JP2020203520A - 走行風導入装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の前方部に形成された空気口に導入される走行風の流量を増加させることができる走行風導入装置及びその制御方法を提供する。【解決手段】車両2の前方部に形成された空気口4に走行風Wを導入する装置において、曲面で形成されるコーナー部5と、この曲面の少なくとも一部を覆うことが可能なように車両2の車幅方向または車長方向に対して移動可能に設けられるパネル6と、このパネル6の移動を制御する制御装置7と、を備えて、制御装置7によりパネル6がコーナー部5の曲面の少なくとも一部を覆うようにパネル6を移動させる。【選択図】図2

Description

本開示は、走行風導入装置及びその制御方法に関する。
車両の前方部に形成された空気口からエンジンルーム内に流れ込む空気の流量を制御する車両用グリル装置(グリルシャッタ)が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2017−218038号公報
ところで、複数車両による隊列走行を行う場合、後続車両(先頭車両を除く車両)とその直前の車両との車間距離は比較的短いことがある。車間距離が比較的短いと、前記空気口から車両の内部に流入する走行風の流量が小さくなり、車両の内部に配置されるラジエータ等の各種装置の冷却に支障がでる虞がある。
本開示の目的は、車両の前方部に形成された空気口に導入される走行風の流量を増加させることができる走行風導入装置及びその制御方法を提供することにある。
上記の目的を達成するための本発明の態様の走行風導入装置は、車両の前方部に形成された空気口に走行風を導入する走行風導入装置において、曲面で形成されるコーナー部と、前記曲面の少なくとも一部を覆うことが可能なように前記車両の車幅方向または車長方向に対して移動可能に設けられるパネルと、前記パネルの移動を制御する制御装置と、を備えて構成される。
本開示によれば、車両の前方部に形成された空気口に導入される走行風の流量を増加させることができる。
第1実施形態の走行風導入装置を備えた車両の構成を平面視で例示し、開閉扉の全閉状態を示す図である。 図1の車両で、開閉扉の全開状態を示す図である。 図2の開閉扉を拡大した図である。 図1の車両で、開閉扉の一部を背面視で示す図である。 図1の車両で、開閉扉を側面視で示す図である。 第1実施形態の走行風導入装置の制御方法を制御フローの形で例示する図である。 第2実施形態の走行風導入装置を備えた車両の構成を平面視で例示し、開閉扉の全閉状態を示す図である。 図7の車両で、開閉扉の全開状態を示す図である。 図7の車両で、開閉扉の全閉状態を背面視で示す図である。 図7の車両で、開閉扉の全開状態を背面視で示す図である。 第3実施形態の走行風導入装置を備えた車両の構成を平面視で例示し、開閉扉の全閉状態を示す図である。 図11の車両で、開閉扉の全開状態を示す図である。 図11の車両で、開閉扉の全閉状態を側面視で示す図である。 図11の車両で、開閉扉の全開状態を側面視で示す図である。 第4実施形態の走行風導入装置を備えた車両のカーブ走行時を例示する図である。
以下、本開示の実施形態の走行風導入装置及びその制御方法について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施形態では、X方向を走行風導入装置1を備えた車両2の車幅方向、Y方向を車両2の車長方向(車両2の前後方向、走行方向)、Z方向を車高方向と定義する。
図1〜図5に例示するように、第1実施形態の走行風導入装置1は、車両2の平面視で車両2の前方部に備えたグリルシャッタ3の開口部(空気口)4に走行風Wを導入する装置である。走行風導入装置1は、コーナー(コーナー部)5と、パネル6と、制御装置7と、を備えて構成される。
車両2は、前方より順にキャブ2aと荷台2bとで構成されるとともに、キャブ2aにグリルシャッタ3とコーナー5とを備えて構成される。
グリルシャッタ3及びその開口部4は、車両2の平面視で車両2の前方部の中央(前方中央部)に配置される。グリルシャッタ3は、開口部4に設置されて車幅方向に延在する羽根(図示しない)の開度の調整により車両2の走行時に車両2の前方から車両2の内部に向かって流れる走行風Wの流量を調整する装置である。
コーナー5は、車両2の車体の一部で、車両2の平面視で車両2の前方部の左右端部(前方左右端部)の各々に曲面で形成される略円弧形状の部分である。車両2の前方から車両2に向かって流れる走行風Wの一部がコーナー5に沿って車両2の車幅方向外側に流れることで車両2に対する走行抵抗は低減される。
