JP2020202634A - 回転電機に用いられる固定子 - Google Patents

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Abstract

【課題】固定子のコイルがスロットの外側で曲げられても、それにより破損の発生が抑制可能な絶縁体構造を有する回転電機に用いられる固定子を実現する。【解決手段】回転電機に用いられる固定子20は、複数のスロット21が形成された固定子鉄心200と、複数のスロット21のそれぞれの中に、固定子鉄心200の径方向に沿って複数並べられる複数のコイル6と、記コイル6のうちの一つ又は複数ずつ包囲する絶縁体5とを備える。絶縁体5は、スロット21の固定子鉄心200の内周側に配置される少なくとも一つのコイル6に対して固定子鉄心200の径方向に少なくとも2層重なる。絶縁体6は、固定子鉄心200の周方向には1層となっている。【選択図】図6

Description

本発明は回転電機に用いられる固定子に関する。
昨今の持続可能な社会の実現に向け、省エネルギーのため、回転電機は小型・高効率化が求められており、特に自動車などの移動体向けの回転電機では、軽量・小型化が重要である。
このような回転電機として、例えば、複数の永久磁石を備えた回転子と、この回転子と対向して設けられた固定子鉄心と、固定子鉄心の内周側に開口するように設けられた多数のスロット内に巻掛けられた固定子巻線とを有する永久磁石を備えた回転電機として、仮成形されたセグメントコイルをスロット内に挿入し、固定子鉄心とスロット内のコイルの間を絶縁すべく絶縁紙B字形状にしたものが知られている(特許文献1参照)。
また、自動車用モータは高出力化のために、電圧が12Vから48V、100V、300V、600Vと上昇しており、高電圧対応が要求されている。
特開2012−147674号公報
スロット内のコイルは絶縁紙や樹脂等のボビンを介して固定子鉄心や隣のコイルとの絶縁を確保している。
この場合、電位をもつコイルと、金属であるコアとの間に絶縁距離を確保する必要がある。絶縁距離は、絶縁紙が無い部分についてはコイルと外部金属との直線距離となり、絶縁紙がある場合にはコイルから絶縁紙に沿っての外部金属との距離をいい、後者を沿面距離と呼ぶ。
通常の固定子は、特許文献1の図9に示されているように、コイルの沿面距離を確保するため、絶縁紙は一般にコアから軸方向に5mm程度長くしている。
コイルはこの絶縁紙に囲まれた中に収納されるが、コイルはスロットの外側で曲がった形状とされる。絶縁紙がコイルとともに曲げられると、この絶縁紙が破れ不良製品になる可能性がある。
このため、モータの固定子では、この不良率が大きいという課題があった。
また、高出力化のために高電圧になると絶縁体である絶縁紙を厚くする必要がある。絶縁紙を厚くなると、コイルと共に曲げられたとき、絶縁紙は破れる可能性が高くなる。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、固定子のコイルがスロットの外側で曲げられても、それにより破損の発生が抑制可能な絶縁体構造を有する回転電機に用いられる固定子を実現することである。
上記目的を達成するために、本発明は次のように構成される。
回転電機に用いられる固定子において、複数のスロットが形成された固定子鉄心と、前記複数のスロットのそれぞれの中に、前記固定子鉄心の径方向に沿って複数並べられる複数のコイルと、前記コイルのうちの一つ又は複数ずつ包囲する絶縁体と、を備え、前記絶縁体は、前記スロットの前記固定子鉄心の内周側に配置される少なくとも一つの前記コイルに対して前記固定子鉄心の径方向に少なくとも2層重なり、前記固定子鉄心の周方向には、1層となっている。
