JP2020205222A - スイッチ装置 - Google Patents

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山本 茂樹
Shigeki Yamamoto
茂樹 山本
進 田坂
Susumu Tasaka
進 田坂
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Abstract

【課題】振動素子の振動をユーザの指に効率良く伝搬させる。【解決手段】略板状の基材9、及び基材9の表側に配設された表皮13を有する表示パネル7と、表示パネル7の表皮13のスイッチ領域13cへの表側からの指の接近を検知する静電センサ19とを備えたスイッチ装置1において、基材9に、その外周側の領域よりも基材9の厚さ方向に撓み易い可撓領域9cを設け、スイッチ領域13cを、表皮13における基材9の可撓領域9cと重なる領域とし、基材9の可撓領域9cに、表皮13のスイッチ領域13cへの表側からの指の接近が静電センサ19により検知されたときに表示パネル7の厚さ方向への振動を発生させる振動素子31を接続する。【選択図】図2

Description

本発明は、略板状の基材、及び当該基材の表側に配設された表皮を有する表示パネルと、上記表示パネルの表皮の所定のスイッチ領域への表側からの押圧又は指の接近を検知する検知手段とを備えたスイッチ装置に関する。
特許文献1には、略板状の基材、及び当該基材の表側に配設された表皮を有する表示パネルと、上記表示パネルの表皮の所定のスイッチ領域への表側からの指の接近を検知する静電センサとを備えたスイッチ装置が開示されている。
特許文献2には、表側からの指の接近又は接触を検知する静電センサに、当該静電センサによって表側からの指の接近が検知されたときに振動を発生させる振動素子を固定した構成が開示されている。
特開2006−321336号公報 特開2015−75995号公報
ところで、上記特許文献1に開示されたスイッチ装置の基材に、特許文献2のような振動素子を固定することで、指を接近させる操作を行ったユーザに、操作の完了を認識させるようにすることが考えられる。しかし、このようにすると、振動素子の振動が基材全体に分散するので、振動素子の振動をユーザの指に効率良く伝搬させることができない。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、振動素子の振動をユーザの指に効率良く伝搬させることにある。
上記の目的を達成するため、本発明は、基材における表皮のスイッチ領域と重なる領域を動き易くしたことを特徴とする。
具体的には、第1の発明は、略板状の基材、及び当該基材の表側に配設された表皮を有する表示パネルと、上記表示パネルの表皮の所定のスイッチ領域への表側からの押圧又は指の接近を検知する検知手段とを備えたスイッチ装置を対象とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、第1の発明は、上記基材には、その外周側の領域よりも所定の方向に撓み易い可撓領域が設けられ、上記スイッチ領域は、上記表皮における上記基材の可撓領域と重なる領域であり、上記基材の可撓領域には、上記検知手段により上記表皮のスイッチ領域への表側からの押圧又は指の接近が検知されたときに上記所定の方向への振動を発生させる振動素子が接続されていることを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明に係るスイッチ装置において、上記基材の可撓領域が、複数設けられ、上記基材の複数の可撓領域には、共通の中間部材が裏側から接続され、当該中間部材には、上記振動素子が接続されていることを特徴とする。
第3の発明は、第2の発明に係るスイッチ装置において、上記表示パネルは、透光性の複数の透光領域と、当該透光領域を互いに仕切る不透光性の不透光領域とを有し、各透光領域の表皮が、上記スイッチ領域の少なくとも一部を構成し、上記表示パネルの裏側には、複数の光源が上記表示パネルの複数の透光領域にそれぞれ裏側から対向するように配設され、上記中間部材には、各光源から当該光源に対向する透光領域とは異なる透光領域に上記表示パネルの裏側から入射する光を遮断する遮光壁部が形成されていることを特徴とする。
第1の発明によれば、振動素子と基材の可撓領域の外周側の領域との間に基材の可撓領域が介在しているので、振動素子の振動が基材の可撓領域の外周側の領域に伝搬しにくい。また、基材における表皮のスイッチ領域と重なる領域が上記所定の方向に撓み易くなっているので、振動素子の振動によって振動し易い。したがって、基材に可撓領域を設けない場合に比べ、振動素子の振動を、基材の可撓領域及び表皮のスイッチ領域を介してユーザの指に効率良く伝搬できる。
