JP2020197296A - 直動案内装置 - Google Patents

直動案内装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020197296A
JP2020197296A JP2019105615A JP2019105615A JP2020197296A JP 2020197296 A JP2020197296 A JP 2020197296A JP 2019105615 A JP2019105615 A JP 2019105615A JP 2019105615 A JP2019105615 A JP 2019105615A JP 2020197296 A JP2020197296 A JP 2020197296A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slider
linear motion
pair
guide device
strain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019105615A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7255367B2 (ja
Inventor
恵介 松村
Keisuke Matsumura
恵介 松村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=73647887&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2020197296(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP2019105615A priority Critical patent/JP7255367B2/ja
Publication of JP2020197296A publication Critical patent/JP2020197296A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7255367B2 publication Critical patent/JP7255367B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)

Abstract

【課題】スライダに作用しているモーメント荷重の方向を適切に判別することができる直動案内装置を提供する。【解決手段】直動案内装置10は、案内レールと、スライダと、複数の転動体と、を備える。スライダは、案内レールの幅方向の両側に配置された一対の袖部と、一対の袖部を連結する基部と、を有するスライダ本体を備え、案内レールの長手方向に移動可能である。一対の袖部には、スライダの長手方向における中心線に対して対称に一対のひずみセンサがそれぞれ配置されており、一方の袖部に配置された一対のひずみセンサと、他方の袖部に配置された一対のひずみセンサとは、スライダの幅方向における中心線に対して対称に配置されている。【選択図】 図1

