JP2020204750A - 電子機器及びフレキシブル配線基板 - Google Patents

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Abstract

【課題】信頼性の向上が可能な電子機器及びフレキシブル配線基板を提供する。【解決手段】第1方向に延出した実装辺を有し、前記実装辺に沿って並列した複数のパッド部を備えるパネルと、前記パネルに実装され前記パッド部と重なるフレキシブル配線基板と、前記フレキシブル配線基板に実装され、前記パネルを駆動するのに必要な信号を供給する信号供給源である駆動ICチップと、を備え、前記フレキシブル配線基板は、第1面及び前記第1面とは反対側の第2面を有するベース部材と、前記ベース部材の前記第1面側に位置する配線と、前記配線を覆う保護層と、を備え、折り曲げられる折り曲げ部を有し、前記ベース部材は、前記折り曲げ部に位置し前記第2面に形成された溝部を有し、前記溝部は、前記第1方向と交差する第2方向に延出し前記第1方向に並んだ複数の凹部を備え、前記溝部が形成される位置での前記ベース部材の厚さは、前記駆動ICチップと重なる位置での前記ベース部材の厚さよりも薄い、電子機器。【選択図】 図4

Description

本発明の実施形態は、電子機器及びフレキシブル配線基板に関する。
スマートフォン、タブレットコンピュータ、カーナビゲーションシステム等の電子機器である表示装置として、液晶表示装置、有機EL表示装置等が広く用いられている。表示装置は、表示パネルと、表示パネルに実装されたフレキシブルプリント配線基板(FPC)と、を備えている。このFPCは、表示パネルから外方に延出し、例えば、表示パネルの背面側に折り曲げられている。
また、FPCは、ベースフィルムと、ベースフィルム上の配線と、配線を保護するカバーフィルムと、を備えている。例えば、FPCの折り曲げの反発力を低減するために、カバーフィルムに複数本の溝を形成する技術が知られている。しかし、上記したベースフィルム、配線、カバーフィルムのうち、カバーフィルムがFPCの反発力に及ぼす影響は大きくない。そのため、カバーフィルムに溝を作ることによっては、FPCの反発力を十分に低減させることは困難である。
また、一端が表示パネルに接続され、他端が回路基板に接続されたTape Carrier Package(TCP)を備えた表示装置が知られている。TCPは、上記したFPCと同様に、ベース膜と、ベース膜上の銅箔と、銅箔を覆うレジスト膜と、を備えている。例えば、TCPと表示パネルとの間の接続部へ加わる剥離力を低減するために、TCPの折り曲げ部にベース膜を貫通した複数のスリットが形成されている。
特開2001−83897号公報 特開2003−243778号公報
本実施形態の目的は、信頼性の向上が可能な電子機器及びフレキシブル配線基板を提供することにある。
本実施形態によれば、第1方向に延出した実装辺を有し、前記実装辺に沿って並列した複数のパッド部を備えるパネルと、前記パネルに実装され前記パッド部と重なるフレキシブル配線基板と、前記フレキシブル配線基板に実装され、前記パネルを駆動するのに必要な信号を供給する信号供給源である駆動ICチップと、を備え、前記フレキシブル配線基板は、第1面及び前記第1面とは反対側の第2面を有するベース部材と、前記ベース部材の前記第1面側に位置する配線と、前記配線を覆う保護層と、を備え、折り曲げられる折り曲げ部を有し、前記ベース部材は、前記折り曲げ部に位置し前記第2面に形成された溝部を有し、前記溝部は、前記第1方向と交差する第2方向に延出し前記第1方向に並んだ複数の凹部を備え、前記溝部が形成される位置での前記ベース部材の厚さは、前記駆動ICチップと重なる位置での前記ベース部材の厚さよりも薄い、電子機器が提供される。
本実施形態によれば、第1方向に延出した駆動ICチップを備え、第1面及び前記第1面とは反対側の第2面を有するベース部材と、前記ベース部材の前記第1面側に位置する配線と、前記配線を覆う保護層と、を備え、折り曲げられる折り曲げ部を有し、前記ベース部材は、前記折り曲げ部に位置し前記第2面に形成された溝部を有し、前記溝部は、前記第1方向と交差する第2方向に延出し前記第1方向に並んだ複数の凹部を備え、前記溝部が形成される位置での前記ベース部材の厚さは、前記駆動ICチップと重なる位置での前記ベース部材の厚さよりも薄い、フレキシブル配線基板が提供される。
図1は、本実施形態の表示装置を示す分解斜視図である。 図2は、図1に示した表示装置を背面側から見た斜視図である。 図3は、図2に示した線A−Bにおける表示装置の断面図である。 図4は、図3に示したフレキシブル配線基板を示す図である。 図5は、第2実施形態の表示装置を示す断面図である。 図6は、図5に示したフレキシブル配線基板を示す図である。 図7は、第3実施形態の表示装置を示す断面図である。 図8は、図7に示したフレキシブル配線基板を示す図である。 図9は、第4実施形態の表示装置を示す断面図である。 図10は、図9に示したフレキシブル配線基板を示す図である。 図11は、フレキシブル配線基板に溝部を形成する工程の第1実施例を示す図である 図12は、フレキシブル配線基板に溝部を形成する工程の第2実施例を示す図である。 図13は、フレキシブル配線基板に溝部を形成する工程の第3実施例を示す図である。 図14は、フレキシブル配線基板に溝部を形成する工程の第4実施例を示す図である。
