明の一実施例に係るブレードハウジング11と偏心カム31が結合した様子を示す側面図である。 本発明の一実施例に係る偏心カムヘッド311の回転運動に伴う偏心カム受け部113の移動を示す概略図である。 本発明の一実施例に係る偏心カムヘッド311の回転運動に伴う偏心カム受け部113の移動を示す概略図である。 本発明の一実施例に係る偏心カムヘッド311の回転運動に伴う偏心カム受け部113の移動を示す概略図である。 図8ないし図10の偏心カム受け部113の移動に応じてブレードハウジング11がガイドメンバー12に対して線形運動するとき、本発明の一実施例に係るカートリッジ10の変化を図4のL−L’で切断して示す側断面図である。 図8ないし図10の偏心カム受け部113の移動に応じてブレードハウジング11がガイドメンバー12に対して線形運動するとき、本発明の一実施例に係るカートリッジ10の変化を図4のL−L’で切断して示す側断面図である。 図8ないし図10の偏心カム受け部113の移動に応じてブレードハウジング11がガイドメンバー12に対して線形運動するとき、本発明の一実施例に係るカートリッジ10の変化を図4のL−L’で切断して示す側断面図である。 図8ないし図10の偏心カム受け部113の移動に応じてブレードハウジング11がガイドメンバー12に対して線形運動するとき、本発明の他の実施例に係るカートリッジ10の変化を側面から示した側断面図である。 図8ないし図10の偏心カム受け部113の移動に応じてブレードハウジング11がガイドメンバー12に対して線形運動するとき、本発明の他の実施例に係るカートリッジ10の変化を側面から示した側断面図である。 図8ないし図10の偏心カム受け部113の移動に応じてブレードハウジング11がガイドメンバー12に対して線形運動するとき、本発明の他の実施例に係るカートリッジ10の変化を側面から示した側断面図である。 本発明の他の実施例に係るブレードハウジング11の背面斜視図である。 偏心カムヘッド311が最下段に位置するとき、カートリッジ10が、本発明の一実施例に係る初期状態にある場合を図示した側面図である。 図18のカートリッジ10が、ピボットした様子を示す側面図である。 図18のガイドメンバー12とカートリッジコネクタ40を除去した様子を示す側面図である。 図20のブレードハウジング11がピボットした様子を示す側面図である。 カートリッジ10の皮膚接触面SFと、モータ32の回転軸MAがなす角度θが鋭角である場合には、モータ32の回転によってカートリッジ10にトルクTが作用する様子を示す側面図である。 カートリッジ10の皮膚接触面SFと、モータ32の回転軸MAがなす角度θが鈍角である場合には、モータ32の回転によってカートリッジ10にトルクTが作用する様子を示す側面図である。 カートリッジ10の皮膚接触面SFと、モータ32の回転軸MAがなす角度θが直角である場合には、モータ32の回転によってカートリッジ10にトルクTが作用しない様子を示す側面図である。 図22に、部分図示の領域Rを拡大した図である。 本発明の一実施例に係るカートリッジ10を図4のK−K’で切断した側断面図である。 図26でカートリッジコネクタ40を結合させた側断面図である。 従来のカミソリを使用する場合の毛髪の切断過程を示した概略図である。 本発明の一実施例に係るカミソリ1を使用する場合の毛髪の切断過程を示した概略図である。 従来のカミソリを使用して切削した毛髪の断面をSEMで実際に撮影した写真である。 本発明の一実施例に係るカミソリ1を使用して切削した毛髪の断面をSEMで実際に撮影した写真である。
本発明の利点および特徴、そして、それらを達成する方法は添付の図面と共に詳しく後述する実施例を参照すると明確になるだろう。しかし、本発明は、以下で開示する実施例に限定するものではなく、異なる多様な形態で具現することができ、単に本実施例は、本発明の開示が完全になるようにし、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に発明の範疇を完全に知らせるために提供するものであり、本発明は請求項のカテゴリによって定義するだけである。明細書全体にわたって同一の参照符号は同一の構成要素を指す。
他の定義がない場合は、本明細書で使用するすべての用語(技術および科学的用語を含む)は、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に共通して理解できる意味で使用できる。また、一般的に使用する事前定義の用語は明白に特別に定義しない限り、理想的または過度に解釈されない。
本明細書で使用する用語は、実施例を説明するためのものであり、本発明を制限するものではない。本明細書で、単数形は、フレーズで特に言及しない限り、複数形も含む。明細書で使用する「含む(comprises)」および/または「含んでいる(comprising)」は、取り上げた構成要素の他に複数の他の構成要素の存在または追加を排除しない。
以下、添付された図面を参照し、本発明の好適な実施例を詳しく説明する。
図1は、本発明の一実施例に係るカミソリ1の斜視図である。
本発明の一実施例に係るカミソリ1は、図1に示すように、ユーザによって把持するハンドル20、体毛を切断する複数のブレード111が装着されたカートリッジ10を含む。
ハンドル20は、ユーザが手にとって把持できる部分である。ユーザは、ハンドル20を手に握って体毛を切断しようとする部分にカートリッジ10の一面を接触させた後、手首のスナップまたはハンドル20のグリップに変化を与えることで体毛を切断できる。一般的に、カミソリ1は、男性の場合は洗面の途中でひげを切断するのに使用し、女性の場合は美容のために、足の体毛などを切削するのに使用する。そして、このような体毛の切削は、一般的に洗面所でよく行われる。このとき、ユーザの手が濡れた状態でハンドル20を手でつかんだり、洗面室に湿気が非常に高くなるケースが頻繁に発生する。したがって、ハンドル20は、湿気にさらされても腐食が容易に発生せず、ユーザのグリップ感が良い材質、例えば合成ゴム、プラスチックなどで製造することが望ましい。しかし、ハンドル20は、これに限定せず、様々な材質で製造する。
カートリッジ10は、ブレードハウジング11、ガイドメンバー12を含む。そしてカートリッジ10とハンドル20は、カートリッジコネクタ40に接続する。
ハンドル20の内部には、動力部30が装着される。動力部30は、カートリッジ10のブレードハウジング11と接触し、ブレードハウジング11が線形運動をするように動力を生成する。カートリッジ10と動力部30についての詳しい説明は後述する。
図2は、本発明の一実施例に係るカートリッジ10と動力部30の組立図である。
図2に示すように、カートリッジ10は、動力部30と接触する。そして、前記したように、カートリッジ10は、ブレードハウジング11、ガイドメンバー12を含む。ブレードハウジング11は、体毛を切断する複数のブレード111が装着され、動力の提供を受けて線形運動をする。ガイドメンバー12は、前記ブレードハウジング11が線形運動を円滑にできるようにガイドする。
カートリッジコネクタ40は、ガイドメンバー12とハンドル20を接続し、カートリッジ10がピボットを行えるようにピボット軸PAを提供する。以下、図2を参考にして図3ないし図6を説明する。
図3は、本発明の一実施例に係るブレードハウジング11の背面斜視図である。
図2及び図3に示すように、ブレードハウジング11は、体毛を切断する複数のブレード111及び、複数のブレード111を支持するフレーム112を含む。
