JP2020202616A - 電動ポンプ制御装置および電動ポンプ制御システム - Google Patents

電動ポンプ制御装置および電動ポンプ制御システム Download PDF

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Abstract

【課題】電動ポンプを起動させた場合の脱調を抑制することが可能な電動ポンプ制御装置を提供する。【解決手段】この電動オイルポンプ制御装置50(電動ポンプ制御装置)は、電動オイルポンプ10を起動するための複数の起動定数が予め記憶されている記憶部51と、電動オイルポンプ10に関する状態に基づいて上位制御装置40により選択された上位制御装置40からの入力信号に基づいて、予め記憶部51に記憶されている複数の起動定数のうちのいずれかの起動定数を選択する起動定数選択部52とを備える。そして、電動オイルポンプ制御装置50は、選択された起動定数に基づいて、電動オイルポンプ10を起動するように制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、電動ポンプ制御装置および電動ポンプ制御システムに関し、特に、電動ポンプを制御する電動ポンプ制御装置および電動ポンプ制御システムに関する。
従来、電動ポンプを制御する電動ポンプ制御装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、車両用電動オイルポンプを駆動する制御装置(電動ポンプ制御装置)が開示されている。この制御装置は、メインコンピュータと、ポンプ駆動コンピュータとを含む。メインコンピュータは、電動オイルポンプを駆動する電動モータの回転数の目標値を演算するとともに、演算した目標値を、ポンプ駆動コンピュータに出力する。なお、電動モータの回転数の目標値は、電動モータの動作期間に出力される。そして、ポンプ駆動コンピュータは、メインコンピュータから出力された電動モータの回転数の目標値に基づいて、電動モータの回転数や、電動モータに流れる電流を制御する。これにより、電動オイルポンプが駆動される。
また、メインコンピュータには、車両の変速機のオイルパン内の温度を検出する温度センサの出力(オイル温度の検出値)が入力される。そして、電動オイルポンプ(電動モータ)の停止期間において、オイル温度の検出値が、ポンプ駆動コンピュータに出力される。そして、ポンプ駆動コンピュータでは、入力されたオイル温度の検出値に基づいて、電動モータに流れる電流の上限値(電流上限値)が設定される。そして、ポンプ駆動コンピュータは、この電流上限値を上回らないように、電動オイルポンプの制御量(デューティ比)の増大を制限する。これにより、電動オイルポンプを再起動させた場合、電動モータや電動モータを駆動する回路などが過熱するのを抑制することが可能になる。
特開2014−20451号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されている車両用電動オイルポンプを駆動する制御装置では、入力されたオイル温度の検出値に基づいて、電動モータに流れる電流の上限値が設定されることにより、電動オイルポンプを再起動させた場合の電動モータや電動モータを駆動する回路などの過熱が抑制されている一方、オイル温度によっては(オイルの粘性が高い場合など)、電動モータが脱調する場合があるという問題点が考えられる。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、電動ポンプを起動させた場合の脱調を抑制することが可能な電動ポンプ制御装置および電動ポンプ制御システムを提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の第1の局面における電動ポンプ制御装置は、電動ポンプを制御する電動ポンプ制御装置であって、電動ポンプを起動するための複数の起動定数が予め記憶されている記憶部と、電動ポンプに関する状態に基づいて上位制御装置により選択された上位制御装置からの入力信号に基づいて、予め記憶部に記憶されている複数の起動定数のうちのいずれかの起動定数を選択する起動定数選択部とを備え、選択された起動定数に基づいて、電動ポンプを起動するように制御する。
