JP2020203506A - シート空調装置 - Google Patents

シート空調装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020203506A
JP2020203506A JP2019110829A JP2019110829A JP2020203506A JP 2020203506 A JP2020203506 A JP 2020203506A JP 2019110829 A JP2019110829 A JP 2019110829A JP 2019110829 A JP2019110829 A JP 2019110829A JP 2020203506 A JP2020203506 A JP 2020203506A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat back
seat
hole
connecting portion
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019110829A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7140715B2 (ja
Inventor
彰太 山口
Shota Yamaguchi
彰太 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2019110829A priority Critical patent/JP7140715B2/ja
Publication of JP2020203506A publication Critical patent/JP2020203506A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7140715B2 publication Critical patent/JP7140715B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】吹出口を設けたシート空調装置の外観意匠を向上できるようにする。【解決手段】シート空調装置1は、シートバック2と、シートバック2の上部に配されたヘッドレスト3と、シートバック2及びヘッドレスト3を連結し、シートバック2の前側及び後側の一方に開口して開口方向に空気を吹き出す吹出口6を有する連結部4と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、シートに着座した人に空気を送るシート空調装置に関する。
特許文献1には、空気を吹き出す吹出口を、シートバックの上部又はヘッドレストの下部に設けたシート空調装置が開示されている。吹出口から吹き出した空気が、シートに着座した人に吹き付けられることで、当該人は清涼感を感じることができる。
特開2011−63050号公報
しかしながら、特許文献1のシート空調装置では、吹出口が、シートバック、ヘッドレスト及びこれらを連結する連結部(ヘッドレストステイ)とは別個のダクトによって構成されている。このため、ダクトの分だけ、外側から見えるシートの構成部品点数が多くなってしまう。すなわち、シート空調装置には外観意匠を向上する余地がある。
本発明は、上述した事情に鑑みたものであって、吹出口を設けても外観意匠を向上できるシート空調装置を提供することを目的とする。
(1)上記目的を達成するために、本発明の一態様に係るシート空調装置(例えば実施形態におけるシート空調装置1)は、シートバック(例えば実施形態におけるシートバック2)と、前記シートバックの上部に配されたヘッドレスト(例えば実施形態におけるヘッドレスト3)と、前記シートバック及び前記ヘッドレストを連結し、前記シートバックの前側及び後側の一方に開口して開口方向に空気を吹き出す吹出口(例えば実施形態における吹出口6)を有する連結部(例えば実施形態における連結部4)と、を備える。
(2)本発明の一態様においては、前記吹出口が、前記シートバックの幅方向の一端部から他端部まで延びていてもよい。
(3)本発明の一態様においては、複数の人が前記幅方向に並んで着座可能であってもよい。
(4)本発明の一態様においては、前記シートバック、前記ヘッドレスト及び前記連結部が、一体に形成されてもよい。
(5)本発明の一態様においては、前記シートバック、前記ヘッドレスト及び前記連結部が、別個に形成され、前記シートバック及び前記ヘッドレストが、前記連結部を介して互いに接続されてもよい。
(6)本発明の一態様において、前記連結部には、前記シートバックの前後方向に貫通する貫通孔が形成され、前記シートバックの前側に位置する前記貫通孔の前側開口(例えば実施形態における前側開口12)が、前記吹出口として構成され、前記貫通孔の内面は、前記シートバックの前後方向において前記シートバックの前側から後側に向かうにしたがって前記貫通孔の径方向内側に向かうように傾斜する傾斜面(例えば実施形態における傾斜面13)を含み、前記傾斜面には、前記貫通孔の内側に向けて空気を通すための通気孔(例えば実施形態における通気孔14)が開口してもよい。
(7)本発明の一態様において、前記連結部には、前記シートバックの前後方向に貫通する貫通孔が形成され、前記シートバックの後側に位置する前記貫通孔の後側開口(例えば実施形態における後側開口15)が、前記吹出口として構成され、前記貫通孔の内面は、前記シートバックの前後方向において前記シートバックの後側から前側に向かうにしたがって前記貫通孔の径方向内側に向かうように傾斜する傾斜面を含み、前記傾斜面には、前記貫通孔の内側に向けて空気を通すための通気孔が開口してもよい。