フレーム112は、前後に開口された略長方形の構造を有する。ここで、カートリッジ10の上下方向は、カートリッジ10の長さが比較的短いフレーム112a、112bの長さ方向を指し、カートリッジ10の左右方向は、カートリッジ10の長さが相対的に長いフレーム112c、112dの長さ方向を指す。長さ方向とは、高さ、幅、幅の中で最も長い要素の方向を意味する。そして、前記フレーム112が互いに接続すると、フレーム112を角とする略長方形の面を形成する。カートリッジ10の前後方向とは、前記形成された面に垂直な法線方向を指す。
そして、図2に示すように、カートリッジ10の左右軸をX軸、上下軸をY軸、前後軸をZ軸として定義する。また、左方向はX軸方向、右方向はX軸の反対方向、上側方向はY軸方向、下側方向はY軸の反対方向、前側方向はZ軸方向、後側方向はZ軸の反対方向に定義する。ただし、ここで、X、Y、Z軸の基準は、偏心カム31ではなくカートリッジ10を基準とする。もし、偏心カム31に対する方向を説明する場合には、その基準は、図面に示した方向を基準とする。
本明細書では、X、Y、Z軸を前記のように定義し、前記定義したX、Y、Z軸を基準に下で本発明について説明する。しかし、前記の定義したX、Y、Z軸は本発明についての説明の便宜のためのものであり、本発明の権利範囲を制限するものではない。
具体的には、フレーム112は、長さが比較的短く、左右にそれぞれ形成する第1の側部フレーム112a及び第2の側部フレーム112b、長さが比較的長く、第1の側部フレーム112aと第2の側部フレーム112bの下部を接続する下部フレーム112d、そして長さが相対的に長く、第1の側部フレーム112aと第2の側部フレーム112bの上部を接続する上部フレーム112cを含む。
複数のブレード111は、両端がそれぞれ第1の側部フレーム112aと第2の側部フレーム112bに支持された状態でエッジ(Edge)部分がフレーム112の前面に露出するように設置する。図2及び図3に示すように、複数のブレード111は、第1の側部フレーム112aと第2の側部フレーム112bを貫通したり、包んだり、または一方は貫通し、もう一方は、覆う形のクリップ116によって、第1の側部フレーム112aと第2の側部フレーム112bに固定する。また、複数のブレード111を固定するためにクリップ116のほか、他の形態の固定装置を使用することもできる。そして、複数のブレード111は、互いがそれぞれ平行であり、上部フレーム112c及び下部フレーム112dとも平行するように配置する。そして、複数のブレード111のエッジ(Edge)部分がブレードハウジング11の前方、すなわちZ軸方向に対して一定の角度で折り曲げられている。特にエッジ部分は体毛の切削が容易になるように、ブレードハウジング11の前方に対して下、すなわちY軸の反対方向に向かって曲っていることが望ましい。ただし、これに限定せず、ブレード111は、鋼帯刃または平刃でもある。ここで鋼帯刃とは、曲った支持体の上面に、ブレード部材を溶接して取り付けたブレード111の種類であり、平刃は曲がったり湾曲せずに、追加で取り付ける部材がなくても、平らに形成するブレード111の種類である。
ブレードハウジング11の背面には、動力部30と接触する駆動受け部を形成する。本実施例では、駆動受け部の一例として、偏心カム受け部113を使用する。偏心カム受け部113は、上部受け部113aと下部受け部113bを含む。図2及び図3に示すように、偏心カム受け部113の上部受け部113aと下部受け部113bは、ブレードハウジング11の下部フレーム112dの略中央に取り付け、ブレードハウジング11の後方、すなわちZ軸の反対方向に向かって突出するように形成する。そして、上部受け部113aと下部受け部113bは、一定の間隔を有するように並んで形成され、上部フレーム112c及び下部フレーム112dと平行するように形成することが望ましい。したがって、上部受け部113aと、ブレードハウジング11の下部フレーム112d、そして下部受け部113bが略「コ」字状を有するようになる。上部受け部113aと下部受け部113bは、略長方形の形状を有するが、これに限定せず、様々な形状を有することができる。動力部30の動作に応じて偏心カム受け部113に動力が伝達されることで、ブレードハウジング11が線形運動をする。これに対する詳しい説明は後述する。
ブレードハウジング11の第1および第2の側部フレーム112a、112bの両外側面には、ガイドメンバー12によってガイドされるように、摺動バー114を突出するように形成する。本発明の一実施例によると、摺動バー114は、Y軸方向及びY軸の反対方向に長く、線形に形成することが好ましいが、これに限定せず、ブレードハウジング11の運動方向を異にすると、摺動バー114は、別の方向に線形に形成することもできる。さらに、ブレードハウジング11が線形運動ではなく、曲線運動をすると、摺動バー114は、ブレードハウジング11の曲線運動方向に対応して形成するなど、多様に形成できる。摺動バー114は、第1および第2の側部フレーム112a、112bの両外側面にそれぞれ一つずつ形成することもできるが、場合によって、第1および第2の側部フレーム112a、112bの両外側面にそれぞれ一つ以上形成することもでき、第1の側部フレーム112aと第2の側部フレーム112bに形成する摺動バー114の個数が異なる場合もある。図4は、本発明の一実施例に係るブレードハウジング11とガイドメンバー12の組立図であり、図5は、本発明の一実施例に係るカートリッジ10の正面図である。
ガイドメンバー12は、ブレードハウジング11が線形運動を円滑にできるようにガイドする。ガイドメンバー12の両内側面には、ブレードハウジング11の両外側面に形成された摺動バー114と結合できるようにレール121を形成する。レール121は、摺動バー114と対応するようにY軸方向及びY軸の反対方向に長く、線形に形成する。摺動バー114の形状は、Y軸に長く延長された直方体形状が一般的であるが、レール121との結合をより容易にし、摺動バー114がレール121に結合した後、摺動運動をする時に摺動バー114とレール121との間の接触面積を減らして摩擦力を減少させるために、摺動バー114の一端に鋭角または曲面を有する面取り(chamfer)を形成することもできる。そして摺動バー114とレール121が結合して、互いに摺動をすることで、ブレードハウジング11がガイドメンバー12に対してレール121が形成されたY軸方向及びY軸の反対方向に線形往復運動をすることになる。本発明の一実施例によると、レール121は、Y軸方向とY軸の反対方向に線形に形成することが好ましいが、これに限定せず、ブレードハウジング11の運動方向を異にするのであれば、レール121は、他の方向に線形に形成することもできる。さらに、ブレードハウジング11が線形運動ではなく、曲線運動をするのであれば、レール121は、ブレードハウジング11の曲線運動形態に対応して形成するなど、多様に形成できる。ただし、レール121は、摺動バー114と結合しなければならず、摺動バー114の幅及び形成方向に対応するように形成しなければならない。つまり、ブレードハウジング11が運動する形態は、摺動バー114及びレール121の形成方向に沿って違ってくる。しかし、本発明の一実施例では、上述のように、ブレードハウジング11がY軸方向とY軸の反対方向に線形往復運動することが望ましいので、以下では摺動バー114及びレール121がY軸方向とY軸の反対方向に長く、線形に形成するものとして説明する。
図2及び図4に示すように、摺動バー114は、ブレードハウジング11の両外側面から外部に突出した形状を有し、レール121は、ガイドメンバー12の両内側面にて内部に陥没した形状をする。そして、摺動バー114とレール121の幅は、互いに対応し、摺動バー114とレール121が結合すると、ブレードハウジング11がガイドメンバー12のX軸方向に対して固定され、ガイドメンバー12のY軸方向に対してのみ摺動往復運動をする。ただし、これに限定せず、摺動バー114がガイドメンバー12の両内側面に形成されたり、レール121がブレードハウジング11の両外側面に形成するなど、摺動バー114とレール121の位置を多様に形成できる。
