JP2020204716A - 光源装置およびプロジェクター - Google Patents

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Abstract

【課題】コストを低減した光源装置及びプロジェクターを提供する。【解決手段】本発明の光源装置は、発光装置と、第1の領域と第2の領域とを有する第1の光学素子と、第1の領域から射出された第1の光を第2の光に変換する第2の光学素子と、第2の光が入射される拡散素子と、第2の領域から射出された第1の光が入射される波長変換素子と、を備える。拡散素子から射出されて第2の光学素子に入射される光は第3の光に変換され、第2の光学素子から射出されて第1の領域に入射される第3の光は、第1の光学素子の第1の領域から射出され、拡散素子から射出されて第1の光学素子の第2の領域に入射される光は第2の領域から射出され、波長変換素子から射出されて第1の光学素子に入射される第4の光は第1の領域および第2の領域を経由して射出される。【選択図】図2

Description

本発明は、光源装置およびプロジェクターに関する。
下記の特許文献1には、固体光源ユニットから射出した光線を偏光分離合成手段によって2つに分離して蛍光生成用光路及び拡散光生成用光路にそれぞれ導き、蛍光体によって生成される蛍光と拡散板によって生成される拡散光とを偏光分離合成手段で合成して照明光を生成するプロジェクター用の光源装置が開示されている。この光源装置において、拡散光生成用光路には、偏光分離合成手段を透過した後に拡散板で反射された光線を偏光分離合成手段で反射させるための1/4波長板が必要となる。
特開2012−137744号公報
1/4波長板が水晶で構成される場合には、水晶は非常に高価であるため、上記光源装置が高コスト化してしまうという問題があった。
上記の課題を解決するために、本発明の第1態様の光源装置は、第1の波長を有する第1の偏光方向の第1の光を射出する発光装置と、前記第1の光を透過または反射する第1の領域と、前記第1の光が前記第1の領域を透過する場合に前記第1の光を反射させる、または、前記第1の光が前記第1の領域で反射される場合に前記第1の光を透過させる第2の領域と、を有する第1の光学素子と、前記第1の光学素子の前記第1の領域から射出された前記第1の光が入射され、前記第1の光を前記第1の波長を有する円偏光の第2の光に変換する第2の光学素子と、前記第2の光学素子から射出された前記第2の光が入射される拡散素子と、前記第1の光学素子の前記第2の領域から射出された前記第1の光が入射される波長変換素子と、を備え、前記拡散素子から射出されて前記第2の光学素子に入射される光は、前記第2の光学素子によって、前記第1の波長を有する第2の偏光方向の第3の光に変換され、前記第2の光学素子から射出されて前記第1の光学素子の前記第1の領域に入射される前記第3の光は、前記第1の領域から射出され、前記拡散素子から射出されて前記第1の光学素子の前記第2の領域に入射される光は、記第1の光学素子の前記第2の領域から射出され、前記波長変換素子から射出されて前記第1の光学素子の前記第1の領域および前記第2の領域に入射される第2の波長を有する第4の光は、前記第1の光学素子の前記第1の領域および前記第2の領域を経由して射出されることを特徴とする。
上記第1態様の光源装置において、前記第1の光学素子において、前記第1の領域は前記第1の光学素子の中央に設けられ、前記第2の領域は前記第1の領域の周囲を囲むように設けられてもよい。
上記第1態様の光源装置において、前記第2の光学素子は、前記第1の光学素子の一方側に、前記第1の領域に対向するように配置されてもよい。
上記第1態様の光源装置において、前記第1の光学素子から射出された光を検出する検出部と、前記検出部の検出結果に基づいて、前記第1の光学素子の前記第1の領域に入射される前記第1の光の光量を制御する制御部と、を備えてもよい。
上記第1態様の光源装置において、前記第2の光学素子は水晶で形成されてもよい。
上記第1態様の光源装置において、前記第1の光学素子の前記第1の領域から射出される前記第3の光が入射される第3の光学素子を備え、前記第3の光学素子は、前記第3の光を前記第1の波長を有する円偏光の第5の光に変換してもよい。
上記第1態様の光源装置において、前記第3の光学素子は、前記第1の光学素子の他方側に、前記第1の領域に対向するように配置されてもよい。
上記第1態様の光源装置において、前記第3の光学素子は水晶で形成されてもよい。
本発明の第2態様のプロジェクターは、本発明の一つの態様の光源装置と、前記光源装置から射出される光を画像情報に応じて変調して画像光を形成する光変調装置と、前記画像光を投射する投射光学装置と、を備えることを特徴とする。
第1実施形態のプロジェクターの概略構成図である。 光源装置の概略構成を示す図である。 青色アレイ光源の斜視図である。 青色アレイ光源を光軸に沿う方向に見た平面図である。 光分離合成素子の平面構成を示す図である。 光分離合成素子の斜視構成を示す図である。 センサーユニットの概略構成を示す図である。 偏光変換素子におけるミラーの配置を示す正面図である。 第2実施形態の光源装置の概略構成を示す図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図面を用いて説明する。
本実施形態のプロジェクターは、半導体レーザーを用いた光源装置を備えた液晶プロジェクターの一例である。
なお、以下の各図面においては各構成要素を見やすくするため、構成要素により寸法の縮尺を異ならせて示すことがある。
図1は、本実施形態のプロジェクター1の概略構成図である。
図1に示すように、プロジェクター1は、光源装置2と、色分離導光光学系200と、赤色光用光変調装置400Rと、緑色光用光変調装置400Gと、青色光用光変調装置400Bと、クロスダイクロイックプリズム500と、投射光学装置600と、を備えている。本実施形態の赤色光用光変調装置400R、緑色光用光変調装置400G、および青色光用光変調装置400Bは、特許請求の範囲の光変調装置に対応する。
本実施形態において、光源装置2は、赤色光LR、緑色光LG、および青色光LBを含む白色の照明光WLを射出する。
