JP2020204900A - 操作端末、移動システム、及び表示方法 - Google Patents

操作端末、移動システム、及び表示方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2020204900A
JP2020204900A JP2019112182A JP2019112182A JP2020204900A JP 2020204900 A JP2020204900 A JP 2020204900A JP 2019112182 A JP2019112182 A JP 2019112182A JP 2019112182 A JP2019112182 A JP 2019112182A JP 2020204900 A JP2020204900 A JP 2020204900A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
display mode
button
control unit
traveling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019112182A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7267850B2 (ja
Inventor
尭之 片平
Takayuki Katahira
尭之 片平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2019112182A priority Critical patent/JP7267850B2/ja
Publication of JP2020204900A publication Critical patent/JP2020204900A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7267850B2 publication Critical patent/JP7267850B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Abstract

【課題】移動対象物を安定して移動させることが可能な操作端末、移動システム、及び表示方法を提供する。【解決手段】操作端末は、作業者の操作を受け付けて移動対象物を移動させる操作端末であって、前記操作端末の操作画面に表示される前記移動対象物の移動方向を示す操作対象画像に対する前記作業者の操作を受け付け、受け付けた前記操作に対応する移動指示を前記移動対象物に出力する操作受付部と、前記移動指示に応じて移動する前記移動対象物の周辺状況に基づいて、前記操作画面における前記操作対象画像に対応する表示情報の表示態様を変更させる表示制御部と、を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、搬送車などの移動対象物を移動させるための操作端末、移動システム、及び前記操作端末の表示方法に関する。
従来、倉庫、製造ラインなどにおいて、商品、部品などの荷物(物品)を搬送する搬送車(移動対象物)が利用されている。例えば、作業者は、荷物が保管されている保管棚から所望の荷物を取り出して搬送車に積載する。搬送車は、予め設定された走行ルートに沿って走行し、目的の場所(搬出口など)まで荷物を搬送する。
特許文献1には、作業者が所持する操作端末により、前記搬送車を手動で走行させることが可能な走行システムが開示されている。前記走行システムによれば、作業者による遠隔操作が可能となる。
特開2016−44012号公報
しかし、従来の技術では、作業者が操作端末を用いて前記搬送車を遠隔操作する場合において、作業者が前記搬送車の周辺の状況を視認し難い場合には、誤操作により前記搬送車が障害物に接触する恐れがある。また前記搬送車に荷物が積載されるなどして負荷がかかった場合、走行性能が低下して操作性が低下する恐れがある。このように、従来の技術では、搬送車の周辺状況が変化した場合に搬送車を安定して移動させることが困難になる場合がある。
本発明の目的は、移動対象物を安定して移動させることが可能な操作端末、移動システム、及び表示方法を提供することにある。
本発明の一の態様に係る操作端末は、作業者の操作を受け付けて移動対象物を移動させる操作端末であって、前記操作端末の操作画面に表示される前記移動対象物の移動方向を示す操作対象画像に対する前記作業者の操作を受け付け、受け付けた前記操作に対応する移動指示を前記移動対象物に出力する操作受付部と、前記移動指示に応じて移動する前記移動対象物の周辺状況に基づいて、前記操作画面における前記操作対象画像に対応する表示情報の表示態様を変更させる表示制御部と、を備える。
本発明の他の態様に係る移動システムは、操作端末に対する作業者の操作に基づいて移動対象物を移動させる移動システムであって、前記操作端末の操作画面に表示される前記移動対象物の移動方向を示す操作対象画像に対する前記作業者の操作に対応する移動指示を取得する操作情報取得部と、前記移動対象物を前記操作情報取得部により取得される前記移動指示に応じた前記移動方向に移動させる移動制御部と、前記移動対象物の周辺状況に基づいて前記操作対象画像に対応する表示情報の表示態様を変更させる表示態様変更部と、を備える。
本発明の他の態様に係る表示方法は、作業者の操作を受け付けて移動対象物を移動させる操作端末の表示方法であって、前記操作端末の操作画面に表示される前記移動対象物の移動方向を示す操作対象画像に対する前記作業者の操作を受け付け、受け付けた前記操作に対応する移動指示を前記移動対象物に出力するステップと、前記移動指示に応じて移動する前記移動対象物の周辺状況に基づいて、前記操作画面における前記操作対象画像に対応する表示情報の表示態様を変更させるステップと、を一又は複数のプロセッサーにより実行する表示方法である。
本発明によれば、移動対象物を安定して移動させることが可能な操作端末、移動システム、及び表示方法を提供することが可能である。
図1は、本発明の実施形態に係る走行システムの構成を示すブロック図である。 図2Aは、本発明の実施形態に係る搬送車の構成を示す側面図である。 図2Bは、本発明の実施形態に係る搬送車の構成を示す側面図である。 図3は、本発明の実施形態に係る操作端末の表示部に表示される操作画面の一例を示す図である。 図4は、本発明の実施形態に係る操作端末の表示部に表示される走行操作ボタンの一例を示す図である。 図5は、本発明の実施形態に係る操作端末の表示部に表示される走行操作ボタンの一例を示す図である。 図6は、本発明の実施形態に係る操作端末の表示部に表示される走行操作ボタンの一例を示す図である。 図7は、本発明の実施形態に係る操作端末の表示部に表示される走行操作ボタンの一例を示す図である。 図8は、本発明の実施形態に係る操作端末の表示部に表示される走行操作ボタンの一例を示す図である。 図9は、本発明の実施形態に係る操作端末の表示部に表示される走行操作ボタンの一例を示す図である。 図10は、本発明の実施形態に係る操作端末の表示部に表示される走行操作ボタンの一例を示す図である。 図11は、本発明の実施形態に係る操作端末の表示部に表示される走行操作ボタンの一例を示す図である。 図12は、本発明の実施形態に係る操作端末の表示部に表示される走行操作ボタンの一例を示す図である。 図13は、本発明の実施形態に係る操作端末の表示部に表示される走行操作ボタンの一例を示す図である。 図14は、本発明の実施形態に係る操作端末の表示部に表示される走行操作ボタンの一例を示す図である。 図15は、本発明の実施形態に係る操作端末の表示部に表示される走行操作ボタンの一例を示す図である。 図16は、本発明の実施形態に係る操作端末の表示部に表示される走行操作ボタンの一例を示す図である。 図17は、本発明の実施形態に係る操作端末の表示部に表示される走行操作ボタンの一例を示す図である。 図18は、本発明の実施形態に係る操作端末の表示部に表示される走行操作ボタンの一例を示す図である。 図19は、本発明の実施形態に係る操作端末の表示部に表示される走行表示画面の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格を有さない。