ガイドメンバー12は、ブレードハウジング11との結合が容易になるように前方が開口される。ブレードハウジング11とガイドメンバー12が結合すると、図5に示すように、ブレードハウジング11がガイドメンバー12の内部空間に収容される。そして、ブレードハウジング11がガイドメンバー12に対してY軸の反対方向に最下段に位置することになると、ブレードハウジング11の下部フレーム112dがガイドメンバー12の下部にてZ軸方向に向かって突出したガードラバー122に最も近接して配置できるようになる。このとき、カートリッジ10の前面は、ブレードハウジング11とガイドメンバー12との間の段差が発生しないか、段差が発生しても非常に微細なものが望ましい。微細な段差が発生した場合、その製造工程上に偶然発生することもあれば、ユーザの利便性のために意図的に段差を発生させることもできる。
したがって、ブレードハウジング11を収容するガイドメンバー12の内部空間の奥行き、高さ、及び幅は、ブレードハウジング11の奥行き、高さ、幅に対応するように形成できる。好ましくは、ブレードハウジング11がガイドメンバー12に対してスムーズに摺動運動をできるように、ガイドメンバー12の内部空間の奥行き及び幅がブレードハウジング11の奥行き及び幅よりもオフセット(Offset)サイズだけ大きく形成できる。さらに、図5に示すように、ガイドメンバー12の内部空間の高さは、ブレードハウジング11がY軸方向に摺動往復運動をするとき、振幅の2倍に対応する高さであることが望ましい。
一方、図5に示すように、ブレードハウジング11の正面には、コムガード115(Comb Guard)を備え、ガイドメンバー12の下部には、ガードラバー122を備える。
コムガード115は、図5に示すように、ブレード111の上方に配置し、潤滑バンド13の潤滑物質の塗布を補助する。もしコムガード115をブレード111の下方に配置する場合は、複数のブレード111に進入する体毛を揃えることもできる。つまり、コムガード115は、特定の場所に限定されず、実行する機能に応じてさまざまな場所に配置できる。
ガードラバー122は、カートリッジ10と接する皮膚を引っ張る複数のブレード111が体毛を効果的に切削できるように誘導する。
潤滑バンド13は、水に触れると膨張し、潤滑成分、皮膚鎮静成分などを含む水溶性物質を提供する。したがって、剃毛過程でカートリッジ10と接する皮膚に潤滑成分及び皮膚鎮静成分を供給してカートリッジ10の肌面に密着した状態で滑らかに進行するようにすると同時に、肌を鎮静させる。
図5に示すように、ブレード111とガードラバー122との間には、開口部124を形成する。開口部124は、皮膚の一部を凸に形成させて体毛が立った状態で切削するように誘導することで、シェービング性能を向上させる。
ここまで、図5に示すように、コムガード115は、ブレードハウジング11に備えられ、ガードラバー122は、ガイドメンバー12に備えられるものとして説明した。そして、潤滑バンド13は、どちらかのブレードハウジング11及びガイドメンバー12のうちのいずれかの側に備えられるものとして説明しなかった。しかし、これに限定せず、コムガード115をガイドメンバー12の上側、下側、または上下側両方に備えることもでき、ガードラバー122をブレードハウジング11に備えることもでき、潤滑バンド13を、ブレードハウジング11またはガイドメンバー12の上側、下側、または上下側両方に備えるなど、多様に備えることができる。
図6は、本発明の一実施例に係る偏心カム31の側面斜視図である。
上述したように、ハンドル20の内部には、動力部30を装着する。動力部30は、ブレードハウジング11と接触し、ブレードハウジング11が線形運動をするように動力を生成する。図2に示すように、動力部30は、外部から電力を受けて回転動力を生成する動力生成部を含む。本実施例では、動力生成部の様々な形態のうちのいずれかであるモータ32を用いる。しかし、動力生成部は回転運動をするモータ32以外にも、線形運動をするソレノイドなどの反復的な動きを生成できるさまざまなデバイスを含むことができる。動力部30は、モータ32から受けた動力を伝達する駆動伝達部を含む。本実施例では、駆動伝達部の一例として、偏心カム31を使用する。したがって、本実施例では動力部30は、モータ32から受けた動力で回転するが、回転軸MAが偏心的に形成された偏心カム31を含む。駆動伝達部は動力生成部から渡された回転、線形運動などによる動力を、後述する駆動受け部に伝達して駆動受け部が線形運動をするようにする役割を果たし、偏心カム31は、一例にすぎず、同じ役割をするのであれば、他の構成も可能である。
図2及び図6に示すように、偏心カム31は、直接ブレードハウジング11と結合し、ブレードハウジング11を線形運動させる偏心カムヘッド311、モータ32から受けた動力で偏心カムヘッド311を回転させ、偏心カムヘッド311の回転軸MAを偏心になるようにする偏心カムボディ313、偏心カムヘッド311と偏心カムボディ313を接続する偏心カムネック312を含む。モータ32、偏心カムボディ313、偏心カムネック312、偏心カムヘッド311は、順次接続され、モータ32のシャフト321が回転すると、偏心カムボディ313、偏心カムネック312、偏心カムヘッド311は、シャフト321の回転軸MAを中心に回転する。
モータ32は、外部の電力供給を受け、モータ32のシャフト321を回転させる。モータ32が、外部の電力を容易に供給を受けるためには、ハンドル20には、さらにバッテリー(図示せず)を含むこともでき、前記バッテリー(図示せず)は、ニッケル−カドミウム(Ni−Cd)、ニッケル−水素(Ni−MH)、リチウムイオン(Li−ion)またはリチウムポリマーバッテリーなど様々な種類のバッテリー(図示せず)にすることができる。このとき回転軸MAは、モータ32のシャフト321の中心軸と同じものであることが好ましく、偏心カム31は、モータ32によって回転するので、以下記述する偏心カムボディ313、偏心カムネック312、偏心カムヘッド311のすべては前記の回転軸MAを中心に回転する。
図2及び図6に示すように、偏心カムボディ313の一側は、モータ32のシャフト321と接続し、モータ32のシャフト321が回転することによって一緒に回転する。偏心カムボディ313の中心軸は回転軸MAと一致することが望ましい。したがって、偏心カムボディ313とモータ32のシャフト321は、モータ32の回転軸MAを同軸に共有し、同心回転できる。そして偏心カムボディ313は、回転を容易にするシリンダー形状であることが望ましい。しかし、これに限定せず、偏心カムボディ313は、多角柱、球など、様々な形状を有することができる。
偏心カムボディ313の他側に偏心カムネック312の一側が接続し、偏心カムボディ313が回転することで、偏心カムネック312も一緒に回転する。このとき、偏心カムネック312は、偏心カムボディ313に偏心的に接続し、偏心カムネック312の中心軸と回転軸MAの中心が一致しないことが望ましい。偏心カムネック312は、シリンダーまたは円錐台形状であることが好ましいが、これに限定せず、様々な形状を有することができる。もし図6に示すように、偏心カムネック312が円錐台形状として高さごとに直径が異なっても、偏心カムネック312の最大直径は、偏心カムボディ313の直径及び偏心カムヘッド311の直径よりも小さいことが望ましい。しかし、これに限定せず、偏心カムネック312の直径が偏心カムボディ313の直径または偏心カムヘッド311の直径よりも大きくすることもでき、さらには、偏心カムネック312が存在しないまま偏心カムボディ313と偏心カムヘッド311が直接接続することもできるなど、多様に形成できる。