以下、本実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、開示はあくまで一例に過ぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は、説明をより明確にするため、実際の態様に比べて、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同一又は類似した機能を発揮する構成要素には同一の参照符号を付し、重複する詳細な説明を適宜省略することがある。
まず、図1乃至図4において、第1実施形態について説明する。
図1は、本実施形態の表示装置DSPを示す分解斜視図である。
本実施形態の主要な構成は、表示装置等のフレキシブル配線基板を有する電子機器に用いることができる。本明細書においては、表示装置を例として本実施形態の構成について説明する。この表示装置は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話端末、ノートブックタイプのパーソナルコンピュータ、車載機器、ゲーム機器等の種々の装置に用いることができる。また、本実施形態は、液晶表示装置、有機エレクトロルミネッセンス表示装置等の自発光型の表示装置、マイクロLED表示装置、電気泳動素子等を有する電子ペーパ型の表示装置、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)を応用した表示装置、或いはエレクトロクロミズムを応用した表示装置など、種々の表示装置に適用可能である。さらには、上述のように表示装置に限らず、電子機器の一例としてはタッチパネル基板や指紋センサ基板などが挙げられる。電子機器はパネルを有し、そのパネルには本発明のフレキシブル配線基板が実装される複数の端子が配置されている。
図示された第1方向X、第2方向Y、及び、第3方向Zは、互いに直交しているが、90度以外の角度で交差していてもよい。第1方向X及び第2方向Yは、表示装置DSPを構成する基板の主面と平行な方向に相当し、第3方向Zは、表示装置DSPの厚さ方向に相当する。以下の説明において、第3方向Zを示す矢印の先端に向かう方向を「上」と称し、矢印の先端から逆に向かう方向を「下」と称する。「第1部材の上の第2部材」及び「第1部材の下の第2部材」とした場合、第2部材は、第1部材に接していてもよいし、第1部材から離間していてもよい。また、第3方向Zを示す矢印の先端側から第1方向X及び第2方向Yによって規定されるX−Y平面をみることを平面視という。
表示装置DSPは、アクティブマトリクス型の表示パネルPNLと、表示パネルPNLの上面PNLaに重ねて配置され上面PNLa全体を覆うカバー部材CMと、表示パネルPNLの下面PNLbに対向配置され表示パネルPNLを照明するバックライトユニットBLと、フレキシブル配線基板23と、回路基板25と、を備えている。
表示パネルPNLは、矩形板状の第1基板SUB1と、第1基板SUB1に対向配置された矩形板状の第2基板SUB2と、を備えている。第1基板SUB1及び第2基板SUB2は、シール材SEによって互いに貼り合わせられている。図1において、シール材SEはハッチングで示された領域に位置している。第1基板SUB1及び第2基板SUB2は、それぞれガラス板あるいは樹脂板等の透明な絶縁基板により形成されている。また、第1基板SUB1は、第2基板SUB2に重ならない実装部MAを有している。表示パネルPNLは、第1方向Xに延出した実装辺MEを有している。表示パネルPNLは、実装辺MEに沿って並列した複数のパッド部PDを備えている。
表示パネルPNLは、シール材SEの内側において画像が表示される表示領域DAと、表示領域DAを囲む非表示領域NDAと、を有している。表示パネルPNLは、バックライトユニットBLからの光を表示領域DAに選択的に透過させることで画像を表示する透過表示機能を備えている。なお、表示装置DSPは必ずしもバックライトユニットBLを備えていなくても良く、本実施形態の表示パネルPNLは、第1基板SUB1の下面側からの光を選択的に透過させることで画像を表示する透過表示機能を備えた透過型、第2基板SUB2の上面側からの光を選択的に反射させることで画像を表示する反射表示機能を備えた反射型、あるいは、透過表示機能及び反射表示機能を備えた半透過型のいずれであってもよい。
また、表示パネルPNLの詳細な構成について、ここでは説明を省略するが、表示パネルPNLは、基板主面に沿った横電界を利用する表示モード、基板主面の法線に沿った縦電界を利用する表示モード、基板主面に対して斜め方向に傾斜した傾斜電界を利用する表示モード、さらには、上記の横電界、縦電界、及び、傾斜電界を適宜組み合わせて利用する表示モードに対応したいずれの構成を備えていてもよい。ここでの基板主面とは、第1方向X及び第2方向Yで規定されるX−Y平面と平行な面である。
表示装置DSPは、表示パネルPNLの実装部MAに実装されたフレキシブルなフレキシブル配線基板23を有している。フレキシブル配線基板23は、パッド部PDと重なっている。フレキシブル配線基板23の一端部の幅L1は、第1基板SUB1の幅L2よりも小さい。また、フレキシブル配線基板23は、第1方向Xに並んだ複数の配線23bを有し、配線23bはそれぞれパッド部PDに接続されている。フレキシブル配線基板23には、表示パネルPNLを駆動するのに必要な信号を供給する信号供給源として、駆動ICチップ24が実装されている。また、後述するように駆動ICチップ24の周囲にはバックライトユニットBLと当接するスペーサ103が配置されている。フレキシブル配線基板23の延出端には、フレキシブルな回路基板25が接合されている。回路基板25上に、コンデンサ28、コネクタ26及び27等が実装されている。