色分離導光光学系200は、ダイクロイックミラー210と、ダイクロイックミラー220と、反射ミラー230と、反射ミラー240と、反射ミラー250と、リレーレンズ260と、リレーレンズ270と、を備えている。色分離導光光学系200は、光源装置2からの照明光WLを、赤色光LRと緑色光LGと青色光LBとに分離し、赤色光LR、緑色光LG、および青色光LBをそれぞれ対応する赤色光用光変調装置400R、緑色光用光変調装置400G、および青色光用光変調装置400Bに導く。
色分離導光光学系200と赤色光用光変調装置400Rとの間には、フィールドレンズ300Rが配置されている。色分離導光光学系200と緑色光用光変調装置400Gとの間には、フィールドレンズ300Gが配置されている。色分離導光光学系200と青色光用光変調装置400Bとの間には、フィールドレンズ300Bが配置されている。
ダイクロイックミラー210は、赤色光LRを透過させ、緑色光LGおよび青色光LBを反射する。ダイクロイックミラー220は、緑色光LGを反射して、青色光LBを透過させる。反射ミラー230は、赤色光LRを反射する。反射ミラー240および反射ミラー250は、青色光LBを反射する。
赤色光用光変調装置400R、緑色光用光変調装置400G、および青色光用光変調装置400Bのそれぞれは、入射された色光を画像情報に応じて変調して画像を形成する液晶パネルから構成されている。
なお、図示を省略したが、フィールドレンズ300Rと赤色光用光変調装置400Rとの間には、入射側偏光板が配置されている。フィールドレンズ300Gと緑色光用光変調装置400Gとの間には、入射側偏光板が配置されている。フィールドレンズ300Bと青色光用光変調装置400Bとの間には、入射側偏光板が配置されている。赤色光用光変調装置400Rとクロスダイクロイックプリズム500との間には、射出側偏光板が配置されている。緑色光用光変調装置400Gとクロスダイクロイックプリズム500との間には、射出側偏光板が配置されている。青色光用光変調装置400Bとクロスダイクロイックプリズム500との間には、射出側偏光板が配置されている。
クロスダイクロイックプリズム500は、赤色光用光変調装置400R、緑色光用光変調装置400G、青色光用光変調装置400Bから射出された各画像光を合成してカラー画像を形成する。クロスダイクロイックプリズム500は、4つの直角プリズムを貼り合わせた平面視略正方形状をなし、直角プリズム同士を貼り合わせた略X字状の界面に、誘電体多層膜が設けられている。
クロスダイクロイックプリズム500から射出されたカラー画像は、投射光学装置600によってスクリーンSCR上に拡大投射される。
(光源装置)
続いて、光源装置2について説明する。図2は光源装置2の概略構成を示す図である。
図2に示すように、光源装置2は、青色アレイ光源(発光装置)20と、ホモジナイザー光学系23と、光分離合成素子(第1の光学素子)25と、第1の集光光学系26と、波長変換素子27と、第1の位相差板(第2の光学素子)28aと、第2の集光光学系29と、拡散反射素子(拡散素子)30と、第2の位相差板(第3の光学素子)28bと、インテグレータ光学系31と、偏光変換素子32と、重畳レンズ33と、光量モニター用ミラー42と、センサーユニット(検出部)43と、制御部CONTと、を備えている。
青色アレイ光源20と、ホモジナイザー光学系23と、光分離合成素子25と、第1の位相差板28aと、第2の集光光学系29と、拡散反射素子30とは、青色アレイ光源20の光軸ax1上に順次並んで配置されている。
また、波長変換素子27と、第1の集光光学系26と、光分離合成素子25と、第2の位相差板28bと、インテグレータ光学系31と、偏光変換素子32と、重畳レンズ33とは、照明光軸ax2上に順次並んで配置されている。光軸ax1と照明光軸ax2とは、同一面内にあり、互いに直交する。
青色アレイ光源20について説明する。
図3は青色アレイ光源20の斜視図である。図4は青色アレイ光源20を光軸ax1に沿う方向に見た平面図である。
図3および図4に示すように、青色アレイ光源20は、複数の発光素子21を備えている。本実施形態では、青色アレイ光源20は、7個の発光素子21を備えている。7個の発光素子21は、青色光LBの光軸ax1上に位置する1個の第1発光素子21aと、この第1発光素子21aの周辺を取り囲むように設けられた6個の第2発光素子21bと、を含んでいる。このように、周辺の6個の第2発光素子21bは、青色光LBの光軸ax1の周りに実質的に回転対称に設けられている。7個の発光素子21は、支持部材107によって支持されている。
各発光素子21は、CANパッケージタイプの半導体レーザーから構成されている。発光素子21は、台座102と缶体103とからなるパッケージ104と、パッケージ104に収容された半導体レーザー素子105と、コリメートレンズ106と、を備えている。半導体レーザー素子105は、例えばピーク波長が440nm〜470nmの青色光線(第1の波長を有する第1の光)B1を射出する。パッケージ104の光射出口には、コリメートレンズ106が設けられている。コリメートレンズ106は、半導体レーザー素子105から射出された青色光線B1を略平行化する。
このように、発光素子21は、平行化された青色光線B1を射出する。青色アレイ光源20は、7本の青色光線B1からなる青色光Bを射出する。複数の青色光線B1各々の主光線は互いに平行である。各半導体レーザー素子105aから射出された青色光線B1は直線偏光である。つまり、青色アレイ光源20から射出される青色光Bは直線偏光である。
青色アレイ光源20から射出された青色光Bは、ホモジナイザー光学系23に入射する。ホモジナイザー光学系23は、マルチレンズ23a、23bを有する。ホモジナイザー光学系23は、第1の集光光学系26とともに被照明領域である波長変換素子27の照度分布を均一化する。また、ホモジナイザー光学系23は、第2の集光光学系29とともに被照明領域である拡散反射素子30の照度分布を均一化する。ホモジナイザー光学系23を透過した青色光Bは光分離合成素子25に入射する。
図5は光分離合成素子25の平面構成を示す図である。図5は、光分離合成素子25の表面における法線方向から平面視した場合の平面図である。図6は光分離合成素子25の斜視構成を示す図である。図6は、図2中における光軸ax1又は照明光軸ax2に沿う方向に平面視した光分離合成素子25の構成を示す図である。