この発明の第1の局面における電動ポンプ制御装置は、上記のように、上位制御装置からの入力信号に基づいて、予め記憶部に記憶されている複数の起動定数のうちのいずれかの起動定数を選択する起動定数選択部を備える。これにより、予め記憶部に記憶されている複数の起動定数のうちのいずれかの起動定数が選択されるので、起動定数が単一の場合と異なり、電動ポンプに関する状態に対して適切に、電動ポンプを起動することができる。その結果、電動ポンプを起動させた場合の脱調を抑制することができる。
また、電動ポンプに関する状態に基づいて上位制御装置により選択された入力信号に基づいて、起動定数が選択されるので、複数の起動定数のうち、電動ポンプに関する状態に適切な起動定数の判断は、上位制御装置が行うことになる。これにより、電動ポンプ制御装置がいずれの起動定数が適切であるかの判断を行う必要がないとともに、起動定数を選択するために別途演算を行う必要もないので、電動ポンプ制御装置の制御負荷の増大を抑制することができる。その結果、既存の電動ポンプ制御装置の構成(ソフトウェア)を大きく変更することなく、電動ポンプを制御することができる。このように、電動ポンプ制御装置の制御負荷が増大するのを抑制しながら、適切に電動ポンプを制御することができる。
上記第1の局面における電動ポンプ制御装置において、好ましくは、起動定数は、電動ポンプが移送する液体の温度と、電動ポンプに対する負荷とのうちの少なくとも一方に基づいて予め定められている。
このように構成すれば、電動ポンプが移送する液体の温度と、電動ポンプに対する負荷とのうちの少なくとも一方に応じて、適切に電動ポンプを起動することができる。
上記第1の局面における電動ポンプ制御装置において、好ましくは、電動ポンプに関する状態は、電動ポンプが移送する液体の温度と電動ポンプに対する負荷とのうちの少なくとも一方を含み、上位制御装置は、電動ポンプが移送する液体の温度と電動ポンプに対する負荷とのうちの少なくとも一方に基づいて、複数の周波数のうちのいずれかの周波数を有する信号を入力信号として選択するように構成されている。
このように構成すれば、電動ポンプに関する状態は、電動ポンプが移送する液体の温度と電動ポンプに対する負荷とのうちの少なくとも一方を含むので、電動ポンプが移送する液体の温度と電動ポンプに対する負荷とのうちの少なくとも一方に対して、適切な起動定数を選択することができる。
この場合、好ましくは、起動定数は、上位制御装置からの入力信号の周波数に関連付けられているとともに、少なくとも、電動ポンプを起動する際の起動電圧と、強制転流のための強制転流周波数とを含む。
このように構成すれば、電動ポンプが移送する液体の温度と電動ポンプに対する負荷とのうちの少なくとも一方に適切な起動電圧および強制転流周波数によって電動ポンプを起動することができる。これにより、不適切な起動電圧および不適切な強制転流周波数によって電動ポンプが起動されることに起因して、電動ポンプが脱調するのを抑制することができる。また、起動定数が上位制御装置からの入力信号の周波数に関連付けられているので、入力信号の周波数に基づいて、容易に、起動定数を選択することができる。
上記複数の周波数のうちのいずれかの周波数を有する信号が入力信号として上位制御装置により選択される電動ポンプ制御装置において、好ましくは、起動定数選択部は、上位制御装置からの入力信号の周波数に基づいて、現在選択されている起動定数を、他の起動定数に切り替え可能に構成されている。
このように構成すれば、起動定数が固定されている場合と異なり、電動ポンプの状態(電動ポンプが移送する液体の温度、電動ポンプに対する負荷など)が変化した場合でも、起動定数を切り替えることによって、適切に電動ポンプを制御することができる。
この発明の第2の局面における電動ポンプ制御システムは、上位制御装置と、上位制御装置から入力信号が入力される、電動ポンプを制御する電動ポンプ制御装置とを備え、上位制御装置は、電動ポンプに関する状態に基づいて、入力信号を選択するように構成されており、電動ポンプ制御装置は、電動ポンプを起動するための複数の起動定数が予め記憶されている記憶部と、上位制御装置からの入力信号に基づいて、予め記憶部に記憶されている複数の起動定数のうちのいずれかの起動定数を選択する起動定数選択部とを含み、選択された起動定数に基づいて、電動ポンプを起動するように制御する。
この発明の第2の局面における電動ポンプ制御システムは、上記のように、電動ポンプ制御装置は、上位制御装置からの入力信号に基づいて、予め記憶部に記憶されている複数の起動定数のうちのいずれかの起動定数を選択する起動定数選択部を含む。これにより、予め記憶部に記憶されている複数の起動定数のうちのいずれかの起動定数が選択されるので、起動定数が単一の場合と異なり、電動ポンプに関する状態に対して適切に、電動ポンプを起動することができる。その結果、電動ポンプを起動させた場合の脱調を抑制することができる。