カバー部材CMは、例えば、ガラス板製あるいはアクリル系の透明樹脂製であり、矩形板状を呈している。カバー部材CMの周縁部に枠状の遮光層RSが形成されている。
バックライトユニットBLは、ケース18と、ケース18内に配置された図示しない複数の光学部材と、光学部材に入射する光を供給する光源ユニット22と、枠状の両面テープTP1等を備えている。光源ユニット22は、第1方向Xに沿って互いに所定の間隔をおいて並んだ複数の光源21と、第1方向Xに沿って延出し光源21を支持する配線基板40と、を備えている。配線基板40は、接続端部40cを一体に有している。
図2は、図1に示した表示装置DSPを背面側から見た斜視図である。
フレキシブル配線基板23は、表示パネルPNLの背面側に折り返されている。図示した例では、折り返されたフレキシブル配線基板23は、バックライトユニットBLの底面17と対向している。また、接続端部40cも、フレキシブル配線基板23と同様に表示パネルPNLの背面側に折り返され、バックライトユニットBLの底面17と対向している。接続端部40cは、コネクタ27に接続されている。
図3は、図2に示した線A−Bにおける表示装置DSPの断面図である。
表示パネルPNLは、第1基板SUB1、第2基板SUB2、及び、シール材SEに囲まれた内側に液晶層LCを有している。また、表示パネルPNLは、第1偏光板PL1及び第2偏光板PL2を備えている。第1偏光板PL1は、第1基板SUB1の下面に接着されている。第2偏光板PL2は、第2基板SUB2の上面に接着されている。
カバー部材CMは、接着剤ADによって表示パネルPNLに接着されている。遮光層RSは、カバー部材CMの下面に位置し、接着剤ADに接している。遮光層RSは、非表示領域NDAに位置している。なお、遮光層RSは、カバー部材CMの上面に形成されていても良い。
異方性導電膜3は、表示パネルPNLとフレキシブル配線基板23とを接着し、両者を電気的に接続している。すなわち、異方性導電膜3は、第1基板SUB1とフレキシブル配線基板23の実装部分との間に介在している。フレキシブル配線基板23と表示パネルPNLとの間に異方性導電膜3を介在させた状態で、フレキシブル配線基板23及び表示パネルPNLを第3方向Zに上下から加圧し、加熱することによって、両者が電気的及び物理的に接続される。
フレキシブル配線基板23は、ベース部材23aと、配線23bと、配線23bを覆う保護層23cと、を備えている。ベース部材23aは、第1面SF1及び第1面SF1とは反対側の第2面SF2を有している。配線23bは、ベース部材23aの第1面SF1側に位置している。ベース部材23a及び保護層23cは、例えば、ポリイミド、ポリウレタン等の合成樹脂で形成されている。配線23bは、例えば、銅箔で形成されている。駆動ICチップ24は、保護層23c側に実装され、保護層23cに設けられた図示しない開口あるいは接続パッドを介して配線23bに電気的に接続されている。また、フレキシブル配線基板23は、両面テープTP2によって、バックライトユニットBLの底面17に固定されている。さらに、フレキシブル配線基板23はスペーサ103を有しており、駆動ICチップ24が直接バックライトユニットBLに当接しない構造となっている。スペーサ103は、図4(a)に示すように、駆動ICチップ24の周囲を囲んでいる。
フレキシブル配線基板23は、折り曲げられる折り曲げ部BAを有している。フレキシブル配線基板23は、保護層23cが表示パネルPNL及びバックライトユニットBLと対向するように折り曲げられている。すなわち、保護層23cは、折り曲げ領域BAの内周側に位置し、ベース部材23aは、折り曲げ領域BAの外周側に位置している。フレキシブル配線基板23は、折り曲げ部BAにおいて、表示パネルPNL側に折り曲げ開始点P1と、折り曲げ開始点P1よりも表示パネルPNLから離間した側に折り曲げ終了点P2と、を有している。折り曲げ領域BAは、折り曲げ開始点P1と折り曲げ終了点P2との間の領域に相当する。すなわち、フレキシブル配線基板23は、折り曲げ開始点P1と折り曲げ終了点P2との間で曲率を有している。図示した例では、折り曲げ開始点P1は、実装辺MEと第3方向Zに重なっている。
ベース部材23aは、折り曲げ部BAに位置し第2面SF2に形成された溝部GRを有している。1つの溝部GRは、折り曲げ開始点P1及び折り曲げ終了点P2に重なっている。すなわち、溝部GRは、実装辺MEと第3方向Zに重なっている。図示したように、溝部GRは、折り曲げ領域BAの外側まで形成されていても良い。溝部GRは、折り曲げ開始点P1よりも表示領域DA側に延出し、第1基板SUB1と第3方向Zに重なっている。また、溝部GRは、ベース部材23aを貫通しない。なお、溝部GRは、図4に後述するが、底面が凹凸状に形成されており、凸部CVを有している。
保護樹脂RE1は、第2基板SUB2とフレキシブル配線基板23との間に位置している。保護樹脂RE1は、異方性導電膜3、第1基板SUB1上のパッド部PDや配線等を覆っている。保護樹脂RE2は、フレキシブル配線基板23の保護層23c側に位置している。保護樹脂RE2は、表示パネルPNL、異方性導電膜3、及び、保護層23cに接している。