上記(1)の態様によれば、吹出口がシートの構成部分である連結部に一体に設けられることで、吹出口がシートの構成部分と別個に形成される場合と比較して、外側から見えるシートの構成部品点数を少なく抑えることができる。したがって、シートに吹出口を設けても、シート空調装置の外観意匠を向上できる。
上記(2)の態様によれば、吹出口がシートバックの幅方向に細長い形状に形成されている。このため、吹出口がシートバックの前側に開口する場合には、シートに着座した人が幅方向に動いても、同一の吹出口から吹き出した空気を、シートに着座した人に確実に吹き付けることができる。また、吹出口がシートバックの後側に開口する場合には、シートの後側に居る人が幅方向に動いても、同一の吹出口から吹き出した空気を、シートの後側に居る人に確実に吹き付けることができる。したがって、シートに着座した人やシートの後側に居る人は、吹き付けられた空気によって、確実に清涼感を感じることができる。
上記(3)の態様によれば、人がシートの幅方向の任意の位置に着座しても、また、複数の人がシートの幅方向に並んで着座しても、同一の吹出口から吹き出した空気を、シートに着座した全ての人に確実に吹き付けて、清涼感を感じさせることができる。
上記(4)の態様によれば、シートバック、連結部及びヘッドレストが一体に形成されることで、外側から見えるシートの構成部品点数をさらに少なく抑えることができる。したがって、シート空調装置の外観意匠をさらに向上できる。
上記(5)の態様によれば、吹出口を含む連結部がシートバックやヘッドレストと別個に形成されるため、シート空調装置を容易に製造できる。
上記(6)の態様によれば、吹出口が連結部を貫通する貫通孔によって構成されるため、吹出口を含むシート空調装置の外観意匠をさらに向上できる。
また、上記(6)の態様によれば、貫通孔の内側に向けて空気を通す通気孔が、貫通孔の内面のうちシートバックの前側に向く傾斜面に開口している。このため、吹出口が連結部を貫通する貫通孔によって構成されていても、空気を確実に吹出口からシートバックの前側に吹き出すことができる。
上記(7)の態様によれば、吹出口が連結部を貫通する貫通孔によって構成されるため、吹出口を含むシート空調装置の外観意匠をさらに向上できる。
また、上記(7)の態様によれば、貫通孔の内側に向けて空気を通す通気孔が、貫通孔の内面のうちシートバックの後側に向く傾斜面に開口している。このため、吹出口が連結部を貫通する貫通孔によって構成されていても、空気を確実に吹出口からシートバックの後側に吹き出すことができる。
本発明の第一実施形態のシート空調装置を示す斜視図である。 図1のシート空調装置の要部を示す正面図である。 図2のIII−III矢視断面図である。 図1〜3のシート空調装置の変形例を示す断面図である。 本発明の第二実施形態のシート空調装置の要部を示す正面図である。
〔第一実施形態〕
以下、図1〜3を参照して本発明の第一実施形態について説明する。
本実施形態に係るシート空調装置1は、例えば各種の移動体に設けられる。移動体は、例えば路上を走行する自動車、線路上を走行する列車、空中を航行する航空機、水上を航行する船舶などであってよい。図1に示すように、本実施形態のシート空調装置1(以下、単にシート1とも呼ぶ。)は、シートバック2と、ヘッドレスト3と、連結部4と、を備える。また、シート空調装置1は、シートクッション5を備える。
シートクッション5は、シート1に着座する人(以下、着座者と呼ぶ。)の臀部や大腿部などを受ける座部である。シートバック2は、着座者の腰部や背中などを受ける背もたれ部である。
ヘッドレスト3は、着座者の頭部を受ける。ヘッドレスト3は、シートバック2の上部に配される。幅方向(図1において矢印Wで示す方向)におけるヘッドレスト3の寸法(幅寸法)は、例えばシートバック2の幅寸法よりも小さくてもよいが、本実施形態ではシートバック2の幅寸法と同等である。
連結部4は、シートバック2及びヘッドレスト3を連結する。連結部4の幅寸法は、例えばシートバック2やヘッドレスト3の幅寸法よりも小さくてよいが、本実施形態ではシートバック2やヘッドレスト3の幅寸法と同等である。
本実施形態においては、上記したシートバック2、ヘッドレスト3及び連結部4が一体に形成されている。
連結部4は、吹出口6を有する。吹出口6は、シートバック2の前側に開口して前方(開口方向)に空気を吹き出す。シートバック2の前側は、シートバック2に対して着座者の腰部や背中が位置する側である。また、前方は、連結部4から着座者に向かう方向である。図1における矢印F1は、空気が吹出口6から吹き出す方向の一例を示している。吹出口6の前側には、主に着座者の首部が位置する。これにより、吹出口6から吹き出した空気を着座者の首部に吹き付けることができる。
本実施形態において、吹出口6は、シートバック2の幅方向の一端部から他端部まで延びている。吹出口6は、シートバック2の幅方向に細長い形状に形成されている。吹出口6の長手方向の両端は、例えば幅方向における連結部4の両端に到達してもよいが、本実施形態では到達しない。すなわち、吹出口6の長手方向の両端は、幅方向における連結部4の両端よりも内側に位置する。
図1に例示するシート1は一人だけが着座可能であるが、シート1は、例えば複数の人(例えば3人)が幅方向に並んで着座可能であってもよい。すなわち、シート1は所謂ベンチシートであってもよい。この場合、シートバック2やシートクッション5は幅方向に長い形状に形成される。本実施形態では、ヘッドレスト3や連結部4もシートバック2と同様に幅方向に長い形状に形成される。
