JP2020201028A - 集塵装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】騒音を抑制し、高い集塵性能を安定して維持可能な集塵装置を提供する。【解決手段】集塵装置20は、筐体と、第一ノズルと、吸込口21と、第一吹出口50とを備えている。筐体は、吸込空間を有する。吸込空間には、第一ノズルが設けられる。そして、第一ノズルから第二加圧空気を吹き出すことによって、吸込口21は、居室5から吸込空間に空気を吸い込みながら塵埃を取り込み可能とする。第一吹出口50は、吸込口21の鉛直方向上方において居室5に面する壁面9aに設けられ、壁面9aから居室5に向けて第一加圧空気60を吹き出す。【選択図】図5

Description

本発明は、集塵装置に関する。
壁面に設けた吸込口に直接塵埃を掃き込めるようにして掃除を行いやすくするようにしたセントラル集塵装置が知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1に記載のセントラル集塵装置は、建物構造物等の居室毎に壁面(床面側)に設けられ塵埃を掃き込み可能な吸込口と、各居室の吸込口からダスタダクト(空気経路)を介して連通する集塵機とを備える。集塵機には送風機が設けられており、送風機の駆動により集塵機内に吸引の気流を生み出すことで、各居室の吸込口に掃き込まれた塵埃がダスタダクトを介して集塵機内に導かれ、集塵箱に集溜される。
実願昭52−039940号(実開昭53−134555号)のマイクロフィルム
上記した従来のセントラル集塵装置では、各居室に設けられた吸込口から集塵機までのダストダクトの長さが居室毎にばらつくことになる。これにより、居室へ漏れる送風機の音量に差が生じることで、居室により騒音が問題となるおそれがあった。
また、上記した従来のセントラル集塵装置には、集塵機内に吸引された塵埃が送風機のあるファン部を通過して性能劣化(例えば、吸引性能の低下)を引き起こすことを抑制するために、集塵箱とファン部との間にフィルタを設ける必要がある。しかしながら、繰り返して運転するうちにフィルタが目詰まりを起こし、性能劣化を招くおそれがあった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、騒音を抑制し、高い集塵性能を安定して維持可能な集塵装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明の集塵装置は、筐体と、吸込口と、吹出口と、第一ノズルと、排出口とを備えている。筐体は、吸込空間を有する。吸込口は、建築構造物の壁面の室内側下端部において筐体に設けられ、室内から吸込空間に空気を吸い込みながら塵埃を取り込み可能とする。吹出口は、吸込口の鉛直方向上方において壁面に設けられ、壁面から室内に向けて第一加圧空気を吹き出す。第一ノズルは、筐体の第一側壁に設けられ、第一側壁から当該第一側壁と対向する第二側壁に向かう第一方向に第二加圧空気を吹き出す。排出口は、第二側壁に設けられ、第二加圧空気と吸込空間に吸い込まれた空気と共に塵埃を排出する。そして、吸込口は、第一側壁と第二側壁との間において第一方向に沿って延設され、第一ノズルから吹き出される第二加圧空気に誘引されて外部から吸込空間内に誘引空気を吸い込む。
本発明によれば、騒音を抑制し、高い集塵性能を安定して維持可能な集塵装置を実現できる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る集塵装置を含む集塵システムの概略接続図である。 図2(a)は、集塵装置の斜視図であり、図2(b)は、壁面を取り外した状態での集塵装置の斜視図であり、図2(c)は、壁面を取り外した状態であって、排出ダクトを取り付けた状態での集塵装置の斜視図である。 図3は、集塵装置を排出口側から見た側面図である。 図4(a)は、第一ノズルから加圧空気を吹き出した場合の空気の流れを集塵装置の排出口側から見た図であり、図4(b)は、第一ノズルから加圧空気を吹き出した場合の空気の流れを集塵装置の斜めから見た図である。 図5(a)は、第一吹出口を設けない場合の筐体の外部における空気の流れを示した側面図であり、図5(b)は、第一吹出口から筐体の外部の床面に沿った第二方向に第一加圧空気を吹き出す場合の筐体の外部の空気の流れを示した側面図であり、図5(c)は、第一吹出口から居室の室内側の壁面に沿った第三方向に第一加圧空気を吹き出した場合の筐体の外部の空気の流れを示した側面図である。 図6は、本発明の実施の形態2に係る集塵装置を含む集塵システムの概略接続図である。 図7(a)は、第二吹出口から床面に沿って集塵装置に向かう第四方向に第三加圧空気を吹き出す場合の筐体の外部の空気の流れを示した上面図であり、図7(b)第二吹出口から床面に沿って集塵装置に向かう第四方向に第三加圧空気を吹き出す場合の筐体の外部の空気の流れを示した側面図である。 図8は、変形例に係る集塵装置に接続される排出ダクトの構成例を示した図である。 図9は、本発明の実施の形態2に係る集塵システムの変形例において、人を検知した場合に、第一加圧空気60の吹き出し方向を第三方向34に切り替えた状態での筐体の外部の空気の流れを示した側面図である。