図1は、本発明の実施形態に係る走行システムの全体構成を示すブロック図である。図1で示されるように、走行システム100は、搬送装置1及び操作端末2を備える。搬送装置1及び操作端末2は、インターネット、LAN、WAN、又は公衆電話回線などの通信網N1を介して通信可能である。搬送装置1は、管理装置10及び搬送車16を備える。管理装置10は、搬送車16に搭載されて搬送車16と一体に構成されてもよいし、搬送車16と別体に配置されて通信網N1を介して搬送車16と通信可能に構成されてもよい。走行システム100は、操作端末2に対する作業者の操作に基づいて搬送車16を走行させる遠隔操作可能なシステムである。走行システム100は、1台の搬送車16を備えてもよいし、複数台の搬送車16を備えてもよい。走行システム100は、本発明の移動システムの一例である。
搬送車16は、例えば、無人走行可能な走行車(Automatic Guided Vehicle)である。搬送車16は、本発明の移動対象物の一例である。管理装置10は、取り扱う荷物の場所、数量、重量等を管理したり、搬送車16と通信して運行管理を行ったり、操作端末2と通信して表示画面の表示内容を制御したりする。
操作端末2は、搬送車16を操作する端末装置(例えばリモートコントローラー)であって、作業者から各種操作を受け付ける。例えば、操作端末2は、自動走行を開始させる操作、走行速度及び走行方向を指定して搬送車16を手動で走行させる操作(以下、手動走行操作という。)、バッテリの充電を指示する操作、台車17(図2B参照)との連結を指示する操作、走行ルートを設定(予約、編集など)する操作などを受け付ける。また操作端末2は、前記操作を受け付ける操作画面、搬送車16の走行状況を示す走行表示画面、走行ルートなどを設定する設定画面などの各種画面を表示する。
[管理装置]
管理装置10は、搬送車16の走行を制御する。搬送車16は、管理装置10による指示に応じて走行動作を行う。例えば走行モードが自動走行モードに設定されている場合に、搬送車16は、予め設定された走行ルートに従って走行する。また走行モードが手動走行モードに設定されている場合に、搬送車16は、作業者の走行操作に従って走行する。
搬送車16は周知の技術を適用することができる。具体的には、搬送車16は、前進、旋回等の動作を担う駆動機構、磁気テープを検出するラインセンサー、障害物など搬送車16の周辺状況を検出する距離センサー14、収容された荷物の重量を検出する重量センサー15、搬送車16の各部へ電力を供給する充電池などを備える。また、搬送車16は、前記荷物の体積を検出する体積センサー、荷物に貼付された一次元コード又は二次元コードなどを読み取る読取機などを備えてもよい。
搬送車16は、例えばラインセンサーの検出結果を管理装置10に送信する。これにより、管理装置10は、搬送車16の走行位置を把握する。また搬送車16は、距離センサー14の測定結果を管理装置10に送信する。これにより、管理装置10は、搬送車16の周囲の障害物の有無及び障害物まで距離を把握する。また搬送車16は、重量センサー15、体積センサー、読取機などの検出結果を管理装置10に送信する。これにより、管理装置10は、搬送車16の荷物の収容状態を把握する。
図1に示すように、管理装置10は、制御部11、記憶部12、通信I/F13などを備えるコンピュータである。なお、管理装置10は、1台のコンピュータに限らず、複数台のコンピュータが協働して動作するコンピュータシステムであってもよい。また、管理装置10で実行される各種の処理は、一又は複数のプロセッサーによって分散して実行されてもよい。管理装置10は、例えば搬送車16に搭載される。
通信I/F13は、管理装置10を有線又は無線で通信網N1に接続し、通信網N1を介して操作端末2などの外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インターフェースである。
距離センサー14は、探査光を搬送車16の進行方向の所定角度に渡って照射し、その反射光を検出することにより障害物(対象物)の有無及び障害物までの距離を測定する。距離センサー14は、所定の周期で前記距離を測定する。なお、本実施形態では、本発明の探査光の一例としてレーザー光を挙げる。距離センサー14は、少なくとも搬送車16の進行方向の前側に1箇所設置される。なお、距離センサー14の数は限定されず、少なくとも1つ設置されていればよい。本実施形態では、進行方向前側に設置された距離センサー14が略180度の範囲にレーザー光を照射して照射範囲S1に存在する障害物(棚、荷物、壁、柱、作業者など)などの対象物までの距離を測定する。距離センサー14は、所定の周期で前記距離を測定し、測定結果を制御部11に出力する。距離センサー14は、本発明の測定部の一例である。距離センサー14は、超音波を利用して障害物(対象物)の有無及び障害物までの距離を測定してもよい。なお、本発明の測定部は、距離センサー14に限定されず、搬送車16の位置情報、走行ルート、地図情報などにより前記距離を測定する構成であってもよい。
重量センサー15は、搬送車16に積載される荷物P1(物品)の重量を測定する。例えば、図2Aに示すように、搬送車16に荷物P1が積載される場合に、重量センサー15は、荷物P1の重量を測定する。また図2Bに示すように、搬送車16に連結された台車17(カゴ車)に荷物P1が積載される場合に、重量センサー15は、荷物P1の重量を測定する。重量センサー15は、所定の周期で前記重量を測定し、測定結果を制御部11に出力する。
記憶部12は、各種の情報を記憶する半導体メモリ、HDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)などを含む不揮発性の記憶部である。例えば記憶部12には、制御部11に搬送車16の走行処理を実行させるための走行プログラムなどの制御プログラムが記憶されている。
また記憶部12には、ピッキング情報が記憶される。前記ピッキング情報は、搬送すべき各荷物が、どの保管棚のどの位置に置かれており、それらの荷物のうちどの荷物を何個、何処へ搬送すべきかを表す情報である。また記憶部12には、荷物情報が記憶される。前記荷物情報は、保管棚に保管されている各荷物の数量、各荷物の重量、体積等を表す情報である。
また記憶部12には、搬送車16の走行に必要な情報が記憶される。例えば記憶部12には、搬送車16が走行する走行ルートを表すルート情報が記憶される。前記走行ルートは、例えば、搬送車16が走行する床面に磁気テープが貼られたルート、又は、作業者により設定(予約)されたルートに対応する。
前記制御プログラムは、USB、CD又はDVD(いずれも登録商標)などのコンピュータ読取可能な記録媒体に非一時的に記録されており、管理装置10が備えるUSBドライブ、CDドライブ又はDVDドライブなどの読取装置(不図示)で読み取られて記憶部12に記憶される。また、前記制御プログラムは、外部機器から通信網N1を介してダウンロードされて記憶部12に記憶されてもよい。
制御部11は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の演算処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶される不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、制御部11は、前記ROM又は記憶部12に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することにより管理装置10を制御する。
具体的に、制御部11は、図1に示すように、操作情報取得部111、走行モード設定部112、走行制御部113、測定値判定部114、表示態様変更部115、通知処理部116などの各種の処理部を含む。なお、制御部11は、前記CPUで前記走行プログラムに従った各種の処理を実行することによって前記各種の処理部として機能する。また、制御部11に含まれる一部又は全部の処理部が電子回路で構成されていてもよい。なお、前記走行プログラムは、複数のプロセッサーを前記各種の処理部として機能させるためのプログラムであってもよい。