第2の発明によれば、振動素子を可撓領域毎に設けなくてよいので、振動素子の個数を減らすことにより、製造コストを削減できる。
第3の発明によれば、中間部材の遮光壁部が、各光源から当該光源に対向する透光領域とは異なる透光領域に上記表示パネルの裏側から入射する光を遮断するので、光源の光が、当該光源に対向する透光領域とは異なる透光領域から表側に漏れるのを防止できる。
また、中間部材の一部が遮光壁部を構成しているので、遮光用の部材を中間部材又は表示パネルに取り付ける手間が必要ない。また、遮光用の部材を中間部材とは別に設ける場合に比べ、部品点数を削減できる。
本発明の実施形態1に係るスイッチ装置周りの斜視図である。 図1のII−II線における断面図である。 基材の可撓領域周りを表側から見た平面図である。 実施形態2の図2相当図である。 実施形態3の図2相当図である。 実施形態4の図3相当図である。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係るスイッチ装置1周りを示す。このスイッチ装置1は、車両のインストルメントパネル3の右側のエアコン吹出口5の真下のクラスタースイッチを構成している。スイッチ装置1は、その表面を車両後方に向けた車幅方向に長い略長方形状の表示パネル7を備えている。
表示パネル7は、図2に示すように、板面を車両前後方向に向けた車幅方向に長い略長方形板状の基材9を備えている。図3に示すように、基材9の上下方向中程における車幅方向に互いに間隔を空けた3つの略正方形環状の領域は、シリコーンゴム、シリコーンゴム以外のゴム、ゴム以外のエラストマー等からなる弾性部9aを構成している。各弾性部9aの4隅は、円弧状に湾曲している。基材9の当該弾性部9aを除く領域全体、すなわち弾性部9aよりも内側の基材9及び弾性部9aよりも外側の基材9は、ポリプロピレン(PP)、アクリル樹脂等の透光性の硬質樹脂からなる本体部9bを構成している。各弾性部9aは、その内側及び外側の本体部9bと一体に二色成形により形成される。そして、上記本体部9bにおける弾性部9aに囲まれた3つの略正方形状の領域が、その外周側の領域よりも当該基材9の厚さ方向、及び基材9の表面に沿う方向に撓み易い可撓領域9cを構成している。各可撓領域9cの外周縁の4隅も、円弧状に湾曲している。
基材9の表面には、発泡ウレタン等のクッション性を有する材料からなる透光性のフォーム材11が全体に亘って配設されている。
フォーム材11の表面には、伸縮性を有する表皮13が全体に亘って配設されている。表皮13は、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン等の伸縮性を有する材料からなる。当該表皮13は、フォーム材11の表面にその裏面の全体又は一部を接着剤により接着又は溶着させるとともに、その端末を基材9の裏側に巻き込んだ状態でフォーム材11及び基材9に固定されている。表皮13は、基材9の各可撓領域9cと重なる領域に形成された開口部15aを有し、かつ黒色の顔料で着色された不透光性の遮光層15と、遮光層15全体と開口部15a全体とに表側から重なり、かつ透光性を有するスモーク層17とを有している。したがって、スモーク層17における遮光層15の3つの開口部15aと重なる領域で、3つの透光性の表示領域13aが構成されている。表示領域13aの形成領域は、表皮13における基材9の各可撓領域9cと重なる領域の略中央部となる。表示領域13aは、左側から順に、三角形状、円形状、及び矩形状をなすように設けられている。一方、遮光層15全体とスモーク層17における遮光層15に重なる領域とで、不透光性の遮光領域13bが構成されている。したがって、表皮13の表示領域13aと基材9及びフォーム材11における表皮13の表示領域13aに重なる領域とが、表示パネル7の透光領域7aを構成し、表皮13の遮光領域13bと基材9及びフォーム材11における当該遮光領域13bに重なる領域とが、表示パネル7の不透光領域7bを構成している。表示パネル7の不透光領域7bは、3つの透光領域7aを互いに仕切っている。
表示パネル7の裏面、すなわち基材9の裏面には、透光性を有するシート状の検知手段としての静電センサ19が取り付けられている。静電センサ19は、平面視で基材9よりも上下方向及び車幅方向の幅が短い長方形状をなし、上記基材9の3つの可撓領域9c全体と重なっている。静電センサ19の表面全体が、上記基材9の裏面に当接することで当該基材9に接続されている。また、静電センサ19の複数箇所が上記基材9の裏面に接着されている。静電センサ19は、透明なフィルム基材19aと、当該フィルム基材19aにおける上記基材9の可撓領域9cと重なる位置に配設された複数の透明電極(図示せず)とを備え、表皮13における基材9の可撓領域9cと重なる領域への表側からの指の接近を検知するように構成されている。そして、表皮13における基材9の可撓領域9cと重なる領域が、表皮13のスイッチ領域13cを構成している。したがって、各透光領域7aの表皮13(表示領域13a)は、スイッチ領域13cの一部を構成している。静電センサ19の検知結果は、振動素子31(後述)と、空気調節装置(図示せず)等の車載機器とに出力される。