以下、本発明を実施するための形態について添付図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。よって、以下の実施の形態で示される、数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置および接続形態などは、一例であって本発明を限定する主旨ではない。従って、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略または簡略化する。
(実施の形態1)
まず、図1を参照して、本発明の実施の形態1に係る集塵装置20を含んで構成される集塵システム1の概略構成について説明する。図1は、その集塵システム1の概略接続図である。
集塵システム1は、建築構造物40に構築され、建築構造物40の居室5において掃き出された塵埃を回収するシステムである。集塵システム1は、複数の居室5のそれぞれに対して設けられた集塵装置20により塵埃を取り込み、それぞれの集塵装置20に取り付けられた排出ダクト14を介して取り込んだ塵埃を回収箱15にて回収する。
集塵システム1は、上記の集塵装置20、排出ダクト14、回収箱15の他、コンプレッサ2、空気タンク3、分配器16、レギュレータ10、電磁弁11、供給ダクト12、およびスイッチ13を含んで構成されている。また、集塵装置20の一部として、第一吹出口50が設けられている。
コンプレッサ2は、空気を圧縮して加圧空気(圧縮空気)を生成するものであり、建築構造物40の屋外に設置される。コンプレッサ2を建築構造物40の屋外に設置することにより、コンプレッサ2において空気を圧縮する際に生じる騒音が屋内に漏れることを抑制できる。なお、集塵装置20では、空気を圧縮して0.1〜0.3[MPa]の高い圧力にしたものを加圧空気として用いている。
なお、コンプレッサ2は、建築構造物40とは別の構造物として建てられた小屋の中に設置されてもよい。また、防音対策を施すことにより、コンプレッサ2が建築構造物40の屋内(例えば、建築構造物40に設けられた機械室4)に設置されてもよい。
空気タンク3は、コンプレッサ2の出力側に接続されて、コンプレッサ2にて生成された加圧空気を蓄積するものであり、建築構造物40の屋外に設置される。コンプレッサ2は、空気の圧縮に時間を要するため、常に加圧空気を出力することができない。コンプレッサ2により生成された加圧空気を空気タンク3に蓄積することで、空気タンク3から安定して加圧空気が出力される。
なお、空気タンク3は、建築構造物40とは別の構造物として建てられた小屋の中に設置されてもよいし、機械室4など建築構造物40の屋内に設置されてもよい。また、集塵システム1において、空気タンク3は、必ずしも設けられなくてもよい。
空気タンク3に蓄積された加圧空気は、分配器16に送られる。分配器16は、加圧空気をそれぞれの集塵装置20に分配するものであり、建築構造物40内に設けられた機械室4に設置される。分配器16により分配された加圧空気は、それぞれの集塵装置20に対応して設けられた供給ダクト12を介して、それぞれの集塵装置20に供給される。分配器16が建築構造物40の屋内に設けられることにより、建築構造物40の屋内にいて集塵システム1を使用する使用者は、分配器16の補修を容易に行うことができる。
なお、分配器16は、機械室4以外の建築構造物40の屋内に設置されてもよいし、建築構造物40の屋外に設置されてもよい。建築構造物40の屋外として、別に建てられた小屋の中であってもよいし、建築構造物40の床下7または天井裏8であってもよい。
供給ダクト12は、分配器16より分配された加圧空気を対応する集塵装置20へ供給するダクトである。分配器16より延びた供給ダクト12は、機械室4から天井裏8に延設され、居室5を構成する壁9の内部を通って対応する集塵装置20と接続される。なお、集塵装置20も壁9の内部で構成される。よって、供給ダクト12が建築構造物40内にいる人の目に触れることなく、分配器16からそれぞれの集塵装置20へ加圧空気を供給できるので、建築構造物40内の美観が損なわれることを抑制できる。
