JP2020202694A - インバータ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】活線状態でオプション装置を着脱する際に、装置の故障をより確実に防止できるインバータ装置を提供する。【解決手段】実施形態のインバータ装置は、オプション装置が着脱可能に接続される接続部と、前記オプション装置に供給する電源を生成する電源回路と、前記電源回路と前記接続部との間に配置され、前記オプション装置に対する電源の供給,遮断を行う電源供給部と、前記オプション装置に対する電源の供給を制御するための情報が格納される不揮発性メモリと、この不揮発性メモリに格納される情報の設定を行う情報設定部と、前記不揮発性メモリに格納された情報に基づいて前記電源供給部を制御するCPUとを備える。【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、オプション装置が着脱可能に接続されるインバータ装置に関する。
インバータ装置にオプション装置を接続する場合や逆に取り外す場合には、通常はインバータ装置からオプション装置に供給される電源を遮断した状態で行う。特許文献1では、同様の関係にある2つの装置間を接続するコネクタ部分において、電源線の長さと信号線の長さとを変えることで、装置の取付時には信号線よりも電源線が遅く繋がり、取り外す際には信号線よりも電源線が早く切り離される構成を採用している。
しかしながら、例えばオプション装置を取付ける際には、インバータ装置のコネクタとオプション装置のコネクタとの接続が傾いた状態で行われることがある。そのため、特許文献1の構成では、コネクタ間の信号接続に時間差が生じた場合に、必ずしも信号線より電源線が遅く接続されるという保証がなかった。また、オプション装置の取り外し作業を行う際も同様に、信号線より電源線が早く切断されるという保証がなかった。
そこで、活線状態でオプション装置を着脱する際に、装置の故障をより確実に防止できるインバータ装置を提供する。
そこで、活線状態でオプション装置を着脱する際に、装置の故障をより確実に防止できるインバータ装置を提供する。
実施形態のインバータ装置は、オプション装置が着脱可能に接続される接続部と、
前記オプション装置に供給する電源を生成する電源回路と、
前記電源回路と前記接続部との間に配置され、前記オプション装置に対する電源の供給,遮断を行う電源供給部と、
前記オプション装置に対する電源の供給を制御するための情報が格納される不揮発性メモリと、
この不揮発性メモリに格納される情報の設定を行う情報設定部と、
前記不揮発性メモリに格納された情報に基づいて前記電源供給部を制御するCPUとを備える。
前記オプション装置に供給する電源を生成する電源回路と、
前記電源回路と前記接続部との間に配置され、前記オプション装置に対する電源の供給,遮断を行う電源供給部と、
前記オプション装置に対する電源の供給を制御するための情報が格納される不揮発性メモリと、
この不揮発性メモリに格納される情報の設定を行う情報設定部と、
前記不揮発性メモリに格納された情報に基づいて前記電源供給部を制御するCPUとを備える。
(第1実施形態)
図1に示すように、本実施形態のインバータ装置1は、電源回路2,電源供給回路3,CPU4,不揮発性メモリ5及び設定部6を備えている。設定部6は、ユーザがインバータ装置1の各種設定を行うために入力操作を行う各種キーやダイヤル等を備えている。CPU4は、不揮発性メモリ5に対してデータの書込みや読み出しを行う。また、CPU4は、電源供給回路3に対して電源供給信号10を出力する。電源供給回路3は、その電源供給信号10に応じて電源回路2が生成した電源をオプション装置11に供給するか否かを決定する。電源供給回路3は電源供給部に相当する。
図1に示すように、本実施形態のインバータ装置1は、電源回路2,電源供給回路3,CPU4,不揮発性メモリ5及び設定部6を備えている。設定部6は、ユーザがインバータ装置1の各種設定を行うために入力操作を行う各種キーやダイヤル等を備えている。CPU4は、不揮発性メモリ5に対してデータの書込みや読み出しを行う。また、CPU4は、電源供給回路3に対して電源供給信号10を出力する。電源供給回路3は、その電源供給信号10に応じて電源回路2が生成した電源をオプション装置11に供給するか否かを決定する。電源供給回路3は電源供給部に相当する。
インバータ装置1はコネクタ7を備えている。オプション装置11はコネクタ12を備えており、コネクタ12が上記のコネクタ7に接続されることで、オプション装置11はインバータ装置1に電気的に接続される。その状態で、インバータ装置1より電源線8及びグランド線9を介して電源が供給されるとオプション装置11が動作する。コネクタ7は接続部に相当する。コネクタ7及び12の電気的接続は、図示しない信号線を介して行われる。