図5に示すように、光分離合成素子25は、第1の領域25Aと第2の領域25Bとを含む。第1の領域25Aは青色光Bを透過させる領域である。第2の領域25Bは青色光Bを反射させる領域である。
第1の領域25Aは偏光ビームスプリッターで構成される。偏光ビームスプリッターは、第1の領域25Aに入射する光を、偏光ビームスプリッターに対するS偏光とP偏光とに分離する偏光分離機能を有する。すなわち、第1の領域25Aは、偏光ビームスプリッターに対してP偏光として入射する光を透過させ、偏光ビームスプリッターに対してS偏光として入射する光を反射する。
本実施形態において、青色アレイ光源20から射出される青色光Bは偏光ビームスプリッターに対するP偏光(第1の偏光方向)となるように配置されているため、第1の領域25Aは上述のように青色光Bを透過可能である。本実施形態において、青色光Bは第1の波長を有する第1の偏光方向の第1の光に相当する。ここで、青色アレイ光源20から射出される青色光Bが、光分離合成素子25の第1の領域25Aに対して、P偏光とするかS偏光とするかは、青色アレイ光源20の配置状態を光軸ax1を回転軸として回転させることにより、変更することができる。
また、第1の領域25Aを構成する偏光ビームスプリッターは、波長変換素子27から射出され、青色光Bとは波長帯が異なる蛍光(第2の波長を有する第4の光)YLを、その偏光状態にかかわらず透過させる色分離機能を有する。
第2の領域25Bはダイクロイックミラーで構成される。ダイクロイックミラーは、青色光Bを反射するとともに蛍光YLを透過させる光学特性を有する。
図2に示すように、第1の領域25Aは光分離合成素子25に入射する青色光Bの一部を拡散反射素子30側に向けて透過させ、第2の領域25Bは光分離合成素子25に入射する青色光Bの残りを波長変換素子27側に向けて反射する。第1の領域25Aは、青色アレイ光源20から射出された青色光Bの全光量の15%から25%の割合の光を取り込み可能な大きさに設定される。以下、第1の領域25Aを透過した青色光Bを青色光LB1、第2の領域25Bで反射された青色光Bを青色光LB2と称す。
図5に示すように、光分離合成素子25において、第1の領域25Aは光分離合成素子25の中央に配置されている。また、第2の領域25Bは第1の領域25Aの周囲を囲むように設けられている。光分離合成素子25の平面形状は矩形であり、第1の領域25Aの平面形状は楕円である。光軸ax1及び照明光軸ax2は光分離合成素子25の中心を通る。すなわち、第1の領域25Aは光軸ax1および照明光軸ax2上に設けられている。光軸ax1および照明光軸ax2の交点Pは第1の領域25Aの中心に位置する。
図6に示すように、本実施形態の光分離合成素子25において、第1の領域25Aの中心は、光軸ax1及び照明光軸ax2の交点に一致する。光分離合成素子25は、光軸ax1及び照明光軸ax2に対して45°の角度をなすように配置されている。光分離合成素子25は、光軸ax1に沿う方向において平面視した場合に、図6に示すように第1の領域25Aの平面形状は円形である。
本実施形態において、光軸ax1は第1の領域25Aの中心を通る。そのため、青色アレイ光源20を構成する複数の発光素子21のうちの光軸ax1上に配置される第1発光素子21a(図4参照)から射出された青色光線B1は第1の領域25Aに入射する。よって、第1の領域25Aに入射する光の光量は第1発光素子21aの光量に応じて決まる。
第1の位相差板28aは、光分離合成素子25の第1の領域25Aに対向して配置される。本実施形態において、第1の位相差板28a及び第1の領域25Aが対向して配置されるとは、光軸ax1上において第1の領域25Aが第1の位相差板28aの表面に対して45°の角度をなすように配置される状態をいう。光軸ax1に沿う方向から平面視した場合、第1の位相差板28aは第1の領域25Aと略重なるように設けられている。
本実施形態において、第1の位相差板28aは、光分離合成素子25と拡散反射素子30との間に設けられ、光分離合成素子25の第1の領域25Aに対向して配置されるので、第1の領域25Aを透過した青色光LB1が第1の位相差板28aに効率良く入射する。
第1の領域25Aに入射する青色光LB1の主光線は青色光Bの光軸ax1に一致するため、青色光LB1は光軸ax1上に配置される第1の位相差板28aに対して平行光として入射する。よって、第1の位相差板28aは平行光として入射する青色光LB1に対して位相差板として機能するので、青色光LB1に対して所定の位相差を付与できる。
第1の位相差板28aは、光分離合成素子25と拡散反射素子30との間の光路中に配置された1/4波長板から構成される。この1/4波長板は水晶で構成された位相差板である。
本実施形態において、第1の位相差板28aは、青色アレイ光源20から射出された青色光Bの一部に相当する青色光LB1の光路上に配置されている。そのため、第1の位相差板28aの大きさは、青色光LBの光路全体に位相差板を配置する場合に比べて小型化される。一般的に水晶位相差板は非常に高価であるため、第1の位相差板28aを小型化することで光源装置2のコストを低減可能となる。
第1の位相差板28aは、青色光LB1を、例えば右回り円偏光の青色光LBc1に変換する。本実施形態において、青色光LBc1は、第1の波長を有する円偏光の第2の光に相当する。
青色光LBc1は第2の集光光学系29に入射する。第2の集光光学系29は、例えばレンズ29a,29bから構成される。ホモジナイザー光学系23及び第2の集光光学系29を経由した青色光LBc1は、拡散反射素子30に対して照度分布が均一化された状態で入射する。
拡散反射素子30は、円板状の拡散板30aと、この拡散板30aを回転させる回転駆動部30bとを含む。拡散板30aは、拡散板30aに入射した青色光LBc1をランバート反射させることが好ましい。
拡散反射素子30は、光分離合成素子25における波長変換素子27の鏡像関係の位置に配置され、第2の集光光学系29から射出された青色光LBc1を光分離合成素子25に向けて拡散反射させる。拡散反射素子30としては、青色光LBc1をランバート反射させつつ、且つ、偏光状態を乱さない材料を用いることが好ましい。