操作情報取得部111は、作業者が操作端末2に対して行った操作に対応する操作情報(走行指示)を、操作端末2から取得する。例えば、操作情報取得部111は、操作端末2の操作画面D1(図3参照)に表示される搬送車16の走行方向を示す走行操作ボタンD11に対する作業者の操作に対応する走行指示を操作端末2から取得する。操作情報取得部111は、本発明の操作情報取得部の一例である。前記走行方向は、本発明の移動方向の一例である。前記走行指示は、本発明の移動指示の一例である。
走行モード設定部112は、操作情報取得部111により取得された前記走行指示に基づいて、搬送車16の走行モードを切り替える。例えば、作業者が操作端末2において自動走行を開始させる操作を行った場合に、走行モード設定部112は、搬送車16の走行モードを自動走行モードに設定する。また作業者が操作端末2において自動走行を終了させる操作又は手動走行を開始させる操作を行った場合に、走行モード設定部112は、搬送車16の走行モードを手動走行モード(遠隔操作モード)に設定する。
走行制御部113は、走行モード設定部112により設定された走行モードに基づいて、搬送車16の走行動作を制御する。例えば、前記走行モードが前記自動走行モードに設定された場合に、走行制御部113は、記憶部12に記憶されたルート情報に対応する走行ルートに従って搬送車16を走行させる。具体的には、走行制御部113は、前記走行ルートに応じた走行指示を搬送車16の駆動部(不図示)に出力する。
また前記走行モードが前記手動走行モードに設定された場合に、走行制御部113は、操作端末2に対する作業者の操作に基づいて搬送車16を走行させる。具体的には、走行制御部113は、操作端末2に対する作業者の操作に応じた走行指示を搬送車16の駆動部に出力する。例えば、走行制御部113は、搬送車16を操作情報取得部111により取得される前記走行指示に応じた走行方向に走行させる。走行制御部113は、本発明の移動制御部の一例である。
測定値判定部114は、距離センサー14及び重量センサー15から測定値を取得して、当該測定値が所定の条件を満たすか否かを判定する。具体的には、測定値判定部114は、距離センサー14から、搬送車16から障害物までの距離を取得し、当該距離が所定距離以下であるか否かを判定する。前記所定距離は、例えば搬送車16が前記障害物の手前で旋回(方向転換)可能な最小距離に設定される。
また、測定値判定部114は、重量センサー15から、搬送車16に積載される荷物P1の重量を取得し、当該重量が所定重量以上であるか否かを判定する。前記所定重量は、例えば搬送車16の走行性能の低下(例えば、制動距離が長くなる、旋回距離が大きくなるなど)が生じる最小重量に設定される。
表示態様変更部115は、搬送車16の周辺状況に基づいて操作画面D1の走行操作ボタンD11に対応する表示情報の表示態様を変更させる。前記周辺状況には、搬送車16から搬送車16の周囲に存在する障害物(棚、荷物、壁、柱、作業者など)までの距離の状況、搬送車16に積載される荷物P1の重量の状況、搬送車16に接続される台車17の接続状況などが含まれる。具体的には、表示態様変更部115は、測定値判定部114により前記測定値が所定の条件を満たすと判定された場合に、操作端末2に、操作画面D1の表示態様を変更させる変更指示を送信する。
例えば、表示態様変更部115は、搬送車16から搬送車16の周囲の障害物までの距離に基づいて操作画面D1の表示態様を変更させる。例えば、測定値判定部114により搬送車16から障害物までの距離が所定距離以下であると判定された場合に、表示態様変更部115は、操作画面D1の走行操作ボタンD11の表示態様を変更させる変更指示を送信する。また、測定値判定部114により搬送車16に積載される荷物の重量が所定重量以上であると判定された場合に、表示態様変更部115は、操作画面D1の走行操作ボタンD11の表示態様を変更させる変更指示を送信する。例えば、表示態様変更部115は、障害物が存在する方向の走行操作ボタンD11(本発明の第1操作対象画像の一例)の色、大きさ、形状、及び描画の線種の少なくともいずれかの表示態様を、他の方向の走行操作ボタン(本発明の第2操作対象画像の一例)の表示態様とは異ならせる。また例えば、表示態様変更部115は、障害物が存在する方向の走行操作ボタンD11に含まれる走行方向を表す方向画像DP1(本発明の方向オブジェクトの一例)の色、大きさ、形状、描画の線種の少なくともいずれかの表示態様を、他の方向の走行操作ボタンに含まれる走行方向を表す方向画像の前記表示態様とは異ならせる。表示態様変更部115は、本発明の表示態様変更部の一例である。走行操作ボタンD11の前記表示態様の具体例は後述する。
通知処理部116は、搬送車16の走行状況などの現在の状況を表す情報を操作端末2に通知する。例えば、通知処理部116は、搬送車16の現在の走行プラン、走行位置(現在走行位置)を表す情報を操作端末2に通知する。
[操作端末]
図1に示されるように、操作端末2は、制御部21、記憶部22、操作表示部23、及び通信I/F24などを備える。操作端末2は、作業者が所持する携帯端末であり、例えばタブレット端末のような情報処理装置である。操作端末2は、搬送車16を遠隔操作するリモートコントローラーとしての機能を備える。
通信I/F24は、操作端末2を有線又は無線で通信網N1に接続し、通信網N1を介して搬送装置1等の外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インターフェースである。
操作表示部23は、各種の情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイのような表示部と、操作を受け付けるタッチパネルなどの操作部とを備えるユーザーインターフェースである。
記憶部22は、各種の情報を記憶するフラッシュメモリーなどの不揮発性の記憶部である。例えば、記憶部22には、制御部21に操作端末2の表示処理を実行させるための表示プログラムなどの制御プログラムが記憶されている。例えば、前記制御プログラムは、USB、CD又はDVDなどのコンピュータ読取可能な記録媒体に非一時的に記録されており、操作端末2に電気的に接続されるUSBドライブ、CDドライブ又はDVDドライブなどの読取装置(不図示)で読み取られて記憶部22に記憶される。また、前記制御プログラムは、外部機器から通信網N1を介してダウンロードされて記憶部22に記憶されてもよい。
制御部21は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶された不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、制御部21は、前記ROM又は記憶部22に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することにより操作端末2を制御する。
具体的に、制御部21は、操作受付部211、表示制御部212、報知処理部213などの各種の処理部を含む。なお、制御部21は、前記CPUで前記制御プログラムに従った各種の処理を実行することによって前記各種の処理部として機能する。また、制御部21に含まれる一部又は全部の処理部が電子回路で構成されていてもよい。なお、前記制御プログラムは、複数のプロセッサーを前記各種の処理部として機能させるためのプログラムであってもよい。
操作受付部211は、作業者が操作表示部23において行った操作に対応する操作情報を取得する。例えば、操作受付部211は、自動走行を開始させる操作、自動走行を終了させる操作又は手動走行を開始させる操作、搬送車16を手動走行させる操作、バッテリの充電を指示する操作、台車との連結を指示する操作などの操作情報を取得する。操作受付部211は、前記操作情報を取得すると、当該操作情報を管理装置10に送信する。例えば、操作受付部211は、操作表示部23の操作画面に表示される搬送車16の走行方向を示す走行操作ボタンD11に対する作業者の操作を受け付け、受け付けた前記操作に対応する走行指示を搬送装置1(管理装置10又は搬送車16)に出力する。操作受付部211は、本発明の操作受付部の一例である。