不揮発性メモリ5には、オプション装置11への電源供給を制御するための情報が記憶されている。以下、前記情報を電源供給情報と称する。CPU4は、不揮発性メモリ5より電源供給情報を読み出してオプション装置11に電源を供給するか否かを決定する。また、ユーザは、設定部6により不揮発性メモリ5の電源供給情報を書き換え可能となっている。設定部6は情報設定部に相当する。
次に、本実施形態の作用について図2A,図2Bを参照して説明する。尚、不揮発性メモリ5に書き込まれている電源供給情報の初期値は「電源供給停止」となっている。図2Aに示すように、インバータ装置1に電源が投入されると、CPU4は、不揮発性メモリ5から電源供給情報を読み出し(S1)、当該情報が「電源供給許可」であるか否かを判断する(S2)。上述のように初期値は「電源供給停止」であるから(NO)、CPU4は、電源供給回路3に与える電源供給信号10をインアクティブレベルにする。これにより、オプション装置11に対する電源の供給は、電源供給回路3により阻止されて無効となる(S4)。
ユーザが電源供給情報を「電源供給許可」に変更していれば、CPU4は、次回はステップS2において「YES」と判断することになり、電源供給回路3に与える電源供給信号10をアクティブレベルにする。これにより、オプション装置11に対する電源の供給が開始され、オプション装置11が動作する(S3)。
また、図2Bに示すように、ユーザが設定部6を介して電源供給情報を入力することで(S5)電源供給情報が変更されていれば(S6;YES)、CPU4は、変更された電源供給情報を不揮発性メモリ5に書き込んで記憶させる(S7)。それから、ステップS5に戻る。尚、電源供給情報がユーザにより変更されていなければ(S6;NO)そのままステップS5に戻る。
例えば電源供給情報が「電源供給許可」であり、インバータ装置1からオプション装置11に電源の供給を行っている状態から、オプション装置11をインバータ装置1から取り外す際に、ユーザは電源供給情報を「電源供給停止」に変更する。すると、CPU4は、電源供給回路3に与える電源供給信号10をインアクティブレベルにするので、オプション装置11に対する電源の供給は、電源供給回路3により阻止されて無効となる(S4)。
以上のように本実施形態によれば、インバータ装置1は、オプション装置11が着脱可能に接続されるコネクタ7,オプション装置11に供給する電源を生成する電源回路2,電源回路2とコネクタ7との間に配置され、オプション装置11に対する電源の供給,遮断を行う電源供給回路3を備える。
不揮発性メモリ5には電源供給情報が格納され、ユーザは設定部6により、不揮発性メモリ5に格納される電源供給情報の設定を行う。そして、CPU4は、不揮発性メモリ5に格納された電源供給情報に基づいて、電源供給回路3を介したオプション装置11への電源供給を制御する。このように構成すれば、インバータ装置1からオプション装置11に対して電源の供給を開始するタイミングを、CPU4がアクティブに制御できる。
具体的には、不揮発性メモリ5には、初期値としてオプション装置11に対する電源の供給を停止する情報が格納されるので、インバータ装置1とオプション装置11との電気的接続が不完全な状態で、オプション装置11に電源が供給されることを確実に阻止できる。したがって、オプション装置11に故障が発生することを防止できる。
また、インバータ装置1からオプション装置11に電源の供給を行っている状態から、オプション装置11をインバータ装置1から取り外す場合は、ユーザが電源供給情報を「電源供給停止」に設定することで、オプション装置11に対する電源の供給は電源供給回路3により阻止されて無効となるので、オプション装置11安全に取り外す状態にできる。
(第2実施形態)
以下、第1実施形態と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、異なる部分について説明する。第2実施形態のインバータ装置21は、CPU4に替わるCPU22を備えている。CPU22は、出力ポートより、信号線23を介してオプション装置31との接続状態を確認するための確認信号を出力する。その確認信号は、コネクタ7及び12を介してオプション装置31に伝達される。オプション装置31側では、入力された確認信号をそのままインバータ装置21に送り返すように、コネクタ12の2つの端子が短絡線32により短絡されている。