それぞれの供給ダクト12の途中には、レギュレータ10および電磁弁11が設けられている。レギュレータ10は、分配器16から集塵装置20へ供給される加圧空気の圧力を調整する。レギュレータ10によって加圧空気の圧力を調整することで、集塵装置20において吹き出される加圧空気の風量が容易に調整できる。
電磁弁11は、その開閉によって供給ダクト12における加圧空気の流路を開放または閉鎖するための弁である。集塵装置20が設けられた居室5には、それぞれスイッチ13が設けられている。スイッチ13は、対応する居室5の集塵装置20に接続された供給ダクト12の電磁弁11を開閉するためのものである。
使用者によりスイッチ13がオンされると、対応する居室5の集塵装置20に接続され
た供給ダクト12の電磁弁11が開き、その供給ダクト12における加圧空気の流路が開放されて、その集塵装置20に加圧空気が供給される。一方、使用者によりスイッチ13がオフされると、対応する居室5の集塵装置20に接続された供給ダクト12の電磁弁11が閉じ、その供給ダクト12における加圧空気の流路が閉鎖されて、その集塵装置20への加圧空気の供給が停止する。
レギュレータ10および電磁弁11は、機械室4に設けられ、建築構造物40の屋内にいて集塵システム1を使用する使用者が、レギュレータ10および電磁弁11の補修を容易に行うことができるようになっている。
なお、レギュレータ10および電磁弁11は、機械室4以外の建築構造物40の屋内に設置されてもよいし、建築構造物40の屋外に設置されてもよい。建築構造物40の屋外として、別に建てられた小屋の中であってもよいし、建築構造物40の床下7または天井裏8であってもよい。また、レギュレータ10および電磁弁11は必ずしも同じ場所に設置される必要はない。ただし、レギュレータ10および電磁弁11が同じ場所に設置されれば、その補修容易性を高めることができる。
集塵装置20は、居室5を構成する壁9の内側に設置され、居室5に面する壁面9aの室内側下端部において集塵装置20の筐体20aに設けられた吸込口21から、対応する居室5において掃き出された塵埃を取り込む。
集塵装置20は、上記した通り第一吹出口50を有している。第一吹出口50は、吸込口21の鉛直方向上方において、その吸込口21から所定距離離れた位置の壁面9aに設けられている。第一吹出口50には、供給ダクト12から分岐した供給ホースが接続されており、その供給ホースから加圧空気が供給される。そして、第一吹出口50は、少なくとも集塵装置20において塵埃を取り込む動作がなされている間、壁面9aから居室5の室内に向けて第一加圧空気60(図5参照)を吹き出す。
集塵装置20のその他の詳細構成については、図2および図3を参照して後述する。
それぞれの集塵装置20において取り込まれた塵埃は、集塵装置20において吹き出された後述の第二加圧空気61と、その第二加圧空気61により誘引された誘引空気と共に、それぞれの集塵装置20に対応して設けられた排出ダクト14を介して回収箱15に送られる。それぞれの排出ダクト14は、壁9の内側に設けられた集塵装置20から、建築構造物40の床下7を通って回収箱15まで延設される。よって、排出ダクト14が少なくとも居室5にいる人の目に触れることなく、集塵装置20から回収箱15へと塵埃を運ぶことができるので、少なくとも居室5の美観が損なわれることを抑制できる。
回収箱15は、集塵システム1において1つだけ設けられており、それぞれの集塵装置20により取り込まれ、対応する排出ダクト14を介して送られてきた塵埃を、この1つの回収箱15によって回収する。排出ダクト14は、対応する集塵装置20から運んできた塵埃を第二加圧空気61および誘引空気と共に回収箱15の上から下へと落とすように、回収箱15に接続される。これにより、回収箱15に設けられたゴミ箱に、塵埃を確実に落とすことができる。
一方、回収箱15には、空気抜け穴(図示せず)が設けられており、排出ダクト14を介して送られてきた第二加圧空気61および誘引空気は、その空気抜け穴から排出される。よって、回収箱15が加圧状態になることを抑制できる。
回収箱15は、建築構造物40の玄関6に設置される。玄関6に設置することで、建築
構造物40の居室5のそれぞれを汚すことなく、回収した塵埃を容易に外に運び出すことができる。なお、回収箱15は、必ずしも玄関6に設置されなくてもよく、建築構造物40の屋外に設置されてもよい。また、回収箱15は、複数設けられてもよい。ただし、塵埃の回収の手間を抑制するために、回収箱15は1つであることが望ましい。
