JP6716088B2 - スイッチパネル - Google Patents

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Description

本発明は、キートップの表面にシートを覆ったスイッチパネルに関する発明である。
従来から、シートを利用したスイッチパネルはスイッチを押し込む部分に弾性をもたせた樹脂のケースに、エンボス加工を施したシートを両面テープで貼り付け、スイッチ操作時はエンボス加工部とその下にあるキートップを押し込み、基板にあるスイッチを押す構造となっている。(例えば、特許文献1)
特開2007−134100号公報
しかしながら、シートを使用したスイッチパネルでは操作ボタンであるキートップが平坦であり、触知によるキートップの認知がしにくく、特に目の不自由な方は認知できないことがある。そこで、キートップを前方へ突出させてシートのエンボス加工部を周囲より高くすると、認知性は向上するが、押圧した際にエンボス加工部の外縁が逆に曲がり、へこんだまま戻らなくなったり、変位量が多いため繰り返し操作するとエンボス加工部の外縁が破損しやすいという課題があった。
本発明は、前記課題を解決するためになされたものであり、プレス等により引き延ばされ薄くなっているシートに設けられたエンボス加工部の外縁において、操作ボタンを操作しスイッチを押し込む際に、変形によるシートの破損を防止することを目的としている。
前記目的を達成するために請求項1記載の発明によれば、使用者によって押圧されることでスイッチを押込可能なキートップと、前記キートップを定常位置と押込位置との間にて移動可能に支持するアームと、前記アームを支持する支持面と、前記支持面に貼付されたシートと、を有し前記キートップは前記支持面より前方に突出しており、前記シートは前記キートップの前方へ突出した前面を覆うように、エンボス加工が施されたエンボス加工部が形成されており、前記支持面には、前記エンボス加工部の内周面に沿うように前記キートップの前記前面と略水平位置に前面を有する支持部が形成されており、前記支持部は少なくとも前記エンボス加工部の外縁近傍を支持しており、前記アームと前記キートップと前記支持面とが一体で構成されていることを特徴とするスイッチパネルであるため、プレス等により引き延ばされ薄くなっているシートが有するエンボス加工が施されたエンボス加工部の外縁近傍が支持面に設けられた支持部により後方から支えられており、使用者が押圧した際にエンボス加工部の外縁が変形しないようになっている。
エンボス加工部の外縁の変形を規制したことで、押圧時に押圧方向に曲がったまま定常位置に戻らないことや、押圧を繰り返すことで、薄くなっているエンボス加工部の外縁の破損を防止することができる。すなわち、耐久性を確保することに繋がる。また、操作ボタンであるキートップを触知で探す際にキートップと周囲の境界が分かり、キートップを認知しやすい。
さらに、アームと支持面とキートップと、が一体で構成されていることを特徴としているため、部品点数を減らすことができる。そのため、コスト削減とともに施工が容易になる。
また、請求項2記載の発明によれば、前記アームの材料が熱可塑性樹脂であることを特徴としているため、複雑な形状の成型が容易に行える。
また、請求項3記載の発明によれば、前記エンボス加工部の前面の一部には、凸形状、凹形状、または凹凸形状であることを特徴としているため、使用者に適切なボタンの押込位置を認知させることができる。さらに前面上に凸部を設けることで点字を配置し、メッセージを触知によってアナウンスすることができる。
また、請求項4記載の発明によれば、前記アームは前記キートップの外縁から周方向に旋回し、前記支持面と接続されていることを特徴としているため、キートップから支持面までの間隔が短い場合においても、アームの長さが確保でき、キートップの押込み深さを確保することができる。
本発明によれば、キートップを押し込んでもシートが有するエンボス加工部の外縁が破損することを防止することができる。
本発明の実施形態におけるスイッチパネルをトイレブース内の壁面に設置した状態を示す図である。 本発明の実施形態におけるスイッチパネル及びキートップ周辺の部品構成を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態におけるシートを除くスイッチパネルを示す正面図である。 本発明の実施形態におけるスイッチパネル及びキートップ周辺を示す斜視図である 図4のスイッチパネル及びキートップ周辺をA−A線で切断した断面拡大図である。
以下、本発明に係るスイッチパネルの好適な実施の形態について、図面を参照しながら
説明する。
まず、図1乃至図4により、本発明の実施形態に係わるスイッチパネルについて説明する。
図1は本発明の実施形態におけるスイッチパネルをトイレブース内の壁面に設置した状態を示す図である。図2は本発明の実施形態におけるスイッチパネル及びキートップ周辺の部品構成を示す分解斜視図である。図3は図2に示すシートを除くスイッチパネルの正面図である。図4はスイッチパネル及びキートップ周辺の斜視図である。
図1に示すように、スイッチパネル1は、便器洗浄装置11の設置されたトイレブース12内の壁面13に固定されている。
ここで、本願明細書では、スイッチパネル1において、使用者がスイッチパネル1を使用する側を「前方」とし、壁面の側を「後方」とする。また、使用者からみて上方を「上方」とし、下方を「下方」とする。
図2に示すように、スイッチパネル1は、長方形形状で中心部近傍に円形の貫通孔20aを有する支持面20と、この円形の貫通孔20aの内部に備えられたキートップ21と、このキートップ21を支持面20と橋架し定常位置と押込位置との間にて移動可能に支持するアーム22と、支持面20の形状に沿うように支持面20に貼付されたシート3と、支持面20の上端から水平方向後方へ張り出した上面部23と、支持面20の下端から水平方向後方へ張り出した下面部24と、から構成されている。
なお、貫通孔20aの外形状はキートップ21の外形状に合わせて変更しても良い。
このスイッチパネル1は、スイッチパネル1の後方側に配置されたスイッチ40を有する基板4と、基板4の装着箇所が形成され、スイッチパネル1と嵌合わせることができる予め壁面13に固定された壁面固定部材(図示せず)とを嵌合させることで、一体化された箱形状(直方体形状)に形成される。
