JP2005087783A - 吸引掃除具 - Google Patents

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英治 中筋
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Abstract

【課題】 吸引力を大幅に向上させるとともに、吸引効率を向上させることのできる吸引
掃除具を提供すること。
【解決手段】 吸引口11が形成された吸引ヘッド部12と、吸引ヘッド部12から延設
された吸引管13と、高圧空気の供給ホースが接続されるホース接続部14と、吸引口1
1の中央近傍から吸引管13へ吸引口11に関して負圧が作用する方向に高圧空気を供給
する第1のノズル15とを装備する。
【選択図】 図3

Description

本発明は吸引掃除具に関し、より詳細にはエアコンプレッサ等からの高圧空気を利用し
て、各種のゴミや汚泥などを強力に吸引することのできる吸引掃除具に関する。
従来からエアコンプレッサから供給される高圧空気を利用して、ゴミや汚泥などを吸引
することのできる吸引掃除具が知られている。図4は下記の特許文献1に開示された従来
のエアコンプレッサを利用した掃除具の要部を模式的に示した側面図である。
掃除具50は、送気管51と吸引管52とを含んで構成されており、送気管51の一端
には空気取り入れ用のプラグ53が、他端には排出口54が設けられ、さらに、握り部5
5とトリガ56とが設けられている。また、吸引管52の一端は送気管51の湾曲部57
の下方に差し込まれて接合されており、他端には集塵口58が設けられている。
次に掃除具50の吸引動作について説明する。エアコンプレッサ(図示せず)に接続さ
れたエアホース59をプラグ53に接続した後、トリガ56を引くと、エアコンプレッサ
からエアホース59を介して送気管51にエアが供給され、供給されたエアは湾曲部57
を通って排出口54から排出される。このとき吸引管52内は負圧となり、集塵口58か
らゴミやチリが吸い込まれるようになっている。
図5は下記の特許文献2に開示された従来の汚泥水の吸い上げ装置の汚泥水吸引エゼク
タを模式的に示した側面断面図である。
エゼクタ60は、汚泥水の吸引口61と、高圧空気の供給口62と、内部で高圧空気と
合流する汚泥水を排出させる排出口63とを備え、変形T字形の三股筒状に形成されてお
り、高圧空気の供給口62には、エアコンプレッサ(図示せず)からの高圧空気が供給さ
れる供給ホース(図示せず)が接続される一方、排出口63には、バキュームタンク(図
示せず)に接続される吸引ホース(図示せず)が接続されるようになっている。
次に汚泥水吸い上げ装置のエゼクタ60の吸引動作について説明する。エゼクタ60の
吸引口61を汚泥水の中に埋没させた状態で、バキュームポンプ(図示せず)による吸引
動作及びエアコンプレッサによる高圧空気の供給動作を開始すると、吸引口61を有する
管内が負圧となり、吸引口61から汚泥水が吸い上げられる。吸い上げられた汚泥水は、
供給口62から供給される高圧空気により排出口63に接続された吸引ホースへ押し出さ
れ、吸引ホースへ押し出され汚泥水は、バキュームポンプにより吸引され、バキュームタ
ンクに貯留されるようになっている。
特許文献1記載の掃除具50では、電気掃除機などのような電気モータを搭載する必要
がないので軽量化を図ることができ、また、構造が複雑でないため安価に提供することが
できるものの、送気管51に送り込まれたエアの流れを間接的に利用して、吸引管52の
集塵口58からゴミなどが吸い取られるようになっているため吸引力が弱く、軽量のゴミ
やチリなどを吸い込むことはできるものの、水、土砂、汚泥などの重い吸引物に適用する
ことが難しく、利用用途が限られるという課題があった。
また、特許文献2記載のエゼクタ60においても、供給口62から供給された高圧空気
の流れを間接的に利用して、吸引口61から汚泥水が吸い上げられるようになっており、
吸引力を十分に高めることが難しく、吸引口61のサイズを大きくしたりすることができ
ず、吸引効率を高めることが難しいという課題があった。
特開2002−238810号公報 特開平8−303399号公報
課題を解決するための手段及びその効果
本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、各種のゴミや汚泥等の吸引物を吸引す
る力を大幅に向上させるとともに、吸引物の吸引効率を向上させることができ、また、吸