本発明によれば、固定子のコイルがスロットの外側で曲げられても、それにより破損の発生が抑制可能な絶縁体構造を有する回転電機に用いられる固定子を実現することができる。
本発明の実施例1が適用される回転電機の概略断面図である。 固定子鉄心の概略斜視図である。 固定子鉄心におけるセグメントコイルの形成方法を説明する図である。 固定子鉄心におけるセグメントコイルの形成方法を説明する図である。 セグメントコイルの結線方法を示し、3相モータの1相分のコイルだけを示す図である。 本発明の実施例1におけるスロット内部のコイルと絶縁体の配置を示す図である。 本発明とは異なる構成を示す図である。 本発明の実施例1の構成を示す図である。 実施例1の効果を説明するための図である。 実施例1の変形例を示す図である。 実施例1の他の変形例を示す図である。 実施例1のさらに他の変形例を示す図である。 実施例2の概略構成図である。 実施例3の概略説明図である。 実施例4の概略説明図である。 実施例4の概略説明図である。
以下、本発明を実施するための例(以下においては「実施例」と表記する)を、図面を参照して説明する。なお、実施例を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、重複する説明は、適宜、省略する。なお、本発明は、以下に説明する実施例に限定されるものではない。
実施形態を説明する前に、本発明に至った背景について説明する。
固定子の製造では、U字型に成形したセグメントコイルの二本の足を絶縁紙で包んで固定子鉄心のスロットに挿入し、コイルをコアの反対側まで貫通させたのち、そのU字コイルの足の先端の直線部を周方向に曲げて、コイルを溶接接続していく。
コイルを曲げる際に、絶縁紙がコイルとともに曲げられると、この絶縁紙が破れる場合があり、これが製品不良になる。特に、絶縁紙破れは、内周側で発生する場合がほとんどである。製造時の不良原因で、絶縁紙破れの割合は非常に大きかった。
本実施形態は、上記問題点に鑑みてなされたものである。
(実施例1)
本発明の実施例1について、図1から図4を用いて説明する。
図1は、実施例1が適用される回転電機1の概略断面図である。
図1において、回転電機1は、固定子20と、回転子30とを備える。固定子20はハウジング12に納められ、ハウジング12の両端にエンドブラケット11があり、ベアリング71を介してシャフト70を支えている。シャフト70には回転子30が取り付けられ、回転子30は回転子鉄心300と磁石4とを備える。固定子鉄心200には、絶縁紙5に包囲されたセグメントコイル(成形コイル)6が取付けられている。
図2は、固定子鉄心200の概略斜視図である。
図2に示すように、円筒状の固定子鉄心200にはコイルを挿入するためのスロット21が形成されている。固定子鉄心(コア)の200の磁路を定義するため、固定子鉄心200の径方向の磁路であるティース部22と周方向の磁路をコアバック23と呼ぶ。
図3及び図4は、固定子鉄心200におけるセグメントコイル6の形成方法を説明する図である。
図3に示すように、セグメントコイル6は絶縁体(絶縁紙)5に包まれてスロット21に径方向に並んで挿入される。
セグメントコイル6は紙面上方を山側、下方を接続側と呼ぶ。絶縁体5は軸方向(図3の上下方向)に固定子鉄心200よりも少し長く、スロット21から突出する構成となっている。
そして、固定子鉄心200のすべてのスロット21にセグメントコイル6を挿入後、図4に示すように、一斉にセグメントコイル6を固定子鉄心200の周方向に曲げる。このときに、図4の下方の絶縁紙5の破損を抑制することが本発明の解決すべき課題である。
図5は、セグメントコイル6の結線方法を示す図であり、3相モータの1相分のコイルだけを示す図である。図5において、スロット番号1〜12が示されている。