パネル6は、コーナー5の曲面の少なくとも一部を覆うことが可能なように車両2の車幅方向または車長方向に対して移動可能に設けられる。第1実施形態では、パネル6は、グリルシャッタ3に設けられ、車両2の車幅方向に対して移動可能である。より詳細には、パネル6は、車両2の平面視でグリルシャッタ3からコーナー5の少なくとも一方に向かって開くとともにその全開状態時にその一部がコーナー5の前方に位置する。
制御装置7は、パネル6の移動を制御する装置である。制御装置7は、各種情報処理を行うCPU(Central Processing Unit)、その各種情報処理を行うために用いられるプログラムや情報処理結果を読み書き可能な内部記憶装置、及び各種インターフェースなどから構成されるハードウェアである。制御装置7は、パネル6に備わる後述するモータ11、15やセンサ23、24等の各種装置と電気的に接続される。なお、本実施形態の制御装置7は、車両2に搭載されたエンジン(内燃機関)20の運転状態の制御も行うが、パネル6の移動に関する制御のみを行う装置としてパネル6の内部等に別体として配置してもよい。
本実施形態の走行風導入装置1は、制御装置7の制御信号に基づいてパネル6の一部をコーナー5の前方に位置させて、コーナー5の曲面の少なくとも一部をパネル6により覆う。このようにすることで、車両2の走行時にコーナー5に向かって流れる走行風Wの少なくとも一部の流れる方向をパネル6により車両2の前方中央の空間8に流れる方向に変更する。
車両2の前方中央の空間8は、自車両2と自車両2の直前を走行する先行車両(図示しない)の間に形成される空間の一部で、グリルシャッタ3の開口部4(車両2の背面視で長方形状)に対して車長方向に対向する空間である。この空間8の車高方向の中央位置は開口部4の車高方向の中央位置と同程度の高さ位置である。この空間8は、例えば、車幅方向に関して開口部4の幅の100%〜300%の幅を有し、車長方向に関して開口部4の長さの100%〜300%の長さを有し、車高方向に関して開口部4の高さの100%〜200%の高さを有する。この空間8内に流入する走行風Wの大半(例えば80%以上)がグリルシャッタ3の開口部4を経由して車両2の内部に流入される。
第1実施形態の走行風導入装置1では、パネル6は、開閉扉9、10と、モータ11、15と、ラック・アンド・ピニオン12、17とで構成される(を有する)。
開閉扉9、10は、車幅方向左右のそれぞれに3枚の扉を車長方向に連結して構成される。開閉扉9、10の各扉は、走行風Wの接触に耐え得るだけの耐熱性や耐錆性を有しており、その材質としては樹脂、鉄、カーボン等が例示される。開閉扉9、10は、開口部4と同程度の車高位置に配置されるとともに、その全閉時に開口部4に対して車長方向に対向配置されて開口部4を経由して車両2の内部に流入する走行風Wの流量を略ゼロにする。本実施形態の説明では、左側の3枚の扉を左側の扉9と称し、右側の3枚の扉を右側の扉10と称す。
なお、図1〜図3では、開閉扉9、10の構成を明確にするため、開閉扉9、10を車両2の車体に対して比較的大きく図示しているが、開閉扉9、10の車長方向の長さは例えば開口部4の車長方向の長さの90%〜110%程度とされ、車両2の背面視で開閉扉9、10の各扉の面積は例えば開口部4の面積の50%〜60%程度とされる。
左側の扉9は、車両2の車体に近い側より順に、第1左扉9a、第2左扉9b、第3左扉9cとで構成される。右側の扉10は、車両2の車体に近い側より順に、第1右扉10a、第2右扉10b、第3右扉10cとで構成される。本実施形態では、各扉9a、9b、9c、10a、10b、10cは、背面パネルのない中空形状の板状体である。
図4、図5に例示するように、第1左扉9a及び第1右扉10aの中空部分にはモータ11が配置されている。グリルシャッタ3の開口部4にはラック・アンド・ピニオン12が車幅方向に延在して配置されている。モータ11は、ラック・アンド・ピニオン12のピニオン12aに対して車長方向に延在するシャフト13により連結されている。
緩衝材14が、開口部4を形成する枠とラック・アンド・ピニオン12のラック12bの左右端部の間にそれぞれ配置されている。この緩衝材14により、ピニオン12aは緩衝材14より車幅方向外側に移動しない構成となっている。