図4は、図3に示したフレキシブル配線基板23を示す図である。図4(a)は、展開した状態のフレキシブル配線基板23の平面図を示し、図4(b)は、展開した状態のフレキシブル配線基板23の第2方向Yに沿った断面図を示し、図4(c)は、展開した状態のフレキシブル配線基板23の第1方向Xに沿った断面図を示している。
図4(a)に示すように、折り曲げ開始点P1及び折り曲げ終了点P2は、第1方向Xに延出している。駆動ICチップ24は、第1方向Xに延出している。溝部GRは、複数の凹部CCを備えている。複数の凹部CCは、第2方向Yに延出し第1方向Xに並んでいる。また、溝部GRは、複数の凸部CVを備えている。複数の凸部CVは、第2方向Yに延出し第1方向Xに並んでいる。凸部CVは、隣り合う凹部CCの間に位置している。このような、凹部CC及び凸部CVは、溝部GRをレーザーで形成する際に、第2方向Yに沿って溝部GRを削ることによって形成される。本実施形態においては、溝部GRは、第2方向Yに幅(第1幅)W11を有している。幅W11は、0.05〜5mmである。幅W11は、特に、1.0〜3.5mmであることが望ましく、2.5mmが推奨される。また、溝部GRは、第1方向Xに幅(第2幅)W12を有している。幅W12は、5〜60mmである。
フレキシブル配線基板23は、第2方向Yに延出した第1辺SD1及び第2辺SD2を有している。図示した例では、第1辺SD1及び第2辺SD2は、略平行に延出しているが、一方あるいは両方が第2方向Yに対して傾斜していても良い。ベース部材23aは、第1辺SD1と溝部GRとの間の第1枠領域AR1と、第2辺SD2と溝部GRとの間の第2枠領域AR2と、を有している。溝部GRは、第1枠領域AR1と第2枠領域AR2との間に位置している。すなわち、溝部GRは、第1枠領域AR1及び第2枠領域AR2と重ならず、第1辺SD1及び第2辺SD2まで延出しない。なお、溝部GRは、第1辺SD1及び第2辺SD2まで延出していても良い。溝部GRは、表示パネルPNLの実装辺MEに重なっている。第1枠領域AR1は、第1方向Xに幅(第3幅)W13を有している。第2枠領域AR2は、第1方向Xに幅(第4幅)W14を有している。幅W13及びW14は、それぞれ0.2〜5mmである。幅W13及び幅W14は、特に0.2〜1.0mmであることが好ましい。幅W13及びW14は、同等であっても良いし、異なっていても良い。配線23bは、第1枠領域AR1及び第2枠領域AR2と重ならないのが望ましい。
図4(b)に示すように、ベース部材23aは、溝部GRが形成されている位置において、厚さT1を有し、駆動ICチップ24と重なる位置において、厚さT2を有している。厚さT2は、本実施例では35μmである。厚さT1は、厚さT2よりも薄い。溝部GRは、第1方向Xに延出し、表示パネルPNLと重なった端部(第1端部)EGを有している。端部EGと実装辺MEとの間の第2方向Yの距離(第1距離)DT1は、0〜1.0mmである。距離DT1は、特に、0.025〜0.3mmであることが望ましく、0.175mmが推奨される。保護樹脂RE2は、表示パネルPNL側とは反対側の端部E1を有している。端部E1と実装辺MEとの間の第2方向Yの距離(第2距離)DT2は、0〜1.5mmである。距離DT2は、特に、0.3〜1.0mmであることが望ましい。また、異方性導電膜3は、保護樹脂RE2と接する端部E2を有している。端部E2と実装辺MEとの間の第2方向Yの距離DT3は、0〜0.3mmである。距離DT3は、特に、0〜0.15mmであることが望ましい。
図4(c)に示すように、凹部CC及び凸部CVは、溝部GRの底面、すなわち、ベース部材23aの第1面SF1側の面に形成されている。第2面SF2と凹部CCの最深部との間の深さDP1は、0.5〜32μmである。深さDP1は、特に、5〜25μmであることが望ましい。また、凹部CCの最深部BTと凸部CVの頂部TPとの間のレンジRGは、0.5〜32μmである。レンジRGは、特に、5〜25μmであることが望ましい。ベース部材23aは、溝部GRが形成されている位置において、厚さT1を有し、第1枠領域AR1及び第2枠領域AR2と重なる位置において、厚さT3を有している。厚さT1は、厚さT3よりも薄い。
ここで、本実施形態の効果について説明する。
駆動ICチップ24は、フレキシブル配線基板23に実装されている。そのため、駆動ICチップ24が実装されていない場合と比べて、フレキシブル配線基板23の基板強度を向上するために厚さを大きくする必要があり、折り曲げに対する反発力が増加する場合がある。また、表示装置DSPを狭額縁化するために、折り曲げ部BAの曲げ曲率を拡大させる傾向にあり、より急峻な折り曲げが要求される。そのため、フレキシブル配線基板23の折り曲げに対する反発力がより増加する恐れがある。一方、狭額縁化によって、表示パネルPNLとバックライトユニットBLとの接着面積が小さくなっているため、表示パネルPNLとバックライトユニットBLとの間の接着力は脆弱化していく。つまり、狭額縁化によるフレキシブル配線基板23の反発力が強くなることと背反して接着力が小さくなり、バックライトユニットBLと表示パネルPNLとの接合部の剥離、バックライトユニットBLの内部部品の剥離、変形等を引き起こす場合がある。