図2,3に示すように、本実施形態の吹出口6は、連結部4をシートバック2の前後方向(図3において矢印FRで示す方向)に貫通する貫通孔11によって構成されている。すなわち、連結部4には、これを貫通する貫通孔11が形成されている。シートバック2の前側に位置する貫通孔11の開口12(以下、前側開口12と呼ぶ。)が、吹出口6として構成される。なお、図3では、矢印FRの方向(左方向)が前方であり、矢印FRと逆の方向(右方向)が後方である。
貫通孔11の内面は、傾斜面13を含む。傾斜面13は、シートバック2の前後方向においてシートバック2の前側から後側に向かうにしたがって貫通孔11の径方向内側に向かうように傾斜している。このため、傾斜面13は、シートバック2の前側に向いており、前側開口12(吹出口6)を通してシートバック2の前側に露出する。
本実施形態において、傾斜面13は、貫通孔11の内面のうち、シートバック2及びヘッドレスト3の配列方向(図2,3における上下方向)においてヘッドレスト3側に位置する領域に形成されている。また、傾斜面13は、貫通孔11の内面のうち、シートバック2の幅方向における貫通孔11の両端に位置する領域に形成されている。なお、傾斜面13は、例えばシートバック2及びヘッドレスト3の配列方向においてシートバック2側に位置する領域に形成されてもよい。
図2に示すように、傾斜面13には、貫通孔11の内側に向けて空気を通すための通気孔14が開口している。通気孔14は、例えば連結部4の幅方向に延びるスリット状や帯状に形成されてよいが、本実施形態ではドット状に形成されている。また、傾斜面13には、例えば一つの通気孔14だけが開口してよいが、本実施形態では多数の通気孔14が開口している。
吹出口6から吹き出す空気は、例えば、不図示の空調ユニットからシートバック2やヘッドレスト3、連結部4の内部を通って吹出口6に供給されてよい。
本実施形態において、吹出口6から吹き出す空気は、空調ユニットからシートバック2やヘッドレスト3、連結部4の内部を通って貫通孔11の傾斜面13に開口する通気孔14に供給される。そして、当該通気孔14がシートバック2の前側に向く傾斜面13に開口しているため、図3に示すように、傾斜面13(通気孔14)を通って貫通孔11の内側に吹き出した空気は、吹出口6(貫通孔11の前側開口12)からシートバック2の前側に吹き出る。図3における矢印F2は、貫通孔11の内側に向かうように傾斜面13を通った上で吹出口6から吹き出す空気の流れ方向の一例を示している。
以上説明したように、第一実施形態のシート空調装置1によれば、シートバック2の前側に開口して前方に空気を吹き出す吹出口6が、シートバック2とヘッドレスト3とを連結する連結部4に一体に設けられている。すなわち、吹出口6がシート1の構成部分である連結部4に一体に設けられている。このため、吹出口6がシート1の構成部分と別個に形成される場合と比較して、外側から見えるシート1の構成部品点数を少なく抑えることができる。したがって、シート1に吹出口6を設けても、シート1の外観意匠を向上できる。
また、第一実施形態のシート空調装置1によれば、吹出口6がシートバック2の幅方向の一端部から他端部まで延びている。すなわち、吹出口6がシートバック2の幅方向に細長い形状に形成されている。このため、シート1に着座した人(特に首部)が幅方向に動いても、同一の吹出口6から吹き出した空気を、シート1に着座した人(特に首部)に確実に吹き付けることができる。これにより、シート1に着座した人は、吹き付けられた空気によって、確実に清涼感を感じることができる。
また、第一実施形態のシート空調装置1によれば、シートバック2、ヘッドレスト3及び連結部4が、一体に形成されている。このため、外側から見えるシート1の構成部品点数をさらに少なく抑えることができる。したがって、シート空調装置1の外観意匠をさらに向上できる。
また、第一実施形態のシート空調装置1によれば、吹出口6が連結部4を貫通する貫通孔11によって構成されている。このため、吹出口6を含むシート空調装置1の外観意匠をさらに向上できる。
また、第一実施形態のシート空調装置1によれば、貫通孔11の内側に向けて空気を通す通気孔14が、貫通孔11の内面のうちシートバック2の前側に向く傾斜面13に開口している。このため、吹出口6が連結部4を貫通する貫通孔11によって構成されていても、空気を確実に吹出口6からシートバック2の前側に吹き出すことができる。
また、第一実施形態のシート空調装置1において、複数の人がシート1の幅方向に並んで着座可能である場合には、人がシート1の幅方向の任意の位置に着座しても、また、複数の人がシート1の幅方向に並んで着座しても、同一の吹出口6から吹き出した空気を、シート1に着座した全ての人(特に首部)に確実に吹き付けて、清涼感を感じさせることができる。
第一実施形態のシート空調装置1がベンチシートである場合、ヘッドレスト3や連結部4は、例えば、同一のシートバック2に対して、シートバック2の幅方向に間隔をあけて複数配列されてもよい。
また、第一実施形態のシート空調装置1において、吹出口6は、例えば同一の連結部4においてシートバック2の幅方向に複数配列されてもよい。
また、第一実施形態のシート空調装置1において、吹出口6は、連結部4を貫通する貫通孔11によって構成されなくてもよい。すなわち、連結部4は、例えばシートバック2の前側だけに開口する吹出口6を有してもよい。