なお、本実施形態では、図面の煩雑さを避けるために、第1左扉9a及び第1右扉10aの中空部分に配置されるモータ11の載置用の台(モータ11は回転自在にこの台に固定される、この台は移動しない)の図示を省略している。また、ラック12b及び緩衝材14の載置用の台の図示を省略している。また、本実施形態では、開口部4に2つのラック・アンド・ピニオン12を異なる高さで配置しているが、ラック・アンド・ピニオン12の配置個数は1つでも3つ以上でもよい。
図1〜図3、図5に例示するように、第2左扉9b及び第3左扉9cの中空部分にはモータ15が配置されている。第1左扉9a及び第2左扉9bの前面板16には、ラック・アンド・ピニオン17が車幅方向に延在して連結されている。モータ15は、対応するラック・アンド・ピニオン17のピニオン17aに対して車長方向に延在するシャフト18により連結されている。
図1〜図3に例示するように、第2右扉10b及び第3右扉10cの中空部分にはモータ15が配置されている。第1右扉10a及び第2右扉10bの前面板16には、ラック・アンド・ピニオン17が車幅方向に延在して連結されている。モータ15は、対応するラック・アンド・ピニオン17のピニオン17aに対して車長方向に延在するシャフト18により連結されている。
図3に例示するように、緩衝材19が、ラック・アンド・ピニオン17のラック17bの左右端部に隣接してそれぞれ配置されている。この緩衝材19により、ピニオン17aはこの緩衝材19より車幅方向外側に移動しない構成となっている。
なお、本実施形態では、図面の煩雑さを避けるために、モータ15の載置用の台(モータ15は回転自在にこの台に固定される、この台は移動しない)の図示を省略している。また、ラック17b及び緩衝材19の載置用の台の図示を省略している。また、本実施形態では、2つのラック・アンド・ピニオン17を異なる高さで配置しているが、ラック・アンド・ピニオン17の配置個数は1つでも3つ以上でもよい。
図1、図2に例示するように、車両2には、エンジン20、ラジエータ21及びファン22が搭載される。エンジン20は、車両2の走行用の動力を供給する装置である。ラジエータ21は、エンジン冷却用の冷却水(エンジン冷却水)とグリルシャッタ3の開口部4を経由して車両2の内部に流入する走行風Wとを熱交換してエンジン冷却水を冷却する装置である。ファン22は、その駆動によりラジエータ21への走行風Wの導入量の増加を促進する装置である。エンジン20は、ラジエータ21に対して車長方向後方に対向配置されている。ラジエータ21は、グリルシャッタ3の開口部4に対して車長方向後方に対向配置されている。ファン22は、エンジン20とラジエータ21の間にこれらの装置20、21に対して車長方向に対向配置されている。
車両2には、エンジン冷却水の温度Tを取得する温度センサ23が配置される。また、車両2には、開閉扉9、10の位置(開度)を取得する複数の位置検出センサ24が配置される。なお、エンジン冷却水の温度Tや開閉扉9、10の位置の取得方法は、対応するセンサ23、24による取得方法以外の方法でもよい。
走行風導入装置1の作用について、開閉扉9、10を全閉状態(図1)から全開状態(図2)に切り替える場合を一例として説明する。
まず、制御装置7が、モータ11に回転駆動を指示する制御信号を送信する。この制御信号により、モータ11は回転駆動し、モータ11の回転駆動力がシャフト13を介してピニオン12aに伝達されて、ピニオン12aが回転する。回転状態のピニオン12aはラック12bの歯面12cの上を車幅方向に噛み合いながら移動する。この移動方向はモータ11の回転方向に1対1対応する。ピニオン12aの移動に連動して、第1左扉9a、第1右扉10aがそれぞれその全閉位置から全開位置まで車幅方向に移動する。制御装置7が、位置検出センサ24の取得値により第1左扉9a、第1右扉10aがそれぞれの全開位置に到達したと判定したときに、モータ11に回転停止を指示する制御信号を送信してモータ11を停止させる。
次いで、制御装置7が、第2左扉9b及び第2右扉10bの内部に配置されるモータ15に回転駆動を指示する制御信号を送信する。この制御信号により、モータ15は回転駆動し、モータ15の回転駆動力がシャフト18を介してピニオン17aに伝達されて、ピニオン17aが回転する。回転状態のピニオン17aはラック17bの歯面17cの上を車幅方向に噛み合いながら移動する。この移動方向はモータ15の回転方向に1対1対応する。ピニオン17aの移動に連動して、第2左扉9b、第2右扉10bがそれぞれその全閉位置から全開位置まで車幅方向に移動する。制御装置7が、位置検出センサ24の取得値により第2左扉9b、第2右扉10bがそれぞれの全開位置に到達したと判定したときに、モータ15に回転停止を指示する制御信号を送信してモータ15を停止させる。