例えば搬送車16が前記手動走行モードに設定されている場合に、作業者が操作表示部23に表示される操作画面D1(図3参照)に含まれる走行操作ボタンD11を操作(押下)した場合、操作受付部211は、操作情報を取得して走行指示を管理装置10に送信する。管理装置10の走行制御部113は、前記走行指示に基づいて搬送車16を走行させる。
表示制御部212は、操作表示部23に前記操作画面、前記走行表示画面、前記設定画面などの各種画面を表示させる。また表示制御部212は、管理装置10から取得する走行状況などの現在の状況を表す情報に基づいて、前記走行表示画面を更新する。さらに、表示制御部212は、前記各種画面において、表示される文字、記号、画像などの色、大きさ、配置などの表示態様を制御する。例えば、表示制御部212は、管理装置10から操作画面D1の表示態様を変更させる変更指示を受信すると、当該変更指示に応じて当該表示態様を変更させる。表示制御部212は、本発明の表示制御部の一例である。
図3は、操作画面D1の一例を示す図である。図3に示す操作画面D1には、搬送車16を手動で走行させるための操作(遠隔操作)を受け付ける走行操作ボタンD11(前進ボタンD111、後退ボタンD112、左旋回ボタンD113、右旋回ボタンD114)と、バッテリの充電を指示する操作を受け付けるバッテリ操作ボタンD12と、台車との連結を指示する操作を受け付ける連結ボタンD13と、自動走行モード及び手動走行モードを相互に切り替える操作を受け付ける走行モードボタンD14と、搬送車16の初期位置の設定を指示する操作を受け付ける位置設定ボタンD15とが含まれる。また操作画面D1には、バッテリ残量を表すインジケータD121が含まれる。操作画面D1に含まれる、バッテリ操作ボタンD12、連結ボタンD13、及び走行モードボタンD14のそれぞれは、作業者の操作により表示及び非表示を切り替えることが可能となっている。
走行操作ボタンD11に含まれる前進ボタンD111、後退ボタンD112、左旋回ボタンD113、及び右旋回ボタンD114のそれぞれは、搬送車16の走行方向を示している。なお、走行操作ボタンD11に含まれる前進ボタンD111、後退ボタンD112、左旋回ボタンD113、及び右旋回ボタンD114のそれぞれは、中心に向かって細くなる形状を有している。図3に示す例では、各ボタンD111〜D114は、中心側が中心に向かって細くなる台形形状を有している。これにより、各ボタンD111〜D114において、中心に向く方向の長さを長くすることができるため、作業者が各ボタンを押し易くなる。各ボタンD111〜D114の形状は、図3に示す形状に限定されず、矩形状、多角形状、円状、楕円状であってもよい。走行操作ボタンD11と、走行操作ボタンD11に含まれる前進ボタンD111、後退ボタンD112、左旋回ボタンD113、及び右旋回ボタンD114のそれぞれは、本発明の操作対象画像の一例である。
例えば作業者が走行モードボタンD14の「スタート」ボタンをタッチ(押下)した場合、管理装置10は、搬送車16の走行モードを自動走行モードに設定し、予め設定された走行ルートに従って搬送車16を走行させる。また作業者が走行モードボタンD14の「ストップ」ボタンをタッチした場合、管理装置10は、搬送車16の走行モードを手動走行モードに設定し、作業者による走行操作ボタンD11の操作に応じて搬送車16を走行させる。
また作業者がバッテリ操作ボタンD12の「スタート」ボタンをタッチした場合、管理装置10は、搬送車16を充電場所まで移動させて充電処理を実行させる。
また作業者が連結ボタンD13の「連結」ボタンをタッチした場合、管理装置10は、搬送車16を台車に連結させる。例えば、管理装置10は、搬送車16を台車の下に潜り込ませて台車を牽引できるように連結させる(図2B参照)。これにより、搬送車16は、台車を牽引しながら走行することが可能となる。
また作業者が位置設定ボタンD15をタッチした場合、管理装置10は、搬送車16を所定の位置(初期位置)に移動させて当該位置を初期位置として設定する。初期位置の設定が完了すると、表示制御部212は、例えば、図3に示す操作画面D1を図19に示す走行表示画面に切り替える。
図19に示す走行表示画面D2には、走行プランの状況を示すプラン表示欄D21と、現在の搬送車16の走行位置を示す位置表示欄D22と、走行プランを予約する操作を受け付けるプラン予約ボタンD23と、走行プランを変更する操作を受け付けるプラン変更ボタンD24と、台車との連結を指示する操作を受け付ける連結ボタンD25と、走行プランによる走行を開始させる操作を受け付けるスタートボタンD26と、走行プランによる走行を一時停止させる操作を受け付ける停止ボタンD27とが含まれる。
報知処理部213は、管理装置10の通知処理部116から受信する情報に基づいて、作業者に所定のメッセージを報知する。例えば、報知処理部213は、通知処理部116からバッテリ残量が閾値以下になったことを示す情報を受信すると、充電を促すメッセージを、操作表示部23に表示させたり、音声により出力したりする。また、報知処理部213は、搬送車16に異常が生じた場合に、作業者にエラーメッセージを報知する。
次に、手動走行モードにおける搬送車16の走行制御の詳細については説明する。
手動走行モードでは、作業者は、図3に示す操作画面D1において、走行操作ボタンD11を操作して搬送車16を目的の場所に移動させる。管理装置10の走行制御部113は、走行操作ボタンD11(前進ボタンD111、後退ボタンD112、左旋回ボタンD113、右旋回ボタンD114)のうち作業者がタッチした操作ボタンに基づいて、搬送車16の走行方向を設定する。例えば、作業者が前進ボタンD111をタッチした場合、走行制御部113は、搬送車16の走行方向を前進方向に設定する。他の走行操作ボタンD11(後退ボタンD112、左旋回ボタンD113、右旋回ボタンD114)についても同様である。搬送車16が前進方向に走行中に作業者が左旋回ボタンD113をタッチした場合、走行制御部113は、搬送車16の走行方向について、前進方向を解除して左旋回方向に設定する。
操作端末2の表示制御部212は、作業者がタッチした走行操作ボタンD11(例えば、前進ボタンD111)の表示色を、作業者がタッチしていない走行操作ボタンD11(例えば、後退ボタンD112、左旋回ボタンD113、右旋回ボタンD114)の表示色とは異なる色に変化させてもよい。例えば図4に示すように、作業者が前進ボタンD111をタッチした場合、表示制御部212は、前進ボタンD111を青色で表示させ、後退ボタンD112、左旋回ボタンD113、及び右旋回ボタンD114を無色で表示させる。
ここで、管理装置10の制御部11は、操作端末2に対する作業者の操作に応じて前記走行プログラムの実行を開始することによって、前記走行処理の実行を開始する。なお、本発明は、前記走行処理に含まれる一又は複数のステップを実行する走行方法の発明として捉えることができる。
例えば、前記走行方法は、操作端末2の操作画面D1に表示される搬送車16の走行方向を示す走行操作ボタンD11に対する作業者の操作に対応する走行指示を取得する操作情報取得ステップと、搬送車16を前記操作情報取得ステップにより取得される前記走行指示に応じた前記走行方向に走行させる走行ステップと、搬送車16の周辺状況に基づいて走行操作ボタンD11に対応する表示情報の表示態様を変更させる表示態様変更ステップと、を一又は複数のプロセッサーにより実行する方法である。また前記走行プログラムは、前記操作情報取得ステップと前記走行ステップと前記表示態様変更ステップとを一又は複数のプロセッサーに実行させるためのプログラムである。
また操作端末2の制御部21は、操作端末2に対する作業者の操作に応じて前記表示プログラムの実行を開始することによって、前記表示処理の実行を開始する。なお、本発明は、前記表示処理に含まれる一又は複数のステップを実行する表示方法の発明として捉えることができる。