偏心カムネック312の他側には偏心カムヘッド311の一側が接続し、偏心カムネック312が回転するにしたがい、偏心カムヘッド311も一緒に回転する。偏心カムヘッド311は、偏心カムネック312と中心軸を同軸に共有することができ、このとき偏心カムヘッド311の中心軸CAは、回転軸MAと中心が一致しない。そして、図2及び図6に示すように、本発明の一実施例に係る偏心カムヘッド311は、略球状を有する。カートリッジ10が、カートリッジコネクタ40を中心にピボットをするとき、偏心カムヘッド311と偏心カム受け部113の接触が円滑に行われるためである。したがって、偏心カムヘッド311の全体が一定の曲率を有する。
偏心カムヘッド311は、外周面の全体のみならず、一部だけが球状を有することもできる。したがって、偏心カムヘッド311の一部だけが一定の曲率を有することもできる。そして偏心カムヘッド311の一側は、偏心カムネック312に接続する。このとき、偏心カムネック312と接続した偏心カムヘッド311の一側と、偏心カムヘッド311の一側の反対方向に位置する偏心カムヘッド311の他側は、偏心カムヘッド311の一側と他側を除いた残りの部分とは異なる曲率を有することもできる。さらには、偏心カムヘッド311の一側と他側の曲率が0であるか、非球面であることもできる。一方、偏心カムヘッド311の一側と他側を除いた残りの部分は、外周面が球状を有するので、曲率が一定であることが望ましい。ここで偏心カムヘッド311の一側と他側を除いた残りの部分は、偏心カム受け部113と、実際に接触が発生し得る接触面CFを含むことができる。カートリッジ10が、カートリッジコネクタ40を中心にピボットをするとき、偏心カムヘッド311と偏心カム受け部113の接触が円滑に行われるためである。
ただし、本発明の実施例に係る偏心カム受け部113の形状は、球状に制限せず、多面体、シリンダーなどの形態を有することができる。さらに、偏心カムヘッド311が球状ではなく、一部が突出した楕円体形状を有することもでき、さらには、曲率が一定しないこともできる。すなわち、本発明の実施例に係る偏心カムヘッド311は、偏心カム受け部113と接触してブレードハウジング11を運動させることができれば、限定されず、様々な形態を有することができる。
ここまで、モータ32、偏心カムボディ313、偏心カムネック312、偏心カムヘッド311は、順次接続し、モータ32のシャフト321と偏心カムボディ313の中心軸は回転軸MAと同軸で共有し、偏心カムネック312と偏心カムヘッド311の中心軸CAは、回転軸MAに対して偏心的に接続するものとして説明した。しかし、これに限定せず、偏心カムネック312の中心軸も回転軸MAと同軸で共有でき、偏心カムボディ313の中心軸が回転軸MAに対して偏心的に接続することもできる。ただし、本発明の一実施例に係る偏心カムヘッド311の中心軸CAだけは回転軸MAに対して偏心的に接続する。したがって偏心カムヘッド311の中心軸CAは、回転軸MAを中心に回転、すなわち公転し、これにより偏心カムヘッド311の回転運動が、ブレードハウジング11の線形運動に変換できる。
偏心カムヘッド311の中心軸CAと回転軸MAは中心が一致せずに平行である。したがって、偏心カムヘッド311の中心軸CAと回転軸MAとの間で一定の距離eが存在する。このような距離eに基づいてブレードハウジング11の線形運動の振幅が異なる場合がある。これに関する詳しい説明は後述する。
図7は、本発明の一実施例に係るブレードハウジング11と偏心カム31が結合した様子を示す側面図である。
上述したように、ブレードハウジング11の背面には、偏心カム受け部113を形成する。そして、上部受け部113aとブレードハウジング11の下部フレーム112d、そして下部受け部113bが略「コ」字状を有するようになる。図7に示すように、上部受け部113aと下部受け部113bは、一定の間隔がある。このような一定の間隔によって形成された上部受け部113aと下部受け部113bとの間の空間に偏心カム31の偏心カムヘッド311を挿入することで、動力部30の動力をカートリッジ10に渡すことができる。このとき、上部受け部113aと下部受け部113bとの間の空間に一定の間隔が存在し、前記間隔の長さSは、偏心カムヘッド311が容易に挿入できるように偏心カムヘッド311の直径Dと対応する。ただし、実際には上部受け部113aと下部受け部113bとの間の間隔の長さSは、偏心カムヘッド311の直径Dと対応しても、偏心カムヘッド311が容易に回転できるように長さの差が存在する。これについての詳しい内容は後述する。
モータ32が回転するにしたがい、偏心カムヘッド311が偏心的に回転すると、偏心カムヘッド311に接触した偏心カム受け部113が偏心カムヘッド311の回転力の伝達を受ける。このとき、偏心カム受け部113は、偏心カムヘッド311の上部及び下部に形成されることで、偏心カムヘッド311の回転力のうちの上方及び下方に向かう成分に拘束される。しかし、偏心カムヘッド311の左側部及び右側部には接触しないので、左右方向に向かう成分は拘束されない。したがって、偏心カム受け部113は、偏心カムヘッド311の回転力のうちの上方及び下方に向かう成分に影響を受ける。以下、図8ないし図10で詳しく説明する。
図8ないし図10は、本発明の一実施例に係る偏心カムヘッド311の回転運動に伴う偏心カム受け部113の移動を示す概略図である。そして、図11ないし図13は、図8ないし図10の偏心カム受け部113の移動に応じてブレードハウジング11がガイドメンバー12に対して線形運動するとき、本発明の一実施例に係るカートリッジ10の変化を図4のL−L’で切断して示す側断面図である。
偏心カムヘッド311は、回転軸MAに偏心的に接続する。したがって偏心カムヘッド311が回転するとき、偏心カムヘッド311の中心軸CAは、回転軸MAを中心に回転、すなわち公転する。そして、図8に示すように、偏心カムヘッド311は、回転中に下部受け部113bと接触することになる。一方、図11は、図8の場合に対応する。すなわち、図8に示すように偏心カムヘッド311が下部受け部113bと接触して下部受け部113bを下方、すなわちY軸の反対方向に押し出す前には、図11に示すように、ブレードハウジング11が最上段に位置することになる。このとき、本発明の一実施例に係るガイドメンバー12の内部空間の高さは、ブレードハウジング11がY軸方向に摺動往復運動をするとき、振幅の2倍に対応する高さであることが望ましい。
偏心カムヘッド311が偏心カム受け部113と接触する面を偏心カムヘッド311の接触面CFとする。偏心カム受け部113が下方運動、すなわちY軸の反対方向の運動をするときは、偏心カムヘッド311の接触面CFは下部受け部113bと接触し、偏心カム受け部113が上方運動、すなわちY軸方向の運動をするときは、偏心カムヘッド311の接触面CFは、上部受け部113aと接触する。偏心カムヘッド311が下部受け部113bに接触する際の偏心カムヘッド311の接触面CFと、上部受け部113aに接触するときの偏心カムヘッド311の接触面CFは同じであることもあるが、これに限定せず、頻繁に変わることもある。
図9に示すように、偏心カムヘッド311は、回転しながら回転力を利用して下部受け部113bをだんだん下方、すなわちY軸の反対方向に押し出す。上述したように、偏心カム受け部113の線形運動は、偏心カムヘッド311の回転力のうちの上方及び下方に向かう成分に拘束される。したがって、このとき、下部受け部113bを下方、すなわちY軸の反対方向に押し出す力は偏心カムヘッド311の回転力のうちの下方に向かう成分である。このとき、図12は、図9の場合と対応する。すなわち、図9に示すように偏心カムヘッド311が下部受け部113bをだんだん下方、すなわちY軸の反対方向に押し出すと、図12に示すように、ブレードハウジング11もガイドメンバー12に対して摺動し、下方、すなわちY軸の反対方向に線形運動をする。