表示パネル7及び静電センサ19の裏側に離れた箇所には、基板21がその部品面を表示パネル7及び静電センサ19に裏側から対向させた状態で配設されている。基板21の部品面には、3つの光源としてのLED23が、表示パネル7の3つの透光領域7aにそれぞれ裏側から対向するように車幅方向に互いに間隔を空けて配設されている。
当該基板21には、中間部材25が当該基板21と上記静電センサ19との間に介在するように取り付けられている。中間部材25は、ポリプロピレン(PP)、アクリル樹脂等の透光性の硬質樹脂からなる中間部材本体27を有している。当該中間部材本体27は、平面視で基材9よりも上下方向及び車幅方向の幅が短い長方形状をなす板状部27aを有している。そして、中間部材25は、当該板状部27aの板面を表示パネル7の表裏方向に向けた状態で配設されている。中間部材25の板状部27aは、上記基材9の可撓領域9c全体と重なっている。当該板状部27aの表面における上記基材9の可撓領域9cと重なる領域には、表側に向かって突出する突出部27bが一体に形成されている。中間部材25は、当該突出部27bの先端面を、静電センサ19における上記基材9の可撓領域9cと重なる領域に裏側から当接させることで、静電センサ19を介して基材9の可撓領域9cに裏側から接続されている。また、板状部27aの裏面には、矩形筒状の筒状壁部27cが車幅方向に間隔を空けて一体に突設されている。各筒状壁部27cの内周面には、全体に亘って塗装により不透光性の塗膜29が形成されている。当該筒状壁部27cと塗膜29とで、遮光壁部25aが構成されている。各遮光壁部25aの内側の空間部Sは、上記各LED23に対向している。したがって、当該遮光壁部25aは、各LED23から当該LED23に対向する透光領域7aとは異なる透光領域7aに表示パネル7の裏側から入射する光Lを遮断するようになっている。また、中間部材25の板状部27aの裏面には、表皮13のいずれかのスイッチ領域13cへの表側からの指の接近が静電センサ19により検知されたときに表示パネル7の厚さ方向への振動を発生させる1個の振動素子31が固定(接続)されている。したがって、振動素子31は、中間部材25及び静電センサ19を介して上記基材9の可撓領域9cに接続されている。振動素子31は、図示しないコードを介して静電センサ19の検知結果を受信するようになっている。
自動車の電源が入ると、上述のように構成されたスイッチ装置1の3つのLED23が発光し、その光Lは、中間部材25、静電センサ19、基材9、及びフォーム材11を介して表皮13に裏側から照射され、照射された光Lの一部は、表示領域13aを透過する一方、照射された光Lの残りは遮光領域13bに遮断される。したがって、表皮13の表面に、表示領域13aの形状、すなわち三角形、円形、及び矩形がはっきりと現れる。なお、3つのLED23のうちの一部、すなわち1つ又は2つのLED23だけを発光させるようにしてもよい。かかる場合には、表皮13の表面に、発光させたLED23に対応する透光領域7a(表示領域13a)の形状だけが現れる。このとき、遮光壁部25aが、各LED23から当該LED23に対向する透光領域7aとは異なる透光領域7aに表示パネル7の裏側から入射する光Lを遮断する。したがって、LED23の光Lが、対向する透光領域7aとは異なる透光領域7aから表側に漏れるのが防止される。そして、ユーザが、表皮13の表示領域13a、すなわち三角形、円形、及び矩形が現れた領域のいずれかに表側から指を接近させると、当該指の接近を静電センサ19が検知し、その検知結果が、振動素子31と、空気調節装置(図示せず)等の車載機器とに出力される。そして、振動素子31が、検知結果を受信し、表示パネル7の厚さ方向への振動を発生させる。これにより、振動素子31の振動が、中間部材25、基材9の可撓領域9c、フォーム材11、及び表皮13のスイッチ領域13cを介してユーザの指に伝搬し、ユーザは操作の完了を認識できる。このとき、振動素子31と基材9の可撓領域9cの外周側の領域との間に基材9の可撓領域9cが介在しているので、振動素子31の振動が基材9の可撓領域9cの外周側の領域に伝搬しにくい。また、基材9における表皮13のスイッチ領域13cと重なる領域が表示パネル7の厚さ方向に撓み易くなっているので、振動素子31の振動によって振動し易い。したがって、基材9の振動がフォーム材11で吸収されても、基材9に可撓領域9cを設けない場合に比べ、振動素子31の振動を、基材9の可撓領域9c及び表皮13のスイッチ領域13cを介してユーザの指に効率良く伝搬できる。