例えば、前記表示方法は、作業者の操作を受け付けて走行体を走行させる操作端末の表示方法であって、前記操作端末の操作画面に表示される前記走行体の走行方向を示す操作対象画像に対する前記作業者の操作を受け付け、受け付けた前記操作に対応する走行指示を前記走行体に出力するステップと、前記走行指示に応じて走行する前記走行体の周辺状況に基づいて、前記操作画面における前記操作対象画像に対応する表示情報の表示態様を変更させるステップと、を一又は複数のプロセッサーにより実行する方法である。また前記表示プログラムは、前記各ステップを一又は複数のプロセッサーに実行させるためのプログラムである。
本発明では、前記走行処理に含まれる一又は複数のステップが適宜省略されてもよい。また、前記走行処理における各ステップは、同様の作用効果を生じる範囲で実行順序が異なってもよい。さらに、本発明では、複数のプロセッサーによって前記走行処理における各ステップが分散して実行されてもよい。
次に、手動走行モードにおいて、操作画面D1の走行操作ボタンD11の表示態様を変更させる構成の実施例について説明する。
[実施例1]
図5は実施例1に係る操作画面D1の一例を示す図である。なお図5及び以降の図では、操作画面D1のうち走行操作ボタンD11の表示態様のみを示す。また、図5及び以降の図において、搬送車16と障害物W1(例えば壁)との位置関係を示す。
測定値判定部114により搬送車16から障害物W1までの距離Lが所定距離L0以下であると判定された場合に、表示態様変更部115は、走行操作ボタンD11(前進ボタンD111、後退ボタンD112、左旋回ボタンD113、右旋回ボタンD114)のうち障害物W1が存在する方向の走行操作ボタン(本発明の第1操作対象画像の一例)の表示態様を、他の方向の走行操作ボタン(本発明の第2操作対象画像の一例)の表示態様とは異ならせる。例えば図5に示すように、表示態様変更部115は、前進ボタンD111、後退ボタンD112、左旋回ボタンD113、右旋回ボタンD114のうち障害物W1が存在する方向の走行操作ボタンである前進ボタンD111の大きさを、後退ボタンD112、左旋回ボタンD113、右旋回ボタンD114の大きさより小さく表示させる。
また、表示態様変更部115は、距離Lが所定距離L0以下となった場合に、距離Lが小さくなる程すなわち搬送車16が障害物W1に近付く程、前進ボタンD111の大きさが小さくなるように表示させてもよい。
また、表示態様変更部115は、障害物W1が存在する方向の前進ボタンD111の色を、後退ボタンD112、左旋回ボタンD113、右旋回ボタンD114の色とは異ならせてもよい。なお、搬送車16が前進中に搬送車16の左側に存在する障害物までの距離Lが所定距離L0以下となった場合には、表示態様変更部115は、左旋回ボタンD113の色を、前進ボタンD111の色(例えば青色)、後退ボタンD112及び右旋回ボタンD114それぞれの色(無色)とは異なる色(例えば赤色)で表示させてもよい。また、表示態様変更部115は、距離Lが小さくなるに従って、左旋回ボタンD113の色を青色、黄色、赤色の順に変更させてもよいし、左旋回ボタンD113の色の濃さを徐々に濃くしてもよい。
なお、詳細には、表示態様変更部115は、前記表示態様を変更させる変更指示を操作端末2に送信し、操作端末2において表示制御部212が操作画面D1の走行操作ボタンD11の前記表示態様を変更させる処理を実行するが、以降の実施例では、説明の便宜上、表示態様変更部115は前記変更指示を送信する点は説明を省略する。また、他の実施形態として、操作端末2が表示態様変更部115を備えてもよい。
[実施例2]
図6は実施例2に係る操作画面D1の一例を示す図である。図6に示すように、搬送車16から障害物W1までの距離Lが所定距離L0以下になった場合に、表示態様変更部115は、前進ボタンD111、後退ボタンD112、左旋回ボタンD113、右旋回ボタンD114のうち障害物W1が存在する方向の走行操作ボタンである前進ボタンD111に含まれる方向画像DP1(本発明の方向オブジェクトの一例)の大きさを、後退ボタンD112、左旋回ボタンD113、右旋回ボタンD114それぞれに含まれる方向画像の大きさより小さく表示させる。
また、表示態様変更部115は、距離Lが所定距離L0以下となった場合に、距離Lが小さくなる程すなわち搬送車16が障害物W1に近付く程、方向画像DP1の大きさが小さくなるように表示させてもよい。
[実施例3]
図7は実施例3に係る操作画面D1の一例を示す図である。図7に示すように、搬送車16から障害物W1までの距離Lが所定距離L0以下になった場合に、表示態様変更部115は、前進ボタンD111、後退ボタンD112、左旋回ボタンD113、右旋回ボタンD114のうち障害物W1が存在する方向の走行操作ボタンである前進ボタンD111の形状を、後退ボタンD112、左旋回ボタンD113、右旋回ボタンD114それぞれの形状とは異ならせる。なお、形状を変更させる走行操作ボタンの形状は、図7に示す形状に限定されず、図8に示す形状であってもよいし、他の形状であってもよい。
また、表示態様変更部115は、距離Lが所定距離L0以下となった場合に、距離Lが小さくなる程すなわち搬送車16が障害物W1に近付く程、走行操作ボタンの形状が変形するように表示させてもよい。
[実施例4]
図9は実施例4に係る操作画面D1の一例を示す図である。図9に示すように、搬送車16から障害物W1までの距離Lが所定距離L0以下になった場合に、表示態様変更部115は、前進ボタンD111、後退ボタンD112、左旋回ボタンD113、右旋回ボタンD114のうち障害物W1が存在する方向の走行操作ボタンである前進ボタンD111に含まれる方向画像DP1の形状を、後退ボタンD112、左旋回ボタンD113、右旋回ボタンD114それぞれに含まれる方向画像の形状とは異ならせる。例えば、表示態様変更部115は、距離Lが所定距離L0以下となった場合に、図9に示すように、前進ボタンD111に含まれる方向画像DP1を、前進ボタンD111に対応付けられた走行方向(前進)への走行を禁止することを示すオブジェクト(「×」)に変更させる。
また、表示態様変更部115は、距離Lが所定距離L0以下となった場合に、図10に示すように、前進ボタンD111に含まれる方向画像DP1の描画の線種を、点線に変更させてもよい。
また、表示態様変更部115は、距離Lが所定距離L0以下となった場合に、前進ボタンD111に含まれる方向画像DP1を透過表示させてもよい。この場合、表示態様変更部115は、さらに、距離Lが小さくなる程すなわち搬送車16が障害物W1に近付く程、透過度が高くなるように表示させてもよい。
[実施例5]
図11は実施例5に係る操作画面D1の一例を示す図である。図11に示すように、搬送車16から障害物W1までの距離Lが所定距離L0以下になった場合に、表示態様変更部115は、前進ボタンD111、後退ボタンD112、左旋回ボタンD113、右旋回ボタンD114のうち障害物W1が存在する方向の走行操作ボタンである前進ボタンD111の色、例えば背景画像BP1の色又は方向画像DP1の色を、後退ボタンD112、左旋回ボタンD113、右旋回ボタンD114それぞれの背景画像BP1の色又は方向画像の色とは異ならせる。例えば、表示態様変更部115は、距離Lが所定距離L0以下となった場合に、図11に示すように、前進ボタンD111に含まれる方向画像DP1の背景画像の色を、白色から赤色に変更させる。
また、表示態様変更部115は、距離Lが所定距離L0以下となった場合に、距離Lが小さくなるに従って、すなわち搬送車16が障害物W1に近付くに従って、前進ボタンD111の色を変更させてもよい。例えば、距離Lが第1所定距離L1以下となった場合に、表示態様変更部115は、前進ボタンD111を黄色で表示させ、距離Lが第2所定距離L2(但し、L1>L2)以下となった場合に、表示態様変更部115は、前進ボタンD111を赤色で表示させる。
[実施例6]
図12は実施例6に係る操作画面D1の一例を示す図である。図12に示すように、搬送車16から障害物W1までの距離Lが所定距離L0以下になった場合に、表示態様変更部115は、前進ボタンD111、後退ボタンD112、左旋回ボタンD113、右旋回ボタンD114のうち障害物W1が存在する方向の走行操作ボタンである前進ボタンD111を表示させない。例えば、表示態様変更部115は、距離Lが所定距離L0以下となった場合に、図12に示すように、前進ボタンD111の全体を非表示に設定する。