図10に示すように偏心カムヘッド311が最下段に近接して位置すると、下部受け部113bは、最下段に位置するようになる。一方、図13は、図10の場合に対応する。すなわち、図10に示すように、下部受け部113bが最下段に近接して配置すると、図13に示すように、ブレードハウジング11もガイドメンバー12に対して最下段に近接して位置する。このとき、前記図5についての説明で述べたように、ブレードハウジング11の下部フレーム112dがガイドメンバー12のガードラバー122に近接して位置する。そしてカートリッジ10の前面は、ブレードハウジング11とガイドメンバー12との間の段差が発生しないか、段差が発生しても非常に微細なものが望ましい。微細な段差が発生するとしたら、その製造工程上に偶然発生する場合もあり、ユーザの利便性のために意図的に段差を発生させることもできる。
偏心カムヘッド311がこの瞬間を過ぎて回転し続けると、偏心カムヘッド311の接触面CFと下部受け部113bの接触が解消し、より回転すると、偏心カムヘッド311の接触面CFは、上部受け部113aと接触することになる。そして上述した図8ないし図10に記述した過程を、下部受け部113bでなく、上部受け部113aに対して繰り返すことになる。つまり、偏心カムヘッド311が回転力を利用して上部受け部113aをだんだん上方、すなわちY軸方向に押し出すと、上部受け部113aが上方に移動する。このとき、ブレードハウジング11もガイドメンバー12に対して摺動し、上方、すなわちY軸方向にだんだん線形運動をし、カートリッジ10は、図11ないし図13の逆順で変化する。
一方、図8ないし図10に示すように、回転軸MAと偏心カムヘッド311の中心軸CAとの間の距離eが一定に存在する。偏心カムヘッド311が回転軸MAに偏心的に接続するからである。このような回転軸MAと偏心カムヘッド311の中心軸CAとの間の距離eは、偏心カムヘッド311の偏心量eであり、偏心カム受け部113が線形運動をする振幅と関連する。これについての詳しい内容は後述する。
ここまでの説明のために用いた上、下、左、右、前、後方向のうち、カートリッジ10の方向については、X、Y、Z軸を基準にする。しかし、偏心カムヘッド311の方向は、X、Y、Z軸とは無関係である。X、Y、Z軸はカートリッジ10を基準にするからである。また、カートリッジ10は、ピボットを行うことができるので、偏心カムヘッド311と上、下、左、右、前、後方向が異なる場合がある。偏心カムヘッド311の方向は、前述したように、図面に示された方向を基準にする。しかし、これは本発明についての説明の便宜のためであり、本発明の権利範囲を制限するものではない。
図14ないし図16は、図8ないし図10の偏心カム受け部113の移動に応じてブレードハウジング11がガイドメンバー12に対して線形運動するとき、本発明の他の実施例に係るカートリッジ10の変化を側面から示した側断面図である。
図14は、図8の場合に対応する。すなわち、図8に示すように偏心カムヘッド311が下部受け部113bと接触して下部受け部113bを下方、すなわちY軸の反対方向に押し出す前には、図14に示すように、ブレードハウジング11が最上段に位置することになる。このとき、本発明の他の実施例に係るガイドメンバー12の内部空間の高さは、ブレードハウジング11の高さに対応する高さ、すなわち、同一またはオフセット(Offset)サイズだけ大きく形成されることが望ましい。ただし、本発明の一実施例とは異なり、ガイドメンバー12の上方が開口する。したがって、本発明の他の実施例に係るブレードハウジング11は、図14に示すようにガイドメンバー12の上方、すなわちY軸方向に突出る。
図15は、図9の場合に対応する。すなわち、図9に示すように偏心カムヘッド311が下部受け部113bをだんだん下方、すなわちY軸の反対方向に押し出すと、図12に示すように、ブレードハウジング11もガイドメンバー12に対して摺動し、下方、すなわちY軸の反対方向に線形運動をする。
図16は、図10の場合に対応する。すなわち、図10に示すように、下部受け部113bが最下段に位置すると、図16に示すように、ブレードハウジング11もガイドメンバー12に対して最下段に近接して位置する。このとき、前記図5についての説明で述べたように、ブレードハウジング11の下部フレーム112dがガイドメンバー12のガードラバー122に近接して近づく。
図17は、本発明の他の実施例に係るブレードハウジング11の背面斜視図である。
上述したように、ブレードハウジング11の背面には、動力部30と接触できる偏心カム受け部113を形成する。ところが、本発明の他の実施例によると、偏心カム受け部113は、上部受け部がなく、下部受け部113だけを含む。
本発明の一実施例によると、以下で詳しく記述するが、上部受け部113aと下部受け部113bとの間に形成された空間に偏心カム31の偏心カムヘッド311が挿入される。そして、偏心カムヘッド311が回転することで、動力部30の動力をカートリッジ10に渡すことができる。
しかし、本発明の他の実施例によると、上部受け部が存在しないため、偏心カムヘッド311が回転しながら回転力を上部方向に転送することができなくなる。したがって、ブレードハウジング11がガイドメンバー12に対して最下段に位置すると、偏心カムヘッド311が回転しても、ブレードハウジング11がガイドメンバー12に対して摺動して線形運動をしないようになる。
このとき、ユーザが体毛を切断すると、カートリッジ10の皮膚接触面SFが皮膚と接触しつつ、カートリッジ10の上方に摩擦力が発生する。そして、このような摩擦力によってブレードハウジング11がガイドメンバー12に対して摺動して上方、すなわちY軸方向に線形運動をする。ブレードハウジング11が上方に線形運動をした後、偏心カムヘッド311が下部受け部113をだんだん下方、すなわちY軸の反対方向に押し出すと、ブレードハウジング11もガイドメンバー12に対して摺動して下方、すなわちY軸の反対方向に線形運動をする。
すなわち、本発明の他の実施例によると、偏心カム受け部113は、偏心カムヘッド311の下部のみに形成するので、偏心カムヘッド311の回転力のうちの下方に向かう成分のみが拘束される。しかし、偏心カムヘッド311の上部、左側部及び右側部には接触しないので、上方及び左右の側方に向かう成分は拘束されない。したがって、偏心カム受け部113は、偏心カムヘッド311の回転力のうちの下方に向かう成分のみ影響を受ける。
図18は、偏心カムヘッド311が最下段に位置するとき、カートリッジ10が、本発明の一実施例に係る初期状態に位置した場合を図示した側面図であり、図19は、図18のカートリッジ10がピボットした様子を示す側面図である。図20は、図18にてガイドメンバー12とカートリッジコネクタ40を除去した様子を示す側面図であり、図21は、図20のブレードハウジング11が、ピボットした様子を示す側面図である。ここで、初期状態とは、モータ32が回転しない状態を意味し、本発明の一実施例によると、初期状態である場合は、カートリッジ10の皮膚接触面SFは、モータ32の回転軸MAに対して鋭角を形成する。しかし、本発明の他の実施例に係る初期状態は異なる場合がある。これについて詳しい説明は後述する。