図5の、太い実線は紙面手前におけるセグメントコイル6の山側を示し、二重線は紙面向こう側の接続側を示し、セグメントコイル6をスロット21に挿入後に固定子鉄心200の周方向に折り曲げて開く。そして、セグメントコイル6の折り曲げ部分を隣のセグメントコイル6と溶接点7で接続する。
たとえば、直列回路(1)は、セグメントコイル6Aが1番スロット21の2層目と4番スロット21の1層目に跨って紙面手前から固定子鉄心200に差し込まれる。また、セグメントコイル6Bも7番スロット21の2層目と10番スロットの1層目に差し込まれ、セグメントコイル6Bの紙面左側の接続側の曲げ部を、セグメントコイル6Aの紙面右側の曲げ部と溶接点7で接続する。これを繰り返し、固定子コア200を1周することで、固定子コイル(セグメントコイル)6はいわゆる波巻きにより巻線が形成される。
直列回路(2)から直列回路(4)も同様に、セグメントコイル6C、6D、6E、6F、6G、6Hにより巻線を形成し、4周分のコイルができる。それらを3相分作ることで固定子巻線が完成する。
このように、セグメントコイル6は、1、2層で一周し、次の3、4層で一周するため、スロット21の中に並べられる導体本数(コイル本数)は偶数になる。
図6は、本発明の実施例1におけるスロット21内部のコイル6(61、62、63、64)と絶縁体5(絶縁紙51B、51S)の配置を示す図である。
図6において、スロット21には、スロット21の内壁に沿って、各コイル61〜64を囲むようにシート状の絶縁体51S(略S字の絶縁紙)と51Bがあり、その絶縁体に囲まれてコイル61、62、63、64が、固定子鉄心200の径方向に偶数本並ぶ配置となる。本発明の実施例1の特徴は絶縁体51Sと51Bの二種類の絶縁体5を用いる点にある。絶縁体51Sと51Bはそれぞれ絶縁紙を折り曲げて作成される。
絶縁紙51Bは一枚の絶縁紙であり、コイル64の左辺の上端側(固定子鉄心200の外周側)から始まり(始端部)、コイル64を反時計方向に回って包囲し、コイル64の左辺の上部から下方向(固定子鉄心200の内周側方向)に向かい、コイル63の左辺の下部近辺から反時計方向に回ってコイル63を包囲し、コイル63の左辺の下端部にて終了する(終端部)。これによって、絶縁紙51Bは、略B字の形でコイル64と63を一本ずつ囲んでコイル63の左辺で終わる構成となっている。
この場合、絶縁紙51Bの重なり部9Cは、固定子鉄心200の周方向に対して二重になっている点が絶縁紙51Bの技術的特徴の一つである。
この重なり部9Cがない単にB字形状の絶縁紙では、コイル64の左下隅から始まり、コイル63の左上隅となり、重なりはできない。
この場合、コイル64と63はコイル間の空間距離しか絶縁距離が無く、高電圧のモータに対応できないが、絶縁紙51Bの構成だとコイル64の左上隅から、コイル63の左下隅までの絶縁沿面距離を確保できる。
絶縁紙51Bのような構成により絶縁沿面距離を確保することで、高電圧のモータに対応した絶縁構成とすることができる。
一方、絶縁紙51Sも一枚の絶縁紙であり、コイル62の下辺左隅(下辺左端側)から始まり(始端部)、コイル62を反時計方向に回って包囲し、コイル62の下辺左端部から右方向(固定子鉄心200の周方向)に向かい、コイル61の右辺の上端部近辺から時計方向に回ってコイル61を包囲し、コイル61の上辺の右端部にて終了する(終端部)。これによって、絶縁紙51Sは、略S字の形でコイル62と61を一本ずつ囲んでコイル61の上辺の右端部で終わる構成となっている。
つまり、スロット21の内周側の絶縁紙51Sの始端部は2つのコイル61と62との間から始まって略S字に2つのコイル61及び62を巻いて(包囲して)2つのコイル61と62との間で終わり、その2つのコイル61と62との間で3層の絶縁紙になるよう形成される。