本実施形態によれば、フレキシブル配線基板23は、ベース部材23aに形成された溝部GRを有している。そのため、フレキシブル配線基板23に薄膜部を形成することができ、フレキシブル配線基板23の剛性を低下させることができる。そして、フレキシブル配線基板23を容易に折り曲げることができ、折り曲げによって発生するフレキシブル配線基板23の反発力を低減することができる。したがって、フレキシブル配線基板23の反発力に起因するバックライトユニットBLと表示パネルPNLとの間の接合部の剥離、両面テープTP2の剥離、バックライトユニットBLの内部部品の剥離、変形等を抑制することができる。また、バックライトユニットBLが不要な表示装置DSPの場合にも、フレキシブル配線基板23の剥離や、フレキシブル配線基板23が接合された部材の剥離、変形等を抑制することができる。また、従来、反発力に抗してフレキシブル配線基板23を貼り付けるために必要としていた部品を削減することができ、製造コストの低減、組み立て工程数の削減につながる。
また、フレキシブル配線基板23の折り曲げの反発力を低減したことにより、フレキシブル配線基板23をより急峻に折り曲げることができ、フレキシブル配線基板23の外方への膨らみを低減することができる。よって、表示装置DSPを狭額縁化することができる。
また、本実施形態の溝部GRは、第2方向Yに沿った複数の凹部CCによって構成されている。折り曲げ領域BAは、第2方向Yに沿って折り曲げられる。すなわち、凹部CCは、折り曲げ方向に対して平行、すなわち実装辺MEに対して垂直である。折り曲げ方向は、例えば図3の折り曲げ領域BAで示した矢印の方向であるとする。そのため、レーザーによって第1方向Xに凹部CCが形成された場合と比較して、折り曲げ領域BAの応力集中が分散され、配線23bの断線リスクを低減することができる。
また、図示した例では、溝部GRは、折り曲げ開始点P1及び折り曲げ終了点P2と重なっている。折り曲げ開始点P1及び折り曲げ終了点P2においては、曲げ応力の影響によって特に大きなせん断応力が生じやすい。しかし、溝部GRによって、フレキシブル配線基板23の折り曲げ開始点P1及び折り曲げ終了点P2における厚みが小さくなるため、せん断応力を緩和することができる。このように特に応力が強い個所においても、フレキシブル配線基板23の破断、配線23bの断線を抑制することができる。
また、本実施形態においては、ベース部材23aは、第1枠領域AR1及び第2枠領域AR2を有し、溝部GRは、第1枠領域AR1及び第2枠領域AR2と重ならない。つまり、フレキシブル配線基板23の第1辺SD1及び第2辺SD2まで溝部GRが延出していない。そのため、第1辺SD1及び第2辺SD2において薄膜化される箇所が生じず、フレキシブル配線基板23が第1辺SD1及び第2辺SD2から破断するのを抑制することができる。
次に、図5及び図6において、第2実施形態について説明する。
図5は、第2実施形態の表示装置DSPを示す断面図である。図5に示す構成は、図3に示した構成と比較して、ベース部材23aが第1溝部GR1及び第2溝部GR2を有している点で相違している。
図示した例では、溝部GRは、第1溝部GR1及び第2溝部GR2によって構成されている。第1溝部GR1は、折り曲げ開始点P1に位置している。第2溝部GR2は、折り曲げ終了点P2に位置している。すなわち、第1溝部GR1は、実装辺MEと第3方向Zに重なっている。図示したように、第1溝部GR1及び第2溝部GR2は、折り曲げ領域BAの外側まで形成されていても良い。第1溝部GR1は、折り曲げ開始点P1よりも表示領域DA側に延出し、第1基板SUB1と第3方向Zに重なっている。また、第1溝部GR1及び第2溝部GR2は、ベース部材23aを貫通しない。なお、第1溝部GR1及び第2溝部GR2は、図6に後述するが、底面が凹凸状に形成されており、凸部CVを有している。
図6は、図5に示したフレキシブル配線基板23を示す図である。図6(a)は、展開した状態のフレキシブル配線基板23の平面図を示し、図6(b)は、展開した状態のフレキシブル配線基板23の第2方向Yに沿った断面図を示し、図6(c)は、展開した状態のフレキシブル配線基板23の第1方向Xに沿った断面図を示している。
図6(a)に示すように、第1溝部GR1は、折り曲げ開始点P1と重なり、第1方向Xに延出している。第2溝部GR2は、折り曲げ終了点P2と重なり、第1方向Xに延出している。第1溝部GR1及び第2溝部GR2は、複数の凹部CCを備えている。複数の凹部CCは、第2方向Yに延出し第1方向Xに並んでいる。また、複数の凹部CCの間には複数の凸部CVが形成されている。このような、凹部CC及び凸部CVは、第1溝部GR1及び第2溝部GR2をレーザーで形成する際に、第2方向Yに沿って第1溝部GR1及び第2溝部GR2を削ることによって形成される。第2実施形態においては、第1溝部GR1は、第2方向Yに幅(第5幅)W15を有している。幅W15は、0.05〜2.5mmである。幅W15は、特に、0.05〜1.25mmであることが望ましい。また、第2溝部GR2は、第2方向Yに幅(第6幅)W16を有している。幅W16は、0.05〜2.5mmである。幅W16は、特に、0.05〜1.25mmであることが望ましい。第1溝部GR1は、第1方向Xに延出し、表示パネルPNLと重なった端部EG1を有している。第2溝部GR2は、第1方向Xに延出し、駆動ICチップ24側に位置する端部EG2を有している。端部EG1と端部EG2との間の幅W11は、第1実施形態に示した溝部GRの第2方向Yの幅W11と同等である。
第1溝部GR1及び第2溝部GR2は、第1枠領域AR1と第2枠領域AR2との間に位置している。すなわち、第1溝部GR1及び第2溝部GR2は、第1枠領域AR1及び第2枠領域AR2と重ならず、第1辺SD1及び第2辺SD2まで延出しない。第1枠領域AR1の幅W13、及び、第2枠領域AR2の幅W14は、第1実施形態で示した幅W13及びW14と同等である。