上述したように、カートリッジコネクタ40は、ガイドメンバー12とハンドル20を接続し、カートリッジ10がピボットを行えるようにピボット軸PAを提供する。再び図2を参照すると、カートリッジコネクタ40の両側面に、ボス41をそれぞれ外部に突出するように形成する。そしてガイドメンバー12の両側面に、ボス溝123をそれぞれ形成する。ガイドメンバー12に形成されたボス溝123に、カートリッジコネクタ40に形成されたボス41が挿入することで、カートリッジコネクタ40とガイドメンバー12が結合できる。そして、図18及び図19に示すように、カートリッジ10は、カートリッジコネクタ40のボス41を中心にピボットする。したがってカートリッジ10のピボットの中心となるピボット軸PAは、図2に示すように、カートリッジコネクタ40の両側面に形成されたボス41を接続するように形成する。
図20は、図18の場合に対応し、図21は、図19の場合に対応する。すなわち、図18に示すように偏心カムヘッド311が最下段に位置するときのピボット軸PAは、図20に示すように偏心カムヘッド311の中心を基準に相対的に最も高い位置に存在する。したがって、偏心カムヘッド311が回転運動をしながら、だんだん上方に移動するようになると、ピボット軸PAは、偏心カムヘッド311の中心軸を基準に相対的にだんだん下方に移動するようになる。
ピボット軸PAの位置は、偏心カムヘッド311を貫通するように形成することが望ましい。さらに好ましくは、偏心カムヘッド311の中心CCを貫通するように形成することが好ましいが、これに限定されない。なぜなら偏心カムヘッド311が偏心カム受け部113との間に位置しているので、ピボット軸PAが偏心カムヘッド311を貫通する位置ではなく、別の場所に位置するようになると、カートリッジ10がピボットしたとき、偏心カムヘッド311が偏心カム受け部113を離脱してしまい、ブレードハウジング11を線形運動させる動力を提供できなくなる可能性があるからである。もし、ピボット軸PAが偏心カムヘッド311を貫通しないように形成されたときに、カートリッジ10が、ピボットしても偏心カムヘッド311が偏心カム受け部113を完全に離脱しないにしても、カートリッジ10のピボットによって偏心カムヘッド311と偏心カム受け部113との間の不要な干渉が増加することになり、ブレードハウジング11の上下運動範囲が制限されたり、ノイズが増加するなど、カミソリの使用感が減少することになる。
ピボット軸PAは、偏心カムヘッド311の中心CCを貫通できるが、これに限定されず、偏心カムヘッド311の近くに位置する場合がある。ピボット軸PAが偏心カムヘッド311の中心CCに位置したとき、カートリッジ10のピボットが発生したら、カートリッジ10が、ピボットする過程で、偏心カム受け部113と偏心カムヘッド311の接触部分の間の間隔が一定に維持できる。したがって、偏心カムヘッド311と偏心カム受け部113との間の不要な干渉がなくなるため、偏心カム受け部113が備えられたブレードハウジング11が上下に揺れることなくスムーズにピボットする。したがって、ピボット軸PAと偏心カムヘッド311の中心CCが一致する場合は、ピボット軸PAと偏心カムヘッド311の中心CCが一致しない場合に比べて剃り時の密着感が増進し、安定感を感じることができる。
図面に図示されていないが、偏心カムヘッド311が最上段に位置する場合は、ピボット軸PAは、偏心カムヘッド311の中心軸を基準に相対的に最も低い位置に存在する。したがって、偏心カムヘッド311が回転運動をしながら、だんだん下方に移動するようになると、ピボット軸PAは、偏心カムヘッド311の中心軸を基準に相対的にだんだん上方に移動するようになる。
一方、カートリッジコネクタ40のボス41は、図2に示すように、円形シリンダー形状を有する。カートリッジ10がボス41を中心にピボットするとき、ボス41とボス溝123の接触が円滑に行われるためである。ただし、これに限定せず、ボス41は、一部の表面だけが曲面で形成する柱状を有することもできる。そしてボス41とボス溝123の大きさは互いに対応し、もう少し具体的には、ボス溝123の大きさは、ボス41の大きさよりも大きい。そして、カートリッジ10が、カートリッジコネクタ40に対してピボット以外の他の運動はしないように拘束することが望ましい。一方、カートリッジコネクタ40の一側は、ハンドル20に対して固定されるように結合し、結果的にカートリッジ10は、ハンドル20に対してピボットすることになる。
図22は、カートリッジ10の皮膚接触面SFと、モータ32の回転軸MAがなす角度θが鋭角である場合に、モータ32の回転によってカートリッジ10にトルクTが作用する様子を示す側面図である。
上述したように、初期状態とは、モータ32が回転しない状態を意味する。もし、カートリッジ10の皮膚接触面SFと、モータ32の回転軸MAがなす角度θが鋭角である場合に、モータ32が回転し始めると、図22に示すように上部受け部113aには力が作用する。具体的に、偏心カムヘッド311が上方に移動しながら偏心カムヘッド311の回転力のうちの上方に向かう成分であるFが発生する。そして、前記Fはカートリッジ10のY軸方向への分力であるF、カートリッジ10のZ軸の反対方向への分力であるFに分けることができる。 F及びFはFの分力であるため、次のように表現できる。
ここでθは、図22に示すように、カートリッジ10の皮膚接触面SFと、モータ32の回転軸MAがなす角度である。上述したように、偏心カムヘッド311が回転しながら上方に移動すると、上部受け部113aをY軸方向に押し上げ、ブレードハウジング11が線形運動をする。ここで、上部受け部113aをY軸方向に押し上げる力はFのY軸方向への分力であるFである。ところが、FのZ軸の反対方向への分力であるFによって、上部受け部113aは、Z軸の反対方向にも力を受ける。このようなF及びFの作用によってトルクTが発生し、カートリッジ10が自動的にピボットする。具体的に、カートリッジ10に作用するトルクTの計算式は以下の通りである。
ここでのトルクの方向は、時計回りを+に設定した。rおよびFに対応する成分は、すべてベクトルであり、×はベクトル積を意味する。そしてrはピボット軸PAからFまでの垂直距離であり、rはピボット軸PAからFまでの垂直距離である。上述したように、偏心カムヘッド311が回転するたびに、ピボット軸PAの相対的な位置が変化するのでr及びrも変化する。しかし、rは変化しても比較的非常に小さい値なので、無視できる。
したがって、トルクTは、次のように計算する。
前記数学式4からわかるように、初期状態で皮膚接触面SFと回転軸MAがなす角度θが小さいほど、トルクTが大きくなる。ところが、トルクTが過度に大きいと、ユーザの使用感が減少し、ユーザが不便さを感じる。したがって、初期状態で皮膚接触面SFと回転軸MAがなす角度θを過度に小さく設定することは望ましくない。実験的に、ユーザの使用感を向上させるために、初期状態で、本発明の一実施例に係る皮膚接触面SFと回転軸MAがなす角度θは、30°〜60°であることが望ましい。実験的には、60°よりも大きくなると、実際にユーザが剃毛する際に使用感が減少し、不便さを感じるからである。そして、30°よりも小さくなると、ブレードハウジング11の線形運動振幅も大幅に減少し、本発明の効果が発揮しにくく、下部受け部113bが偏心カムネック312から干渉を受けることもある。さらに好ましくは、皮膚接触面SFと回転軸MAがなす角度θは、40°ないし50°である。
図23は、カートリッジ10の皮膚接触面SFとモータ32の回転軸MAがなす角度θが鈍角である場合に、モータ32の回転によってカートリッジ10にトルクTが作用する様子を示す側面図である。
もし、カートリッジ10の皮膚接触面SFとモータ32の回転軸MAがなす角度θが鈍角である場合に、モータ32が回転し始めると、図23に示すように偏心カムヘッド311が上方に移動しながら偏心カムヘッド311の回転力のうちの上方に向かう成分であるFが発生する。そして、前記Fはカートリッジ10のY軸方向への分力であるF、カートリッジ10のZ軸方向への分力であるFに分けることができる。F及びFはFの分力であるため、次のように表現できる。