次いで、図2および図3を参照して、本実施の形態1に係る集塵装置20の詳細構成について説明する。図2(a)は、集塵装置20の斜視図であり、図2(b)は、壁面9aを取り外した状態での集塵装置20の斜視図であり、図2(c)は、壁面9aを取り外した状態であって、集塵装置20に排出ダクト14を取り付けた状態での集塵装置20の斜視図である。また、図3は、集塵装置20を排出口28側から見た側面図である。なお、図2および図3は、いずれも第一吹出口50が省略されている。
図2に示す通り、集塵装置20は、壁面9aと、第一側壁23と、第一側壁23と対向する第二側壁24と、壁面9aと対向する第三側壁(吸込口21とは反対側の第三側壁)22と、天板25と、底板31とによって、吸込空間26を有する筐体20aが形成される。壁面9aは、建築構造物40において居室5を形成する壁9の壁面である。第一側壁23は、居室5の壁面9a側から筐体20aを見た場合に右側に設けられた側壁である。筐体20aの内部は空洞となっており、その空洞によって吸込空間26が構成される。なお、第一側壁23の背面側には、後述する第一ノズル29に加圧空気を供給するための供給ホース(図示せず)が配置される空間26aが構成されている。
筐体20aには、壁面9aにおいて居室5の室内側下端部(居室5の床面7aと接する位置)に吸込口21が設けられている。吸込口21は、第一側壁23と第二側壁24との間において、第一側壁23から第二側壁24に向かう第一方向32に沿って延設され、外部(即ち、居室5の室内)から吸込空間26に空気を吸い込みながら、居室5において掃き出された塵埃を吸込空間26に取り込み可能な開口である。吸込口21は、所定の開口高さ(例えば、10mm)を有する矩形形状の単一の開口であるが、複数の開口によって構成されていてもよい。
また、図2および図3に示す通り、第一側壁23には、第一ノズル29が設けられている。第一ノズル29は、吸込口21よりも上側(天板25側)であって、吸込口21とは反対側の第三側壁22よりも吸込口21側(壁面9a側)において、第一側壁23から第二側壁24に向かう第一方向32に、供給ダクト12より供給された加圧空気を吸込空間26内に吹き出すように構成されている。第一ノズル29は、第一側壁23から第一方向32に延びており、先端が第一側壁23と第二側壁24との略中間部分に位置している。即ち、吸込口21よりも上側であって吸込口21に近い側において、第一側壁23と第二側壁24との略中間部分から第一ノズル29より加圧空気が第二加圧空気61として吹き出される。
なお、集塵装置20の筐体20aは最大4つまで加圧空気を吹き出すノズルを装着可能とするために、図3に示すように、第一側壁23に4つのノズル孔23aが設けられており、それぞれのノズル孔23aに一のノズルが装着できるように構成されている。本実施の形態1に係る集塵装置20は、それぞれのノズル孔23aのうち、壁面9a側かつ上側(天板25側)のノズル孔23aに第一ノズル29が装着される。また、その他の3つのノズル孔23aにはノズルが非装着とされ、蓋によって塞がれている。これにより、吸込空間26と空間26aとを分離でき、吸込空間26において誘引気流41が効率よく発生できる。
天板25には、第一ノズル29へ加圧空気を供給するための供給ホース(図示せず)を通す孔27が設けられている。供給ダクト12は、集塵装置20の手前で供給ホースと接
続され、供給ホースが孔27を通って第一側壁23において第一ノズル29と接続される。これにより、第一ノズル29には、供給ダクト12から送られた加圧空気が供給され、先端から第二加圧空気61が吹き出される。
なお、図2において天板25には孔27が4つ開けられている。これは、上述した通り、集塵装置20の筐体20aが最大4つまで加圧空気を吹き出すノズルを装着可能に構成されており、その4つのノズルのそれぞれに対して加圧空気を供給する供給ホースが通せるようにしたためである。よって、孔27の数は、筐体20aに接続可能なノズルの数に応じて変更されてもよい。なお、供給ホースを通さず使用されていない孔27は、蓋がされて塞がれている。
また、孔27は、供給ホースでなく供給ダクト12を通すものが1つだけ用意されてもよい。この場合、天板25と第一側壁23との間で、供給ダクト12に供給ホースを接続し、その供給ホースから第一ノズル29へ加圧空気を供給してもよいし、供給ダクト12を第一ノズル29へ直接接続して加圧空気を供給してもよい。