以下、拡散反射素子30によって拡散反射された光を青色光LBc2と称する。本実施形態によれば、青色光LBc1を拡散反射させることで略均一な照度分布の青色光LBc2が得られる。例えば、右回り円偏光の青色光LBc1は左回り円偏光の青色光LBc2として反射される。青色光LBc2は第2の集光光学系29によって平行光に変換された後に再び第1の位相差板28aに入射する。
ここで、青色光LBc2は青色光LBc1を拡散した光であることから、青色光LBc2の光束幅は青色光LBc1の光束幅よりも大きい。そのため、青色光LBc2のうち青色光LBc1の光路上に位置する光のみが第1の位相差板28aに入射し、青色光LBc1の光路よりも外側に拡がった光は第1の位相差板28aに入射しない。
拡散反射素子30から射出されて第1の位相差板28aに入射した青色光LBc2は、第1の位相差板28aによってS偏光(第2の偏光方向)の青色光LBsに変換される。本実施形態において、青色光LBsは、第1の波長を有する第2の偏光方向の第3の光に相当する。
第1の位相差板28aから射出された青色光LBsは、光分離合成素子25の第1の領域25Aに再び入射する。青色光LBsはS偏光に変換されているため、光分離合成素子25の第1の領域25Aで反射される。光分離合成素子25の第1の領域25Aで反射された青色光LBsは第2の位相差板28bに入射する。
第2の位相差板28bは、光分離合成素子25の第1の領域25Aに対向して配置される。本実施形態において、第2の位相差板28b及び第1の領域25Aが対向して配置されるとは、照明光軸ax2上において第1の領域25Aが第2の位相差板28bの表面に対して45°の角度をなすように配置される状態をいう。照明光軸ax2に沿う方向から平面視した場合、第2の位相差板28bは第1の領域25Aと略重なるように設けられている。すなわち、第2の位相差板28bは、光分離合成素子25とインテグレータ光学系31との間に設けられ、光分離合成素子25の第1の領域25Aに対向して配置される。
本実施形態において、第2の位相差板28bは、光分離合成素子25の第1の領域25Aに対向して配置されるので、第1の領域25Aで反射した青色光LBsが第2の位相差板28bに効率良く入射する。第2の位相差板28bは、第1の位相差板28aを経由した光の光路上に配置されている。そのため、第2の位相差板28bの大きさは第1の位相差板28aの大きさと同じである。
第1の領域25Aで反射された青色光LBsの主光線は照明光軸ax2に一致するため、青色光LBsは照明光軸ax2上に配置される第2の位相差板28bに対して平行光として入射する。よって、第2の位相差板28bは平行光として入射する青色光LBsに対して位相差板として機能するので、青色光LBsに対して所定の位相差を付与できる。
第2の位相差板28bは、光分離合成素子25とインテグレータ光学系31との間の光路中の一部に配置された1/4波長板から構成される。この1/4波長板は水晶で構成された位相差板である。
第2の位相差板28bは、青色光LBsを、例えば左回り円偏光の青色光LBc3に変換する。本実施形態において、青色光LBc3は、第1の波長を有する円偏光の第5の光に相当する。
一方、拡散反射素子30から射出されて第1の位相差板28aに入射しない青色光LBc2は、光分離合成素子25の第2の領域25Bに入射する。青色光LBc2は第2の領域25B(ダイクロイックミラー)によってインテグレータ光学系31に向けて反射される。
本実施形態において、拡散板30aに入射する青色光LBc1の主光線は光軸ax1に一致している。そのため、拡散反射素子30で拡散反射された青色光LBc2は全方向に亘って等方的に拡散されるので、青色光LBc2は略円形状の断面を有した光束となる。
仮に拡散板30aに入射する青色光LBc1の主光線が光軸ax1に一致していない場合、すなわち、第1の領域25Aが光軸ax1上に配置されていない場合、青色光LBc2の光束形状は歪んだ状態となる。青色光LBc2はインテグレータ光学系31の全体に入射しないため、インテグレータ光学系31が効率良く機能させることができない。
本実施形態の光源装置2によれば、略円形状の断面を持つ青色光LBc2がインテグレータ光学系31の全域に効率良く入射するので、インテグレータ光学系31を有効に機能させることができる。
本実施形態の光源装置2において、第2の集光光学系29には、青色アレイ光源20から射出された高エネルギーを有するレーザー光(青色光)が入射する。そのため、第2の集光光学系29は温度上昇によって光弾性効果(複屈折)が生じ易い。第2の集光光学系29において複屈折が生じると、第2の集光光学系29を透過する光の偏光状態に乱れが生じてしまう。
本実施形態の光源装置2において、第1の位相差板28aを2回通過することで偏光状態を変換した青色光を光分離合成素子25で偏光分離する構成を採用している。
ここで、拡散反射素子30で拡散反射された青色光LBc2における全光束幅の1/3の光が第1の位相差板28aに入射すると仮定する。この場合、青色光LBc2のうち第1の位相差板28aに入射する光束面積と青色光LBc2のうち第1の位相差板28aに入射しない光束面積との比は1:8となる。すなわち、拡散反射素子30で拡散反射された青色光LBc2の殆ど(8/9)は光分離合成素子25において偏光分離に利用されない。
本実施形態の光源装置2の構成によれば、仮に上述した第2の集光光学系29における偏光状態の乱れが生じた場合でも、光分離合成素子25における偏光分離に及ぶ影響を小さくできる。そのため、本実施形態の光源装置2では、第2の集光光学系29における光弾性効果(複屈折)の影響を低減するために第2の集光光学系29を熱膨張係数の小さい石英レンズで構成する必要はない。よって、第2の集光光学系29を高価な石英レンズで構成することによるコスト上昇を抑制することができる。
また、第2の領域25Bで反射された青色光LB2は、第1の集光光学系26に入射する。第1の集光光学系26は、青色光LB2を波長変換素子27に向けて集光させる。
本実施形態において、第1の集光光学系26は、例えば第1レンズ26a及び第2レンズ26bから構成される。ホモジナイザー光学系23及び第1の集光光学系26を経由した青色光LB2は、波長変換素子27の被照明領域に対して照度分布が均一化された状態で入射する。波長変換素子27は、蛍光体34と、蛍光体34を支持する基板35と、蛍光体34を基板35に固定する固定部材36と、を有している。