Description

本発明は、直動案内装置に関する。
設備に直動案内装置を取付けたときに、取付誤差などが原因で意図しない大きなモーメント荷重が作用し、早期故障に結びつく場合があった。これを避けるため、直動案内装置のスライダに作用する加重の方向を検出する需要があった。
従来、直動案内装置のスライダに作用する荷重の方向を検出する技術として、例えば特許文献1に記載の技術がある。この技術は、スライダ本体の袖部に、圧縮ひずみ検出用センサと引張ひずみ検出用センサとを設置して、外部荷重の方向を判別する技術である。具体的には、引張ひずみ検出用センサを、スライダに荷重が作用した場合に袖部の外側面に形成される膨らみ部に設け、圧縮ひずみ検出用センサを、上記膨らみ部の上方に形成される凹み部に設ける。そして、各センサのひずみ検出値の比率を用いて、圧縮方向、引張方向、ローリング方向の荷重を判別する。
特許第4435104号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術にあっては、ピッチング方向やヨーイング方向に作用する荷重については判別することができない。
そこで、本発明は、スライダに作用しているモーメント荷重の方向を適切に判別することができる直動案内装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一つの態様の直動案内装置は、案内レールと、スライダと、複数の転動体と、を備える直動案内装置であって、前記スライダは、前記案内レールの幅方向の両側に配置された一対の袖部と、前記一対の袖部を連結する基部と、を有するスライダ本体を備え、前記案内レールの長手方向に移動可能であり、前記一対の袖部には、前記スライダの前記長手方向における中心線に対して対称に一対のひずみセンサがそれぞれ配置されており、一方の前記袖部に配置された前記一対のひずみセンサと、他方の前記袖部に配置された前記一対のひずみセンサとは、前記スライダの前記幅方向における中心線に対して対称に配置されている。
このように、長手方向および幅方向の中心を対称にひずみセンサが配置されているため、これらのひずみセンサの検出値を用いて、スライダに作用しているモーメント荷重の方向を適切に判別することができる。
また、上記の直動案内装置において、前記ひずみセンサの検出値を比較し、前記スライダに作用しているモーメント荷重の方向を判別する判別部をさらに備えてもよい。このように、長手方向および幅方向の中心を対称に配置されたひずみセンサの検出値を比較することで、容易にスライダに作用しているモーメント荷重の方向を判別することができる。したがって、例えば設備への取付時に、意図せずスライダに対してモーメント荷重が作用した場合などには、当該モーメント荷重の方向を判別し、取付誤差を検知することができる。
さらに、上記の直動案内装置において、前記判別部は、前記スライダに作用しているモーメント荷重の方向が、前記長手方向の軸回りのローリング方向、前記幅方向の軸回りのピッチング方向、および前記長手方向と前記幅方向とに直交する前記案内レールの厚さ方向の軸回りのヨーイング方向のうちいずれであるかを判別することができる。このように、スライダに作用しうるモーメント荷重の方向を適切に判別することができる。
また、上記の直動案内装置において、前記判別部は、前記ひずみセンサの検出値に基づいて、前記モーメント荷重の大きさを判別するようにしてもよい。この場合、例えば設備への取付時に、意図せずスライダに対してモーメント荷重が作用した場合には、当該モーメント荷重の方向と大きさを判別し、取付誤差を適切に検知することができる。
さらにまた、上記の直動案内装置において、前記ひずみセンサは、前記袖部の前記幅方向における外側面に配置されていてもよい。この場合、ひずみセンサの設置が容易となる。
また、上記の直動案内装置において、前記ひずみセンサは、いずれも検出方向を一様とすることができる。これにより、スライダに作用しているモーメント荷重によって生じるひずみを適切に検出し、当該モーメント荷重の方向を適切に判別することができる。
さらに、上記の直動案内装置において、前記ひずみセンサは、小型チップにセンサ素子とアンプを含む回路とを集積したMEMSひずみセンサであり、無線通信機能を有した機器と組み合わせてもよい。この場合、検出装置システムを簡略化でき、配線等が困難な狭い空間にもひずみセンサを配置できる。また、直動案内装置の繰返し移動による断線の問題を解決することも可能である。
本発明の一つの態様によれば、スライダに作用しているモーメント荷重の方向を適切に判別することができる。
図1は、本実施形態における直動案内装置の正面図であって、右側半分は、断面図である。 図2は、本実施形態における直動案内装置の側面図である。 図3は、本実施形態における直動案内装置の平面図である。 図4は、ローリング方向の荷重が作用した場合の説明図である。 図5は、ピッチング方向の荷重が作用した場合の説明図である。 図6は、ヨーイング方向の荷重が作用した場合の説明図である。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態について説明する。
なお、本発明の範囲は、以下の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。
図1は、本実施形態における直動案内装置10の正面図である。図1において、右半分は、直動案内装置10をXZ平面で切断した場合の断面図である。図2は、本実施形態における直動案内装置10の側面図である。図3は、本実施形態における直動案内装置10の平面図である。