図6(b)に示すように、ベース部材23aは、第1溝部GR1が形成されている位置において、厚さT11を有し、第2溝部GR2が形成されている位置において、厚さT12を有している。また、駆動ICチップ24と重なる位置において、厚さT2を有している。厚さT11及びT12は、それぞれ厚さT2よりも薄い。厚さT11及びT12は、互いに等しくても良いし、異なっていても良い。端部EG1と実装辺MEとの間の第2方向Yの距離DT1は、第1実施形態で示した距離DT1と同等である。保護樹脂RE2の端部E1と実装辺MEとの間の第2方向Yの距離DT2は、第1実施形態で示した距離DT2と同等である。異方性導電膜3の端部E2と実装辺MEとの間の第2方向Yの距離DT3は、第1実施形態で示した距離DT3と同等である。
図6(c)に示すように、凹部CC及び凸部CVは、第1溝部GR1の底面、すなわち、ベース部材23aの第1面SF1側の面に形成されている。第2面SF2と凹部CCの最深部との間の深さDP1は、第1実施形態で示した深さDP1と同等である。また、凹部CCの最深部と凸部CVの頂部との間のレンジRGは、第1実施形態で示したレンジRGと同等である。第2溝部GR2についても第1溝部GR1と同様である。
このような第2実施形態においても、上記した第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
次に、図7及び図8において、第3実施形態について説明する。
図7は、第3実施形態の表示装置DSPを示す断面図である。図7に示す構成は、図5に示した構成と比較して、ベース部材23aが第1溝部GR1を有し、第2溝部GR2を有していない点で相違している。図7に示す第1溝部GR1の構成は、図5に示した第1溝部GR1の構成と同等である。
図8は、図7に示したフレキシブル配線基板23を示す図である。図8(a)は、展開した状態のフレキシブル配線基板23の平面図を示し、図8(b)は、展開した状態のフレキシブル配線基板23の第2方向Yに沿った断面図を示し、図8(c)は、展開した状態のフレキシブル配線基板23の第1方向Xに沿った断面図を示している。図8に示す第1溝部GR1の構成は、図6に示した第1溝部GR1の構成と同等である。第1溝部GR1の幅W15は、0.05〜5mmである。幅W15は、特に、0.05〜1.25mmであることが望ましい。折り曲げ開始点P1は、折り曲げ領域BAにおいて、最も反発力が大きい位置であるため、第1溝部GR1が折り曲げ開始点P1に位置することでフレキシブル配線基板23の反発力を効率的に緩和することができる。
このような第3実施形態においても、上記した第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
次に、図9及び図10において、第4実施形態について説明する。
図9は、第4実施形態の表示装置DSPを示す断面図である。図9に示す構成は、図5に示した構成と比較して、ベース部材23aが第2溝部GR2を有し、第1溝部GR1を有していない点で相違している。図9に示す第2溝部GR2の構成は、図5に示した第2溝部GR2の構成と同等である。
図10は、図9に示したフレキシブル配線基板23を示す図である。図10(a)は、展開した状態のフレキシブル配線基板23の平面図を示し、図10(b)は、展開した状態のフレキシブル配線基板23の第2方向Yに沿った断面図を示し、図10(c)は、展開した状態のフレキシブル配線基板23の第1方向Xに沿った断面図を示している。図8に示す第1溝部GR1の構成は、図6に示した第1溝部GR1の構成と同等である。第2溝部GR2の幅W16は、0.05〜5mmである。幅W16は、特に、0.05〜1.25mmであることが望ましい。また、第2溝部GR2の端部EG2と実装辺MEとの間の第2方向Yの距離DT4は、0.05〜5mmである。距離DT4は、特に、0.75〜3.75mmであることが望ましい。折り曲げ終了点P2は、折り曲げ領域BAにおいて、最も両面テープTP2に近い位置であるため、第2溝部GR2が折り曲げ終了点P2に位置することで、バックライトユニットBLとフレキシブル配線基板23との接着部分に生じる剥離力を効率的に低減することができる。
このような第4実施形態においても、上記した第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
図11は、フレキシブル配線基板23に溝部GRを形成する工程の第1実施例を示す図である。
フレキシブル配線基板23を形成するためのマザー基板100がリールに巻かれている。複数のフレキシブル配線基板23は、1つのマザー基板100から抜型によって切り出されることで形成される。マザー基板100は、図3に示したベース部材23a、配線23b、保護層23cを備えている。フレキシブル配線基板23の電気的導通を検査するための検査パッドTPDは、フレキシブル配線基板23の外側に配置されている。複数の配線23bは、フレキシブル配線基板23の外側まで引き出され、検査パッドTPDに接続されている。
図11に示す例では、フレキシブル配線基板23がマザー基板100から切り出される前に、フレキシブル配線基板23にレーザーLLを照射して、溝部GRを形成する。溝部GRを折り曲げ領域BAにおいて第1枠領域AR1と第2枠領域AR2との間に形成する。このようなリールは、フレキシブル配線基板23を表示パネルPNLに実装する工程を行う実装機内に設置されても良く、フレキシブル配線基板23がマザー基板100から打ち抜かれる工程が実装機内で行われても良い。