本実施形態において、蛍光体34は、該蛍光体34の側面と基板35との間に設けられた固定部材36により、基板35に固定される。蛍光体34は、青色光LB2の入射する側と反対側の面において、基板35に接触する。
蛍光体34は、青色光LB2を吸収して励起される蛍光体を含む。この青色光LB2により励起された蛍光体は、例えば波長帯が500〜700nmの蛍光(黄色蛍光)YLを射出する。蛍光体34と基板35との間に反射層37が設けられている。反射層37は、蛍光体34で生成された蛍光YLのうち、基板35に向かって進む成分を反射する。
基板35における蛍光体34の支持面と反対の面にヒートシンク38が配置されている。波長変換素子27では、このヒートシンク38を介して放熱できるため、蛍光体34の熱劣化を防ぐことができる。
蛍光体34から射出された蛍光YLは非偏光の光である。蛍光YLは、第1の集光光学系26で平行化されて、光分離合成素子25に入射する。光分離合成素子25に入射した蛍光YLは第1の領域25A及び第2の領域25Bを透過してインテグレータ光学系31に向けて射出される。なお、蛍光YLの一部は照明光軸ax2上に設けられた第2の位相差板28bを透過するが、非偏光である蛍光YLは第2の位相差板28bの影響を受けない。
このようにして青色光LBc2、青色光LBc3及び蛍光YLが合成されることで白色の照明光WLが生成される。照明光WLは、色分離導光光学系200において、赤色光LR、緑色光LG、および青色光LBに分離される。青色光LBc2及び青色光LBc3は青色光LBとして分離され、蛍光YLは赤色光LR及び緑色光LGとして分離される。
図2を参照して説明する。
照明光WLはインテグレータ光学系31に入射する。インテグレータ光学系31は、第1マルチレンズ31aと第2マルチレンズ31bとを有する。第1マルチレンズ31aは照明光WLを複数の部分光線束に分割するための複数の第1小レンズ31amを有する。
第1マルチレンズ31aのレンズ面(第1小レンズ31amの表面)と光変調装置400R,400G,400Bの各々の画像形成領域とは互いに共役となっている。そのため、第1小レンズ31am各々の形状は、光変調装置400R,400G,400Bの画像形成領域の形状と略相似形(矩形状)となっている。これにより、第1マルチレンズ31aから射出された部分光束各々が光変調装置400R,400G,400Bの画像形成領域にそれぞれ効率良く入射する。
第2マルチレンズ31bは、第1マルチレンズ31aの複数の第1小レンズ31amに対応する複数の第2小レンズ31bmを有する。第2マルチレンズ31bは、重畳レンズ33とともに、第1マルチレンズ31aの各第1小レンズ31amの像を各光変調装置400R,400G,400Bの各々の画像形成領域の近傍に結像させる。
インテグレータ光学系31を透過した照明光WLは偏光変換素子32に入射する。
偏光変換素子32は、偏光分離膜と位相差板(1/2位相差板)とをアレイ状に並べて構成される。偏光変換素子32は、照明光WLの偏光方向を所定方向に揃える光学素子である。より具体的に偏光変換素子32は、照明光WLを光変調装置400R,400G,400Bの光入射側に配置された偏光板(不図示)の透過軸の方向に対応させる光学素子である。
これにより、偏光変換素子32を透過した照明光WLを分離して得られる赤色光LR、緑色光LG及び青色光LBの偏光方向は、各光変調装置400R,400G,400Bの入射側偏光板の透過軸方向に対応する。よって、赤色光LR、緑色光LG及び青色光LBは入射側偏光板でそれぞれ遮光されることなく、光変調装置400R,400G,400Bの画像形成領域にそれぞれ良好に入射する。
偏光変換素子32を透過した照明光WLは、重畳レンズ33に入射する。重畳レンズ33はインテグレータ光学系31と協同して、被照明領域における照度分布を均一化する。
ここで、偏光変換素子32に入射する光が一方の偏光成分(S偏光又はP偏光)のみで構成される場合、双方の偏光成分(S偏光及びP偏光)を含む光で構成される場合に比べて、偏光変換素子32を透過後の光強度分布の均一性が低下してしまう。
従来、偏光変換素子に入射する光が一方の偏光成分のみで構成されている場合、偏光変換素子32の前段に1/4波長板を設けることで偏光変換素子32に入射する光を円偏光に変換することが行われていた。しかしながら、この場合、偏光変換素子32の前段に1/4波長板を別途設ける分だけコストが高くなってしまう。
本実施形態の光源装置2では、円偏光である青色光LBc2及び青色光LBc3と非偏光である蛍光YLとを含む照明光WLが偏光変換素子32に入射する。円偏光である青色光LBc2及び青色光LBc3はS偏光成分及びP偏光成分を概ね同程度の割合で含む。また、非偏光である蛍光YLも、円偏光と同様、S偏光成分及びP偏光成分を概ね同程度の割合で含む。
本実施形態の光源装置2は、S偏光成分及びP偏光成分の双方を概ね等しい割合で含む照明光WLを偏光変換素子32に入射させるので、偏光変換素子32を透過した照明光WLの光強度分布の均一性を向上することができる。そして、このように光強度分布の均一性が高い照明光WLを色分離した赤色光LR、緑色光LG及び青色光LBは、各光変調装置400R,400G,400Bの画像形成領域を均一に照度することで優れた画像を表示できる。
本実施形態の光源装置2は、インテグレータ光学系31と偏光変換素子32との間の光路上に、光量モニター用ミラー42を備えている。光量モニター用ミラー42は、ハーフミラーであり、照明光軸ax2に対して45°の角度をなすように配置されている。光量モニター用ミラー42は、入射した光の一部を透過し、残りを反射する。光量モニター用ミラー42を透過した光は偏光変換素子32に入射し、光量モニター用ミラー42で反射した光はセンサーユニット43に入射する。
図7はセンサーユニット43の概略構成を示す図である。図8は偏光変換素子におけるミラーの配置を示す正面図である。
図7に示すように、センサーユニット43は、第1センサー43aと、第2センサー43bと、ダイクロイックミラー43cとを含む。ダイクロイックミラー43cは、誘電体多層膜から構成され、照明光WLに含まれる蛍光YLを透過させ、照明光WLに含まれる青色成分である青色光LBc2及び青色光LBc3を反射する光学特性を有する。