外周側の絶縁紙51Bの始端部は、2つのコイル63又は64の側面から始まり、1つのコイル63又は64を巻いたあと、略B字状にもう1つのコイル63又は64を巻いて、始端部の位置するコイル63又は64の側面と同じ側面で終端部となり、2枚重なるように形成される。
絶縁紙51Sの重なり部9Rは、固定子鉄心200の径方向に対して三重になっている。この重なり部9Rがない単にS字絶縁紙の場合、コイル62の下辺右隅から始まり、コイル62を包囲し、コイル61の上辺左隅で終わる。
この場合、コイル62と61の絶縁距離は、コイル61と62とティースの間の距離しかなくなり、高電圧のモータに対応できない。
しかし、絶縁紙51Sのように、重なり部9Rがある構成であれば、コイル62の絶縁沿面距離は、コイル62の左下隅から、ティース22まで確保できる。このように絶縁距離を確保することで、高電圧のモータに対応した絶縁構成とすることができる。
次に、本発明の実施例1の効果を図7と図8を用いて説明する。
図7は、本発明とは異なる構成を示す図であり、図8は本発明の実施例1の構成を示す図である。
図7に示す絶縁紙の構成と図8に示す絶縁紙51Sとの違いは固定子鉄心200の内周側の絶縁紙の形状である。
図8に示す略S字の絶縁紙51Sは図7の略B字の絶縁紙51Bに比べて破れにくい。
スロット21に挿入されたコイル61と62、および、63と64は、図5を参照して説明したように、セグメントコイルの接続側で、コイルは交互に逆方向に曲げられる。このコイルの曲げに引きずられて絶縁紙の部分が開かれる力が働き、絶縁紙が破れる。
特に、コイル61と62は固定子鉄心200の内周側にあるため、外周側のコイル63と64よりも固定子鉄心200の径方向にも曲げられる力が働き、絶縁紙を開こうとする力がより大きく働く。このため、図7に示した、外周側と内周側とで絶縁紙形状が変わらない51Bの形状では、内周側の絶縁紙の特にコイル61の下辺右隅が破れやすい。
一方、本発明の実施例1によれば、図8に示すように、内周側は、略S字状となっているため、コイルが曲げられたときに、絶縁紙51Sが開くことができ、絶縁紙51Sが破れる方向への力が緩和される。このため、絶縁紙51Sが破れにくくなり不良率が減る。つまり、スロット21の中のコイルは、2つずつ1枚の絶縁紙で包囲され、スロット21の中の2つのコイルのうちの最内周に位置するコイルを囲む絶縁紙51Sの端部が、2つのコイルの間に位置し、最内周に位置するコイルが曲げられる方向が絶縁紙51Sの端部と周方向で互いに反対側である。
ここで、絶縁紙破れを防ぐだけなら、外周側にある絶縁紙も51Sと同様の略S字形状にすればよいが、略S字形状の絶縁紙は略B字に形状の絶縁紙と比べてモータの性能が低下するという問題がある。その点での本発明の実施例1の効果について図9を参照して説明する。図9は実施例1の効果を説明するための図である。
モータの高電圧化に伴いコイルの巻数が増えるのは周知である。スロット内のコイル数の増加に伴い、コイル間の絶縁紙の層数が増え、コイルの高密度実装というモータの小型化要求に反することになる。
スロット内のコイルの総断面積とスロットの面積比である占積率を高くすることは、小型化が求められる自動車用モータでは必須であり、この占積率を高くするためにコイルの形状を四角にしている。このとき、略S字の絶縁紙51Sはその絶縁紙51Sが包む二つのコイル間に3層の紙の厚さが必要である。
図9の(a)の丸で囲んだ数値3は上述した3層を意味する。
一方、略B字の絶縁紙51Bは、絶縁紙51Bが包む二つのコイル間には2層の紙の厚さがあればよい。2層の厚さを示す部分を丸2で示す。