キートップ21はスイッチパネル1の前方側から見て円形で、支持面20の前面より
も前方側に向かって水平に突出するように形成されており、キートップ21の前面はキ
ートップ21の中心部に向かって突出するように僅かに丸みを帯びている。
なお、キートップ21の形状は円形に限らない。
図3に示すように、アーム22はキートップ21の外縁である支持面20と対向するキートップ21の外周面から円周方向に均等に3本、半時計方向に旋回し、支持面20に繋がるように形成されている。
なお、旋回方向は時計方向でもよいし、アーム22の本数は2本以上であってもよい。
そのため、キートップ21から支持面20までの間隔が短い場合においても、アーム22の長さが確保でき、キートップ21の押込み深さ(ストローク量)を確保することができる。また、このアーム22の長さを変更することで、使用者に合わせた適切なストローク量を設定することができる。
このアーム22は熱可塑性樹脂の1つであるABSで構成されており、アーム22の復元力(弾性)を利用して操作ボタンの押圧動作が可能となる。また、複雑な形状の成型が容易に行うことができる。ただし、アーム22は弾性素材であれば別の材料で構成しても良い。
また、キートップ21とアーム22と支持面20は同一材料で一体成型されている。一体成型することにより、部品点数を減らすことができるため、コスト削減とともに施工が容易になる。
シート3は傷防止や防水性の確保など保護の役割を果たしている。また、露出しているシート3の前面に、帯電防止処理、ハードコートあるいは光反射防止処理を施しても良い。
また、シート3は支持面20の形状に沿って支持面20に貼り合わされている。シート3と支持面20との貼り合わせは、接着剤、熱融着あるいは両面テープ等を用いる。
さらに、シート3は、キートップ21が前方方向へ突出している位置において、キートップ21の前方へ突出している前面を覆うように、エンボス加工によって前方側の面が弾性変形可能な凸形状に形成されたエンボス加工部30を有する。
この、エンボス加工部30はエンボス加工部30の外周端が支持面20に当接するように形成されている。
エンボス加工部30は前面の中心位置に前方に突出した突起部300が設けられている。
また、エンボス加工部30の前面形状の一部には凸形状、凹形状、凹凸形状を有していても良い。さらに、前面上に凸部を設けることで点字を配置してもよい。
このように、前面の形状の一部を変更することで停電時や電灯が弱いときなど暗闇での作業や視力によらず、適切な操作ボタンの押圧位置を触知で、認識させることができる。
スイッチ40は、使用者の手指等により、シート3を介して押圧可能なキートップ21が押圧された際に、この押圧方向と同一方向に移動し、使用者の押圧操作を検出して信号を発生させる。
使用者によりキートップ21の押圧を解除すると、アーム22の復元力によってキートップ21は元の位置に戻り、スイッチ40が切れるため、信号は発信されない。
基板4は基板4上にスイッチ40及び電池等各部品を接続した状態で、スイッチパネル1の後面側に設置された壁面固定部材内に形成された設置箇所に挿入されて取付けられている。
図5は、図4に示すスイッチパネル及びスイッチパネル周辺をA−A線(一点鎖線)にて切断した際の断面拡大図である。なお、図5では、見やすさを考慮して、シート3の領域を白抜きで示し、斜線で示す支持面20、キートップ21、スイッチ40および基板4と、を区別しやすくしている。
アーム22において、アーム22の前面は支持面20の前面より後方に位置し、アーム22の後面は支持面20の後面と水平方向の高さが一致している。そのため、アーム22とシート3は張合わされることはない。
キートップ21において、基板4上のスイッチ40と対応する部位には、後方側に突出する押圧伝達部21aを有する。押圧伝達部21aは、使用者のボタン操作による押圧動作を後方に伝達させ、スイッチパネル1の後方側に配置されるスイッチ40を押すための部位である。
支持面20には、キートップ21の前面と略水平位置に前面を有する、支持面20と一体に形成された支持部20bを有している。なお、前面の高さを比較する際はキートップ前面角部21bを用いる。
また、支持部20bは、アーム22と当接している支持面20上における面と、同一面に支持部20bの内周面を有している。
支持部20bはエンボス加工部30の外縁近傍を、エンボス加工部30の後方から全周にわたり支えることで支持している。すなわち、支持部20bはエンボス加工部30の内周面に沿った形状を有している。
ここで、エンボス加工部30の外縁とはエンボス加工により薄く引き延ばされた箇所、すなわちエンボス加工部30の外周端から前方方向へ立ち上がる直線状の勾配の頂点である支持部20bの外周側の角部と当接する箇所のことを指し、エンボス加工部30の外縁近傍とは支持部20bの外周側の角部を含めた支持部20bの前面と当接する箇所を指す。
そのため、シート3におけるエンボス加工により、薄くなっているエンボス加工部30の外縁が使用者のボタン操作による押圧動作により沈み込むことを抑制することができ、エンボス加工部30の破損や押圧位置から定常位置に戻らない状況を回避することができる。また、支持面20との段差が発生するため、キートップ21位置が触知で認識しやすく、ボタン操作が容易となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一つを
示したものであり、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨では
ない。本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
また、本発明において、スイッチパネルとは、操作ボタンを有する電子機器における操作盤のことである。このような電子機器における操作盤であれば、操作ボタンを有する限り、設置状態、設置場所、設置目的等を問わない。
1…スイッチパネル
11…便器洗浄装置
12…トイレブース
13…壁面
20…支持面
20a…貫通孔
20b…支持部
21…キートップ
21a…押圧伝達部
21b…キートップ前面角部
22…アーム
23…上面部
24…下面部
3…シート
30…エンボス加工部
300…突起部
4…基板
40…スイッチ