第1センサー43aは、光量モニター用ミラー42で反射された照明光WLのうち、ダイクロイックミラー43cで反射された青色光LBc2、LBc3の光量を測定する。第2センサー43bは、光量モニター用ミラー42で反射された照明光WLのうち、ダイクロイックミラー43cを透過した蛍光YLの光量を測定する。第1センサー43aおよび第2センサー43bは、制御部CONTに測定結果を送信する。制御部CONTは、第1センサー43aおよび第2センサー43bの測定結果に基づき、後述のように青色アレイ光源20の駆動を制御する。
なお、第2センサー43bが、蛍光YLの光量を測定する例を示したが、蛍光YLの部分的な波長、例えば、蛍光YLの赤色成分または緑色成分のみを測定してもよい。第2センサー43bが、蛍光YLの赤色成分またはや緑色成分を測定する場合であっても、第2センサー43bの検出値は、蛍光YLに対する測定結果と等価となる。
図8に示すように、光量モニター用ミラー42は、偏光変換素子32の光入射領域Rを避けて配置された保持部材48によって保持されている。偏光変換素子32の光入射領域Rとは、インテグレータ光学系31から射出された複数の小光束各々が入射する領域である。
光量モニター用ミラー42は、第2マルチレンズ31bによる照明光WLの2次光源像Qが形成される位置に配置されている。そのため、被照明領域である赤色光用光変調装置400R、緑色光用光変調装置400G、および青色光用光変調装置400B上において照度ムラが生じることはない。
なお、本実施形態では、光量モニター用ミラー42がインテグレータ光学系31と偏光変換素子32との間の光路上に配置された例を示した。この例に代えて、光量モニター用ミラー42は、偏光変換素子32と重畳レンズ33との間の光路上に配置されていてもよい。なお、光量モニター用ミラー42は、色分離導光光学系200に設けられるダイクロイックミラー210、ダイクロイックミラー220、反射ミラー230、反射ミラー240、反射ミラー250の漏れ光などを利用してもよい。
本実施形態の光源装置2は、照明光WLの色バランス(ホワイトバランス)を調整可能である。以下、光源装置2における照明光WLの色バランスの調整方法について説明する。
光源装置2は、光量モニター用ミラー42から取り出された光に含まれる青色光LBc2、LBc3の光量(強度)と黄色の蛍光YLの光量(強度)とをセンサーユニット43により測定する。センサーユニット43の測定結果は、制御部CONTに送信される。
制御部CONTは、射出する照明光WLの色味に応じた青色光強度と黄色光強度との比(強度比)を予めデータとして記憶している。制御部CONTは、例えば、プロジェクターの使用者から指示されたホワイトバランスに対応するデータの強度比に近づけるように青色アレイ光源20の駆動を制御する。
具体的に制御部CONTは、光分離合成素子25の第1の領域25Aに入射される青色光LB1の光量を制御する。第1の領域25Aに入射する青色光LB1は、青色アレイ光源20を構成する複数の発光素子21のうち第1発光素子21a(図4参照)から射出された青色光線B1を含む。本実施形態において、制御部CONTは、複数の発光素子21のうちの第1発光素子21aの出力を調整することで第1の領域25Aに入射される青色光LB1の光量を制御する。
例えば、制御部CONTは、第1発光素子21aの出力を高くすることで第1の領域25Aに入射される青色光LB1の光量を増やして照明光WLに含まれる黄色成分(蛍光YL)に対する青色成分(青色光LBc2及び青色光LBc3)の割合を増やすことができる。これにより、黄色成分の光量に対する青色成分の光量が相対的に増加するため、照明光WLは青色味を帯びた白色光に変化する。
一方、制御部CONTは、第1発光素子21aの出力を低くすることで第1の領域25Aに入射される青色光LB1の光量を減らすことで照明光WLに含まれる黄色成分(蛍光YL)に対する青色成分(青色光LBc2及び青色光LBc3)の割合を減らすことができる。これにより、青色成分の光量に対する黄色成分の光量が相対的に増加するため、照明光WLは黄色味を帯びた白色光に変化する。
このように本実施形態の光源装置2によれば、センサーユニット43の測定結果に基づき、制御部CONTによって第1の領域25Aに入射される青色光LB1の光量を制御することで照明光WLのホワイトバランスを調整できる。よって、本実施形態の光源装置2によれば、所望のホワイトバランスを有した照明光WLを生成できる。
以上説明したように本実施形態の光源装置2によれば、青色アレイ光源20から射出される青色光Bの一部に相当する青色光LB1の光路上に第1の位相差板28aを備えるので、水晶で構成される第1の位相差板28aを小型化することで低コスト化を実現できる。
また、本実施形態の光源装置2によれば、第1の位相差板28aから射出された青色光LBsの光路上に第2の位相差板28bを備えるので、水晶で構成される第2の位相差板28bを小型化することで低コスト化を実現できる。
また、本実施形態の光源装置2によれば、センサーユニット43の測定結果に基づいて光分離合成素子25の第1の領域25Aに入射される青色光LB1の光量を制御することで、照明光WLのホワイトバランスを調整することができる。
本実施形態のプロジェクター1によれば、第1の位相差板28a及び第2の位相差板28bを小型化してコスト低減を図った光源装置2を備えるので、該プロジェクター1も低コスト化を実現できる。また、本実施形態のプロジェクター1によれば、光源装置2によって照明光WLのホワイトバランスを調整することで所望の色味の画像を表示できる。
(第2実施形態)
続いて、本発明の第2実施形態に係る光源装置について図面を用いて説明する。なお、第1実施形態と共通の構成及び部材については同じ符号を付し、詳細な説明については省略する。
図9は本実施形態の光源装置2Aの概略構成を示す図である。
図9に示すように、本実施形態の光源装置2Aは、青色アレイ光源20と、ホモジナイザー光学系23と、光分離合成素子(第1の光学素子)125と、第1の集光光学系26と、波長変換素子27と、第1の位相差板28aと、第2の集光光学系29と、拡散反射素子30と、第2の位相差板28bと、インテグレータ光学系31と、偏光変換素子32と、重畳レンズ33と、光量モニター用ミラー42と、センサーユニット43と、制御部CONTと、を備えている。