また、複数の起動定数のうち、電動ポンプに関する状態に適切な起動定数の判断は、上位制御装置が行うことになる。これにより、電動ポンプ制御装置がいずれの起動定数が適切であるかの判断を行う必要がないとともに、起動定数を選択するために別途演算を行う必要もないので、電動ポンプ制御装置の制御負荷の増大を抑制することができる。その結果、既存の電動ポンプ制御装置の構成(ソフトウェア)を大きく変更することなく、電動ポンプを制御することができる。このように、電動ポンプ制御装置の制御負荷が増大するのを抑制しながら、適切に電動ポンプを制御することが可能な電動ポンプ制御システムを提供することができる。また、上位制御装置は、電動ポンプに関する状態に基づいて入力信号を選択するので、電動ポンプ制御システムにおいて、別途演算を行うことなく起動定数が選択される。これにより、電動ポンプ制御システムの制御負荷が増大するのを抑制することができる。
なお、本出願では、上記の電動ポンプ制御装置において、以下の構成も考えられる。
(付記項1)
上記起動定数が少なくとも起動電圧と強制転流周波数とを含む電動ポンプ制御装置において、起動定数選択部は、電動ポンプが移送する液体の温度が高い場合、複数の起動定数のうちから、大きい強制転流周波数を選択し、電動ポンプが移送する液体の温度が低い場合、複数の起動定数のうちから、小さい強制転流周波数を選択する。
このように構成すれば、液体の温度(粘性)や負荷に対して、強制転流周波数が大き過ぎる(または、小さ過ぎる)ことに起因して、電動ポンプを駆動する電動モータが脱調するのを抑制することができる。
(付記項2)
上記起動定数が少なくとも起動電圧と強制転流周波数とを含む電動ポンプ制御装置において、起動定数選択部は、電動ポンプが移送する液体の温度が高い場合、複数の起動定数のうちから、低い起動電圧を選択し、電動ポンプが移送する液体の温度が低い場合、複数の起動定数のうちから、高い起動電圧を選択する。
このように構成すれば、液体の温度(粘性)や負荷に対して、起動電圧が高過ぎる(または、低過ぎる)ことに起因して、電動ポンプを駆動する電動モータが脱調するのを抑制することができる。
(付記項3)
上記第1の局面による電動ポンプ制御装置および第2の局面による電動ポンプ制御システムにおいて、電動ポンプが移送する液体は、油を含む。
このように構成すれば、油は、温度によって粘性が変化するので、油の温度によって電動ポンプに対する負荷も変化する。そこで、上記のように、複数の起動定数のうちのいずれかの起動定数を選択することは、電動ポンプを適切に制御する点において特に有効である。
(付記項4)
上記第1の局面による電動ポンプ制御装置および第2の局面による電動ポンプ制御システムにおいて、記憶部には、3つ以上の起動定数が予め記憶されている。
このように構成すれば、起動定数の数が比較的多くなるので、電動ポンプが移送する液体の温度や負荷に応じて、より適切に電動ポンプを制御することができる。
一実施形態による電動オイルポンプ制御システムのブロック図である。 一実施形態による入力信号のデューティ比と目標電流値との関係を示す図である。 一実施形態による電動オイルポンプ制御装置の動作を説明するためのフロー図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
[本実施形態]
図1〜図3を参照して、本実施形態による電動オイルポンプ制御システム100の構成について説明する。なお、電動オイルポンプ制御システム100は、特許請求の範囲の「電動ポンプ制御システム」の一例である。
図1に示すように、電動オイルポンプ制御システム100は、電動オイルポンプ10の駆動を制御するように構成されている。また、電動オイルポンプ10は、たとえば、車両(自動車)に搭載されている。また、電動オイルポンプ10は、たとえば、車両(自動車)において、変速機20に対して油を移送する(供給する)ように構成されている。また、電動オイルポンプ10は、電動モータ11と、ポンプ部12とを含む。なお、電動オイルポンプ10は、特許請求の範囲の「電動ポンプ」の一例である。
また、電動モータ11は、センサレスブラシレスモータからなる。すなわち、電動モータ11は、ブラシと整流子とを有さないモータである。また、電動モータ11は、ロータに永久磁石が設けられ、ステータにコイルが設けられている。そして、ロータの回転位置が検出されて、モータの回転(ロータの位置)に合わせて、コイルに流す電流が切り替えられる。なお、電流の切り替えは、プリドライバ回路30およびインバータ回路31により制御される。