また、図2(a)に示す通り、集塵装置20の第二側壁24には、排出口28が形成されている。排出口28は、第一ノズル29より吹き出された第二加圧空気61と、吸込口21より吸込空間26に吸い込まれた空気(誘引空気)と共に、吸込空間26に取り込まれた塵埃を集塵装置20から排出するための開口である。排出口28には、図2(c)に示すように、排出ダクト14が取り付けられており、排出口28から排出された塵埃は、第二加圧空気61および吸込口21より吸込空間26に吸い込まれた誘引空気にのって、排出ダクト14を経由して回収箱15へ運ばれる。
次いで、図4および図5を参照して、上記のように構成された集塵装置20の作用および効果について説明する。まず、図4を参照して、第一ノズル29による塵埃の吸引作用について説明する。図4(a)は、第一ノズル29から第二加圧空気61を吹き出した場合の空気の流れを集塵装置20の排出口28側から見た図であり、図4(b)は、第一ノズル29から第二加圧空気61を吹き出した場合の空気の流れを集塵装置20の斜めから見た図である。なお。図4では、第二加圧空気61を示していないが、第二加圧空気61は、第一ノズル29の中心の位置において、紙面の奥側から手前側に向かう方向(紙面に垂直な方向)に流れている。
第一ノズル29から第二加圧空気61が吹き出されると、吹き出された第二加圧空気61による高速気流によってその周辺が低圧となり、図4(a)に示すように、周囲の空気が第一ノズル29から吹き出される第二加圧空気61に向かって流れ込む誘引気流41が発生する。この誘引気流41によって、吸込空間26全体が低圧になり、吸込口21を介して、居室5の室内から吸込空間26内に誘引空気を吸い込む気流42が生み出される。集塵装置20は、居室5において掃き出され、この生み出された気流42によって、吸込口21付近に集められた塵埃を吸込口21から吸込空間26へと取り込むことができる。
吸込空間26に取り込まれた塵埃は、第一ノズル29から吹き出された第二加圧空気61と、吸込口21より吸込空間26に吸い込まれた誘引空気と共に、排出口28から排出され、排出ダクト14を介して回収箱15に回収される。
このように、集塵装置20は、加圧空気を吹き出すだけで、居室5から塵埃を取り込み、集めることができ、従来の集塵装置に用いられていた送風機を不要とすることができる。よって、集塵装置20は、送風機による音漏れの心配がなく、騒音を抑制できる。また、集塵装置20は、送風機を用いないため、フィルタも不要とすることができる。よって、集塵装置20は、フィルタの目詰まりによる性能劣化が生じることがなく、安定して集
塵性能を維持することができる。
次いで、図5を参照して、第一吹出口50から第一加圧空気60を吹き出すことによる作用および効果について説明する。図5(a)は、第一吹出口50を設けない場合の筐体20aの外部(居室5の室内側)における空気の流れを示した側面図である。図5(b)は、第一吹出口50から筐体20aの外部の床面7aに沿った第二方向33に第一加圧空気60を吹き出す場合の筐体20aの外部の空気の流れを示した側面図である。図5(c)は、第一吹出口50から居室5の室内側の壁面9aに沿った第三方向34に第一加圧空気60を吹き出した場合の筐体20aの外部の空気の流れを示した側面図である。
集塵装置20に第一吹出口50を設けない場合、図5(a)に示す通り、集塵装置20が吸込口21にて居室5の室内から吸い込む誘引空気の気流42は、居室5の種々の方向から発生する。これにより、集塵装置20において第一ノズル29から所定風量の第二加圧空気61を吹き出したとしても、筐体20aの外部である居室5の床面7a上においては誘引空気の気流42が弱い風量となるおそれがある。よって、居室5の床面7a上に集められた塵埃が、十分に集塵装置20の吸込空間26に取り込めないおそれがある。
そこで、集塵装置20では、上記したように、吸込口21の鉛直方向上方において第一吹出口50を壁面9aに設け、壁面9aから居室5の室内に向けて第一加圧空気60を吹き出す。例えば、集塵装置20において、第一吹出口50から筐体20aの外部の床面7aに沿った第二方向33に第一加圧空気60を吹き出す。この場合、図5(b)に示す通り、筐体20aの外部である居室5の空気が、吹き出された第一加圧空気60に誘引されて第一加圧空気60と共に第二方向33に流れる気流62が発生する。この第一加圧空気60の流れと気流62とによってエアカーテンが構成されるので、エアカーテンの上方の空気が吸込口21に流れ込むことを抑制できる。