このため、コイルの本数が増えると、同じコイルを包む場合に、略S字形状の絶縁紙を増加すると、絶縁紙の径方向の層数合計が異なることになる。
図9の(a)は本発明の実施例1を示し、図9の(b)はすべて略S字の絶縁紙51Sを使用する場合の例を示す。
図9の(b)の例と比較して、図9の(a)に示した本発明の実施例1のほうがスロットの高さを抑えることが可能である。図9の(a)、(b)はコイルの本数が6本の場合の例であるが、コイルの本数が8本の場合も同様である。
コイルの本数が8本の場合の例を図9の(c)と(d)で比較している。
モータの外径を同じとすれば、固定子鉄心200の周方向磁路であるコアバック部23の高さh1は、図9の(b)の例のh2よりも大きくとることができる。磁路はある程度の太さがないと鉄の磁気飽和により磁気抵抗が上がり、モータの電磁力が弱くなるためである。
このため、本発明の例である図9の(a)と(c)は、本発明とは異なる例である図9の(b)や(d)よりもモータの性能、具体的にはトルクが大きくなる。あるいは、図9の(b)のh2をh1と同じにすれば、モータは径が大きくなるため、小型化の要求にこたえることができない。
以上のように、本発明の実施例1のように、固定子鉄心200の内周側に位置する破れやすい絶縁紙だけを略S字状にし、それよりも外側の絶縁紙の形状を略B字状にすることで、高電圧化に対応し、かつ、絶縁紙の破れが少なく、性能の良いモータとすることができる。
つまり、本発明の実施例1によれば、固定子のコイルがスロットの外側で曲げられても、それにより破損の発生が抑制可能な絶縁体構造を有する回転電機に用いられる固定子を実現することができる。
また、コイルの上記絶縁体構造を有する固定子を備える回転電機械を実現することができる。
以上に示した例は、二種類の絶縁紙をそれぞれ略B字と略S字に形成して二つのコイルを、一つ一つを独立して絶縁紙を巻くような例であるが、本発明は他の絶縁紙形状でも実現できる。例えば、二つのコイルが同相である場合には、絶縁はコイルのエナメル線だけで担保できる電圧ならば、図10に示す実施例1の変形例のように、二つのコイルまとめて一周させて絶縁紙を巻けばよい。その際に、最内周の2個のコイルを包む絶縁紙は、径方向に2層になる重なりがあるようにし、外周側の絶縁紙は周方向に2層重なるようにする。これにより、絶縁紙の破れを防ぐことができるのは、上述の例と同様な理由である。
また、図11に示す実施例1の他の変形例のように、略B字形状ではあるが、最内周の1つのコイルの絶縁紙だけが破れやすいので、その一つのコイルの絶縁紙51BV(変形B字の絶縁紙)のみ、周方向に2層に重ならないように構成することもできる。つまり、図11に示す例は、スロット21の内周側の絶縁紙51BVは、二つのコイルを一枚の絶縁紙で包み、二つのコイルの間から始まり、内周側のコイルを一重に巻いた後、外周側のコイルを一周し、さらに、外径側に巻き、径方向に絶縁紙が2枚重なるように形成されている。
さらに、図12に示す実施例1のさらに他の変形例のように、一枚の絶縁紙で一つずつのコイルを包むように構成する際に、最内周のコイルの絶縁紙は、径方向に2枚に重なる面が、スロット21の最内周側である。つまり、最内周のコイルのみ、絶縁紙51Q(径方向に2枚重なる絶縁紙(第2の絶縁紙))の重なりを径方向にし、それ以外のコイルは径方向に重ねる絶縁紙51D(周方向2枚重なり絶縁紙(第1の絶縁紙))とすることもできる。
また、図12の例では、最内周の絶縁紙51Qは、内周側で径方向に重ねれば、さらに絶縁紙は、捻りに対して開きやすく、破れを防止することができる。
(実施例2)
次に、本発明の実施例2について説明する。