最後に、制御装置7が、第3左扉9c及び第3右扉10cの内部に配置されるモータ15に回転駆動を指示する制御信号を送信する。この制御信号により、モータ15は回転駆動し、モータ15の回転駆動力がシャフト18を介してピニオン17aに伝達されて、ピニオン17aが回転する。回転状態のピニオン17aはラック17bの歯面17cの上を車幅方向に噛み合いながら移動する。この移動方向はモータ15の回転方向に1対1対応する。ピニオン17aの移動に連動して、第3左扉9c、第3右扉10cがそれぞれその全閉位置から全開位置まで車幅方向に移動する。制御装置7が、位置検出センサ24の取得値により第3左扉9c、第3右扉10cがそれぞれの全開位置に到達したと判定したときに、モータ15に回転停止を指示する制御信号を送信してモータ15を停止させる。
以上により、開閉扉9、10の全閉状態(各扉が全閉位置にある状態)から全開状態(各扉が全開位置にある状態)への切替が完了する。開閉扉9、10を全開状態から全閉状態に切り替える場合は、上記した全閉状態から全開状態への制御順序を逆にした制御順序で行う。
なお、本実施形態では、左側の扉9及び右側の扉10の各扉に背面板がない構成としたが、シャフト13、18の移動方向に対応する略直線形状の貫通孔が形成された背面板を各扉に配置してもよい。また、ラック・アンド・ピニオン12、17を保護するカバーをシャフト13、18の移動方向に対応する略直線形状の貫通孔を形成した上で設けてもよい。背面板やカバーを設けることで、駆動状態のモータ11、15やラック・アンド・ピニオン12、17に対して人が接触することがないので安全上の面で好ましい。
本実施形態では、開閉扉9、10の開度を少なくとも全開状態としたときに、開閉扉9、10の一部9d、10dが対応するコーナー5の前方に位置するように構成される。開閉扉9、10の一部9d、10dがコーナー5の前方に位置することで、車両2の走行時にコーナー5に向かって流れる走行風Wの少なくとも一部の流れる方向が開閉扉9、10の一部9d、10dにより車両の前方中央の空間8に流れる方向に変更される。言い換えれば、開閉扉9、10の一部9d、10dにより、車両の前方中央の空間8に走行風Wを堰き止めて集約させる。
このようにすることで、車両の前方中央の空間8に集約した走行風Wが随時グリルシャッタ3の開口部4を経由して車両2の内部に流入する。したがって、開口部4及び車両2の内部に導入される走行風Wの流量を増加させることができる。
本実施形態では、制御装置7は以下の制御を行う。車両の停止時には、開閉扉9、10を全閉状態とする(各扉を全閉位置とする)。車両の走行時で、温度センサ23の取得値Tが予め設定された第1設定温度閾値T1未満である場合には、第1左扉9a及び第1右扉10aを全開位置とし、第2左扉9b、第3左扉9c、第2右扉10b及び第3右扉10cを全閉位置として、開閉扉9、10を通常の開度状態とする。第1設定温度閾値T1は、この閾値未満の場合、開閉扉9、10を全開状態とすると車両2の走行抵抗が比較的大きくなりやすい値として実験等により設定される。
開閉扉9、10の通常の開度状態では、制御装置7が、温度センサ23の取得値Tに基づいて開口部4に配置される羽根の開度を調整することで、グリルシャッタ3の開口部4を経由して車両2の内部に流入する走行風Wの流量を調整する。例えば、温度センサ23の取得値Tが大きくなるにつれて羽根の開度を大きくすると、エンジン冷却水の温度Tに応じた走行風Wの流量を確保することができるので好ましい。
制御装置7は、車両の走行時で、温度センサ23の取得値Tが第1設定温度閾値T1以上で、かつ、第2設定温度閾値T2未満である場合には、開閉扉9、10を全開状態とする。第2設定温度閾値T2は、この閾値未満であるとファン22を駆動せずともエンジン冷却水の冷却に必要な走行風Wの流量を確保可能である値として実験等により予め設定される。この場合、開口部4に配置される羽根の開度はエンジン冷却水の温度Tに基づいて調整される。
制御装置7は、車両の走行時で、温度センサ23の取得値Tが第2設定温度閾値T2以上である場合には、開閉扉9、10を全開状態として、さらに、ファン22を駆動する。この場合、開口部4に配置される羽根の開度はエンジン冷却水の温度Tに基づいて調整される。
このようにすることで、開閉扉9、10を全開状態にしたときにグリルシャッタ3の開口部4を経由して車両2の内部に流入される走行風Wの流量を増加させるので、ファン22の駆動時間を低減して省エネルギー化することができる。