したがって、上記実施形態1によると、振動素子31の振動を共通の中間部材25を介して複数の可撓領域9cに伝搬させるようにしたので、振動素子31を可撓領域9c毎に設けなくてよい。したがって、振動素子31の個数を減らすことにより、製造コストを削減できる。
また、中間部材25の一部が遮光壁部25aを構成しているので、遮光用の部材を中間部材25又は表示パネル7に取り付ける手間が必要ない。また、遮光用の部材を中間部材25とは別に設ける場合に比べ、部品点数を削減できる。
(実施形態2)
図4は、本発明の実施形態2に係るスイッチ装置1を示す。本実施形態2では、中間部材25が中間部材本体27だけで構成されている。つまり、中間部材25に塗膜29が形成されていない。そして、中間部材本体27、すなわち中間部材25全体が、不透光性の硬質樹脂で構成されている。したがって、遮光壁部25aが、筒状壁部27cだけで構成されている。また、板状部27a及び突出部27bにおける表示パネル7の透光領域(表皮13の表示領域13a)7aと重なる領域に、表裏方向に貫通する貫通孔27dが形成されている。
そして、LED23の光Lは、貫通孔27dを通過して静電センサ19、基材9、及びフォーム材11を介して表皮13に裏側から照射される。
その他の構成は、上記実施形態1と同じであるので同一の構成には同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
したがって、上記実施形態2によると、中間部材25に実施形態1のような塗膜29を形成しなくてよいので、中間部材25の製造が容易になる。
(実施形態3)
図5は、本発明の実施形態3に係るスイッチ装置1を示す。本実施形態3では、基板21に、中間部材25が取り付けられておらず、3つの振動素子31が車幅方向に互いに間隔を空けて取り付けられている。そして、各振動素子31が、静電センサ19における上記基材9の各可撓領域9cと重なる領域の一部に裏側から当接している。また、各振動素子31は、その振動素子31と重なるスイッチ領域13cへの表側からの指の接近が静電センサ19により検知されたときに振動し、その振動素子31と重ならないスイッチ領域13cへの表側からの指の接近が静電センサ19により検知されたときには振動しない。
その他の構成は、上記実施形態1と同じであるので同一の構成には同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
したがって、上記実施形態3によると、振動素子31と基材9の可撓領域9cとの間に中間部材25が介在していないので、振動素子31の振動を、基材9の可撓領域9c及び表皮13のスイッチ領域13cを介してユーザの指により効率良く伝搬できる。
(実施形態4)
図6は、実施形態4の図3相当図である。本実施形態4では、基材9の各可撓領域9cの上端縁の車幅方向中央部、下端縁の車幅方向中央部、及び車幅方向両端縁の上下方向中央部と、当該可撓領域9cの外周側の本体部9bとの間に、平坦な4つの薄肉部9dが両者を一体に橋絡するように形成されている。各薄肉部9dは、本体部9bと共通の材料で本体部9bよりも薄肉に形成されている。各可撓領域9cの周方向に隣り合う薄肉部9dの間には、当該可撓領域9cの周方向に延びるスリット9eが形成されている。
その他の構成は、上記実施形態1と同じであるので同一の構成には同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
したがって、上記実施形態4によると、薄肉部9dが本体部9bと共通の材料で本体部9bと一体に形成されているので、基材9の薄肉部9dを本体部9bと同時に成形できる。したがって、実施形態1のように弾性部9aを二色成形により形成する場合に比べ、基材9の成形を容易にできる。
なお、上記実施形態1,4では、中間部材25に塗膜29を形成する代わりに、不透光性の遮光部材を筒状壁部27cの内側に嵌合させるようにしてもよい。
また、上記実施形態1〜3では、弾性部9aを二色成形により形成したが、略正方形筒状の筒状部と当該筒状部の両端部から内周側及び外周側に張り出すフランジ部とを有する弾性部材を、内周側のフランジ部が基材9の可撓領域9cの外周縁部に表裏両側から対向し、かつ外周側のフランジ部が、可撓領域9cの外周側の本体部9bの内周縁部に表裏両側から対向するように基材9の本体部9bに嵌め込むようにしてもよい。
また、上記実施形態1〜3では、基材9における弾性部9aに囲まれた領域を可撓領域9cとしたが、基材9に平面視コ字状のスリットを形成し、当該スリットに囲まれた領域を可撓領域9cとしてもよい。