図13は、実施例2の概略構成図である。図13において、略B字絶縁紙51Bの重なり部9Cは固定子鉄心200の周方向に2層になっており、その分、略S字絶縁紙51Sよりもスロットの横幅(周方向)が広く必要である。その結果、スロット21の幅を一定とすると、略B字の絶縁紙51Bを一部でも採用するとティース22の横幅が細くなってしまう。
しかし、モータは円形なので、外周側のティース幅W1と内周側のティース幅W2では、W2の方が小さく、磁路としてはW2がネックとなる。
そこで、本実施例2では、最内周の略S字絶縁紙51Sの部分については、ティース幅を太くする。つまり、径方向に2枚(2層)重なる絶縁紙で包囲されたコイルが配置される内周側のスロット幅(周方向幅)は、周方向に2枚(2層)重なる絶縁紙で包囲されたコイルが配置される外周側のスロット幅(周方向幅)よりも狭くなっている(小となっている)。これにより、最も狭い部分のティース幅W2を広げることができ、磁路のネックを作らずに済む。
つまり、実施例2によれば、実施例1と同様な効果を得ることができる他、絶縁紙の重なる方向に着目し、その厚さにあわせてティースの内周側を広くする構成となっているので、モータのトルクを向上させることができる。
(実施例3)
次に、本発明の実施例3について説明する。
図14は実施例3の概略説明図である。
実施例3の考え方は、実施例2と同様であり、絶縁紙の重なる方向に着目し、それにあわせて、コイルの断面形状を変える例である。
図14において、コイル61と62は断面形状が異なり、固定子鉄心200の内周側コイル62の方が外周側コイル61より絶縁紙の幅の分だけ、固定子鉄心200の周方向寸法を大とし、幅広にしている。コイル61の断面積と62の断面積はほぼ同一であることが望ましい。これによる効果としては、コイル62の交流損失が減ることが上げられる。近接効果による交流損は大型回転機では良く知られているが、その損失は素線コイルの径方向高さの4乗と周波数の2乗に比例することが知られている。
高速回転で周波数があがるとこの損失が支配的になる。
実施例3においても、実施例1と同様な効果を得ることができる他、交流損失を低減し、効率を向上することができるという効果を得ることができる。
(実施例4)
次に、実施例4について説明する。
図15、図16は、実施例4の概略説明図である。この実施例4では絶縁体は紙ではなく、成形樹脂であり、二つの同じ形状の成形樹脂を組み合わせて、2個ずつコイルを絶縁している例である。
成形樹脂のボビンをコイル絶縁に用いることは一般的だが、薄い樹脂にすると割れが発生し、絶縁紙と同様に製品不良になる。これを防ぐため、コイルを曲げるときに、樹脂ボビンが広がるように、内周側の樹脂ボビンは周方向に分かれるようにし、外周側の樹脂ボビンは径方向に分かれるようにする。
図15に示した例では、固定子鉄心200の内周側に2つのC字形絶縁ボビン52C、外周側には、2つのU字形絶縁ボビン52Uとし、2個のボビンで二つのコイルを絶縁する。内周側の2つのC字形絶縁ボビン52Cは、それぞれの開口側を固定子鉄心200の周方向に互いに対向させながら2つのコイルを包囲し、径方向に2層重なる面を有する。また、外周側の2つのU字形絶縁ボビン52Uは、それぞれの開口側を固定子鉄心200の径方向に互いに対向させながら2つのコイルを包囲し、周方向に2層重なる面を有する。
この図15に示す例では、2個ずつのコイルは同相として、一組のボビンで絶縁される二つのコイル間はコイルに被覆されたエナメルだけで担保する。
図16は、コイル一本ずつの絶縁が必要な場合のボビンの形状を示す図である。図16において、ボビン52AはA字形絶縁ボビンとし、一方のA字形絶縁ボビンボビン52Aは、A字形状であり、他方のボビン52Aは、Aが上下逆転した逆A字形絶縁ボビンとなり、2つのボビン52Aが互いに組み合わさり、2つのコイルのそれぞれを絶縁し、コイル間の絶縁を確保する。図16に示した例において、内周側の2つのE字形絶縁ボビン52Eは、径方向に互い重なる面を有する。また、外周側の2つのA字形絶縁ボビン52Aは、周方向に互いに重なる面を有する。