なお、集塵装置20において、第一吹出口50から筐体20aの外部の床面7aに沿った第二方向33よりも斜め上向きに第一加圧空気60を吹き出してもよい。この場合、筐体20aの外部である居室5の空気が、吹き出された第一加圧空気60に誘引されて第一加圧空気60と共に、その第一加圧空気60が吹き出される方向に流れる気流62が発生する。この第一加圧空気60の流れと気流62とによってエアカーテンが構成されるので、エアカーテンの上方の空気が吸込口21に流れ込むことを抑制できる。
また、集塵装置20において、第一吹出口50から壁面9aに沿った第三方向34に、第一加圧空気60を吹き出してもよい。この場合、図5(c)に示す通り、居室5の空気が、吹き出された第一加圧空気60に誘引されて第一加圧空気60と共に第三方向34に流れる気流63が発生する。ここで、気流63により誘引される空気は、居室5の壁面9aの離れた位置から床面7aに沿って第一吹出口50に向けて流れてくる。この気流63により、床面7aに沿ったエアカーテンが構成されるので、エアカーテンの上方の空気が吸込口21に流れ込むことを抑制できる。
このように、吸込口21の鉛直方向上方において第一吹出口50を壁面9aに設け、壁面9aから居室5の室内に向けて第一加圧空気60を吹き出すことでエアカーテンが構成され、エアカーテンの上方の空気が吸込口21に流れ込むことを抑制できる。よって、集塵装置20の誘引作用によって吸込口21から吸い込まれる誘引空気の対象が、エアカーテンと床面7aとの間の空間における空気に制限することができる。
これにより、誘引作用によって吸込口21に塵埃を含む空気を吸い込む場合に、吸込口21に吸い込まれる空気のうち、床面7a側の空気がより多く吸い込まれるため、第一ノズル29から吹き出される第二加圧空気61の吹き出し条件が一定下においても、床面7
aを流れる気流42の風速を強めることができる。よって、居室5の床面7a上に集められた塵埃が、十分に集塵装置20の吸込空間26に取り込めることができ、高い集塵性能を実現できる。
また、第一吹出口50は、吸込口21から所定距離離れた位置の壁面9aに設けられているので、床面7a付近の空気が第一加圧空気60により誘引されてしまい、吸込口21に吸い込まれる誘引空気が少なることを抑制できる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に係る集塵システム1aでは、集塵装置20が自動的に床面7aの塵埃を回収できるように、集塵装置20が設置された壁面9aと対向する壁面9bに、集塵装置20に向けて加圧空気(第三加圧空気64)を吹き出す第二吹出口51を配置している点で実施の形態1と異なる。これ以外の集塵システム1aの構成は、実施の形態1に係る集塵システム1と同様である。以下、実施の形態1で説明済みの内容は再度の説明を適宜省略し、実施の形態1と異なる点を主に説明する。
本発明の実施の形態2に係る集塵システム1aについて、図6を参照して説明する。図6は、本発明の実施の形態2に係る集塵装置を含む集塵システム1aの概略接続図である。なお、図6では、他の部屋に設置された集塵装置20等は省略している。
本実施の形態2に係る集塵システム1aは、人が部屋にいない場合などに、集塵装置20が自動的に床面7aの塵埃を回収することができるように、自動制御によって集塵動作を実行することが可能なシステムである。より詳細には、集塵システム1aは、実施の形態1に係る集塵システム1に対して、集塵装置20の一部として第二吹出口51を追加した構成となっている。
第二吹出口51は、集塵装置20が設置された壁面9aと対向する壁面9bの室内側下端部(壁面9bの床面7a側)に設けられる。そして、第二吹出口51には、分配器16より延びた供給ダクト12(集塵装置20と接続された供給ダクト12とは異なるダクト)が接続されており、第二吹出口51は、少なくとも集塵装置20において塵埃を取り込む動作がなされている間、壁面9bから集塵装置20の吸込口21に向けて第三加圧空気64を吹き出す。
次いで、図7を参照して、第二吹出口51から第三加圧空気64を吹き出すことによる作用および効果について説明する。図7(a)は、第二吹出口51から床面7aに沿って集塵装置20に向かう第四方向35に第三加圧空気64を吹き出す場合の筐体20aの外部の空気の流れを示した上面図である。図7(b)第二吹出口51から床面7aに沿って集塵装置20に向かう第四方向35に第三加圧空気64を吹き出す場合の筐体20aの外部の空気の流れを示した側面図である。ここで、集塵システム1aが自動制御を行っている場合には、第一吹出口50から吹き出される第一加圧空気60は、筐体20aの外部の床面7aに沿った第二方向33(又は第二方向33よりも斜め上向き)に吹き出すように設定されている。