引物の種類に応じて吸引力などを調整することのできる吸引掃除具を提供することを目的
としている。
上記目的を達成するために本発明に係る吸引掃除具(1)は、吸引口が形成された吸引
ヘッド部と、該吸引ヘッド部から延設された吸引管部と、高圧空気の供給ホースが接続さ
れる接続部と、前記吸引口の中央近傍から前記吸引管部へ前記吸引口に関して負圧が作用
する方向に高圧空気を供給する第1の空気供給手段とを備えていることを特徴としている
上記吸引掃除具(1)によれば、前記第1の空気供給手段から供給される高圧空気によ
り前記吸引ヘッド部と前記吸引管部との内部を負圧状態にすることができるとともに、前
記第1の空気供給手段から供給される高圧空気により前記吸引口から吸い込まれた物を前
記吸引管部内に直接的に送り込むことができ、吸引物を吸引する力を大幅に向上させるこ
とができる。
また本発明に係る吸引掃除具(2)は、上記吸引掃除具(1)において、前記吸引ヘッ
ド部の両側部から前記吸引管部開口方向へ正圧空気を供給する第2の空気供給手段と、前
記接続部と前記第1の空気供給手段と前記第2の空気供給手段とを連結する連結手段とを
備えていることを特徴としている。
上記吸引掃除具(2)によれば、前記第2の空気供給手段から供給される正圧空気によ
り、前記吸引ヘッド部の側面付近に存在する吸引物を前記吸引口の中心方向に寄せ集める
力を加わえることができ、吸引物が前記吸引管部開口方向へスムーズに供給されることと
なり、吸引効率を高めることができる。
また本発明に係る吸引掃除具(3)は、上記吸引掃除具(2)において、前記第1の空
気供給手段及び前記第2の空気供給手段から供給される空気量を調整する空気量調整手段
を備えていることを特徴としている。
上記吸引掃除具(3)によれば、前記空気量調整手段により、前記第1の空気供給手段
と前記第2の空気供給手段とから供給される空気量を、例えば吸引物の種類に応じて調整
することが可能となり、吸引物の種類に合った効率の良い吸引を行うことができる。例え
ば、吸引物が紙くず、塵、小石などの軽量のゴミであれば、前記第2の空気供給手段から
の正圧空気の供給を少なくし、前記第1の空気供給手段からの高圧空気の供給を多くして
、強い吸引力により、ゴミを短時間で吸引させることができる。また、吸引物が、汚泥な
ど吸い込みずらいものであれば、前記第1の空気供給手段のみならず前記第2の空気供給
手段からも少し多めの正圧空気を供給することにより、前記吸引口付近の汚泥などを前記
吸引管部開口方向へ押し寄せたり、浮き上げたり、剥ぎ取りやすくして、前記吸引管部内
へ送り込みやすくすることができ、吸引効率を高めることができる。
また本発明に係る吸引掃除具(4)は、上記吸引掃除具(1)〜(3)のいずれかにお
いて、前記第1の空気供給手段が長さの異なる複数個のノズルユニットから構成され、ノ
ズルの取り替えが可能であることを特徴としている。
上記吸引掃除具(4)によれば、前記第1の空気供給手段が長さの異なる複数個のノズ
ルユニットから構成され、ノズルの取り替えが可能であるので、ノズルの長さを吸引物の
種類に応じて調整することが可能となり、吸引物の種類に応じた吸引力の調整を行うこと
ができる。例えば、吸引物が紙くずや塵など軽量のゴミであれば、短めのノズルを取り付
けても、十分な吸引力を得ることができる。また、吸引物が汚泥などの吸い込みずらいも
のであれば、長めのノズル(少なくともノズル先端部が筒部内に収容される長さのノズル
)を取り付けることにより、ノズル先端部分での汚泥などの逆流を防止することができ、
効率の良い強力な吸引を行うことができる。
以下、本発明に係る吸引掃除具の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1.A〜1.C
は、実施の形態に係る吸引掃除具を模式的に示した図であり、図1.Aは平面図、図1.Bは
正面図、図1.Cは底面図を示している。
吸引掃除具10は、略矩形形状をした吸引口11が形成された円筒状の吸引ヘッド部1
2と、吸引ヘッド部12から延設された吸引管13と、エアコンプレッサ(図示せず)か
らの高圧空気供給用の供給ホース(図示せず)が接続されるホース接続部14と、吸引口
11の中央近傍から吸引管13へ吸引口11に関して負圧が作用する方向に高圧空気を供
給する第1のノズル15と、吸引ヘッド部12の両側部から吸引管13開口方向へ正圧空
気を供給する第2のノズル16A、16Bと、ホース接続部14と第1のノズル15と第
2のノズル16A、16Bとを連結する連結管17とを含んで構成されている。