以下、第1実施形態と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、異なる部分について説明する。第2実施形態のインバータ装置21は、CPU4に替わるCPU22を備えている。CPU22は、出力ポートより、信号線23を介してオプション装置31との接続状態を確認するための確認信号を出力する。その確認信号は、コネクタ7及び12を介してオプション装置31に伝達される。オプション装置31側では、入力された確認信号をそのままインバータ装置21に送り返すように、コネクタ12の2つの端子が短絡線32により短絡されている。
インバータ装置21側では、オプション装置31より送り返された確認信号が、信号線24を介してCPU22の入力ポートに与えられる。そして、信号線24は、プルダウン抵抗25を介してグランドにプルダウンされている。
次に、第2実施形態の作用について図4を参照して説明する。インバータ装置21に電源が投入されると、CPU22は、先ず出力ポートより確認信号をアクティブレベルであるハイレベルにして出力する(S11)。それから、確認信号が送り返される入力ポートのレベルを読み込む(S12)。
インバータ装置21とオプション装置31とがコネクタ7及び12を介して接続されていれば、前記入力ポートのレベルはハイになっているので、CPU22は「確認信号有り」と判断して(S13;YES)ステップS1に移行する。一方、インバータ装置21とオプション装置31とが接続されていなければ、信号線24はプルダウンされているので前記入力ポートのレベルはロウになる。したがって、ステップS13では「NO」と判断することになり、ステップS11に戻る。
尚、図4Aに示すように、ステップS11〜S13は、ステップS2,S3の間に配置しても良い。この場合、CPU22は「確認信号有り」と判断すると(S13;YES)ステップS3に移行する。CPU22が「確認信号無し」と判断した場合は(S13;NO)、ステップS1に移行しても良いしステップS4に移行しても良い。後者の場合は、電源供給を無効にする効果も得られる。
以上のように第2実施形態によれば、コネクタ7に、CPU22が確認信号を出力する出力ポートに接続される端子と、この端子より出力された確認信号がオプション装置31側を経由して入力され、CPU22の入力ポートに接続される端子とを備える。これにより、CPU22は、インバータ装置21とオプション装置31とがコネクタ7及び12を介して接続されている状態を予め確認してから、ステップS1の実行に移行することができる。
尚、ステップS13における判断の誤動作を防ぐため、確認信号にフィルタを介しても良い。この場合、例えば確認信号の情報が複数回同じであった場合にのみ、確認信号の判断を行うようにする。
また、確認信号をアクティブレベルであるハイレベルにして出力した後(S11)、確認信号が送り返される入力ポートのレベルを読み込むまでに(S12)、十分な時間を確保するための遅延処理をステップS12に持たせても良い。
CPU22が「確認信号無し」と判断した場合(S13;NO)、CPU22により異常を検出したとして、外部に表示等を行ってもよい。また、この時、図4の処理を中止しても良い。
また、確認信号をアクティブレベルであるハイレベルにして出力した後(S11)、確認信号が送り返される入力ポートのレベルを読み込むまでに(S12)、十分な時間を確保するための遅延処理をステップS12に持たせても良い。
CPU22が「確認信号無し」と判断した場合(S13;NO)、CPU22により異常を検出したとして、外部に表示等を行ってもよい。また、この時、図4の処理を中止しても良い。
(第3実施形態)
図5に示す第3実施形態のインバータ装置26は、第2実施形態のインバータ装置21に対し、ANDゲート27を加えたものである。ANDゲート27の入力端子の一方には、CPU22からの電源供給信号10が入力され、入力端子の他方は信号線24に接続されている。そして、電源供給回路3には、電源供給信号10がANDゲート27を介して入力される。
図5に示す第3実施形態のインバータ装置26は、第2実施形態のインバータ装置21に対し、ANDゲート27を加えたものである。ANDゲート27の入力端子の一方には、CPU22からの電源供給信号10が入力され、入力端子の他方は信号線24に接続されている。そして、電源供給回路3には、電源供給信号10がANDゲート27を介して入力される。
このように構成すれば、インバータ装置26とオプション装置31とが接続されていなければ、信号線24がロウレベルとなるので、たとえCPU22が電源供給信号10をアクティブレベルにして出力した場合でも、電源供給回路3には、電源供給信号10の入力がANDゲート27により阻止される。したがって、CPU22の動作状態が、例えばノイズ等の影響を受けて異常となった場合でも、電源供給回路3に対する電源供給信号10の入力をハードウェアにより阻止できる。