集塵装置20が集塵動作を開始すると、図7(a)に示すように、集塵装置20は、吸込口21にて居室5の室内から誘引空気の気流42を生じさせる。そして、図7(b)に示すように、集塵装置20において、第一吹出口50から筐体20aの外部の床面7aに沿った第二方向33に第一加圧空気60を吹き出すことにより、筐体20aの外部である居室5の空気が、吹き出された第一加圧空気60に誘引されて第一加圧空気60と共に第二方向33に流れる気流62が発生する。この結果、第一加圧空気60の流れと気流62とによってエアカーテンが構成され、エアカーテンの上方の空気が吸込口21に流れ込む
ことを抑制する。
一方、集塵装置20において、第二吹出口51から床面7aに沿って集塵装置20に向かう第四方向35に第三加圧空気64を吹き出すことにより、第三加圧空気64は、第一吹出口50から吹き出される第一加圧空気60と床面7aとの間を床面7aに沿って流れる。そして、床面7aの上の塵埃が、吹き出された第三加圧空気64の流れにのって集塵装置20近傍に運ばれる。集塵装置20近傍に運ばれた塵埃は、誘引空気の気流42にのって集塵装置20の内部に吸い込まれる。つまり、集塵システム1aでは、第二吹出口51から吹き出される第三加圧空気64によって、誘引空気の気流42の作用が及ばない領域に存在する塵埃を人の手を介することなく自動的に回収することができる。
なお、第二吹出口51は、集塵装置20が設けられた壁面9aと対向する壁面9bに設ける必要はなく、第二吹出口51から床面7aに沿って集塵装置20に向かうように第三加圧空気64を吹き出すことができれば、他の壁面に第二吹出口51を設けてもよい。あるいは、壁面以外の場所に設けてもよい。さらには、第二吹出口51を複数個所に設けてもよい。
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。例えば、各実施の形態は、それぞれ、他の実施の形態が有する構成の一部または複数部分を、その実施の形態に追加しあるいはその実施の形態の構成の一部または複数部分と交換等することにより、その実施の形態を変形して構成するようにしても良い。また、上記各実施の形態で挙げた数値は一例であり、他の数値を採用することは当然可能である。
例えば、上記実施の形態1では、供給ダクト12から第一吹出口50に加圧空気を供給し、その加圧空気を利用して第一吹出口50から第一加圧空気60を吹き出す場合について説明した。これに対し、排出ダクト14を流れる第二加圧空気61および誘引空気を取り出し、排出ダクト14から取り出したこれらの空気の一部を第一吹出口50に供給することで、第一吹出口50から第一加圧空気60を吹き出すようにしてもよい。図9は、この変形例の排出ダクト14の構成例を示した図である。
図8に示すように、この変形例の排出ダクト14は、排出口28から排出された第二加圧空気61および誘引空気の流れを曲げる空気流路14aと、塵埃が回収される回収箱15に向かう空気流路14bとにより構成される。排出口28から排出された塵埃を含む第二加圧空気61および誘引空気の流れの一部が、空気流路14aにより曲げられるとき、塵埃は、その重さに基づき生じる遠心力により第二加圧空気61および誘引空気から飛ばされて空気流路14bを流通して回収箱15にて回収される。そして、塵埃が飛ばされた第二加圧空気61および誘引空気の一部は、第一吹出口50に供給される。
このように、集塵装置20の排出口28から排出された第二加圧空気61および誘引空気を有効活用できるので、これら第二加圧空気61および誘引空気が無駄に外部に排出されることを抑制できる。
上記実施の形態2では、集塵システム1aが自動制御によって集塵動作を実行している場合には、第一吹出口50から吹き出される第一加圧空気60は、筐体20aの外部の床面7aに沿った第二方向33(又は第二方向33よりも斜め上向き)に吹き出すように設定した。これに対し、集塵装置20の近傍に人70が近寄ってきた場合には、第一吹出口50から吹き出す第一加圧空気60の吹き出し方向を、第二方向33から壁面9aに沿った第三方向34に切り替えるようにしてもよい。図9は、本発明の実施の形態2に係る集
塵システム1aの変形例において、人70を検知した場合に、第一加圧空気60の吹き出し方向を第三方向34に切り替えた状態での筐体の外部の空気の流れを示した側面図である。
図9に示すように、この集塵システム1aの変形例では、集塵装置20の一部として、集塵装置20近傍の人70を検知する検知部52と、第一吹出口50から第一加圧空気60を吹き出す方向を切り替える切替部53とが設けられている。