また、第一実施形態のシート空調装置1において、吹出口6は、例えば図4に示すように、シートバック2の後側に開口して後方(開口方向)に空気を吹き出してもよい。シートバック2の後側には、人が居ることのできる場所(例えば後部座席)があってよい。吹出口6は、例えばシートバック2の後側だけに開口してもよい。
図4に例示するシート空調装置では、図3に例示したシート空調装置1と同様に、吹出口6が連結部4をシートバック2の前後方向に貫通する貫通孔11によって構成されている。また、貫通孔11の内面が傾斜面13を含み、傾斜面13には貫通孔11の内側に向けて空気を通すための通気孔(不図示)が開口している。
ただし、図4の構成では、シートバック2の後側に位置する貫通孔11の開口15(以下、後側開口15と呼ぶ。)が吹出口6として構成される。また、傾斜面13は、シートバック2の前後方向においてシートバック2の後側から前側に向かうにしたがって貫通孔11の径方向内側に向かうように傾斜している。
図4に例示したシート空調装置によれば、吹出口6がシートバック2の後側に開口する。このため、シートバック2の後側に居る人(例えば後部座席に着座した人)に空気を吹き付けて清涼感を感じさせることができる。また、図4に例示したシート空調装置によれば、図3に例示したシート空調装置1と同様の効果を奏する。
例えば、吹出口6がシートバック2の幅方向に細長い形状に形成されていれば、シートバック2の後側に居る人が幅方向に動いても、同一の吹出口6から吹き出した空気を、シートバック2の後側に居る人に確実に吹き付けることができる。
また、図4に例示したシート空調装置では、貫通孔11の内側に向けて空気を通す通気孔がシートバック2の後側に向く傾斜面13に開口している。このため、吹出口6が連結部4を貫通する貫通孔11によって構成されていても、空気を確実に吹出口6からシートバック2の後方に吹き出すことができる。
第一実施形態のシート空調装置において、吹出口6は、例えばシートバック2の前側及び後側の両方に開口して前方及び後方に空気を吹き出してもよい。
〔第二実施形態〕
次に、図5を参照して本発明の第二実施形態について説明する。本実施形態では、第一実施形態と同様の構成要素について同一符号を付す等して、その説明を省略する。
図5に示すように、第二実施形態のシート空調装置1Aは、第一実施形態と同様に、自動車、列車、航空機、船舶などの移動体に設けられ、シートバック2A、ヘッドレスト3A及び連結部4Aを備える。シートバック2A、ヘッドレスト3A及び連結部4Aの基本的な構成は、第一実施形態と同様である。例えば、連結部4Aは、第一実施形態と同様にシートバック2A及びヘッドレスト3Aを連結する。また、連結部4Aは、第一実施形態と同様にシートバック2Aの前側に開口して前方(開口方向)に空気を吹き出す吹出口6Aを有する。なお、連結部4Aは、例えばシートバック2Aの後側に開口して後方(開口方向)に空気を吹き出す吹出口(不図示)を有してもよい。
ただし、第二実施形態のシート空調装置1Aでは、シートバック2A、ヘッドレスト3A及び連結部4Aが別個に形成されている。また、シートバック2A及びヘッドレスト3Aが、連結部4Aを介して互いに接続される。
また、第二実施形態のシート空調装置1Aでは、連結部4Aの吹出口6Aが、ドット状に形成され、シート1Aの幅方向(図5において矢印Wで示す方向)に複数配列されている。
図5に例示するシート空調装置1Aでは、幅方向におけるヘッドレスト3Aの寸法(幅寸法)が、シートバック2Aの幅寸法よりも小さいが、例えば第一実施形態と同様にシートバック2Aの幅寸法と同等であってもよい。また、連結部4Aの幅寸法が、シートバック2Aやヘッドレスト3Aの幅寸法よりも小さいが、例えば第一実施形態と同様にシートバック2Aやヘッドレスト3Aの幅寸法と同等であってもよい。
第二実施形態のシート空調装置1Aでは、第一実施形態と同様の効果を奏する。
また、第二実施形態のシート空調装置1Aによれば、吹出口6Aを含む連結部4Aがシートバック2Aやヘッドレスト3Aと別個に形成される。このため、連結部4Aがシートバック2Aやヘッドレスト3Aと一体に形成される場合と比較して、シート1Aを容易に製造することができる。
第二実施形態のシート空調装置1Aでは、連結部4Aの吹出口6Aが、例えば連結部4Aの幅方向の一端部から他端部まで延びる細長い形状に形成されてもよい。また、連結部4Aの幅寸法がシートバック2Aやヘッドレスト3Aの幅寸法と同等である場合には、第一実施形態と同様に、吹出口6Aが、シートバック2Aの幅方向の一端部から他端部まで延びる細長い形状に形成されてもよい。
また、第二実施形態のシート空調装置1Aは、例えば第一実施形態と同様に、複数の人が幅方向に並んで着座可能なベンチシートであってもよい。この場合、ヘッドレスト3Aや連結部4Aは、例えばシートバック2Aと同様に幅方向に長い形状に形成されてもよい。また、ヘッドレスト3Aや連結部4Aは、例えばシートバック2Aの幅方向に複数配列されてもよい。
また、第二実施形態のシート空調装置1Aでは、例えば第一実施形態と同様に、シートバック2Aの前後方向において連結部4Aを貫通する貫通孔によって構成されてもよい。この場合、貫通孔の内面は、第一実施形態と同様の傾斜面を含み、傾斜面には、貫通孔の内側に向けて空気を通す通気孔が開口するとよい。
以上、本発明の詳細について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることができる。
1,1A シート空調装置(シート)
2,2A シートバック
3,3A ヘッドレスト
4,4A 連結部
6,6A 吹出口
11 貫通孔
12 前側開口
13 傾斜面
14 通気孔
15 後側開口