直動案内装置10は、案内レール1と、スライダ2と、複数の転動体(ボール)3と、を備える。スライダ2は、Y方向に一直線状に延びる断面形状略矩形の案内レール1の上に、案内レール1の長手方向(Y方向)に沿って移動可能に組み付けられている。
なお、以降の説明で参照する各図において、互いに直交するXYZ直交座標系のX軸方向は案内レール1及びスライダ2の幅方向、Y軸方向は案内レール1及びスライダ2の長手方向、Z軸方向は案内レール1及びスライダ2の厚さ方向である。
案内レール1は、ボール3の軌道面11を二対四列有する。軌道面11は、案内レール1の幅方向の両側面1aと、各側面1aと上面1bとの角部とに形成され、案内レール1の長手方向に延びている。また、案内レール1の側面1aに形成された軌道面11には、ワイヤー状の保持器31を配置するための溝13が形成されている。
スライダ2は、案内レール1の幅方向の両側に配置された一対の袖部(脚部)2Aと、案内レール1の上面1b側に配置されて一対の袖部2Aを連結する基部(胴部)2Bと、を有するスライダ本体201を備える。そして、スライダ2は、両袖部2Aの間に案内レール1を挟み、スライダ2の内側面(袖部2Aの内側面)2aが、案内レール1の側面1aと対向配置されるように、案内レール1に移動可能に取り付けられている。スライダ2は、案内レール1の長手方向を移動方向として移動することができる。
スライダ2は、移動方向(案内レール1の長手方向)に沿って、スライダ本体201、一対のエンドキャップ202、および一対のサイドシール203を備える。
具体的には、エンドキャップ202は、スライダ本体201の移動方向における両端部に着脱可能に取り付けられている。また、サイドシール203は、エンドキャップ202の移動方向における外端面に装着されている。サイドシール203は、案内シール1とスライダ2との間の移動方向における端面側の隙間を密封する。スライダ本体201は、例えば金属により構成することができる。また、エンドキャップ202は、例えば樹脂材料の成形品により構成することができる。
スライダ本体201の両内側面2aには、案内レール1の軌道面11と対向する軌道面21が形成されている。これらの軌道面11、21によって、ボール3の転動通路が形成される。また、スライダ本体201には、袖部2Aの軌道面21よりも幅方向外側に、移動方向に延びる戻し通路22が形成されている。
エンドキャップ202のスライダ本体201との当接面には、断面形状円形で円弧状に湾曲する方向転換路(不図示)が形成されている。このエンドキャップ202をねじ等の締結部材によりスライダ本体201に取り付けると、方向転換路によって上記のボール3の転動通路と戻し通路22とが連通される。ボール3は、上記の転動通路、戻し通路22および方向転換路からなる循環経路内に配置される。
このとき、案内レール1の側面1aの軌道面11により形成される転動通路に配置されたボール3は、保持器31により回転自在に保持される。また、案内レール1の角部の軌道面11により形成され転動通路道に配置されたボール3は、スライダ2に取り付けられた保持器32により回転自在に保持される。
この直動案内装置10では、循環経路を循環するボール3を介して、スライダ2が案内レール1の長手方向に沿って直線移動する。
なお、転動体3の種類はボールに限定されるものではなく、例えば、ころ(円筒ころ等)であってもよい。また、案内レール1およびスライダ2が備える軌道面11、21の数は、片側二列に限定されるものではなく、例えば、片側一列や片側三列以上であってもよい。
本実施形態における直動案内装置10は、スライダ本体201の袖部2Aの幅方向における外側面2bに配置されたひずみセンサ41〜44を備える。具体的には、一対の袖部2Aに、それぞれスライダ2の移動方向(案内レール1の長手方向)における中心線52に対して対称に一対のひずみセンサ(41と43、42と44)が配置されている。そして、一方の袖部2Aに配置された一対のひずみセンサ41、43と、他方の袖部2Aに配置された一対のひずみセンサ42、44とは、スライダ2の幅方向(案内レール1の幅方向)における中心線51に対して対称に配置されている。
ひずみセンサ41〜44のZ方向における配置位置は、例えばスライダ本体201の袖部2AのZ方向中央位置とすることができる。また、ひずみセンサ41〜44のY方向における配置位置は、例えばスライダ本体201の袖部2AのY方向両端位置とすることができる。
このように、ひずみセンサ41〜44は、スライダ2の長手方向(Y方向)および幅方向(X方向)の中心を対称に袖部2Aに配置されている。また、ひずみセンサ41〜44は、いずれも検出方向が一様に取り付けられている。
ひずみセンサ41〜44により検出された検出値(ひずみ量)は、判別部50(図3参照)に入力される。ここで、判別部50は、直動案内装置10が取り付けられた装置が備えていてもよいし、外部装置が備えていてもよい。
また、ひずみセンサ41〜44は、小型チップにセンサ素子とアンプなどの回路を集積したMEMS(Micro-Electrical-Mechanical Systems)ひずみセンサとすることができ、検出装置システムを簡略化することができる。この場合、ひずみセンサ41〜44は、それぞれセンサ信号を増幅し、デジタル信号に変換して、無線通信により検出値を判別部50に送信する。無線通信機能を有した機器を活用すれば、配線等が困難な狭い空間にも対応可能であり、直動案内装置の繰返し移動による断線の問題も解決することが可能である。この無線通信機能を有した機器を判断部50としてもよい。
なお、ひずみセンサ41〜44から判別部50への検出値の送信は、有線通信により行ってもよい。
判別部50は、ひずみセンサ41〜44の検出値を比較することで、スライダ2に作用しているモーメント荷重の方向を判別する。