図12は、フレキシブル配線基板23に溝部GRを形成する工程の第2実施例を示す図である。
図12に示す例では、単体のフレキシブル配線基板23にレーザーLLを照射して、溝部GRを形成する。すなわち、図11に示したようなマザー基板100からフレキシブル配線基板23を切り出した後、もしくは、フレキシブル配線基板23を表示パネルPNLへ実装する直前に溝部GRを形成する。溝部GRを折り曲げ領域BAにおいて第1枠領域AR1と第2枠領域AR2との間に形成する。
図13は、フレキシブル配線基板23に溝部GRを形成する工程の第3実施例を示す図である。
図13に示す例では、表示パネルPNLにフレキシブル配線基板23を実装した後に、ベース部材23aにレーザーLLを照射し溝部GRを形成する。溝部GRを折り曲げ領域BAにおいて第1枠領域AR1と第2枠領域AR2との間に形成する。溝部GRを形成した後に、フレキシブル配線基板23の折り曲げ部BAを折り曲げる。
図14は、フレキシブル配線基板23に溝部GRを形成する工程の第4実施例を示す図である。
図14に示す例では、フレキシブル配線基板23が折り曲げられた後に、レーザーLLによってフレキシブル配線基板23に溝部GRを形成する。もしくは、表示装置DSPの製造工程の最後に、レーザーLLによってフレキシブル配線基板23に溝部GRを形成する。溝部GRを折り曲げ領域BAにおいて第1枠領域AR1と第2枠領域AR2との間に形成する。
上記したレーザーLLによって溝部GRを形成する工程は、レーザー機構単体によって行われても良いし、フレキシブル配線基板23を表示パネルPNLに実装する実装機内で行われても良い。また、表示装置DSPを製造する装置内の任意の箇所にレーザー機構を設置することも可能である。図11乃至図14に示した工程は、上記した溝部GRのパターンすべてに適用することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、信頼性の向上が可能な電子機器及びフレキシブル配線基板を得ることができる。
なお、上記した例では、駆動ICチップ24がフレキシブル配線基板23に実装されていたが、駆動ICチップ24は、表示パネルPNLに実装されていても良い。また、フレキシブル配線基板23の強度が十分であれば、第1枠領域AR1及び第2枠領域AR2にも溝部GRが形成されても良い。また、溝部GRのパターンは任意の形状に調整可能であり、上記以外のパターンでも良い。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
DSP…表示装置(電子機器)、ME…実装辺、PD…パッド部、PNL…表示パネル(パネル)、
23…フレキシブル配線基板、24…駆動ICチップ、
23a…ベース部材、23b…配線、23c…保護層、
SF1…第1面、SF2…第2面、
BA…折り曲げ部、GR…溝部、CC…凹部、CV…凸部、
E1…第1辺SD2…第2辺、AR1…第1枠領域、AR2…第2枠領域、
P1…折り曲げ開始点、P2…折り曲げ終了点、
GR1…第1溝部、GR2…第2溝部、3…異方性導電膜、RE1、RE2…保護樹脂、
BT…最深部、TP…頂部。

Claims (24)

  1. 第1方向に延出した実装辺を有し、前記実装辺に沿って並列した複数のパッド部を備えるパネルと、
    前記パネルに実装され前記パッド部と重なるフレキシブル配線基板と、
    前記フレキシブル配線基板に実装され、前記パネルを駆動するのに必要な信号を供給する信号供給源である駆動ICチップと、を備え、
    前記フレキシブル配線基板は、第1面及び前記第1面とは反対側の第2面を有するベース部材と、前記ベース部材の前記第1面側に位置する配線と、前記配線を覆う保護層と、を備え、折り曲げられる折り曲げ部を有し、
    前記ベース部材は、前記折り曲げ部に位置し前記第2面に形成された溝部を有し、
    前記溝部は、前記第1方向と交差する第2方向に延出し前記第1方向に並んだ複数の凹部を備え、
    前記溝部が形成される位置での前記ベース部材の厚さは、前記駆動ICチップと重なる位置での前記ベース部材の厚さよりも薄い、電子機器。
  2. 前記フレキシブル配線基板は、前記第2方向に延出した第1辺及び第2辺を有し、
    前記ベース部材は、前記第1辺と前記溝部との間の第1枠領域と、前記第2辺と前記溝部との間の第2枠領域と、を有し、
    前記溝部は、前記第1枠領域と前記第2枠領域との間に位置し、
    前記溝部が形成される位置での前記ベース部材の厚さは、前記第1枠領域及び前記第2枠領域と重なる位置での前記ベース部材の厚さより薄い、請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記フレキシブル配線基板は、前記折り曲げ部において、前記表示パネル側に前記第1方向に延出した折り曲げ開始点を有し、
    前記溝部は、前記折り曲げ開始点と重なり前記第1方向に延出する第1溝部を有する、
    請求項1又は2に記載の電子機器。
  4. 前記フレキシブル配線基板は、前記折り曲げ部において、前記パネル側に前記第1方向に延出した折り曲げ開始点と、前記折り曲げ開始点よりも前記パネルから離間した側に前記第1方向に延出した折り曲げ終了点を有し、
    前記溝部は、前記折り曲げ終了点と重なり前記第1方向に延出する第2溝部を有する、請求項1乃至3の何れか1項に記載の電子機器。