また、電動モータ11は、モータの回転(ロータの位置)を検出するセンサを有しない。電動モータ11では、ロータが回転することにより発生する起電力(誘起電圧)の波形に基づいて、ロータの位置が特定される。ここで、電動モータ11の起動時には、ロータが回転していない。このため、誘起電圧が発生しないので、ロータの位置の特定が困難である。そこで、電動モータ11では、特定の周波数(強制転流周波数)を有する信号をプリドライバ回路30およびインバータ回路31のスイッチング素子に入力することにより、ロータを回転(強制転流)させる。その結果、誘起電圧が発生するので、誘起電圧の波形に基づいて、ロータの位置が特定される。上記の強制転流周波数と起動時に電動モータ11に印加される起動電圧(PWM信号のデューティ比)は、起動定数と呼ばれる。
また、変速機20には、油の温度を検出するための温度センサ21が設けられている。温度センサ21によって検出された油の温度は、後述する上位制御装置40に出力される。
また、電動オイルポンプ制御システム100は、上位制御装置40と、電動オイルポンプ制御装置50とを備えている。上位制御装置40は、たとえば、ECU(engine control unit)から構成されている。ECUは、車両を電子制御するためのコンピュータである。また、電動オイルポンプ制御装置50は、マイコンなどにより構成されている。なお、電動オイルポンプ制御装置50は、特許請求の範囲の「電動ポンプ制御装置」の一例である。
また、電動オイルポンプ制御装置50には、上位制御装置40から入力信号が入力される。具体的には、電動オイルポンプ制御装置50には、上位制御装置40から信号入力回路53を介して、所定の周波数を有する入力信号が入力される。なお、入力信号は、PWM信号からなる。電動オイルポンプ制御装置50は、入力信号(PWM信号)のデューティ比(Duty)に基づいて、電動オイルポンプ10の駆動を制御する。具体的には、入力信号(PWM信号)のデューティ比に基づいて、動作指示・目標電流演算部54は、電動モータ11の動作状態(停止、動作など)を指示する。また、動作指示・目標電流演算部54は、入力信号(PWM信号)のデューティ比に基づいて、目標電流値を演算する。また、目標電流値に基づいて、モータ制御回路55が、プリドライバ回路30およびインバータ回路31を制御する。これにより、電動モータ11に目標電流が流される。また、インバータ回路31から出力される電流値が電流検出回路56に検出される。また、インバータ回路31から出力される電圧が電圧検出回路57に検出される。そして、モータ制御回路55は、検出された電流値および電圧値に基づいて、フィードバック制御を行う。また、モータ制御回路55は、電動モータ11の動作状態を、信号出力回路58を介して、上位制御装置40に出力する。なお、信号出力回路58からの出力信号は、PWM信号からなる。また、電動オイルポンプ制御装置50には、電源59から電力が供給される。また、電動オイルポンプ制御装置50は、接地されている。
ここで、本実施形態では、上位制御装置40は、電動オイルポンプ10に関する状態に基づいて、入力信号を選択するように構成されている。具体的には、電動オイルポンプ10に関する状態は、電動オイルポンプ10が移送する油の温度と電動オイルポンプ10に対する負荷とのうちの少なくとも一方を含む。そして、上位制御装置40は、電動オイルポンプ10が移送する油の温度と電動オイルポンプ10に対する負荷とのうちの少なくとも一方(具体的には、電動オイルポンプ10が移送する油の温度)に基づいて、複数の周波数のうちのいずれかの周波数を有する信号を、入力信号(電動オイルポンプ制御装置50に入力される信号)として選択するように構成されている。具体的には、上位制御装置40には、変速機20に設けられる温度センサ21によって検出された油の温度の検出値が入力される。そして、上位制御装置40は、油の温度の検出値が、所定の閾値よりも小さい場合、入力信号(PWM信号)の周波数として、f1(たとえば、100Hz)を選択する。そして、周波数f1を有するPWM信号を、電動オイルポンプ制御装置50に出力する。また、上位制御装置40は、油の温度の検出値が、所定の閾値以上である場合、入力信号(PWM信号)の周波数として、f2(たとえば、200Hz)を選択する。そして、周波数f2を有するPWM信号を、電動オイルポンプ制御装置50に出力する。すなわち、油の温度の範囲に応じて、周波数が選択されている。また、上位制御装置40のソフトウェアが調整されることにより、周波数f1を有するPWM信号または周波数f2を有するPWMを出力することが可能になる。なお、周波数f2は、200Hz以外の周波数でもよい。
