JP2020205321A - 換気式ラック - Google Patents

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雅弘 平栗
Masahiro Hirakuri
雅弘 平栗
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【課題】収納した機器の冷却効率の改善を図ることのできる換気式ラックを提供すること。【解決手段】本発明に係る換気式ラックは、相互に平行となるように並べて設けた複数の風向調整フィン3,3…によって筐体1の一部を構成し、前記風向調整フィン3は、その長手方向の軸回りの角度調整を可能としたことを特徴としている。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、熱を発する複数の電子機器等を収納するのに適した換気式ラックに関する。
一般に、データセンターや機器室では、熱を発する半導体等の部品が組み込まれた電子機器等の発熱機器をラックに収納して管理する場合、ラックが自然換気可能な換気式であれば、室内に冷気を供給する空調を行うことにより、ラック内の発熱機器を冷却することが多い。この場合、空調には例えば床下から風を吹き上げる吹上空調設備がよく用いられる。
ところで、冷却効率を上げるという観点からは、換気式ラックになるべく大きな穴をあけ、開口率を高めることが考えられるが、あまりに大きな穴の形成はセキュリティ面から必ずしも望ましいとはいえない。そこで、従来の換気式ラックでは、例えば扉にパンチングメタルを用い、扉全面に多数の穴を配することにより、その開口率を高めるようにしている。
しかし、上記従来の換気式ラックでは、扉の外面に沿って冷気が流れる方向と扉の各穴からラック内に向かって冷気が流れる方向とが直交することになり、ラック内への効率的な冷気の取り込みができない。こうしたラックの構造的な原因による冷気の供給不足は、特に冷気を取り込むための冷却ファンが搭載された機器において、その冷却ファンの高稼働ひいては高電力消費にも直結する。また、例えば冷却が不要な機器と必要な機器とを一つのラックに収納した場合でも、冷却を要する機器に集中的に冷気を供給することはできない。さらに、床下からの吹き上げを行う場合、ラック内の低い位置にある機器には十分な冷気が供給されるものの、高い位置の機器への供給は不十分となる傾向が高い。このように、上記従来の換気式ラックでは、収納した機器の冷却効率の点で改善の余地がある。
本発明は上述の事柄に留意してなされたもので、その目的は、収納した機器の冷却効率の改善を図ることのできる換気式ラックを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る換気式ラックは、相互に平行となるように並べて設けた複数の風向調整フィンによって筐体の一部を構成し、前記風向調整フィンは、その長手方向の軸回りの角度調整を可能とした(請求項1)。
本願発明では、収納した機器の冷却効率の改善を図ることのできる換気式ラックが得られる。
すなわち、本願の請求項1に係る発明の換気式ラックでは、各風向調整フィンに任意の角度をとらせ、例えば筐体の外面に沿って流れる冷気をラック内にスムーズに導けるように風向調整フィンの角度調整を行うことにより、ラック内への効率的な冷気の取り込みを実現可能となる。
また、例えば冷却が不要な機器と必要な機器とを本発明の換気式ラックに収納する場合、冷却を要する機器に対応する位置にある各風向調整フィンを開けつつ、冷却を要しない機器に対応する位置にある各風向調整フィンを閉じるようにすれば、冷却が必要な機器に集中的に冷気を供給することができる。さらに、換気式ラック内の高い位置にある機器に冷気をより確実に供給しようとする場合には、例えば、その高い位置の機器に対応する風向調整フィンは大きく開け、それより下側の風向調整フィンについては、一様に小さく開くか閉じる、あるいは下側ほど開ける度合いを小さくする、といったことにより、対応可能である。
本発明の一実施の形態に係る換気式ラックの構成を概略的に示す斜視図である。 各風向調整フィンを前向きにした状態の前記換気式ラックの扉の構成を概略的に示す斜視図である。 各風向調整フィンを前方やや下向きにした状態の前記換気式ラックの扉の構成を概略的に示す斜視図である。 風向調整フィンを前向きにした領域と下向きにして閉じた領域とを上から下に向かって交互に設けた状態の前記換気式ラックの扉の構成を概略的に示す斜視図である。 (A)〜(C)はそれぞれ、前向きにした状態、前方やや下向きにした状態及び下向きにした状態の風向調整フィンの構成を概略的に示す斜視図である。 (A)〜(D)はそれぞれ、下向きにした状態、前方やや下向きにした状態、上側を下向きにし下側を前方やや下向きにした状態及び前方やや上向きにした状態の風向調整フィンの構成を概略的に示す縦断面図である。 観音開き式の扉に風向調整フィンを設けた換気式ラックの構成を概略的に示す斜視図である。 図1の換気式ラックの風向調整フィンを外側に突出しないようにした変形例の構成を概略的に示す斜視図である。 図7の換気式ラックの風向調整フィンを外側に突出しないようにした変形例の構成を概略的に示す斜視図である。 吸気側となる扉と排気側となる扉に風向調整フィンを設けた換気式ラックの構成を概略的に示す説明図である。 吸気側となる扉と排気側となる天面パネルに風向調整フィンを設けた換気式ラックの構成を概略的に示す説明図である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら以下に説明する。