ホース接続部14には、エアコンプレッサから吸引掃除具10へ供給される空気量を調
整するための供給空気量調整弁14aが設けられており、ホース接続部14の先端部は、
前記供給ホースの端部に設けられた接続金具(例えば、カプラ等)が嵌め込まれる構造に
なっている。
連結管17は、ホース接続部14に連結され、第1のノズル用分岐口18aと第2のノ
ズル用分岐口18bとを備えた分岐管18と、第1のノズル15と第1のノズル用分岐口
18aとを連結する第1の中継管19と、第2のノズル16A、16Bと第2のノズル用
分岐口18bとを連結する第2の中継管20とから構成されている。
また、第1の中継管19には、第1の空気量調整弁21が設けられており、第2の中継
管20には、第2の空気量調整弁22が設けられており、第1の空気量調整弁21と第2
の空気量調整弁22との開度を調整することにより、第1のノズル15と第2のノズル1
6A、16Bとに供給される空気量を調整することができるようになっている。なお、第
1のノズル15と第2のノズル16A、16Bとに供給される空気量は、第1のノズル:
第2のノズル=1:0〜1:0.3の比率の範囲内(第1のノズル15から供給される空
気量を1とした場合)で調整することが好ましい。また、吸引口11の横幅を長くした場
合には、第2のノズル16A、16Bから噴射される空気量を少し増やすように調整する
とよい。
また、第1の中継管19に接続されている第1のノズル15は、長さの異なる複数個の
ノズルユニットから構成され、吸引物等に応じて異なる長さのノズルに適宜取り替えるこ
とができるようになっている。
図2は、吸引掃除具10における第1のノズル15の取り付け状態を説明するための図
であり、(a)は、短いノズルが取り付けられた場合、(b)は、長いノズルが取り付け
られた場合の吸引掃除具10の平面断面図を示している。
第1のノズル15の長さは、第1のノズル15先端部と吸引管13開口部13aと結ぶ
線と、吸引管13内壁面とのなす角度Aが、3°〜145°の範囲に納まるように設計す
るのが好ましく、角度Aが3°より小さくなる(すなわち、第1のノズル15が長くなり
すぎる)と、吸引口11付近での吸引力が低下する、また、角度Aが145°より大きく
なる(すなわち、第1のノズル15が短かくなりすぎる)と、吸引管13開口部13a付
近の空気流が乱れ、吸引力が低下してくるので好ましくない。このように第1のノズル1
5は、吸引ヘッド部12や吸引口11の大きさ、吸引管13の孔径サイズ、あるいはエア
コンプレッサから供給される空気量などの種々の条件を考慮して、適切な長さのものが取
り付けできるようになっている。
例えば、図2(a)に示した第1のノズル15の先端部が吸引管13内に収容されない
程度の短めのノズル(90°<角度A≦145°となる位置に先端部が配置されるノズル
)は、紙くずや塵などの軽量のゴミを吸引するのに適している。また、図2(b)に示し
た第1のノズル15の先端部が吸引管13内に収容される長めのノズル(3°≦角度A≦
90°となる位置に先端部が配置されるノズル)は、より強力な吸引力を必要とする、例
えば、水や汚泥などの吸引に適している。
また、第2のノズル16A、16Bは、吸引口11の開口面に対して略平行に近接され
た状態で配設されるようになっており、このように配設することにより、吸引口11周辺
付近の吸引物が吸引口11の中心方向へ効率よく寄せ集められることとなり、吸引効率が
高められる。なお、本実施の形態では、第2のノズル16A、16Bとして、先端部が円
筒形状のものを使用しているが、吸引物を吸引口11の中心方向へ寄せ集める効果をさら
に高めるために、先端部の形状をラッパ形状にしたものや、複数の噴射口が形成されたも
のを使用してもよく、第2のノズル16A、16Bの形状や設置本数は、吸引口11の大
きさや形状を考慮して設計されるようになっている。
また、吸引管13は用途に応じて長さを調整できるようになっており、吸引管13の端
部には、吸引ホース(図示せず)を介して、吸引した吸引物を溜めるためのダストボック
ス(図示せず)が接続されるようになっている。なお、ダストボックスは、吸引物に応じ
た形態のものを取り付ければ良く、吸引物が紙くずや塵などの固体の場合は、通気性を備
えた布製や紙製の袋を使用すればよく、汚泥水などの液体を含む場合には、汚泥と水とを
分離できる分離膜付きのダストボックスなどを使用すればよい。
次に実施の形態に係る吸引掃除具10の使用例について説明する。
まず、紙くずや塵などの軽量のゴミを吸引する場合について説明する。第1の中継管1