本実施形態において、青色アレイ光源20と、ホモジナイザー光学系23と、光分離合成素子125と、第1の集光光学系26と、波長変換素子27とは、青色アレイ光源20の光軸ax1上に順次並んで配置されている。また、拡散反射素子30と、第2の集光光学系29と、第1の位相差板28aと、光分離合成素子125と、第2の位相差板28bと、インテグレータ光学系31と、偏光変換素子32と、重畳レンズ33とは、照明光軸ax2上に順次並んで配置されている。
光分離合成素子125は、第1の領域125Aと第2の領域125Bとを含む。第1の領域125Aは青色光Bを反射させる領域である。第2の領域125Bは青色光Bを透過させる領域である。以下、第1の領域125Aで反射された青色光Bを青色光LB3、第2の領域125Bを透過した青色光Bを青色光LB4と称す。
第1の領域125Aは偏光ビームスプリッターで構成される。すなわち、第1の領域125Aは、偏光ビームスプリッターに対してP偏光として入射する光を透過させ、偏光ビームスプリッターに対してS偏光として入射する光を反射する。本実施形態において、青色アレイ光源20から射出される青色光Bは偏光ビームスプリッターに対するS偏光(第1の偏光方向)となるように配置されているため、第1の領域125Aは青色光LBを反射可能である。また、第1の領域125Aを構成する偏光ビームスプリッターは、波長変換素子27から射出され、青色光Bとは波長帯が異なる蛍光YLを、その偏光状態にかかわらず透過させる色分離機能を有する。
なお、第2の領域125Bは、青色光Bを透過させるとともに蛍光YLを反射する光学特性を有するダイクロイックミラーで構成される。ここで、青色アレイ光源20から射出される青色光Bが、光分離合成素子125の第1の領域125Aに対して、P偏光とするかS偏光とするかは、青色アレイ光源20の配置状態を光軸ax1を回転軸として回転させることにより、変更することができる。
本実施形態の光分離合成素子125において、第1の領域125Aの中心は、光軸ax1及び照明光軸ax2の交点に一致する。光分離合成素子125は、光軸ax1及び照明光軸ax2に対して45°の角度をなすように配置されている。光分離合成素子125は、光軸ax1に沿う方向において平面視した場合、第1の領域125Aの平面形状は円形である。本実施形態において、光軸ax1は第1の領域125Aの中心を通る。
第1の位相差板28aは、光分離合成素子125の第1の領域125Aに対向して配置される。本実施形態において、第1の位相差板28a及び第1の領域125Aが対向して配置されるとは、光軸ax1上において第1の領域125Aが第1の位相差板28aの表面に対して45°の角度をなすように配置される状態をいう。光軸ax1に沿う方向から平面視した場合、第1の位相差板28aは第1の領域125Aと略重なるように設けられている。
本実施形態において、第1の位相差板28aは、光分離合成素子125と拡散反射素子30との間に設けられ、光分離合成素子125の第1の領域125Aに対向して配置されるので、第1の領域125Aを反射した青色光LB3が第1の位相差板28aに効率良く入射する。
第1の領域125Aに入射する青色光LB3の主光線は青色光Bの照明光軸ax2に一致するため、青色光LB3は照明光軸ax2上に配置される第1の位相差板28aに対して平行光として入射する。よって、第1の位相差板28aは平行光として入射する青色光LB3に対して位相差板として機能するので、青色光LB3に対して所定の位相差を付与できる。
本実施形態において、第1の位相差板28aは、第1の領域125Aで反射された青色光LB3の光路上に配置されている。第1の位相差板28aは、青色光LB3を、例えば左回り円偏光の青色光LBc4に変換する。青色光LBc4は拡散反射素子30によって拡散反射されて、右回り円偏光の青色光LBc5として反射される。青色光LBc4は第2の集光光学系29によって平行光に変換された後に再び第1の位相差板28aに入射する。
拡散反射素子30から射出されて第1の位相差板28aに入射した青色光LBc5は、第1の位相差板28aによってP偏光(第2の偏光方向)の青色光LBpに変換される。本実施形態において、青色光LBpは、第1の波長を有する第2の偏光方向の第3の光に相当する。
第1の位相差板28aから射出された青色光LBpは、光分離合成素子125の第1の領域125Aに入射する。青色光LBpはP偏光に変換されているため、光分離合成素子125の第1の領域125Aを透過する。
本実施形態において、第2の位相差板28bは、照明光軸ax2上において、第1の領域125Aにおける第1の位相差板28aの反対側に、光分離合成素子125の第1の領域125Aに対向して配置されている。
本実施形態において、第2の位相差板28b及び第1の領域125Aが対向して配置されるとは、照明光軸ax2上において第1の領域125Aが第2の位相差板28bの表面に対して45°の角度をなすように配置される状態をいう。照明光軸ax2に沿う方向から平面視した場合、第2の位相差板28bは第1の領域125Aと略重なるように設けられている。すなわち、第2の位相差板28bは、光分離合成素子125とインテグレータ光学系31との間に設けられ、光分離合成素子125の第1の領域125Aに対向して配置される。
光分離合成素子125の第1の領域125Aを透過した青色光LBpは第2の位相差板28bに入射する。第2の位相差板28bは、青色光LBpを、例えば右回り円偏光の青色光LBc6に変換する。本実施形態において、青色光LBc6は、第1の波長を有する円偏光の第5の光に相当する。
また、拡散反射素子30から射出されて第1の位相差板28aに入射しない青色光LBc5は、光分離合成素子125の第2の領域125Bを透過してインテグレータ光学系31に向かう。
また、第2の領域125Bを透過した青色光LB4は、第1の集光光学系26によって波長変換素子27の蛍光体34上に集光されることで蛍光YLが生成される。蛍光YLは第1の集光光学系26で平行化されて、光分離合成素子125に入射する。光分離合成素子125に入射した蛍光YLは第1の領域125A及び第2の領域125Bで反射されてインテグレータ光学系31に向けて射出される。