また、表示態様変更部115は、距離Lが所定距離L0以下となった場合に、図13に示すように、前進ボタンD111を無効(非アクティブ状態)に設定してもよい。この場合、前進ボタンD111に対する作業者の操作は無効となる。
[実施例7]
図14は実施例7に係る操作画面D1の一例を示す図である。図14に示すように、搬送車16から障害物W1までの距離Lが所定距離L0以下になった場合に、表示態様変更部115は、障害物W1に対応する障害物画像WP1(本発明の障害物オブジェクトの一例)を、前進ボタンD111、後退ボタンD112、左旋回ボタンD113、右旋回ボタンD114のうち障害物W1が存在する方向の走行操作ボタンである前進ボタンD111に対応付けて操作画面D1に表示させる。例えば、表示態様変更部115は、距離Lが所定距離L0以下となった場合に、図14に示すように、前進ボタンD111の前方に障害物画像WP1を表示させる。
また、表示態様変更部115は、距離Lが所定距離L0以下となった場合に、さらに、距離Lが小さくなる程すなわち搬送車16が障害物W1に近付く程、障害物画像WP1の大きさが大きくなるように表示させてもよい。なお、表示態様変更部115は、障害物画像WP1の色及び大きさの少なくともいずれかの表示態様を距離Lに応じて変更させてもよい。例えば、表示態様変更部115は、距離Lが小さくなるに従って、障害物画像WP1の色を青色、黄色、赤色の順に変更させてもよいし、障害物画像WP1の色の濃さを徐々に濃くしてもよいし、障害物画像WP1の大きさを徐々に大きくしてもよい。
[実施例8]
図15は実施例8に係る操作画面D1の一例を示す図である。図15に示すように、搬送車16から障害物W1までの距離Lが所定距離L0以下になった場合に、表示態様変更部115は、前進ボタンD111、後退ボタンD112、左旋回ボタンD113、右旋回ボタンD114のうち障害物W1が存在する方向の走行操作ボタンである前進ボタンD111を点滅表示させる。
また、表示態様変更部115は、距離Lが所定距離L0以下となった場合に、さらに、距離Lに応じて前進ボタンD111の点滅周期を変更させてもよい。例えば、表示態様変更部115は、距離Lが所定距離L0以下となった場合に、距離Lが小さくなる程すなわち搬送車16が障害物W1に近付く程、前進ボタンD111の点滅周期を短くする。
[実施例9]
図16は実施例9に係る操作画面D1の一例を示す図である。図16に示すように、搬送車16から障害物W1までの距離Lが所定距離L0以下になった場合に、表示態様変更部115は、前進ボタンD111、後退ボタンD112、左旋回ボタンD113、右旋回ボタンD114のうち障害物W1が存在する方向の走行操作ボタンである前進ボタンD111に含まれる方向画像DP1を、障害物W1を回避する方向を示す方向画像DP2に変更させる。例えば図16に示すように、搬送車16がA1方向又はA2方向に走行方向を変更することにより障害物W1を回避することが可能となる場合に、表示態様変更部115は、前進ボタンD111に含まれる方向画像DP1を、障害物W1を回避する方向(左斜め前方又は右斜め前方)を示す方向画像DP2に変更させる。
上述した実施例1〜9の各構成によれば、作業者は操作画面D1において視覚的に障害物W1の位置及び方向を認識することができるため、操作端末2の操作性、利便性を向上させることができる。また、作業者による操作端末2における誤操作を防止することができるため、搬送車16が障害物W1に接触することを回避することができ、安全性を向上させることができる。
[実施例10]
実施例10に係る表示態様変更部115は、搬送車16に積載される荷物P1(図2A参照)の重量に基づいて走行操作ボタンD11の表示態様を変更させる。例えば、荷物P1の重量が所定重量以上になった場合に、表示態様変更部115は、図17に示すように、走行操作ボタンD11に含まれる前進ボタンD111、後退ボタンD112、左旋回ボタンD113、右旋回ボタンD114の色(例えば背景画像BP1の色)を通常色(例えば白色)から警告色(例えば赤色)に変更させる。また、荷物P1の重量が所定重量以上になった場合、表示態様変更部115は、図18に示すように、走行操作ボタンD11の前進ボタンD111、後退ボタンD112、左旋回ボタンD113、及び右旋回ボタンD114以外の領域の画像BP2の色を白色から赤色に変更させてもよい。
所定重量以上の荷物P1が搬送車16に積載されると、搬送車16に大きな負荷がかかり走行性能、旋回性能、制動性能などが低下する。上記の構成によれば、走行操作ボタンD11の表示態様が変更されるため、作業者に注意喚起することができる。
実施例10の他の形態として、表示態様変更部115は、搬送車16に積載される荷物P1の重量が所定重量以上になった場合に、重量が大きくなるに従って、走行操作ボタンD11の色を青色、黄色、赤色の順に変更させてもよいし、走行操作ボタンD11の色の濃さを徐々に濃くしてもよいし、走行操作ボタンD11の大きさを徐々に大きくしてもよい。
[実施例11]
実施例11に係る表示態様変更部115は、搬送車16に牽引される台車17(図2B参照)が搬送車16に連結された場合に、走行操作ボタンD11の表示態様を変更させる。例えば、台車17が搬送車16に連結された場合に、表示態様変更部115は、図17に示すように、走行操作ボタンD11に含まれる前進ボタンD111、後退ボタンD112、左旋回ボタンD113、右旋回ボタンD114の色(例えば背景画像BP1の色)を赤色に変更させる。また、台車17が搬送車16に連結された場合、表示態様変更部115は、図18に示すように、走行操作ボタンD11に含まれる前進ボタンD111、後退ボタンD112、左旋回ボタンD113、及び右旋回ボタンD114以外の領域の画像BP2の色を赤色に変更させてもよい。
また、台車17が搬送車16に連結された場合、搬送車16は後方に移動(後退)することが困難になる。そこで、表示態様変更部115は、台車17が搬送車16に連結された場合に、後退ボタンD112の表示態様を変更させてもよい。
上記の構成によれば、走行操作ボタンD11又は後退ボタンD112の表示態様が変更されるため、作業者に注意喚起することができる。
実施例10及び実施例11において、表示態様変更部115は、走行操作ボタンD11に含まれる前進ボタンD111、後退ボタンD112、左旋回ボタンD113、右旋回ボタンD114のうち、搬送車16が走行している方向のボタンの表示態様を変更させてもよい。また、実施例10及び実施例11において、表示態様変更部115は、搬送車16から障害物W1までの距離Lが所定距離L0以下になったことを条件として走行操作ボタンD11の表示態様を変更させてもよい。
上述した各実施例において、さらに、表示態様変更部115は、搬送車16の走行速度(移動速度)が速くなるに従って走行操作ボタンD11の表示態様を強調させてもよい。例えば、表示態様変更部115は、前記走行速度が速くなるに従って、前進ボタンD111の色、大きさ、形状、及び描画の線種の少なくともいずれかを強調させて表示させる。なお、作業者が走行操作ボタンD11を長押しした場合、又は走行操作ボタンD11の前方領域をタッチした場合に、走行制御部113は、搬送車16の走行速度を速くする。
上述した実施形態では、操作端末2の表示制御部212は、搬送車16に設けられた距離センサー14の測定結果(距離)に基づいて走行操作ボタンD11の表示態様を変更しているが、本発明はこれに限定されない。例えば、管理装置10は、搬送車16が走行する走行ルートを含む地図情報を記憶しており、搬送車16の走行位置(現在位置)の情報と地図情報とに基づいて、搬送車16の近傍の障害物などを検出してもよい。そして、表示制御部212は、地図情報に基づく前記検出結果に基づいて走行操作ボタンD11の表示態様を変更してもよい。例えば、搬送車16の現在位置が地図上で坂道に位置している場合には、表示制御部212は走行操作ボタンD11を立体的に表示させる。また例えば、地図上において搬送車16の現在位置の左側に障害物が存在する場合には、表示制御部212は、走行操作ボタンD11の左旋回ボタンD113を、危険を表す色又は形状に変更させる。