9に短めの第1のノズル15(ノズル先端部が吸引管13内に収容されない程度の長さの
ノズル)を取り付け、第1の空気量調整弁21、第2の空気量調整弁22の開度を調整し
て(なお、ここでは第2のノズル16A、16Bから空気が噴射されないように第2の空
気量調整弁22が閉じられている場合について説明する)、ホース接続部14に高圧空気
の供給ホースを接続する。また、吸引管13にダストボックスに接続された吸引ホースを
接続する。
次に供給ホースに接続されたエアコンプレッサを作動させると、エアコンプレッサから
高圧空気が供給ホースを介してホース接続部14に供給され、連結管17(分岐管18及
び第1の中継管19)を介して第1のノズル15から高圧空気が吸引管13へ直接的に噴
射される、すなわち吸引口11に関して負圧が作用する方向に高圧空気が直接供給される
吸引管13内への高圧空気の直接供給に伴い、吸引口11付近において強力な負圧が発
生し、吸引管13内へ引き込む強力な空気の流れが生じる。したがって、吸引口11を壁
や床などの清掃面に近付けることにより、広範囲のゴミが一気に吸引され、吸引されたゴ
ミが吸引ホースを介してダストボックスに貯留される。
なお、この場合、第2の空気量調整弁22が閉じられた場合について説明したが、ゴミ
の種類や吸い込み状況を見ながら第2の空気量調整弁22の開度を調整して第2のノズル
16A、16Bから供給される空気量を適宜調整することができる。第2のノズル16A
、16Bから正圧空気が供給されると、ゴミを吸引口11の中心方向に寄せ集める力が作
用し、ゴミを吸引管13にスムーズに供給させることができる。
次に、工事現場などにおいて汚泥水を吸引する場合について説明する。第1の中継管1
9に長めの第1のノズル15(ノズル先端部が吸引管13内に十分収容される長さのノズ
ル)を取り付け、第1の空気量調整弁21、第2の空気量調整弁22の開度を調整し(な
お、ここでは第2のノズル16A、16Bからも高圧空気が供給されるように調整されて
いる場合について説明する)、ホース接続部14に高圧空気の供給ホースを接続する。ま
た、吸引管13の他端にダストボックスに接続された吸引ホースを接続して、吸引ヘッド
部12を汚泥水中に埋没させる。
次に供給ホースに接続されたエアコンプレッサを作動させると、エアコンプレッサから
高圧空気が供給ホースを介してホース接続部14に供給され、連結管17(分岐管18及
び第1の中継管19)を介して第1のノズル15から高圧空気が噴射される(すなわち吸
引口11に関して負圧が作用する方向に高圧空気が直接供給される)とともに、連結管1
7(分岐管18及び第2の中継管20)を介して第2のノズル16A、16Bからも正圧
空気が供給される(すなわち吸引ヘッド部12の両側面から略水平方向に正圧空気が供給
される)。
第1のノズル15からの吸引管13内への高圧空気の直接供給に伴い、吸引口11から
吸引管13の開口部13a付近にかけて強力な負圧が発生して、汚泥水が吸い上げられる
とともに、第2のノズル16A、16Bから供給される正圧空気により、吸引ヘッド部1
2の吸引口11周辺付近に存在する汚泥を吸引口11の中心方向に寄せ集める向きに力が
作用し、汚泥が吸引管13にスムーズに供給されることとなり、吸引された汚泥水は吸引
ホースを介してダストボックスに貯留される。
上記実施の形態に係る吸引掃除具10によれば、第1のノズル15から供給される高圧
空気により吸引ヘッド部12及び吸引管13の内部を負圧にすることができるとともに、
第1のノズル15から供給される高圧空気により吸引口11から吸い込まれた物を吸引管
13内に直接的に送り込むことができ、吸引物を吸引する力を大幅に向上させることがで
きる。
また、第2のノズル16A、16Bから供給される正圧空気により、吸引ヘッド部12
の吸引口11周辺付近に存在する吸引物を吸引口11の中心方向に寄せ集めることができ
、吸引物が吸引管13にスムーズに供給されることとなり、吸引効率を高めることができ
る。
また、第1の空気量調整弁21と第2の空気量調整弁22とにより、第1のノズル15
と第2のノズル16A、16Bとから供給される空気量を、例えば吸引物の種類に応じて
調整することが可能となり、吸引物の種類に合った適切な効率の良い吸引操作を行うこと
ができる。
また、第1のノズルが長さの異なる複数個のノズルユニットから構成され、ノズルの取
り替えが可能であるので、ノズルの長さを吸引物の種類に応じて調整することが可能とな
り、吸引物の種類に応じた吸引力の調整を行うことができる。