なお、車両2が複数車両による隊列走行の後続車両である場合には、車両間の距離が小さいことに起因して車両2の走行抵抗は比較的小さい場合が多い。そのため、制御装置7が、車両2の走行時で、温度センサ23の取得値Tが第2設定温度閾値T2未満である場合に、ファン22を停止した状態で開閉扉9、10を全開状態とし、第2設定温度閾値T2以上である場合に開閉扉9、10を全開状態としてファン22をさらに駆動する制御を行うようにしてもよい。
このようにすることで、開閉扉9、10を全開状態にする時間が長くなるので、ファン22の駆動をさらに遅延して省エネルギー化することができる。
また、第1実施形態のように、走行風導入装置1のパネル6が、車幅方向左右に複数枚の扉を車長方向に連結した開閉扉9、10を有し、この開閉扉9、10の各扉を独立して移動させる構成とすることで、コーナー5の前方に位置する開閉扉9、10の一部9d、10dの領域の大小を調整することが可能になる。このようにすることで、車両の前方中央の空間8に堰き止めて集約させる走行風Wの流量を調整することができる。
第1実施形態の走行風導入装置1を基にした制御フローについて、言い換えれば、走行風導入装置の制御方法について図6を参照しながら説明する。図6の制御フローは車両2の走行時に周期的に行われる制御フローである。
図6の制御フローがスタートすると、ステップS10にて、エンジン冷却水の温度Tを取得する。ステップS10を実施後、ステップS20に進む。
ステップS20にて、ステップS10で取得したエンジン冷却水の温度Tが第1設定温度閾値T1未満であるか否かを判定する。エンジン冷却水の温度Tが第1設定温度閾値T1未満である場合(YES)には、ステップS30に進む。エンジン冷却水の温度Tが第1設定温度閾値T1以上である場合(NO)には、ステップS40に進む。
ステップS20は、走行風導入装置1を備えた車両2に搭載されるエンジン20の運転状態(エンジン冷却水の温度T)に基づいて、パネル6がコーナー5の曲面の少なくとも一部を覆うようにパネル6を移動させるか否かを判定する第1ステップに相当する。
ステップS30にて、パネル6の開閉扉9、10を通常の開度状態とし、ファン22を停止する。ステップS30を実施後、リターンに進んで、本制御フローを終了する。
ステップS40にて、ステップS10で取得したエンジン冷却水の温度Tが第2設定温度閾値T2未満であるか否かを判定する。エンジン冷却水の温度Tが第2設定温度閾値T2未満である場合(YES)には、ステップS50に進む。エンジン冷却水の温度Tが第2設定温度閾値T2以上である場合(NO)には、ステップS60に進む。
ステップS50にて、開閉扉9、10を全開状態とし、ファン22を停止する。ステップS50を実施後、リターンに進んで、本制御フローを終了する。
ステップS60にて、開閉扉9、10を全開状態とし、ファン22を駆動する。ステップS60を実施後、リターンに進んで、本制御フローを終了する。
ステップS50、S60は、第1ステップで移動させると判定した場合に、制御装置7の制御信号に基づいてパネル6がコーナー5の曲面の少なくとも一部を覆うようにパネル6を移動させる第2ステップに相当する。
第2実施形態の走行風導入装置1について図7〜図10を参照しながら説明する。第2実施形態は、走行風導入装置1のパネル6を、車幅方向にそれぞれ延在するとともに車高方向に連なる2つの開閉扉25(25a、25b)と、これらの開閉扉25をそれぞれ車高方向を回転軸として回転可能に支持する2つの回転支持部材26(26a、26b)とを有する構成とする点で第1実施形態とは異なり、その他の点で同じ構成である。
開閉扉25はグリルシャッタ3に設けられ、グリルシャッタ3の開口部4と同程度の車高位置に配置される。本実施形態の説明では、車高方向上側の開閉扉25を第1開閉扉25aと称し、車高方向下側の開閉扉25を第2開閉扉25bと称す。
回転支持部材26は、その内部にモータ(図示しない)が配置される略円筒形状の部材である。回転支持部材26がこのモータにより回転されることで、回転状態の回転支持部材26に連動して対応する開閉扉25を車両2の平面視でグリルシャッタ3からコーナー5の少なくとも一方に向かって反時計回りまたは時計回りに開く。本実施形態の説明では、第1開閉扉25aに対応する回転支持部材26を第1回転支持部材26aと称し、第2開閉扉25bに対応する回転支持部材26を第2回転支持部材26bと称す。
開閉扉25は、その全閉状態時(図7、図9)に開口部4に対して車長方向に対向配置されて開口部4を経由して車両2の内部に流入する走行風Wの流量を略ゼロにする。開閉扉25は、少なくともその全開状態時(図8、図10)にその一部25c、25d(25cは第1開閉扉25aの一部、25dは第2開閉扉25bの一部)がコーナー5の前方に位置する。