また、ボビン52EはE字形絶縁ボビンとし、一方のボビン52Eは、E字形状であり、他方のボビン52Eは、Eが左右逆転した形状となり、2つのボビン52Eが互いに組み合わさり、2つのコイルのそれぞれを絶縁し、コイル間の絶縁を確保する。
特徴的なのは、E字形絶縁ボビン52Eであり、周方向にはボビン52Eが互いに重なる部分を設けていない。これにより、コイル曲げ時に2つのボビン52Eが互いに分かれる方向に移動し、割れることが抑制される。
図15に示した例は、低圧用であり、図16に示した例は高圧用である。
実施例4においても実施例1と同様な効果を得ることができる。
以上のように、本発明によれば、固定子のコイルがスロットの外側で曲げられても、それにより破損の発生が抑制可能な絶縁体構造を有する回転電機に用いられる固定子を実現することができる。
また、コイルの上記絶縁体構造を有する固定子を備える回転電機械を実現することができる。
なお、図10、11、12および、図15、16に示した構成において、実施例2と実施例3に示したスロットの幅を変えることや、コイルの断面形状を変えることができるのはいうまでも無い。
また、上述した例は、セグメントコイルが平角線の場合の例であるが、丸型線であっても本発明は適用可能である。
また、上述した例は、4つ以上のコイルが固定子鉄心200の径方向に並べられた例であるが、2つのコイルが固定子鉄心200の径方向に並べられた例にも本発明は適用可能である。
1・・・回転電機、4・・・永久磁石、5・・・絶縁体(絶縁紙)、6、6A〜6H・・・セグメントコイル(成形コイル)、7・・・溶接点、9C、9R・・・絶縁体重なり部、11・・・エンドブラケット、12・・・ハウジング、
20・・・固定子、21・・・スロット、22・・・ティース、23・・・コアバック、30・・・回転子、51B・・・略B字の絶縁紙、51D・・・周方向2枚重なり絶縁紙、51BV・・・変形B字の絶縁紙、51Q・・・径方向2枚重なり絶縁紙、51S・・・略S字の絶縁紙、52A・・・A字形絶縁ボビン、52C・・・C字形絶縁ボビン、52E・・・E字形絶縁ボビン、52U・・・U字形絶縁ボビン、61〜64・・・コイル、70・・・シャフト、71・・・ベアリング、200・・・固定子鉄心、300・・・回転子鉄心

Claims (15)

  1. 複数のスロットが形成された固定子鉄心と、
    前記複数のスロットのそれぞれの中に、前記固定子鉄心の径方向に沿って複数並べられる複数のコイルと、
    前記コイルのうちの一つ又は複数ずつ包囲する絶縁体と、
    を備え、
    前記絶縁体は、
    前記スロットの前記固定子鉄心の内周側に配置される少なくとも一つの前記コイルに対して前記固定子鉄心の径方向に少なくとも2層重なり、前記固定子鉄心の周方向には、1層となっていることを特徴とする回転電機に用いられる固定子。
  2. 請求項1に記載の回転電機に用いられる固定子において、
    前記コイルは予め成形され、前記スロットに挿入されて巻線を形成することを特徴とする回転電機に用いられる固定子。
  3. 請求項1に記載の回転電機に用いられる固定子において、
    前記複数のスロットのそれぞれの中に並べられるコイルの本数は偶数であることを特徴とする回転電機に用いられる固定子。
  4. 請求項1に記載の回転電機に用いられる固定子において、
    前記絶縁体は折り曲げて作成された絶縁紙であることを特徴とする回転電機に用いられる固定子。
  5. 請求項4に記載の回転電機に用いられる固定子において、