本実施形態の光源装置2Aでは、青色光LBc5、青色光LBc6及び蛍光YLが合成されて白色の照明光WL1を生成する。照明光WL1は、色分離導光光学系200(図1参照)において、赤色光LR、緑色光LG、および青色光LBに分離される。なお、青色光LBc5及び青色光LBc6は青色光LBとして分離され、蛍光YLは赤色光LR及び緑色光LGとして分離される。
本実施形態の光源装置2Aにおいても、第1実施形態の光源装置2と同様の効果を奏することができる。すなわち、本実施形態の光源装置2Aによれば、青色アレイ光源20から射出される青色光Bの一部に相当する青色光LB3の光路上に第1の位相差板28aを備えるので、水晶で構成される第1の位相差板28aを小型化することで低コスト化を実現できる。また、本実施形態の光源装置2Aによれば、第1の位相差板28aから射出された青色光LBpの光路上に第2の位相差板28bを備えるので、水晶で構成される第2の位相差板28bを小型化することで低コスト化を実現できる。また、本実施形態の光源装置2Aによれば、照明光WL1のホワイトバランスを調整することができる。
また、本実施形態の光源装置2Aを備えたプロジェクターによれば低コスト化を実現するとともに、照明光WL1のホワイトバランスを調整することで所望の色味の画像を表示することができる。
なお、本発明は上記実施形態の内容に限定されることはなく、発明の主旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態において、拡散反射素子30として拡散板30aを回転させる構造を例に挙げたが、拡散板を回転させない固定方式の構造を採用してもよい。また、波長変換素子27として固体配置した蛍光体34に励起光を照射する構造を例に挙げたが、回転可能な円板上にリング状の蛍光体を配置した回転ホイール方式の構造を採用してもよい。
また、上記実施形態では本発明による光源装置をプロジェクターに搭載した例を示したが、これに限られない。本発明による光源装置は、照明器具や自動車のヘッドライト等にも適用することができる。
1…プロジェクター、2,2A…光源装置、20…青色アレイ光源(発光装置)、25,125…光分離合成素子(第1の光学素子)、25A,125A…第1の領域、25B,125B…第2の領域、27…波長変換素子、28a…第1の位相差板(第2の光学素子)、28b…第2の位相差板(第3の光学素子)、30…拡散反射素子(拡散素子)、43…センサーユニット(検出部)、400R…赤色光用光変調装置、400G…緑色光用光変調装置、400B…青色光用光変調装置、600…投射光学装置、CONT…制御部。

Claims (9)

  1. 第1の波長を有する第1の偏光方向の第1の光を射出する発光装置と、
    前記第1の光を透過または反射する第1の領域と、前記第1の光が前記第1の領域を透過する場合に前記第1の光を反射させる、または、前記第1の光が前記第1の領域で反射される場合に前記第1の光を透過させる第2の領域と、を有する第1の光学素子と、
    前記第1の光学素子の前記第1の領域から射出された前記第1の光が入射され、前記第1の光を前記第1の波長を有する円偏光の第2の光に変換する第2の光学素子と、
    前記第2の光学素子から射出された前記第2の光が入射される拡散素子と、
    前記第1の光学素子の前記第2の領域から射出された前記第1の光が入射される波長変換素子と、を備え、
    前記拡散素子から射出されて前記第2の光学素子に入射される光は、前記第2の光学素子によって、前記第1の波長を有する第2の偏光方向の第3の光に変換され、
    前記第2の光学素子から射出されて前記第1の光学素子の前記第1の領域に入射される前記第3の光は、前記第1の領域から射出され、
    前記拡散素子から射出されて前記第1の光学素子の前記第2の領域に入射される光は、記第1の光学素子の前記第2の領域から射出され、
    前記波長変換素子から射出されて前記第1の光学素子の前記第1の領域および前記第2の領域に入射される第2の波長を有する第4の光は、前記第1の光学素子の前記第1の領域および前記第2の領域を経由して射出される
    ことを特徴とする光源装置。
  2. 前記第1の光学素子において、前記第1の領域は前記第1の光学素子の中央に設けられ、前記第2の領域は前記第1の領域の周囲を囲むように設けられる
    ことを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記第2の光学素子は、前記第1の光学素子の一方側に、前記第1の領域に対向するように配置される
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の光源装置。
  4. 前記第1の光学素子から射出された光を検出する検出部と、
    前記検出部の検出結果に基づいて、前記第1の光学素子の前記第1の領域に入射される前記第1の光の光量を制御する制御部と、を備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の光源装置。
  5. 前記第2の光学素子は水晶で形成されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の光源装置。
  6. 前記第1の光学素子の前記第1の領域から射出される前記第3の光が入射される第3の光学素子を備え、
    前記第3の光学素子は、前記第3の光を前記第1の波長を有する円偏光の第5の光に変換する
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の光源装置。
  7. 前記第3の光学素子は、前記第1の光学素子の他方側に、前記第1の領域に対向するように配置される
    ことを特徴とする請求項6に記載の光源装置。
  8. 前記第3の光学素子は水晶で形成されている
    ことを特徴とする請求項6または7に記載の光源装置。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の光源装置と、
    前記光源装置から射出される光を画像情報に応じて変調して画像光を形成する光変調装置と、
    前記画像光を投射する投射光学装置と、を備える
    ことを特徴とするプロジェクター。
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