このとき、トルクTの計算式は以下の通りである。
ここでもトルクの方向は、時計回りを+に設定した。ところが、皮膚接触面SFと回転軸MAがなす角度θは、鈍角であるため、cosθは負である。したがって、トルクTも負であり、反時計方向に作用する。そしてrは比較的非常に小さい値なので、無視できる。
前記数学式6からわかるように、初期状態で皮膚接触面SFと回転軸MAがなす角度θが小さいほど、トルクTが大きくなる。ところが、トルクTが過度に大きいと、ユーザの使用感が減少し、ユーザが不便さを感じる。したがって、初期状態で皮膚接触面SFと回転軸MAがなす角度θを過度に小さく設定することは望ましくない。
図24は、カートリッジ10の皮膚接触面SFとモータ32の回転軸MAがなす角度θが直角である場合に、モータ32の回転によってカートリッジ10にトルクTが作用しない様子を示す側面図である。
もし、カートリッジ10の皮膚接触面SFとモータ32の回転軸MAがなす角度θが直角である場合に、モータ32が回転し始めると、図24に示すように偏心カムヘッド311が上方に移動しながら偏心カムヘッド311の回転力のうちの上方に向かう成分であるFが発生する。このとき、偏心カムヘッド311の上方とカートリッジ10の上方、すなわち、Y軸方向は同じである。したがってFはY軸方向にのみ作用するので、Y軸方向への力であるFとFは同じである。一方、FがZ軸方向には全く作用しないので、Z軸方向への力であるFは0になる。
このとき、トルクTの計算式は以下の通りである。
は比較的非常に小さい値なので、無視できる。前記数学式8からわかるように、カートリッジ10の皮膚接触面SFとモータ32の回転軸MAがなす角度θが直角である場合には、トルクTが発生しない。
今まで本発明のいくつかの実施例を調べた結果、皮膚接触面SFと回転軸MAがなす角度θに基づいてトルクTの大きさは異なっている。ただし、すべての実施例は、モータ32が回転すると、皮膚接触面SFと回転軸MAがなす角度θが直角になるように、カートリッジ10が自動的にピボットする。ところが、初期状態の時から皮膚接触面SFと回転軸MAがなす角度θが直角である場合には、これ以上カートリッジ10が自動的にピボットする必要がないので、トルクTが発生しない。
本発明のいくつかの実施例にしたがい、カートリッジ10の初期状態では、皮膚接触面SFと回転軸MAがなす角度θが鋭角である場合が最も好ましい。この場合は、ユーザが手でカミソリ1を握って身体の毛髪を切断する際に、使用感が最も良く自然な角度が出る可能性があるからである。しかし、上述したように、トルクTが過度に大きいと、むしろユーザの使用感が減少する。したがって、皮膚接触面SFと回転軸MAがなす角度θが鋭角的な状態がカートリッジ10の初期状態としたら、カートリッジコネクタ40以外には、トルクTに対抗してカートリッジ10を再び初期状態に復元させる復元部を含む。本実施例では、復元部の一例として、カンチレバー125を使用する。これについての詳しい説明は後述する。ここまで述べた内容は、本発明の権利範囲を制限するものではなく、本発明のカミソリ1は、いろんな実施例を含むことができる。
図25は、図22に一部図示した領域Rを拡大した図である。
上述したように、偏心カム受け部113の上部受け部113aと下部受け部113bとの間の空間に偏心カムヘッド311を挿入することで、動力部30の動力をカートリッジ10に伝達することができる。そして、回転軸MAと偏心カムヘッド311の中心軸CAとの間の距離eが一定に存在する。偏心カムヘッド311が回転軸MAに偏心的に接続するからである。したがって、回転軸MAと偏心カムヘッド311の中心軸CAとの間の距離eは、偏心カムヘッド311の偏心量eである。
そして、上部受け部113aと下部受け部113bは、一定の間隔を有するように並んで形成され、上部フレーム112c及び下部フレーム112dと平行である。上部受け部113aと下部受け部113bとの間の空間に一定の間隔が存在し、前記間隔の長さSは、偏心カムヘッド311が容易に挿入できるように偏心カムヘッド311の直径Dと対応する。
図25に示すように、上部受け部113aと下部受け部113bとの間の間隔の長さSは、偏心カムヘッド311の直径Dに対応しても、偏心カムヘッド311が容易に回転できるように長さの差が存在する。
ここで、Sは偏心カム受け部113の間に形成された一定の間隔の長さを言い、Dは偏心カムヘッド311の直径をいう。そして、tは偏心カム受け部113と偏心カムヘッド311との間に生じた長さの違いを、上部受け部113aと下部受け部113bにおいて差が発生したものであり、平均計算したものである。振幅は、ブレードハウジング11が往復運動するときの振幅である。
前記数学式9からわかるように、往復運動の振幅は、皮膚接触面SFと回転軸MAがなす角度θ、偏心カムヘッド311の偏心量e、前記長さの違いに応じて異なる。振幅が小さすぎると、毛髪切断の効率向上が現われず、振幅が大きすぎると、ユーザの使用感が減少する。したがって、前記の条件を調節することで、実験的に最適な振幅を設定しなければならない。
図26は、本発明の一実施例に係るカートリッジ10を図4のK−K’で切断した側断面図であり、図27は、図26でカートリッジコネクタ40を結合させた側断面図である。
図27に示すように、カートリッジコネクタ40には、カンチレバー125が含まれる。カンチレバー125は、ユーザの使用によりカートリッジ10が過度にピボットしたり、初期状態でトルクTが過度に発生する場合に、これに対抗してカートリッジ10を再び初期状態に復元させることで、ユーザの安定性を向上させる役割をする。カンチレバー125は、カートリッジコネクタ40の前面に取り付け、前方つまり、Z軸方向に向かって突出するように形成する。
図27に示すように、カンチレバー125は、カートリッジコネクタ40の内部からカートリッジ10に向かって、すなわち、Z軸方向に向かって形成することもでき、ガイドメンバー12の上部を支持するフレーム112cの下端から延長形成できる。すなわち、カンチレバー125は、回転するカートリッジ10を再び初期状態に復元することができれば、限定されず、様々な場所に形成できる。
そしてカンチレバー125は、図27に示すように、カートリッジコネクタ40の下方にて上側方向に、すなわち、Y軸方向に形成した後に、カートリッジ10とその端部が接触できるように折り曲って形成される。または、カンチレバー125は、一定の曲率を有する曲面の形状を有することができ、この時、曲面はZ軸を基準に正の傾きだけを有するように構成するか、0以上の傾きを有するように構成できる。そしてガイドメンバー12の後方つまり、Z軸の反対方向に向かうほど、傾きが減少する形状の曲面になる。ただし、これに限定せず、様々な形状を有する。
また、カンチレバー125は、カートリッジコネクタ40の左右側に2個形成するが、これらに限定せず、1個を形成したり、3つ以上を形成することもできる。
図27に示すようにカンチレバー125が突出するように形成され、ガイドメンバー12に接触してガイドメンバー12を支持するようになり、カートリッジ10がピボットすると、ガイドメンバー12と接触する面積が広くなり、Z軸の方向に力を受けることになって最終的に付勢を有するカンチレバー125がガイドメンバー12を押し出すようになる。したがって、カートリッジ10が一定角度以上にピボットしないように支持し、ユーザの使用感をより一層増大させることができる。このとき、カンチレバー125は、衝撃力を吸収するために付勢を有する材質で製造することが望ましい。したがって、カンチレバー125が前記バリア(図示せず)に接触した後でも、ある程度の変形が起こることで衝撃力を一部吸収できる。そして付勢を有するので、カンチレバー125は、再び元の形に復元できる。