また、電動オイルポンプ制御装置50は、記憶部51を備えている。記憶部51には、電動オイルポンプ10を起動するための複数の起動定数が予め記憶されている。具体的には、下記の表1に示すように、記憶部51には、2つの起動定数Aおよび起動定数Bが予め記憶されている。
Figure 2020202616
また、本実施形態では、起動定数は、電動オイルポンプ10が移送する油の温度と、電動オイルポンプ10に対する負荷とのうちの少なくとも一方(具体的には、電動オイルポンプ10が移送する油の温度)に基づいて予め定められている。ここで、油の温度が高い場合、油の粘性が小さくなる(粘り気が小さくなる)ので、電動オイルポンプ10の負荷は小さくなる。一方、油の温度が低い場合、油の粘性が大きくなる(粘り気が大きくなる)ので、電動オイルポンプ10の負荷は大きくなる。そこで、起動定数は、電動オイルポンプ10が移送する油の温度に適合するように定められている。具体的には、電動オイルポンプ10が移送する油の温度が低い場合、起動定数Aが用いられ、油の温度が高い場合、起動定数Bが用いられる。
また、本実施形態では、上記の表1に示すように、起動定数は、上位制御装置40からの入力信号の周波数に関連付けられた、少なくとも、電動オイルポンプ10を起動する際の起動電圧と、強制転流のための強制転流周波数とを含む。具体的には、起動定数は、起動電圧と強制転流周波数との両方を含む。また、起動定数Aは、周波数f1に関連付けられているとともに、起動電圧aおよび強制転流周波数aを含む。また、起動定数Bは、周波数f2に関連付けられているとともに、起動電圧bおよび強制転流周波数bを含む。なお、起動電圧aは、起動電圧bよりも大きい(起動電圧a>起動電圧b)とする。また、強制転流周波数aは、強制転流周波数bよりも小さい(強制転流周波数a<強制転流周波数b)とする。
ここで、本実施形態では、電動オイルポンプ制御装置50は、起動定数選択部52を備えている。起動定数選択部52は、上位制御装置40からの入力信号に基づいて、予め記憶部51に記憶されている複数の起動定数のうちのいずれかの起動定数を選択するように構成されている。具体的には、上位制御装置40から周波数f1を有する入力信号(PWM信号)が電動オイルポンプ制御装置50に入力された場合、起動定数選択部52は、周波数f1に関連付けられた起動定数A(起動電圧aおよび強制転流周波数a)を選択する。そして、電動オイルポンプ制御装置50(モータ制御回路55)は、選択された起動定数Aに基づいて、電動オイルポンプ10を起動するように制御する。また、上位制御装置40から周波数f2を有する入力信号(PWM信号)が電動オイルポンプ制御装置50に入力された場合、起動定数選択部52は、周波数f2に関連付けられた起動定数B(起動電圧bおよび強制転流周波数b)を選択する。そして、電動オイルポンプ制御装置50(モータ制御回路55)は、選択された起動定数Bに基づいて、電動オイルポンプ10を起動するように制御する。
すなわち、起動定数選択部52は、電動オイルポンプ10が移送する油の温度が高い場合(所定の閾値以上の場合)、複数の起動定数のうちから、大きい強制転流周波数bを選択し、電動オイルポンプ10が移送する油の温度が低い場合(所定の閾値より低い場合)、複数の起動定数のうちから、小さい強制転流周波数aを選択する。つまり、油の粘性が小さい場合には、大きい強制転流周波数bが選択され、油の粘性が大きい場合には、小さい強制転流周波数aが選択される。
また、起動定数選択部52は、電動オイルポンプ10が移送する油の温度が高い場合(所定の閾値以上の場合)、複数の起動定数のうちから、低い起動電圧bを選択し、電動オイルポンプ10が移送する液体の温度が低い場合(所定の閾値より低い場合)、複数の起動定数のうちから、高い起動電圧aを選択する。つまり、油の粘性が小さい場合には、低い起動電圧bが選択され、油の粘性が大きい場合には、高い起動電圧aが選択される。
また、本実施形態では、起動定数選択部52は、上位制御装置40からの入力信号の周波数に基づいて、現在選択されている起動定数を、他の起動定数に切り替え可能に構成されている。すなわち、温度センサ21によって検出された油の温度が変化した場合、現在選択されている起動定数が切り替えられる。たとえば、比較的低温であった油の温度が高温に変化した場合、起動定数Aから起動定数Bに切り替えらえる。