本実施形態では、制御装置7が以下の制御を行う。車両2の停止時には、開閉扉25を全閉状態とする。車両の走行時で、温度センサ23の取得値Tが第2設定温度閾値T2未満である場合には、ファン22を停止した状態で開閉扉25を全開状態とする。車両の走行時で、温度センサ23の取得値Tが第2設定温度閾値T2以上である場合には、開閉扉25を全開状態として、さらにファン22を駆動する。また、車両の走行時に、開口部4に配置される羽根の開度をエンジン20の運転状態に基づいて設定する。
開閉扉25の一部25c、25dがコーナー5の前方に位置しているとき、開閉扉25の一部25c、25dにより車両2の走行時にコーナー5に向かって流れる走行風Wの少なくとも一部の流れる方向が車両の前方中央の空間8に流れる方向に変更される。言い換えれば、開閉扉25の一部25c、25dにより、車両の前方中央の空間8に走行風Wを堰き止めて集約させる。
このようにすることで、車両の前方中央の空間8に集約した走行風Wが随時グリルシャッタ3の開口部4を経由して車両2の内部に流入する。したがって、第1実施形態と同様に、開口部4及び車両2の内部に導入される走行風Wの流量を増加させることができる。また、第2実施形態では、第1実施形態よりも比較的簡単な構成で走行風Wの流量増加を達成することができる。
第2実施形態では、第1実施形態とは異なり、車両2の走行時に開閉扉25を常時全開状態とする。このようにすることで、制御が簡素化されて制御装置7の負担が低減される。特に、複数の同型車両による隊列走行を行う場合のように、車両2に対する走行抵抗が比較的小さい状態にあるがラジエータ21への冷却風量が比較的少ない時間帯が長い場合には、第2実施形態は非常に有効である。
制御装置7が、車両2の平面視で開閉扉25の一部25c、25dをコーナー5の前方に位置させた状態で開閉扉25の延在方向をグリルシャッタ3の開口部4の長手方向(車幅方向)に対して傾斜させる制御を行うようにしてもよい。このようにすることで、走行風Wの一部を開閉扉25に沿って開口部4に導入することが容易となるので、グリルシャッタ3の開口部4を経由して車両2の内部に流入する走行風Wの流量を増加させることができる。
制御装置7が、開閉扉25の一部25c、25dをコーナー5の前方に位置させた状態でさらに開閉扉25を揺動させる制御を行うようにしてもよい。このようにすることで、さらに、走行風Wを開閉扉25により車両の前方中央の空間8に堰き止めて集約させることができる。
第3実施形態の走行風導入装置1について図11〜図14を参照しながら説明する。第3実施形態は、走行風導入装置1のパネル6をグリルシャッタ3ではなく車両2の車体の車幅方向の前方左右端部に配置した点で第1実施形態とは異なる。また、第3実施形態は、走行風導入装置1のパネル6を、車長方向にそれぞれ延在する2つの開閉扉27(27a、27b)と、これらの開閉扉27をそれぞれ車高方向を回転軸として回転可能に支持する2つの回転支持部材28(28a、28b)とを有する構成とする点で第1実施形態とは異なる。第3実施形態は、上記の2点以外の点では同じ構成である。なお、開閉扉27は、車両2の平面視で車両2の前方左右端部の少なくとも一方に設けられていればよい。
開閉扉27は、グリルシャッタ3の開口部4と同程度の車高位置に配置される。本実施形態の説明では、車両2の平面視で車幅方向左側の開閉扉27を第1開閉扉27aと称し、車両2の平面視で車幅方向右側の開閉扉27を第2開閉扉27bと称す。
回転支持部材28は、その内部にモータ(図示しない)が配置される略円筒形状の部材である。回転支持部材28がこのモータにより回転されることで、回転状態の回転支持部材28に連動して対応する開閉扉27を車両2の平面視でコーナー5より後方側からコーナー5に向かって時計回りまたは反時計回りに開く。本実施形態の説明では、第1開閉扉27aに対応する回転支持部材28を第1回転支持部材28aと称し、第2開閉扉27bに対応する回転支持部材28を第2回転支持部材28bと称す。
開閉扉27は、その全閉状態時(図11、図13)にコーナー5より後方側で車両2の車幅方向左右端部に対して車幅方向に対向配置される。開閉扉27は、少なくともその全開状態時(図12、図14)にその一部27c、27d(27cは第1開閉扉27aの一部、27dは第2開閉扉27bの一部)がコーナー5の前端部5aと後端部5bの間に位置する。