    前記スロットの内周側の絶縁紙の始端部は2つのコイルの間から始まって略S字に前記2つのコイルを包囲して前記2つのコイルの間で終わり、前記2つのコイルの間に3層の絶縁紙になるよう形成され、
    前記スロットの外周側の絶縁紙の始端部は、2つのコイルの側面から始まり、1つのコイルを巻いたあと、略B字状にもう1つのコイルを巻いて、前記始端部の位置するコイル側面と同じコイル側面で終端部となり、2枚重なるように形成されることを特徴とする回転電機に用いられる固定子。
  6. 請求項4に記載の回転電機に用いられる固定子において、
    前記スロットの中のコイルは、1つずつ、あるいは2つずつ、絶縁紙で包囲され、前記絶縁紙は、周方向に2枚に重なる第1の絶縁紙と、径方向に重なる第2の絶縁紙を有し、前記スロットの最内周の絶縁紙は、径方向に2枚に重なることを特徴とする回転電機に用いられる固定子。
  7. 請求項4に記載の回転電機に用いられる固定子において、
    前記スロットの内周側の絶縁紙は、二つのコイルを一枚の絶縁紙で包み、二つのコイルの間から始まり、内周側のコイルを一重に巻いた後、外周側のコイルを一周し、さらに、外径側に巻き、径方向に絶縁紙が2枚重なるように形成されていることを特徴とする回転電機に用いられる固定子。
  8. 請求項6に記載の回転電機に用いられる固定子において、
    最内周のコイルの絶縁紙は、径方向に2枚に重なる面が、前記スロットの最内周側であることを特徴とする回転電機に用いられる固定子。
  9. 請求項6に記載の回転電機に用いられる固定子において、
    前記スロットの中のコイルは、2つずつ絶縁紙で包囲され、前記スロットの中の2つのコイルのうちの最内周に位置するコイルを囲む絶縁紙の端部が、前記2つのコイルの間に位置し、前記最内周に位置するコイルが曲げられる方向が前記絶縁紙の端部と周方向で互いに反対側であることを特徴とする回転電機に用いられる固定子。
  10. 請求項1に記載の回転電機に用いられる固定子において、
    前記スロットの内周側に配置される前記コイルの断面形状は、前記スロットの外周側に配置されるコイルの断面形状に対して、前記固定子鉄心の周方向寸法が大であることを特徴とする回転電機に用いられる固定子。
  11. 請求項1に記載の回転電機に用いられる固定子において、
    前記径方向に2層重なる絶縁紙で包囲されたコイルが配置される前記内周側のスロットの周方向幅は、前記固定鉄心の外周側に配置されるコイルのスロットの周方向幅より小であることを特徴とする回転電機に用いられる固定子。
  12. 請求項1に記載の回転電機に用いられる固定子において、
    前記絶縁体は成形した樹脂ボビンであることを特徴とする回転電機に用いられる固定子。
  13. 請求項12に記載の回転電機に用いられる固定子において、
    外周側に配置されるコイルは、前記径方向に分割できる2つの前記樹脂ボビンにより包囲され、内周側に配置されるコイルは、前記周方向に分割できる2つの前記樹脂ボビンにより包囲され、前記外周側に配置されるコイルを包囲する前記2つの樹脂ボビンは、前記周方向に互いに重なる面があり、内周側の絶縁紙は、径方向に互いに重なる面があることを特徴とする回転電機に用いられる固定子。
  14. 請求項10に記載の回転電機に用いられる固定子において、
    前記内周側に配置される前記コイルの断面積と前記外周側に配置されるコイルの断面積は、ほぼ同一であることを特徴とする回転電機に用いられる固定子。
  15. 請求項1乃至14のうちのいずれか一項に記載の固定子と、回転子とを備えることを特徴とする回転電機。
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