次に、図2および下記の表2を参照して、入力信号(PWM信号)のデューティ比と目標電流値との関係について説明する。なお、上記のように、上位制御装置40から周波数f1を有するPWM信号、または、周波数f2を有するPWM信号のいずれかが起動定数選択部52に入力される一方、下記の説明は、いずれの周波数を有するPWM信号に対しても同様である。
Figure 2020202616
入力信号(PWM信号)のデューティ比(Duty)が、15%以上85%以下の場合(範囲A1)、デューティ比に応じて、目標電流値が割り当てられる。すなわち、15%以上85%以下のデューティ比の範囲が、目標電流値0A以上5A以下の範囲に割り当てられる。なお、デューティ比と目標電流値とは、一次関数(線形)の関係を有する。
入力信号のデューティ比が、5%以上15%未満の場合(範囲A2)、目標電流値が0Aにされる。つまり、電動モータ11が停止される。
入力信号のデューティ比が、85%よりも大きく95%以下の場合(範囲A3)、目標電流値が5Aにされる。
入力信号のデューティ比が、0%以上5%未満の場合(範囲A4)、上位制御装置40と電動オイルポンプ制御装置50との間の通信線がショート(または、断線)している。
入力信号のデューティ比が、95%よりも大きく100%以下の場合(範囲A5)、上位制御装置40と電動オイルポンプ制御装置50との間の通信線がショートしている。なお、上記の説明では、入力信号のデューティ比に応じて目標電流値が割り当てられる例を示したが、入力信号のデューティ比に応じてモータ駆動デューティ比を割り当ててもよい。
次に、図3を参照して、電動オイルポンプ制御装置50の動作について説明する。
ステップS1において、電動オイルポンプ制御装置50に入力される入力信号のデューティ比(Duty)が、15%以上であるか否かが判定される。no(Duty<15%)の場合、ステップS2に進む。ステップS2では、電動モータ11が停止される。
ステップS1において、yes(Duty≧15%)の場合、ステップS3に進む。ステップS3では、電動モータ11が動作しているか否かが判定される。ステップS3においてyesの場合、ステップS4に進む。ステップS4では、入力信号のデューティ比に基づいて、目標電流値が割り当てられるとともに、割り当てられた目標電流値に基づいて、電動モータ11が制御される。
ステップS3においてno(電動モータ11が停止中)の場合、ステップS5に進む。ステップS5では、入力信号の周波数(f1またはf2)が判定される。ステップS5において、入力信号の周波数がf1であると判定された場合、ステップS6に進む。ステップS6では、起動定数選択部52により、起動定数Aが選択される。そして、ステップS7に進む。ステップS7では、電動モータ11が、起動定数Aに基づいて、起動される。
また、ステップS5において、入力信号の周波数がf2であると判定された場合、ステップS8に進む。ステップS8では、起動定数選択部52により、起動定数Bが選択される。そして、ステップS7に進む。ステップS7では、電動モータ11が、起動定数Bに基づいて、起動される。
(本実施形態の効果)
本実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
本実施形態では、上位制御装置40からの入力信号に基づいて、予め記憶部51に記憶されている複数の起動定数のうちのいずれかの起動定数を選択する起動定数選択部52が設けられている。これにより、予め記憶部51に記憶されている複数の起動定数のうちのいずれかの起動定数が選択されるので、起動定数が単一の場合と異なり、電動オイルポンプ10に関する状態に対して適切に、電動オイルポンプ10を起動することができる。その結果、電動オイルポンプ10を起動させた場合の脱調を抑制することができる。
また、電動オイルポンプ10に関する状態に基づいて上位制御装置40により選択された入力信号に基づいて、起動定数が選択されるので、複数の起動定数のうち、電動オイルポンプ10に関する状態に適切な起動定数の判断は、上位制御装置40が行うことになる。これにより、電動オイルポンプ制御装置50がいずれの起動定数が適切であるかの判断を行う必要がないとともに、起動定数を選択するために別途演算を行う必要もないので、電動オイルポンプ制御装置50の制御負荷の増大を抑制することができる。その結果、既存の電動オイルポンプ制御装置50の構成(ソフトウェア)を大きく変更することなく、電動オイルポンプ10を制御することができる。このように、電動オイルポンプ制御装置50の制御負荷が増大するのを抑制しながら、適切に電動オイルポンプ10を制御することができる。