すなわち、第3実施形態の走行風導入装置1のパネル6は、車両2の前方左右端部の少なくとも一方に設けられ、車両2の平面視でコーナー5より後方側からコーナー5に向かって開くとともに少なくともその全開状態時にその一部27c、27dがコーナー5の前端部5aと後端部5bの間に位置する開閉扉27を有する。
本実施形態では、制御装置7が以下の制御を行う。車両2の停止時には、開閉扉27を全閉状態とする。車両2の走行時で、温度センサ23の取得値Tが予め設定された第1設定温度閾値T1未満である場合には、開閉扉27を全閉状態とする。車両2の走行時で、温度センサ23の取得値Tが第1設定温度閾値T1以上で、かつ、第2設定温度閾値T2未満である場合には、開閉扉27を全開状態とする。車両2の走行時で、温度センサ23の取得値Tが第2設定温度閾値T2以上である場合には、開閉扉27を全開状態として、さらに、ファン22を駆動する。車両2の走行時にて、開口部4に配置される羽根の開度はエンジン冷却水の温度Tに基づいて調整される。
開閉扉27の一部27c、27dがコーナー5の前端部5aと後端部5bの間に位置するとき、開閉扉27の一部27c、27dにより車両2の走行時にコーナー5に向かって流れる走行風Wの少なくとも一部の流れる方向が車両の前方中央の空間8に流れる方向に変更される。言い換えれば、開閉扉27の一部27c、27dにより、車両の前方中央の空間8に走行風Wを堰き止めて集約させる。
このようにすることで、車両の前方中央の空間8に集約した走行風Wが随時グリルシャッタ3の開口部4を経由して車両2の内部に流入する。したがって、第1実施形態より比較的簡単な構成で、開口部4及び車両2の内部に導入される走行風Wの流量を増加させることができる。
なお、車両2が複数車両による隊列走行の後続車両である場合には、車両2の走行抵抗は比較的小さい場合が多い。そのため、制御装置7が、車両2の走行時で、温度センサ23の取得値Tが第2設定温度閾値T2未満である場合に、ファン22を停止した状態で開閉扉27を全開状態とし、第2設定温度閾値T2以上である場合に開閉扉27を全開状態としてファン22をさらに駆動する制御を行うようにしてもよい。
このようにすることで、第1実施形態より比較的簡単な構成で、ファン22の駆動をさらに遅延して省エネルギー化することができる。
なお、本実施形態のように、開閉扉27を回転支持部材28を中心に回転させるのではなく、開閉扉27を車両2の左右端部に略平行に前進または後進させる構成としてもよい。この構成の場合も開閉扉27の少なくともその全開状態時にその一部27c、27dがコーナー5の前端部5aと後端部5bの間に位置する。また、この構成の場合はさらに車両2のヘッドランプの収納用の枠体等の内部に開閉扉27を内蔵すると省スペースとなり好ましい。
第4実施形態の走行風導入装置1について図15を参照しながら説明する。第4実施形態は、車両2のカーブ走行時の制御の点で第3実施形態と異なり、その他の点で第3実施形態と同じ構成である。
第4実施形態では、制御装置7が、車両2のカーブ走行時に、自車両2と先行車両29の間の空間30から走行風Wが流出する方向を自車両2の走行状態と自車両2の周辺の風向に基づいて推定する。自車両2の走行状態とは、例えば、先行車両29に対する自車両2の相対車速や自車両2の操舵角度等である。この相対車速や操舵角度は例えば対応するセンサの取得値により得られて制御装置7に送信される。
そして、制御装置7が、車両2の平面視でこの推定された走行風Wが空間30から流出する方向側の開閉扉27(27a)を開いて、開閉扉27aの一部27cがコーナー5の前端部5aと後端部5bの間に位置するように制御する。開閉扉27aの開度は、自車両2の走行状態と自車両2の周辺の風向を基に制御装置7により設定される。
このようにすることで、自車両2と先行車両29の間の車間距離が比較的大きくなりやすい車両のカーブ走行時に、自車両2と先行車両29の間の空間30から流出する走行風Wの一部を空間30の一部である車両の前方中央の空間8に戻して、この空間8に走行風Wを堰き止めて集約させることができる。したがって、開口部4及び車両2の内部に導入される走行風Wの流量を増加させることができる。
制御装置7が、さらに、車両2のカーブ走行時に、他方の開閉扉27bの開度を自車両2の走行状態と自車両2の周辺の風向を基に調整する制御を行うようにしてもよい。このようにすることで、さらに、空間30に流入する走行風Wの方向の偏りを抑制して車両2の安定性を確保することができる。