(第4実施形態)
図6に示す第4実施形態のインバータ装置41は第2実施形態の構成を拡張したもので、CPU42は、信号線23を介して出力した確認信号がオプション装置51側で送り返されて入力されるポートを、複数例えば3つ備えている。信号線24に加えて、信号線43,44が追加されており、これらはそれぞれプルダウン抵抗45,46によりプルダウンされている。コネクタ7Aは、CPU42の3つの入力ポートに対応する入力端子を備えている。
図6に示す第4実施形態のインバータ装置41は第2実施形態の構成を拡張したもので、CPU42は、信号線23を介して出力した確認信号がオプション装置51側で送り返されて入力されるポートを、複数例えば3つ備えている。信号線24に加えて、信号線43,44が追加されており、これらはそれぞれプルダウン抵抗45,46によりプルダウンされている。コネクタ7Aは、CPU42の3つの入力ポートに対応する入力端子を備えている。
オプション装置51では、短絡線52によりコネクタ12Aの何れの端子間を短絡するかを選択的に決定でき、例えば図6では、確認信号を信号線43を介して送り返すように短絡線52が接続されている。これにより、CPU42は確認信号を出力することで、信号線24,43,44の何れがハイレベルを示すかによって、接続されているオプション装置51の種類を判別できる。例えば、オプション装置51がインバータ装置41用の装置でないと判断した際には、電源を供給しないように制御すること等が可能になる。
(第5実施形態)
図7に示す第5実施形態のインバータ装置61は、インバータ装置41に3つの電源回路2(1)〜2(3)と、これらに対応する3つの電源供給回路3(1)〜3(3)とを加えたものである。尚、これらの組を4つ以上備えていても良いし、2つでも良い。電源回路2(1)〜2(3)は、それぞれ異なる電圧,例えばそれぞれ5V,12V,15Vの電源を生成する。CPU62は、電源供給信号10(1)〜10(3)によって電源供給回路3(1)〜3(3)を個別に制御する。
図7に示す第5実施形態のインバータ装置61は、インバータ装置41に3つの電源回路2(1)〜2(3)と、これらに対応する3つの電源供給回路3(1)〜3(3)とを加えたものである。尚、これらの組を4つ以上備えていても良いし、2つでも良い。電源回路2(1)〜2(3)は、それぞれ異なる電圧,例えばそれぞれ5V,12V,15Vの電源を生成する。CPU62は、電源供給信号10(1)〜10(3)によって電源供給回路3(1)〜3(3)を個別に制御する。
コネクタ7B及び12Bは、上記の3種類の電源をオプション装置64に供給するために電源端子を3組備えている。また、CPU62は、電源制御シーケンス部63を有している。尚、第5実施形態では、不揮発性メモリ5には、図8に示す電源供給情報が記憶されている。
次に、第5実施形態の作用について説明する。図9に示すように、第5実施形態では、ステップS1,S2の実行後にステップS11〜S13を実行する。そして、ステップS13で「YES」と判断すると、CPU62の電源制御シーケンス部63は、図8Bに従って信号線24,43,44の何れがハイレベルを示したかに基づき、インバータ装置61に接続されているオプション装置64のタイプA,B,Cを判別する。そして、対応する電源供給情報を不揮発性メモリ5より読み出すと(S14)、対応する電源処理に分岐する(S15)。
電源供給情報は、各タイプに応じた電源の供給順番を示すものである。尚、図8Aでは、電源の種類を(n≦99)個に拡張している。図中の「電源1」,「電源2」,「電源3」,…が電源の種類,すなわち電源回路2(1),2(2),2(3)を示しており、その下の数字が各オプションに対応した電源供給の順番を示す。電源種類の最大値は「98」であるから、順番「99」は以降に供給する電源が存在しないことを意味する。例えば、タイプAであれば、電源回路2(1),2(2)の順で電源を投入して処理を終了する。タイプBであれば、電源回路2(2),2(1),2(3)の順で電源を投入して処理を終了する。
ステップS16(1)〜S16(m)は、電源の供給順番に対応している。タイプAであれば、ステップS16(1)で電源回路2(1)からの5V電源を供給し、ステップS16(2)で電源回路2(2)からの12V電源を供給した後ステップS17で「終了」となり、「YES」と判断してステップS1に移行する。タイプBであれば、ステップS16(1)で電源回路2(2)からの電源を供給し、ステップS16(2)で電源回路2(1)からの電源を供給し、ステップS16(3)で電源回路2(3)からの15V電源を供給した後ステップS17で「終了」となる。