搬送車16は周知の技術を適用することができるため、本発明に係る移動システムでは、既存の搬送車を適用することもできる。よって、本発明に係る移動システムは、搬送車16を含まず、管理装置10及び操作端末2で構成されてもよい。また、操作端末2が、管理装置10の各処理部(図1参照)を備えてもよい。すなわち、操作端末2は、本発明の移動システムの一例である。また、搬送車16が、管理装置10の各処理部を備えてもよい。すなわち、本発明に係る移動システムは、管理装置10及び搬送車16を含む単体の搬送装置1で構成されてもよい。
上述の実施形態では、本発明の移動対象物の一例として搬送車16(走行車)を例に挙げたが、本発明の移動対象物はこれに限定されない。本発明の移動対象物には、操作端末2に対するユーザの操作に応じた移動指示に基づいて移動可能なあらゆる移動体が含まれる。例えば、本発明の移動対象物は、陸上を移動する移動体(搬送車、車両など)であってもよいし、水上又は水中を移動する移動体(船、潜水艦など)であってもよいし、空中を移動する移動体(ドローン、飛行体など)であってもよい。また、前記移動対象物は、操作端末2のユーザが乗ることが可能な移動体であってもよいし、操作端末2のユーザが乗ることが不可能な移動体であってもよい。また、本発明の移動対象物は、移動体など本体自体が移動するものに限定されず、本体の一部が移動するものであってもよい。すなわち、本発明の移動対象物は、本体のうち移動可能な一部分(部品)であってもよい。例えば、前記移動対象物は、ロボットのアーム、クレーン車のアーム、消防車の椅子などであってもよい。
上述した実施形態の他にも、この発明について種々の変形例があり得る。それらの変形例は、この発明の範囲に属さないと解されるべきものではない。この発明には、請求の範囲と均等の意味及び前記範囲内でのすべての変形とが含まれるべきである。
1 :搬送装置
2 :操作端末
10 :管理装置
14 :距離センサー
15 :重量センサー
16 :搬送車
17 :台車
100 :走行システム
111 :操作情報取得部
112 :走行モード設定部
113 :走行制御部
114 :測定値判定部
115 :表示態様変更部
116 :通知処理部
211 :操作受付部
212 :表示制御部
213 :報知処理部
D1 :操作画面
D11 :走行操作ボタン

Claims (16)

  1. 作業者の操作を受け付けて移動対象物を移動させる操作端末であって、
    前記操作端末の操作画面に表示される前記移動対象物の移動方向を示す操作対象画像に対する前記作業者の操作を受け付け、受け付けた前記操作に対応する移動指示を前記移動対象物に出力する操作受付部と、
    前記移動指示に応じて移動する前記移動対象物の周辺状況に基づいて、前記操作画面における前記操作対象画像に対応する表示情報の表示態様を変更させる表示制御部と、
    を備える操作端末。
  2. 前記表示制御部は、前記移動対象物から前記移動対象物の周囲の障害物までの距離に基づいて前記表示態様を変更させる、
    請求項1に記載の操作端末。
  3. 前記表示制御部は、前記移動対象物の前記移動方向を示す複数の前記操作対象画像のうち前記障害物が存在する方向の第1操作対象画像の前記表示態様を、他の方向の第2操作対象画像の前記表示態様とは異ならせる、
    請求項2に記載の操作端末。
  4. 前記表示制御部は、前記第1操作対象画像の色、大きさ、形状、及び描画の線種の少なくともいずれかの前記表示態様を、前記第2操作対象画像の前記表示態様とは異ならせる、
    請求項3に記載の操作端末。
  5. 前記表示制御部は、前記第1操作対象画像に含まれる前記移動方向を表す方向オブジェクトの色、大きさ、形状、描画の線種の少なくともいずれかの前記表示態様を、前記第2操作対象画像に含まれる前記移動方向を表す方向オブジェクトの前記表示態様とは異ならせる、
    請求項3又は請求項4に記載の操作端末。
  6. 前記表示制御部は、前記方向オブジェクトを、前記第1操作対象画像に対応付けられた前記移動方向への移動を禁止することを示すオブジェクトに変更させる、
    請求項5に記載の操作端末。
  7. 前記表示制御部は、前記方向オブジェクトを、前記障害物を回避する方向を示すオブジェクトに変更させる、
    請求項5に記載の操作端末。
  8. 前記表示制御部は、前記第1操作対象画像を表示させない又は点滅表示させる、
    請求項3に記載の操作端末。
  9. 前記表示制御部は、前記障害物に対応する障害物オブジェクトを前記第1操作対象画像に対応付けて前記操作画面に表示させる、
    請求項3に記載の操作端末。
  10. 前記表示制御部は、前記障害物オブジェクトの色及び大きさの少なくともいずれかの前記表示態様を前記距離に応じて変更させる、
    請求項9に記載の操作端末。
  11. 前記表示制御部は、前記移動対象物に積載される荷物の重量に基づいて前記表示態様を変更させる、
    請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の操作端末。
  12. 前記表示制御部は、前記移動対象物に牽引される台車が前記移動対象物に連結された場合に前記表示態様を変更させる、
    請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の操作端末。
  13. 前記表示制御部は、前記移動対象物の前記移動方向を示す全ての前記操作対象画像の前記表示態様、又は、全ての前記操作対象画像の背景画像の前記表示態様を変更させる、
    請求項11又は請求項12に記載の操作端末。
  14. 前記表示制御部は、前記移動対象物の移動速度が速くなるに従って前記表示態様を強調させる、
    請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の操作端末。
  15. 操作端末に対する作業者の操作に基づいて移動対象物を移動させる移動システムであって、
    前記操作端末の操作画面に表示される前記移動対象物の移動方向を示す操作対象画像に対する前記作業者の操作に対応する移動指示を取得する操作情報取得部と、
    前記移動対象物を前記操作情報取得部により取得される前記移動指示に応じた前記移動方向に移動させる移動制御部と、
    前記移動対象物の周辺状況に基づいて前記操作対象画像に対応する表示情報の表示態様を変更させる表示態様変更部と、
    を備える移動システム。
  16. 作業者の操作を受け付けて移動対象物を移動させる操作端末の表示方法であって、
    前記操作端末の操作画面に表示される前記移動対象物の移動方向を示す操作対象画像に対する前記作業者の操作を受け付け、受け付けた前記操作に対応する移動指示を前記移動対象物に出力するステップと、
    前記移動指示に応じて移動する前記移動対象物の周辺状況に基づいて、前記操作画面における前記操作対象画像に対応する表示情報の表示態様を変更させるステップと、
    を一又は複数のプロセッサーにより実行する表示方法。
JP2019112182A 2019-06-17 2019-06-17 操作端末、移動システム、及び表示方法 Active JP7267850B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019112182A JP7267850B2 (ja) 2019-06-17 2019-06-17 操作端末、移動システム、及び表示方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019112182A JP7267850B2 (ja) 2019-06-17 2019-06-17 操作端末、移動システム、及び表示方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020204900A true JP2020204900A (ja) 2020-12-24
JP7267850B2 JP7267850B2 (ja) 2023-05-02