なお、第4実施形態の走行風導入装置1を備えた車両2のカーブ走行時の制御は、第1実施形態、第2実施形態にも適用可能である。第1実施形態、第2実施形態に適用する場合には、制御装置7が、車両2の平面視で上記の推定された走行風Wが空間30から流出する方向側の開閉扉を開いて、この開閉扉の一部がコーナー5の前方に位置するように制御する。
以上より、本実施形態の走行風導入装置1及びその制御方法によれば、開口部4及び車両2の内部に導入される走行風Wの流量を増加させることができる。
1 走行風導入装置
2 車両
2a キャブ
2b 荷台
3 グリルシャッタ
4 開口部(空気口)
5 コーナー(コーナー部)
5a 前端部
5b 後端部
6 パネル
7 制御装置
8 車両の前方中央の空間
9 左側の扉、開閉扉
9a 第1左扉
9b 第2左扉
9c 第3左扉
9d 開閉扉の一部
10 右側の扉、開閉扉
10a 第1右扉
10b 第2右扉
10c 第3右扉
10d 開閉扉の一部
11 モータ
12 ラック・アンド・ピニオン
12a ピニオン
12b ラック
12c 歯面
13 シャフト
14 緩衝材
15 モータ
16 前面板
17 ラック・アンド・ピニオン
17a ピニオン
17b ラック
17c 歯面
18 シャフト
19 緩衝材
20 エンジン
21 ラジエータ
22 ファン
23 温度センサ
24 位置検出センサ
25 開閉扉
25a 第1開閉扉
25b 第2開閉扉
25c 第1開閉扉の一部
25d 第2開閉扉の一部
26 回転支持部材
26a 第1回転支持部材
26b 第2回転支持部材
27 開閉扉
27a 第1開閉扉
27b 第2開閉扉
27c 第1開閉扉の一部
27d 第2開閉扉の一部
28 回転支持部材
28a 第1回転支持部材
28b 第2回転支持部材
29 先行車両
30 自車両と先行車両の間の空間

Claims (7)

  1. 車両の前方部に形成された空気口に走行風を導入する走行風導入装置において、
    曲面で形成されるコーナー部と、前記曲面の少なくとも一部を覆うことが可能なように前記車両の車幅方向または車長方向に対して移動可能に設けられるパネルと、前記パネルの移動を制御する制御装置と、を備えて構成される走行風導入装置。
  2. 前記空気口が前記車両の前方部の中央に配置されたグリルシャッタの開口部で、前記コーナー部が前記車両の前方部の左右端部の各々に形成されたコーナーである請求項1に記載の走行風導入装置。
  3. 前記パネルが、前記グリルシャッタに設けられ、前記車両の平面視で前記グリルシャッタから前記コーナーの少なくとも一方に向かって開くとともにその全開状態時にその一部が前記コーナーの前方に位置する開閉扉を有する請求項2に記載の走行風導入装置。
  4. 前記パネルが、前記車両の前方部の左右端部の少なくとも一方に設けられ、前記車両の平面視で前記コーナーより後方側から前記コーナーに向かって開くとともにその全開状態時にその一部が前記コーナーの前端部と後端部の間に位置する開閉扉を有する請求項2に記載の走行風導入装置。
  5. 前記制御装置が、前記車両の平面視で前記開閉扉の一部を前記コーナーの前方に位置させた状態で前記開閉扉の延在方向を前記グリルシャッタの開口部の長手方向に対して傾斜させる制御を行うように構成される請求項3に記載の走行風導入装置。
  6. 前記制御装置が、前記車両の平面視で前記開閉扉の一部を前記コーナーの前方に位置させた状態で前記開閉扉を揺動させる制御を行うように構成される請求項3または5に記載の走行風導入装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の走行風導入装置の制御方法において、
    前記走行風導入装置を備えた車両に搭載される内燃機関の運転状態に基づいて、前記パネルが前記曲面の少なくとも一部を覆うように前記パネルを移動させるか否かを判定する第1ステップと、
    前記第1ステップで移動させると判定した場合に、前記制御装置の制御信号に基づいて前記パネルが前記曲面の少なくとも一部を覆うように前記パネルを移動させる第2ステップと、
    を有することを特徴とする走行風導入装置の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013220783A (ja) * 2012-04-18 2013-10-28 Mazda Motor Corp 自動車の前部構造
JP2018109397A (ja) * 2016-12-28 2018-07-12 株式会社デンソー 制御モジュール

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