なお、上記実施の形態に係る吸引掃除具10では、吸引ヘッド部12が円筒形状に形成
されている場合について説明したが、吸引ヘッド部12の形状は、この形状に限られるも
のではなく、例えば、平板形状、円板形状や円錐形状など種々の形状のものを採用するこ
とができ、さらに吸引ヘッド部12の形状に合わせて吸引口11の大きさや形、第1のノ
ズル15の配設位置、第2のノズル16A、16Bの配設位置、形状やノズル本数を調整
して所望の吸引力が得られるように設定することができる。
また、上記実施の形態に係る吸引掃除具10では、第1の中継管19に第1の空気量調
整弁21、第2の中継管20に第2の空気量調整弁22がそれぞれ設けられているように
なっているが、第2の空気量調整弁22のみを設けた構成としてもよい。また、ホース接
続部14に設けられた供給空気量調整弁14aは、供給ホース側に設けるようにしてもよ
い。
また、上記実施の形態に係る吸引掃除具10では、吸引ヘッド部12に第1のノズル1
5と第2のノズル16A、16Bとが設けられているが、別の実施の形態では、図3(a
)、(b)に示したように図1における第2のノズル16A、16Bと、連結管17とが
省略された、すなわち吸引ヘッド部12に第1のノズル15のみ設けた構成としてもよい
。係る構成においても、吸引ヘッド部12と吸引管13との内部を十分に負圧状態にする
ことができ、第1のノズル15から供給される高圧空気により吸引口11から吸い込まれ
た物を吸引管13内に直接的に送り込むことができ、吸引物を吸引する力を大幅に向上さ
せることができる。
本発明に係る吸引掃除具は、エアコンプレッサが利用されているあらゆる場所、例えば
、紡績工場などの各種の工場、ガソリンスタンド、建築現場、工事現場などで、エアコン
プレッサに接続するだけで強力な吸引力を備えた掃除具として利用することができる。例
えば、ガソリンスタンドなどでは、小型のエアコンプレッサに接続して店内の清掃や車室
内の清掃を行うことができる。また、建築現場では、釘打機などに利用されている小型の
エアコンプレッサに接続することにより、木くずなどの細かなゴミを強力な吸引力により
残らず吸引することができる。また、工事現場などでは、大型のエアコンプレッサに接続
することにより、土砂や汚泥水などを強力にしかも効率よく吸い上げることができ、作業
効率を向上させることができる。
本発明の実施の形態に係る吸引掃除具を模式的に示した平面図である。 実施の形態に係る吸引掃除具を模式的に示した正面図である。 実施の形態に係る吸引掃除具を模式的に示した底面図である。 実施の形態に係る吸引掃除具の第1のノズルの取り付け状態を説明するための図であり、(a)は、短いノズルが取り付けられた場合、(b)は、長いノズルが取り付けられた場合を示した平面断面図である。 別の実施の形態に係る吸引掃除具を模式的に示した図であり、(a)は平面図、(b)は底面図である。 従来のエアコンプレッサを利用した掃除具を模式的に示した側面図である。 従来の別の汚泥水吸い上げ装置のエゼクタを模式的に示した側面断面図である。
符号の説明
11 吸引口
12 吸引ヘッド部
13 吸引管
14 ホース接続部
15 第1のノズル
16A、16B 第2のノズル
17 連結管

Claims (4)

  1. 吸引口が形成された吸引ヘッド部と、
    該吸引ヘッド部から延設された吸引管部と、
    高圧空気の供給ホースが接続される接続部と、
    前記吸引口の中央近傍から前記吸引管部へ前記吸引口に関して負圧が作用する方向に高
    圧空気を供給する第1の空気供給手段とを備えていることを特徴とする吸引掃除具。
  2. 前記吸引ヘッド部の両側部から前記吸引管部開口方向へ正圧空気を供給する第2の空気
    供給手段と、
    前記接続部と前記第1の空気供給手段と前記第2の空気供給手段とを連結する連結手段
    とを備えていることを特徴とする請求項1記載の吸引掃除具。
  3. 前記第1の空気供給手段及び前記第2の空気供給手段から供給される空気量を調整する
    空気量調整手段を備えていることを特徴とする請求項2記載の吸引掃除具。
  4. 前記第1の空気供給手段が長さの異なる複数個のノズルユニットから構成され、ノズル
    の取り替えが可能であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかの項に記載の吸引掃除
    具。
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