スライダ2に対して作用するモーメント荷重としては、ローリング方向の荷重、ピッチング方向の荷重、ヨーイング方向の荷重がある。判別部50は、スライダ2に作用している荷重の方向が、上記のうちのいずれであるかを判別することができる。
ローリング方向の荷重は、図4に示すように、Y軸(長手方向の軸)回りの回転モーメントP1である。図4に示すように、スライダ2にY軸回りの回転モーメントP1が作用した場合、幅方向の中心を対称に配置された一方のひずみセンサ41と43とが同等の検出値を示し、他方のひずみセンサ42と44とが同等の検出値を示す。また、ひずみセンサ41(43)とひずみセンサ42(44)とが異なる検出値を示す。
したがって、判別部50は、ひずみセンサ41〜44の検出値を比較することで、スライダ2に作用している荷重の方向がローリング方向であることを判別することができる。
ピッチング方向の荷重は、図5に示すように、X軸(幅方向の軸)回りの回転モーメントP2である。図5に示すように、スライダ2にX軸回りの回転モーメントP2が作用した場合、長手方向の中心を対称に配置された一方のひずみセンサ41と42とが同等の検出値を示し、他方のひずみセンサ43と44とが同等の検出値を示す。また、ひずみセンサ41(42)とひずみセンサ43(44)とが異なる検出値を示す。
したがって、判別部50は、ひずみセンサ41〜44の検出値を比較することで、スライダ2に作用している荷重の方向がピッチング方向であることを判別することができる。
ヨーイング方向の荷重は、図6に示すように、Z軸(長手方向と幅方向とに直交する、厚さ方向の軸)回りの回転モーメントP3である。図6に示すように、スライダ2にZ軸回りの回転モーメントP3が作用した場合、ひずみセンサ41と44とが同等の検出値を示し、ひずみセンサ42と43とが同等の検出値を示す。また、ひずみセンサ41(44)とひずみセンサ42(43)とが異なる検出値を示す。
したがって、判別部50は、ひずみセンサ41〜44の検出値を比較することで、スライダ2に作用している荷重の方向がヨーイング方向であることを判別することができる。
さらに、判別部50は、ひずみセンサ41〜44の検出値に基づいて、スライダ2に実際に作用しているモーメント荷重の大きさを判別することもできる。例えば、予めひずみ量とモーメント荷重との関係をデータベース化しておき、判別部50は、ひずみセンサ41〜44の検出値の大きさをもとに、上記データベース(テーブル)を参照してスライダ2に作用しているモーメント荷重の大きさを判別する。
以上説明したように、本実施形態の直動案内装置10において、スライダ本体201の袖部2Aには、長手方向および幅方向の中心を対称にひずみセンサ41〜44が配置されている。そのため、これらのひずみセンサ41〜44の検出値を用いて、スライダ2に作用しているモーメント荷重の方向を適切に判別することができる。
ここで、ひずみセンサ41〜44は、袖部2Aの幅方向における外側面2bに配置することができる。この場合、ひずみセンサ41〜44を容易に設置することができる。さらに、ひずみセンサ41〜44は、いずれも一様に取り付けられている。したがって、スライダ2に作用している荷重によって生じるひずみを適切に検出し、当該荷重の方向を適切に判別することができる。
判別部50は、ひずみセンサ41〜44の検出値をそれぞれ取得し、取得した検出値の大きさをそれぞれ比較することで、スライダ2に作用している外部荷重の方向を判別することができる。このように、比較的容易に外部荷重の方向を判別することができる。
また、判別部50は、ひずみセンサ41〜44の検出値に基づいて、スライダ2に作用している荷重の大きさを判別することもできる。この場合、上述したように、ひずみ量と荷重との関係を示すデータベース(テーブル)を用いることで、容易に外部荷重の大きさを判別することができる。
さらに、判別部50は、ローリング方向、ピッチング方向、ヨーイング方向といった、スライダ2に作用しうるモーメント荷重の方向を適切に判別することができる。
したがって、上記の判別結果を用いることで、設備への取付時に発生する取付誤差を検知し、早期故障を予防することができる。特に、取付時に意図せずして大きなモーメント荷重が発生するような場合には非常に有効であり、適切に早期故障を予防することができる。
設備においてスライダは底部に設置されることが多いため、一般にセンサの配線やアンプの設置が困難である。しかしながら、小型チップにセンサ素子とアンプなどの回路とを集積したMEMSセンサに無線通信機能を有した機器を組み合わせることで、配線等が困難な狭い空間にもひずみセンサを配置することができ、検出値を適切に取得することができる。
さらに、スライダ本体201の袖部2Aにひずみセンサ41〜44を直接設置することができるので、ひずみ量を検出するために、例えば弾性体等の部材を別途設置する必要がなく、装置のサイズアップやコストアップを抑制することができる。
(変形例)
なお、上記実施形態においては、直動案内装置10が4つのひずみセンサ41〜44を備える場合について説明したが、センサの数は上記に限定されない。センサ配置の対称性をくずさない限りでは、必要に応じてセンサの数を増やしてもよいし、逆に、必要な判別機能に合わせて、センサの数を減らしてもよい。
さらに、上記実施形態においては、ひずみセンサが袖部2Aの外側面2bに配置されている場合について説明したが、センサ配置の対称性を保てれば、袖部2Aの内側面2aなど別の場所に配置してもよい。また、ひずみセンサは、外付けでも内蔵でもどちらでも構わない。
1…案内レール、2…スライダ、2A…袖部、2B…基部、2a…内側面、2b…外側面、3…転動体、10…直動案内装置、41〜44…ひずみセンサ、201…スライダ本体、202…エンドキャップ、203…サイドシール