また、本実施形態では、電動オイルポンプ10が移送する油の温度と、電動オイルポンプ10に対する負荷とのうちの少なくとも一方に応じて、適切に電動オイルポンプ10を起動することができる。
また、本実施形態では、電動オイルポンプ10に関する状態は、電動オイルポンプ10が移送する油の温度を含むので、電動オイルポンプ10が移送する油の温度に対して、適切な起動定数を選択することができる。
また、本実施形態では、電動オイルポンプ10が移送する油の温度と電動オイルポンプ10に対する負荷とのうちの少なくとも一方に適切な起動電圧および強制転流周波数によって電動オイルポンプ10を起動することができる。これにより、不適切な起動電圧および不適切な強制転流周波数によって電動オイルポンプ10が起動されることに起因して、電動オイルポンプ10が脱調するのを抑制することができる。また、起動定数が上位制御装置40からの入力信号の周波数に関連付けられているので、入力信号の周波数に基づいて、容易に、起動定数を選択することができる。
また、本実施形態では、起動定数が固定されている場合と異なり、電動オイルポンプ10の状態(電動オイルポンプ10が移送する油の温度、電動オイルポンプ10に対する負荷など)が変化した場合でも、起動定数を切り替えることによって、適切に電動オイルポンプ10を制御することができる。
また、本実施形態では、油の温度(粘性)や負荷に対して、強制転流周波数が大き過ぎる(または、小さ過ぎる)ことに起因して、電動オイルポンプ10を駆動する電動モータ11が脱調するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、油の温度(粘性)や負荷に対して、起動電圧が高過ぎる(または、低過ぎる)ことに起因して、電動オイルポンプ10を駆動する電動モータ11が脱調するのを抑制することができる。
また、油は、温度によって粘性が変化するので、油の温度によって電動オイルポンプ10に対する負荷も変化する。そこで、本実施形態のように、複数の起動定数のうちのいずれかの起動定数を選択することは、電動オイルポンプ10を適切に制御する点において特に有効である。
また、本実施形態では、上位制御装置40は、電動オイルポンプ10に関する状態に基づいて入力信号を選択するので、電動オイルポンプ制御システム100において、別途演算を行うことなく起動定数が選択される。これにより、電動オイルポンプ制御システム100の制御負荷が増大するのを抑制することができる。
[変形例]
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、本発明の「電動ポンプ」として、電動オイルポンプ10を適用する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明は、電動ウォータポンプなどの電動オイルポンプ10以外の電動ポンプにも適用することも可能である。
また、上記実施形態では、起動定数が、電動オイルポンプ10が移送する油の温度に基づいて予め定められている例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、起動定数が、電動オイルポンプ10に対する負荷に基づいて予め定められていてもよいし、電動オイルポンプ10が移送する油の温度と電動オイルポンプ10に対する負荷との両方に基づいて予め定められていてもよい。また、油の温度および負荷に加えて、(または、油の温度と負荷とは別個に)、個々の電動オイルポンプ10の特性に基づいて、起動定数を定めてもよい。
また、上記実施形態では、電動オイルポンプ10が移送する油の温度に基づいて、上位制御装置40から電動オイルポンプ制御装置50に入力される入力信号の周波数が選択される例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、入力信号の周波数が、電動オイルポンプ10に対する負荷に基づいて選択されてもよいし、電動オイルポンプ10が移送する油の温度と電動オイルポンプ10に対する負荷との両方に基づいて選択されてもよい。