Claims (4)

  1. 使用者によって前方から押圧されることでスイッチを押込可能なキートップと、
    前記キートップを定常位置と押込位置との間にて移動可能に支持するアームと、
    前記アームを支持する支持面と、
    前記支持面に貼付されたシートと、を有し
    前記キートップは前記支持面より前方に突出しており、
    前記シートは前記支持面から凸状に前方に突出させて前記キートップの前記前方へ突出した前面、及び前記アームの前面を覆うようにエンボス加工部が形成されており、
    前記アームと前記キートップと前記支持面とが一体で構成されているとともに、前記支持面には更に前記支持面から一体的に前方に突出した支持部が形成され、
    前記支持部は、前記アームの支持面側の基端部近傍で、かつ前記アーム及びキートップの全周囲を囲うように形成されているとともに、前記支持部の前方端に、前記エンボス加工部の凸状外縁部が一致するように構成したことを特徴とするスイッチパネル。

  2. 前記アームの材料が熱可塑性樹脂であることを特徴とする請求項1記載のスイッチパネル。
  3. 前記エンボス加工部の前面の一部には、凸形状、凹形状、または凹凸形状を有することを特徴とする請求項1又は請求項2記載のスイッチパネル。
  4. 前記アームは前記キートップの外縁から周方向に旋回し、前記支持面と接続されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載のスイッチパネル。
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