図1に示す換気式ラックは、複数の電子機器等の機器を上下多段に収納するためのものであり、床に設けた送風口Aを介して床下から風を吹き上げる吹上空調設備を備えその室温が管理される空調対象室内に配置されている。そして、この換気式ラックは、略直方体状を呈する筐体1の開き戸式の扉2の一部を、相互に平行(水平)となるように上下に並べて設けた複数の風向調整フィン3によって構成してある。
風向調整フィン3は、図5(A)〜(C)、図6(A)〜(D)に示すように、一端が丸く、他端がとがり、全体として細長い形(流線型)を呈する縦断面視形状を有し、手動により、その長手方向の軸回りの角度調整が可能である。具体的には、風向調整フィン3の長手方向の両端を扉2(筐体の一部)に固定する際の締結力により、風向調整フィン3を任意の角度に維持することができるように構成してある。そして、図5(A)及び(B)、図6(B)〜(D)に示すように、各風向調整フィン3の角度を変えることにより、風向調整フィン3を通過する空気の流量等を変化させることができる。なお、図5(C)、図6(A)に示すように、ある領域で、各風向調整フィン3を下向き(又は上向き)にすると、上下に隣り合う風向調整フィン3間の隙間が最小となり(または隙間が無くなり)、その領域における風向調整フィン3を通過可能な空気の流通量は最小(または0)となる。
図2の例では、各風向調整フィン3を前向き(又は後向き)にしてあり、その状態の各風向調整フィン3をやや下向きにしたのが図3の例であり、図4の例では、各風向調整フィン3を前向きにした領域と、下向きにした領域とを、上側から下側に向けて交互に設けてある。
このように、本例の換気式ラックでは、各風向調整フィン3に任意の角度をとらせることができるので、例えば扉2の外面に沿って流れる送風口Aからの冷気をラック内にスムーズに導けるように風向調整フィン3の角度調整を行うことにより、ラック内への効率的な冷気の取り込みを実現可能となる。
また、例えば冷却が不要な機器と必要な機器とを本例の換気式ラックに収納する場合、冷却を要する機器に対応する位置にある各風向調整フィン3を前向きにするなどして開け(上下に隣り合う風向調整フィン3間に隙間が生じるようにし)つつ、冷却を要しない機器に対応する位置にある各風向調整フィン3を下向きにするなどして閉じる(上下に隣り合う風向調整フィン3間の隙間を無くす乃至最小とする)ようにすれば、冷却が必要な機器に集中的に冷気を供給することができる。さらに、本例の換気式ラック内の高い位置にある機器に冷気をより確実に供給しようとする場合には、例えば、その高い位置の機器に対応する風向調整フィン3は大きく開け、それより下側の風向調整フィン3については、一様に小さく開くか閉じる、あるいは下側ほど開ける度合いを小さくする、といったことにより、対応可能である。
なお、本発明は、上記の実施の形態に何ら限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々に変形して実施し得ることは勿論である。例えば、以下のような変形例を挙げることができる。
図1には、片開き式の扉2に風向調整フィン3を設けた例を示したが、風向調整フィン3を設ける扉は片開き式のものに限られず、例えば図7に示すように、観音開き式の扉2に風向調整フィン3を設けるようにしてもよい。
図1、図7の例では、風向調整フィン3が扉2の外側に突出する状態で設けてあるが、これに限らず、例えば、風向調整フィン3を扉2の内側に突出させたり、扉2の厚みに納まるように風向調整フィン3を構成したりすることにより、図8、図9に示すように、風向調整フィン3が扉2の外側に突出しないようにしてもよい。
風向調整フィン3を、筐体1において吸気側(冷気をラック内に取り込む側)となる扉2に限らず、排気側となる扉2に設けるようにしてもよく、また、筐体1の側面パネルや天面パネルなど、筐体1における扉2以外の部位に設けるようにしてもよい。その具体例として、図10の例では、筐体1の吸気側となる扉2Aと、排気側となる扉2Bとに風向調整フィン3を設けてあり、例えば排気側となる扉2Bの前に壁等の遮蔽物がある場合、この扉2Bに設けた風向調整フィン3を上方(斜め上方)に向かって排気するように角度調整すればよい。また、図11の例では、筐体1の吸気側となる扉2Aと、排気側となる天面パネル2Cとに風向調整フィン3を設けてあり、例えば排気側となる天面パネル2Cの上方に天井等の遮蔽物がある場合、この天面パネル2Cに設けた風向調整フィン3を上斜め後ろ側(上方かつ扉2Aと反対側)に向かって排気するように角度調整すればよい。
また、風向調整フィン3を開閉可能な扉2に設ける場合、風向調整フィン3の外側に、通気性を有し風向調整フィン3への物理的な接触を防止するためのカバー(図示していない)を設け、第三者等による風向調整フィン3の角度調整が行われ難くするようにしてもよい。この場合、風向調整フィン3の角度調整は、扉2を開けてその内側から行うようにすればよい。
上記実施の形態では、風向調整フィン3の角度調整を手動により行うようにしてあるが、これに限らず、例えば換気式ラックに収容する機器の位置や冷却の必要度合い等に応じて自動で行うようにしてもよい。この場合は、例えば各風向調整フィン3に駆動モータを設けて自動制御するようにすることが考えられる。
なお、上記変形例どうしを適宜組み合わせてもよいことはいうまでもない。
1 筐体
2 扉
2A 吸気側となる扉
2B 排気側となる扉
2C 天面パネル
3 風向調整フィン
A 送風口

Claims (1)

  1. 相互に平行となるように並べて設けた複数の風向調整フィンによって筐体の一部を構成し、
    前記風向調整フィンは、その長手方向の軸回りの角度調整を可能としたことを特徴とする換気式ラック。
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