また、上記実施形態では、起動定数が、電動ポンプを起動する際の起動電圧と強制転流のための強制転流周波数とを含む例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、起動定数が、起動電圧および強制転流周波数以外のパラメータを含んでいてもよい。
また、上記実施形態では、記憶部51に2つの起動定数Aおよび起動定数Bが予め記憶されている例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、記憶部51に3つ以上の起動定数が予め記憶されていてもよい。たとえば、下記の表3に示すように、記憶部51に、3つの起動定数A、起動定数Bおよび起動定数Cが予め記憶されていてもよい。なお、起動定数C(起動電圧cおよび強制転流周波数c)は、入力信号の周波数f3(たとえば、300Hz)に関連付けられている。これにより、起動定数の数が比較的多くなるので、電動オイルポンプ10が移送する油の温度や負荷に応じて、より適切に電動オイルポンプ10を制御することができる。なお、周波数f3は、300Hz以外の周波数でもよい。
Figure 2020202616
また、上記実施形態では、電動オイルポンプが移送する油の温度が低い場合、起動定数Aが用いられる(比較的大きい起動電圧aが用いられるとともに、比較的小さい強制転流周波数aが用いられる)例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、電動オイルポンプが移送する油の温度が低い場合、起動電圧のみを大きくしてもよいし、強制転流周波数のみを小さくしてもよい。同様に、電動オイルポンプが移送する油の温度が高い場合、起動電圧のみを小さくしてもよいし、強制転流周波数のみを大きくしてもよい。
10 電動オイルポンプ(電動ポンプ)
40 上位制御装置
50 電動オイルポンプ制御装置(電動ポンプ制御装置)
51 記憶部
52 起動定数選択部
100 電動オイルポンプ制御システム(電動ポンプ制御システム)

Claims (6)

  1. 電動ポンプを制御する電動ポンプ制御装置であって、
    前記電動ポンプを起動するための複数の起動定数が予め記憶されている記憶部と、
    前記電動ポンプに関する状態に基づいて上位制御装置により選択された前記上位制御装置からの入力信号に基づいて、予め前記記憶部に記憶されている前記複数の起動定数のうちのいずれかの前記起動定数を選択する起動定数選択部とを備え、
    選択された前記起動定数に基づいて、前記電動ポンプを起動するように制御する、電動ポンプ制御装置。
  2. 前記起動定数は、前記電動ポンプが移送する液体の温度と、前記電動ポンプに対する負荷とのうちの少なくとも一方に基づいて予め定められている、請求項1に記載の電動ポンプ制御装置。
  3. 前記電動ポンプに関する状態は、前記電動ポンプが移送する液体の温度と前記電動ポンプに対する負荷とのうちの少なくとも一方を含み、
    前記上位制御装置は、前記電動ポンプが移送する液体の温度と前記電動ポンプに対する負荷とのうちの少なくとも一方に基づいて、複数の周波数のうちのいずれかの周波数を有する信号を前記入力信号として選択するように構成されている、請求項1または2に記載の電動ポンプ制御装置。
  4. 前記起動定数は、前記上位制御装置からの前記入力信号の周波数に関連付けられているとともに、少なくとも、前記電動ポンプを起動する際の起動電圧と、強制転流のための強制転流周波数とを含む、請求項3に記載の電動ポンプ制御装置。
  5. 前記起動定数選択部は、前記上位制御装置からの前記入力信号の周波数に基づいて、現在選択されている前記起動定数を、他の前記起動定数に切り替え可能に構成されている、請求項3または4に記載の電動ポンプ制御装置。
  6. 上位制御装置と、
    前記上位制御装置から入力信号が入力される、電動ポンプを制御する電動ポンプ制御装置とを備え、
    前記上位制御装置は、前記電動ポンプに関する状態に基づいて、前記入力信号を選択するように構成されており、
    前記電動ポンプ制御装置は、
    前記電動ポンプを起動するための複数の起動定数が予め記憶されている記憶部と、
    前記上位制御装置からの入力信号に基づいて、予め前記記憶部に記憶されている前記複数の起動定数のうちのいずれかの前記起動定数を選択する起動定数選択部とを含み、
    選択された前記起動定数に基づいて、前記電動ポンプを起動するように制御する、電動ポンプ制御システム。

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