また、上記実施形態1〜4では、表皮13と基材9との間にフォーム材11を設けたが、フォーム材11を設けず基材9の表面に直接表皮13を積層してもよい。
また、上記実施形態1〜4では、表皮13を、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン等の伸縮性を有する材料で構成したが、伸縮性が小さい織物等で構成してもよい。
また、上記実施形態1〜4では、検知手段を、静電センサ19としたが、表皮13のスイッチ領域13cへの表側からの押圧を検知する感圧センサとしてもよい。そして、振動素子31が、表皮13のスイッチ領域13cへの表側からの押圧が感圧センサにより検知されたときに表示パネル7の厚さ方向への振動を発生させるようにしてもよい。
また、上記実施形態1〜4では、基材9に可撓領域9cを3個設けたが、1個だけ設けてもよいし、3個以外の複数個設けてもよい。
また、上記実施形態1〜4では、表示パネル7に透光領域7aを3個設けたが、1個だけ設けてもよいし、3個以外の複数個設けてもよい。同様に、LED23も、1個だけ設けてもよいし、3個以外の複数個設けてもよい。
また、上記実施形態1〜4では、各透光領域7aの表皮13(表示領域13a)が、スイッチ領域13cの一部を構成したが、スイッチ領域13cの全体を構成してもよい。
また、上記実施形態1〜4では、振動素子31が表示パネル7の厚さ方向への振動を発生させたが、基材9の表面に沿う所定の方向への振動を発生させるようにしてもよい。
また、上記実施形態1〜4では、基材9の可撓領域9cの外周部に弾性部9a又は薄肉部9dを設けたが、基材9の可撓領域9cの裏側に弾性部9aを設けることにより、可撓領域9cをその外周側の領域よりも撓み易くしてもよい。
また、上記実施形態4では、薄肉部9dを各可撓領域9cの周方向に間隔を空けて設けたが、各可撓領域9cの周方向全体に連続するように設けてもよい。
また、上記実施形態4では、薄肉部9dを略平坦に形成したが、薄肉部9dが可撓領域9cの内外方向に伸縮しやすくなるように、表側又は裏側に湾曲する湾曲部を薄肉部9dに形成してもよい。
本発明は、略板状の基材、及び当該基材の表側に配設された表皮を有する表示パネルと、上記表示パネルの表皮の所定のスイッチ領域への表側からの押圧又は指の接近を検知する検知手段とを備えたスイッチ装置として有用である。
1 スイッチ装置
7 表示パネル
7a 透光領域
7b 不透光領域
9 基材
9c 可撓領域
13 表皮
13c スイッチ領域
19 静電センサ(検知手段)
23 LED(光源)
25 中間部材
25a 遮光壁部
31 振動素子

Claims (3)

  1. 略板状の基材(9)、及び当該基材(9)の表側に配設された表皮(13)を有する表示パネル(7)と、
    上記表示パネル(7)の表皮(13)の所定のスイッチ領域(13c)への表側からの押圧又は指の接近を検知する検知手段(19)とを備えたスイッチ装置であって、
    上記基材(9)には、その外周側の領域よりも所定の方向に撓み易い可撓領域(9c)が設けられ、
    上記スイッチ領域(13c)は、上記表皮(13)における上記基材(9)の可撓領域(9c)と重なる領域であり、
    上記基材(9)の可撓領域(9c)には、上記検知手段(19)により上記表皮(13)のスイッチ領域(13c)への表側からの押圧又は指の接近が検知されたときに上記所定の方向への振動を発生させる振動素子(31)が接続されていることを特徴とするスイッチ装置。
  2. 請求項1に記載のスイッチ装置において、
    上記基材(9)の可撓領域(9c)が、複数設けられ、
    上記基材(9)の複数の可撓領域(9c)には、共通の中間部材(25)が裏側から接続され、当該中間部材(25)には、上記振動素子(31)が接続されていることを特徴とするスイッチ装置。
  3. 請求項2に記載のスイッチ装置において、
    上記表示パネル(7)は、透光性の複数の透光領域(7a)と、当該透光領域(7a)を互いに仕切る不透光性の不透光領域(7b)とを有し、各透光領域(7a)の表皮(13)が、上記スイッチ領域(13c)の少なくとも一部を構成し、
    上記表示パネル(7)の裏側には、複数の光源(23)が上記表示パネル(7)の複数の透光領域(7a)にそれぞれ裏側から対向するように配設され、
    上記中間部材(25)には、各光源(23)から当該光源(23)に対向する透光領域(7a)とは異なる透光領域(7a)に上記表示パネル(7)の裏側から入射する光(L)を遮断する遮光壁部(25a)が形成されていることを特徴とするスイッチ装置。
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