また、ステップS2又はS13で「NO」と判断すると、全ての電源供給信号を無効として全ての電源供給を遮断する(S18)。
以上のように第5実施形態によれば、それぞれ電源電圧が異なる3種類の電源回路2(1)〜2(3)と、これらに対応して設けられる3つの電源供給回路3(1)〜3(3)と備え、CPU62は、コネクタ7Bの3つの入力端子の何れかを介して入力される確認信号に応じて、オプション装置64に対する複数の電源の供給状態を個別に制御する。これにより、オプション装置64のタイプに応じて、電源の供給順番を決定できる。
(第6実施形態)
図10に示す第6実施形態は第2実施形態の変形であり、ステップS13で「NO」と判断すると、ステップS7と同様の処理を行った後(S19)、不揮発性メモリ5に電源供給信号を無効出力とするように電源供給情報を書込んで設定する(S20)。これにより、オプション装置31をインバータ装置21に接続する際に、電源が供給されない状態となることを確実に設定できる。尚、第6実施形態においても、ステップS13における判断の誤動作を防ぐため確認信号にフィルタを介しても良い。
図10に示す第6実施形態は第2実施形態の変形であり、ステップS13で「NO」と判断すると、ステップS7と同様の処理を行った後(S19)、不揮発性メモリ5に電源供給信号を無効出力とするように電源供給情報を書込んで設定する(S20)。これにより、オプション装置31をインバータ装置21に接続する際に、電源が供給されない状態となることを確実に設定できる。尚、第6実施形態においても、ステップS13における判断の誤動作を防ぐため確認信号にフィルタを介しても良い。
(その他の実施形態)
第6実施形態を第5実施形態に適用しても良い。
第6実施形態を第5実施形態に適用しても良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、1はインバータ装置、2は電源回路、3は電源供給回路、4はCPU、5は不発性メモリ、6は設定部、7はコネクタ、11はオプション装置、21はインバータ装置、22はCPU、23,24は信号線、26はインバータ装置、31はオプション装置、41はインバータ装置、43,44は信号線、51はオプション装置、52は短絡線、61はインバータ装置、64はオプション装置を示す。
Claims (7)
- オプション装置が着脱可能に接続される接続部と、
前記オプション装置に供給する電源を生成する電源回路と、
前記電源回路と前記接続部との間に配置され、前記オプション装置に対する電源の供給,遮断を行う電源供給部と、
前記オプション装置に対する電源の供給を制御するための情報が格納される不揮発性メモリと、
この不揮発性メモリに格納される情報の設定を行う情報設定部と、
前記不揮発性メモリに格納された情報に基づいて前記電源供給部を制御するCPUとを備えるインバータ装置。 - 前記不揮発性メモリには、初期値として前記オプション装置に対する電源の供給を停止する情報が格納されている請求項1記載のインバータ装置。
- 前記接続部は、前記CPUが確認信号を出力する出力ポートに接続される出力端子と、
この出力端子より出力された確認信号が前記オプション装置側を経由して入力され、前記CPUの入力ポートに接続される入力端子とを備える請求項1又は2記載のインバータ装置。 - 前記接続部の入力端子は、前記電源供給部にも接続され、
前記電源供給部は、前記入力端子がインアクティブレベルであれば、前記CPUによる制御に関わらず、前記オプション装置に対する電源の供給を遮断する請求項3記載のインバータ装置。 - 前記接続部は、前記出力端子より出力された確認信号がそれぞれ異なるオプション装置側を経由して入力され、前記CPUの複数の入力ポートに個別に接続される複数の入力端子を備える請求項3又は4記載のインバータ装置。
- それぞれ電源電圧が異なる複数の電源回路と、
これら複数の電源回路に対応して設けられる複数の電源供給部と備え、
前記CPUは、前記複数の入力端子の何れかを介して入力される確認信号に応じて、前記オプション装置に対する複数の電源の供給状態を個別に制御する請求項5記載のインバータ装置。 - 前記CPUは、前記確認信号の入力が確認できなければ、前記不揮発性メモリに、前記オプション装置への電源供給を遮断する情報を書込む請求項3から6の何れか一項に記載のインバータ装置。
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