検知部52は、人感センサであり、第一吹出口50の鉛直方向上方において、その第一吹出口50から所定距離離れた位置の壁面9aに設けられている。検知部52は、集塵装置20から約1.5[m]の範囲に入ってきた人70を検知するように感度調整されている。そして、検知部52は、人70を検知した場合に検知情報を切替部53に出力する。
切替部53は、第一吹出口50の開口部分に取り付けられ、第一吹出口50から床面7aに沿った第二方向33(または第二方向33よりも斜め上向き)に、第一加圧空気60を吹き出す第一状態と、第一吹出口50から壁面9aに沿った第三方向34に、第一加圧空気60を吹き出す第二状態とを切り替える。具体的には、切替部53は、検知部52からの検知情報を受け付けていない場合には、第一加圧空気60の吹き出し方向を第二方向33に切り替える。そして、集塵システム1aは、図7(b)に示した状態で、集塵動作を実行する。一方、切替部53は、検知部52からの検知情報を受け付けた場合には、第一加圧空気60の吹き出し方向を、第二方向33から第三方向34へと切り替える。そして、集塵システム1aは、図9に示す状態で、集塵動作を継続させる。集塵システム1aの変形例では、上記のように集塵装置20近傍に人70が近づいた場合に、第一加圧空気60の吹き出し方向を第三方向34とすることにより、第一加圧空気60が人70に当たって不快な思いをさせるのを抑制することができる。
本発明に係る集塵装置は、建築構造物の室内にて掃き出された塵埃を回収する集塵装置に適用可能である。
1 集塵システム
1a 集塵システム
2 コンプレッサ
3 空気タンク
4 機械室
5 居室
6 玄関
7 床下
7a 床面
8 天井裏
9 壁
9a 壁面
9b 壁面
10 レギュレータ
11 電磁弁
12 供給ダクト
13 スイッチ
14 排出ダクト
15 回収箱
16 分配器
20 集塵装置
20a 筐体
21 吸込口
22 第三側壁
23 第一側壁
23a ノズル孔
24 第二側壁
25 天板
26 吸込空間
26a 空間
27 孔
28 排出口
29 第一ノズル
31 底板
32 第一方向
33 第二方向
34 第三方向
35 第四方向
40 建築構造物
41 誘引気流
42 気流
50 第一吹出口
51 第二吹出口
52 検知部
53 切替部
60 第一加圧空気
61 第二加圧空気
62 気流
63 気流
64 第三加圧空気
70 人

Claims (5)

  1. 吸込空間を有する筐体と、
    建築構造物の壁面の室内側下端部において前記筐体に設けられ、前記室内から前記吸込空間に空気を吸い込みながら塵埃を取り込み可能な吸込口と、
    前記吸込口の鉛直方向上方において前記壁面に設けられ、前記壁面から前記室内に向けて第一加圧空気を吹き出す第一吹出口と、
    前記筐体の第一側壁に設けられ、前記第一側壁から前記第一側壁と対向する第二側壁に向かう第一方向に第二加圧空気を吹き出す第一ノズルと、
    前記第二側壁に設けられ、前記第二加圧空気と前記吸込空間に吸い込まれた空気と共に前記塵埃を排出する排出口と、を備え、
    前記吸込口は、前記第一側壁と前記第二側壁との間において前記第一方向に沿って延設され、前記第一ノズルから吹き出される前記第二加圧空気に誘引されて外部から前記吸込空間内に誘引空気を吸い込むことを特徴とする集塵装置。
  2. 前記第一吹出口は、該第一吹出口から前記筐体の外部の床面に沿った第二方向又は前記第二方向よりも斜め上向きに、前記第一加圧空気を吹き出すことを特徴とする請求項1に記載の集塵装置。
  3. 前記室内において、前記吸込口に向かって第三加圧空気を吹き出す第二吹出口をさらに備え、
    前記第三加圧空気は、前記第一吹出口から吹き出される前記第一加圧空気と前記床面との間を、前記床面に沿って流れることを特徴とする請求項2に記載の集塵装置。
  4. 前記第一吹出口から前記第二方向又は前記第二方向よりも斜め上向きに、前記第一加圧空気を吹き出す第一状態と、前記第一吹出口から前記壁面に沿った第三方向に、前記第一加圧空気を吹き出す第二状態とを切り替える切替部と、
    前記第一吹出口の周囲において人を検知する検知部と、
    をさらに備え、
    前記切替部は、前記検知部が人を検知した場合に、前記第二状態に切り替えることを特徴とする請求項3に記載の集塵装置。
  5. 前記第一吹出口は、該第一吹出口から前記壁面に沿った第三方向に、前記第一加圧空気を吹き出すことを特徴とする請求項1に記載の集塵装置。
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