Claims (7)

  1. シートバックと、
    前記シートバックの上部に配されたヘッドレストと、
    前記シートバック及び前記ヘッドレストを連結し、前記シートバックの前側及び後側の一方に開口して開口方向に空気を吹き出す吹出口を有する連結部と、を備えるシート空調装置。
  2. 前記吹出口が、前記シートバックの幅方向の一端部から他端部まで延びている請求項1に記載のシート空調装置。
  3. 複数の人が前記幅方向に並んで着座可能である請求項2に記載のシート空調装置。
  4. 前記シートバック、前記ヘッドレスト及び前記連結部が、一体に形成されている請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のシート空調装置。
  5. 前記シートバック、前記ヘッドレスト及び前記連結部が、別個に形成され、
    前記シートバック及び前記ヘッドレストが、前記連結部を介して互いに接続される請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のシート空調装置。
  6. 前記連結部には、前記シートバックの前後方向に貫通する貫通孔が形成され、
    前記シートバックの前側に位置する前記貫通孔の前側開口が、前記吹出口として構成され、
    前記貫通孔の内面は、前記シートバックの前後方向において前記シートバックの前側から後側に向かうにしたがって前記貫通孔の径方向内側に向かうように傾斜する傾斜面を含み、
    前記傾斜面には、前記貫通孔の内側に向けて空気を通すための通気孔が開口している請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のシート空調装置。
  7. 前記連結部には、前記シートバックの前後方向に貫通する貫通孔が形成され、
    前記シートバックの後側に位置する前記貫通孔の後側開口が、前記吹出口として構成され、
    前記貫通孔の内面は、前記シートバックの前後方向において前記シートバックの後側から前側に向かうにしたがって前記貫通孔の径方向内側に向かうように傾斜する傾斜面を含み、
    前記傾斜面には、前記貫通孔の内側に向けて空気を通すための通気孔が開口している請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のシート空調装置。
JP2019110829A 2019-06-14 2019-06-14 シート空調装置 Active JP7140715B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019110829A JP7140715B2 (ja) 2019-06-14 2019-06-14 シート空調装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019110829A JP7140715B2 (ja) 2019-06-14 2019-06-14 シート空調装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020203506A true JP2020203506A (ja) 2020-12-24
JP7140715B2 JP7140715B2 (ja) 2022-09-21