図28は、従来のカミソリを使用する場合の毛髪の切断過程を示した概略図であり、図29は、本発明の一実施例に係るカミソリ1を使用する場合の毛髪の切断過程を示した概略図である。そして、図30は、従来のカミソリを使用して切削した毛髪の断面をSEMで実際に撮影した写真であり、図31は、本発明の一実施例に係るカミソリ1を使用して切削した毛髪の断面をSEMで実際に撮影した写真である。
最も理想的な毛髪の切断方向は、毛髪の形成方向と略垂直である。一番断面の面積が小さく、見かけ上最もすっきり見えるからである。
図28に示すように、ユーザが従来のカミソリを皮膚に接触して毛髪切断を一回実行すると、カートリッジ10のブレード111が毛髪に接触する前に、カートリッジ10のフレーム112が先に接触する。そして、前記フレーム112によって毛髪が力を受けて肌面に向かって撓む。以降、ブレード111が毛髪を切断することになるので、肌面に向かって撓んだ毛髪の切断方向は毛髪が形成された方向と角度の差が小さい。そして、ブレード111によって毛髪が鋭く切削するのではなく、ユーザの強制的な力によって引かれる。したがって、図30に示すように、毛髪の断面の面積が広くなって断面の先端が長く延びてすっきりしない、いわゆる、トギン(Tugging)現象が発生する。
しかし、図29に示すように、ユーザが本発明の一実施例に係るカミソリ1を皮膚に接触して毛髪の切断を行うと、ユーザが手で毛髪切削を行う速度に、前記ブレードハウジング11が自動的に線形運動する速度が加わる。したがって、実際に毛髪切断が、非常に迅速に実行されることになり、毛髪切断効率を増大させることができる。
さらに、ブレード111がB方向に通っていくことで、一度切断して皮膚に向かって曲がった毛髪が、ブレード111がC方向に戻ってくる過程で再び広げられる。そして、ブレード111がB方向に再び通過しながら毛髪を再び切削できる。つまり、ユーザが毛髪切断行為を一度実行しても、実際に毛髪切断は、複数回実行されることになる。
つまり、ブレード111がB方向に移動するとき、手でカミソリ1を移動させる速度とモータ32の回転力でブレード111を運動させる速度が加わることで、より迅速に毛髪を切断することになる。したがって、毛髪が切断されたとき、より多くの力を受けることになり、図31に示すように切削された毛髪の断面がさらにきれいになる。
前記のように毛髪の切削能力が向上するだけでなく、同時に、カートリッジ10のピボットまで可能なので、ユーザの使用感も増加する。一般的に、皮膚面に沿って毛髪が最もよく切削できる角度が変わる。もし、ピボットが不可能であれば、ユーザがカミソリ1を手に握ってカートリッジ10を皮膚に接触して毛髪切断を行うとき、ユーザは、皮膚面に沿ってカミソリ1の角度を直接変化させなければならない。しかし、本発明の一実施例に係るカミソリ1は、カートリッジ10のピボットが可能なので、ユーザが直接角度調整をしなくても、カートリッジ10が皮膚面に沿って毛髪切断角度を変化させる。したがって、ユーザの使用感が増加し、より迅速かつ正確な毛髪切断を行うことができる。
本発明が属する技術分野の通常の知識を有する者は、本発明がその技術的思想や必須の特徴を変更せず、他の具体的な形で実施できることが理解できるだろう。したがって、以上で記述した実施例は、すべての面で例示的なものであり限定的ではないと理解しなければならない。本発明の範囲は、前記の詳細な説明よりも、後述する特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲の意味及び範囲、そして、その均等概念から導き出せるすべての変更または変形された形態が本発明の範囲に含まれるものと解釈すべきである。

Claims (15)

  1. ユーザによって把持されるハンドルと、
    前記ハンドルに装着されて回転動力を生成する動力生成部と、
    前記動力生成部で生成された前記回転動力によって回転する駆動伝達部と、
    一つ以上のブレードが安着するブレードハウジングを含むカートリッジと、
    前記駆動伝達部と接触するように、前記カートリッジの一面に形成され、前記駆動伝達部の回転に応じて前記ブレードハウジングを線形運動させる駆動受け部と、を含み、
    前記カートリッジは、
    前記動力生成部が生成した前記回転動力の回転軸に対して垂直なピボット軸を中心にピボットが可能になるように前記ハンドルと結合され、
    前記ピボット軸は前記駆動伝達部を貫通するように形成されるカミソリ。
  2. 前記カートリッジは、
    前記ブレードハウジングの線形運動をガイドするガイドメンバーをさらに含む請求項1に記載のカミソリ。
  3. 前記ガイドメンバーの両側部にはそれぞれ、レールが形成され、
    前記ブレードハウジングの両側部にはそれぞれ、摺動バーが形成され、
    前記摺動バーが前記レールに沿って移動することで、前記ガイドメンバーが前記ブレードハウジングの線形運動をガイドする請求項2に記載のカミソリ。
  4. 前記摺動バーの一端は前記レールとの接触面積を減らすために面取り形状を備える請求項3に記載のカミソリ。
  5. 前記駆動伝達部は、
    外面の全体または一部が曲面で形成された偏心カムヘッドを含む請求項1に記載のカミソリ。
  6. 前記ガイドメンバーと前記ハンドルを接続し、前記カートリッジがピボットできるように、前記ピボット軸を提供するカートリッジコネクタをさらに含む請求項2に記載のカミソリ。
  7. 前記カートリッジコネクタは、
    前記カートリッジが前記ピボット軸を中心に前記ピボットしたとき、前記カートリッジを初期状態に復元させる復元部をさらに含む請求項6に記載のカミソリ。
  8. 前記復元部は、
    前記ガイドメンバーの後方に接触して付勢を有する請求項7に記載のカミソリ。
  9. 前記カートリッジコネクタは、
    前記ガイドメンバーに形成されたボス溝と結合できるボスが両側面からそれぞれ外部に突出するように形成される請求項6に記載のカミソリ。
  10. 前記ピボット軸は、
    前記ボスを貫通するように形成される請求項9に記載のカミソリ。
  11. 前記駆動受け部は、
    前記ブレードハウジングの後方に向かって突出し、一定の間隔を有するように並んで形成された上部受け部及び下部受け部を含む請求項1に記載のカミソリ。
  12. 前記上部受け部及び前記下部受け部の間に形成された空間に前記駆動伝達部が挿入されることで、前記回転動力が前記カートリッジに伝達される請求項11に記載のカミソリ。
  13. 前記駆動伝達部が回転し、前記上部受け部を上に押し上げ、または、前記下部受け部を下に押し下げることで、前記ブレードハウジングが前記線形運動をする請求項12に記載のカミソリ。
  14. 初期状態で、前記カートリッジの皮膚接触面と前記回転軸がなす角度が30°ないし60°である請求項1に記載のカミソリ。
  15. ハンドルと、
    前記ハンドルに装着された動力生成部と、
    一つ以上のブレードが安着するブレードハウジングを含むカートリッジと、
    前記カートリッジの一面に形成された駆動受け部と、
    前記動力生成部で生成された動力を前記駆動受け部に伝達して前記駆動受け部を線形運動させることで、前記ブレードハウジングを線形運動させる駆動伝達部と、を含み、
    前記カートリッジは、
    前記ブレードの長軸方向と平行なピボット軸を中心にピボットが可能になるように、前記ハンドルと結合され、
    前記ピボット軸は駆動伝達部を貫通するように形成されるカミソリ。
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