  5. 前記フレキシブル配線基板は、前記折り曲げ部において、前記パネル側に前記第1方向に延出した折り曲げ開始点と、前記折り曲げ開始点よりも前記パネルから離間した側に前記第1方向に延出した折り曲げ終了点を有し、
    1つの前記溝部は、前記折り曲げ開始点、前記折り曲げ終了点に重なっている、請求項1又は2に記載の電子機器。
  6. 前記溝部は、前記第2方向に第1幅を有し、
    前記第1幅は、0.05〜5mmである、請求項5に記載の電子機器。
  7. 前記溝部は、前記第1方向に延出し前記パネルと重なった第1端部を有し、
    前記第1端部と前記実装辺との間の前記第2方向の第1距離は、0〜1.0mmである、請求項1乃至6の何れか1項に記載の電子機器。
  8. さらに、前記パネルと前記フレキシブル配線基板とを接着する異方性導電膜と、
    前記パネル、前記異方性導電膜、及び、前記保護層に接する保護樹脂と、を備え、
    前記保護樹脂において前記パネル側とは反対側の端部と前記実装辺との間の前記第2方向の第2距離は、0〜1.5mmである、請求項1乃至7の何れか1項に記載の電子機器。
  9. 前記溝部は、前記第1方向に第2幅を有し、
    前記第2幅は、5〜60mmである、請求項1乃至8の何れか1項に記載の電子機器。
  10. 前記第1枠領域は、前記第1方向に第3幅を有し、
    前記第2枠領域は、前記第1方向に第4幅を有し、
    前記第3幅及び前記第4幅は、それぞれ0.2〜5mmである、請求項2に記載の電子機器。
  11. 前記第1溝部は、前記第2方向に第5幅を有し、
    前記第5幅は、0.05〜5mmである、請求項3に記載の電子機器。
  12. 前記第2溝部は、前記第2方向に第6幅を有し、
    前記第6幅は、0.05〜5mmである、請求項4に記載の電子機器。
  13. 前記溝部において、前記第2面と前記凹部の最深部との間の深さは、0.5〜32μmである、請求項1乃至12の何れか1項に記載の電子機器。
  14. 前記溝部は、前記第1方向と交差する第2方向に延出し前記第1方向に並んだ複数の凸部を備え、
    前記凸部は、隣り合う前記凹部の間に位置し、
    前記凹部の最深部と前記凸部の頂部との間のレンジは、0.5〜32μmである、請求項1乃至13の何れか1項に記載の電子機器。
  15. 第1方向に延出した駆動ICチップを備え、
    第1面及び前記第1面とは反対側の第2面を有するベース部材と、前記ベース部材の前記第1面側に位置する配線と、前記配線を覆う保護層と、を備え、折り曲げられる折り曲げ部を有し、
    前記ベース部材は、前記折り曲げ部に位置し前記第2面に形成された溝部を有し、
    前記溝部は、前記第1方向と交差する第2方向に延出し前記第1方向に並んだ複数の凹部を備え、
    前記溝部が形成される位置での前記ベース部材の厚さは、前記駆動ICチップと重なる位置での前記ベース部材の厚さよりも薄い、フレキシブル配線基板。
  16. 前記第2方向に延出した第1辺及び第2辺を有し、
    前記ベース部材は、前記第1辺と前記溝部との間の第1枠領域と、前記第2辺と前記溝部との間の第2枠領域と、を有し、
    前記溝部は、前記第1枠領域と前記第2枠領域との間に位置し、
    前記溝部が形成される位置での前記ベース部材の厚さは、前記第1枠領域及び前記第2枠領域に重なる位置での前記ベース部材の厚さよりも薄い、請求項15に記載のフレキシブル配線基板。
  17. 前記折り曲げ部において、前記第1方向に延出した折り曲げ開始点を有し、
    前記溝部は、前記折り曲げ開始点と重なり前記第1方向に延出する第1溝部を有する、請求項15又は16に記載のフレキシブル配線基板。
  18. 前記折り曲げ部において、前記第1方向に延出した折り曲げ開始点と、前記折り曲げ開始点から離間し前記第1方向に延出した折り曲げ終了点と、を有し、
    前記溝部は、前記折り曲げ終了点と重なり前記第1方向に延出する第2溝部を有する、請求項15乃至17の何れか1項に記載のフレキシブル配線基板。
  19. 前記折り曲げ部において、前記第1方向に延出した折り曲げ開始点と、前記折り曲げ開始点から離間し前記第1方向に延出した折り曲げ終了点と、を有し、
    1つの前記溝部は、前記折り曲げ開始点、前記折り曲げ終了点に重なっている、請求項15又は16に記載のフレキシブル配線基板。
  20. 前記溝部は、前記第2方向に第1幅を有し、
    前記第1幅は、0.05〜5mmである、請求項19に記載のフレキシブル配線基板。
  21. 前記溝部は、前記第1方向に第2幅を有し、
    前記第2幅は、5〜60mmである、請求項15乃至20の何れか1項に記載のフレキシブル配線基板。
  22. 前記第1枠領域は、前記第1方向に第3幅を有し、
    前記第2枠領域は、前記第1方向に第4幅を有し、
    前記第3幅及び前記第4幅は、それぞれ0.2〜5mmである、請求項16に記載のフレキシブル配線基板。
  23. 前記溝部において、前記第2面と前記凹部の最深部との間の深さは、0.5〜32μmである、請求項15乃至22の何れか1項に記載のフレキシブル配線基板。
  24. 前記溝部は、前記第1方向と交差する第2方向に延出し前記第1方向に並んだ複数の凸部を備え、
    前記凸部は、隣り合う前記凹部の間に位置し、
    前記凹部の最深部と前記凸部の頂部との間のレンジは、0.5〜32μmである、請求項15乃至23の何れか1項に記載のフレキシブル配線基板。
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