Family

ID=73837453

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019112182A Active JP7267850B2 (ja) 2019-06-17 2019-06-17 操作端末、移動システム、及び表示方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7267850B2 (ja)

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000044167A (ja) * 1998-07-29 2000-02-15 Furukawa Co Ltd 車両搭載用クレーンの遠隔操作器
JP2005056336A (ja) * 2003-08-07 2005-03-03 Denso Corp 車両周辺監視装置
JP2007272835A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Equos Research Co Ltd 車両及び遠隔操作装置
JP2010243305A (ja) * 2009-04-06 2010-10-28 Yazaki Corp 積載重量推定装置
JP2012091758A (ja) * 2010-10-29 2012-05-17 Denso Corp 車両用表示装置
WO2013114737A1 (ja) * 2012-01-31 2013-08-08 株式会社五合 機器の表示装置および表示装置を設けた機器
US20140222252A1 (en) * 2011-10-12 2014-08-07 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Remote Control for a Parking Assistance System and a Parking Assistance System which can be Controlled by Remote Control
JP2015154406A (ja) * 2014-02-18 2015-08-24 クラリオン株式会社 牽引車用周囲監視装置
JP2019069719A (ja) * 2017-10-10 2019-05-09 アイシン精機株式会社 駐車支援装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000044167A (ja) * 1998-07-29 2000-02-15 Furukawa Co Ltd 車両搭載用クレーンの遠隔操作器
JP2005056336A (ja) * 2003-08-07 2005-03-03 Denso Corp 車両周辺監視装置
JP2007272835A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Equos Research Co Ltd 車両及び遠隔操作装置
JP2010243305A (ja) * 2009-04-06 2010-10-28 Yazaki Corp 積載重量推定装置
JP2012091758A (ja) * 2010-10-29 2012-05-17 Denso Corp 車両用表示装置
US20140222252A1 (en) * 2011-10-12 2014-08-07 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Remote Control for a Parking Assistance System and a Parking Assistance System which can be Controlled by Remote Control
WO2013114737A1 (ja) * 2012-01-31 2013-08-08 株式会社五合 機器の表示装置および表示装置を設けた機器
JP2015154406A (ja) * 2014-02-18 2015-08-24 クラリオン株式会社 牽引車用周囲監視装置
JP2019069719A (ja) * 2017-10-10 2019-05-09 アイシン精機株式会社 駐車支援装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP7267850B2 (ja) 2023-05-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109809334B (zh) 一种用于调动叉车运行以及升降的方法
EP3000772B1 (en) Fork-lift truck and method for operating a fork-lift truck
EP3000771B1 (en) Fork-lift truck
KR101319045B1 (ko) 무인 화물 이송로봇
JP7199003B2 (ja) 搬送装置、受信機能付き搬送装置、搬送システム、上位システム、搬送装置の制御方法、及びプログラム
CN111017069A (zh) 配送机器人及其控制方法、装置和系统、存储介质
JP2019148881A (ja) 移動体、移動体を制御する方法およびコンピュータプログラム
US20230382701A1 (en) Autonomous material transport vehicles, and systems and methods of operating thereof
JPWO2019026761A1 (ja) 移動体およびコンピュータプログラム
JP7192748B2 (ja) 搬送システム、学習済みモデル生成方法、学習済みモデル、制御方法およびプログラム
JP2011108056A (ja) 移動ロボット
KR20230173085A (ko) 스마트 창고 안전 메커니즘
US20190354246A1 (en) Airport robot and movement method therefor
JP2020204900A (ja) 操作端末、移動システム、及び表示方法
US11939197B2 (en) Forklift-truck remote operation system
JP2021076995A (ja) 荷役システム
JP6355144B1 (ja) 有人無人兼用荷役車の配車システム
JP2023071149A (ja) 搬送システム、及び搬送制御方法
CN114670820A (zh) 货物运输系统、货物运输方法以及存储介质
JP7464321B2 (ja) 搬送システム、及び無人搬送車
JP2019104595A (ja) 産業車両
JP7384991B2 (ja) 走行システム、走行方法、及びプログラム
JP7333122B1 (ja) ロボット連携システム及びロボット連携方法
US20240131709A1 (en) Guided Travel Mode with Dynamic Force Feedback for Mobile Robots
EP4099126A2 (en) Systems and methods for material handling vehicle travel control based on speed and steering angle detection

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220323

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221220

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230411

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230420

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7267850

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150