Claims (7)

  1. 案内レールと、スライダと、複数の転動体と、を備える直動案内装置であって、
    前記スライダは、前記案内レールの幅方向の両側に配置された一対の袖部と、前記一対の袖部を連結する基部と、を有するスライダ本体を備え、前記案内レールの長手方向に移動可能であり、
    前記一対の袖部には、前記スライダの前記長手方向における中心線に対して対称に一対のひずみセンサがそれぞれ配置されており、
    一方の前記袖部に配置された前記一対のひずみセンサと、他方の前記袖部に配置された前記一対のひずみセンサとは、前記スライダの前記幅方向における中心線に対して対称に配置されていることを特徴とする直動案内装置。
  2. 前記ひずみセンサの検出値を比較し、前記スライダに作用しているモーメント荷重の方向を判別する判別部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の直動案内装置。
  3. 前記判別部は、
    前記スライダに作用しているモーメント荷重の方向が、
    前記長手方向の軸回りのローリング方向、前記幅方向の軸回りのピッチング方向、および前記長手方向と前記幅方向とに直交する厚さ方向の軸回りのヨーイング方向のうちいずれであるかを判別することを特徴とする請求項2に記載の直動案内装置。
  4. 前記判別部は、
    前記ひずみセンサの検出値に基づいて、前記モーメント荷重の大きさを判別することを特徴とする請求項2または3に記載の直動案内装置。
  5. 前記ひずみセンサは、前記袖部の前記幅方向における外側面に配置されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の直動案内装置。
  6. 前記ひずみセンサは、いずれも検出方向が一様であることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の直動案内装置。
  7. 前記ひずみセンサは、小型チップにセンサ素子とアンプを含む回路とを集積したMEMSひずみセンサであり、無線通信機能を有した機器と組み合わせることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の直動案内装置。
JP2019105615A 2019-06-05 2019-06-05 直動案内装置 Active JP7255367B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019105615A JP7255367B2 (ja) 2019-06-05 2019-06-05 直動案内装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019105615A JP7255367B2 (ja) 2019-06-05 2019-06-05 直動案内装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020197296A true JP2020197296A (ja) 2020-12-10
JP7255367B2 JP7255367B2 (ja) 2023-04-11

Family

ID=73647887

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019105615A Active JP7255367B2 (ja) 2019-06-05 2019-06-05 直動案内装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7255367B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4007252A1 (en) 2020-11-27 2022-06-01 Seiko Epson Corporation Printing apparatus and printing method

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009506737A (ja) * 2005-08-23 2009-02-12 エス.エヌ.エール.ルールマン 独立した能動部材に電力を供給する方法及びアセンブリ
JP2017129519A (ja) * 2016-01-22 2017-07-27 Thk株式会社 運動案内装置の荷重計測システム及び荷重計測方法、並びに運動案内装置の寿命算出方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009506737A (ja) * 2005-08-23 2009-02-12 エス.エヌ.エール.ルールマン 独立した能動部材に電力を供給する方法及びアセンブリ
JP2017129519A (ja) * 2016-01-22 2017-07-27 Thk株式会社 運動案内装置の荷重計測システム及び荷重計測方法、並びに運動案内装置の寿命算出方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4007252A1 (en) 2020-11-27 2022-06-01 Seiko Epson Corporation Printing apparatus and printing method

Also Published As

Publication number Publication date
JP7255367B2 (ja) 2023-04-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7155839B2 (en) Probe head
US9568300B2 (en) Induction type position measuring apparatus
US20180275640A1 (en) Passive compliance mechanism
JP2020197296A (ja) 直動案内装置
JP2015152026A (ja) 直動案内装置
JP2015055313A (ja) 直動案内装置
JP5371708B2 (ja) レバー位置検出装置
JP4661683B2 (ja) 直動案内装置
JP5696440B2 (ja) シール装置及びリニアガイド装置
US10770259B2 (en) Stage device and charged particle beam device
US9291482B2 (en) Linear encoder
JP2019127951A (ja) 機械要素用のセンサシステム
JP4587791B2 (ja) 位置検出装置
KR101222868B1 (ko) 힘 측정 장치
JP6398327B2 (ja) 直動案内装置
JP2008002491A (ja) サイドシール及びそれを備えた直動案内装置
JP2008002660A (ja) 直動案内装置
JP2020070876A (ja) 直動案内装置
US11542983B2 (en) Motion guide device
CN111425573B (zh) 线性传动装置
JP6276933B2 (ja) 変位センサ
KR102109631B1 (ko) 환류 이상 상황을 검출할 수 있는 리니어 가이드웨이
CN111288079B (zh) 可侦测回流异常状况的线性滑轨
JP2006316957A (ja) 直動転がり案内装置
JP2020112195A (ja) 回流の異常な状況を検知できるリニアレール

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220209

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221020

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221122

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20230111

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230215

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230228

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230313

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7255367

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150