Family

ID=73837775

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019110829A Active JP7140715B2 (ja) 2019-06-14 2019-06-14 シート空調装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7140715B2 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54109249U (ja) * 1978-01-11 1979-08-01
JPS60121857U (ja) * 1984-01-27 1985-08-16 富士重工業株式会社 自動車のシ−ト
JPS60124710U (ja) * 1984-01-30 1985-08-22 カルソニックカンセイ株式会社 シ−ト冷暖房装置
JP2007519563A (ja) * 2004-01-29 2007-07-19 ダイムラークライスラー・アクチェンゲゼルシャフト 車両シート
JP2008073547A (ja) * 1993-11-22 2008-04-03 Amerigon Inc 座席の温度変更を可能にする装置
JP2011063050A (ja) * 2009-09-15 2011-03-31 Honda Motor Co Ltd シート空調装置
JP2015089467A (ja) * 2013-11-07 2015-05-11 株式会社タチエス 車両用送風シート

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54109249U (ja) * 1978-01-11 1979-08-01
JPS60121857U (ja) * 1984-01-27 1985-08-16 富士重工業株式会社 自動車のシ−ト
JPS60124710U (ja) * 1984-01-30 1985-08-22 カルソニックカンセイ株式会社 シ−ト冷暖房装置
JP2008073547A (ja) * 1993-11-22 2008-04-03 Amerigon Inc 座席の温度変更を可能にする装置
JP2007519563A (ja) * 2004-01-29 2007-07-19 ダイムラークライスラー・アクチェンゲゼルシャフト 車両シート
US20080036249A1 (en) * 2004-01-29 2008-02-14 Daimler Chrysler Ag Vehicle Seat
JP2011063050A (ja) * 2009-09-15 2011-03-31 Honda Motor Co Ltd シート空調装置
JP2015089467A (ja) * 2013-11-07 2015-05-11 株式会社タチエス 車両用送風シート

Also Published As

Publication number Publication date
JP7140715B2 (ja) 2022-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4013765B2 (ja) 車両用シート空調装置
JP2005287532A (ja) 車両用シート
JP2019001378A (ja) 乗物用空調構造
JP2018093921A (ja) 空調シート
JP2000125990A (ja) 車両用シート
JP2018167632A (ja) 乗物用シート
JP2019093843A (ja) 車両用シート
JP6423732B2 (ja) 車両用シート
JP2019162928A (ja) 車両用空調装置
JP5184475B2 (ja) シート空調装置
JP2016002861A (ja) 乗物用シート
JP2010006174A (ja) 車両用シート
JP2018167631A (ja) 乗物用シート
JP2020203506A (ja) シート空調装置
JP2006137362A (ja) 座席用空調装置
JP6693492B2 (ja) シート空調装置
JP6641552B2 (ja) 乗物用シート
JP2012001014A (ja) 路線バスのヒータ装置
JP2021061875A (ja) 乗物用シート
JP5176588B2 (ja) シート送風装置
JP2007320446A (ja) 車室構造
JP6131862B2 (ja) 乗物用シート
JP7074026B2 (ja) シート空調装置
JP6233293B2 (ja) 車両用空調装置
JP6665807B2 (ja) 車両用シート

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210329

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220407

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220823

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220908

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7140715

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150